JP2976369B2 - 耐酸化性炭素繊維強化炭素複合材料 - Google Patents

耐酸化性炭素繊維強化炭素複合材料

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JP2976369B2 JP8011757A JP1175796A JP2976369B2 JP 2976369 B2 JP2976369 B2 JP 2976369B2 JP 8011757 A JP8011757 A JP 8011757A JP 1175796 A JP1175796 A JP 1175796A JP 2976369 B2 JP2976369 B2 JP 2976369B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐酸化被覆炭素繊
維強化炭素複合材料に関し、さらに詳述すれば宇宙飛行
機等の構造材、タービンブレードおよび原子炉用部材
等、高温酸化雰囲気において繰り返し使用に耐える材料
を提供するための炭素複合材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭素繊維強化炭素複合材料(以下C/C
と記すことがある)は、一般に酸化性雰囲気下では50
0℃程度から酸化され、それ自身のもつ優れた物理的、
化学的性質が低下するため、高温大気中での使用はごく
短時間の場合を除き不可能であった。この現象を防止す
るため、従来から炭素繊維強化炭素複合材料の耐酸化処
理方法について種々の検討がなされてきた。
【0003】それらの方法の中で、気相化学蒸着法(以
下CVDと記すことがある)による炭素繊維強化炭素複
合材料基材へのセラミックス被覆は最も一般的な方法の
一つであり、この方法により緻密な膜を得ることができ
る。この方法によれば、SiC,TiC,HfC,Ta
C等の炭化物、Si2 4 ,TiN,BN,ZrN等の
窒化物、Al2 3 ,ZrO2 等の酸化物、その他硼化
物等の被覆を行うことができる。一般にこの方法では蒸
着温度が1000℃前後となるため、基材の冷却時に表
面のセラミックス被膜が剥離したり、クラックの発生を
引き起こすことが多い。これは、基材と析出させるセラ
ミックス間の熱膨張率の差が大きいことが原因であり、
基材の膨張率を析出させるセラミックスと同程度にする
ことにより解決することができる。そこで、基材とセラ
ミックスの接着性を向上させるため、基材の表面を拡散
法によりセラミックスに転化し、次いで化学蒸着法によ
り被覆する方法がとられている。
【0004】CVD被覆セラミックスのうち、炭化珪
素、窒化珪素は、耐熱・耐酸化性に優れているため、炭
素繊維強化炭素複合材料の耐酸化被覆として広く使用さ
れている。しかし、宇宙機のノーズコーン、リーディン
グエッジ等のように、1400〜1700℃の高温で1
〜4000Paの減圧環境下に暴露される場合、炭化珪
素、窒化珪素は、活性(active)酸化によりSiOガス
となって消耗する。active酸化を防止する方法として、
従来は炭化珪素被膜上に珪素を含まない化合物または金
属を中間層として被覆し、最外層に酸化物を被覆する方
法が考案され、特開平2-106337号、特開平4-285068号の
ように中間層にHfC,TaC,ZrC,W2 C,Nb
C,ThC,ZrB2 ,HfB2 ,BN,HfN,Zr
N,AlN,Pt,Ir,Os,Rh,Ru,最外層の
酸化物にThO2 ,ZrO2 ,HfO2 ,La2 3
2 3 を被覆する方法や最外層に酸化物のSiO2
ガラスを被覆する方法が開示されている。しかし、これ
らは被覆層の酸化やSiO2系ガラスと炭化珪素の反応
によりライフタイムが短く実用性に欠ける。また、acti
ve酸化防止膜として金属被覆も考案されているが、単独
の金属を使用する場合は、炭化珪素の侵食や被覆金属自
身の酸化が問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、炭素繊維強
化炭素複合材料の耐酸化バリアである炭化珪素または窒
化珪素層のactive酸化を防止する高融点金属珪化物と1
400℃以下で溶融する珪素合金の混合物で最外層を被
覆した、耐久性に優れる耐熱・耐酸化性炭素繊維強化炭
素複合材料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭化珪素との
化学的相互作用が極めて小さく耐熱・耐酸化性に優れた
高融点金属珪化物と、炭化珪素および高融点金属珪化物
と化学的相互作用が極めて小さく使用温度で液相を形成
する金属珪素を組み合わせて表面被覆することにより、
高融点金属珪化物層に存在する下地炭化珪素との熱膨張
率差に起因したクラックや気孔に使用温度で液相を形成
する金属珪素が速やかに浸透して自己治癒効果のある緻
密膜を形成することで、主たる耐酸化バリアである炭化
珪素のactive酸化を有効に防止することができることを
知見し本発明に至った。高融点金属珪化物の融点は宇宙
機材の予想到達温度である1700℃よりも高温である
ことが必要で、融点が1700℃以下であると溶融した
金属珪化物が空気流により飛散し消耗してしまう。液相
の金属珪素は高融点金属珪化物層を自己治癒効果により
緻密化させるとともに、高融点金属珪化物と酸素の接触
を遮断し高融点金属珪化物層も酸化から保護するため、
従来の非酸化物の被覆に比べてライフタイムを著しく長
くさせる効果がある。また金属珪素に融点以下で液相を
形成するAl,Sn,Au等の合金元素を混合すること
で1400℃以下の酸化領域においても耐酸化性能が発
揮される。
【0007】すなわち、本発明は、拡散法により基材と
なる炭素繊維強化炭素複合材料の表面を炭化珪素層に転
化したのち、気相化学蒸着法により炭化珪素層を形成さ
せた炭化珪素被覆炭素繊維強化炭素複合材料に、融点が
1700℃以上の高融点金属珪化物と1400℃以下で
溶融する珪素合金の混合物を被覆してなることを特徴と
する耐熱・耐酸化性炭素繊維強化炭素複合材料を提供す
るものである。
【0008】以下に本発明をさらに詳細に説明する。始
めに、本発明の耐熱・耐酸化性炭素繊維強化炭素複合材
料の構成を図1に示す好適実施例により説明する。本発
明の好適材料は、図1に示すように、炭素繊維強化炭素
複合材料からなるC/C基材1上に拡散法により形成さ
れ熱応力緩和層となる多孔質のSiC層、すなわちConv
ersion−SiC層2を有し、さらにその上にCVDによ
り形成される緻密なSiC層であるCVD−SiC層3
を有する。最外層には高融点金属珪化物4と珪素合金5
との混合物被覆層を設ける。
【0009】基材となる炭素繊維強化炭素複合材料を構
成する炭素繊維としては、平織り、朱子織り、綾織りな
どの二方向敷布、一方向敷布、三方向敷布、n方向配向
材、フエルト、トウ等が用いられ、バインダーとしては
フェノール樹脂、フラン樹脂等の熱硬化性樹脂、ター
ル、ピッチ等の熱可塑性樹脂を用いることができる。炭
素繊維強化炭素複合材料の製造方法としては、例えば、
前記炭素繊維をバインダーの含浸、塗布などの方法によ
りプリプレグ化し、加圧加熱して成形体とする。この成
形体は、熱処理によってバインダーを完全に硬化させ、
その後常法によって焼成し、さらに必要に応じて黒鉛化
することにより炭素繊維強化炭素複合材料とする。その
後、用途に応じて、熱硬化性物質ピッチ類などを含浸、
再炭化を行う含浸法、メタン、プロパンなどの炭化水素
ガスを熱分解して炭素を得るCVD法などにより緻密化
を繰り返し行い、さらに高強度の炭素繊維強化炭素複合
材料とすることができる。
【0010】前記材料への拡散法による炭化珪素(多孔
質SiC層)被覆としては、珪素/炭化珪素/アルミナ
=15〜50/25〜85/3〜25重量%の混合粉末
中に炭素繊維強化炭素複合材料を埋没させ、1500〜
1800℃の加熱処理により上記材料の表層をSiCに
転化させる。反応時間は所望の被覆膜厚に応じて選択す
ることができる。膜厚は、1μm以上あればよく、好ま
しくは10〜200μmがよい。この層は熱応力緩和
(Conversion)SiC層となる。
【0011】CVDによる炭化珪素(緻密化SiC)被
覆としては、例えば、原料ガスにCH3 SiCl3 ,S
iCl4 +CH4 等、キャリアガスにはH2 またはH2
+Arの混合ガス等を用いて、反応温度900〜170
0℃、反応圧力760Torr以下で前記原料ガスとキ
ャリアガスの流量比が(原料ガスの流量)/(キャリア
ガスの流量)=1/5〜10の条件で行うのが好まし
い。膜厚は、50μm以上あればよく、好ましくは10
0〜300μmがよい。
【0012】本発明においては、上記のようにして得ら
れた炭化珪素を被覆した炭素繊維強化炭素複合材料に対
して、高融点金属珪化物と珪素合金の混合物を被覆す
る。高融点金属珪化物としては、SiC(分解温度22
00℃),SiB6 (融点1850℃),WSi2 (融
点2160℃),MoSi2 (融点2020℃),Re
MoSi4 (融点2000℃)等を用いることができ、
特にMoSi2 が好ましい。融点1400℃以下の珪素
合金は、SiとAl,Au,Sn等の1種または2種以
上との合金を用いることができ、好ましくは、Si−A
l,Si−Au,Si−Snが例示される。高融点金属
珪化物と、珪素合金との混合比は、好ましくは、モル比
で1:1〜5:1とする。この被覆は高融点金属珪化物
と珪素合金の混合粉末のスラリーを塗布したあと熱処理
する方法やプラズマ溶射法等により行う。膜厚は1μm
以上あればよく、好ましくは5〜200μmがよい。ま
た先に高融点金属珪化物を被覆したあと珪素合金を被覆
する方法でも同様の効果が得られる。この金属珪化物の
被覆は、金属珪化物粉末のスラリーを塗布したあと熱処
理する方法やプラズマ溶射法等により行う。膜厚は1μ
m以上あればよく、好ましくは5〜200μmがよい。
珪素合金の被覆は、スラリーを塗布したあと減圧条件で
熱処理する方法や蒸着法等により行う。膜厚は1μm以
上あればよく、好ましくは5〜100μmがよい。
【0013】金属珪化物や珪素合金のスラリーは、これ
らの粉末を(粒径1〜20μm、ポリスチレン、ポリビ
ニルアルコール等の有機バインダーとトルエン、キシレ
ン等の有機溶媒との混合物中に添加し、撹拌する方法で
分散させて用いることができる。プラズマ溶射法や真空
蒸着法は、所定の混合比とした金属珪化物と珪素合金と
の混合物を溶射したり蒸着したりして行う。予め混合物
とせずにそれぞれの原料を別々に用いて行うこともでき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によれば、CVD炭化珪素
を被覆した炭素繊維強化炭素複合材料に高融点金属珪化
物と1400℃以下で溶融する珪素合金を被覆すること
で、大気圏再突入時等の環境下で発生する炭化珪素のac
tive酸化を有効に防止し、耐久性に優れた耐熱・耐酸化
炭素繊維強化炭素複合材料を得ることができる。
【0015】
【実施例】炭素繊維織布にフェノール樹脂を染み込ませ
たプリプレグを10枚積層し、加圧加熱成形した後、不
活性雰囲気中で焼成し、その後コールタールピッチを用
いて緻密化処理を4回行い炭素繊維強化炭素複合材料を
得た。得られた炭素繊維強化炭素複合材料を所定の寸法
に加工したあと、該炭素繊維強化炭素複合材料を組成比
が珪素/炭化珪素/アルミナ=25/75/5重量%の
混合粉末中に埋没し、不活性雰囲気下で1700℃,2
40分拡散反応させ、炭素繊維強化炭素複合材料の表面
を炭化珪素化した。この炭化珪素の膜厚は、20μmで
あった。次に、拡散法による炭化珪素被膜を施した炭素
繊維強化炭素複合材料の表面に、気相化学蒸着法により
緻密な炭化珪素被覆を施した。ガス組成はCH3SiCl3/H
2 =25/100となるようにし、ガス流量3リットル
/分、圧力30Torr、反応温度1300℃の条件で
150分間反応させた。このCVD炭化珪素の膜厚は、
100μmであった。
【0016】高融点金属珪化物と珪素合金の混合物層の
形成は、金属珪化物と珪素合金の混合粉末を有機バイン
ダーを含む有機溶媒の溶液に混合してスラリーとした。
高融点金属珪化物と珪素合金の混合比はモル比で4:1
とし、スラリーは重量比で混合粉末:有機バインダー:
有機溶媒=1:1:8とした。高融点金属珪化物にはS
iC,SiB6 ,WSi2 ,MoSi2 ,ReMoSi4 を使
用し、珪素合金にはSi−Al,Si−Sn,Si−A
u,Si−Sn−Alを使用した。珪素合金の組成はモ
ル比でSi:Al=7:3,Si:Sn=6:4,S
i:Al=8:2,Si:Sn:Al=6:3:1とし
た。有機バインダーにはポリスチレン、有機溶剤にはト
ルエンを使用した。このスラリーをCVD炭化珪素被覆
された基板上に塗布し、室温で6時間以上乾燥したあと
アルゴン雰囲気下で1400℃30分の熱処理を行っ
た。この金属珪化物と珪素合金の混合物層の膜厚は約3
0μmであった。
【0017】評価方法 上述のようにして得られた耐酸化被覆C/Cを、大気中
および減圧下の1000Pa/1700℃および10P
a/1400℃のactive酸化条件で加熱を行った。温度
履歴は、室温から設定温度までが約3分、設定温度で2
0分、設定温度から室温まで10分であった。評価は、
重量減少と表面、断面観察によりおこなった。また、比
較として炭化珪素の被覆のみのサンプルの試験を行い、
さらに10Pa/1400℃では珪素合金の代わりに金
属珪素を使用したサンプルも試験を行った。重量減少率
n は次式により求めた。 Xn =〔(Wo −Wn )/Wo 〕×100wt% Wo :サンプルの初期重量 Wn :酸化試験n回後のサンプル重量 1000Pa/1700℃の試験は、実施例では高融点
珪化物と珪素合金の混合物層に酸化による損傷が観察さ
れたが、下層のCVD−SiC層に減厚は観られなかっ
た。一方、比較例はCVD−SiCの侵食が激しく、部
分的に母材のC/Cが現れた。
【0018】 10Pa/1400℃の試験は、実施例では高融点珪化
物と珪素合金の混合物層に酸化による損傷が一部観察さ
れたが、下層のCVD−SiC層の減厚は観られなかっ
た。一方、比較例のCVD−SiCではクラックがV字
型に侵食されクラック幅が拡大した。珪素合金の代わり
に金属珪素を使用した場合は、高融点珪化物と金属珪素
の混合物層に存在するマイクロクラックを通してCVD
−SiC層の侵食が若干観察された。
【0019】
【0020】
【発明の効果】本発明の高融点金属珪化物と1400℃
以下で溶融する珪素合金の混合物のCVD炭化珪素上へ
の被覆は、active酸化の抑制効果が著しく向上する。即
ち、液相の珪素合金は高融点金属珪化物層を自己治癒効
果により緻密化させるとともに、高融点金属珪化物と酸
素の接触を遮断し高融点金属珪化物層も酸化から保護す
るため、従来の非酸化物の被覆に比べてライフタイムを
著しく長くさせる効果がある。また、1400℃以下の
酸化領域においても耐酸化性能が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の炭素繊維強化炭素複合材料の構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 C/C基材 2 Conversion−SiC層 3 CVD−SiC層 4 高融点金属珪化物 5 珪素合金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒 井 昭 仁 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工 業株式会社岐阜工場内 (56)参考文献 特開 平1−320152(JP,A) 特開 平2−74669(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 1/00 - 35/00 C04B 35/80 D06M 11/00 - 11/84

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材となる炭素繊維強化炭素複合材料の表
    面に多孔質の炭化珪素層を形成させ、次いで気相化学蒸
    着法により緻密な炭化珪素を被覆し、最外層に融点が1
    700℃以上の高融点金属珪化物と融点が1400℃以
    下の珪素合金の混合物を被覆してなることを特徴とする
    耐熱・耐酸化性炭素繊維強化炭素複合材料。
  2. 【請求項2】前記高融点金属珪化物が、C,B,Mo,
    Re,W,よりなる群から選択される1種またはそれ以
    上の金属元素の珪化物である請求項1記載の耐熱・耐酸
    化性炭素繊維強化炭素複合材料。
  3. 【請求項3】前記珪素合金が、Al,Au,Snよりな
    る群から選択される1種またはそれ以上の金属元素と珪
    素との合金であることを特徴とする耐熱・耐酸化性炭素
    繊維強化炭素複合材料。
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KR101616202B1 (ko) * 2014-11-20 2016-04-28 한밭대학교 산학협력단 초고온 내열 부품용 접합 구조체
CN105948822B (zh) * 2016-04-29 2018-06-19 航天材料及工艺研究所 一种碳化硅基复合材料表面SiC涂层的制备方法
CN115745664B (zh) * 2022-08-29 2023-05-19 陕西科技大学 碳/碳复合材料Glass-MoSi2/Y2O3-SiC复合抗氧化涂层的制备方法

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