JPH0825166A - パレット交換装置 - Google Patents

パレット交換装置

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JPH0825166A
JPH0825166A JP16961894A JP16961894A JPH0825166A JP H0825166 A JPH0825166 A JP H0825166A JP 16961894 A JP16961894 A JP 16961894A JP 16961894 A JP16961894 A JP 16961894A JP H0825166 A JPH0825166 A JP H0825166A
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JP
Japan
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pallet
base
swivel
exchanging
standby position
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JP16961894A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hosokawa
川 裕 細
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工の終了したワークと、次に、加工するワ
ークとそれぞれ載せたパレットを旋回運動によりパレッ
トローダを用いずに交換するとともに、パレットの位置
位置決めとクランプを一挙にできるようにし、少ない交
換動作で効率良くパレット交換を行なう。 【構成】 少なくとも1のパレット10aがパレット台
21上にあるときに他のパレット10bは待機位置にあ
るように複数のパレットを支持する旋回台32と、旋回
台32を上下動可能に支持するクランプ用アクチュエー
タ58と、旋回台32を旋回させる旋回駆動部とを備え
た旋回装置と、旋回台の下降動作と協働してパレット1
0aをパレット台21上に位置決めする位置決め手段2
2a、22bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタなど
の工作機械において、加工の終了したワークと次に加工
するワークをパレットごと自動交換するパレット交換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタでは、段取り作業を効
率良く行って、工作機械の稼働率を向上させるために、
パレット台に供給するワークをパレットごと自動交換す
るパレット交換装置が用いられている。この種のパレッ
ト交換装置としては、種々の形式の装置があるが、代表
的なものとしては、パラレルシャトル形とロータリシャ
トル形の交換装置が知られている。
【0003】このうち、パラレルシャトル形のパレット
交換装置は、工作機械のテーブル前方に並列して待機す
るパレットを直線的に移送するローディング装置と、パ
レットをパレット台に対して搬出入するパレットローダ
と、パレット台上に引き込んだパレットを位置決めて固
定するクランプ装置とを備えるものである。一方、ロー
タリシャトル形のパレット交換装置は、複数のパレット
を旋回動作により位置を変える旋回装置と、パレットを
パレット台に対して搬出入するパレットローダと、パレ
ットをパレット台上に固定するクランプ装置とから構成
される。
【0004】図4は、横中ぐりフライス盤における従来
のパラレルシャトル形パレット交換装置のローディング
装置を示す。図4において、符合2はベッドを示し、こ
のベッド2には、コラム3がX方向に移動自在に設置さ
れており、このコラム3は、X軸移動用モータ7の駆動
によりベッド2の上を走行するようになっている。サド
ル4は、コラム3に昇降自在に取り付けられ、Y軸移動
用モータ9の駆動によって上下のY方向に移動する。こ
のサドル4には、主軸6を保持する主軸頭5がZ方向に
移動可能に支持されている。従って、主軸6に装着され
た工具は、Z軸移動モータ8の駆動によりZ方向に移動
し加工物に接近するようになっている。
【0005】ベッド2の前方側には、パレット台8が配
置されており、加工するワークを載せたパレット10a
は、このパレット台8の上で、図示しないクランプ装置
によって固定される。ローディング装置12は、ベッド
2の手前側に配設され、X方向に平行な搬送軌道13に
沿って複数のパレット10a、10bを移送する。パレ
ットローダ14は、案内15に沿って加工の終了したワ
ークを載せたパレット10aを引き込み、次に加工する
ワークのパレット10bをパレット台8に押出す動作を
するようになっている。
【0006】次に、図5は、横中ぐりフライス盤におけ
るロータリシャトル形のパレット交換装置の旋回装置を
示す。なお、図5の横中ぐりフライス盤は図4と同一に
構成されるもので同一の要素には同一の符合を付してあ
る。旋回テーブル17は、2つのパレット10a、10
bを載せて旋回し、待機位置とパレット台8の手前位置
との間でパレットの移送をするもので、加工の終了した
パレット10aを図示されないパレットローダにより引
き込むと、180度回転するようになっている。従っ
て、次に加工するワークを載せたパレット10bはパレ
ット台8の手前位置に入れ替わるので、図示しないパレ
ットローダが作動すると、パレット10bはパレット台
8上に押出される。その後、パレット10bは、クラン
プ装置の作動により位置決め固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パレット交換装置では、パレットの移送、パレット台上
への押出し、位置決め、クランプ等、パレットの交換に
必要な一連の動作が多く、しかも、ローディング装置、
パレットローダ、クランプ装置などの各装置の動作の連
係を図らねばならないため、パレットの交換に相応の時
間がかかっている。また、それぞれ旋回装置、ローディ
ング装置、パレットローダなどの独立した装置をパレッ
ト台付近に配置するために、それらの装置の占有する設
置スペースを広く必要とする問題点があった。そこで、
本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消
し、加工の終了したワークと、次に、加工するワークを
それぞれ載せたパレットを旋回動作によりパレットロー
ダを用いずに一挙に交換するとともに、パレットの位置
位置決めとクランプをもできるようにし、少ない交換動
作で効率良くパレット交換を行なえるパレット交換装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、工作機械のパレット台とパレットの待
機位置との間で加工の終了したワークと、次に加工する
ワークとをパレットごと交換するパレット交換装置にお
いて、少なくとも1つのパレットがパレット台上にある
ときに他のパレットは待機位置にあるように複数のパレ
ットを支持する旋回台と、前記旋回台を上下動可能に支
持する用アクチュエータと、前記旋回台を旋回させる旋
回駆動部とを備えた旋回装置と、前記旋回台の下降動作
と協働して前記パレットをパレット台上に位置決めする
位置決め手段とを具備したことを特徴とするものであ
る。
【0009】前記パレット交換装置においては、旋回装
置の旋回軸を弾性部材を介して前記旋回台および旋回軸
の重量を支えるとともに、水平方向の変位を許容するよ
うに支持するように構成することが望ましい。
【0010】また、待機位置側のパレットを旋回自在な
待機台上に載置し、この待機台は旋回ロック手段を備え
るように構成することができる。
【0011】さらに、前記位置決め手段には、パレット
の底面とパレット台の上面にそれぞれ配設した一組のカ
ービックカップリングを用いることができる。
【0012】さらに、前記旋回台は、切屑、切削油剤の
侵入防止構造を設けることが好ましい。
【0013】
【作用】パレットを交換するときには、旋回駆動機構部
の駆動作用のもとにパレットを支持する旋回台が旋回す
ると、パレット台上にあったパレットは、待機位置に、
それまで待機位置にあったパレットはパレット台上に同
時に入れ替わる。そして、クランプ用アクチュエータが
作動して旋回台が下降すると、パレットはパレット台に
対して位置決め手段を介して位置決めされるとともに、
パレットは押し付けられるようにしてパレット台上にク
ランプされるので、少ないパレット交換動作でワークを
パレットごと交換してパレット台に供給できる。また、
パレットローダを用いることなく、パレットを交換でき
るので、テーブル回りの省スペース化を達成できる。
【0014】また、請求項2に記載の発明によれば、旋
回台の旋回半径の製作誤差が吸収されるので、パレット
交換精度を安定させる。また、請求項3に記載の発明に
よれば、ワークの段取りを待機台上で手動旋回しながら
効率良く行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明によるパレット交換装置の一実
施例について添付の図面を参照して説明する。図1は、
本発明を横中ぐりフライス盤に適用した実施例を示す。
図2は、実施例のパレット交換装置の断面構造を示し、
図3はパレット交換装置の平面構成を示す。図におい
て、符合2はベッドを示し、このベッド2には、コラム
3がX方向に移動自在に設置されており、このコラム3
は、X軸移動用モータ7の駆動によりベッド2の上を走
行するようになっている。サドル4は、コラム3に昇降
自在に支持され、Y軸移動用モータ9の駆動によって上
下のY方向に移動する。このサドル4には、主軸6を保
持する主軸頭5がZ方向に移動可能に支持されている。
従って、主軸6に装着された工具6aは、Z軸移動モー
タ8の駆動によりZ方向に移動し加工物に接近するよう
になっている。
【0016】ベッド2の前方側にはテーブルベース20
が据付けられ、パレット台21は、このテーブルベース
20によって支持されている。加工位置にあるパレット
10aは、位置決め手段を用いてパレット台21上に載
置されている。この実施例では、図2において、位置決
め手段として、パレット台21上にカービックカップリ
ング22aが固定されており、パレット10aの下面に
は、カービックカップリング22aと対をなすカービッ
クカップリング22bが取り付けられている。
【0017】パレット台21上において、パレット10
aは、センタ軸23によって回転可能に支持されてい
る。このセンタ軸23の軸端には矩形形状の連結部23
aが形成され、この連結部23aを介してセンタ軸23
の回転がパレット10aに伝達される構造になってい
る。テーブルベース20の内部にはテーブル割り出し機
構が設けられ、このテーブル割出し機構として、センタ
軸23に同心的に取り付けたはすば歯車24にウォーム
25を噛み合わせ、このウォーム25をNC指令に従っ
て回転するサーボモータ26に連結し、パレット10a
を所望の角度に割り出せるようになっている。また、テ
ーブルベース20の内部には、パレット台21上のパレ
ット10aを昇降させるパレット昇降油圧シリンダ60
が組み込まれており、このテーブル昇降油圧シリンダ6
0は、シリンダ27とピストン28、ヘッドカバー29
とからなるものである。この場合、センタ軸23は、そ
の下端部でベアリング34を介して回転自在に支承され
るともに、パレット昇降油圧シリンダ60のピストン2
8と連結されるようになっているので、前記テーブル割
り出し機構によるセンタ軸23の回転と、パレット昇降
油圧シリンダ60の作動時の昇降動作とが共に可能とな
るように構成されている。
【0018】一方、ベッド2に連設してパレット交換装
置のハウジング30がブラケット31を介して設けら
れ、このハウジング30の内部には、待機位置にあるパ
レット10bと、パレット台21上のパレット10aと
を交換するための旋回装置が収容されるとともに、待機
位置のパレット10bを回転自在に支持する待機台53
とが設けられている。
【0019】旋回装置は、前記パレット台21上の加工
位置と、パレットの待機位置とにそれぞれパレット10
a、10bを支持し旋回自在な旋回台32と、この旋回
台32を180度旋回させる旋回駆動部を備えるもので
ある。旋回台32は、旋回軸38によって支持されるも
ので、この旋回軸38の全体は後述するクランプ用油圧
シリンダ58のロッド45とベアリング35を介して回
転自在にかつ上下に移動可能に連結されている。また、
旋回台32は、段差を利用して一組のパレット10a、
10bを担持できるようになっており、旋回台32の長
さ方向両側には、パレット10a、10bの中段の胴部
19が嵌合するようにその外径に対応した穴部36が形
成されている。従って、旋回台32は、パレット10
a、10bの上段の肩部18が旋回台32の上面に係止
するようにしてパレット10a、10bをそれぞれ担持
することができる。この旋回台32とパレット10a、
10bの嵌合部分から切屑や切削油がテーブルベース2
0内部やハウジング30内部に侵入しないようにするた
めに、パレット10a、10bの胴部13の外周にはリ
ング状のシール37が装着されている。なお、切り屑、
切削油の進入防止のためのカバーを取り付けた構造とす
ることもできる。
【0020】このような旋回台32を駆動する旋回駆動
部は、前記旋回軸38に外嵌するピニオン40と、この
ピニオン40に噛み合うラック42と、このラック42
を進退動される旋回用油圧シリンダ43とから構成され
ている。この場合、旋回用油圧シリンダ43のフランジ
44はハウジング30の側面に固定され、そのロッド4
5にはボルトを介してラック42が連結されている。
【0021】また、旋回台32を旋回軸38とともに上
下にクランプとアンクランプ位置の間で移動させるため
のアクチュエータとして、ハウジング30の底部に設置
されたクランプ用油圧シリンダ58が用いられている。
このクランプ用油圧シリンダ58のロッド45には、旋
回軸38の下端部がベアリング35を介して接合されて
いる。シリンダ室への圧油は、プレッシャポートブロッ
ク型の3位置電磁方向切換弁50を介して流れの方向が
制御される。油圧ポンプ51から供給される圧油は、ソ
レノイド50aが励磁されると、エンド側のシリンダ室
に導入されてロッド45が押し上がり、逆にソレノイド
50bが励磁されると、ヘッド側のシリンダ室へ圧油が
供給されてロッド45が後退してクランプするようにな
っている。また、旋回軸38全体としては、その下端部
で、弾性部材として皿ばね58を介して水平面上を前後
方向に移動が許容されるように支持されている。また皿
ばね58は、旋回台32および旋回軸38の重量を支え
るだけの弾性力を有している。
【0022】次に、待機位置にあるパレット10bが載
置される待機台53は、センタ軸54と一体的に構成さ
れ、このセンタ軸54はベアリング55によって手動で
容易に回転できるように回転自在に支承されている。こ
の実施例では、パレット10bは、カービックカップリ
ング22bを介して待機台53上に位置決めされる。ま
た、待機台53には、パレット10bを載置した場合
に、段取り中に手動によって旋回可能とし、逆に旋回し
ないように固定するためのハンドル57が設けられてい
る。この実施例では、ハンドル53を引くことで、旋回
のロックが解除されるようになっている。
【0023】本実施例は、以上のように構成されるもの
であり、次に、その作用について説明する。加工するワ
ークを載せたパレット10aをパレット台21上で所定
の角度位置に割り出しをする場合の動作について説明す
る。
【0024】まず、旋回台32によるパレット10aの
クランプ状態を解除するためにクランプ用油圧シリンダ
58に供給する圧油を制御する電磁方向切換弁50を中
立位置に切換えておく。この中立位置では、ヘッド側シ
リンダ室のクランプ圧油は、タンク側へ抜かれるので、
パレット10aをパレット台21の上面に押し付けるク
ランプ力が解除されるとともに、このとき旋回台32、
旋回軸38の重量は、皿ばね58の弾性力によって支持
されている。
【0025】次いで、回転角度割り出しのためパレット
10aを回転可能な状態にするために、パレット昇降用
油圧シリンダ60が作動しセンタ軸23とともにパレッ
ト10aを押上げる。その結果、パレット台21の上面
のカービックカップリング22aとパレット10aの底
面のカービックカップリング22bの噛み合いが外れる
ので、パレット10aは、回転可能な状態になる。
【0026】従って、NC指令に基づきサーボモータ2
6が回転すると、この回転はウォーム歯車25とはすば
歯車24によって減速されてセンタ軸23に伝達され、
NC指令に従った所定の角度にパレット10aの回転位
置を割り出すことができる。
【0027】次に、加工の終了したワークと次に加工す
るワークをパレットごと交換するときの動作について説
明する。前記のようにパレット10a、10bをアンク
ランプにした状態にしておき、旋回用油圧シリンダ43
を作動させてピストンロッド45に連結されているラッ
ク42に推力を与えると、このラックの前進運動はピニ
オン42を介して回転に変換されて、旋回台32の旋回
軸38が回転する。この旋回台32の場合、図3に示す
ように、ロッド45の先端の前進端位置を規制するスト
ッパ62がハウジング30には取り付けてあり、このス
トッパ63にロッド先端63が当接して、旋回台32は
ちょうど180度の回転角度だけ旋回するようになって
いる。
【0028】この旋回台32の旋回動作によって、これ
まで待機位置にあったパレット10bは、パレット台2
1の直上に、パレット10aは待機台53の上に位置す
ることになるので、一挙にパレットを入れ替えてワーク
の交換をすることができる。
【0029】以上のようにしてパレットを交換した後、
パレット10aをパレット台21上に位置決め並びにク
ランプをする動作について説明する。電磁方向制御弁5
0のソレノイド50bが励磁されると、圧油の経路は、
油圧ポンプ51から吐出される圧油をクランプ用油圧シ
リンダ58のヘッド側のシリンダ室に供給する流路に切
り換わる。従って、ロッド45は後退して旋回軸38と
ともに旋回台32が下降するので、パレット台21の直
上にあるパレット10aのカービックカップリング22
bがパレット台21上面のカービックカップリング22
aに噛み合う。さらに、クランプ用油圧シリンダ58の
クランプ力によりパレット10aは押し付けられ、この
カービックカップリング22a、22bを介した噛み合
い状態のもとパレット10aはパレット台21の上面に
精密に位置決めされるとともにクランプされる。
【0030】このとき、パレット10a、10bのそれ
ぞれの旋回半径a、bについての微妙な寸法差が存在す
るとしても、その寸法差は、旋回台32自体を皿ばね5
8を介して水平面上を前後方向に移動可能に支持する構
造とすることによって吸収されるので、旋回半径の寸法
差がパレットクランプ時のパレット位置決め精度に悪影
響を及ぼすのを防止することができる。
【0031】なお、パレット交換後クランプしたパレッ
ト10aとは反対側の待機位置に入れ替わったパレット
10bに対しては、旋回台32はクランプ力を与えない
ようになっている。すなわち、待機台53の両側には、
クランプ時の曲げモーメントを分散させるように受台6
4a、64bが設けられており、旋回台32はまずこの
受台64a、64bに着座するので、パレット10bは
旋回台32によってクランプされない状態で待機台53
の上に載置される。このため、パレット10bに載せた
ワークについて段取りをするときには、ハンドル57を
引いて待機台53のセンタ軸54を回転自在な状態にす
ることによって、容易にワークの段取り作業を行うこと
ができる。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、旋回台の旋回動作により、待機位置のパレッ
トとパレット台上のパレットとが入れ替わり、段取りを
終わって待機位置にあったパレットがパレット台上に位
置決められ、旋回台の下降とともにパレットがパレット
台上にクランプされる。このため、従来のようにパレッ
トローダを必要とせず、交換動作を簡略化しパレットを
交換できるので、工作機械の加工能率の向上を図ること
ができ、また、テーブル回りの省スペース化を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパレット交換装置の一実施例を示
す斜視図。
【図2】同実施例によるパレット交換装置の断面図。
【図3】同実施例によるパレット交換装置の平面図。
【図4】従来技術によるパラレルシャトル形パレット交
換装置のローディング装置を示す斜視図。
【図5】従来技術によるロータリシャトル形パレット交
換装置の旋回装置を示す斜視図。
【符号の説明】
2 ベッド 3 コラム 4 サドル 5 主軸頭 10a、b パレット 20 テーブルベース 21 パレット台 22a、b カービックカップリング 24 はすば歯車 25 ウォーム 26 サーボモータ 30 ハウジング 32 旋回台 40 ピニオン 42 ラック 53 待機台 58 クランプ用油圧シリンダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械のパレット台とパレットの待機位
    置との間で加工の終了したワークと、次に加工するワー
    クとをパレットごと交換するパレット交換装置におい
    て、 少なくとも1つのパレットがパレット台上にあるときに
    他のパレットは待機位置にあるように複数のパレットを
    支持する旋回台と、前記旋回台を上下動可能に支持する
    クランプ用アクチュエータと、前記旋回台を旋回させる
    旋回駆動部とを備えた旋回装置と、 前記旋回台の下降動作と協働して前記パレットをパレッ
    ト台上に位置決めする位置決め手段と、を具備したこと
    を特徴とするパレット交換装置。
  2. 【請求項2】前記旋回装置の旋回軸を弾性部材を介して
    前記旋回台および旋回軸の重量を支えるとともに、水平
    方向の変位を許容するように支持したことを特徴とする
    請求項1に記載のパレット交換装置。
  3. 【請求項3】待機位置側のパレットを旋回自在な待機台
    上に載置し、この待機台は旋回ロック手段を備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載のパレット交換装
    置。
  4. 【請求項4】前記位置決め手段は、パレットの底面とパ
    レット台の上面にそれぞれ配設した一組のカービックカ
    ップリングからなることを特徴とする請求項1乃至3に
    記載のパレット交換装置。
  5. 【請求項5】前記旋回台は、切屑、切削油剤の侵入防止
    構造を具備したことを特徴とする請求項1乃至4に記載
    のパレット交換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6845711B2 (en) * 2001-06-25 2005-01-25 Les Machines Dubuit Stack support transfer system and a printing machine including the system
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