JPH08253876A - C/c複合材料用高密着性耐酸化被覆層及びその形成方法 - Google Patents

C/c複合材料用高密着性耐酸化被覆層及びその形成方法

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JPH08253876A
JPH08253876A JP5756995A JP5756995A JPH08253876A JP H08253876 A JPH08253876 A JP H08253876A JP 5756995 A JP5756995 A JP 5756995A JP 5756995 A JP5756995 A JP 5756995A JP H08253876 A JPH08253876 A JP H08253876A
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resistant coating
coating film
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Osamu Ebato
修 江波戸
Tomoyuki Tawara
知之 田原
Kenpei Shiyu
建平 朱
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00982Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 as construction elements for space vehicles or aeroplanes

Abstract

(57)【要約】 【目的】優れた耐酸化性能を有し、繰り返し加熱を受け
ても剥離などの損傷を受けない密着性良好なるC/C複
合材料用高密着性耐酸化被覆層を提供する。 【構成】C/C複合材料を、珪素25重量%、炭化珪素
75重量%をボールミル中で6時間混合した無機混合物
中に埋没させて黒鉛坩堝の中にいれ、1600℃で28
0分反応させたところ平均膜厚30μmの炭化珪素の転
換被覆が形成された。その後、プラズマ溶射法によって
MoSi2 を転換被覆上の表面に厚さ50μm被覆し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭素繊維強化炭素(以
下C/Cとする)複合材料に関するもので、優れた耐酸
化性能を有するC/C複合材料用高密着性耐酸化被覆層
及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】C/C複合材料は、炭素繊維を補強材と
し炭素をマトリクスとした複合材料であって、耐熱性、
耐薬品性、耐摩耗性に優れ、かつ高強度、軽量な材料で
ある。そのためロケットノズルや航空機のディスクブレ
ーキなどに使用されている。しかしながら、C/C複合
材料は酸素雰囲気中では、約500℃から酸化され、そ
れ自身の持つ優れた物理的、化学的性能が低下するた
め、高温大気中での使用は極く短時間の場合を除き不可
能であった。この現象を防止するために従来から炭素材
料の耐酸化性能を高める方法について種々の検討がなさ
れてきた。それらの方法の中で、化学気相蒸着法(以下
CVDとする)によるセラミックス被覆は最も広く行わ
れている技術のひとつであり、この技術により緻密な被
覆膜を得ることができる。しかしながら、この技術では
被覆時に、基材となるC/C複合材料を1000℃前後
の温度まで加熱しなければならない場合が多く、被覆処
理完了後室温まで冷却する際に表面のセラミックス被覆
が剥離したり、割れを発生することが多かった。これ
は、C/C複合材料とセラミックス間の熱膨張率の差が
大きいことが主原因である。C/C複合材料はその熱膨
張率が炭素繊維自体の熱膨張率によって決定されてしま
い、また、C/C複合材料と同じ熱膨張率を持つセラミ
ックス被覆材料も存在しないために、CVD法によるセ
ラミックスの被覆膜を利用することは困難であった。
【0003】また、特公平2−54778号公報にはC
VD法によりセラミックス層を被覆する前に、珪素を含
む炭化珪素などのセラミックス混合粉末中にC/C複合
材料を埋没させ不活性ガス中約1600℃の温度で加熱
する拡散法によって金属珪素をC/C複合材料表面の炭
素と反応させSiC化させたSiC転換被覆を設けるこ
とによって、CVD−SiC層との密着性を高める方法
が記載されている。この拡散法によるC/C複合材料を
SiC化させる方法では、母材C/C複合材料の性状に
よって、SiC化がほとんど進行しなかたり、あるいは
著しくSiC化が内部にまでおよびC/C複合材料の材
料強度が極端に低下してしまうという問題があった。そ
のため、CVD−SiCの剥離を防止するためには、材
料状態に合わせて細かく反応条件を制御しなければなら
ず、歩留りよく密着性良好なる耐酸化被覆層を得ること
が困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術における問題点を解決し、優れた耐酸化性能を
有し、繰り返し加熱を受けても剥離などの損傷を受けな
い密着性良好なるC/C複合材料用高密着性耐酸化被覆
層及びその形成方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため、拡散法によってC/C複合材料表面
の炭素と金属珪素を反応させてSiC化させたSiC転
換被覆を設けた後に、CVD−SiCの層に代えてMo
Si2 などの金属化合物の層を設けると、高い耐酸化性
能と耐剥離性能とを兼ね備えた耐酸化被覆層が得られる
ことを知見した。本発明において転換被覆とは、上記の
ように、拡散法によってC/C複合材料表面の炭素と金
属珪素を反応させてSiC化させた被覆を指称する。
【0006】さらに、鋭意研究したところ、SiC転換
被覆の膜厚は5μm〜500μmであるときに極めて良
好なる耐酸化性能を有することをつきとめ本発明を完成
するに至った。すなわち本発明は、C/C複合材料表面
に形成した転換被覆上に、MoSi2の被覆層を有する
ことを特徴とするC/C複合材料用高密着性耐酸化被覆
層を提供するものである。この場合に、前記転換被覆の
厚さが5μm〜500μmであると好ましく、また、前
記MoSi2 の被覆層の厚さが5μm〜500μmであ
ると好適である。
【0007】上記C/C複合材料用高密着性耐酸化被覆
層は、C/C複合材料を珪素を含む混合粉末中に埋没さ
せ不活性ガス中で1600〜1800℃の温度で加熱し
て珪素をC/C複合材料表面の炭素と反応させ、炭化珪
素化させた転換被覆を設けたのち、その上にMoSi2
の被覆層を形成することによって形成することができ
る。
【0008】
【作用】以下に本発明をさらに詳細に説明する。C/C
複合材料の補強炭素繊維として、PAN系、レーヨン系
およびタールピッチ系炭素繊維を用いることができ、強
度的にPAN系のものを用いると最も優れたものが得ら
れる。例えば東邦 レーヨン製“高強度ベスファイト
(HTA)”、“高弾性ベスファイト(HM40)”等
の一般に市販されているものが使用できる。
【0009】補強繊維の形態としては長繊維フィラメン
トを数百本〜数万本束ねたロービングを一方向に引き揃
えたものおよび/または織物が使用できる。強度的に、
補強炭素繊維が50mm以上の長さであることが好まし
く、それ以下の長さでは母材C/C複合材料の強度を十
分に高くすることができない。補強繊維のバインダーと
しては、フェノール樹脂、フラン樹脂などの熱効果性物
質、ピッチのような熱可塑性物質を用いることができ
る。フェノール樹脂が焼成炭化した場合の残炭率が高
く、値段も安価であることからC/C複合材料用のマト
リクスバインダーとして最もよく使われる。
【0010】C/C複合材料の製造方法としては、ま
ず、炭素繊維にバインダーを含浸、塗布することによっ
てプリプレグシートを作り、このプリプレグを積層した
後、ホットプレスやオートクレープなどによって加熱・
加圧して樹脂を硬化させた成形体を作製する。成形体は
窒素、アルゴン等の不活性雰囲気中で焼成した後、必要
に応じて熱硬化性物質や熱可塑性物質を含浸し焼成を行
う含浸処理を所定の強度が得られるまで繰り返す。
【0011】上述のようにして得られたC/C複合材料
に、表面の炭素を拡散法によってSiC化した炭化珪素
の転換被覆を形成する。拡散法は、たとえば金属Siを
含むセラミックス粉末中にC/C複合材料を埋没させ、
1500℃〜1900℃の温度で反応させる方法、Si
Oを発生する原料粉末例えばコークスとSiO2 の等モ
ル混合物上部にC/C複合材料を置き反応を行わせる方
法などが挙げられるが必ずしもこの方法に限定されな
い。
【0012】拡散法において、反応温度が1500℃未
満では反応の進行が遅く、適当でない。好ましくは16
00℃以上である。一方反応温度が1900℃を越える
と、C/C複合材料が急速に反応し、反応層の厚さが厚
くなり、C/C複合材料の強度が著しく低下してしまう
ので不可である。従って1900℃を上限とする。さら
に好ましくは1800℃以下とするのがよい。
【0013】拡散法によって改質されるC/C複合材料
表層部の転換被覆は薄くむらなく形成しているのがよ
く、その厚さは5μm〜500μmに限定される。5μ
m未満では優れた耐酸化性能を得ることができない。よ
り好ましくは10μm以上とする。逆に500μmを越
えた場合、改質層である転換被覆の劣化に伴う割れが生
じやすくなり、熱サイクル負荷時に被膜の破壊が生じや
すくなるため好ましくない。さらに好適には200μm
以下とするのがよい。
【0014】以上により得られた、転換被覆を有した耐
酸化性C/C複合材料は少なくとも1300℃の耐酸化
性を示し、さらにその強度は基部となるC/C複合材料
とほぼ同等のものとなる。ここで、さらに前述の耐酸化
性C/C複合材料に、より優れた耐酸化性能を付与する
場合は、拡散法により得られた炭化珪素改質層の上にプ
ラズマ溶射法によってMoSi2 の被覆層を設ける必要
がある。すなわち拡散反応により得られる炭化珪素改質
層は多孔質であり熱衝撃に起因する繊細な亀裂が多数存
在しているため十分な耐酸化性を示さない。
【0015】MoSi2 の溶射層はCVDで形成したS
iCよりも亀裂が発生しにくく、すぐれた性能を有しプ
ラズマ溶射により厚膜に形成することが容易である。ま
た、前記拡散法による転換被覆との密着性がすぐれてい
る。プラズマ溶射法による金属、セラミックの被覆は一
般的に行われており、炭化珪素改質層の上部にプラズマ
溶射法によってMoSi2 の被覆を施すことによって、
繊細な亀裂を封止でき、耐酸化性能が格段に向上する。
【0016】プラズマ溶射法によって被覆されるMoS
2 の厚さは5μm〜500μmに限定される。5μm
未満では酸素拡散バリアとしての機能を十分に果たさず
優れた耐酸化性能を得ることができない。好ましくは2
0μm以上とするのがよい。最も適切なのは30μm以
上、例えば50μm程度である。逆に、500μmを越
えた場合、膜厚が厚過ぎるために熱応力が大きくなり、
皮膜の剥離、割れが発生しやすくなるので好ましくな
い。さらに好適には200μmを上限とする。
【0017】以上により得られたC/C複合材料用高密
着性耐酸化被覆層は、耐酸化性に優れ、かつ、母材C/
C複合材料との密着性が良好で繰り返し加熱を受けても
剥離を生じることがないため、特に航空・宇宙の熱防護
材などの使用環境の厳しい部位に適応することができ
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の実施例のC/C複合材料用高
密着性耐酸化被覆層の模式的断面図である。C/C複合
材料2の上に、転換被覆3が設けられており、その上に
プラズマ溶射法によってMoSi2 層4を設けたもので
ある。以下、本発明を実施例及び比較例に基づき具体的
に説明する。
【0019】〔実施例1〕フェノール樹脂(住友ベーク
ライト(株)製“PR−50273”)を不揮発成分が
28重量%となるようにアセトンに溶解希釈した後、炭
素繊維織布(東邦レーヨン(株)製、“高強度ベスファ
イト”#3121)に含浸した。オーブン中で80度3
0分間、100度30分間乾燥し、樹脂目付け量35重
量%の炭素繊維シートを得た。このシートを6枚積層し
て、ホットプレスにより10kg/cm2 の圧力下で1
50度60分間加熱加圧成形し炭素繊維強化プラスチッ
ク板を得た。次にArガス雰囲気中で10℃毎分の昇温
速度にて2000℃まで加熱して厚さ約2mmの材料を
得た。
【0020】この材料に緻密化処理としてフラン樹脂含
浸を真空中で4時間行った後、更に10kg/cm2
圧力のもとで4時間行い、これをオーブン中100℃で
15時間加熱してフラン樹脂を硬化した後、先の処理と
同様にArガス雰囲気中で2000℃まで加熱した。こ
の緻密化処理を密度が1.55mg/cm3 になるまで
繰り返し、C/C複合材料を作製した。
【0021】このC/C複合材料を30mm×50mm
のサイズに切り出し、珪素(粒径10μm以下、純度9
9.9%、高純度科学(株)製)25重量%、炭化珪素
(平均粒径10μm以下、純度99.8%、昭和電工
(株)製)75重量%をボールミル中で6時間混合した
無機混合物中に埋没させるようにして黒鉛坩堝の中にい
れた。アルゴン流量10リットル/分流通下1600℃
で280分反応させたところ平均膜厚30μmの炭化珪
素の改質層である転換被覆がC/C複合材料表面に形成
された。しかるのちに、プラズマ溶射法によってMoS
2 を転換被覆上の表面に厚さ50μm被覆した。
【0022】試料を1000℃及び1400℃に加熱さ
れた大気炉内に導入し、60分経過後取り出す加熱試験
を行った。耐剥離性は何れも良好で、重量減少はそれぞ
れ、0.8%、0.2%/回であり、冷却時の熱衝撃を
受けても当該材料の被覆層に亀裂の発生はなかった。 〔比較例1〕実施例1のプラズマ溶射法によるMoSi
2 を行わなかったほかは全く同様にして、試料を作成し
1000℃、1400℃で酸化試験を行ったところ、耐
剥離性は良好であったが、重量減少率はそれぞれ62.
5%、70.7%/回であり、材料のほとんどが酸化に
よって消失してしまった。
【0023】〔比較例2〕実施例1のプラズマ溶射法に
よるMoSi2 にかえて、四塩化珪素、メタン、水素、
アルゴン混合ガスを、約1300℃に加熱された炉内に
導入するCVD法にて炭化珪素を100μm被覆しC/
C複合材料に耐酸化性能を付与し、1000℃、140
0℃酸化試験を行ったところ、耐剥離性は良好であった
が、重量減少はそれぞれ15.0%、0.9%であっ
た。
【0024】〔比較例3〕実施例1の拡散法による炭化
珪素改質層である転換被覆を形成させずに、またプラズ
マ溶射法によるMoSi2 の被覆を行わずに、CVD法
にて炭化珪素を100μm被覆しC/C複合材料に耐酸
化性能を付与し、1000℃、1400℃酸化試験を行
ったところ、炭化珪素が剥離し、試料はほとんど酸化に
よって消失した。
【0025】〔比較例4〕実施例1のMoSi2 の代り
にMoを10μm被覆したほかは全く同様に試料を作成
し1000℃、1400℃で酸化試験を行った。耐剥離
性は良好であったが、重量減少率はそれぞれ5%、2.
1%/回であった。 〔比較例5〕実施例1のMoSi2 の代りにWを15μ
m被覆したほかは全く同様に試料を作成し1000℃、
1400℃で酸化試験を行った。耐剥離性は良好であっ
たが、重量減少率はそれぞれ7.5%、3.2%/回で
あった。
【0026】
【発明の効果】本発明のC/C複合材料用高密着性耐酸
化被覆層は、母材C/C複合材料との密着性が良好で、
かつ、優れた耐酸化性能を有している。そのため本発明
の耐酸化被覆層を施したC/C複合材料は、航空・宇宙
用との特に耐熱性、耐熱衝撃特性が要求される部材に適
応できる材料となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の被覆層の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 C/C複合材料被覆層 2 C/C複合
材料 3 転換被覆 4 MoSi2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C/C複合材料表面に形成した転換被覆
    上に、MoSi2 の被覆層を有することを特徴とするC
    /C複合材料用高密着性耐酸化被覆層。
  2. 【請求項2】 前記転換被覆の厚さが5μm〜500μ
    mであることを特徴とする請求項1記載のC/C複合材
    料用高密着性耐酸化被覆層。
  3. 【請求項3】 前記MoSi2 の被覆層の厚さが5μm
    〜500μmであることを特徴とする請求項1記載のC
    /C複合材料用高密着性耐酸化被覆層。
  4. 【請求項4】 C/C複合材料を珪素を含む混合粉末中
    に埋没させ不活性ガス中で1500〜1900℃の温度
    で加熱して珪素をC/C複合材料の表面の炭素と反応さ
    せ炭化珪素化させた転換被覆を設けたのち、その上にM
    oSi2 の被覆層を形成することを特徴とするC/C複
    合材料用高密着性耐酸化被覆層の形成方法。
JP5756995A 1995-03-16 1995-03-16 C/c複合材料用高密着性耐酸化被覆層及びその形成方法 Withdrawn JPH08253876A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0913373A3 (de) * 1997-10-22 1999-08-04 DORNIER GmbH Mit Kohlefasern verstärkter Keramikverbundwerkstoff
CN107043926A (zh) * 2016-02-09 2017-08-15 丰田自动车株式会社 等离子体化学气相生长装置
CN110373628A (zh) * 2019-08-26 2019-10-25 西北有色金属研究院 一种难熔金属表面原位反应自生高温扩散障及其制备方法

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Effective date: 20020604