JPH08250901A - バイアス回路 - Google Patents

バイアス回路

Info

Publication number
JPH08250901A
JPH08250901A JP4745595A JP4745595A JPH08250901A JP H08250901 A JPH08250901 A JP H08250901A JP 4745595 A JP4745595 A JP 4745595A JP 4745595 A JP4745595 A JP 4745595A JP H08250901 A JPH08250901 A JP H08250901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency signal
post
signal transmission
line
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4745595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoriji Utsu
順志 宇津
Shigenobu Mikami
成信 三上
Hideo Matsuki
英夫 松木
Kunihiko Sasaki
佐々木  邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP4745595A priority Critical patent/JPH08250901A/ja
Publication of JPH08250901A publication Critical patent/JPH08250901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低コスト化を図るとともに抵抗トリミング作業
の時間短縮を図る。 【構成】GaAs基板1上にはMMIC高周波回路2と
バイアス回路3が形成されている。MMIC高周波回路
2にはTEMT等の能動素子4や高周波信号伝送線路
5,6等が備えられ、高周波信号を増幅して出力する。
バイアス回路3は抵抗体14と後調整用線路15との並
列回路16が3つ直列に接続されている。後調整用線路
15は、その厚さが高周波信号伝送線路5,6の厚さよ
り薄く、かつ、幅も狭くなっている。3つの後調整用線
路15のうちの任意の後調整用線路15がレーザにて溶
断され、能動素子4に対し所望のバイアス電圧が印加さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高周波信号を処理す
るモノリシックIC(MMIC)におけるFET等の能
動素子に直流バイアスを供給するバイアス回路、特に後
調整が必要なバイアス回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MMICにおけるバイアス回路の後調整
の方法が実開昭64−47117号公報に開示されてい
る。この技術を図8を用いて説明する。基板30上には
アンプや発振器等のMMIC高周波回路31が設けられ
るとともにバイアス回路32が設けられている。バイア
ス回路32には、高周波の漏れを防ぐための高周波短絡
素子33と、バイアス値を決める抵抗体34およびエア
ブリッジ35が設けられている。そして、バイアス電圧
を後調整する際には、予め抵抗体34を跨ぐ形で取り付
けておいたエアブリッジ35を取り除くことで、抵抗値
の調整(トリミング)を行い入力電圧( 一定電圧VC )
に対し所望のバイアス値を設定することができる。
【0003】又、他の後調整方法として、バイアス調整
用の線路をレーザで溶断する方法も考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示し
たエアブリッジによる方法では、MMIC線路プロセス
にエアブリッジ形成プロセスを追加する必要があるため
コストアップを招いてしまう。
【0005】又、バイアス調整用の線路をレーザで溶断
する方法では、MMIC用の線路はAuなどの熱伝導率
の高い材料で作られているためレーザ照射による熱が線
路を伝わって拡散し、加工時間が長くなってしまう。
【0006】そこで、この発明の目的は、低コスト化を
図るとともに抵抗トリミング作業の時間短縮を図ること
ができるバイアス回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高周波信号処理素子および高周波信号伝送線路が形
成された基板上に設けられ、一端側に定電圧が印加され
るとともに他端側が前記高周波信号処理素子と電気的に
接続された抵抗体と、前記基板上ににおいて前記抵抗体
と並列に接続され、前記高周波信号伝送線路の断面積よ
りも小さな断面積を有し、レーザにて溶断可能な後調整
用線路とを備えたバイアス回路をその要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明における前記後調整用線路の厚さを高周波信号伝
送線路の厚さよりも薄くすることにより断面積を小さく
したバイアス回路をその要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明における前記後調整用線路の幅を高周波信号伝送
線路の幅よりも狭くすることにより断面積を小さくした
バイアス回路をその要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、高周波信号処理
素子および高周波信号伝送線路が形成された基板上に設
けられ、一端側に定電圧が印加されるとともに他端側が
前記高周波信号処理素子と電気的に接続された抵抗体
と、前記基板上において前記抵抗体と並列に接続され、
前記高周波信号伝送線路の熱伝導率よりも低い材料にて
構成され、レーザにて溶断可能な後調整用線路とを備え
たバイアス回路をその要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明における前記高周波信号伝送線路の材料はAuで
あり、後調整用線路の材料はNiであるバイアス回路を
その要旨とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、後調整用線路
をレーザにて溶断する際に、レーザ照射により後調整用
線路が加熱され、その熱が逃げようとするが、後調整用
線路の断面積が高周波信号伝送線路の断面積よりも小さ
くなっているので、熱が逃げにくく、短時間で溶断に必
要な温度に加熱でき、溶断が速やかに行われる。又、エ
アブリッジを用いることなく抵抗値調整が行われ、その
ため、コストアップを招くこともない。このようにして
抵抗値が調整され、高周波信号処理素子へ所望のバイア
ス電圧が印加される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、後調整用線路の厚さを高周
波信号伝送線路の厚さよりも薄くすることにより断面積
を小さくしているので、成膜の際の膜厚を調整する等の
通常のIC製造技術を用いて容易に熱が逃げにくい構造
とすることができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加え、後調整用線路の幅を高周波
信号伝送線路の幅よりも狭くすることにより断面積を小
さくしているので、マスクパターンを変更する等の通常
のIC製造技術を用いて容易に熱が逃げにくい構造とす
ることができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、後調整用
線路をレーザにて溶断する際に、レーザ照射により後調
整用線路が加熱され、その熱が逃げようとするが、後調
整用線路の材料として高周波信号伝送線路の熱伝導率よ
りも低いものを用いているので、熱が逃げにくく、短時
間で溶断に必要な温度に加熱でき、溶断が速やかに行わ
れる。又、エアブリッジを用いることなく抵抗値調整が
行われ、そのため、コストアップを招くこともない。こ
のようにして抵抗値が調整され、高周波信号処理素子へ
所望のバイアス電圧が印加される。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の作用に加え、高周波信号伝送線路の材料
はAuであり、バイアス回路の後調整用線路の材料はN
iであるので、通常のIC製造の際によく使われる材料
を用いて容易に熱が逃げにくい構造とすることができ
る。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した第1実施例
を図面に従って説明する。
【0018】図1は本発明のバイアス回路を利用したM
MICの平面図、即ち、基板を上から見た図を示す。図
2には図1のA−A断面を示す。GaAs基板1上には
MMIC高周波回路2とバイアス回路3が形成されてい
る。MMIC高周波回路2は、高周波信号処理素子とし
てのHEMT等の能動素子4を備えている。能動素子4
には信号入力用の高周波信号伝送線路(高周波線路配
線)5が接続されるとともに、信号出力用の高周波信号
伝送線路(高周波線路配線)6が接続されている。高周
波信号伝送線路5,6は幅がW1の帯状をなし、直線的
に延びている。図2に示すように、高周波信号伝送線路
5,6は、GaAs基板1上に配置された下層配線7
と、その上に配置された上層配線8とからなる。下層配
線7はAuGe/Ni/Auの積層体よりなり、厚さが
約0.3μmである。又、上層配線8はAuよりなり、
厚さが20〜30μmである。
【0019】図1において、高周波信号伝送線路5にお
ける能動素子4の近接位置にはコイルやコンデンサの代
用になる分布定数素子9が接続されている。又、高周波
信号伝送線路6における能動素子4の近接位置にはコイ
ルやコンデンサの代用になる分布定数素子10が接続さ
れている。
【0020】本実施例では、この能動素子4と高周波信
号伝送線路5,6と分布定数素子9,10にて増幅器
(アンプ)を構成している。尚、MMIC高周波回路2
は、アンプの例で説明するが、発振器やミキサや周波数
変換器等であってもよい。
【0021】そして、高周波信号が高周波信号伝送線路
5を通して能動素子4に入力され、増幅された高周波信
号が高周波信号伝送線路6を通して出力される。高周波
信号伝送線路5にはバイアス回路3の配線11が延び、
この配線11の先端には定電圧入力端子としてのパッド
12が設けられている。パッド12にボンディングワイ
ヤを介して定電圧Vc (例えば、−0.1ボルト)が印
加されるようになっている。配線11における高周波信
号伝送線路5側には高周波短絡素子13が設けられ、こ
の高周波短絡素子13は高周波の漏れを防ぐためのもの
である。
【0022】配線11におけるバッド12側には、抵抗
体14と後調整用線路(トリミング用線路)15との並
列回路16が、3つ直列に配置されている。図3には並
列回路16の拡大平面図を示すとともに、図4には図3
のB−B断面図を示す。抵抗体14はTiの薄膜よりな
り、帯状に形成されている。この抵抗体14はバイアス
値を決定するためのものである。後調整用線路15は、
AuGe/Ni/Auの積層体よりなり、厚さが約0.
3μmで、かつ、幅がW2の帯状をなしている。後調整
用線路15の幅W2は前記高周波信号伝送線路5,6の
幅W1よりも狭いものである。
【0023】このように、後調整用線路15は、厚さが
約0.3μmであり高周波信号伝送線路5,6の厚さの
20〜30μmより薄く、かつ、幅W2も高周波信号伝
送線路5,6の幅W1より狭くなっており、後調整用線
路15の断面積は高周波信号伝送線路5,6の断面積よ
りも小さくなっている。
【0024】尚、配線11も高周波信号伝送線路5,6
と同様に、下層配線と上層配線にて構成されている。こ
こで、MMICにおける高周波信号伝送線路5,6と後
調整用線路15との製造方法を簡単に説明しておく。
【0025】GaAs基板1上にAuGeおよびNi,
Auを約0.3μm蒸着し、リフトオフにより、高周波
信号伝送線路5,6の形成領域と後調整用線路15の形
成領域に下層配線を形成する。そして、その上にパッシ
ベーション膜(保護膜)を堆積する。さらに、高周波信
号伝送線路5,6の形成領域のみに、コンタクトホール
を明け、蒸着とリフトオフによりAu薄膜(ただし、T
iを含有する)を形成した後、さらに、この上にAuを
メッキ工程により20〜30μm堆積して上層配線を形
成する。
【0026】このようにして、下層配線と上層配線とか
らなる高周波信号伝送線路5,6の形成の際に、後調整
用線路形成領域での上層配線工程を省くことにより下層
配線のみからなる後調整用線路15が形成される。
【0027】次に、バイアス回路3でのバイアス値の調
整方法を説明する。GaAs基板1上にMMIC高周波
回路2およびバイアス回路3を含めた全回路を形成した
後に、オンウェハで回路の特性を測定し、所望の性能に
なるバイアス条件を決める。そして、図5,6に示すよ
うに、任意の後調整用線路15をレーザビームLbにて
溶断してバイアス抵抗調整を行う。この後調整用線路1
5をレーザにて溶断する際に、レーザ照射により後調整
用線路15が加熱され、その熱が逃げようとするが、後
調整用線路15の断面積が高周波信号伝送線路5,6の
断面積よりも小さくなっているので、、レーザ照射時に
発生する熱が逃げにくく、短時間で溶断に必要な温度に
加熱でき、溶断が速やかに行われる。
【0028】これにより、並列回路16の抵抗値は後調
整用線路15の溶断前にはほぼ「0」であるが、後調整
用線路15を溶断した後は、並列回路16の抵抗値は、
抵抗体14の抵抗値となる。
【0029】このようにして3つの並列回路16におけ
る任意の数の後調整用線路15がレーザにて溶断されて
バイアス抵抗調整が行われる。その結果、MMIC高周
波回路2の能動素子4には定電圧Vc (例えば、−0.
1ボルト)に対し調整抵抗値による調整後の所定バイア
スが印加される。
【0030】このように本実施例では、高周波信号伝送
線路5,6に比べ後調整用線路15の厚さを薄くし、か
つ線幅も狭くすることにより後調整用線路15を高周波
信号伝送線路5,6の断面積よりも小さくして、熱が逃
げにくい構成とし、レーザトリミングによる後調整に必
要な時間が大幅に短縮できる。つまり、エアブリッジを
形成するための特別な加工技術を用いていないのでコス
トアップせずに、かつ、抵抗トリミングを短時間で行う
ことができる。
【0031】又、後調整用線路15は、MMICの下層
配線(AuGe/Ni/Au:約0.3μm)をそのま
ま利用し、上層メッキ配線工程をその部分だけ省略する
ことで高周波信号伝送線路(Au:20〜30μm)
5,6よりも断面積を小さくしているので、通常のMM
ICプロセスを変更する必要がなく、コストアップを招
かない。即ち、線路を薄くすることは、マスクの修正だ
けで実現でき新たに工程を追加する必要はなくコストが
アップすることもない。
【0032】さらに、後調整用線路15の断面積を高周
波信号伝送線路5,6の断面積よりも小さくすべく、後
調整用線路15の線幅を狭くしたが、この線路を細くす
ることは、マスクの変更で対応でき、コストアップとは
ならない。
【0033】尚、後調整用線路15の断面積を小さくし
たので、後調整用線路15の抵抗値が高周波信号伝送線
路5,6よりも大きくなるが、Tiの抵抗がはるかに大
きいため実用上の問題にはならない。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0034】図7には本実施例のMMICの平面図を示
す。本実施例では、後調整用線路17の断面積を高周波
信号伝送線路5,6の断面積と等しくするとともに、後
調整用線路17の材料として、高周波信号伝送線路5,
6の熱伝導率よりも低い材料を用いている。より具体的
には、高周波信号伝送線路5,6をAuにて形成すると
ともに、後調整用線路17をNiにて形成している。
【0035】よって、後調整用線路17をレーザにて溶
断する際に、レーザ照射により後調整用線路17が加熱
され、その熱が逃げようとするが、後調整用線路17の
材料として高周波信号伝送線路5,6の熱伝導率よりも
低いものを用いているので、熱が逃げにくく、短時間で
溶断に必要な温度に加熱でき、溶断が速やかに行われ
る。このようにしてバイアス回路3の抵抗値が調整さ
れ、能動素子4へ所望のバイアス電圧が印加される。
【0036】又、後調整用線路17の材料としてMMI
C製造プロセスで一般的によく使用されているNiを用
いているので、製造コストは変わらない。このように製
造コストを上げることなくレーザ加工による後調整を可
能にし後調整工程の時間を大幅に短縮できる。
【0037】この発明の他の態様として次のように実施
してもよい。前記第1実施例では、後調整用線路15の
厚さを高周波信号伝送線路5,6の厚さよりも薄くし、
かつ、後調整用線路15の幅を高周波信号伝送線路5,
6の幅よりも狭くすることにより、断面積を小さくした
が、後調整用線路15の厚さを高周波信号伝送線路5,
6の厚さと同一とし、後調整用線路15の幅を高周波信
号伝送線路5,6の幅よりも狭くすることにより断面積
を小さくしたり、あるいは、後調整用線路15の幅を高
周波信号伝送線路5,6の幅と同一とし、後調整用線路
15の厚さを高周波信号伝送線路5,6の厚さよりも薄
くすることにより断面積を小さくしてもよい。
【0038】又、前記第1実施例では、後調整用線路1
5と高周波信号伝送線路5,6とは同一材料(Au)を
用い、かつ、後調整用線路15の断面積を高周波信号伝
送線路5,6の断面積よりも小さくし、また、第2実施
例では、後調整用線路17の断面積と高周波信号伝送線
路5,6の断面積とを等しくし、かつ、後調整用線路1
7を高周波信号伝送線路5,6の熱伝導率よりも小さな
材料にて構成したが、後調整用線路の断面積を高周波信
号伝送線路の断面積よりも小さくし、かつ、後調整用線
路を高周波信号伝送線路の熱伝導率よりも小さな材料に
て構成してもよい。
【0039】又、抵抗体14の材質はTiの他にも、抵
抗率の高い材料なら他のものでもよい。又、上記各実施
例では抵抗体14と後調整用線路15(17)との並列
回路16を3つ配置したが、1つのみでもよい。あるい
は、並列回路16を2つ直列に接続してもよい。さら
に、並列回路16を4つ以上設けてもよい。並列回路1
6の数を増やすことにより、より細かいバイアス調整が
可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、低コスト化を図るとともに抵抗トリミング
作業の時間短縮を図ることができる優れた効果を発揮す
る。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、通常のIC製造技術を用い
て容易に断面積の縮小化を図ることができる。請求項3
に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に
加え、通常のIC製造技術を用いて容易に断面積の縮小
化を図ることができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、低コスト
化を図るとともに抵抗トリミング作業の時間短縮を図る
ことができる。請求項5に記載の発明によれば、請求項
4に記載の発明の効果に加え、よく使われる材料を用い
て容易に熱伝導率の低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のバイアス回路を利用したMMIC
の平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】並列回路の拡大平面図。
【図4】図3のB−B断面図。
【図5】レーザトリミングを説明するための並列回路の
拡大平面図。
【図6】図5のC−C断面図。
【図7】第2実施例のバイアス回路を利用したMMIC
の平面図。
【図8】従来のバイアス回路を利用したMMICの平面
図。
【符号の説明】
1…GaAs基板、3…バイアス回路、4…高周波信号
処理素子としての能動素子、5…高周波信号伝送線路、
6…高周波信号伝送線路、14…抵抗体、15…後調整
用線路、17…後調整用線路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 邦彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号処理素子および高周波信号伝
    送線路が形成された基板上に設けられ、一端側に定電圧
    が印加されるとともに他端側が前記高周波信号処理素子
    と電気的に接続された抵抗体と、 前記基板上において前記抵抗体と並列に接続され、前記
    高周波信号伝送線路の断面積よりも小さな断面積を有
    し、レーザにて溶断可能な後調整用線路とを備えたこと
    を特徴とするバイアス回路。
  2. 【請求項2】 前記後調整用線路の厚さを高周波信号伝
    送線路の厚さよりも薄くすることにより断面積を小さく
    した請求項1に記載のバイアス回路。
  3. 【請求項3】 前記後調整用線路の幅を高周波信号伝送
    線路の幅よりも狭くすることにより断面積を小さくした
    請求項1に記載のバイアス回路。
  4. 【請求項4】 高周波信号処理素子および高周波信号伝
    送線路が形成された基板上に設けられ、一端側に定電圧
    が印加されるとともに他端側が前記高周波信号処理素子
    と電気的に接続された抵抗体と、 前記基板上において前記抵抗体と並列に接続され、前記
    高周波信号伝送線路の熱伝導率よりも低い材料にて構成
    され、レーザにて溶断可能な後調整用線路とを備えたこ
    とを特徴とするバイアス回路。
  5. 【請求項5】 前記高周波信号伝送線路の材料はAuで
    あり、後調整用線路の材料はNiである請求項4に記載
    のバイアス回路。
JP4745595A 1995-03-07 1995-03-07 バイアス回路 Pending JPH08250901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4745595A JPH08250901A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 バイアス回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4745595A JPH08250901A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 バイアス回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08250901A true JPH08250901A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12775631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4745595A Pending JPH08250901A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 バイアス回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08250901A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6239670B1 (en) 1998-03-06 2001-05-29 Nec Corporation Short-stub matching circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6239670B1 (en) 1998-03-06 2001-05-29 Nec Corporation Short-stub matching circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4929923A (en) Thin film resistors and method of trimming
JPS631054A (ja) ヒユ−ズ内蔵型半導体装置
JPH04103138A (ja) 半導体集積回路
JPH08250901A (ja) バイアス回路
JPH01223757A (ja) 半導体装置
JPH01158801A (ja) マイクロストリップライン
JPS63140558A (ja) 厚膜回路基板
JP2001035702A (ja) 膜型抵抗器の構造
US5786627A (en) Integrated circuit device and fabricating thereof
JPH07115002A (ja) 無線周波数性能を改善する形状を有する抵抗
US5140382A (en) Microwave integrated circuit using a distributed line with a variable effective length
JP2747112B2 (ja) 高周波用混成集積回路装置
JPS5897854A (ja) モノリシツク集積回路素子
JPS5834756Y2 (ja) マイクロ波集積回路装置
JPH0728023B2 (ja) マイクロ波集積回路
JP3191712B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2919159B2 (ja) GaAsショットキー障壁電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP3147152B2 (ja) バイポーラトランジスタ集積回路の製造方法
JPH10335575A (ja) 高周波信号伝送線路及びその高周波信号伝送線路を使用した半導体装置
JPH05243396A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS61240606A (ja) 薄膜抵抗体
JPS60134483A (ja) 半導体装置
JPS63219105A (ja) 印刷抵抗体の抵抗値調整方法
JPS5952901A (ja) マイクロストリツプ線路回路装置
JPH10200312A (ja) マイクロ波集積回路