JPH08253372A - マイクロ波加熱によるジルコニア接合装置及び接合方法 - Google Patents

マイクロ波加熱によるジルコニア接合装置及び接合方法

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JPH08253372A
JPH08253372A JP5280695A JP5280695A JPH08253372A JP H08253372 A JPH08253372 A JP H08253372A JP 5280695 A JP5280695 A JP 5280695A JP 5280695 A JP5280695 A JP 5280695A JP H08253372 A JPH08253372 A JP H08253372A
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JP
Japan
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microwave
temperature
zirconia
joint
ceramics
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Pending
Application number
JP5280695A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ikagawa
弘 五百川
Toshio Inoue
俊夫 井上
Masayasu Makihara
正泰 牧原
Tsuguhisa Itou
承央 伊藤
Yutaka Higashida
豊 東田
Tatsuya Yamada
達也 山田
Tsutomu Kadooka
勉 角岡
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FINE CERAMICS CENTER
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
FINE CERAMICS CENTER
Chubu Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジルコニアを主成分とするセラミックス同
士、あるいはジルコニアを主成分とするセラミックスと
他種のセラミックスとの二つの被接合体を、短時間で、
且つ接合部の機械的強度が母材とほぼ同じ程度に接合で
きるようにすることを目的とする。 【構成】 キャビティ2内に、ジルコニアを主成分とす
るセラミックス同士、あるいはジルコニアを主成分とす
るセラミックスと他種のセラミックスとの二つの被接合
体を配設したうえ、二つの被接合体の接合部をマグネト
ロン1からのマイクロ波により加熱して接合する際、補
助加熱源としてのマイクロ波吸収体により接合部温度が
600℃に上昇するまで急速加熱するとともに、接合部
温度が600℃以上では熱暴走を抑制しながら、温度コ
ントロ−ルするように、接合部温度をモニタ−する赤外
線放射温度計5と、マグネトロン1からの出力電力を制
御するコントロ−ラ6とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、母材と同等の強度を有
するジルコニアを主成分とするセラミックス接合体を得
るためのマイクロ波加熱によるジルコニア接合装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジルコニアを主成分とするセラミ
ックス同士を接合する場合、熱拡散接合手段が採用され
ている。この熱拡散接合手段では、中間層としてAl−
Cu合金等が用いられるが、作製された接合体の機械的
強度が、母材の機械的強度の約十分の一程度しか得られ
ない。また、中間層を挟まないセラミックス同士の接合
方法として、局所加熱の特長を利用したマイクロ波加熱
方法があり、その成功例として、アルミナ、窒化珪素、
炭化珪素の接合例が報告されているが、ジルコニアを主
成分とするセラミックス同士、あるいはジルコニアを主
成分とするセラミックスと他種のセラミックスとをマイ
クロ波加熱で接合したうえ、母材と同等の強度を有する
接合体が得られたという成功例は報告されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ジルコニアは、マイク
ロ波加熱されたときの熱衝撃抵抗が小さく、ジルコニア
を主成分とするセラミックス同士、あるいはジルコニア
を主成分とするセラミックスと他種のセラミックスとを
接合する時に、600℃付近の温度でマイクロ波吸収率
が急激に増大し、熱暴走に至るため、クラックが入った
り、溶解したりすることから、接合時の温度コントロ−
ルが難しいという問題がある。
【0004】そこで本発明では、ジルコニアを主成分と
するセラミックス同士、あるいはジルコニアを主成分と
するセラミックスと他種のセラミックスとを接合する時
に、臨界温度(約600℃)以下の温度では、補助加熱
源による加熱で接合部を急速加熱するとともに、臨界温
度(約600℃)を越える温度では熱暴走を抑制するよ
うに温度制御することにより、クラックの無い、且つ機
械的強度の高い接合が得られるようにすることを解決す
べき課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するため、キャビティ内に、ジルコニアを主成分とす
るセラミックス同士、あるいはジルコニアを主成分とす
るセラミックスと他種のセラミックスとの二つの被接合
体を配設したうえ、二つの被接合体の接合部をマイクロ
波発生器からのマイクロ波により加熱して接合するジル
コニア接合装置において、前記接合部のマイクロ波吸収
率が急激に高くなる臨界温度以下の温度でマイクロ波吸
収率が高く、前記臨界温度以上の温度でマイクロ波吸収
率が低い特性を有し、補助加熱源として前記接合部の近
傍に配設されるマイクロ波吸収体と、前記接合部の温度
を検知する温度検知手段と、その温度検知手段により検
知された接合部温度をモニタ−しながら、前記接合部が
適正な接合状態になるように前記マイクロ波発生器の出
力を制御するコントロ−ラとを備えることである。
【0006】
【作用】上記構成のマイクロ波加熱によるジルコニア接
合装置によれば、ジルコニアを主成分とするセラミック
ス同士、あるいはジルコニアを主成分とするセラミック
スと他種のセラミックスとの接合部をマイクロ波発生器
からのマイクロ波により加熱して接合する際、マイクロ
波吸収体は、臨界温度以下の温度でマイクロ波吸収率が
高く、被接合体より温度が高いため、被接合体の接合部
がマイクロ波吸収体により補助的に加熱され、速やかに
臨界温度に達する。被接合体の接合部が臨界温度に達し
たあと、熱暴走を防止するため、コントロ−ラは、温度
検知手段により検知された接合部温度をモニタ−しなが
ら、その接合部が適正な接合状態になるようにマイクロ
波発生器の出力を制御する。
【0007】また、請求項2に示すように、キャビティ
とのインピ−ダンス整合をとり、キャビティからの反射
マイクロ波電力を最少にするインピ−ダンス調整手段を
備えた場合には、マイクロ波発生器からのマイクロ波が
有効に利用され、加熱効率が向上される。
【0008】更に、請求項3によれば、ジルコニアを主
成分とするセラミックス同士、あるいはジルコニアを主
成分とするセラミックスと他種のセラミックスとの接合
部の接合進行状態をリアルタイムにモニタ−することが
できるため、接合部の確実な接合を確認することができ
る。
【0009】また、請求項4の接合方法によれば、ジル
コニアを主成分とするセラミックス同士、あるいはジル
コニアを主成分とするセラミックスと他種のセラミック
スとの接合部をマイクロ波発生器からのマイクロ波によ
り加熱して接合する際、マイクロ波吸収体は、被接合体
の接合部が速やかに臨界温度に達するように補助加熱す
るとともに、被接合体の接合部が臨界温度に達したあ
と、熱暴走を防止するため、接合部温度をモニタ−しな
がら、その接合部が適正な接合状態になるようにマイク
ロ波発生器の出力を制御する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、マイクロ波加熱によるジルコニア接
合装置の全体的な構成を示したブロック図である。図1
に示すように、マイクロ波加熱によるジルコニア接合装
置は、マイクロ波発生器としてマグネトロン1が設けら
れ、周波数が2.45GHzのマイクロ波を出力する。
尚、このマグネトロン1の最大出力は5Kwになってい
る。
【0011】一方、図2に示すように、4×5×25m
mにカットされた直方体の二つのジルコニアを主成分と
するセラミックスTP1,TP2が、支持棒B1,B2
を介して図示していないスプリング等で加圧され、接合
部を当接させた状態でマイクロ波加熱することにより、
その接合部が加熱され、接合される。尚、セラミックス
TP1,TP2はシングルモ−ド円筒型のキャビティ2
内部に配置されている。
【0012】上記のように、セラミックスTP1,TP
2の接合部がマイクロ波加熱される際、セラミックスT
P1,TP2の上、下に断熱材料H1,H2が配設され
ている。そして、断熱材料H2の内部に補助加熱源(マ
イクロ波吸収体)3が埋め込まれている。上記補助加熱
源(マイクロ波吸収体)3は、ジルコニアを主成分とす
るセラミックスTP1,TP2が、600℃以下ではマ
イクロ波の吸収率が低く、温度が上がり難いため、セラ
ミックスTP1,TP2の温度が600℃以下のとき補
助的に急速加熱するために設けられる。この補助加熱源
3は、600℃以下では、ジルコニアを主成分とするセ
ラミックスTP1,TP2よりもマイクロ波吸収率が高
く、600℃を越える温度ではマイクロ波吸収率が相対
的に低くなり、セラミックスTP1,TP2が優先的に
マイクロ波を吸収するという特性を有する材料から選択
される。
【0013】上記補助加熱源3としての材料は、炭化珪
素が適するが、この他にグラファイト、酸化鉄、LaC
1-x x 3 (x=0〜0.4、M:アルカリ土類元
素)、La1-x x CoO3 (x=0〜0.4、M:ア
ルカリ土類元素)、La1-x Srx MnO3 (x=0〜
0.4)、Ti 2 、In2-x Snx 3 (x=0〜
0.1)、SnO2 、TiO2 、LaTiO3 、LaT
2 4 、Li2 MnO4 なども用いることが可能であ
る。
【0014】図1に示すように、上記キャビティ2と前
記マグネトロン1の間には、インピ−ダンス調整用チュ
−ナ4が設けられている。このインピ−ダンス調整用チ
ュ−ナ4は、キャビティ2とのインピ−ダンス整合をと
り、キャビティ2からの反射マイクロ波電力を最少にす
ることにより、マイクロ波の加熱効率を向上させる。
【0015】上記のように、マグネトロン1からのマイ
クロ波がインピ−ダンス調整用チュ−ナ4を介してキャ
ビティ2に入射され、前述のセラミックスTP1,TP
2がマイクロ波により発熱し、加熱される際、接合部の
温度は赤外線放射温度計5によりモニタ−される。上記
赤外線放射温度計5は、前述のマグネトロン1の出力電
力を制御するコントロ−ラ6と接続されており、モニタ
−した温度対応の信号をコントロ−ラ6に出力する。
【0016】上記コントロ−ラ6は、赤外線放射温度計
5から出力されたモニタ−温度対応の信号を認識しなが
ら、所要の電力がマグネトロン1から出力されるように
マグネトロン1を制御する。
【0017】一方、前記キャビティ2内のセラミックス
TP1,TP2の接合部に対して、超音波パルスを発振
し、その反射超音波を受信することにより、接合部の接
合状態をリアルタイムに表示するための超音波送受信部
7が設けられている。そのため、この超音波送受信部7
にはディスプレイCRTが接続されている。そしてディ
スプレイCRTに、接合部の、表面映像、あるいは断層
映像を表示させることにより、接合状態が認識できるよ
うになっている。
【0018】図3は、前記コントロ−ラ6の制御による
マグネトロン1から出力される電力と、前記セラミック
スTP1,TP2の接合部温度との関係を示している。
図3に示すように、コントロ−ラ6は、最初、マグネト
ロン1から出力される電力を、ほぼ、最大(500ワッ
ト)まで上げ、前述の補助加熱源3にマイクロ波を最大
限度まで吸収させて補助加熱源3を高温に発熱させ、間
接的にセラミックスTP1,TP2の接合部を600℃
まで急速加熱させる。接合部の温度が約600℃に達す
ると、コントロ−ラ6は、マグネトロン1の出力電力を
低下させ、セラミックスTP1,TP2の熱暴走を抑制
する。そして接合部温度が急速に1250℃になるよう
にマグネトロン1の出力電力を調整する。
【0019】接合部温度が約1250℃まで上昇する
と、コントロ−ラ6は、所定時間(約10分間)、接合
部温度を約1250℃に保持し、接合部を溶解させて十
分に接合させたあと、接合部温度が、温度上昇時間と同
じような時間で温度降下するようにマグネトロン1の出
力電力を調整する。
【0020】図4は、JIS R1601に準じる4点
曲げ強度とセラミックスTP1,TP2の接合温度との
関係を示した特性図である。図4に示すように、接合温
度(表面温度)が1250℃のとき(保持時間は10
分)、接合強度が958MPaの最高値を示し、母材強
度と同等の接合体が得られた。また、接合面の欠陥は検
出されず、完全な接合状態になっていることが確認され
た。
【0021】以上のように、マイクロ波による加熱は、
局所加熱、急速加熱を得意とするとともに、内部加熱を
特徴としており、ジルコニアを主成分とするセラミック
ス接合部内部の温度は表面よりもかなり高く、局所的に
溶融点に達していると考えられるから、ろう材等中間材
を挿入しないセラミックス同士の直接接合に最適であ
る。そのため、従来の熱拡散接合などに比べて大幅な接
合時間の短縮を計ることができることから、製品の生産
性を大幅に向上させることができる。また、ジルコニア
を主成分とするセラミックスを選択的に誘電加熱するた
め、周囲の炉体は殆ど加熱されず、省エネルギ−型の接
合技術としても有望である。更に、セラミックスは、難
加工材料であるため、複雑な形状の部品は非常に高価な
ものとなっていたが、本発明により、ジルコニアを主成
分とするセラミックス同士を容易に接合することができ
るため、複雑形状部品でも容易に製造することができ
る。そのため、作業時間の短縮による接合製品の生産性
の向上や、接合部の品質の向上による接合製品の品質や
歩留りの向上にも寄与することができるという特徴があ
る。
【0022】以上の実施例では、二つのジルコニアを主
成分とするセラミックスTP1,TP2の接合について
説明したが、ジルコニアを主成分とするセラミックスと
他種のセラミックスとの接合も可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジルコニ
アを主成分とするセラミックス同士、あるいはジルコニ
アを主成分とするセラミックスと他種のセラミックスと
の接合部をマイクロ波発生器からのマイクロ波により加
熱して接合する際、マイクロ波吸収体により接合部が速
やかに臨界温度まで上昇されるとともに、接合部が臨界
温度に達したあと、熱暴走を抑制しながら、その接合部
が適正な接合状態になるように温度制御されるため、ク
ラックの無い、且つ機械的強度の高い接合が得られると
いう効果がある。また、請求項2によれば、キャビティ
とのインピ−ダンス整合をとり、キャビティからの反射
マイクロ波電力を最少にするインピ−ダンス調整手段を
備えた場合には、マイクロ波発生器からのマイクロ波の
加熱効率を向上させることができる。更に、請求項3に
よれば、ジルコニアを主成分とするセラミックス同士、
あるいはジルコニアを主成分とするセラミックスと他種
のセラミックスとの接合部の接合進行状態をリアルタイ
ムにモニタ−することができるため、接合部の確実な接
合を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体的な構成を示したブロッ
ク図である。
【図2】キャビティ内部配置図である。
【図3】マイクロ波出力と接合部の温度との関係を示し
た特性図である。
【図4】接合温度に対する機械的強度の関係を示した特
性図である。
【符号の説明】
1 マグネトロン 2 キャビティ 3 補助加熱源 4 インピ−ダンス調整用チュ−ナ 5 赤外線放射温度計 6 コントロ−ラ 7 超音波送受信部 TP1,TP2 セラミックス(被接合体) CRT ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧原 正泰 名古屋市緑区大高町字北関山20番地の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)発明者 伊藤 承央 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号 財団 法人ファインセラミックスセンタ−内 (72)発明者 東田 豊 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号 財団 法人ファインセラミックスセンタ−内 (72)発明者 山田 達也 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号 財団 法人ファインセラミックスセンタ−内 (72)発明者 角岡 勉 名古屋市熱田区六野二丁目4番1号 財団 法人ファインセラミックスセンタ−内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ内に、ジルコニアを主成分と
    するセラミックス同士、あるいはジルコニアを主成分と
    するセラミックスと他種のセラミックスとの二つの被接
    合体を配設したうえ、二つの被接合体の接合部をマイク
    ロ波発生器からのマイクロ波により加熱して接合する接
    合装置において、前記接合部のマイクロ波吸収率が急激
    に高くなる臨界温度以下の温度でマイクロ波吸収率が高
    く、前記臨界温度以上の温度でマイクロ波吸収率が低い
    特性を有し、補助加熱源として前記接合部の近傍に配設
    されるマイクロ波吸収体と、前記接合部の温度を検知す
    る温度検知手段と、その温度検知手段により検知された
    接合部温度をモニタ−しながら、前記接合部が適正な接
    合状態になるように前記マイクロ波発生器の出力を制御
    するコントロ−ラとを備えたことを特徴とするマイクロ
    波加熱によるジルコニア接合装置。
  2. 【請求項2】 キャビティとのインピ−ダンス整合をと
    り、キャビティからの反射マイクロ波電力を最少にする
    インピ−ダンス調整手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載のマイクロ波加熱によるジルコニア接合装
    置。
  3. 【請求項3】 二つの被接合体の接合部の接合状態をリ
    アルタイムに表示させる接合状態表示手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマイクロ波
    加熱によるジルコニア接合装置。
  4. 【請求項4】 キャビティ内に、ジルコニアを主成分と
    するセラミックス同士、あるいはジルコニアを主成分と
    するセラミックスと他種のセラミックスとの二つの被接
    合体を配設したうえ、二つの被接合体の接合部をマイク
    ロ波発生器からのマイクロ波により加熱して接合する
    際、前記接合部のマイクロ波吸収率が急激に高くなる臨
    界温度以下の温度でマイクロ波吸収率が高く、前記臨界
    温度以上の温度でマイクロ波吸収率が低い特性を有する
    マイクロ波吸収体を補助加熱源として前記接合部の近傍
    に配設するとともに、前記接合部の温度をモニタ−しな
    がら、前記接合部が適正な接合状態になるように前記マ
    イクロ波発生器の出力を制御することを特徴とするマイ
    クロ波加熱によるジルコニア接合方法。
JP5280695A 1995-03-13 1995-03-13 マイクロ波加熱によるジルコニア接合装置及び接合方法 Pending JPH08253372A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010182476A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Taiheiyo Cement Corp 発熱体および加熱装置
JP2011025313A (ja) * 2009-06-29 2011-02-10 National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology 電磁波照射を用いた材料の接合方法及び接合装置
JP2013014472A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Tosoh Corp 透光性セラミックス接合体及びその製造方法

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