JPH08252277A - 装着を容易にしたコンドーム - Google Patents
装着を容易にしたコンドームInfo
- Publication number
- JPH08252277A JPH08252277A JP7083513A JP8351395A JPH08252277A JP H08252277 A JPH08252277 A JP H08252277A JP 7083513 A JP7083513 A JP 7083513A JP 8351395 A JP8351395 A JP 8351395A JP H08252277 A JPH08252277 A JP H08252277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condom
- wound
- tape
- parts
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装着性を改良したコンドームの提供。
【構成】 コンドーム10は、開放端側が外側に巻かれ
ている使用前の状態において、外側に巻かれた部分11
に巻き込まれて一端が巻かれた部分の外方に突出してい
る一対のテープ状体12,12を具えている。コンドー
ム10は、勃起した陰茎の先端に当てがわれて、一対の
テープ状体12,12の端部が使用者によって手前に引
っ張られると、巻かれた部分が片寄ることなく均一に解
かれながら、装着される。テープ状体は、コンドームが
装着されると、コンドームから自然に分離し、捨てられ
る。これによって、コンドームの巻かれた部分11が片
寄ることなく略均一に解かれて、装着上の煩わしさが解
消されるばかりでなく、表裏を間違えることもなくな
る。
ている使用前の状態において、外側に巻かれた部分11
に巻き込まれて一端が巻かれた部分の外方に突出してい
る一対のテープ状体12,12を具えている。コンドー
ム10は、勃起した陰茎の先端に当てがわれて、一対の
テープ状体12,12の端部が使用者によって手前に引
っ張られると、巻かれた部分が片寄ることなく均一に解
かれながら、装着される。テープ状体は、コンドームが
装着されると、コンドームから自然に分離し、捨てられ
る。これによって、コンドームの巻かれた部分11が片
寄ることなく略均一に解かれて、装着上の煩わしさが解
消されるばかりでなく、表裏を間違えることもなくな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装着性を改良したコン
ドームに関する。
ドームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンドームは、使用前において、
開放端側から閉じた先端に向けて外側に巻かれて扁平な
形状になっている。そして、使用時には、その巻かれた
部分が解かれるようにして、勃起した陰茎に装着される
ようになっている。
開放端側から閉じた先端に向けて外側に巻かれて扁平な
形状になっている。そして、使用時には、その巻かれた
部分が解かれるようにして、勃起した陰茎に装着される
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
コンドームは、巻かれた部分を解くとき、全周に渡って
均等に解いて装着することが難かしいという問題がある
ばかりでなく、暗い所で装着することが多いために、表
裏の判別が難しく、表裏の判別を間違えた場合には、も
う一度外してやり直さなければならないという煩わしさ
がある。コンドームの装着における以上のような欠陥
は、発展途上国における産児制限や、エイズの蔓延防止
のために有効な手段であることが認められているにも拘
らず、コンドームの使用が敬遠される理由の1つとなっ
ている。
コンドームは、巻かれた部分を解くとき、全周に渡って
均等に解いて装着することが難かしいという問題がある
ばかりでなく、暗い所で装着することが多いために、表
裏の判別が難しく、表裏の判別を間違えた場合には、も
う一度外してやり直さなければならないという煩わしさ
がある。コンドームの装着における以上のような欠陥
は、発展途上国における産児制限や、エイズの蔓延防止
のために有効な手段であることが認められているにも拘
らず、コンドームの使用が敬遠される理由の1つとなっ
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、開放端側が外
側に巻かれている使用前のコンドームにおいて、前記外
側に巻かれた部分に巻き込まれて一端が前記巻かれた部
分の外方に突出している一対のテープ状体を具え、該テ
ープ状体の突出部分を手前に引くことによって装着する
ことを特徴とするコンドームにより、前記の課題を解決
した。
側に巻かれている使用前のコンドームにおいて、前記外
側に巻かれた部分に巻き込まれて一端が前記巻かれた部
分の外方に突出している一対のテープ状体を具え、該テ
ープ状体の突出部分を手前に引くことによって装着する
ことを特徴とするコンドームにより、前記の課題を解決
した。
【0005】
【作用】コンドームは、勃起した陰茎の先端に当てがわ
れて、一対のテープ状体の端部が使用者によって手前に
引っ張られると、巻かれた部分が片寄ることなく均一に
解かれながら、装着される。テープ状体は、コンドーム
が装着されると、コンドームから自然に分離し、捨てら
れる。
れて、一対のテープ状体の端部が使用者によって手前に
引っ張られると、巻かれた部分が片寄ることなく均一に
解かれながら、装着される。テープ状体は、コンドーム
が装着されると、コンドームから自然に分離し、捨てら
れる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。コンドーム10は、図1で示すように、
使用前において、開放端部から閉じた先端に向けて外側
に巻かれ、厚さ数ミリの扁平な形状になっている。コン
ドーム10の巻かれた部分11の両側には、略180°
の間隔をおいて、一対のテープ状体12,12が巻き込
まれている。一対のテープ状体12は、図2に示すよう
に、コンドーム10の製造工程において、コンドーム1
0が開放端側で外側に巻かれるとき、コンドーム10の
基端14から長手方向に添えられて、コンドーム10と
一緒に巻かれるようになっている。
いて説明する。コンドーム10は、図1で示すように、
使用前において、開放端部から閉じた先端に向けて外側
に巻かれ、厚さ数ミリの扁平な形状になっている。コン
ドーム10の巻かれた部分11の両側には、略180°
の間隔をおいて、一対のテープ状体12,12が巻き込
まれている。一対のテープ状体12は、図2に示すよう
に、コンドーム10の製造工程において、コンドーム1
0が開放端側で外側に巻かれるとき、コンドーム10の
基端14から長手方向に添えられて、コンドーム10と
一緒に巻かれるようになっている。
【0007】テープ状体12の一端13は、コンドーム
10の巻かれた部分11から外方に突出している。突出
した部分の長さは、テープ状体12を指先で摘むことが
できる程度の長さである。テープ状体12の全体的長さ
は、コンドーム10の全長に、テープ状体12を指先で
摘むことができる程度の長さを加えた長さである。又、
テープ状体12の幅は約1cmである。
10の巻かれた部分11から外方に突出している。突出
した部分の長さは、テープ状体12を指先で摘むことが
できる程度の長さである。テープ状体12の全体的長さ
は、コンドーム10の全長に、テープ状体12を指先で
摘むことができる程度の長さを加えた長さである。又、
テープ状体12の幅は約1cmである。
【0008】テープ状体12は、コンドーム10に軽い
接着力で貼り付けられて巻き込まれていても良いし、接
着することなく、コンドーム10に単に巻き込まれてい
ても良い。テープ状体12は、手前に引っ張ったとき、
容易に破れないような引っ張り強度を備えている必要が
あり、粘着テープとともに使用される剥離紙のようなも
のが好適である。
接着力で貼り付けられて巻き込まれていても良いし、接
着することなく、コンドーム10に単に巻き込まれてい
ても良い。テープ状体12は、手前に引っ張ったとき、
容易に破れないような引っ張り強度を備えている必要が
あり、粘着テープとともに使用される剥離紙のようなも
のが好適である。
【0009】コンドーム10は、図3に示すように、一
対のテープ状体12,12が使用者の左右方向になるよ
うに、勃起した陰茎Aの先端に当てがわれて、テープ状
体12の突出部分13,13が使用者によって手前方向
に引っ張られることによって、巻かれた部分11が片寄
ることなく均一に解かれて装着される。テープ状体1
2,12は、コンドーム10が装着されると、自然にコ
ンドーム10から分離される。
対のテープ状体12,12が使用者の左右方向になるよ
うに、勃起した陰茎Aの先端に当てがわれて、テープ状
体12の突出部分13,13が使用者によって手前方向
に引っ張られることによって、巻かれた部分11が片寄
ることなく均一に解かれて装着される。テープ状体1
2,12は、コンドーム10が装着されると、自然にコ
ンドーム10から分離される。
【0010】なお、図1、図3において、コンドーム1
0の巻かれた部分11は、隙間を有するように描かれて
いるが、これは、テープ状体12とコンドーム10との
区別を明瞭にするためであって、実際には、密着した状
態で巻かれていることは言うまでもない。
0の巻かれた部分11は、隙間を有するように描かれて
いるが、これは、テープ状体12とコンドーム10との
区別を明瞭にするためであって、実際には、密着した状
態で巻かれていることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】本発明のコンドームは、使用者が一対の
テープ状体を手前に引っ張りさえすれば、自然に装着さ
れるようになっているため、コンドームの巻かれた部分
が片寄ることなく略均一に解かれて、装着上の煩わしさ
が解消されるばかりでなく、表裏を間違えることもない
という顕著な効果を奏する。
テープ状体を手前に引っ張りさえすれば、自然に装着さ
れるようになっているため、コンドームの巻かれた部分
が片寄ることなく略均一に解かれて、装着上の煩わしさ
が解消されるばかりでなく、表裏を間違えることもない
という顕著な効果を奏する。
【図1】 本発明の実施例のコンドームの使用前の長手
方向に沿った断面図である。
方向に沿った断面図である。
【図2】 コンドームの最終製造工程において、コンド
ームを使用前の状態にするときの斜視図である。
ームを使用前の状態にするときの斜視図である。
【図3】 コンドームの使用説明図である。
10 コンドーム 11 コンドー
ムの巻かれた部分 12 テープ状体 13 テープ状
体の突出部分
ムの巻かれた部分 12 テープ状体 13 テープ状
体の突出部分
Claims (1)
- 【請求項1】 開放端側が外側に巻かれている使用前の
コンドームにおいて、前記外側に巻かれた部分に巻き込
まれて一端が前記巻かれた部分の外方に突出している一
対のテープ状体を具え、該テープ状体の突出部分を手前
に引くことによって装着することを特徴とする、コンド
ーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083513A JPH08252277A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 装着を容易にしたコンドーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7083513A JPH08252277A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 装着を容易にしたコンドーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08252277A true JPH08252277A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13804574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7083513A Pending JPH08252277A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 装着を容易にしたコンドーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08252277A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008510545A (ja) * | 2004-08-27 | 2008-04-10 | コロプラスト アクティーゼルスカブ | ストリップの巻き解き |
US8821780B2 (en) | 2005-10-03 | 2014-09-02 | Nolato Meditech Ab | Method and machine for producing a hollow product |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7083513A patent/JPH08252277A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008510545A (ja) * | 2004-08-27 | 2008-04-10 | コロプラスト アクティーゼルスカブ | ストリップの巻き解き |
US9504600B2 (en) | 2004-08-27 | 2016-11-29 | Coloplast A/S | Unrolling strips |
US8821780B2 (en) | 2005-10-03 | 2014-09-02 | Nolato Meditech Ab | Method and machine for producing a hollow product |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0233765Y2 (ja) | ||
JPH06197982A (ja) | カテーテルとアプリケータの組合せ及びその利用方法 | |
US5102405A (en) | Contraceptive hood | |
GB9401984D0 (en) | Male incontinence device | |
US5121755A (en) | Reinforced tethered condom construction | |
EP1236452B1 (en) | Condom | |
JPH08252277A (ja) | 装着を容易にしたコンドーム | |
JP2003164043A (ja) | グロメット | |
JP2001520555A (ja) | 巻揚げタブ・コンドームおよびその装着方法 | |
JP3015923U (ja) | 装着を容易にしたコンドーム | |
CA2659085A1 (en) | Condom and system and method for packaging | |
JPH06154259A (ja) | 外部の尿収集カテーテルのためのアプリケイタ及び該アプリケイタを備えた尿収集装置 | |
JPH0856978A (ja) | コンドーム装着補助テープ | |
US7044939B1 (en) | Male external catheter with integral strap | |
US7121281B2 (en) | Contraceptive device with wearing aid | |
JP2500368Y2 (ja) | 生理用ナプキン | |
CA1245927A (en) | Contraceptive hood | |
JPH09316406A (ja) | 伸長可能な固定用テープ | |
JP4045153B2 (ja) | 装着補助具付避妊具 | |
JPH08117282A (ja) | 生理用タンポン | |
JPH077615U (ja) | 誘導リング体を付着した装着に容易なコンドーム | |
BR112019012175A2 (pt) | artigo absorvente e método de fabricação para artigo absorvente | |
JP2000161538A (ja) | プロテクタ | |
JPS629306Y2 (ja) | ||
JP2004141217A (ja) | 装着補助具付避妊具 |