JPH08252552A - フラッシング装置 - Google Patents

フラッシング装置

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JPH08252552A
JPH08252552A JP8011611A JP1161196A JPH08252552A JP H08252552 A JPH08252552 A JP H08252552A JP 8011611 A JP8011611 A JP 8011611A JP 1161196 A JP1161196 A JP 1161196A JP H08252552 A JPH08252552 A JP H08252552A
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Lars Henry Jinbaeck
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JINBAECK LARS H
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  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュ液の配管を貫通することなく、配
管内のタービン装置と配管外の駆動装置を連結すること
により、困難なシール上の問題を解消したフラッシング
装置を提供すること。 【解決手段】 供給導管10内のタービン輪13の回転
を磁力によって供給導管10外の駆動装置に伝達するた
めの磁気継ぎ手50が配設されており、該磁気継ぎ手5
0が、供給導管10内に配設された内部磁石体51と供
給導管10外に配設された外部磁石体52とを有してお
り、該外部磁石体52が、前記内部磁石体51に対し
て、内部磁石体51の回転を外部磁石体52に伝達する
磁気が両者51、52間に発生するような位置関係とな
るべく配置されており、前記内部磁石体51が供給導管
10に対して閉止された空間に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船や容器の中のタン
ク等のタンク類の内部フラッシング(流体を噴射衝突さ
せて洗浄すること)を行うためのフラッシング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、船や容器の中のタンク等のタンク
類の内部フラッシングを行うためのフラッシング装置と
して、少なくとも一本のフラッシュ液管がタンク内に回
転自在に配設されており、このフラッシュ液管に少なく
とも一個のフラッシュノズルが揺動自在(ピボタリー)
に配設されており、フラッシュ液を前記フラッシング液
管を通して、フラッシュ液のジェットをタンク内に向け
るようにされたフラッシュノズルに供給する供給導管が
配設されており、該供給導管内のフラッシュ液の流れに
よって回転させられるタービン装置のタービン輪が供給
導管内に配設されており、該タービン輪は、供給導管外
部に設置された駆動装置を駆動するために、またフラッ
シュ液管を回転させると同時にフラッシュノズルを回転
させるために配設されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるタイプのフラッ
シング装置では、タービン装置は回転駆動手段を介して
駆動装置と共働する。この回転駆動手段は供給導管に形
成された孔を貫通して供給導管の外部に延設されてい
る。
【0004】このような孔における、回転駆動手段と供
給導管の壁との間の長寿命かつ効果的なシールは困難で
ある。
【0005】本発明はかかる欠点を除去することを目的
とするものであり、特許請求の範囲の請求項1に記載さ
れた特徴を有するフラッシング装置によって達成され
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフラッシング装
置は、供給導管内のタービン輪の回転を磁力によって供
給導管外の駆動装置に伝達するための磁気継ぎ手が配設
されており、該磁気継ぎ手が、供給導管内に配設された
内部磁石体と供給導管外に配設された外部磁石体とを有
しており、該外部磁石体が、前記内部磁石体に対して、
内部磁石体の回転を外部磁石体に伝達する磁気が両者間
に発生するような位置関係となるべく配置されており、
前記内部磁石体が供給導管に対して閉止された空間に配
設されていることを特徴としている。
【0007】このフラッシング装置は前記特徴的構成で
ある磁気継ぎ手を有しているから、タービン装置の回転
は供給導管に回転駆動手段のための孔を穿設する必要な
く駆動装置に伝達される。このことは、前述の孔に起因
して生ずるシールの問題を解消することを意味する。さ
らに、前記特徴的構成としての磁気継ぎ手の内部磁石体
が閉止空間内に配設されているため、供給導管内を流れ
うる侵入化学物質(aggressive chemi
cals)が前記内部磁石体に接触することがない。そ
の結果、内部磁石体の損傷が防止され、耐久性が向上す
る。
【0008】また、請求項8の記載から明らかなよう
に、磁気継ぎ手はタービン輪と連結され、タービン輪は
その回転速度を調節するために可動にされている。それ
により、簡素で信頼性のあるフラッシング装置が得られ
る。
【0009】本発明はさらに添付図面を参照しつつ以下
に説明される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の機構を備えたフラ
ッシング装置の一部断面側面図、図2は図1のフラッシ
ング装置の一部を構成する供給導管および該供給導管に
組付けられたタービン装置を示す断面図、図3は図2の
それとは異なる位置にあるタービン装置を備えた図2の
供給導管の要部断面図、図4は図2のタービン装置のIV
−IV線断面図、図5は図1のフラッシング装置の一部を
形成する駆動装置および該駆動装置に接続された部材を
示す概略図、図6は図5の駆動装置の部材を概略的に示
す部分断面図、図7は図6の駆動装置の一部を形成する
部材のVII −VII 線断面図、図8は図6のそれとは異な
る位置にある図6の駆動装置の部材を示す概略図であ
る。
【0011】図には、とくに船や容器の中のタンク2等
のタンク類の内部フラッシングを行うためのフラッシン
グ装置1が示されており、かかるタンク2の上部(以
下、天井部という)3は図1において一点鎖線で示され
ている。フラッシング装置1は、それを前記天井部3に
装着するための取り付け板4を有している。フラッシン
グ装置1はさらに、入口側ハウジング5、フラッシング
ノズル7を備えたフラッシング液管6、タービン装置8
および駆動装置9を有している。入口側ハウジング5は
取り付け板4の上側に取り付けられている。フラッシン
グ液管6は入口側ハウジング5に回転自在に取り付けら
れ、そこから船のタンク2内に向けて下方にフラッシュ
するように突入させられている。フラッシュノズル7は
フラッシング液管6に揺動可能に(いわゆるピボタリー
に)取り付けられており、該フラッシング液管6を回転
させるときに同時にフラッシング液管6に対して回転し
うるようにされている。タービン装置8は、フラッシュ
液を前記フラッシング液管6に通してフラッシュノズル
7に供給するように供給導管10内に配設されており、
該フラッシュノズル7はフラッシュ液のジェット12を
船のタンク2内に向けるようにされている。
【0012】供給導管10内のフラッシュ液の流れは加
圧されている。また、フラッシュ液11の種類はタンク
2内の除去されるべき物質に応じて変えることができ
る。たとえば、フラッシュ液を低温または高温にした
り、添加物を含めないか含めるか等するのである。も
し、船のタンク2が油を収容していた場合、フラッシュ
液としては前記タンク2内面の不純物を除去するために
加熱油が用いられる。
【0013】図2〜4に示されるように、タービン装置
8はタービン輪13を備えており、該タービン輪13は
供給導管10を通ってフラッシュ液管6に流れる前記フ
ラッシュ液11によって回転させられる。タービン輪1
3は、供給導管10の外部に配設された駆動装置9(図
1参照)を駆動するようにされている。この駆動装置9
は、フラッシュ液管6を回転させると同時にフラッシュ
ノズル7を回転させるために設けられている。
【0014】タービン装置8のタービン輪13は、それ
によって駆動される入力軸15の回転速度を実質的に減
速させる(たとえば、駆動装置9の入力軸15から出力
軸16への減速比が1:30)ための好ましくは遊星ギ
ア等の駆動ギア14を駆動する。このようにして、回転
数約1500rpmの入力軸15の回転を、回転数約5
0rpmの出力軸14の回転に減速する。
【0015】図5に示すように出力軸16は、駆動装置
9の一部を形成する伝動装置17と共働し、出力軸16
の回転(図5の矢印A方向)をロータリーギア18の一
部を形成する部材に伝えてこれを回転させる。前記ロー
タリーギア18は、自身の回転(図5の矢印B方向)を
下向き伝動手段19を介してフラッシュ液管6に伝達し
てこれを回転させる。伝動装置17およびロータリーギ
ア18は、従来のフラッシング装置と同様にまたは他の
好適な方法によって設計されうるため、概略的に図示さ
れている。
【0016】伝動装置17はまた自身の回転を、たとえ
ば出力軸20を介して他の伝動装置21にも伝達する。
この伝動装置21の回転(図5の矢印C方向)はリフテ
ィングギア22に伝達される。このリフティングギア2
2においては、その一部を形成する手段の回転が他の一
部を形成する手段に伝達され、それにより該他の一部を
形成する手段が直線的な往復動を行う。リフティングギ
ア22におけるこの往復動手段は、その長手方向の往復
動が達成されるように、延設された駆動装置23を駆動
する。この延設された駆動装置23は、フラッシュ液管
6内を通って下方に延びるとともに、好ましくは歯であ
る駆動部24(図1参照)を有している。該駆動部24
は、各フラッシュノズル7における好ましくは歯車等の
駆動輪7aと共働し、前記延設駆動装置23が往復動す
るときに、前記フラッシュノズル7をフラッシュ液管6
に対して水平軸回りに回転させる。
【0017】タービン輪13は、供給導管10の調節部
材25に対して変位しうるように取り付けられている。
この調節部材25は好ましくは管状を呈する。さらに、
タービン輪13と調節部材25とは、タービン輪13を
調節部材25に対して変位させることにより、および/
または調節部材25をタービン輪13に対して変位させ
ることにより、流通空間40の流通領域が調節されうる
ように設計されている。この流通空間40は、フラッシ
ュ液のために形成され、タービン輪13と調節部材25
との間に画されている。この流通空間40の流通領域を
調節することにより、流通空間40を流通するフラッシ
ュ液の流速を変化させることができ、それによってター
ビン輪13の回転速度および/または運動エネルギを変
化させることができる。
【0018】タービン輪13の速度/運動エネルギの変
化は、ポンプシステム(図示せず)がタービン輪13の
上流にある供給導管10内のフラッシュ液11に付与す
る速度を維持しつつ達成される。
【0019】タービン輪13および/または調節部材2
5の相互変位は、好ましくはフラッシュ液の流れ方向ま
たはその逆方向の変位である。
【0020】タービン輪13の回転速度および/または
運動エネルギの前記個別の変化を迅速に行うために、前
記管状部材(調節部材)25に対するタービン輪13の
変位を設定装置26(図2参照)によって行うことがで
きる。この設定装置26は、供給導管10の外部から操
縦しうるものである。すなわち、かかる設定のために供
給導管10を開放する必要がない。
【0021】本実施形態では、タービン輪13を調節範
囲S内で前記調節部材25に接近または離間する位置に
変位させることができ、そうすることにより、フラッシ
ュ液の低流速を、流通空間40内においてタービン輪1
3を駆動するに不十分な速度から駆動しうる速度へ局部
的に増加させることができる。
【0022】本実施形態では、タービン輪13は鉛直方
向に向いた軸27に取り付けられ、供給導管10の鉛直
部分内に配設されている。前記軸27は、その下部が前
記設定部材26に回転自在に支持され、その上部が伝達
手段28に連結されている。この伝達手段28は、前記
軸27が伝達手段28に対して変位しうるとともに、タ
ービン輪13から駆動装置9に回転を伝達しうるように
軸27に連結されている。
【0023】タービン輪13は好ましくは、フラッシュ
液11の流れFの方向に円錐状にテーパにされたハブ部
材32と、該ハブ部材32上に外方に向けて好ましくは
固設された複数個のタービンブレード33とから構成さ
れている。これらタービンブレード33は、タービン輪
13の軸方向およびフラッシュ液11の流れ方向Fに対
して傾斜している。各タービンブレード33は平坦でも
いわば弓形でもよく、また、そのブレードまたは部品は
タービン輪13の軸方向に対して40〜50°の角度を
なして延設されている。前記鉛直方向に延設された軸2
7上のハブ部材32の前方に、フラッシュ液11の流れ
方向Fに流線膨出部材(nose member)34
が配設されており、ハブ部材32は前記軸27に対して
ピン35や類似の取り付け具によって回転不能に取り付
けられている。
【0024】前記管状の調節部材25は供給導管10内
の凹所に装入されうる分割形部材とすることができるの
で、図3に示すように、止めねじ37等の少なくとも一
個の取り付け具によってその位置に保持されうる。前記
止めねじ37は供給導管10の外部からその壁を貫通し
て調節部材25にまで螺入させることができる。
【0025】調節部材25の内周面38は、フラッシュ
液11の流れ方向Fに円錐状にテーパにされ、好ましく
はハブ部材32外周面39と同一かまたは実質的に同一
の円錐状テーパにされている。すなわち、調節部材25
の内周面38とハブ部材32外周面39とは互いに平行
または実質的に平行にされており、それによって調節部
材25の内周面38とハブ部材32外周面39との間
に、均一幅または実質的に均一幅の流通空間40が形成
される。加えて、タービンブレード33の外縁41は、
その側面から見ると、調節部材25の内周面38に対し
て平行または実質的に平行にされている。それによって
タービン輪13は、タービンブレード33の外縁41が
その全長にわたって調節部材25の内周面38に近接す
るように設置されうる。その結果タービン輪13は、前
記調節範囲S(図3参照)内の一方の端部位置、つまり
流通空間40(流通領域)が最小となる位置に位置する
ことができ、また、調節部材25の内周面38から離間
する他方の端部位置、つまり流通空間40が最大となる
位置に位置することもできる。
【0026】タービン輪13は、全ての設定位置におけ
るハブ部材32が調節部材25の内側または実質的に内
側に位置するように、調節範囲S内の種々の位置に設定
可能にされるのが好ましくい。
【0027】前記設定部材26は、供給導管10の外部
から設置しうる変位手段を有している。この変位手段は
たとえば図2に示すように、外ネジを有するとともに閉
止された外端部と開放された内端部とを有しているよう
な設定スリーブ42から構成される。設定スリーブ42
は供給導管10の壁に形成されたネジ孔44に螺入さ
れ、設定スリーブ42を所定位置に固定するためのナッ
ト45が外ネジ43に螺着されている。設定スリーブ4
2中には、軸27の端面に形成された高硬度金属製部4
7を支持する球形の支持部材46を配設するのが好まし
い。また、設定スリーブ42中には、球形支持部材46
を所定位置に保持するためのロックリング48と、軸2
7用のラジアル軸受け49とを配設することができる。
【0028】設定スリーブ42を図2に示す位置から供
給導管10内へより深く螺入させると、図3に示すよう
に軸27はタービン輪13とともに調節部材25に対し
て変位(本図では上方に変位)し、それによって、流通
空間40(流通領域)が大きくなる。そして、タービン
輪13部におけるフラッシュ液の流速(E方向)および
タービン輪13の回転および/または運動エネルギは増
加する。
【0029】タービン輪13に近接した調節部材25は
他の構成に設計することも、他の位置に配置することも
でき、二以上の部品から構成することができる。また、
この調節部材25を、上述とは逆にタービン輪13に対
して移動可能にすることもでき、さらに、上記目的のた
めにタービン輪13と調節部材25とを相互に移動可能
にすることもできる。
【0030】タービン輪13は、叙上のものとは異なる
タイプのものにすることができる。つまり、図示の供給
導管10内の位置とは異なる位置にタービン輪13を配
設することもできる。
【0031】さらに、設定部材26を図示の位置とは異
なる位置に配設することも、他の構成に設計することも
できる。
【0032】回転伝達手段のために供給導管10に孔を
開けることを避けるために、図2に示すように磁気継ぎ
手50を用いている。磁気継ぎ手50は、供給導管10
内のタービン輪13の回転を磁力によって供給導管10
外の駆動装置9に伝達する。
【0033】磁気継ぎ手50は、供給導管10内に配設
された内部磁石体51と供給導管10外に配設された外
部磁石体52とを有するのが好ましい。
【0034】両磁石体51、52は相互に、内部磁石体
51の回転を外部磁石体52に伝達する磁気が両磁石体
51、52間に発生するような位置関係となるべく配置
される。
【0035】内部磁石体51と外部磁石体52とには永
久磁石が好ましく用いられ、とくに環状のものが好まし
く用いられる。さらに、両磁石体51、52は互いに同
一のまたは実質的に同一の外径を有し、また、互いに同
一のまたは実質的に同一の内径を有し、そして、磁気継
ぎ手50の軸方向に延びる中心軸に対して同軸状にされ
ている。
【0036】内部磁石体51を保持するための保持手段
53と供給導管10の閉止壁部54との間に、少なくと
も一個の支持体55が配設されている。この支持体55
は、磁気継ぎ手50内で発生した磁力によって前記閉止
壁54向きに内部磁石体51に対して加わる荷重を閉止
壁54に伝えるためのものである。
【0037】実施形態として示されるように前記支持体
55は、前記保持手段53における環状内部磁石体51
の半径方向内側に配設されている。
【0038】このように、内部磁石体51は供給導管1
0に対して閉止された空間内に配設されることとなる。
図示のごとく内部磁石体51が保持手段53内に装着さ
れる場合は前記空間は溝56状となる。この溝56はキ
ャップ57によって閉止することができ、またこのキャ
ップ57は内部磁石体51を前記溝56内の位置に保持
することができる。保持手段53内における前記溝56
の内側には支持体55のための他の溝58を形成するこ
とができるので、その場合、支持体55はキャップ57
の中央孔を貫通しつつ前記他の溝58に係合される。
【0039】閉止壁部54は供給導管10に対し、その
開口を開放しうるように着脱自在に取り付けられてい
る。該開口は、そこを通して供給導管10内に組付けら
れるタービン装置8や磁気継ぎ手50の部品類を供給導
管10内に装入し、また、供給導管10から取り出すた
めのものである。
【0040】保持手段53は、軸方向−径方向支持体5
9内を好ましく貫通して、供給導管10内における内部
磁石体51とタービン装置8との間に配設された支持ス
リーブ60内に好ましく組付けられている。
【0041】支持スリーブ60は、供給導管10内に着
脱自在に組付けられ、タービン装置8や内部磁石体51
を抜き出すための開口を通して供給導管10から抜き取
ることができる。支持スリーブ60は、供給導管10内
における、少なくともフラッシュ液11が流通する主流
路の実質的に側部に存在する空間内に配設することがで
きる。
【0042】支持スリーブ60には、フラッシュ液の流
路と内部磁石体51のための空間との間にドレン孔61
を形成するのが好ましい。それにより供給導管10内の
液圧は、支持スリーブ60を前記内部磁石体51に向け
て付勢することがない。
【0043】外部磁石体52は、前記軸15に取り付け
られた外部保持手段63に組付けられている。この外部
保持手段63は組付け手段64内に配設されており、組
付け手段64はタービン装置8の分解時に取り外せるよ
うにネジ65によって着脱自在に組付けられている。
【0044】磁気継ぎ手50の内部磁石体51と外部磁
石体52とは前述のもとは異なるタイプ、つまり他の設
計により、また、他の組付け方法によることも可能であ
る。たとえば、これら磁石体を環状にするとともに、一
方の磁石体の半径方向内側に他方の磁石体を配設するこ
ともできる。
【0045】図6に示すようにリフティングギア22は
ネジ部材66を有しており、該ネジ部材66は長手方向
に移動自在にされている。このネジ部材66内を通って
ロッド67が延設駆動手段23に連結されている。環状
要素68は、ネジ部材66の回りに回転可能に組付けら
れ、伝動装置21によってH方向(図7参照)に回転さ
せられる伝動手段69を貫通している。
【0046】キャリア70は、環状要素68に組付けら
れるとともにネジ部材66のネジに係合している。ネジ
部材66は相互に異なる方向の二つのネジ71、72、
いわば、らせん状に上昇するネジ71とらせん状に下降
するネジ72とを有している。これらのネジ71、72
は、最下部においては転移部73を介して、頂部におい
ては他方の転移部74を介して相互に通じている。それ
により、両ネジ71、72はいわば無端ネジを形成して
いる。
【0047】前記キャリア70がネジ部材66回りに回
転するとき、前記無端ネジ71、72に係合しているた
め、ネジ部材66が上方に移動させられ、それにより延
設駆動手段23が上方に移動させられ、その結果フラッ
シュノズル7が一の方向に回転する。ネジ部材66が上
方へ所定距離移動したとき、キャリア70はネジ部材6
6の下降向きネジ72との係合から転移部73(図7)
を通って上昇向きネジ71との係合へ移る。それによ
り、逆にキャリア70はネジ部材66を下降せしめ、フ
ラッシュノズル7が他の方向に回転する。ネジ部材66
が下方へ所定距離移動したとき、キャリア70はネジ部
材66の上昇向きネジ71との係合から転移部74を通
って上昇向きネジ72との係合へ移る。それにより、逆
にキャリア70はネジ部材66を相対的に上昇せしめ
る。
【0048】前記無端ネジ71、72により、前述のご
とくキャリア70のネジ部材66回りH方向という一方
向への回転が、ネジ部材66の上昇および下降という交
互の移動を何ら干渉することなく実現せしめる。すなわ
ち、ネジ部材66は連続的な往復動Dを行うことにな
る。
【0049】ネジ部材66がキャリア70の影響を受け
て回転してしまうことを防止するために、ネジ部材66
にはその軸方向にキー溝75が形成されており、このキ
ー溝75にリフティングギア22のフレーム76に装着
されたキー77が係合している。
【0050】リフティングギア22に対し、ネジ部材6
6を往復駆動するようにキャリア70が一方向に連続回
転するための他の設計を採用してもよい。すなわち、ネ
ジ部材66、キャリア70またはネジ部材66の回転防
止手段75、76は、叙上のものとは異なる方法で設計
することも可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、磁気継ぎ手を備えてい
るのでタービン装置の回転は供給導管に回転駆動手段の
ための孔を穿設する必要なく駆動装置に伝達される。し
たがって、前記孔に起因して生ずるシールの問題が解消
される。さらに、磁気継ぎ手の内部磁石体が閉止空間内
に配設されているため、供給導管内を流れうる侵入化学
物質が前記内部磁石体に接触することがない。その結
果、内部磁石体の損傷が防止され、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機構を備えたフラッシング装置の一部
断面側面図である。
【図2】図1のフラッシング装置の一部を構成する供給
導管および該供給導管に組付けられたタービン装置を示
す断面図である。
【図3】図2のそれとは異なる位置にあるタービン装置
を備えた図2の供給導管の要部断面図である。
【図4】図2のタービン装置のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のフラッシング装置の一部を形成する駆動
装置および該駆動装置に接続された部材を示す概略図で
ある。
【図6】図5の駆動装置の部材を概略的に示す部分断面
図である。
【図7】図6の駆動装置の一部を形成する部材のVII −
VII 線断面図である。
【図8】図6のそれとは異なる位置にある図6の駆動装
置の部材を示す概略図である。
【符号の説明】
1・・・フラッシング装置 2・・・タンク 6・・・フラッシュ液管 7・・・フラッシュノズル 8・・・タービン装置 9・・・駆動装置 10・・・供給導管 13・・・タービン輪 50・・・磁気継ぎ手 51・・・内部磁石体 52・・・外部磁石体

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一本のフラッシュ液管(6)
    がタンク(2)内に回転自在に配設されており、このフ
    ラッシュ液管(6)に少なくとも一個のフラッシュノズ
    ル(7)が揺動自在に配設されており、フラッシュ液
    (11)を前記フラッシング液管(6)を通して、フラ
    ッシュ液のジェット(12)をタンク(2)内に向ける
    ようにされたフラッシュノズル(7)に供給する供給導
    管(10)が配設されており、該供給導管内のフラッシ
    ュ液(11)の流れによって回転させられるタービン装
    置(8)のタービン輪(13)が供給導管(10)内に
    配設されており、該タービン輪(13)は、供給導管
    (10)外部に設置された駆動装置(9)を駆動するた
    めに、またフラッシュ液管(6)を回転させると同時に
    フラッシュノズル(7)を回転させるために配設されて
    なる、容器や船の中のタンク等のタンク類の内部をフラ
    ッシングするためのフラッシング装置であって、 供給導管(10)内のタービン輪(13)の回転を磁力
    によって供給導管(10)外の駆動装置(9)に伝達す
    るための磁気継ぎ手(50)が配設されており、該磁気
    継ぎ手(50)が、供給導管(10)内に配設された内
    部磁石体(51)と供給導管(10)外に配設された外
    部磁石体(52)とを有しており、該外部磁石体(5
    2)が、前記内部磁石体(51)に対して、内部磁石体
    (51)の回転を外部磁石体(52)に伝達する磁気が
    両磁石体(51、52)間に発生するような位置関係と
    なるべく配置されており、前記内部磁石体(51)が供
    給導管(10)に対して閉止された空間に配設されてい
    ることを特徴とするフラッシング装置。
  2. 【請求項2】 前記内部磁石体(51)と外部磁石体
    (52)とが環状の永久磁石であり、両磁石体(51、
    52)は互いに同一のまたは実質的に同一の外径を有
    し、また、互いに同一のまたは実質的に同一の内径を有
    し、そして、磁気継ぎ手(50)の軸方向に延びる共通
    の中心軸に対して同軸状に配置されていることを特徴と
    する請求項1記載のフラッシング装置。
  3. 【請求項3】 内部磁石体(51)を保持するための保
    持手段(53)と供給導管(10)の閉止壁部(54)
    との間に少なくとも一個の支持体(55)が配設されて
    おり、該支持体(55)が、磁気継ぎ手(50)内で発
    生した磁力によって前記閉止壁(54)向きに内部磁石
    体(51)に対して加わる荷重を閉止壁(54)に伝え
    るように構成されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のフラッシング装置。
  4. 【請求項4】 内部磁石体(51)は供給導管(10)
    に対して閉止された保持手段(53)内の溝(56)状
    の空間内に配設され、該溝(56)がキャップ(57)
    によって閉止されることを特徴とする請求項1〜3のう
    ちのいずれか一の項に記載のフラッシング装置。
  5. 【請求項5】 前記内部磁石体(51)が溝(56)内
    の位置に、保持手段(53)内に設けられたキャップ
    (57)によって保持されるように構成されていること
    を特徴とする請求項4記載のフラッシング装置。
  6. 【請求項6】 前記供給導管(10)には、その磁気継
    ぎ手(50)部に対して開口を開放しうるように供給導
    管(10)の閉止壁部(54)が着脱自在に取り付けら
    れるとともに、該開口が、そこを通して供給導管(1
    0)内に組付けられるタービン装置(8)や磁気継ぎ手
    (50)の部品類を供給導管(10)内に装入し且つ供
    給導管(10)から取り出しうるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一の項
    に記載のフラッシング装置。
  7. 【請求項7】 磁気継ぎ手(50)の一部を構成すると
    ともに供給導管(10)の閉止壁部(54)の内側に配
    設された内部磁石体(51)を保持する保持手段(5
    3)が、供給導管(10)内における内部磁石体(5
    1)とタービン装置(8)との間に配設された支持スリ
    ーブ(60)内に配設されており、該支持スリーブ(6
    0)が、直接に、またはその上に配設された軸方向−径
    方向支持体(59)を実質的に介することにより、前記
    保持手段(53)を軸方向および径方向に保持する支持
    体を構成しており、支持スリーブ(60)が、供給導管
    (10)内に着脱自在に組付けられ、タービン装置
    (8)や内部磁石体(51)を抜き出すための開口を通
    して供給導管(10)から抜き取ることができるように
    構成されており、支持スリーブ(60)が、供給導管
    (10)内における、少なくともフラッシュ液(11)
    が流通する主流路の実質的に側部に存在する空間内に配
    設されており、支持スリーブ(60)が、フラッシュ液
    の流路と内部磁石体(51)のための空間との間にドレ
    ン孔(61)を有していることを特徴とする請求項1〜
    6のうちのいずれか一の項に記載のフラッシング装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも一本のフラッシュ液管(6)
    がタンク(2)内に回転自在に配設されており、このフ
    ラッシュ液管(6)に少なくとも一個のフラッシュノズ
    ル(7)が揺動自在に配設されており、フラッシュ液
    (11)を前記フラッシング液管(6)を通して、フラ
    ッシュ液のジェット(12)をタンク(2)内に向ける
    ようにされたフラッシュノズル(7)に供給する供給導
    管(10)が配設されており、該供給導管内のフラッシ
    ュ液(11)の流れによって回転させられるタービン装
    置(8)のタービン輪(13)が供給導管(10)内に
    配設されており、該タービン輪(13)は、供給導管
    (10)外部に設置された駆動装置(9)を駆動するた
    めに、またフラッシュ液管(6)を回転させると同時に
    フラッシュノズル(7)を回転させるために配設されて
    なる、容器や船の中のタンク等のタンク類の内部をフラ
    ッシングするためのフラッシング装置であって、 供給導管(10)内のタービン輪(13)の回転を磁力
    によって供給導管(10)外の駆動装置(9)に伝達す
    るための磁気継ぎ手(50)が配設されており、前記タ
    ービン輪(13)は、供給導管(10)の調節部材(2
    5)に対して変位しうるように取り付けられており、タ
    ービン輪(13)および調節部材(25)が、タービン
    輪(13)を調節部材(25)に対して変位させること
    により、および/または、調節部材(25)をタービン
    輪(13)に対して変位させることにより、タービン輪
    (13)と調節部材(25)との間にフラッシュ液のた
    めに形成された流通空間(40)の流通領域を調節しう
    るように構成されており、該流通空間(40)を流通す
    るフラッシュ液の流速を変化させることにより、タービ
    ン輪(13)の回転速度および/または運動エネルギを
    変化させることができるように構成されていることを特
    徴とするフラッシング装置。
  9. 【請求項9】 前記タービン輪(13)が、供給導管
    (10)内を流通するフラッシュ液(11)の流れ方向
    (F)に円錐状にテーパにされたハブ部材(32)を有
    しており、タービン輪(13)に隣接した供給導管(1
    0)の前記調節部材(25)が、フラッシュ液(11)
    の流れ方向(F)に円錐状にテーパにされた内周面(3
    8)を有しており、タービン輪(13)が、調節部材
    (25)の内周面(38)とハブ部材(32)との間に
    形成された流通空間(40)の流通領域を拡大、縮小す
    るために、調節部材(25)に対して前記流れ方向
    (F)またはその逆方向に移動可能にされていることを
    特徴とする請求項8記載のフラッシング装置。
  10. 【請求項10】 調節部材(25)に対してタービン輪
    (13)を変位せしめるための、および/または、ター
    ビン輪(13)に対して調節部材(25)を変位せしめ
    るための設定部材(26)が配設されており、該設定部
    材(26)が、供給導管(10)を開放する必要なく供
    給導管(10)の外部から操縦しうるように構成されて
    いることを特徴とする請求項8または9記載のフラッシ
    ング装置。
  11. 【請求項11】 タービン輪(13)と前記調節部材
    (25)とが、供給導管(10)内におけるタービン輪
    (13)の上流の低流速フラッシュ液を、流通空間(4
    0)内においてタービン輪(13)を駆動するに不十分
    な速度から駆動しうる速度へ局部的に増加させるため
    に、相互に近接して設定されうるように構成されている
    ことを特徴とする請求項8〜10のうちのいずれか一の
    項に記載のフラッシング装置。
  12. 【請求項12】 前記調節部材(25)が、供給導管
    (10)の管状部材から構成されており、前記タービン
    輪(13)の全部または一部が前記管状部材内に位置し
    ていることを特徴とする請求項8〜11のうちのいずれ
    か一の項に記載のフラッシング装置。
  13. 【請求項13】 タービン輪(13)が、調節部材(2
    5)の内周面(38)と平行かまたは実質的に平行の外
    周面(39)を有するハブ部材(32)を備えることに
    より、調節部材(25)の内周面(38)とハブ部材
    (32)の外周面(39)との間に均一幅または実質的
    に均一幅の流通空間(40)が形成されており、タービ
    ン輪の一部を構成するとともにハブ部材(32)に固設
    されたタービンブレード(33)の外縁(41)が前記
    内周面(38)に対して平行かまたは実質的に平行とな
    るように、タービン輪(13)が構成され且つ調節部材
    (25)の内周面(38)に対して配置されており、タ
    ービン輪(13)が、タービンブレード(33)の外縁
    (41)が前記内周面(38)に近接する位置および離
    間する位置ともにとりうる調節範囲(S)内で、調節部
    材(25)の内周面(38)に対して変位しうるように
    されており、タービン輪(13)が、全ての設定位置に
    おけるハブ部材(32)が調節部材(25)の内側また
    は実質的に内側に位置するように、調節範囲(S)内の
    種々の位置に変位可能にされており、前記調節部材(2
    5)が、供給導管(10)内に着脱自在に取り付けられ
    る管状部材から構成されていることを特徴とする請求項
    8〜12のうちのいずれか一の項に記載のフラッシング
    装置。
  14. 【請求項14】 前記設定部材(26)が、供給導管
    (10)の壁に装着され且つ供給導管(10)の外部か
    ら調節しうる変位手段(42)から構成され、該変位手
    段(42)が、タービン輪(13)および/または調節
    部材(25)がフラッシュ液(11)の流れ方向(F)
    および/またはその逆方向に変位してタービン輪(1
    3)と調節部材(25)との間隔を変化させうるよう
    に、タービン輪(13)および/または調節部材(2
    5)と共働するように構成されていることを特徴とする
    請求項8〜13のうちのいずれか一の項に記載のフラッ
    シング装置。
  15. 【請求項15】 前記変位手段(42)が、タービン輪
    (13)が装着された軸(27)の下部に連結されてお
    り、該軸(27)の上部が、タービン輪(13)から駆
    動装置(9)へ回転を伝達するための手段(28)に連
    結されており、前記軸(27)が、前記手段(28)に
    対して変位しうるとともに回転が伝達されうるように係
    合しており、この変位手段(42)が、供給導管(1
    0)の壁に螺入されるとともに前記軸(27)の下部が
    連結された設定スリーブを有していることを特徴とする
    請求項14記載のフラッシング装置。
  16. 【請求項16】 タービン輪(13)が軸(27)に組
    付けられており、該軸(27)がその下部において球形
    支持部材(46)を介して前記変位手段(42)に連結
    されていることを特徴とする請求項14または15記載
    のフラッシング装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも一本のフラッシュ液管
    (6)がタンク(2)内に回転自在に配設されており、
    このフラッシュ液管(6)に少なくとも一個のフラッシ
    ュノズル(7)が揺動自在に配設されており、フラッシ
    ュ液(11)を前記フラッシング液管(6)を通して、
    フラッシュ液のジェット(12)をタンク(2)内に向
    けるようにされたフラッシュノズル(7)に供給する供
    給導管(10)が配設されており、該供給導管内のフラ
    ッシュ液(11)の流れによって回転させられるタービ
    ン装置(8)のタービン輪(13)が供給導管(10)
    内に配設されており、該タービン輪(13)は、供給導
    管(10)外部に設置された駆動装置(9)を駆動する
    ために、またフラッシュ液管(6)を回転させると同時
    にフラッシュノズル(7)を回転させるために配設され
    ており、延設駆動手段(23)を介してフラッシュノズ
    ル(7)を回転させるために、延設駆動手段(23)を
    その長手方向に往復駆動(D)するための駆動装置
    (9)が装備されてなる、容器や船の中のタンク等のタ
    ンク類の内部をフラッシングするためのフラッシング装
    置であって、前記延設駆動手段(23)を駆動するため
    の駆動装置(9)が、ネジ部材(66)のネジ(71、
    72)と係合し且つタービン装置(8)によってネジ部
    材(66)の回りを一定方向(H)に連続回転駆動され
    るキャリア(70)を有しており、該ネジ部材(66)
    が、その長手方向に、その往復動を延設駆動手段(2
    3)に伝えるように往復動可能にされており、回転中の
    キャリア(70)が、ネジ部材(66)のネジ(71、
    72)と係合することによってネジ部材(66)に往復
    同せしめるように構成されており、前記ネジ部材(6
    6)が二つの互いに異なる方向のネジ(71、72)を
    有し、該ネジ(71、72)が互いに下部転移部(7
    3)と上部転移部(74)とによって通じ、それによ
    り、一定方向(H)に連続回転するキャリア(70)に
    よってネジ部材(66)を往復動せしめるように構成さ
    れていることを特徴とするフラッシング装置。
  18. 【請求項18】 前記キャリア(70)が、前記ネジ部
    材(66)回りに回転可能に配設された環状要素(6
    8)に装着され、且つ、ネジ部材(66)のネジ(7
    1、72)と係合していることを特徴とする請求項17
    記載のフラッシング装置。
  19. 【請求項19】 前記ネジ部材(66)がキャリア(7
    0)の影響によって回転させられることを防止するため
    の手段(75、77)が配設されていることを特徴とす
    る請求項17または18記載のフラッシング装置。
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