JPH08249952A - ワイヤハーネスの布線方法および布線用図板 - Google Patents

ワイヤハーネスの布線方法および布線用図板

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JPH08249952A
JPH08249952A JP7084813A JP8481395A JPH08249952A JP H08249952 A JPH08249952 A JP H08249952A JP 7084813 A JP7084813 A JP 7084813A JP 8481395 A JP8481395 A JP 8481395A JP H08249952 A JPH08249952 A JP H08249952A
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JP
Japan
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wiring
electric wire
bent
holding tool
holder
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JP7084813A
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Kiyoshi Yoshida
清 リカルド 吉田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆電線を3次元的に屈曲して布線する。 【構成】 左側から水平方向に布線された被覆電線71
は、第1保持具11の保持具ヘッド18により手前側に
直角に屈曲され、続いて第2保持具12の保持具ヘッド
40により下方に屈曲され、さらに第3保持具13の保
持具ヘッド40により右方に屈曲して布線される。その
後、一部の被覆電線71が第4保持具14の保持具ヘッ
ド58により上方に分岐される。他の被覆電線71は奥
側に向けて屈曲されたのち、さらに第5保持具15の保
持具ヘッド40により右側に向けて屈曲して布線され
る。布線の完了後は、各保持具ヘッド18、40および
58の近くを部分結束したのち、それらを順次に逃がし
て、電線群72の屈曲部分73および分岐部分74を抜
き出させ、それぞれ結束テープを卷き付けることで、3
次元的に屈曲されまた3次元的に分岐されたワイヤハー
ネスが完成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線群を所定の屈曲形
状、特に3次元的な屈曲形状に布線するための方法並び
に布線用図板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば車両に配索されるワイヤハーネス
は、車体の複雑かつ狭隘な組み込み空間に合わせた所定
の屈曲形状に成形されていなければならない。従来その
製造は次のようにして行われている。すなわち、図7に
示すように組立図板1上の所定箇所に、図8に示すよう
な上向きに開脚するU字形の電線保持部3を設けた多数
の布線用保持具2を取り付けておき、これらの治具2を
利用して多数の被覆電線4を所定の経路を辿るように布
線する。そして、電線4の布線後、その電線群5の所定
箇所をビニルテープを巻回する等で束ねるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、ワイヤ
ハーネスをより複雑な組み込み空間に対応して配索すべ
く、予め3次元的な屈曲形状に製造することの要求が高
まっている。しかしながら従来では、上記のように被覆
電線4を組立図板1と平行な面上において2次元的に屈
曲して布線する手段は知られているものの、3次元的に
屈曲して布線し得る手段は存在していなかった。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、請求項1の発明は、被覆電線を3
次元的に屈曲して布線することのできる布線方法を提供
することを目的とするものである。
【0005】また、請求項2の発明は、上記方法発明を
確実に実施し得る布線用図板を提供することを目的とす
るものである。請求項3の発明は、上記の目的に加え、
布線された電線群からの逃がし動作を簡単にかつ確実に
行え、布線後の結束作業を簡単に行えるようにすること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係るワイヤハーネス
の布線方法は、被覆電線を受け入れ可能な受入凹部を有
しその受入凹部に被覆電線を屈曲可能に当てる当て部を
設けた布線用保持具を少なくとも2個備え、その布線用
保持具を組立図板から互いに異なった立上り位置で設置
し、被覆電線を一の布線用保持具で屈曲させて他の布線
用保持具に向かわせる間に、前記組立図板に対して交差
する方向に延びる布線部分を形成する構成としたところ
に特徴を有する。
【0007】請求項2の発明に係るワイヤハーネスの布
線用図板は、組立図板上に立上り状に設けられる支柱
と、その支柱に取付可能であって、被覆電線を受け入れ
可能な受入凹部を有しその受入凹部に被覆電線を屈曲可
能に当てる当て部を設けた保持具ヘッドとからなる布線
用保持具を少なくとも2個備え、前記各布線用保持具の
支柱を組立図板上の所定箇所に取り付けるとともに、そ
の各布線用保持具の保持具ヘッドを、対応する支柱上に
おいて互いに異なった立上り位置で取り付けた構成とし
たところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記各布線用保持具の保持具ヘッドは、その保持具
ヘッドを前記被覆電線の受け入れ方向に沿って進退させ
ることが可能な進退駆動機構を介して対応する支柱上に
取り付けられている構成としたところに特徴を有する。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、組立図板と略平行な方向
に布線された被覆電線が、一の布線用保持具により屈曲
されて組立図板に対して交差する方向に向きを変えつつ
他の布線用保持具に向けて布線され、そののち他の布線
用保持具を介してさらに屈曲されて布線される。それに
より、被覆電線は3次元的な屈曲形状で布線可能とな
る。
【0010】請求項2の発明では、被覆電線は組立図板
と略平行な方向に布線されたのち、一の布線用保持具に
おける保持具ヘッドの受入凹部に入れられてその当て部
に当てられつつ屈曲されて組立図板と交差する方向に向
きを変えて布線される。続いて、他の布線用保持具にお
ける保持具ヘッドの受入凹部に入れられてその当て部に
当てられつつさらに屈曲されて布線される。それにより
被覆電線が3次元的な屈曲形状で布線される。
【0011】請求項3の発明では、被覆電線を布線する
場合は、各保持具ヘッドは進退駆動機構により前進した
状態に保持され、布線の完了後に進退駆動機構により保
持具ヘッドを後退させると、布線された電線群が保持具
ヘッドの受入凹部から抜き出される。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各被覆電線を
3次元的に屈曲して布線することが可能となり、その布
線された電線群を結束することで3次元的な屈曲形状を
持つワイヤハーネスを得ることができる効果がある。
【0013】請求項2の発明によれば、上記効果の得ら
れる発明方法を確実に実施し得る効果がある。請求項3
の発明によれば、布線が完了したのち、保持具ヘッドを
電線群から逃がすことができるから、その後の電線群に
対する結束作業を円滑に行うことができる効果がある。
【0014】
【実施例】以下、本発明装置の一実施例を図1ないし図
6に基づいて説明し、その作用の説明によって本発明方
法の一実施例を明らかにする。本実施例は、自動車のワ
イヤハーネスに適用した場合を例示しており、3次元的
な屈曲形状を持つワイヤハーネスを製造することを目的
とし、併せて電線群における各屈曲部分を断面形状が真
円に近い状態とすることを目的としている。
【0015】まず、上記した屈曲部分の断面形状を真円
に近いものとするための理由を、以下に簡単に説明す
る。例えば図8に示した従来の布線用保持具2を用いて
被覆電線4を水平面上で屈曲させながら布線すると、電
線4は電線保持部3の直線部に押し付けられつつ屈曲さ
れることになるので、電線群5の屈曲部分の断面形状は
台形状となり、この状態で結束テープを卷くと屈曲部分
の断面形状が縦長の非円形となる。このように屈曲部分
が非円形断面のままでテープが卷かれると、まず非円形
断面の短径方向に沿って簡単に曲がりやすい。一方、長
径方向に曲げ力が作用した場合にも、一部の電線4が動
きつつ断面形状が真円に近付こうとし、周知のように非
円形は面積を同じくして真円形に近付くほどその周長を
短くするから、屈曲部分におけるテープの緊縛力が低下
した状態となり、その結果、電線4間のずれ動きが一層
助長されることになって、結局、加速度的に電線群5の
緩みが進行して容易に曲げられることになる。すなわ
ち、屈曲部分が非円形断面であるとその剛性に劣るとい
うことが判明した。そこで本発明者は、電線群の屈曲部
分の断面形状が真円に近い状態となるように布線し、そ
の状態でテープを巻き付けると、屈曲部分の剛性が飛躍
的に向上することを究明し、それを意図したものであ
る。
【0016】以下に改めて本実施例を説明する。図1に
おいて、符号10は組立図板であって、その組立図板1
0上の所定箇所に、図示5個の布線用保持具11〜15
が設置されている。以下に各布線用保持具11〜15に
ついて順次に説明する。
【0017】まず、図1の左側の奥側に設置された第1
布線用保持具11を説明する。この第1布線用保持具1
1は、背の高い支柱17と、保持具ヘッド18と、伸縮
部材19とを備えている。保持具ヘッド18は、金属あ
るいはプラスチックの削り出し加工や成形型を使用した
キャスティングにより、平面形状が1/4円をなす厚肉
の板状に形成されている。この保持具ヘッド18の円弧
面に沿って電線群72の屈曲部分73を受け入れる受入
溝20が切られており、被覆電線71の当て面となる奥
面21が半円形に形成されている。
【0018】伸縮部材19は、図3、4に示すように、
本体部23に対して可動部24が、本体部23に形成さ
れた嵌入溝26に可動部24の嵌入部25を嵌めて前後
方向の摺動自由に組み付けられており、引張コイルばね
27の弾力で後退方向(図3、4の右方向)に付勢され
ている。本体部23の嵌入溝26を挟んだ上下の板部の
先端側には大径孔28と小径孔29とがそれぞれ形成さ
れ、これらの孔28、29を貫通して配される操作棒3
0が設けられている。この操作棒30は、小径孔29に
略緊密に嵌合する軸径を有するとともに、上端部に大径
孔28に略緊密に嵌合する大径部31が設けられてお
り、また上端には操作ノブ32が取り付けられている。
一方の可動部24の嵌入部25には、操作棒30の軸径
に略等しい幅を持った長孔34が長さ方向に沿って形成
され、その長孔34の後端に、操作棒30の大径部31
が略緊密に嵌合される保持孔35が形成されている。
【0019】操作棒30は、本体部23の両孔28、2
9並びに可動部24の長孔34を上方から貫通して配さ
れ、その下面への突出端に設けられたばね受け板36と
本体部23の下面との間に圧縮コイルばね37が装着さ
れ、それにより操作棒30に下向きの移動力が付勢され
ている。
【0020】そして、操作棒30を引き上げておいて、
可動部24を引張コイルばね27の弾力に抗して引っ張
ると、図3に示すように、操作棒30の大径部31が可
動部24の保持孔35に対応したところで、圧縮コイル
ばね37の弾拡力によって操作棒30が下降されつつ大
径部31が保持孔35内に嵌まり、それにより可動部2
4が前進位置に保持される。
【0021】一方、図3の状態から、操作ノブ32を持
って操作棒30を圧縮コイルばね37の弾力に抗して引
き上げると、操作棒30の大径部31が保持孔35から
上方に抜けてロックが解除され、可動部24が引張コイ
ルばね27の弾力を受けて、操作棒30を長孔34に沿
って相対的に前進させつつ、図4に示すように後退位置
に後退するようになっている。
【0022】この伸縮部材19の本体部23が上記の支
柱17の上端に水平姿勢で取り付けられるとともに、可
動部24の先端に保持具ヘッド18が取り付けられ、支
柱17が、保持具ヘッド18の受入溝20を右側の斜め
向こう側に向けた姿勢にして組立図板10上に立てられ
ている。
【0023】第1布線用保持具11の手前側に立てられ
た第2布線用保持具12は、上記と同様の背の高い支柱
17と、中折れ式の取付軸39と、保持具ヘッド40と
を備えている。保持具ヘッド40は、鋼線をU字形に曲
げ加工して形成されたものであって、図5に示すよう
に、U字形の下部に相当する基部に半円形の弧状受部4
1を有している。また、一方の直線部と直角に取付用の
ねじ棒42が突設されている。
【0024】取付軸39は上記のように中折れ形式のも
のであって、図5、6に示すように、前部取付軸44と
後部取付軸45とを備えており、それぞれの突き合わせ
端の一方に形成された溝46内に他方に形成された連結
板47を嵌入して軸48で支持することで折り曲げ可能
に連結されている。そして、常には図5に示すように、
筒体50が圧縮コイルばね51の弾力でその連結部49
を折り曲げ不能に覆う位置に保持されることで、取付軸
39は一直線状に保持され、一方、圧縮コイルばね51
の弾力に抗して筒体50をずらすことで、図6に示すよ
うにその連結部49で折り曲げ可能としたものである。
【0025】この取付軸39の先端に形成されたねじ孔
52に保持具ヘッド40のねじ棒42が螺着され、保持
具ヘッド40がその被覆電線71の受け入れ方向を取付
軸39の折り曲げ方向と一致させた姿勢で固定されてい
る。また、取付軸39の後端に設けられたねじ棒53
が、支柱17の上端に設けられたねじ孔に水平姿勢で螺
合され、保持具ヘッド40の開口端が手前側の斜め上方
を向くような回転姿勢において、ナット54を締め付け
ることで固定されている。
【0026】上記の第2布線用保持具12の右側の手前
に立てられる第3布線用保持具13は、背の低い支柱5
6と、第2布線用保持具12と同じ保持具ヘッド40
と、中折れ式の取付軸39とから構成されている。この
第3布線用保持具13では、取付軸39が水平面上で左
側の斜め向こう側を向いて姿勢を取り、また保持具ヘッ
ド40は、その開口端が左側の斜め下方を向いた姿勢と
なっている。
【0027】第4布線用保持具14は、第3布線用保持
具13の右側の奥側に設けられている。この第4布線用
保持具14は、背の低い支柱56と、第1布線用保持具
11と同様の伸縮部材19と、分岐用の保持具ヘッド5
8とを備えている。保持具ヘッド58は立方体をなすブ
ロック状に形成されており、この保持具ヘッド58の手
前側の左右の面の底部に沿って直角に屈曲した第1受入
溝59が形成されているとともに、手前側の角部に沿っ
て第2受入溝60が第1受入溝59の屈曲部分と直交す
るようにして縦方向に連通して形成されている。各受入
溝59、60の底面は半円形に形成されている。この第
4布線用保持具14は、伸縮部材19並びにその先端に
取り付けられた保持具ヘッド58が、右側の斜め手前側
を向いて姿勢を取っている。
【0028】第4布線用保持具14のさらに右斜め奥側
には、第5布線用保持具15が設置されている。この第
5布線用保持具15は、背の低い支柱62と、第2、第
3布線用保持具12、13と同様の保持具ヘッド40と
を備えており、支柱62自体が、第2、第3布線用保持
具12、13の取付軸39と同様の中折れ式となってい
る。保持具ヘッド40は、その開口端を左側の斜め奥側
に向けた姿勢で取り付けられている。
【0029】本実施例は上記した構造であって、続いて
布線方法を説明する。被覆電線71は、図1の左側から
水平方向に布線されて、第1布線用保持具11の保持具
ヘッド18の受入溝20に入れられつつその奥面21に
沿って手前側に直角に屈曲され、続いて第2布線用保持
具12の保持具ヘッド40に入れられつつその弧状受部
41に当てられて下方に直角に屈曲され、さらに第3布
線用保持具13の保持具ヘッド40に入れらつつその弧
状受部41に当てられて、右側の奥側の第4布線用保持
具14に向けて布線される。
【0030】このように布線された被覆電線71は、そ
の一部が第4布線用保持具14の保持具ヘッド58にお
ける第1受入溝59の左側から第2受入溝60にわたっ
て立ち上がるようにして布線され、その他の被覆電線7
1は第1受入溝59に沿って直角に屈曲されつつ奥側に
向けられる。その奥側に向けられた電線71は、第5布
線用保持具15の保持具ヘッド40に入れられつつその
弧状受部41に当てられて、右側に向けて屈曲して布線
される。
【0031】布線が完了したら、各保持具ヘッド18、
40および58の近傍をテープ76で部分結束したの
ち、第1および第4布線用保持具11、14では、伸縮
部材19がそれぞれ矢線方向に後退駆動され、第2およ
び第3布線用保持具12、13では、取付軸39がそれ
ぞれ矢線方向に中折れし、また、第5布線用保持具15
では支柱62自体が矢線方向に中折れすることで、それ
ぞれ保持具ヘッド18、40および58が逃げ、電線群
72の各屈曲部分73あるいは分岐部分74が順次に抜
け出された状態とされる。
【0032】そして、それらの抜け出された電線群72
の屈曲部分73および分岐部分74に結束テープ75が
順次に巻き付けられることで、図2に示すように、3次
元的に屈曲され、また3次元的に分岐されたワイヤハー
ネスが完成される。また、各被覆電線71は、それぞれ
受入溝20、59あるいは60の半円形の奥面や、弧状
受部41で受けられつつ屈曲されるのであるから、屈曲
部分の断面形状が真円に近いものに形成され、その状態
で結束テープ75により結束されることで高い剛性が確
保される。
【0033】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0034】(1)上記した各保持具ヘッド、伸縮部
材、中折れ式の取付軸および支柱を適宜に組み合わせて
用いることにより、任意の3次元形状のワイヤハーネス
を布線することが可能となる。
【0035】(2)上記実施例では、組立図板を水平な
姿勢で用いた場合を例示したが、組立図板を鉛直姿勢で
用いることも可能である。 (3)また本発明は、車両用のワイヤハーネスに限ら
ず、その他の場所に配索されるワイヤハーネスを布線す
る場合全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る布線状態を示す斜視図
である。
【図2】製造されたワイヤハーネスの斜視図である。
【図3】伸縮部材の可動部が前進位置にある状態の縦断
面図である。
【図4】可動部が後退位置にある状態の縦断面図であ
る。
【図5】取付軸の拡大斜視図である。
【図6】取付軸が中折れした状態の斜視図である。
【図7】従来の布線用保持具を備えた組立図板の斜視図
である。
【図8】従来の布線用保持具を電線と共に示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10…組立図板 11〜15…布線用保持具 17、56…支柱 18、40、58…保持具ヘッド 19…伸縮部材 20、59、60…受入溝 21…(受入溝20の)奥面 39…(中折れ式の)取付軸 41…弧状受部 62…(中折れ式の)支柱 71…被覆電線 72…電線群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆電線を受け入れ可能な受入凹部を有
    しその受入凹部に被覆電線を屈曲可能に当てる当て部を
    設けた布線用保持具を少なくとも2個備え、その布線用
    保持具を組立図板から互いに異なった立上り位置で設置
    し、被覆電線を一の布線用保持具で屈曲させて他の布線
    用保持具に向かわせる間に、前記組立図板に対して交差
    する方向に延びる布線部分を形成することを特徴とする
    ワイヤハーネスの布線方法。
  2. 【請求項2】 組立図板上に立上り状に設けられる支柱
    と、その支柱に取付可能であって、被覆電線を受け入れ
    可能な受入凹部を有しその受入凹部に被覆電線を屈曲可
    能に当てる当て部を設けた保持具ヘッドとからなる布線
    用保持具を少なくとも2個備え、前記各布線用保持具の
    支柱を組立図板上の所定箇所に取り付けるとともに、そ
    の各布線用保持具の保持具ヘッドを、対応する支柱上に
    おいて互いに異なった立上り位置で取り付けたことを特
    徴とするワイヤハーネスの布線用図板。
  3. 【請求項3】 前記各布線用保持具の保持具ヘッドは、
    その保持具ヘッドを前記被覆電線の受け入れ方向に沿っ
    て進退させることが可能な進退駆動機構を介して対応す
    る支柱上に取り付けられていることを特徴とする請求項
    2記載のワイヤハーネスの布線用図板。
JP7084813A 1995-03-15 1995-03-15 ワイヤハーネスの布線方法および布線用図板 Pending JPH08249952A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161083A (ja) * 2010-04-02 2010-07-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤーハーネス製造方法
US9672959B2 (en) 2012-10-29 2017-06-06 Furukawa Electric Co., Ltd. Wire harness and method for manufacturing wire harness

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