JPH08253157A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

Info

Publication number
JPH08253157A
JPH08253157A JP6028595A JP6028595A JPH08253157A JP H08253157 A JPH08253157 A JP H08253157A JP 6028595 A JP6028595 A JP 6028595A JP 6028595 A JP6028595 A JP 6028595A JP H08253157 A JPH08253157 A JP H08253157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
torque
steering
pulse signal
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6028595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Takeuchi
鑑二 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP6028595A priority Critical patent/JPH08253157A/ja
Priority to US08/616,632 priority patent/US5828973A/en
Priority to EP96301770A priority patent/EP0732252A3/en
Publication of JPH08253157A publication Critical patent/JPH08253157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータと、アナログ回路で構
成されたトルクサーボ系とのインターフェース部分を簡
易な構成にする。 【構成】 トルクセンサ1からの操舵トルク信号に基づ
き、位相補償フィルタ2から電流検出部9に至るトルク
サーボ系によりモータアシスト制御を行う。また、マイ
クロコンピュータ20においては、中立舵角への復元補
償値を示すデューティ比の第1パルス信号と車速感応ゲ
インを示すデューティ比の第2パルス信号を出力する。
そして、トルクサーボ系においては、加算演算部3にて
第1パルス信号のデューティ比による復元補償値を操舵
トルク信号に加算する処理を行い、乗算演算部5にて第
2パルス信号のデューティ比による車速感応ゲインをア
シストトルク信号に乗算する処理を行う。このようにP
WM信号を用いることにより、そのインターフェース部
分での構成を簡易なものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動モータの駆動力
によって車両の操舵力を補助する電動パワーステアリン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリング装置においては、路
面情報を運転者に伝達するとともに、走行状態に応じて
適度な操舵反力を与えること、すなわち操舵フィーリン
グが重要である。従来、モータで直接トルクアシストす
る電動パワーステアリング装置があるが、このものでは
モータ制御法によって操舵フィーリングが決定される。
特に、トルク制御において運転者は、トルクの大きさに
対する感度は低いが、トルク変動に対しては感度が高
い。このため、僅かなトルク変動に対しても運転者は感
知するので、トルク変動の少ない制御系を構成する必要
がある。
【0003】そして、マイクロコンピュータが出現する
以前は、オペアンプを用いたアナログ回路でトルクフィ
ードバック制御が行われていた。しかし、車速感応のよ
うな非線形要素の補正、中立舵角への復元制御、故障診
断などの機能が求められたことから、近年では、マイク
ロコンピュータによって総てデジタル制御することが主
流となっている。デジタル制御は、回路を簡略化できる
長所があるが、トルクセンサの出力をあるサンプリング
周期で読み込んで演算処理して出力する離散値制御系で
あるため、制御系に時間遅れが生じて自励振動を発生し
易い欠点を持っている。
【0004】そこで、特公平1−218971号公報に
記載されているように、トルクサーボ制御をアナログ回
路で行い、車速感応などの制御パラメータの変更をマイ
クロコンピュータで行う方式が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特公平1−2
18971号公報に記載のものは、デジタル部からアナ
ログ回路に信号を伝送するためには、デコーダや複数の
ラッチ回路と、A/Dコンバータなどが必要となるし、
ゲインの可変を行う複数の乗算器も必要となる。つま
り、デジタル部からアナログ回路へのインターフェース
部が複雑となるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題に鑑みたもので、トルク
サーボ制御をアナログ回路により行い、その制御パラメ
ータをディジタル回路にて行うようにしたものにおい
て、アナログ回路とディジタル回路間のインターフェー
スを簡易な構成により行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、車両のステアリング
(12)の操舵に対しアシストトルクを発生するモータ
(13)と、前記ステアリングの操舵トルクを検出して
操舵トルク信号を出力する操舵トルク検出手段(1)
と、この出力された操舵トルク信号に基づき前記モータ
によるアシストトルクを制御するアシストトルク制御手
段(2〜9)と、前記アシストトルクを変化させるため
の制御パラメータを設定するパラメータ設定手段(2
0)とを備えた電動パワーステアリング装置において、
前記パラメータ設定手段は、前記制御パラメータを示す
デューティ比のパルス信号を作成して出力するディジタ
ル回路手段(20、S4、S6、S7)を有し、前記ア
シストトルク制御手段は、アナログ回路にて構成され、
前記出力されたパルス信号のデューティ比に基づき前記
アシストトルクを変化させる回路手段(3、5)を有す
ることを特徴としている。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電動パワーステアリング装置において、前記ディジ
タル回路手段は、少なくとも車両の操舵角に基づき中立
舵角への復元補償トルクを示すデューティ比の第1パル
ス信号を作成して出力する手段(S4、S7)を有する
ことを特徴としている。請求項3に記載の発明では、請
求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記回路手段は、前記第1パルス信号をそのデューティ
比に応じた大きさの直流信号に変換する変換回路(34
〜37)と、この変換された直流信号により前記アシス
トトルクを直流的にシフトする回路(30、32、3
3)とを有することを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれか1つに記載の電動パワーステアリング装置
において、前記ディジタル回路手段は、車両の走行速度
に応じたデューティ比の第2パルス信号を作成して出力
する手段(S6、S7)を有することを特徴としてい
る。請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の電動
パワーステアリング装置において、前記回路手段は、前
記第2パルス信号のデューティ比に応じて前記アシスト
トルクのゲインを変化させる回路(5)を有することを
特徴としている。
【0010】請求項6に記載の発明においては、車両の
ステアリング(12)の操舵に対しアシストトルクを発
生するモータ(13)と、前記ステアリングの操舵トル
クを検出して操舵トルク信号を出力する操舵トルク検出
手段(1)と、車両の操舵角を示す信号および車両の走
行速度を示す信号が入力され、それらの信号による操舵
角および走行速度に基づき復元補償のトルクを示すデュ
ーティ比の第1パルス信号を作成して出力するととも
に、前記検出された走行速度に応じたゲインを示すデュ
ーティ比の第2パルス信号を作成して出力するコンピュ
ータ手段(20)と、前記出力された操舵トルク信号に
基づき前記モータを駆動してアシストトルク制御を行う
アナログ回路構成のアシストトルク制御回路(2〜9)
であって、このアシストトルク制御回路は、前記出力さ
れた第1パルス信号を平滑化するとともに、この平滑化
された平滑化信号により前記出力された操舵トルク信号
を直流的にシフトする復元補償部(3)と、この直流的
にシフトされた操舵トルク信号に基づいて前記モータの
回転駆動方向を判別するとともに前記モータを駆動する
ためのアシストトルク信号を出力するアシストトルク演
算部(4)と、この出力されたアシストトルク信号のゲ
インを前記第2パルス信号のデューティ比に応じて変更
するゲイン変更部(5)と、このゲインが変更されたア
シストトルク信号の大きさおよび前記判別されたモータ
の回転駆動方向に基づいて前記モータを駆動するモータ
駆動部(6〜9)とから構成されていることを特徴とし
ている。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載の電動パワーステアリング装置において、前記復元補
償部は、前記第1パルス信号をそのデューティ比に応じ
た大きさの信号に平滑化する平滑化回路(34〜37)
と、前記平滑化された直流信号と前記操舵トルク信号と
を加算する加算回路(30、32、33)とを備えるこ
とを特徴としている。
【0012】請求項8に記載の発明では、請求項6又は
7に記載の電動パワーステアリング装置において、前記
ゲイン変更部は、前記第2パルス信号によってスイッチ
ングするスイッチング回路(52、51、55)を備
え、そのスイッチング動作により前記ゲインが変更され
たアシストトルク信号を直流信号として出力することを
特徴としている。
【0013】請求項9に記載の発明では、請求項6乃至
8のいずれか1つに記載の電動パワーステアリング装置
において、前記第1パルス信号および第2パルス信号の
周波数は、前記アシストトルク制御回路によるトルクサ
ーボ系の応答周波数に対し前記第1パルス信号および第
2パルス信号を直流信号として機能させ得る値にそれぞ
れ設定されていることを特徴としている。
【0014】請求項10に記載の発明では、請求項6乃
至9のいずれか1つに記載の電動パワーステアリング装
置において、前記コンピュータ手段は、前記モータに実
際に流れる実モータ電流値を読み込む手段(S2)と、
前記操舵トルク信号、前記操舵角を示す信号および車両
の走行速度を示す信号に基づき、前記モータを駆動する
目標モータ電流値を推定演算する手段(S4〜S6、S
8)と、この目標モータ電流値と前記実モータ電流との
差が所定値以上の時に前記モータによるトルクアシスト
を停止させる故障診断手段(S9)とを有することを特
徴としている。
【0015】請求項11に記載の発明では、請求項6乃
至10のいずれか1つに記載の電動パワーステアリング
装置において、前記コンピュータ手段は、車両の直進走
行状態を検出する直進走行検出手段(S31〜S34)
と、この直進走行状態が検出された時に、前記復元補償
部にて直流的にシフトされる操舵トルク信号が操舵力が
ない状態の値になるように前記第1パルス信号のデュー
ティ比を変化させる手段(S35〜S37)とを有する
ことを特徴としている。
【0016】請求項12に記載の発明では、請求項11
に記載の電動パワーステアリング装置において、前記直
進走行検出手段は、前記操舵角の変化量が所定値以下で
あり、かつ前記操舵トルクが所定値以下である時に前記
車両の直進走行状態を検出するものであることを特徴と
している。なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述す
る実施例に記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0017】
【発明の作用効果】請求項1〜12に記載の発明によれ
ば、操舵トルク信号に基づきモータを駆動してアシスト
トルク制御を行う回路をアナログ回路にて構成し、この
アシストトルクの制御パラメータを設定する回路をディ
ジタル回路にて構成している。そして、ディジタル回路
から制御パラメータを示すデューティ比のパルス信号が
出力され、アナログ回路にてそのデューティ比に基づき
アシストトルクを変化させるようにしている。
【0018】従って、制御パラメータをデューティ比と
したパルス信号、すなわちPWM信号により信号伝送す
ることにより、電動パワーステアリング装置における両
回路間のインターフェースを簡易な構成により行うこと
ができる。また、請求項9に記載の発明のように、第1
パルス信号および第2パルス信号の周波数を、それらの
信号がトルクサーボ系の応答周波数に対し直流信号とし
て機能し得る値とすることにより、デジタル回路とアナ
ログ回路とのマッチングを図ることができる。
【0019】さらに、請求項10に記載の発明によれ
ば、コンピュータ手段において目標モータ電流値を推定
するようにし、これと実際のモータ電流との差を見るこ
とにことにより、トルクサーボ系の異常を判定でき、そ
のような異常な場合にモータによるトルクアシストを停
止して、マニュアルによるステアリング操作を可能とす
ることができる。
【0020】さらに、請求項11、12に記載の発明に
よれば、操舵トルク信号のドリフト補正を行うことがで
きる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の電動パワーステアリング装
置の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、この
実施例の電動パワーステアリング装置の主要構成を示す
構成図である。図1において、ステアリングホイール
(以下、ステアリングという)12が取付けられたステ
アリングシャフト12aの基部には、操舵トルクを検出
するトルクセンサ1が設けられ、右操舵輪10と左操舵
輪11とを連結するラック軸16には操舵角を検出する
操舵角センサ17が設けられている。ラック軸16には
減速機15が連結され、減速機15には操舵力を補助す
るモータ13が、電磁クラッチ14を介して結合されて
いる。右操舵輪10および左操舵輪11には、車輪速度
信号を検出する車輪速度センサ18、19がそれぞれ設
けられている。
【0022】ステアリング12に加えられた操舵トルク
は、トルクセンサ1によって検出される。このトルクセ
ンサ1は、操舵トルクがゼロの時に所定の電圧レベル
で、右操舵力が印加された時に増加、左操舵力が印加さ
れた時に減少する電圧となるように、操舵力に比例した
直流電圧の操舵トルク信号を出力する。この操舵トルク
信号に基づき、位相補償フィルタ2から電流検出部9に
至るアナログ回路構成のトルクサーボ系によりモータ1
3にアシスト電流を供給するトルクサーボ制御が行われ
る。
【0023】また、中立舵角への復元制御および車速感
応制御を行うための制御パラメータを出力するマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)20が設けられ
ており、このマイコン20から、復元補償トルクを示す
デューティ比の第1パルス信号および車速感応のための
ゲインを示すデューティ比の第2パルス信号がそれぞれ
加算演算部(復元補償部)3、乗算演算部5に出力され
る。この第1、第2パルス信号の出力を行うマイコン2
0の演算処理については後述する。
【0024】以下、それら第1、第2パルス信号を制御
パラメータとして用いたトルクサーボ制御について説明
する。トルクセンサ1からの操舵トルク信号は、位相補
償フィルタ2によって検出遅れの補正やノイズの除去が
行われ、加算演算部3に入力される。また、マイコン2
0からの第1パルス信号もバッファ21を介して加算演
算部3に入力される。ここで、位相補償フィルタ2から
出力された信号を信号Vt といい、第1パルス信号を信
号Doff という。
【0025】この加算演算部3の具体的な回路を図2に
示す。加算演算部3は、オペアンプ(差動反転増幅器)
30、抵抗32〜36およびコンデンサ37にて構成さ
れている。信号Doff は、抵抗34〜36およびコンデ
ンサ37からなる平滑化回路に入力される。信号Doff
が“high”レベルの間は、抵抗36は抵抗34に並
列接続され、信号Doff が“low”レベルの間は、抵
抗36は抵抗35に並列接続される。従って、抵抗34
と35の分岐点Voff の電圧は、抵抗36の値と信号D
off のデューティ比によって変化され、またコンデンサ
37によって平滑化されてオペアンプ30の(+)端子
に印加される。すなわち、抵抗36を通った信号Doff
は、コンデンサ37によって平滑化されて直流信号(オ
フセット電圧)Voff になり、オペアンプ30の(+)
端子へ入力される。
【0026】オペアンプ30は、直流信号Voff と信号
Vt とを加算し、信号Vout を出力する。すなわち、ト
ルクセンサ1からの操舵トルク信号に対応する信号Vt
を、信号Doff によりオフセットを加えた、すなわち直
流的に電圧シフトした信号として出力する。なお、抵抗
36の抵抗値は、抵抗34、35のそれぞれの抵抗値よ
りも十分大きな値に設定されており、オフセット電圧の
変化幅を制限している。このことによりマイコン20が
暴走して信号Doff が異常な値になったとしても、異常
なアシストトルクが発生しないようにすることができ
る。
【0027】そして、信号Vout は、アシストトルク演
算部4へ入力される。アシストトルク演算部4の具体的
な回路を図3に示す。(イ)で示す信号Vout は、比較
器42へ入力されるとともに、基準電位49と比較さ
れ、その比較結果によってモータ13の回転方向が判定
される。その回転方向が判定された信号は回転方向信号
40として出力される。
【0028】また、信号Vout は、オペアンプ43、4
4などで構成される絶対値回路Aに入力され、(イ)で
示す信号の基準電位より下の部分を基準電位に対して反
転させた信号に変換される。この変換された信号は
(ロ)で示す信号になる。そして、その信号(ロ)は、
抵抗46、47、差動反転増幅器45およびダイオード
D1、D2などで構成される回路により、(ハ)で示す
信号に変換され、アシストトルク演算部出力41(アシ
ストトルク信号で、以下、Vtrq という)として出力さ
れる。
【0029】この信号(ハ)は、図に示すように基準電
位でクランプされており、そのクランプする範囲は、抵
抗46、47により設定される。そのクランプ範囲にお
いては、トルクアシストを行わない不感帯領域となる。
このアシストトルク演算部4の出力信号Vtrq は乗算演
算部5に入力される。一方、マイコン20からの、車速
感応のためのゲインを示すデューティ比の第2パルス信
号(以下、信号Dvgain という)も乗算演算部5に入力
される。この乗算演算部5の具体的な回路構成を図4に
示す。
【0030】図4において、信号Vtrq は、抵抗51、
FET52を通ってオペアンプ50に入力され、マイコ
ン20からの信号Dvgain は、抵抗55を通ってFET
52のゲートに入力される。ここで、抵抗51、55お
よびFET52にてスイッチング回路を構成しており、
オペアンプ50、抵抗53およびコンデンサ54にて反
転増幅回路を構成している。
【0031】FET52は、信号Dvgain の入力レベル
に応じてスイッチング動作する。このスイッチング動作
に応じて、信号Vtrq の反転増幅回路への印加電圧が制
御される。すなわち、FET52のスイッチング動作に
より、信号Dvgain のデューティ比に信号Vtrq を乗じ
た信号が作成される。この信号は、反転増幅回路により
増幅される。
【0032】この反転増幅回路は、コンデンサ54を用
いて構成されており、その作動により直流信号VIを出
力する。その直流信号VIは、VI=Vtrq ・Duty
で表される。従って、信号Vtrq のゲインが、信号Dvg
ain のデューティ比、すなわち車速に応じて変化され
る。この乗算演算部5から出力された信号は、電流設定
部6においてモータ13の電流指令値に変換される。こ
の場合、上述した基準電位と乗算演算部5から出力され
た直流信号VIとの差に応じたアシスト電流の値が設定
される。そして、その設定されたアシストトルク値に基
づき、電流偏差補償演算部7、モータ駆動部8および電
流検出部9で構成される定電流制御のマイナーループに
よってモータ13にアシスト電流を供給する。このこと
によって、モータ13によるアシストトルク制御が行わ
れる。
【0033】図5に、アシスト電流と操舵力との関係を
示す。(a)は、車両が直進走行状態にある場合の基本
パターンを示す。この(a)に示す基本パターンは、第
1パルス信号によるオフセット電圧(Voffset)、すな
わち操舵角および車速に応じた復元補償値により、図面
の左右方向にシフトする。すなわち、車両が右に操舵さ
れた場合には、(b)に示すパターンとなり、車両が左
に操舵された場合には、(c)に示すパターンとなる。
【0034】このようなシフトにより中立舵角への復元
制御が行われる。例えば、右に操舵しているときにステ
アリングを持つ手を放したとすると、操舵力は“0”に
なるから、左アシスト電流(−i)が流れる。この左ア
シスト電流によりステアリングが中立位置へ復元され
る。なお、アシスト電流が流れない部分は、操舵力が所
定値より小さい(“0”に近い)場合に、過剰なアシス
トが行われないようにするための不感帯であり、この不
感帯の幅は、上述したようにアシストトルク演算部4に
おける抵抗46と47の分圧によって決定される。
【0035】また、乗算演算部6において、信号Vtrq
のゲインを車速に応じて変化させているため、アシスト
電流は、図6に示すように、低速ほど大きなゲインで変
化するようになり、いわゆる車速感応型のアシスト制御
を行うことができる。次に、マイコン20にて行われる
演算処理について説明する。マイコン20は、上記した
中立舵角への復元制御および車速感応制御を行うための
第1、第2パルス信号を出力する演算処理を行うととも
に、上記したアナログ回路よるトルクサーボ系の特性モ
デルに基づきトルクセンサの入力からアシストモータ電
流を演算推定し、これと実際のモータ電流(以下、実モ
ータ電流という)とを比較し、その比較結果に基づいて
アナログサーボ系の故障診断を行うダイアグ処理などを
行う。
【0036】このマイコン20のメインの演算処理を示
すフローチャートを図7に示す。まず、ステップS1に
てトルクセンサ1から操舵トルク信号を読み込み、ステ
ップS2にて左右の車輪速信号、操舵角信号および実モ
ータ電流の値を読み込む。そして、ステップS3にて後
述する操舵トルク信号のドリフト補正処理を行い、ステ
ップS4に進んで復元補償演算を行う。
【0037】この復元補償演算においては、まずステッ
プS2にて読み込んだ左右の車輪速信号の平均化処理に
より求められる車両の走行速度(車速v)および操舵角
θに基づき、中立舵角への復元補償のトルク(復元補償
値)を求める。ここで、復元補償値は、車両の旋回中の
遠心力に対抗して復元補償するためのものであるので、
車速および操舵角に基づく関数、すなわちf(v、θ)
として表される。この関数はマップとして記憶されてお
り、従ってそのマップを用いて操舵角および車速から復
元補償値が求められる。
【0038】そして、この復元補償値とステップS1に
て読み込まれた操舵トルク信号の加算処理により加算値
が得られる。この加算値は、加算演算部3の出力信号V
outと同等のものとなる。次のステップS5ではアシス
トトルクを推定演算する。具体的には、ステップS4に
て求められた加算値に基づき、予め定めたマップを用い
てアシストトルクを得る。この値はアシストトルク演算
部4から出力される信号Vtrq と同等のものとなる。
【0039】次のステップS5では、車速感応のための
ゲインを用いて車速感応の演算を行う。車速感応のゲイ
ンは、車速vに基づく関数k(v)として表される。こ
のこの関数はマップとして記憶されており、従ってその
マップを用いて車速から車速感応のゲインが求められ
る。そして、ステップS4にて求められたアシストトル
クに上記車速感応のゲインを掛け、ゲイン変更したアシ
ストトルクを得る。この値は、乗算演算部6の出力と同
等のものとなる。
【0040】次のステップS7では、ステップS4にて
求められた復元補償値を示すデューティ比の第1パルス
信号を作成して出力するとともに、ステップS6にて求
められた車速感応ゲインを示すデューティ比の第2パル
ス信号を作成して出力する。これら第1、第2パルス信
号に基づき、加算演算部3、乗算演算部5にて上述した
処理が行われる。
【0041】なお、マイコン20から出力される第1、
第2パルス信号の周波数は、位相補償フィルタ2ないし
電流検出部9で構成されるアナログのトルクサーボ系の
制御応答周波数に対し、第1パルス信号および第2パル
ス信号をそれぞれ十分直流として平滑化できる値に設定
されており、例えば、信号Dvgain の周波数をトルクサ
ーボ系の制御応答周波数の10倍以上の値に設定すれ
ば、平滑コンデンサ54の容量を小さくしても、十分直
流信号として機能させ得ることができる。
【0042】次のステップS8では、ステップS6にて
ゲイン変更されたアシストトルクに基づき予め定めたマ
ップを用いてモータアシスト目標電流、すなわちモータ
13に流れる電流の推定値(目標電流値MC )を求め
る。そして、次のステップS9にて、目標電流値MC と
ステップS2にて読み込まれたモータ実電流の実電流値
imとにより故障診断を行う。この故障診断の詳細な処
理を図8に示す。
【0043】図9のステップS91においては目標電流
値MC と実電流値imとの偏差の絶対値Kを演算する。
そして、ステップS92にてその偏差の絶対値Kが所定
値A以上であるか否かを判定する。そして、偏差の絶対
値Kが所定値Aより小さい場合には、トルクサーボ系が
正常であるとしてステップS93に進み、電磁クラッチ
14のオンを維持するが、偏差の絶対値Kが所定値A以
上であることを判定すると、ステップS94に進み、電
磁クラッチ14をオフさせる。つまり、実電流値imと
目標電流値MC が大きくずれた場合には、トルクサーボ
系に異常が発生したとして電磁クラッチ14をオフさせ
る。
【0044】従って、故障によってモータ13によるト
ルクアシストを行うことができなくなった場合には、モ
ータ13と減速機15とが切り離されるため、モータ1
3と減速機15間の摩擦トルクの影響を受けることなく
操舵することができる。なお、上記故障診断の場合、モ
ータ実電流の読み込み時と、入力信号に基づくモータア
シスト目標電流の演算時との間には時間的なズレが生じ
るが、それが十分許容できるような形で上記故障判定が
なされるように設定されている。
【0045】また、上記故障診断機能は、トルクサーボ
やモータ電流制御のように高速で演算する必要がなく、
車両走行に悪影響を及ぼさない範囲内で処理すればよ
い。従って、マイコン20は高価な高速処理タイプのも
のを用いなくても低速なタイプのもので十分故障診断の
演算処理を行うことができる。次に、操舵トルク信号の
ドリフト補正処理(ステップS3)について説明する。
【0046】トルクセンサ1からの操舵トルク信号に
は、操舵力がゼロの場合でも所定の出力となるドリフト
が生じることがある。そこで、操舵力ゼロの場合のドリ
フトを相殺するように、マイコン20は、操舵力ゼロの
直進走行状態を判別した時、加算演算部3の操舵トルク
信号読み込み値が見かけ上ゼロになるような第1パルス
信号を出力する。このドリフト補正の詳細な処理を図9
に示す。
【0047】まず、ステップS2にて読み込まれた今回
の操舵角と、前回読み込まれて記憶されている操舵角と
の差(操舵角の変化量)を演算し(ステップS31)、
その変化量を所定値αと比較し、操舵角に変化があるか
否か、つまりステアリングの保舵状態を判定する(ステ
ップS32)。その判定結果が、所定値αより小さい、
つまり保舵状態である場合は、トルクセンサによって検
出されたトルクセンサ信号を読込む(ステップS3
3)。
【0048】そして、読み込んだトルクセンサ信号の大
きさを示すトルクTrqの絶対値を所定値T1 と比較し、
操舵トルクが加えられているか否か、つまりステアリン
グが中立位置にあるか否かを判定する(ステップS3
4)。その判定結果がトルクTrqの絶対値が所定値T1
より小さいという結果である場合は、ステアリングを中
立位置において保舵している状態、すなわち車両の直進
走行状態であると推定することができる。
【0049】次に、ステップS35では、トルクTrqの
大きさを判別する。上記のように車両の直進走行状態時
には本来Trq=0でなければならないのに正あるいは負
の値が検出された場合は、操舵トルク信号にドリフトが
生じているものと考えられるため、操舵トルク信号のド
リフトがゼロになるように、第1パルス信号のデューテ
ィ比を補正する。
【0050】具体的には、Trq<0が判定された場合に
はステップS36にてデューティ比を所定値増加させた
第1パルス信号を出力する。Trq>0が判定された場合
にはステップS37にてデューティ比を所定値減少させ
た第1パルス信号を出力する。車両の直進走行状態が判
定されている間、Trqがゼロになるまで上記処理を繰り
返し行い、操舵トルク信号のドリフト補正を行う。
【0051】なお、上記実施例においては、操舵角検出
手段として、操舵角センサ17を用いるものを示した
が、左右車輪速度の速度差から操舵角を求める手段を用
いてもよい。また、車両の走行速度を検出する車速検出
手段として左右車輪速度を検出するものを示したが、車
速センサにより車速を求めるようにしてもよい。さら
に、制御パラメータを出力する構成としてマイコン20
を用いるものを示したが、他のディジタル回路構成のも
のを用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要構成を示す構成図であ
る。
【図2】加算演算部3の回路図である。
【図3】アシストトルク演算部4の回路図である。
【図4】乗算演算部5の回路図である。
【図5】操舵力とアシスト電流との関係を示すグラフで
ある。
【図6】操舵力、アシスト電流および車速の関係を示す
グラフである。
【図7】マイコンのメインフローチャートである。
【図8】故障診断の処理を示すフローチャートである。
【図9】操舵トルク信号のドリフト補正処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1・・操舵トルクセンサ、14・・電磁クラッチ、15
・・減速機、17・・操舵角センサ、18、19・・車
輪速度センサ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリングの操舵に対しアシス
    トトルクを発生するモータと、前記ステアリングの操舵
    トルクを検出して操舵トルク信号を出力する操舵トルク
    検出手段と、この出力された操舵トルク信号に基づき前
    記モータによるアシストトルクを制御するアシストトル
    ク制御手段と、前記アシストトルクを変化させるための
    制御パラメータを設定するパラメータ設定手段とを備え
    た電動パワーステアリング装置において、 前記パラメータ設定手段は、前記制御パラメータを示す
    デューティ比のパルス信号を作成して出力するディジタ
    ル回路手段を有し、 前記アシストトルク制御手段は、アナログ回路にて構成
    され、前記出力されたパルス信号のデューティ比に基づ
    き前記アシストトルクを変化させる回路手段を有するこ
    とを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル回路手段は、少なくとも
    車両の操舵角に基づき中立舵角への復元補償トルクを示
    すデューティ比の第1パルス信号を作成して出力する手
    段を有することを特徴とする請求項1に記載の電動パワ
    ーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記回路手段は、前記第1パルス信号を
    そのデューティ比に応じた大きさの直流信号に変換する
    変換回路と、この変換された直流信号により前記アシス
    トトルクを直流的にシフトする回路とを有することを特
    徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル回路手段は、車両の走行
    速度に応じたデューティ比の第2パルス信号を作成して
    出力する手段を有することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1つに記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記回路手段は、前記第2パルス信号の
    デューティ比に応じて前記アシストトルクのゲインを変
    化させる回路を有することを特徴とする請求項4に記載
    の電動パワーステアリング装置。
  6. 【請求項6】 車両のステアリングの操舵に対しアシス
    トトルクを発生するモータと、 前記ステアリングの操舵トルクを検出して操舵トルク信
    号を出力する操舵トルク検出手段と、 車両の操舵角を示す信号および車両の走行速度を示す信
    号が入力され、それらの信号による操舵角および走行速
    度に基づき復元補償のトルクを示すデューティ比の第1
    パルス信号を作成して出力するとともに、前記検出され
    た走行速度に応じたゲインを示すデューティ比の第2パ
    ルス信号を作成して出力するコンピュータ手段と、 前記出力された操舵トルク信号に基づき前記モータによ
    るアシストトルクを制御するアナログ回路構成のアシス
    トトルク制御回路であって、このアシストトルク制御回
    路は、 前記出力された第1パルス信号を平滑化するとともに、
    この平滑化された平滑化信号により前記出力された操舵
    トルク信号を直流的にシフトする復元補償部と、 この直流的にシフトされた操舵トルク信号に基づいて前
    記モータの回転駆動方向を判別するとともに前記モータ
    を駆動するためのアシストトルク信号を出力するアシス
    トトルク演算部と、 この出力されたアシストトルク信号のゲインを前記第2
    パルス信号のデューティ比に応じて変更するゲイン変更
    部と、 このゲインが変更されたアシストトルク信号の大きさお
    よび前記判別されたモータの回転駆動方向に基づいて前
    記モータを駆動するモータ駆動部とから構成されている
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  7. 【請求項7】 前記復元補償部は、前記第1パルス信号
    をそのデューティ比に応じた大きさの信号に平滑化する
    平滑化回路と、前記平滑化された直流信号と前記操舵ト
    ルク信号とを加算する加算回路とを備えることを特徴と
    する請求項6に記載の電動パワーステアリング装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲイン変更部は、前記第2パルス信
    号によってスイッチングするスイッチング回路を備え、
    そのスイッチング動作により前記ゲインが変更されたア
    シストトルク信号を直流信号として出力することを特徴
    とする請求項6又は7に記載の電動パワーステアリング
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第1パルス信号および第2パルス信
    号の周波数は、前記アシストトルク制御回路によるトル
    クサーボ系の応答周波数に対し前記第1パルス信号およ
    び第2パルス信号を直流信号として機能させ得る値にそ
    れぞれ設定されていることを特徴とする請求項6乃至8
    のいずれか1つに記載の電動パワーステアリング装置。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータ手段は、前記モータ
    に実際に流れる実モータ電流値を読み込む手段と、前記
    操舵トルク信号、前記操舵角を示す信号および車両の走
    行速度を示す信号に基づき、前記モータを駆動する目標
    モータ電流値を推定演算する手段と、この目標モータ電
    流値と前記実モータ電流との差が所定値以上の時に前記
    モータによるトルクアシストを停止させる故障診断手段
    とを有することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか
    1つに記載の電動パワーステアリング装置。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータ手段は、車両の直進
    走行状態を検出する直進走行検出手段と、この直進走行
    状態が検出された時に、前記復元補償部にて直流的にシ
    フトされる操舵トルク信号が操舵力がない状態の値にな
    るように前記第1パルス信号のデューティ比を変化させ
    る手段とを有することを特徴とする請求項6乃至10の
    いずれか1つに記載の電動パワーステアリング装置。
  12. 【請求項12】 前記直進走行検出手段は、前記操舵角
    の変化量が所定値以下であり、かつ前記操舵トルクが所
    定値以下である時に前記車両の直進走行状態を検出する
    ものであることを特徴とする請求項11に記載の電動パ
    ワーステアリング装置。
JP6028595A 1995-03-17 1995-03-20 電動パワーステアリング装置 Pending JPH08253157A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6028595A JPH08253157A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 電動パワーステアリング装置
US08/616,632 US5828973A (en) 1995-03-17 1996-03-15 Electric power steering apparatus
EP96301770A EP0732252A3 (en) 1995-03-17 1996-03-15 Electric power steering

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6028595A JPH08253157A (ja) 1995-03-20 1995-03-20 電動パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08253157A true JPH08253157A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13137738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6028595A Pending JPH08253157A (ja) 1995-03-17 1995-03-20 電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08253157A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256511A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Japan Aviation Electronics Industry Ltd ステアバイワイヤシステム
JP2007069855A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング制御装置
JP2007302017A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2011109733A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Jtekt Corp モータ制御装置および車両用操舵装置
KR101240604B1 (ko) * 2011-03-03 2013-03-06 현대모비스 주식회사 차량 쏠림 방지 시스템 및 방법
JP2014533220A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツングZf Lenksysteme Gmbh ステアリング装置のラック力を決定するための方法、及び、ステアリング装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256511A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Japan Aviation Electronics Industry Ltd ステアバイワイヤシステム
JP4681328B2 (ja) * 2005-03-17 2011-05-11 日本航空電子工業株式会社 ステアバイワイヤシステム
JP2007069855A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング制御装置
JP2007302017A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2011109733A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Jtekt Corp モータ制御装置および車両用操舵装置
KR101240604B1 (ko) * 2011-03-03 2013-03-06 현대모비스 주식회사 차량 쏠림 방지 시스템 및 방법
US8812194B2 (en) 2011-03-03 2014-08-19 Hyundai Mobis Co., Ltd. System and method for preventing steering pull in vehicle
JP2014533220A (ja) * 2011-11-15 2014-12-11 ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツングZf Lenksysteme Gmbh ステアリング装置のラック力を決定するための方法、及び、ステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5828973A (en) Electric power steering apparatus
JP3133914B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US8267220B2 (en) Electric power steering control apparatus
JP3479730B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
KR100338965B1 (ko) 전기 파워 스티어링 시스템의 제어 장치
US6450287B1 (en) Electric power steering controller and control method thereof
JP3412579B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
US8489282B2 (en) Electric power steering control methods and systems
US7265509B2 (en) Electric power steering apparatus
US6425454B1 (en) Vehicle electric power assist steering system and method using velocity based torque estimation
EP2272735A1 (en) Electric power steering system
JPH0542878A (ja) 動力舵取装置
US5861725A (en) Control apparatus for electric power steering system
US9882519B2 (en) Motor control apparatus and electric power steering apparatus using the same
US7720584B2 (en) Vehicular steering apparatus
JP3521547B2 (ja) 電動パワ−ステアリング装置の制御装置
JP3706296B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置。
JPH08253157A (ja) 電動パワーステアリング装置
WO2003066415A1 (fr) Commande de direction assistee electrique
JP3525541B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3740852B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP4300691B2 (ja) 電気式動力舵取装置
JP3705072B2 (ja) 電動モータの制御装置およびそれを用いた電気式動力舵取装置
JP3440902B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
JP4557143B2 (ja) パワーステアリング制御装置、方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308