JPH08249695A - 光ディスク装置のチルト調整機構 - Google Patents

光ディスク装置のチルト調整機構

Info

Publication number
JPH08249695A
JPH08249695A JP4967895A JP4967895A JPH08249695A JP H08249695 A JPH08249695 A JP H08249695A JP 4967895 A JP4967895 A JP 4967895A JP 4967895 A JP4967895 A JP 4967895A JP H08249695 A JPH08249695 A JP H08249695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
optical disk
optical
tilt
tilt adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4967895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Aizawa
均 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP4967895A priority Critical patent/JPH08249695A/ja
Publication of JPH08249695A publication Critical patent/JPH08249695A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成により小さい空間内で迅速なチルト
調整を行う。 【構成】シャーシ上に設けたチルト駆動モータ15の回
転を案内軸8と歯車18,19を介してキャリッジ6上
の支持軸13に伝え、キャリッジ6に対して光ピックア
ップ5を転角してチルト調整を行うようにした。キャリ
ッジ6上にチルト駆動モータを設けることなく光ピック
アップ5を転角できるので、簡単な構成により小さい空
間内で迅速なチルト調整を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク再生装置や
光ディスク記録/再生装置のような光ディスク装置にお
けるチルト調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】特に径の大きいLDなどの光ディスクを
扱う光ディスク装置においては、光ディスクが撓んでも
その記録面と光ピックアップの光軸が垂直関係に対向す
るように光ピックアップの傾きを調整するチルト調整機
構が設けられている。
【0003】特開平2−94115号公報に記載された
チルト調整機構は、光ピックアップを光ディスクの半径
方向に移動するキャリッジ移動機構の全体を傾けて光ピ
ックアップの光軸を光ディスクの記録面と垂直状態にす
る構成である。
【0004】また、特開平2−123529号公報に記
載されたチルト調整機構は、光ピックアップの光軸が記
録面に垂直となるようにキャリッジに対する該光ピック
アップの取り付け角度を変化させる構成であり、この取
り付け角度を変化させるためのチルト調整駆動モータを
キャリッジに搭載している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】キャリッジ移動機構の
全体の傾きを変えて光ピックアップの光軸を光ディスク
の記録面に垂直となるようにするチルト調整機構は、キ
ャリッジ移動機構の内端部を支点にして外端部を上下方
向に動かす構成であるので、このキャリッジ移動機構の
上下方向には、この上下動を許容する空間を確保してお
くことが必要であることから、光ディスク装置の薄型化
の障害になる。また、キャリッジ移動機構の外端部の上
下移動量に対して光ピックアップの光軸の傾き量の変化
が少ないので、小型のチルト調整駆動機構によってチル
ト調整を迅速に行うことが困難である。
【0006】また、キャリッジにチルト調整駆動モータ
を搭載して光ピックアップの取り付け角度を変化させる
チルト調整機構は、キャリッジ部の構成が複雑になると
共に重量も増え、アクセス時にキャリッジを迅速に送る
ことが困難となる。
【0007】しかも、移動部分の重量が増えると、製品
輸送時に発生する衝撃などによって支持部に作用する荷
重が大きくなるので、関連部品をこの大きな荷重に耐え
得るように増強しなければならない。
【0008】従って、本発明の目的は、簡単な構成で小
さな空間内で迅速にチルト調整を行うことができる光デ
ィスク装置のチルト調整機構を提案することにある。
【0009】具体的には、キャリッジに対する光ピック
アップの取り付け角度を変化させることによりチルト調
整を迅速に実現できるようにすると共にキャリッジに搭
載する部品の増加を軽減して移動部分の構成の複雑化と
重量増加を軽減することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基板に取り付けられた案内手段に支持さ
れて光ディスクの記録面に対向して該光ディスクの半径
方向に移動可能に設けられたキャリッジと、前記光ディ
スクの接線方向に伸びる支持軸によって前記キャリッジ
に取り付けられて光ディスクの半径方向に転角可能に搭
載された光ピックアップと、この光ピックアップの光軸
が前記光ディスクの記録面に対して垂直となるように該
光ピックアップを前記支持軸を中心にして転角するチル
ト調整駆動手段とを備えた光ディスク装置のチルト調整
機構において、前記チルト調整駆動手段に、前記キャリ
ッジの移動方向に沿って設けられた回転軸と、前記基板
に設けられて前記回転軸を回転させるチルト駆動モータ
と、前記キャリッジと共に移動するように設けられ、前
記回転軸に対して軸方向には相対運動可能であるが回転
方向には相対運動不可能に係合する中継歯車と、前記中
継歯車と噛み合って回転力を受けて前記支持軸を回転さ
せることにより前記光ピックアップを転角する従動歯車
とを備えたことを特徴とし、具体的には、前記回転軸は
案内手段を兼ねる案内軸とし、前記案内軸には、前記キ
ャリッジを光ディスクの半径方向に摺動自在に案内する
キャリッジ摺動面と、軸方向に伸びて形成されて前記中
継歯車の回転方向の相対運動を止める突起が係合する歯
車係合溝とを設け、また、前記中継歯車と従動歯車は傘
歯車とし、更に、前記キャリッジには移動方向に伸びる
ラックギアを設け、このラックギアを前記基板に設けら
れたピニオンギアで駆動してキャリッジを半径方向に駆
動するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】チルト調整駆動手段は、基板上のチルト駆動モ
ータの回転力を回転軸と歯車を介してキャリッジ上の支
持軸に伝え、キャリッジに対して光ピックアップを転角
してチルト調整を行う。
【0012】また、キャリッジを光ディスクの半径方向
に案内する案内軸は、チルト調整駆動力伝達する回転軸
としても機能する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5を参照し
て説明する。
【0014】光ディスク1を載置するターンテーブル2
は、装置の機構部の基板となるシャーシ3に設置された
ディスク駆動モータ4の回転軸4aの先端に設けられ
る。光ピックアップ5を搭載するキャリッジ6は、前記
シャーシ3から起立した支柱7a〜7dに支持された案
内軸8,9を案内手段として該案内軸8,9を摺動して
前記光ピックアップ5を前記光ディスク1の記録面に沿
って半径方向に移動させる。このキャリッジ6の駆動
は、該キャリッジ6の側面にキャリッジ移動方向に伸び
るように取り付けたラックギア10と前記シャーシ3に
設置したキャリッジ駆動モータ11の回転軸11aに取
り付けたピニオンギア12を噛み合わせて構成する送り
駆動機構によって実現する。
【0015】前記光ピックアップ5は、読み取り光学系
5aとチルト検出器5bを備え、光ディスク1の接線方
向に伸びる支持軸13によってこの光ディスク1の半径
方向に転角自在に前記キャリッジ6に取り付けられる。
そして、前記支持軸13の端部には従動傘歯車14が固
着される。
【0016】前記案内軸8は、前記支柱7a,7bに回
転可能に取り付けられ、その外周面には前記キャリッジ
6を摺動させる摺動面8aと軸方向に伸びる歯車係合溝
8bが形成され、前記シャーシ3に設置されたチルト駆
動モータ15によって歯車16,17を介して回転駆動
される。前記案内軸9は、その全外周面が摺動面であ
る。
【0017】前記従動傘歯車14と噛み合う中継傘歯車
18は、案内軸8に嵌合すると共に前記キャリッジ6と
共に移動するように該キャリッジ6に係合した歯車軸1
9に固着されて該歯車軸19と一体的に移動及び回転す
る。前記歯車軸19は、前記案内軸8に対して軸方向に
は相対運動可能であるが回転方向には相対運動不可能と
なるようにその突起19aが前記歯車係合溝8bと係合
した状態で嵌合し、案内軸8に駆動されて該案内軸8と
共に回転する。
【0018】そして、前記チルト駆動モータ15は、光
ピックアップ5(読み取り光学系5a)の光軸が光ディ
スク1の記録面に対して垂直となるように、チルト検出
器5bから出力される傾き検出信号を参照しながら制御
装置20によって回転制御される。
【0019】以上のような光ディスク装置のチルト調整
機構によれば、光ピックアップ5のチルト調整は、シャ
ーシ3に設置されたチルト駆動モータ15から案内軸8
及び歯車機構14,18,19を介して伝達される回転
力によって支持軸13を回転させ、この支持軸13でキ
ャリッジ6に取り付けた光ピックアップ5を該キャリッ
ジ6に対して転角させて実現する。
【0020】このようなチルト調整は、光ピックアップ
5がキャリッジ6に対して転角して光軸の傾きを変化さ
せることにより実現するので、小さな空間内で迅速に行
うことが可能となる。しかも、そのためにキャリッジ6
と共に移動するように付加される構成部品は、歯車1
4,18及び歯車軸19のみであるので、移動部分の構
成の複雑化及び重量の増加を軽減することができ、従っ
て、キャリッジ6の送り速度を高めることが容易とな
り、また、構成部品の増強も不要となる。
【0021】この実施例は、キャリッジ6を案内するた
めに設けられる案内軸8をチルト調整駆動力の伝達に利
用しているので、このキャリッジ6の移動空間に沿って
専用のチルト調整駆動力伝達手段を設置する必要がな
く、構成が簡単になるので、軽量化と小型化に有利であ
る。しかしながら、チルト調整駆動力伝達手段は回転力
を伝達すれば足りるので、案内軸8と平行した別の回転
軸を設ける構成とすることもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、基板上のチルト駆動モータの
回転を回転軸と歯車を介してキャリッジ上の支持軸に伝
えることによりキャリッジに対して光ピックアップを転
角させてチルト調整を行うようにしたので、簡単な構成
により小さい空間内で迅速なチルト調整を行うことがで
きる。
【0023】また、キャリッジを案内する案内軸をチル
ト調整駆動力伝達に利用することにより構成が簡単にな
り、軽量化と小型化の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる光ディスク装置のチルト調整機構
の平面図である。
【図2】本発明になる光ディスク装置のチルト調整機構
の側面図である。
【図3】本発明になる光ディスク装置のチルト調整機構
におけるキャリッジ部分の斜視図である。
【図4】本発明になる光ディスク装置のチルト調整機構
における案内軸と歯車の相対関係を説明する分解図であ
る。
【図5】本発明になる光ディスク装置のチルト調整機構
における制御系のブロック図である。
【符号の説明】
3…シャーシ、4…ディスク駆動モータ、5…光ピック
アップ、5a…読み取り光学系、5b…チルト検出器、
6…キャリッジ、8,9…案内軸、8a…摺動面、8b
…歯車係合溝、10…ラックギア、11…キャリッジ駆
動モータ、12…ピニオンギア、13…支持軸、14…
従動傘歯車、15…チルト駆動モータ、18…中継傘歯
車、19…歯車軸、19a…突起、20…制御装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に取り付けられた案内手段に支持され
    て光ディスクの記録面に対向して該光ディスクの半径方
    向に移動可能に設けられたキャリッジと、前記光ディス
    クの接線方向に伸びる支持軸によって前記キャリッジに
    取り付けられて光ディスクの半径方向に転角可能に搭載
    された光ピックアップと、この光ピックアップの光軸が
    前記光ディスクの記録面に対して垂直となるように該光
    ピックアップを前記支持軸を中心にして転角するチルト
    調整駆動手段とを備えた光ディスク装置のチルト調整機
    構において、 前記チルト調整駆動手段は、前記キャリッジの移動方向
    に沿って設けられた回転軸と、前記基板に設けられて前
    記回転軸を回転させるチルト駆動モータと、前記キャリ
    ッジと共に移動するように設けられ、前記回転軸に対し
    て軸方向には相対運動可能であるが回転方向には相対運
    動不可能に係合する中継歯車と、前記中継歯車と噛み合
    って回転力を受けて前記支持軸を回転させることにより
    前記光ピックアップを転角する従動歯車とを備えたこと
    を特徴とする光ディスク装置のチルト調整機構。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記回転軸は、前記案
    内手段を兼ねる案内軸としたことを特徴とする光ディス
    ク装置のチルト調整機構。
  3. 【請求項3】基板に取り付けられた案内軸に支持されて
    光ディスクの記録面に対向して該光ディスクの半径方向
    に移動可能に設けられたキャリッジと、前記光ディスク
    の接線方向に伸びる支持軸によって前記キャリッジに取
    り付けられて光ディスクの半径方向に転角可能に搭載さ
    れた光ピックアップと、この光ピックアップの光軸が前
    記光ディスクの記録面に対して垂直となるように該光ピ
    ックアップを前記支持軸を中心にして転角するチルト調
    整駆動手段とを備えた光ディスク装置のチルト調整機構
    において、 前記チルト調整駆動手段は、前記基板に設けられて前記
    案内軸を回転させるチルト駆動モータと、前記キャリッ
    ジと共に移動するように設けられ、前記案内軸に対して
    軸方向には相対運動可能であるが回転方向には相対運動
    不可能に係合する中継歯車と、前記中継歯車と噛み合っ
    て回転力を受けて前記支持軸を回転させることにより前
    記光ピックアップを転角する従動歯車とを備えたことを
    特徴とする光ディスク装置のチルト調整機構。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記案内軸は、前記キ
    ャリッジを光ディスクの半径方向に摺動自在に案内する
    キャリッジ摺動面と、軸方向に伸びて形成されて前記中
    継歯車の回転方向の相対運動を止める突起が係合する歯
    車係合溝とを備えたことを特徴とする光ディスク装置の
    チルト調整機構。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記中継歯車と従動歯
    車は傘歯車としたことを特徴とする光ディスク装置のチ
    ルト調整機構。
  6. 【請求項6】請求項3において、前記キャリッジは移動
    方向に伸びるラックギアを備え、このラックギアが前記
    基板に設けられたピニオンギアに噛み合って半径方向に
    駆動されることを特徴とする光ディスク装置のチルト調
    整機構。
JP4967895A 1995-03-09 1995-03-09 光ディスク装置のチルト調整機構 Pending JPH08249695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4967895A JPH08249695A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 光ディスク装置のチルト調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4967895A JPH08249695A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 光ディスク装置のチルト調整機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08249695A true JPH08249695A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12837841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4967895A Pending JPH08249695A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 光ディスク装置のチルト調整機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08249695A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7516464B2 (en) 2003-03-03 2009-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Optical pickup device equipped with tilt adjusting mechanism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7516464B2 (en) 2003-03-03 2009-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Optical pickup device equipped with tilt adjusting mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5307339A (en) Translating apparatus for an optical pickup device
CN110640784A (zh) 一种基于杠杆机构的变刚度关节装置
JP2002117565A (ja) ディスクドライブ装置
JPH02232820A (ja) 両面再生ディスクプレーヤ
JPH08249695A (ja) 光ディスク装置のチルト調整機構
EP0474987B1 (en) Disk reproducing apparatus equipped with a pickup device capable of reading both sides of a disk
US4575836A (en) Dual mode disc player
US5263013A (en) Apparatus for recording/reproducing of a double-sided optic disk
EP1471511B1 (en) Driving apparatus for moving an optical pickup
JP4192921B2 (ja) ディスク装置
JP2003208767A (ja) ディスク装置および光ピックアップ送り機構
JPS60160034A (ja) 光学式デイスク・プレ−ヤ
JPH0510249Y2 (ja)
JP2541169Y2 (ja) 光ピックアップ送り装置
JP2699412B2 (ja) 光ヘッドのチルト装置
KR100200232B1 (ko) 광 디스크 플레이어의 픽업 유니트 피딩장치
JPH08339559A (ja) 光ピックアップ駆動装置
JP2699411B2 (ja) 光ヘッドのチルト装置
JPH04222930A (ja) 円盤状記録媒体の記録再生装置
US20060190954A1 (en) Optical disk apparatus
KR0147123B1 (ko) 광디스크 플레이어의 대물렌즈 스큐조절장치
KR0176593B1 (ko) 광 기록 재생 장치
JP2856008B2 (ja) 光学式ディスク・プレーヤのチルトサーボ装置
JPH0760525B2 (ja) 光ピックアップの姿勢調整機構
KR20060068007A (ko) 광디스크 드라이브의 틸트 보정 장치