JPH08251286A - 交換機システム - Google Patents

交換機システム

Info

Publication number
JPH08251286A
JPH08251286A JP5110395A JP5110395A JPH08251286A JP H08251286 A JPH08251286 A JP H08251286A JP 5110395 A JP5110395 A JP 5110395A JP 5110395 A JP5110395 A JP 5110395A JP H08251286 A JPH08251286 A JP H08251286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation data
data
exchange
management device
operational
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5110395A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Sato
修一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5110395A priority Critical patent/JPH08251286A/ja
Publication of JPH08251286A publication Critical patent/JPH08251286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】交換機に接続されている端末から交換機に対し
て運用データ処理要求を行って運用データを変更して
も、管理装置で運用データを正しく管理できるようにす
る。 【構成】運用データに基づいて各種サービスを実施する
交換機1と、この交換機に接続されて交換機内の運用デ
ータの管理を行う管理装置5とから構成されるシステム
において、交換機1には自己に接続されている端末2か
ら交換機に対して運用データ処理要求を行うと、交換機
1内の運用データの変更を行う機能を設けると共に、変
更のあった運用データ部分の変更を運用データ管理装置
5に対し要求する機能を設け、運用データ管理装置5に
はこれを受けて運用データを修正する機能を設けて交換
機側の運用データと一致をとるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機システムに対する
運用データの変更に対応して交換機内の運用データと同
じ運用データを常に保持できるようにした運用データ管
理が行える交換機システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】交換機はCPU(プロセッサ)を使用し
たソフトウェア制御化により、高インテリジェント化と
高機能化が図られるようになった。ところで、CPUを
使用した構内交換用のディジタル電子交換機は、内線と
外線を収容し、内線相互間、内線と外線間の交換接続を
行うと云った基本機能の他、短縮ダイヤル機能、対地規
制、着信規制、留守番転送機能等と云った様々なサービ
スを可能にしている。
【0003】短縮ダイヤル機能は特定の番号に、通話先
のダイヤル番号を登録して、その特定番号をダイヤルす
ることで、交換機側から上記の通話先のダイヤル番号の
相手に発呼する機能であり、対地規制は各内線にサービ
スランクを割り付け、サービスランクに応じて対地、す
なわち、発呼可能な通話先地域を規制するもので、市内
通話のみ可能、市外通話を含めて可能、国際通話も可能
等といった具合に、内線別に通話先を規制するという機
能である。また、内線から特定内線への発呼を規制する
と云ったサービスも可能である。例えば、一般社員用の
内線からは役員用内線に対して発呼できないようにする
と云った具合である。
【0004】着信規制は特定内線に対しての着信を規制
する機能であり、留守番転送機能は登録した特定内線に
対して着信がある場合はそれを登録した特定の内線に転
送すると云ったサービス機能である。これは一例であ
り、その他にも、様々なサービスの提供を可能にする。
【0005】ところでこのような高機能化された交換機
を中心として構築された交換システムでは、交換機能や
上記各種のサービス機能を利用できるようにするシステ
ム運用のための多くのデータ(以下、これらのデータを
運用データと呼ぶ)を設定する必要がある。そして、交
換システムに対する多量の設定データを容易に管理でき
るようにするために、運用データ管理装置が利用され
る。
【0006】運用データ管理装置は交換機に接続して使
用されるコンピュータ端末であり、キーボードやディス
プレイなどを含めてコンピュータ本体と外部記憶装置等
を有しており、さらに交換機と通信するために通信用イ
ンタフェースなどを備えている。そして、運用データ管
理者がキーボード操作等により運用データ(交換機を運
用するための各種データ)などを入力するための入力機
能のほか、入力された運用データを運用データ管理装置
内の情報に変換するための変換装置、この変換装置で変
換された運用データを記憶保存させるための機能や記憶
保存されたデ−タの検索、交換システムに対して運用デ
ータを設定するための機能などを備えている。
【0007】特に運用データ管理装置においては、デー
タ検索、運用データ処理要求生成処理などの運用データ
管理処理を高速に行うため、運用データ管理装置内に交
換システム側に設定した全ての運用データを外部記憶装
置に保存して利用できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】交換システムに接続し
て交換機の運用に必要な各種のデータを設定登録したり
更新や削除などを行う運用データ管理装置では、運用デ
ータ管理者が運用データ入力を行うための入力機能のほ
か、入力された運用データを運用データ管理装置内の情
報に変換したり、交換機にこの運用データを送ると云っ
た機能があり、さらに運用データの検索などの運用デー
タ管理処理を高速に行うため、運用データ管理装置内に
は大容量の記憶装置が用意されていて、ここに運用デー
タの情報が蓄積されている。この記憶装置に蓄積される
運用データは交換システムに設定されたデータと同じも
のとなるのが原則である。そして、交換システムではこ
の運用データに基づいて交換サービスを提供する。
【0009】このように運用データ管理装置内に保存さ
れた運用データと交換システム内に設定された運用デー
タは同じものである必要があるが、運用データ管理装置
または交換システムにおけるソフトウェアのバグによる
データの書き替わりや、ハードウェア故障などによる破
壊等が生じる場合がある。
【0010】そしてこの場合、運用データ管理装置内の
運用データと交換システム内の運用データが一致しなく
なる。一方、交換システムに対する運用データの設定と
変更は、交換システムに接続された端末(運用データ管
理装置以外の端末)からも、また、内線電話端末からも
可能であるため、運用データ管理装置内の運用データと
交換システム内の運用データが完全には一致しなくなる
場合がある。
【0011】また、運用データ管理装置が複数設置され
るシステム構成の場合もあり、このようなシステムでは
他の運用データ管理装置から行われた運用データの変更
が反映されず、従って、運用データの不一致が発生す
る。
【0012】そして、ひとたびこのような事態が発生す
ると、運用データ管理装置を使用して運用データの検索
や確認などの運用データ管理処理を行っても、その運用
データ管理装置の記憶装置に保存されている運用データ
内容と、交換システムに設定されている運用データ内容
とが異なることから、運用データ管理装置での検索結果
や確認作業結果が信頼性のないものとなり、運用データ
管理者は、目的通りの設定が成されていると勘違いして
思わぬ結果を招いたり、目的通りの設定が成されている
のに、運用データの設定をやり直したりすることになる
等、管理上そして交換システムの運用上、問題が多い。
【0013】そこでこの発明の目的とするところは、運
用データの内容が交換システムの設定内容と必ず同じく
なるようにして運用データの管理を行い易くした運用デ
ータ管理装置を備えた交換機システムを提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はつぎのように構成する。すなわち、運用デ
ータに基づいて各種サービスを実施する交換機と、この
交換機に接続されて交換機内の運用データの管理を行う
管理装置とから構成されるシステムにおいて、交換機に
は自己に接続されている端末から自己に対して運用デー
タ処理要求が行われると、内部の運用データの変更を行
う手段を設けると共に、変更のあった運用データ部分の
変更を前記管理装置に対し要求する手段とを設け、前記
管理装置にはこれを受けて運用データを修正する手段を
設けた。
【0015】また、管理装置には、交換機の運用データ
と管理装置内の運用データと比較し、誤りを検出する検
出手段と、この検出手段が誤りを検出すると交換機の運
用データと同じくなるよう修正する修正手段と、検出し
た誤りの情報の修正履歴を記録する記録手段とを設け
た。
【0016】
【作用】本装置は、運用データに基づいて各種サービス
を実施する交換機と、この交換機に接続されて交換機内
の運用データの管理を行う管理装置とから構成される。
このシステムにおいて、交換機は自己に接続されている
端末から自己に対して運用データ処理要求が行われる
と、内部の運用データの変更を行うと共に、変更のあっ
た運用データ部分の変更を前記管理装置に対し要求す
る。また、前記管理装置にはこの要求を受けて運用デー
タを修正する。従って、交換機側の運用データと管理装
置側の運用データと一致をとることができる。
【0017】また、管理装置には検出手段があり、この
検出手段は交換機の運用データと管理装置内の運用デー
タと比較し、誤りを検出すると管理装置の運用データが
交換機の運用データと同じくなるよう修正手段が修正す
る。そして、この修正が行われるたびに、前記検出した
誤りの情報の修正履歴を記録手段に記録する。
【0018】従って、交換機側の運用データと管理装置
側の運用データと一致をとることができると共に、修正
履歴を辿ることができるので、誤って運用データを修正
した場合でも運用データを修正前の状態に復元可能とな
る。
【0019】
【実施例】本発明は、運用データ管理装置に保守端末ま
たは外部記憶装置に蓄積された運用データ処理要求に従
い、交換機内の運用データを設定する機能と、保守端末
または外部記憶装置に蓄積された運用データ出力要求に
従い交換機内の運用データを出力する機能を持つ交換機
システムに対して、運用データの管理を行うため、管理
者に対する運用データの入力機能、入力された運用デー
タを運用データ管理装置内の情報への変換装置、運用デ
ータの検索、交換機システムに対して運用データを設定
する機能などを具備させたものであり、以下、実施例を
図を参照して説明する。
【0020】(第1実施例)第1実施例は、交換機収容
の電話端末から運用データ処理要求を行うようにしたシ
ステム構成例である。
【0021】図1は本発明の運用データ管理装置を接続
した交換機システムのブロック図である。図において、
1は交換機、2‐1〜2‐nは内線電話機等の内線端
末、3‐1〜3‐mは局線、4‐1〜4‐mは専用線や
私設線である。
【0022】交換機1は内線端末や局線、専用線等を収
容し、内線相互間、内線と外線との間の交換接続等を行
うもので、通話路回路である通話路スイッチ11、トラ
ンク回路10‐1〜10‐m,12‐1〜12‐m、ラ
イン回路(加入者回路)13‐1〜13‐n、制御部
(中央制御装置CC)14、記憶部15、ディジタルイン
タフェース回路17等よりなる。
【0023】前記通話路スイッチ11は内線相互或いは
内線から外線(局線や専用線)そして外線から内線への
交換接続を行うものであり、前記制御部14はこの通話
路スイッチ11の交換動作の制御をはじめ、全体の各種
制御を司るものである。
【0024】前記記憶部15は前記制御部14の各種制
御プログラムや各種テーブル、そして、設定した機能内
容等のデータを記憶するもので、その他、交換機におい
て発生する各種情報、例えば、発呼内線の番号情報やそ
の通話時間、通話回数、外線への発呼回数や発信先の電
話番号、通話時間、通話料金、現在の状態等の各種情報
を記憶部15に更新記憶させるとともに、運用データ管
理装置5との間でデータ授受すべく制御するプログラム
等が保持される。
【0025】運用データ管理装置5はプロセッサ(CP
U)を制御の中枢として持つインテリジェント端末であ
り、キーボードなどの入力手段とディスプレイ(表示手
段)とを持ち、交換機本体1に対し、データやプログラ
ムの入力や変更、データ等の読出し等を行うことができ
る。運用データ管理装置5はさらにメインメモリや大容
量外部記憶装置および通信インタフェースなどを持ち、
交換機側とデータ授受を行うことができると共に、デー
タを例えば、外部記憶装置に蓄積してこれを元にデータ
検索等を行うこともできるようにしてある。
【0026】ディジタルインタフェース回路17は交換
機1と外部のディジタル機器を接続するためのインター
フェースであり、運用データ管理装置5はこのディジタ
ルインタフェース回路17を介して制御部14と接続さ
れる。このディジタルインタフェース回路17はデータ
等の高速伝送が可能なインタフェースであって、運用デ
ータ管理装置5はこのディジタルインタフェース回路1
7を介して交換機本体1の制御部14と交信できるよう
にしてある。
【0027】交換機1のライン回路13‐1〜13‐n
はそれぞれ内線毎に設けた内線接続用の内線インタフェ
ースであり、通話路スイッチ11と各内線端末との接続
インタフェースとなる。前記トランク回路10‐1〜1
0‐m,12‐1〜12‐mは通話路スイッチ11とそ
れぞれ対応する局線3‐1〜3‐mや専用線あるいは私
設回線4‐1〜4‐mとのインタフェースをとり、ま
た、着信検出、回線捕捉のための直流ループ閉結等を行
う回路である。
【0028】通話路スイッチ11は制御部14の制御の
もとにライン回路13‐1〜13‐nやトランク回路1
0‐1〜10‐m,12‐1〜12‐mの間の通話路が
形成されるように制御して通常の交換動作を可能にする
もので、タイムスイッチとPCMハイウェイとからな
る。PCMハイウェイはライン回路13‐1〜13‐n
やトランク回路10‐1〜10‐m,12‐1〜12‐
m間で授受する音声信号データを相手先対応の所定のタ
イムスロットで伝送するための伝送路であって、タイム
スイッチはライン回路13‐1〜13‐nやトランク回
路10‐1〜10‐m,12‐1〜12‐mのPCMハ
イウェイに対するデータの入出力タイミングをタイムス
ロット対応に時分割制御するためのものである。タイム
スイッチは制御部14の制御のもとに動作する。
【0029】また、トーン発振回路が通話路スイッチ1
1に接続され、電話システムとして必要な各種シグナル
音を送出できるようになっている。ライン回路13‐1
〜13‐nやトランク回路10‐1〜10‐m,12‐
1〜12‐m、インタフェース回路17などの各端末制
御カードと制御部14とは制御データハイウェイ18に
より信号授受を行うが、各端末制御カードは入出力ポー
トに割り付けるかたちとなっているので、それを特定す
るポート番号のかたちで端末指定できるように各々自己
のポート番号のデコード手段を設けてあり、ポート番号
が自己のものと一致するとき、自己に対するアクセスと
認識するようにしてある。
【0030】前記交換機1内の上述した構成要素は、制
御データハイウェイ18を介して制御部14と結合さ
れ、制御部14は記憶部15に予め格納された制御プロ
グラムに従って、ライン回路13‐1〜13‐nやトラ
ンク回路10‐1〜10‐m,12‐1〜12‐mの間
の通話路が形成されるように制御して通常の交換動作を
可能にする。また、これらの制御を実現するために、記
憶部15にはダイヤル情報に基づき、交換接続制御すべ
き相手ポート番号の選択やオフフック、オンフック信号
等に基づく各種制御を行うためのプログラムやデータが
用意されている。
【0031】図2に交換機1と運用データ管理装置5の
運用データ関連機能を中心としたシステムブロック図を
示しておく。交換機1には内線電話である電話端末2が
接続されている他、運用データ処理要求処理制御部11
6と運用データ処理要求変換処理部117と、運用デー
タ処理要求処理制御部118と、運用データ処理要求処
理部119と、運用データ120とがあり、また、運用
データ管理装置5には運用データ処理制御部512、運
用データ処理結果解析部513、運用データ514を持
つ。
【0032】交換機1側の運用データ120は交換機1
における図1に示す記憶部15に保持させてあり、運用
データ処理要求処理制御部116の機能と運用データ処
理要求変換処理部117の機能と、運用データ処理要求
処理制御部118の機能と、運用データ処理要求処理部
119の機能は共に図1に示す制御部14に持たせてあ
る。また、運用データ管理装置5側では運用データ処理
制御部512の機能、運用データ処理結果解析部513
の機能は運用データ管理装置5の内蔵するCPUに持た
せてあり、運用データ514は運用データ管理装置5の
内蔵する記憶装置に持たせてある。
【0033】運用データ処理要求処理制御部116の機
能は、電話端末2から運用データ処理要求と設定したい
データの入力があった場合に、これを解析することで認
識してこれを運用データ設定処理要求と共にこの入力さ
れた設定すべきデータを運用データ処理要求処理部11
9に渡すといったものである。また、運用データ要求処
理制御部116は、電話端末2から送出された運用デー
タ処理要求と運用データ処理要求処理部119から返さ
れた処理結果を運用データ処理要求変換処理部117を
使用して運用データ管理装置用の応答に変換し、運用デ
ータ管理装置用の運用データ処理要求処理制御部118
を通じて運用データ管理装置5に送出するといった機能
を有する。
【0034】運用データ処理要求変換処理部117の機
能は、運用データ要求処理制御部116から受けた運用
データ処理要求処理部119からの処理結果を運用デー
タ管理装置用の応答に変換して出力するものであり、ま
た、運用データ処理要求処理制御部118の機能は運用
データ処理要求変換処理部117から受けた運用データ
管理装置用の応答出力を処理要求と共に運用データ管理
装置5に送出するというものである。
【0035】また、運用データ処理要求処理部119の
機能は運用データ設定処理要求とデータとを受けると、
受けたデータ対応に運用データ120を設定したり、変
更したりし、処理結果を運用データ設定処理制御部11
6に返すといったものである。
【0036】また、運用データ管理装置5側の運用デー
タ処理結果解析部513の機能は、運用データ処理要求
処理制御部118から受け取った運用データ管理装置用
の応答に変換された出力と処理要求により、前記処理結
果をデータ解析し、交換機システム側(交換機側1)で
変更された運用データの変更部分がどこであるかを判別
して自己の持つ運用データ514における当該変更部分
についてのデータ変更を行うべく、運用データ処理制御
部512に指示を与えるというものである。
【0037】運用データ処理制御部512の機能はこの
指示に従って運用データ514内の変更部分のデータを
変更し、最新の運用データ514として更新するという
ものである。
【0038】つぎに上記構成の本装置の作用を説明す
る。この実施例は電話端末2から運用データ処理要求を
行うようにした構成である。本システムにおいて、電話
端末2から運用データ処理要求を出すには例えば、ダイ
ヤルキーによる特番操作や電話端末における機能キー操
作等を実施し、設定したいデータをキー入力する。
【0039】これにより交換機1側ではその操作を行っ
た内線の電話端末2から運用データ処理要求と設定した
いデータの入力があったことを認識する。これは電話端
末2からのキー入力された情報を交換機1の運用データ
処理要求処理制御部116が解析することで実施する。
運用データ処理要求処理制御部116は、これが運用デ
ータ処理要求であることを識別し、運用データ処理要求
であることから運用データ設定処理要求と共にその設定
すべきデータを運用データ処理要求処理部119に渡
す。
【0040】運用データ処理要求処理部119では運用
データ設定処理要求とデータとを受け、運用データ12
0を設定したり、変更したりし、処理結果を運用データ
処理要求処理制御部116に返す。
【0041】このようにして運用データ処理要求処理部
119では、解析された運用データ設定処理要求に対し
て運用データ120を設定したり、変更したりし、処理
結果を運用データ処理要求処理制御部116に返す。
【0042】処理結果を受け取った運用データ処理要求
処理制御部116は、電話端末2から送出された運用デ
ータ処理要求と運用データ処理要求処理部119から返
された処理結果を、運用データ処理要求変換処理部11
7を使用して運用データ管理装置用の応答に変換し、運
用データ処理要求処理制御部118を通じて運用データ
管理装置5に送出する。
【0043】運用データ管理装置5では、運用データ処
理要求処理制御部118より受け取った処理要求、およ
び処理結果を運用データ処理結果解析部513に与え、
運用データ処理結果解析部513ではこの処理要求に従
って前記処理結果をデータ解析し、交換機システム側
(交換機側1)で変更された運用データの変更部分がど
こであるかを判別して自己の持つ運用データ514にお
ける当該変更部分についてのデータ変更を行うべく、運
用データ処理制御部512に指示を与え、運用データ処
理制御部512はこの指示に従って運用データ514内
の変更部分のデータを変更し、最新の運用データ514
として更新する。
【0044】このようにして交換機システム側で電話端
末2による運用データの変更があれば、この変更された
運用データの変更部分に該当する部分のデータが運用デ
ータ管理装置5に送られて運用データ管理装置5内の運
用データ514における該当部分のデータが運用データ
処理制御部512を使用して自動的に変更処理できるよ
うになる。
【0045】従って、運用データ管理装置5の運用デー
タ514は交換機1側の運用データ120と常に一致す
るものとなり、運用データ管理が信頼性を以て支障なく
実施可能になる。
【0046】以上は、電話端末2から交換機1に対して
運用データ処理要求を行うことができ、電話端末2から
運用データ処理要求を行うと、交換機1内の運用データ
の変更を行うと共に、交換機1から運用データ管理装置
5に対して変更のあった運用データ部分の変更を要求
し、運用データ管理装置5ではこれを受けて運用データ
を修正して交換機1側の運用データと自動的に一致をと
るようにしたものである。つぎに、保守端末を接続した
から交換機システムにおいて、当該保守端末から交換機
に対して運用データを変更する構成の場合の例を第2実
施例として説明する。
【0047】(保守端末21から運用データ処理要求を
行うようにしたシステムのケース)このシステムは、図
3に示す如き構成であり、交換機1(図1の構成と同
様)には保守端末21と、運用データ管理装置5が接続
されている。保守端末21と運用データ管理装置5は図
1に示す交換機システムの構成において、ディジタルイ
ンターフェース回路17に接続されることにより、この
ディジタルインターフェース回路17を介して制御部1
4と指令やデータの授受が行える構成である。
【0048】保守端末21はキーボードやディスプレイ
などを備え、CPUによって制御されるインテリジェン
トな端末であって、交換機1の制御部14に対して指令
や種々のデータの入出力操作を行うことができる。
【0049】図3に交換機1と運用データ管理装置5の
運用データ関連機能を中心としたシステムブロック図を
示しておく。交換機1には図示しないが内線電話機であ
る電話端末が複数収容される他、保守端末21が接続さ
れると共に、第1実施例と同様に、運用データ処理要求
処理制御部116と運用データ処理要求変換処理部11
7と、運用データ処理要求処理制御部118と、運用デ
ータ処理要求処理部119と、運用データ120とが備
えられており、また、運用データ管理装置5には運用デ
ータ処理制御部512、運用データ処理結果解析部51
3、運用データ514とが備えられる。
【0050】交換機1側の運用データ120は交換機1
における図1に示す記憶部15に保持させてあり、運用
データ処理要求処理制御部116の機能と運用データ処
理要求変換処理部117の機能と、運用データ処理要求
処理制御部118の機能と、運用データ処理要求処理部
119の機能は共に図1に示す制御部14に持たせてあ
る。また、運用データ管理装置5側では運用データ処理
制御部512の機能、運用データ処理結果解析部513
の機能は運用データ管理装置5の内蔵するCPUに持た
せてあり、運用データ514は運用データ管理装置5の
内蔵する記憶装置に持たせてある。
【0051】運用データ処理要求処理制御部116の機
能は、保守端末21から運用データ処理要求と設定した
いデータの入力があった場合にこれを解析することで認
識してこれを運用データ設定処理要求と共にこの入力さ
れた設定すべきデータを運用データ処理要求処理部11
9に渡すといったものである。また、運用データ処理要
求処理制御部116は、保守端末21から送出された運
用データ処理要求と運用データ処理要求処理部119か
ら返された処理結果を運用データ処理要求変換処理部1
17を使用して運用データ管理装置用の応答に変換し、
運用データ管理装置用の運用データ処理要求処理制御部
118を通じて運用データ管理装置5に送出するといっ
た機能を有する。
【0052】運用データ処理要求変換処理部117の機
能は運用データ処理要求処理制御部116から受けた運
用データ処理要求処理部119からの処理結果を運用デ
ータ管理装置用の応答に変換して出力するものであり、
また、運用データ処理要求処理制御部118の機能は運
用データ処理要求変換処理部117から受けた運用デー
タ管理装置用の応答出力を処理要求と共に運用データ管
理装置5に送出するというものである。
【0053】また、運用データ処理要求処理部119の
機能は運用データ設定処理要求とデータとを受けると、
受けたデータ対応に運用データ120を設定したり、変
更したりし、処理結果を運用データ処理要求処理制御部
116に返すといったものである。
【0054】運用データ管理装置5側の運用データ処理
結果解析部513の機能は、運用データ処理要求処理制
御部118から受け取った運用データ管理装置用の応答
に変換された出力と処理要求により、前記処理結果をデ
ータ解析し、交換機システム側(交換機側1)で変更さ
れた運用データの変更部分がどこであるかを判別して自
己の持つ運用データ514における当該変更部分につい
てのデータ変更を行うべく、運用データ処理制御部51
2に指示を与えるというものである。
【0055】運用データ処理制御部512の機能はこの
指示に従って運用データ514内の変更部分のデータを
変更し、最新の運用データ514として更新するという
ものである。
【0056】つぎに上記構成の本システムの作用を説明
する。保守端末21から運用データ処理要求を行うには
保守端末21のキーボードを用いて所定の操作をする。
この操作による入力情報は交換機1に与えられ、交換機
1側ではその入力情報が保守端末21からの処理要求で
あることと設定したいデータの入力であることを認識す
る。
【0057】すなわち、保守端末21から運用データの
処理要求とデータとを受けると、交換機1の運用データ
処理要求処理制御部116がこれを解析し、これが運用
データ処理要求であることを識別する。この場合、保守
端末21から入力は運用データ処理要求であることか
ら、運用データ処理要求処理制御部116は運用データ
設定処理要求と共にその設定すべきデータを運用データ
処理要求処理部119に渡す。
【0058】運用データ処理要求処理部119では運用
データ設定処理要求とデータとを受け、運用データ12
0を設定したり、変更したりし、処理結果を運用データ
処理要求処理制御部116に返す。
【0059】このようにして運用データ処理要求処理部
119では、解析された運用データ設定処理要求に対し
て運用データ120を設定したり、変更したりし、処理
結果を運用データ処理要求処理制御部116に返す。
【0060】処理結果を受け取った運用データ処理要求
処理制御部116は、保守端末21から送出された運用
データ処理要求と運用データ処理要求処理部119から
返された処理結果を、運用データ処理要求変換処理部1
17に与えて運用データ管理装置用の応答に変換する。
運用データ処理要求変換処理部117ではこれを運用デ
ータ処理要求処理制御部118に与えることにより、運
用データ処理要求処理制御部118はこれを運用データ
管理装置5に送出する。
【0061】運用データ管理装置5では、運用データ処
理要求処理制御部118より受け取った処理要求、およ
び処理結果を運用データ処理結果解析部512に与え、
運用データ処理結果解析部512ではこの処理要求に従
って前記処理結果をデータ解析し、交換機システム側
(交換機側1)で変更された運用データの変更部分がど
こであるかを判別して自己の持つ運用データ514にお
ける当該変更部分についてのデータ変更を行うべく、運
用データ処理制御部512に指示を与え、運用データ処
理制御部512はこの指示に従って運用データ514内
の変更部分のデータを変更し、最新の運用データ514
として更新する。
【0062】このようにして交換機システム側で保守端
末21による運用データの変更があれば、この変更され
た運用データの変更部分に該当する部分のデータが運用
データ管理装置5に送られて運用データ管理装置5内の
運用データ514における該当部分のデータが運用デー
タ処理制御部512を使用して自動的に変更処理できる
ようになる。
【0063】従って、運用データ管理装置5の運用デー
タ514は交換機1側の運用データ120と常に一致す
るものとなり、運用データ管理が信頼性を以て支障なく
実施可能になる。
【0064】以上は、交換機1に接続した保守端末21
から交換機1に対して運用データ処理要求を行うこと
で、交換機1内の運用データの変更を行うと共に、交換
機1から運用データ管理装置5に対して変更のあった運
用データ部分の変更を要求し、運用データ管理装置5で
はこれを受けて運用データを修正して交換機1側の運用
データと自動的に一致をとるようにしたものである。つ
ぎに、保守端末の代わりに複数の運用データ管理装置を
接続していずれかの運用データ管理装置から交換機に対
して運用データを変更することができる構成の場合の例
を第3実施例として説明する。
【0065】(第3実施例)複数台の運用データ管理装
置のいずれかから運用データ処理要求するケースの例を
説明する。
【0066】このシステムは、図4に示す如き構成であ
り、交換機1(図1の構成と同様)には複数台の運用デ
ータ管理装置5a,〜5nと、図示しないが内線電話機
ある複数台の電話端末が接続されている。運用データ管
理装置5a,〜5nは図1に示す交換機システムの構成
において、ディジタルインターフェース回路17に接続
されることにより、このディジタルインターフェース回
路17を介して制御部14と指令やデータの授受が行え
る構成である。
【0067】運用データ管理装置5a,〜5nはキーボ
ードやディスプレイ、運用データを含む各種データ等を
記憶保存するための記憶装置などを備え、CPUによっ
て制御されるインテリジェントな端末であって、交換機
1の制御部14に対して指令や種々のデータの入出力操
作を行うことができる。
【0068】図4に交換機1と運用データ管理装置5
a,〜5nの運用データ関連機能を中心としたシステム
ブロック図を示しておく。交換機1には図示しないが内
線電話機である電話端末が複数収容される他、運用デー
タ管理装置5a,〜5nが接続されると共に、第1実施
例と同様に、運用データ処理要求処理制御部116と運
用データ処理要求変換処理部117と、運用データ処理
要求処理制御部118と、運用データ処理要求処理部1
19と、運用データ120とが備えられており、また、
運用データ管理装置5a,〜5nには運用データ処理制
御部512、運用データ処理結果解析部513、運用デ
ータ514とが備えられる。
【0069】交換機1側の運用データ120は交換機1
における図1に示す記憶部15に保持させてあり、運用
データ処理要求処理制御部116の機能と運用データ処
理要求変換処理部117の機能と、運用データ処理要求
処理制御部118の機能と、運用データ処理要求処理部
119の機能は共に図1に示す制御部14に持たせてあ
る。また、運用データ管理装置5a,〜5n側では運用
データ処理制御部512の機能、運用データ処理結果解
析部513の機能は運用データ管理装置5a,〜5nの
内蔵するCPUに持たせてあり、運用データ514は運
用データ管理装置5a,〜5nの内蔵する記憶装置に持
たせてある。
【0070】運用データ処理要求処理制御部116の機
能は、運用データ管理装置5a,〜5nのうちのいずれ
かから運用データ処理要求と設定したいデータの入力が
あった場合にこれを解析することで認識してこれを運用
データ設定処理要求と共にこの入力された設定すべきデ
ータを運用データ処理要求処理部119に渡すといった
ものである。また、運用データ処理要求処理制御部11
6は、上記運用データ処理要求のあった運用データ管理
装置5a,〜5nから送出された運用データ処理要求と
運用データ処理要求処理部119から返された処理結果
を運用データ処理要求変換処理部117を使用して運用
データ管理装置用の応答に変換し、運用データ管理装置
用の運用データ処理要求処理制御部118を通じて各運
用データ管理装置5a,〜5nに送出するといった機能
を有する。
【0071】運用データ処理要求変換処理部117の機
能は運用データ処理要求処理制御部116から受けた運
用データ処理要求処理部119からの処理結果を運用デ
ータ管理装置用の応答に変換して出力するものであり、
また、運用データ処理要求処理制御部118の機能は運
用データ処理要求変換処理部117から受けた運用デー
タ管理装置用の応答出力を処理要求と共に運用データ管
理装置5a,〜5nに送出するというものである。
【0072】また、運用データ処理要求処理部119の
機能は運用データ設定処理要求とデータとを受けると、
受けたデータ対応に運用データ120を設定したり、変
更したりし、処理結果を運用データ処理要求処理制御部
116に返すといったものである。
【0073】運用データ管理装置5a,〜5n側の運用
データ処理結果解析部513の機能は、運用データ処理
要求処理制御部118から受け取った運用データ管理装
置用の応答に変換された出力と処理要求により、前記処
理結果をデータ解析し、交換機システム側(交換機側
1)で変更された運用データの変更部分がどこであるか
を判別して自己の持つ運用データ514における当該変
更部分についてのデータ変更を行うべく、運用データ処
理制御部512に指示を与えるというものである。
【0074】運用データ処理制御部512の機能はこの
指示に従って運用データ514内の変更部分のデータを
変更し、最新の運用データ514として更新するという
ものである。
【0075】つぎに上記構成の本システムの作用を説明
する。この例ではいずれかの運用データ管理装置5a,
〜5nから運用データ処理要求を行うことで、交換機1
の運用データの変更と、これに伴うすべての運用データ
管理装置5a,〜5nの運用データの自動変更を実施す
る場合と、運用データ管理装置5a,〜5nのうち、運
用データ処理要求を行う運用データ管理装置では自己の
保持する運用データを自己の発する指令とデータ対応に
自己変更し、これに伴う交換機1の運用データの変更
と、運用データ処理要求をした運用データ管理装置以外
のすべての運用データ管理装置の運用データの自動変更
を実施する場合とが考えられる。しかし、前者のケース
は後者のケースにおける運用データ処理要求をしなかっ
た運用データ管理装置に対する処理をすべての運用デー
タ管理装置に対して実施する構成とすれば済むので、後
者のケースを以下、説明する。
【0076】運用データ管理装置5a,〜5nのうち、
いずれかから運用データ処理要求を行う。今、例えば、
運用データ管理装置5aからこれを行うとする。運用デ
ータ処理要求は運用データ管理装置5aのキーボードを
用いて所定の操作をする。この操作による入力情報は交
換機1に与えられ、交換機1側ではその入力情報が運用
データ管理装置5aからの処理要求であることと、設定
したいデータの入力であることを認識する。
【0077】すなわち、運用データ管理装置5aから運
用データの処理要求とデータとを受けると、交換機1の
運用データ処理要求処理制御部116がこれを解析し、
これが運用データ処理要求であることを識別する。この
場合、運用データ管理装置5aからの入力は運用データ
処理要求であることから、運用データ処理要求処理制御
部116は運用データ設定処理要求と共にその設定すべ
きデータを運用データ処理要求処理部119に渡す。
【0078】運用データ処理要求処理部119では運用
データ設定処理要求とデータとを受け、運用データ12
0を設定したり、変更したりし、処理結果を運用データ
処理要求処理制御部116に返す。
【0079】このようにして運用データ処理要求処理部
119では、解析された運用データ設定処理要求に対し
て運用データ120を設定したり、変更したりし、処理
結果を運用データ処理要求処理制御部116に返す。
【0080】処理結果を受け取った運用データ処理要求
処理制御部116は、運用データ管理装置5aから送出
された運用データ処理要求と運用データ処理要求処理部
119から返された処理結果を、運用データ処理要求変
換処理部117に与えて運用データ管理装置用の応答に
変換する。運用データ処理要求変換処理部117ではこ
れを運用データ処理要求処理制御部118に与えること
により、運用データ処理要求処理制御部118はこれを
運用データ管理装置5nに送出する。
【0081】運用データ管理装置5nでは、運用データ
処理要求処理制御部118より受け取った処理要求、お
よび処理結果を運用データ処理結果解析部513に与
え、運用データ処理結果解析部513ではこの処理要求
に従って前記処理結果をデータ解析し、交換機システム
側(交換機側1)で変更された運用データの変更部分が
どこであるかを判別して自己の持つ運用データ514に
おける当該変更部分についてのデータ変更を行うべく、
運用データ処理制御部512に指示を与え、運用データ
処理制御部512はこの指示に従って運用データ514
内の変更部分のデータを変更し、最新の運用データ51
4として更新する。
【0082】このようにして交換機システム側で運用デ
ータ管理装置5aによる運用データの変更があれば、こ
の変更された運用データの変更部分に該当する部分のデ
ータが運用データ管理装置5nに送られて運用データ管
理装置5n内の運用データ514における該当部分のデ
ータが運用データ処理制御部512を使用して自動的に
変更処理できるようになる。
【0083】従って、運用データ管理装置5nの運用デ
ータ514は交換機1側の運用データ120と常に一致
するものとなり、運用データ管理が信頼性を以て支障な
く実施可能になる。また、運用データ管理装置5aでは
自己の保持する運用データを自己の発する指令とデータ
対応に自己変更し、更新するので交換機1側の運用デー
タ120と常に一致する。
【0084】(第4実施例) (運用データ一致確認)次に交換機1と運用データ管理
装置5(5a,5b)内の運用データが一致しているか
否かを確認するための実施例を示す。
【0085】上述のようにして、交換機1内の運用デー
タは電話端末2や保守端末21、そして運用データ管理
装置5(5a,5b)から変更可能であり、必要に応じ
てこれらの端末からデータ変更することができる。
【0086】一方、運用データ管理装置5(5a,5
b)は交換機1内の運用データの検索や確認のために、
管理者が用いる装置であり、管理者は運用データの検索
や確認のためにこの運用データ管理装置5(5a,5
b)を操作すると、当該運用データ管理装置5(5a,
5b)は自己の保持する運用データを用いて管理者の要
求に従い、検索結果を出力したり、データの確認のため
のデータ出力を行う。
【0087】従って、運用データ管理装置5(5a,5
b)内の運用データと、交換機1内の運用データと自己
の保持する運用データとが一致している必要がある。そ
のため、運用データ管理装置5(5a,5b)は交換機
1内の運用データを定期的に取り込み、自己の保持する
運用データと比較して、一致していれば交換システム内
の運用データを取り込んで保存する。
【0088】具体的構成例を説明する。図5に示すよう
に、運用データ管理装置5(5a,5b)には一致確認
のための構成として運用データ確認制御部44、運用デ
ータ出力要求生成部45、運用データ出力要求送出部4
6、運用データ比較処理部47、運用データ出力結果解
析部48、運用データ複写処理部51を新たに設ける。
なお、49は現在の運用データ、50は前回の確認処理
で一致が確認された複写された運用データである。
【0089】運用データ確認制御部44は予め設定され
た時間間隔毎に、交換機1内の運用データを読み出すた
めに、運用データ出力要求生成部45を起動するととも
に、交換機1内の運用データ120と運用データ管理装
置の現在の運用データ49(図2,図3の運用データ5
14)内のデータが等しかったとき、運用データ複写処
理部51を起動し、現在の運用データ49を前記複写さ
れた運用データ50に複写するよう制御するものであ
り、運用データ出力要求生成部45は生成した運用デー
タ出力要求を運用データ出力要求送出部46を使用して
交換機1へ送出する制御をするものであり、運用データ
出力要求送出部46は運用データ出力要求生成部45の
制御のもとに当該運用データ出力要求生成部45の生成
した運用データ出力要求を交換機1へ送出するものであ
る。
【0090】運用データ比較処理部47は解析された交
換機1の運用データ120と現在の運用データ49内の
データを比較し、比較結果を運用データ確認制御部44
に通知するものである。また、運用データ出力結果解析
部48は交換機1から送出された運用データ出力結果を
解析し、解析結果を運用データ比較処理部47に出力す
るものであり、運用データ複写処理部51は、現在の運
用データ49を前記複写された運用データ50に複写す
る処理を行うものである。
【0091】交換機1には第1実施例乃至第3実施例の
機能要素に加え、さらにつぎのような機能要素を制御部
14に持たせる。すなわち、運用データ出力要求処理制
御部53、運用データ出力要求処理部54である。
【0092】これらのうち、運用データ出力要求処理制
御部53は運用データ管理装置5(5a,5b)から送
出された運用データ出力要求を解析し、解析した運用デ
ータ出力要求を運用データ出力要求処理部54へ渡す機
能の他、運用データ出力要求処理部54から受け取った
運用データ出力要求の結果を運用データ管理装置5(5
a,5b)へ送出する機能を有する。運用データ出力要
求処理部54は運用データ出力要求処理制御部53から
受け取った運用データ出力要求に応じて、交換機1内の
記憶部15に記憶されている運用データ120を読み出
し、これを運用データ出力要求処理制御部53へ返す機
能を有する。
【0093】つぎにこのような構成の装置の作用を説明
する。運用データ管理装置5(5a,5b)における運
用データ確認制御部44では、予め設定された時間間隔
毎に、交換機1内の運用データを読み出すために、運用
データ出力要求生成部45を起動する。運用データ出力
要求生成部45は、生成した運用データ出力要求を運用
データ出力要求送出部46を使用して交換機1へ送出す
る。
【0094】交換機1では、運用データ管理装置5(5
a,5b)から送出された運用データ出力要求を運用デ
ータ出力要求処理制御部53を使用して解析し、解析し
た運用データ出力要求を運用データ出力要求処理部54
へ渡す。
【0095】運用データ出力要求処理部54は、解析さ
れた運用データ出力要求に応じて、交換機1内の運用デ
ータ120を読み出し、この読み出した結果を運用デー
タ出力要求処理制御部53へ返す。運用データ出力要求
処理制御部53は、受け取った運用データ出力要求の結
果を運用データ管理装置5(5a,5b)へ送出する。
【0096】運用データ管理装置5(5a,5b)で
は、交換機1から送出された運用データ出力結果を運用
データ出力結果解析部48を使用して解析し、解析結果
を運用データ比較処理部47へ渡す。
【0097】運用データ比較処理部47では、解析され
た交換機1の運用データ120と現在の運用データ49
内のデータを比較し、比較結果を運用データ確認制御部
44に通知する。この処理を全ての運用データについて
行い、その結果、全ての運用データが等しかったとき
は、運用データ確認制御部44は、運用データ複写処理
部51を起動し、現在の運用データ49を複写された運
用データ50に複写する。
【0098】これにより、常にいずれの運用データも一
致するように運用することができることになる。これに
対し、交換機1内の運用データ120と運用データ管理
装置5(5a,5b)内の運用データが一致していない
ことを運用データ比較処理部47が検出した場合、この
運用データ比較処理部47では、現在の運用データ49
と前回の確認処理で一致が確認された複写された運用デ
ータ50の対応するデータを比較し、交換機1から読み
出した運用データと複写された運用データ50のデータ
を比較し、その結果を運用データ確認制御部44に通知
する。この通知を受けると運用データ修正を行う必要が
あるわけであるが、そのための構成と作用をつぎに第5
実施例として説明する。
【0099】(第5実施例) (運用データ不一致が発生時の運用データ修正)次に、
運用データに不一致が発生した場合の運用データの修正
の実施例について図6を参照して説明する。
【0100】運用データ不一致発生時の運用データ修正
のためには、図6に示すように、運用データ管理装置5
(5a,5b)には不一致発生時運用データ修正のため
の構成としてCPUに運用データ処理要求生成部58、
運用データ処理要求送出部59、運用データ処理制御部
61、運用データ操作履歴処理部62の各機能要素を設
け、運用データ確認制御部44、運用データ比較処理部
47の機能要素としてはさらにつぎのような機能を付加
する。また、交換機1の制御部14は、運用データ管理
装置5(5a,5b)から送出された運用データ処理要
求を受信し、受信した処理要求(運用データ処理要求)
を解析する運用データ処理要求処理制御部66、この解
析した結果を受けて運用データ処理要求に応じた運用デ
ータ120を設定、変更する運用データ処理要求処理部
67の機能を付加する。
【0101】すなわち、運用データ処理要求生成部58
は所要の運用データ処理要求を生成し、運用データ処理
要求送出部59に出力するものであり、運用データ処理
要求送出部59はこの運用データ処理要求生成部58が
生成した所要の運用データ処理要求を交換機1へ送出す
るものである。また、運用データ処理制御部61は現在
の運用データ49を修正処理するものであり、運用デー
タ操作履歴処理部62は修正した時間、内容、修正する
前の内容、変更場所を運用データ操作履歴64として運
用データ管理装置5(5a,5b)内の記憶装置に記録
するものである。
【0102】また、運用データ比較処理部47には交換
機1の運用データ120と自装置内の現在の運用データ
49の比較を行って一致するか否かを調べる機能と、交
換機1の運用データ120と自装置内の複写した運用デ
ータ50の比較を行って一致するか否かを調べる機能お
よびその結果を運用データ確認制御部44に与える機能
を付加してあり、また、運用データ確認制御部44は、
この受け取った比較結果に応じて後述のように処理する
機能を付加してある。
【0103】つぎにこのような構成の装置の作用を説明
する。運用データ管理装置5(5a,5b)内の運用デ
ータ確認制御部44は、運用データ比較処理部47か
ら、交換機1の運用データ120と自装置内の現在の運
用データ49のデータ比較の結果と、交換機1の運用デ
ータ120と自装置内の複写した運用データ50のデー
タ比較の結果とを受け取る。
【0104】そして、運用データ確認制御部44はこの
受け取った比較結果に応じてつぎのように処理する。こ
こで、比較結果としてつぎの5つのケースがある。
【0105】現在の運用データ49と複写された運用デ
ータ50の内容が一致しているが、交換機1内の運用デ
ータ120と複写された運用データ50が一致していな
い場合(第1のケース)、交換機1内の運用データ12
0と複写された運用データ50が一致しており、現在の
運用データ49と複写された運用データ50の内容が一
致していない場合(第2のケース)、現在の運用データ
49と複写された運用データ50の内容、交換機1内の
運用データ120と複写された運用データ50が一致し
ていない場合(第3のケース)、現在の運用データ49
と複写された運用データ50の内容、交換機1内の運用
データ120と複写された運用データ50が一致してい
ない場合には、交換機1の情報(運用データ120)で
修正すると予め設定された場合(第4のケース)、現在
の運用データ49と複写された運用データ50の内容、
交換機1内の運用データ120と複写された運用データ
50が一致していない場合(第5のケース)の5種であ
る。
【0106】ここで、第1のケース(現在の運用データ
49と複写された運用データ50の内容が一致している
が、交換機1内の運用データ120と複写された運用デ
ータ50が一致していない)の場合は、運用データ確認
制御部44は交換機1の運用データが異常と判断し、現
在の運用データ49に合わせたデータに変更する運用デ
ータ処理要求を、運用データ処理要求生成部58を使用
して生成する。そして、この生成した運用データ処理要
求を運用データ処理要求送出部59を使用して交換機1
へ送出すると共に、修正した時間(修正した時刻)、内
容、修正する前の内容、変更場所を運用データ操作履歴
処理部62を使用して運用データ操作履歴64として運
用データ管理装置5(5a,5b)内の記憶装置に記録
すべく指示を与える。
【0107】この結果、運用データ操作履歴処理部62
は上述の修正した時間、内容、修正する前の内容、変更
場所を運用データ操作履歴64として運用データ管理装
置5(5a,5b)内の記憶装置に記録する。
【0108】一方、交換機1では、運用データ処理要求
処理制御部66が運用データ管理装置5(5a,5b)
から送出された運用データ処理要求を受信し、受信した
処理要求を解析する。そして、運用データ処理要求処理
制御部66はこの解析した結果を運用データ処理要求処
理部67に与えるので、運用データ処理要求処理部67
は運用データ処理要求に応じて運用データ120を設
定、変更する。
【0109】第2のケース(交換機1内の運用データ1
20と複写された運用データ50が一致しており、現在
の運用データ49と複写された運用データ50の内容が
一致していない)の場合は、運用データ確認制御部44
は運用データ管理装置5(5a,5b)内の現在の運用
データ49が異常と判断し、複写された運用データ50
に合わせたデータに変更するため、運用データ処理制御
部61を使用して、現在の運用データ49を修正し、修
正した時間、内容、修正する前の内容、変更場所を運用
データ操作履歴処理部62を使用して運用データ操作履
歴64に記録する。
【0110】第3のケースの場合(現在の運用データ4
9と複写された運用データ50の内容、交換機1内の運
用データ120と複写された運用データ50が一致して
いない場合)、現在の運用データ49と複写された運用
データ50の内容、交換機1内の運用データ120と複
写された運用データ50が一致していないので、このケ
ースに遭遇した場合に現在の運用データ49の情報で修
正することに予め設定してあるとすれば、運用データ確
認制御部44は現在の運用データ49に合わせたデータ
に変更する運用データ処理要求を、運用データ処理要求
生成部58を使用して生成し、運用データ処理要求送出
部59を使用して交換機1へ送出すると共に、修正した
時間、内容、修正する前の内容、変更場所を運用データ
操作履歴処理部62を使用して運用データ操作履歴64
として運用データ管理装置5(5a,5b)内の記憶装
置に記録すべく指示を与える。
【0111】この結果、運用データ操作履歴処理部62
は上述の修正した時間、内容、修正する前の内容、変更
場所を運用データ操作履歴64として運用データ管理装
置5(5a,5b)内の記憶装置に記録する。
【0112】一方、交換機1では、運用データ処理要求
処理制御部66が運用データ管理装置5(5a,5b)
から送出された運用データ処理要求を受信し、受信した
処理要求を解析する。そして、運用データ処理要求処理
制御部66はこの解析した結果を運用データ処理要求処
理部67に与えるので、運用データ処理要求処理部67
は運用データ処理要求に応じて運用データ120を設
定、変更する。
【0113】第4のケース(現在の運用データ49と複
写された運用データ50の内容、交換機1内の運用デー
タ120と複写された運用データ50が一致していな
い)の場合には、運用データ確認制御部44はこの状態
に遭遇した場合に交換機1の情報(運用データ120)
で修正することと予め設定されているとする。
【0114】この場合、運用データ確認制御部44は交
換機1の運用データ120に合わせたデータに変更する
ため、運用データ処理制御部61を使用して、現在の運
用データ49を修正し、また、運用データ確認制御部4
4はこの修正した時間、内容、修正する前の内容、変更
場所を運用データ操作履歴処理部62を使用して運用デ
ータ操作履歴64に記録すべく指示を与える。
【0115】その結果、運用データ処理制御部61は現
在の運用データ49を修正し、運用データ操作履歴処理
部62はこの修正した時間、内容、修正する前の内容、
変更場所を運用データ操作履歴64に記録する。
【0116】第5のケース(現在の運用データ49と複
写された運用データ50の内容、交換機1内の運用デー
タ120と複写された運用データ50が一致していな
い)の場合には、複写された運用データ50の情報で修
正すると予め設定された場合、複写された運用データ5
0に合わせたデータに変更する運用データ処理要求を、
運用データ処理要求生成部58を使用して生成し、運用
データ処理要求送出部59を使用して交換機1へ送出
し、修正した時間、内容、修正する前の内容、変更場所
を運用データ操作履歴処理部62を使用して運用データ
操作履歴64に記録する。交換機1では、運用データ処
理要求処理制御部66が運用データ管理装置5(5a,
5b)から送出された運用データ処理要求を受信し、受
信した処理要求を解析する。解析した運用データ処理要
求に応じて運用データ処理要求処理部67が運用データ
120を設定、変更する。
【0117】同時に、運用データ管理装置5(5a,5
b)では現在の運用データ49を複写された運用データ
50に変更するため、運用データ確認制御部44の指令
により運用データ処理制御部61が、現在の運用データ
49を修正し、また、運用データ確認制御部44の指令
により運用データ操作履歴処理部62がこの修正した時
間、内容、修正する前の内容、変更場所を、運用データ
操作履歴64に記録する。
【0118】これらにより、運用データに不一致が発生
した場合の運用データの修正が行えることになり、交換
機1および運用データ管理装置5(5a,5b)内で、
運用データの一致をとることができるようになり、信頼
性の高い運用データの管理が可能になる。
【0119】以上、説明したように本発明は、保守端末
または外部記憶装置に蓄積された運用データ処理要求に
従い、交換機内の運用データを設定する機能と、保守端
末または外部記憶装置に蓄積された運用データ出力要求
に従い、交換機内の運用データを出力する機能を持ち、
運用データに基づいて各種サービスを実施する交換機シ
ステムに対して、運用データの管理を行うため、管理者
に対する運用データの入力機能、入力された運用データ
の運用データ管理装置内の情報への変換装置、運用デー
タの検索、交換機システムに対して運用データを設定す
る機能などを具備する運用データ管理装置に、交換シス
テムの接続端末から交換システムに対する処理要求と運
用データの変更情報を与えられることにより、交換シス
テムに対する運用データの変更が行われると、この交換
システムに与えられた処理要求と運用データの変更情報
を受けて、運用データ管理装置内部の運用デ−タの変更
を実施し、この変更後の運用デ−タと交換機システム内
の運用データを比較し、不一致の時、交換機システム内
の運用データに合わせるべく修正する機能を設けた。
【0120】そのため、交換システムの接続端末例え
ば、電話端末、データ管理装置以外の保守端末、また
は、他の運用データ管理装置から交換システムの運用デ
ータの設定、変更が行われた場合、電話端末、保守端末
または他の運用データ管理装置から入力された運用デー
タの処理要求と電話端末、保守端末または他の運用デー
タ管理装置に対して出力される運用データ出力情報を、
予め定められた形式の運用データ処理要求と運用データ
出力情報に変換してこの変換した情報を運用データ管理
装置に対して出力する機能を交換システムに具備させる
だけで、保守端末、他の運用データ管理装置、電話端末
から行われた運用データ設定、変更を、運用データ管理
装置内に持つ運用データに反映することができるように
なり、交換システム内の運用データと運用データ管理装
置内の運用データとの不一致を防止することが可能とな
り、信頼性の高い運用データ管理が行えるようになる。
【0121】また、運用データ管理装置において、一定
時間間隔で交換システムに対して運用データ出力要求を
送出する装置、運用データ出力要求を送出する時間間隔
を設定する装置、交換システムから送出される運用デー
タ出力を解析する装置、解析した運用データと運用デー
タ管理装置内運用データと比較し、誤りを検出する装
置、検出した誤りを修正する装置、検出した誤りの情報
を記録する装置と運用データ管理装置内の運用データを
複写する装置を具備して、交換システム内の運用データ
と運用データ管理装置内の運用データが全て一致してい
る場合は、運用データ管理装置内の運用データを複写
し、一致していない場合は、運用データ管理装置内の複
写したデータ、現在の運用データおよび交換機システム
から獲得した運用データを比較することで誤りを検出
し、発見した誤ったデータを正常な運用データで修正
し、誤ったデータを修正した時間、内容、箇所、修正前
の内容などの修正情報を記録するようにした。
【0122】そして、現在の運用データ管理システム内
の運用データと正常性が確認されている複写された運用
データ、交換システム内の運用データの全てが一致して
いない場合、現在の運用データ管理装置内の運用管理デ
ータ、複写された運用データ、交換システム内の運用デ
ータのいずれで修正するか指定する装置を設けて、指定
されたデータで交換システムまたは現在の運用データ管
理装置内の運用データを修正し、データを修正した時
間、内容、箇所、修正前の内容などの修正情報を記録す
るようにした。
【0123】これにより、運用データ管理装置内の運用
データと交換システム内の運用データに対するソフトウ
ェアのバグなどによる誤書換えデータ、ハードウェア故
障などによる破壊されたデータが生じても、これを修正
できるようになる。また、本方式で誤りを検出し、修正
を行った場合、修正した時間(時刻)、内容、箇所、修
正前の内容などの修正情報を履歴として記録することか
ら、誤って修正が施された場合でも履歴を辿ることで修
正前の状態に復元可能となる等の効果が得られる。
【0124】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、交換機内の運用データの管理を行う運用データ管理
装置内の運用データを、交換機の運用データと常に一致
させることができるので、交換機の運用データを変更し
ても運用データ管理装置内の運用データは常に交換機の
運用データと一致するから、電話端末、データ管理装置
以外の保守端末、または、他の運用データ管理装置から
交換機の運用データの設定、変更が行えるシステムであ
っても、常に信頼性をもって運用データの管理を行うこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の一実施例の全体構成を示すシステムブロック
図。
【図2】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の第1実施例の要部の構成を説明するブロック
図。
【図3】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の第2実施例の要部の構成を説明するブロック
図。
【図4】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の第3実施例の要部の構成を説明するブロック
図。
【図5】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の第4実施例の要部の構成を説明するブロック
図。
【図6】本発明の実施例を説明するための図であって、
本発明の第5実施例の要部の構成を説明するブロック
図。
【符号の説明】
1…交換機 2…電話端末 21…保守端末 5,5a,〜5n…運用データ管理装置 66,116,118…運用データ処理要求処理制御部 67,119…運用データ処理要求処理部 44…運用データ確認制御部 45…運用データ出力要求生成部 46…運用データ出力要求送出部 47…運用データ比較処理部 48…運用データ出力結果解析部 49…現在の運用データ 50…複写された運用データ 51…運用データ複写処理部 53…運用データ出力要求処理制御部 54…運用データ出力要求処理部 58…運用データ処理要求生成部 59…運用データ処理要求送出部 62…運用データ操作履歴処理部 64…運用データ操作履歴 120,514…運用データ 512…運用データ処理制御部 513…運用データ処理結果解析部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用データに基づいて各種サービスを実
    施する交換機と、この交換機に接続されて交換機内の運
    用データの管理を行う管理装置とから構成されるシステ
    ムにおいて、 交換機には自己に接続されている端末から自己に対して
    運用データ処理要求が行われると、内部の運用データの
    変更を行う手段を設けると共に、変更のあった運用デー
    タ部分の変更を前記管理装置に対し要求する手段とを設
    け、前記管理装置にはこれを受けて運用データを修正す
    る手段を設けたことを特徴とする交換機システム。
  2. 【請求項2】 管理装置には、交換機の運用データと管
    理装置内の運用データと比較し、誤りを検出する検出手
    段と、この検出手段が誤りを検出すると交換機の運用デ
    ータと同じくなるよう修正する修正手段と、検出した誤
    りの情報の修正履歴を記録する記録手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の交換機システム。
JP5110395A 1995-03-10 1995-03-10 交換機システム Pending JPH08251286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110395A JPH08251286A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 交換機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110395A JPH08251286A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 交換機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08251286A true JPH08251286A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12877483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5110395A Pending JPH08251286A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 交換機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08251286A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7320017B1 (en) Media gateway adapter
US7899878B2 (en) Recording trace messages of processes of a network component
US6847991B1 (en) Data communication among processes of a network component
US7568125B2 (en) Data replication for redundant network components
US8014507B2 (en) Providing features to a subscriber in a telecommunications network
US7529269B1 (en) Communicating messages in a multiple communication protocol network
US6888937B1 (en) Managing processes of a network component
US7042995B1 (en) Providing features to a subscriber in a telecommunications network
US6594685B1 (en) Universal application programming interface having generic message format
US4691346A (en) PBX integrity arrangement for maintaining the functional integrity of PBX communication devices and associated facilities
US5802158A (en) Method and apparatus for providing an alarm call to a remotely located user using a DISA line in a private exchange
US8086894B1 (en) Managing redundant network components
JPH08251286A (ja) 交換機システム
JP2776512B2 (ja) 電話交換機
KR100207820B1 (ko) 근거리 통신망 전용전화기 및 그 운용방법
JP3001558B1 (ja) ファックスモデム装置
JPH0654931B2 (ja) 加入者デ−タ管理方式
JP3359226B2 (ja) 電子交換機システム
JP3670140B2 (ja) 加入者情報保護システム
JP2838321B2 (ja) データ通信システム
JP2750923B2 (ja) ネットワーク接続障害回避方式
Gates et al. 1A voice storage system: Software
JP3054723B2 (ja) 識別番号可変通信システム
Brown et al. No. 10A remote switching system: Host software
JPH03226064A (ja) 電話システム