JPH0824906B2 - マット状オイル捕集材 - Google Patents

マット状オイル捕集材

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JPH0824906B2
JPH0824906B2 JP4047755A JP4775592A JPH0824906B2 JP H0824906 B2 JPH0824906 B2 JP H0824906B2 JP 4047755 A JP4047755 A JP 4047755A JP 4775592 A JP4775592 A JP 4775592A JP H0824906 B2 JPH0824906 B2 JP H0824906B2
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靖典 高橋
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/204Keeping clear the surface of open water from oil spills

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タンカーの座礁や沈
没、或は化学工場からの廃油その他の原因により海面又
は河川に流出した重油、原油、廃油その他のオイルを捕
集するため海面又は水面に浮かべて使用するオイル捕集
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンが優れた吸油性を有する
ことは知られており、ポリプロピレン繊維の不織布より
なるマットをはじめ、ポリプロピレン繊維を用いるオイ
ル捕集材が各種提案されている。例えば水中において吸
油性を有する単繊維繊度2〜25デニールの繊維集合体
を7〜28%の繊維充実度にした繊維集合体からなるオ
イル捕集材(特公昭46−21687号)、水中におい
て吸油性を有する単繊維繊度1〜5デニールの細繊度繊
維集合体が中心側に配置され、かつ単繊維繊度5デニー
ルよりも大きい太繊度繊維集合体が外層側に配置されて
いる繊維集合体からなるオイル捕集材(特公昭47−7
241号)、繊維製造工程において付着した油剤を実質
的に除去する処理を施したポリプロピレン繊維を間隙率
55〜85%に充填せしめてなる油状物質吸収性構造物
(特公昭47−7242号)、ポリプロピレンなどの単
繊維内に多数の連続気泡を有する発泡繊維を5〜30%
の充実度になるように集合したオイル捕集材(特公昭4
6−21841号)、10〜20デニールのポリプロピ
レン繊維層と比重0.1のアタクチックポリプロピレン
発泡体の5〜10ミリ粒子の層よりなる浮遊油捕集材
(特公昭47−10361号)、ポリプロピレンなどの
合成樹脂テープに割裂を施して構成した水中で吸油性を
有する網状構造のスプリットテープを5〜28%の充実
度になるように集合したオイル捕集材(特公昭47−2
0305号)などである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらはいずれも吸油
量の向上を図るものであるが、本発明は、吸油量及び吸
油速度が更に向上したマット状オイル捕集材を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかわるマ
ット状オイル捕集材は、ポリプロピレンよりなる自己結
着した繊維状構造物で且つポリプロピレン繊維が長手方
向に配列されている長尺シートを幅5〜50mmに折り
畳んで多重に積層し圧縮融着したもので積層高さが折り
畳み幅の10倍以上であることを特徴とする。
【0005】また第2の発明にかかわるマット状オイル
捕集材は、スクワラン及びレシチンを含むポリプロピレ
ンよりなる自己結着した繊維状構造物で且つポリプロピ
レン繊維が長手方向に配列されている長尺シートを幅5
〜50mmに折り畳んで多重に積層し圧縮融着したもの
で積層高さが折り畳み幅の10倍以上であることを特徴
とする。
【0006】まず第1の発明について詳細に説明する。
ポリプロピレンよりなる自己結着した繊維状構造物で且
つポリプロピレン繊維が長手方向に配列されている長尺
シートは、例えば特公昭56−31248号に開示され
ているように、発泡剤0.07〜3重量%を含む熱可塑
性樹脂を環状ダイから溶融押出して、ダイスとの径比
0.8〜5.0の内部マンドレルもしくは外部マンドレ
ルで展伸しながら急冷しドラフト率70〜190で引取
ることにより製造される。
【0007】図1は本発明のマット状オイル捕集材の素
材となる自己結着した繊維状構造物で且つポリプロピレ
ン繊維が長手方向に配列されている長尺シート1を説明
するための図で、ポリプロピレンフィルムの割裂により
生成し長手方向に配列されているポリプロピレン繊維1
1と割裂部分12とからなる網状構造となっている。矢
印は長手方向を示し、上下の点線は折り畳まれる位置を
示し、長手方向に対して直角に折り畳まれる。
【0008】図2は自己結着した繊維状構造物シートで
且つポリプロピレン繊維が長手方向に配列されている長
尺シートを多重に積層する状態を説明するための図で、
図2の位置では縦方向の厚さとして幅5〜50mm、好
ましくは10〜30mmに折り畳んで横方向に多重に積
層し、圧縮融着した状態での積層高さ、図2の状態では
横方向の長さが、折り畳み幅、図2の位置では縦方向の
厚さの10倍以上になるようにする。
【0009】図4はポリプロピレンよりなる自己結着し
た繊維状構造物で且つポリプロピレン繊維が長手方向に
配列されている長尺シートを多重に積層する方法の一例
を説明するための図である。通気孔を設けた両側板2及
び3並びに通気孔を設けた底板4よりなり上部が解放さ
れている型を用いる。両側板2及び3の間隔は、繊維状
構造物の長尺シートの折り畳み幅である5〜50mm、
或は最後に横方向にも圧縮する場合はこれよりも若干広
い幅に設定する。両側板2及び3の高さは、型内に積層
した繊維状構造物シートを最後に機械的に圧縮した時の
積層高さが折り畳み幅の10倍以上になるように設定す
る。この型内に上方から自己結着した繊維状構造物シー
ト1を左右に振り分けながら積層してゆく。上方から下
方にかけて圧縮空気5を送入し、底板4から、また必要
に応じて両側板2及び3から空気を抜き出すことにより
繊維状構造物シート1はコンパクトな状態で型内に積層
して堆積する。型一杯に繊維状構造物シート1が積層さ
れたら、型内に上方から機械的に圧縮し、所望により両
側板2及び3相互の間隔を縮めることにより横方向から
も圧縮する。次いでポリプロピレンの可塑化温度に調節
した熱風を送入するとポリプロピレン相互が融着し、本
発明のマット状オイル捕集材が得られる。
【0010】圧縮の程度はマットの見かけ比重として
0.01〜0.1、好ましくは0.02〜0.05とな
るようにするのが適当である。
【0011】図1に示した繊維状構造物シート1では割
裂により形成されたポリプロピレン繊維がシートの長手
方向に存在する。これを図2に示すような状態で積層す
るとポリプロピレン繊維はマットの縦方向に配列されて
いることになり、繊維と繊維の間の空隙もマットの縦方
向に存在することになる。
【0012】図3はポリプロピレン繊維よりなる長尺シ
ートを積層してマット状オイル捕集材を製造する際に一
般的に採用される積層状態を示すもので、該長尺シート
を製品マットの幅、例えば1mに折り畳んで多重に積層
し圧縮融着して積層高さをマットの厚さ、例えば5〜5
0mmにしたものである。この場合、該長尺シートでは
ポリプロピレン繊維が水平方向に配列されているので、
図3のように積層した場合、ポリプロピレン繊維はマッ
トの横方向に配列されていることになる。ポリプロピレ
ン繊維の不織布よりなるマットの場合も同様にポリプロ
ピレン繊維はマットの横方向に配列されている。前記特
公昭47−20305号にはポリプロピレンなどの合成
樹脂テープに割裂を施して構成した水中で吸油性を有す
る網状構造のスプリットテープを5〜28%の充実度に
なるように集合させる場合の集合(集束)のさせ方につ
いての各種事例が示されているが、ポリプロピレン繊維
をマットの厚さ方向、即ち油面に対して垂直方向に配列
されるように集合させるという発明思想は認められな
い。
【0013】このポリプロピレン繊維の配列方向、即ち
繊維と繊維の間の空隙の配列方向の相違がマット状オイ
ル捕集材の吸油量及び吸油速度に大きな影響を与える。
本発明のマット状オイル捕集材を油面に投下すると、当
然のことながら、マットは長い辺が水平方向、短い辺が
垂直方向に、即ち図2に示された状態のまま油面に浮遊
する。油は縦方向の空隙を通してマットの下面からマッ
トの中央部、マットの上面へと迅速に透過し、縦方向の
ポリプロピレン繊維の側面からポリプロピレン繊維内に
吸収される。このような状態ではマット中のポリプロピ
レン繊維のすべてについてほぼ同時に油吸収が開始され
ることになり、吸油速度が早められる。また吸油量も大
になる。なお本発明においてポリプロピレンよりなる自
己結着した繊維状構造物で且つポリプロピレン繊維が長
手方向に配列されている長尺シートを多重に積層し圧縮
融着したものの積層高さが折り畳み幅の10倍以上であ
ることを規定したのは、マットを油面に投下した場合、
長い辺が水平方向、短い辺が垂直方向に、即ち図2に示
された状態のまま油面に浮遊するようにするためであ
る。
【0014】油を十分に吸収したマット状オイル捕集材
は、プレスしてオイルをしぼり取って再使用されるが、
本発明のマット状オイル捕集材はポリプロピレン繊維が
マットの縦方向に配列されているのでプレス後の厚さ復
元力が大で、繰り返し使用しても未使用品の75〜90
%のオイルを吸収できる。
【0015】これに対してポリプロピレン繊維が横方向
に配列されているマットでは、油はまずマットの下面を
構成するポリプロピレン繊維層に吸収され、逐次マット
の中間層からマットの上層へと拡散して行くので吸油速
度は遅く、吸油量も劣る。またポリプロピレン繊維がマ
ットの水平方向に配列されているのでプレスしてオイル
をしぼり取った後の厚さ復元力が小で、繰り返し使用し
た場合のオイル吸収量は未使用品の50%以下である。
【0016】第2の発明の場合は、ポリプロピレンより
なる自己結着した繊維状構造物で且つポリプロピレン繊
維が長手方向に配列されている長尺シートを製造する際
に、原料ポリプロピレンにスクワラン及びレシチンを添
加したものを用いれば良く、該長尺シートからマットの
製造方法は第1の発明の場合と同様で良い。スクワラン
及びレシチンの添加量はポリプロピレンに対してそれぞ
れ0.3〜3重量%程度が適当である。スクワラン及び
レシチンを加えることによりポリプロピレン繊維が改質
され油の取り込み量が著しく増加する。スクワラン及び
レシチンの添加量がそれぞれ0.3重量%以下では効果
が明瞭でなく、一方3重量%以上添加してもそれ以上の
油の取り込み量の増加は期待できない。
【0017】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0018】
【実施例1】ポリプロピレンペレットから特公昭56−
31248号記載の方法により製造された自己結着した
繊維状構造物で且つポリプロピレン繊維が長手方向に配
列されている長尺シシート(横幅500mm)を幅20
mmに折り畳んで多重に積層した後圧縮融着し、積層高
さ(長さ)500mm、横幅500mm、厚さ15m
m、見かけ比重0.03g/cm2 のマット状オイル捕
集材を作成した。このサンプルをB重油、灯油、又は軽
油の油層に静置した後、サンプル全体に油が浸透するま
での時間を吸油速度とし、吸油サンプルを直ちに引き上
げ、金網上に5分間放置した後、重量増加量を測定し吸
油量とした。測定結果を表1に示す。なおこのサンプル
を5回繰り返し使用したときの吸油量は未使用品の75
〜91%であった。
【0019】
【実施例2】ポリプロピレンペレット100重量%、ス
クワラン(伊藤製油製)1重量%及びレシチン(伊藤製
油製)1重量%の混合物から、特公昭56−31248
号記載の方法により自己結着した繊維状構造物で且つポ
リプロピレン繊維が長手方向に配列されている長尺シー
トを作成し、このシートを素材とした以外は実施例1と
同様にして積層高さ(長さ)500mm、横幅500m
m、厚さ15mm、見かけ比重0.03g/cm2 のマ
ット状オイル捕集材を作成した。このサンプルについて
実施例1と同様な測定を行った。測定結果を表1に示
す。
【0020】
【比較例1】実施例1で用いたポリプロピレンの繊維状
構造物の長尺シシートを、図3に示したように水平方向
に折り畳んで多重に積層した後圧縮融着することにより
長さ500mm、横幅500mm、厚さ15mm、見か
け比重0.03g/cm2 のマット状オイル捕集材を作
成した。このサンプルについて実施例1と同様な測定を
行った。測定結果を表1に示す。なおこのサンプルを5
回繰り返し使用したときの吸油量は未使用品の50%以
下であった。
【0021】
【比較例2】ポリプロピレン繊維よりなる市販のマット
状オイル捕集材(三菱油化株式会社社製:型番001;
見かけ比重0.7g/cm2 )について実施例1と同様
な測定を行った。測定結果を表1に示す。
【表1】
【0022】
【発明の効果】 【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマット状オイル捕集材の素材となるポ
リプロピレンよりなる自己結着した繊維状構造物で且つ
ポリプロピレン繊維が長手方向に配列されている長尺シ
ートを説明するための図である。
【図2】上記自己結着した繊維状構造物シートが多重に
積層されている状態を説明するための図である。
【図3】従来のマット状オイル捕集材における繊維状構
造物シートが多重に積層されている状態を説明するため
の図である。
【図4】上記自己結着した繊維状構造物シートを多重に
積層する方法の一例を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E02B 15/10 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレンよりなる自己結着した繊
    維状構造物で且つポリプロピレン繊維が長手方向に配列
    されている長尺シートを幅5〜50mmに折り畳んで多
    重に積層し圧縮融着したもので積層高さが折り畳み幅の
    10倍以上であることを特徴とするマット状オイル捕集
    材。
  2. 【請求項2】 スクワラン及びレシチンを含むポリプロ
    ピレンよりなる自己結着した繊維状構造物で且つポリプ
    ロピレン繊維が長手方向に配列されている長尺シートを
    幅5〜50mmに折り畳んで多重に積層し圧縮融着した
    もので積層高さが折り畳み幅の10倍以上であることを
    特徴とするマット状オイル捕集材。
JP4047755A 1992-02-05 1992-02-05 マット状オイル捕集材 Expired - Lifetime JPH0824906B2 (ja)

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JP4047755A JPH0824906B2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 マット状オイル捕集材

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JPH05212380A JPH05212380A (ja) 1993-08-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100457356B1 (ko) * 2002-01-28 2004-11-16 손영식 에멀죤유 흡착제
JP4941815B2 (ja) * 2006-08-31 2012-05-30 三菱瓦斯化学株式会社 汚染化学物質の吸着剤

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