JPH08248337A - ビーム分割走査装置 - Google Patents

ビーム分割走査装置

Info

Publication number
JPH08248337A
JPH08248337A JP4579695A JP4579695A JPH08248337A JP H08248337 A JPH08248337 A JP H08248337A JP 4579695 A JP4579695 A JP 4579695A JP 4579695 A JP4579695 A JP 4579695A JP H08248337 A JPH08248337 A JP H08248337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beams
channel
acousto
split
scanning direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4579695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Iizuka
隆之 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP4579695A priority Critical patent/JPH08248337A/ja
Publication of JPH08248337A publication Critical patent/JPH08248337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分割ビームの副走査方向におけるピッチの調
整が容易で、ビームセパレータの製造誤差に対する許容
を緩和することができ、経済的にも有利なビーム分割走
査装置を提供すること。 【構成】 1ビームを、ビームセパレータ21、22を
介して、列状に並ぶ複数のビームL5a〜L5h、L6
a〜L6hに分割し、この分割ビームを主走査方向に走
査するレーザ描画装置11において、ビームセパレータ
21、22で分割された各分割ビームを、チャンネルが
略主走査方向と対応して並ぶマルチチャンネルの音響光
学変調器36、37の各チャンネルに入射させ、この音
響光学変調器36、37の各チャンネルに与える駆動周
波数を、列状に並ぶ分割ビームL5a〜L5h、L6a
〜L6hが副走査方向において略一定のピッチで投影さ
れるように制御する制御部80を設けたレーザ描画装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、1ビームを、光束分割素子を介
して、列状に並ぶ複数のビームに分割し、この分割ビー
ムを主走査方向に走査するビーム分割走査装置に関す
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】レーザ光源からのレーザ光
を、ビームセパレータによって複数のビームに分割し、
この複数のビームを一列状をなす状態で基板に対して走
査するレーザ描画装置が、本出願人により提案されてい
る(特願平5-181610号参照)。このレーザ描画装置は、
一列状のビームを、設定データに基づき個々にオンオフ
し、回転するポリゴンミラーによって主走査方向にやや
傾いた状態で走査することにより、所要の回路パターン
を基板上に迅速に描画することができる。
【0003】このレーザ描画装置によって分割ビームを
走査する場合に、ポリゴンミラーの回転軸と直交する主
走査方向での各分割ビームのスポット位置は、オンオフ
を時間的にずらすことによって容易に調整できるが、副
走査方向でのスポット位置は、ビームセパレータの光の
分割性能に大きく依存する。このため、ビームセパレー
タの製造に非常に高い加工精度が要求され、コストアッ
プの要因となってしまう。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記問題意識に基づきなされ
たものであり、分割ビームの副走査方向におけるピッチ
の調整が容易で、ビームセパレータの製造誤差に対する
許容を緩和することができ、経済的にも有利なビーム分
割走査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、1
ビームを、光束分割素子を介して、列状に並ぶ複数のビ
ームに分割し、この分割ビームを主走査方向に走査する
ビーム分割走査装置において、光束分割素子で分割され
た各分割ビームを、チャンネルが略主走査方向と対応し
て並ぶマルチチャンネルの音響光学素子の各チャンネル
に入射させ、この音響光学素子の各チャンネルに与える
駆動周波数を、列状に並ぶ分割ビームが副走査方向にお
いて略一定のピッチで投影されるように制御する制御手
段を設けたことを特徴としている。
【0006】また、音響光学素子の各チャンネルに与え
る駆動周波数は、予め設定記憶された、略主走査方向に
並ぶ分割ビームの副走査方向でのズレ量に基づき、該ズ
レ量が小さくなるように制御されることが望ましい。
【0007】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明に係るレーザ描画装置(ビーム
分割走査装置)11の全体を示す外観斜視図であり、図
2は、レーザ描画装置11の全体を示す概略平面図であ
る。
【0008】レーザ描画装置11は、テーブル10上
に、アルゴンレーザ装置12を有し、ビームベンダ1
3、23〜25、28〜30、35、38、41、4
4、45、54、ハーフプリズム16、ハーフミラー1
4、及びレンズ52、53、65〜71を有している。
レーザ描画装置11はさらに、音響光学変調器19、2
0、及び、1ビームを同一平面内に並ぶ複数のビーム
(描画用光束)列に分割するビームセパレータ(光束分
割素子)21、22を有している。
【0009】レーザ描画装置11はまた、ピッチ変換用
集光光学系26、31、27、32、マルチチャンネル
(8チャンネル)の音響光学変調器36、37、集光光
学系34、偏光ビームスプリッタ60、λ/2板39、
偏光ビームスプリッタ40、イメージローテータ43、
ポリゴンミラー46、fθレンズ47、Xスケール用集
光レンズ48、コンデンサレンズ49、Xスケール5
0、モニター光用ミラー51a、51b、Xスケール用
フォトディテクタ62、及び長尺ミラー63、64を有
している。
【0010】ところで、上記ビームセパレータ21、2
2は次のような工程で製造される。先ず、図8に示され
るように、平行平面板からなる光束分割用光学部品74
の一面に所要の光束分割膜75を付し、この光学部品7
4を、隣り合う光学部品74の間に必ず光束分割膜75
が介在するようにして積層し、エポキシ樹脂接着剤や紫
外線硬化型接着剤等によって接合する。そして、多数の
光学部品74が接合された光束分割素子ブロック55
を、所要の角度で切断し、複数の切断ブロック61を切
り出す。この切断時の角度は、同図に示す例では、光束
分割膜75に対して45゜をなす方向であり、この切断
面76が光の入射面及び射出面となる。この切断ブロッ
ク61の切断面76を、必要に応じて研磨して平滑面と
する。
【0011】また以上の工程とは別に、透光性の平行平
面板77(図7参照)を用意し、この平行平面板77の
一面に、例えば蒸着やスパッタリング等によって反射防
止膜78を形成する。この反射防止膜78を付着形成し
た平行平面板77を、切断ブロック61の両面に接合す
る。つまり、切断ブロック61の両側の切断面76に対
しそれぞれ、反射防止膜78が外側に位置するようにし
て平行平面板77を例えばエポキシ樹脂接着剤、紫外線
硬化型接着剤等によって接合する。この接合ブロックが
即ち上記ビームセパレータ21、22である。なお、図
7、図8では、便宜上、光束分割膜75、反射防止膜7
8及び平行平面板77の厚みを誇張して描いたが、実際
には、これら光束分割膜75と反射防止膜78は100 ナ
ノメートル(nm)〜1000ナノメートル程度の厚さであり、
平行平面板77は数ミリメートル程度の厚さである。
【0012】図7に示す完成状態のビームセパレータ2
1、22に照射されたビームL2、L3はそれぞれ、光
成分の一部が光束分割膜75をそのまま透過してビーム
L5a、L6aとなり、残りの光成分が該光束分割膜7
5で反射して90゜偏向されてビームL5a′、L6
a′となる。さらに、このビームL5a′、L6a′の
光成分の一部は、次の光束分割膜75で反射して90゜
偏向されてビームL5b、L6bとなり、残りの光成分
は該光束分割膜75をそのまま透過してビームL5
b′、L6b′となる。そして、このビームL5b′、
L6b′の光成分の一部は、次の光束分割膜75で反射
して90゜偏向されてビームL5c、L6cとなり、残
りの光成分は該光束分割膜75をそのまま透過してビー
ムL5c′、L6c′となる。以下、同様の光分割を繰
り返すことにより、それぞれ8本ずつのビームL5a〜
L5h及びL6a〜L6hとして射出される。
【0013】光束分割素子であるビームセパレータ2
1、22は、上記構造からなるため、各光学部品74と
光束分割膜75とでなす反射面に倒れ等がある場合に
は、分割ビームの列と略直交する方向(副走査方向)で
のピッチb(図6参照)が不均一になり画質を劣化させ
る。従って、このような製造誤差のあるビームセパレー
タは使用できず無駄になるため、経済的でない。
【0014】本発明の特徴である音響光学変調器36、
37は、比較的大きい製造誤差があるビームセパレータ
21、22を用いる場合でも、各分割ビームの副走査方
向でのピッチbを略一定にすることができる。すなわ
ち、本音響光学変調器36、37はそれぞれ、二酸化テ
ルル等の結晶内で超音波が発生したとき該結晶の屈折率
に、超音波による弾性歪によって周期的変化が生じ光が
回折するという音響光学効果を基に構成されたもので、
図3に示されるように、結晶の端面に設けた、8チャン
ネルに対応するトランスデューサーTr1〜Tr8を有
している。該音響光学変調器36、37は、トランスデ
ューサーTr1〜Tr8に高周波が印加されたときに、
対応する結晶内部に超音波進行波を発生させて、レーザ
光を図4の1次光イ、ロ、ハのように回折させ、また高
周波が印加されないときには、結晶に入射するレーザ光
を図4の0次光のように透過する。従って、音響光学変
調器36(37)に対する高周波の印加を切り換えれ
ば、入射光つまり描画用光束L5とL6のポリゴンミラ
ー46への照射、非照射を自在に切換える(オンオフす
る)ことができる。
【0015】さらに音響光学変調器36(37)は、入
射したビームL5a〜L5h(L6a〜L6h)それぞ
れの回折時の角度(回折角)を変えることによって各ビ
ームの照射方向を変え、副走査方向における各ビーム間
のピッチb(図5参照)が略一定になるように調整する
ことができる。
【0016】すなわち、音響光学変調器36(37)は
(図4の平面図参照)、印加される駆動周波数の変化に
応じて回折角を変えることにより、射出するときのビー
ムL5a〜L5h(L6a〜L6h)の角度を適宜調整
することができる。ここで、ある駆動周波数fを印加し
たとき描画用光束L5(L6)に対して所定角度の1次
回折光イを射出できるとすると、この駆動周波数を、例
えばΔf高くすることにより正の方向(イに対して紙面
上方)に偏向する1次回折光ロとして射出することがで
き、またΔf低くすることにより負の方向(イに対して
紙面下方)に偏向する1次回折光ハとして射出すること
ができる。Δfは、搭載されたビームセパレータ21、
22によって異なる固有の補正データであり、目標とな
る照射位置からのズレ量として予めROM(図示せず)
に記憶されている。制御部80は、描画駆動時に、この
ROMから上記ズレ量(補正データ)を読出し、該ズレ
量が小さくなるように音響光学変調器36、37に印加
する駆動周波数を変化させる。ビームL5a〜L5h
(L6a〜L6h)はそれぞれ、このような制御によっ
てビーム射出時の角度を適切に調整されるため、副走査
方向でのピッチbが略一定にされる。
【0017】以下に、音響光学変調器36、37の制御
系を説明する。図3に示すように、レーザ描画装置11
に搭載されたマイクロコンピュータ等からなる制御部8
0には、発振周波数(駆動周波数)を印加電圧の変化に
伴って変える発振器VCO1〜8が接続され(VCO4
〜7は図示を省略)、該発振器VCO1〜8にはそれぞ
れミクサMix1〜8(Mix4〜7は図示を省略)が
接続され、該ミクサMix1〜8にはそれぞれアンプA
mp1〜8(Amp4〜7は図示を省略)が接続されて
いる。これらアンプAmp1〜8は、上記トランスデュ
ーサーT1〜T8にそれぞれ接続されている。
【0018】発振器VCO1〜8はそれぞれ、制御部8
0から入力される、分割ビーム毎にズレ量を加味した制
御電圧(8分割用設定電圧)に応じて駆動周波数を変え
たクロックを、ミクサMix1〜8に出力する。該ミク
サMix1〜8は、発振器VCO1〜8からのクロック
と、描画変調データ(信号S1 〜S8 )とを合成し、所
要の関数としてアンプAmp1〜8に出力する。該アン
プAmp1〜8は、この出力をそれぞれに増幅して、音
響光学変調器36、37の各トランスデューサーT1〜
T8に与える。このように制御部80は、音響光学変調
器36、37の各チャンネルに与える駆動周波数を制御
して回折角を変化させることにより、略主走査方向に並
ぶ分割ビームL5a〜L5h、L6a〜L6hの副走査
方向でのピッチbを略一定にすることができる。
【0019】他方、レーザ描画装置11の近傍には、像
面である描画テーブル面(面の位置のみ二点鎖線Tで示
す)に位置するように基板STをセットするための基板
セット装置(図示せず)が設けられている。この基板セ
ット装置は、Y方向(ポリゴンミラー46の副走査方向
であり図1の略左右方向)に移動自在なYテーブル(図
示せず)と、図示しない回動軸を中心として図1の上下
方向に揺動するスイング機構(図示せず)を有してい
る。
【0020】上記構成を有するレーザ描画装置11は、
次のように作動する。先ず、回路パターンを形成すべき
基板STの位置決め孔(図示せず)を、基板セット装置
の対応する部位に合わせ、この基板STを該装置に対し
て適正にセットする。これにより基板STは、この基板
セット装置のYテーブル及びスイング機構(図示せず)
により、図1のY方向にスライド自在、かつその位置に
おいて回動軸(図示せず)を軸として揺動自在にセット
される。この状態において、アルゴンレーザ装置12を
発振させてレーザ光L1の照射を開始させると、このレ
ーザ光L1は、先ず、ビームベンダ13で偏向された後
ハーフプリズム16に入射し、このハーフプリズム16
によって、そのまま直進するビームL2と、90゜偏向
されてハーフミラー14に向かうビームとに分割され
る。このビームは、ハーフミラー14を介して、90゜
偏向されてビームL2と並んで進むビームL3、及びミ
ラー54に向かい該ミラー54で90゜偏向されるモニ
ター光Lmとに分割される。
【0021】ビームL2は、レンズ65、67を介して
音響光学変調器19に入射され、ビームL3は、レンズ
66、68を介して音響光学変調器20に入射される。
該ビームL2、L3の間の光量差は、音響光学変調器1
9、20によって除去される。両ビームL2、L3はさ
らに、ビームセパレータ21、22により、X方向(同
一平面方向)に並列する8本のビームとしてそれぞれに
分割される。該8本ずつのビームに分割されたビーム列
L5とL6はさらに、ピッチ変換用集光光学系26、2
7をそれぞれに透過し、ビームベンダ28、29で90
゜偏向された後、ピッチ変換用集光光学系31、32を
介して音響光学変調器36、37にそれぞれ入射され
る。
【0022】音響光学変調器36、37から射出された
ビーム列L5、L6はそれぞれ、ビームベンダ38で9
0゜偏向された後偏光ビームスプリッタ40に入射さ
れ、またλ/2板39を透過して偏光方向を変えられた
後、該偏光ビームスプリッタ40に入射される。該ビー
ム列L5とL6はそれぞれ、8本ずつのビームL5a〜
L5h及びL6a〜L6hを、偏光ビームスプリッタ4
0により交互に組合わされて、X方向に一列に並ぶよう
に合成される。さらに制御部80が、ポリゴンミラー4
6からのビーム列L5、L6の走査に同期させて基板セ
ット装置を作動させ、基板STを、描画テーブル面
(T)上でY方向にスライドさせるため、X方向に対し
やや斜めに16本並列して適時オンオフされるビーム列
L5、L6の各ビーム(図5参照)により、基板ST上
に、回路パターンが二次元的に描画(露光)される。
【0023】上記描画時において、音響光学変調器3
6、37は、ビーム列L5、L6の8本ずつのビームL
5a〜L5h、L6a〜L6hそれぞれの光量のバラツ
キを個々に除去すると共に、信号S1 〜S8 に基づいて
高周波の印加が切換えられることにより、ビームL5a
〜L5h、L6a〜L6hを適時オンオフする。このオ
ンオフ時、音響光学変調器36、37は、ROMから読
出されたズレ量に基づく制御部80の制御電圧により、
駆動周波数を各ビーム毎(各チャンネル毎)に適宜変更
されるため、入射したビームL5a〜L5h、L6a〜
L6hの回折角をそれぞれ適宜変化させ、上記ズレ量を
小さくする方向に射出することができる。すなわち、方
向のずれたビームが介在されているためそのまま射出す
ると描画ラインE上でのピッチにバラツキが出るような
場合でも、音響光学変調器36、37がズレ量を小さく
するように射出するため、図5に示すように描画ライン
E上でのピッチbが略一定とされる。
【0024】なお、駆動周波数の調整によってビームL
5a〜L5h、L6a〜L6hの各スポットの列が図5
のように厳密な一列状になるとは限らない。つまり、合
成されたビームL5a〜L5h、L6a〜L6hの各ス
ポットの位置によっては、ビームL5のスポットとビー
ムL6のスポット間のピッチa(図6参照)が一定には
ならない。例えば図6に示すL5fやL5gのように列
方向にずれていて、他の部分のピッチaと距離が異なる
場合には、駆動周波数を調整して、二点鎖線で示すよう
に副走査方向でのピッチbを略一定にしようとすると、
ビームL5fとL5gは列から左右に外れ、スポットの
ラインが一直線とはならない。この場合、音響光学変調
器36、37のオンオフを図5の場合と同じタイミング
で行なえば、ピッチaのずれに起因してE′で示すよう
にスポットの揃わないラインが描画されることになる
が、本レーザ描画装置11は、音響光学変調器36、3
7のオンオフのタイミングを適宜ずらすことによって、
主走査方向での照射位置を調整するため、Eで示すよう
に描画ラインを揃えることができる。
【0025】このように、ビームセパレータ21、22
で分割されたビームL5a〜L5h及びL6a〜L6h
は、副走査方向でのピッチbが一定となるように、また
列方向でのピッチaに拘わらず描画ラインを揃えるよう
に射出されるから、基板ST上に、ムラのない精密な回
路パターンを形成することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オンオフ
に用いる音響光学素子の各チャンネルに与える駆動周波
数を制御するだけで、分割ビームの副走査方向でのピッ
チが一定となるように射出することができるから、ビー
ムセパレータの製造誤差に対する許容を緩和することが
でき、経済的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ描画装置の実施例を示す斜
視図である。
【図2】同レーザ描画装置の全体を示す概略平面図であ
る。
【図3】同レーザ描画装置の制御系を示すシステムブロ
ック図である。
【図4】同レーザ描画装置の音響光学変調器による入射
光束の回折状態を示す平面図である。
【図5】ポリゴンミラーによって基板上に走査される複
数のビームスポットの状態を説明するための図である。
【図6】ポリゴンミラーによって基板上に走査される複
数のビームスポットの状態を説明するための図である。
【図7】ビームセパレータを詳示する側面図である。
【図8】ビームセパレータの製造工程を説明するための
図である。
【符号の説明】
11 レーザ描画装置(ビーム分割走査装置) 21 22 ビームセパレータ(光束分割素子) 36 37 音響光学変調器(音響光学素子) 46 ポリゴンミラー 80 制御部 b ピッチ E 描画ライン ST 基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ビームを、光束分割素子を介して、列
    状に並ぶ複数のビームに分割し、この分割ビームを主走
    査方向に走査するビーム分割走査装置において、 光束分割素子で分割された各分割ビームを、チャンネル
    が略主走査方向と対応して並ぶマルチチャンネルの音響
    光学素子の各チャンネルに入射させ、 この音響光学素子の各チャンネルに与える駆動周波数
    を、列状に並ぶ分割ビームが副走査方向において略一定
    のピッチで投影されるように制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とするビーム分割走査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、音響光学素子の各チ
    ャンネルに与える駆動周波数は、予め設定記憶された、
    略主走査方向に並ぶ分割ビームの副走査方向でのズレ量
    に基づき、該ズレ量が小さくなるように制御されるビー
    ム分割走査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、マルチチャ
    ンネルの音響光学素子の各チャンネルには、制御された
    駆動周波数を持つ駆動信号の振幅が描画データに基づき
    変調されて与えられるビーム分割走査装置。
JP4579695A 1995-03-06 1995-03-06 ビーム分割走査装置 Pending JPH08248337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4579695A JPH08248337A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 ビーム分割走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4579695A JPH08248337A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 ビーム分割走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08248337A true JPH08248337A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12729247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4579695A Pending JPH08248337A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 ビーム分割走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08248337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100446602B1 (ko) * 1997-11-07 2004-11-03 삼성전자주식회사 다채널음향광변조장치
KR100863196B1 (ko) * 2007-06-28 2008-10-13 삼성전기주식회사 라인 빔 생성 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100446602B1 (ko) * 1997-11-07 2004-11-03 삼성전자주식회사 다채널음향광변조장치
KR100863196B1 (ko) * 2007-06-28 2008-10-13 삼성전기주식회사 라인 빔 생성 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180203325A1 (en) Multi-channel phase-capable acousto-optic modulator (aom) including beam stabilizer and related methods
US7202985B2 (en) Inner drum exposure apparatus
US20180299745A1 (en) Multi-channel laser system including an acousto-optic modulator (aom) with atom trap and related methods
US20180203265A1 (en) Multi-channel laser system including an acousto-optic modulator (aom) with beam stabilizer and related methods
JPH10142538A (ja) マルチヘッド走査光学系を持つレーザ描画装置
US11960156B2 (en) Multi-channel laser system including an acousto-optic modulator (AOM) with beam polarization switching and related methods
JP5704315B2 (ja) 露光装置
JP2003015087A (ja) 偏光方向制御素子及び露光装置
JPH08248337A (ja) ビーム分割走査装置
EP1571824B1 (en) Method and apparatus for inner face scanning with multi beams
JPH09197310A (ja) マルチビーム走査装置
US6493130B2 (en) Laser imaging device
US5745150A (en) Laser drawing apparatus having drawing beams in a common place aligned with a lens meridian
JP2003262810A (ja) 露光装置
JP3581503B2 (ja) 内面走査型光ビーム走査装置およびその制御方法
JPH04327391A (ja) レーザ加工機
JPH08248338A (ja) ビーム分割結像装置
JP3216399B2 (ja) 多ビーム走査光記録装置
JP3490773B2 (ja) レーザ描画装置
JPH07333553A (ja) ビーム分割装置のビーム列補正装置
JP2000284206A (ja) 露光記録装置
JP3655416B2 (ja) 内面走査型光ビーム走査装置の制御方法
JP3477246B2 (ja) レーザ描画装置
JP4472624B2 (ja) インナードラム式マルチビーム露光系における解像度の切り替え方法
JPH08194178A (ja) 多ビーム光走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20060908

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060908