JPH08247793A - 記録担体、及びそれを用いた画像記録装置、画像表示装置、並びに画像記録表示システム - Google Patents

記録担体、及びそれを用いた画像記録装置、画像表示装置、並びに画像記録表示システム

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JPH08247793A
JPH08247793A JP5622695A JP5622695A JPH08247793A JP H08247793 A JPH08247793 A JP H08247793A JP 5622695 A JP5622695 A JP 5622695A JP 5622695 A JP5622695 A JP 5622695A JP H08247793 A JPH08247793 A JP H08247793A
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image
instantaneous value
signal
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Yasuhiko Kagai
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指示計器の映像データが自動的に編集でき、
また、設計の手間を軽減しながら、リアルで正確な指示
計器用の画像記録表示システムを得る。 【構成】 瞬時値信号生成手段2が可変量の瞬時値をコ
ード化して生成した瞬時値信号と、静止画像信号生成手
段1が生成したその瞬時値信号の示す瞬時値を視覚的に
表示するための静止画像信号とを組にして、それらを記
録担体4に記録するとともに、可変量検出手段5が検出
してコード化した可変量に基づいて、静止画像読取手段
6が記録担体4に記録されている瞬時値信号を検索し、
その瞬時値信号と組になっている静止画像信号を読み取
って画像表示手段7に送り、静止画像を再生・表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車載用の計器盤など
の画像表示に関し、特に、表示されるデータが記録され
る記録担体、及びその表示されるデータを作成して記録
担体にあらかじめ記録しておくための画像記録装置、記
録担体に記録されたデータを再生して表示する画像表示
装置、並びにそれら全体の画像記録表示システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の計器盤で、機械式に代わる
ものとしては、例えば、可動部を持たないセグメント表
示器による方式や、計器内でその都度作成した表示デー
タをCRTディスプレイ装置(以下、CRTと略記す
る)に表示する方式などが提案されている。
【0003】従来、このような計器盤では、センサ、セ
ンサからのデータに基づいて画像を作るコンピュータ、
及びその作られた画像を表示するためのCRTなどによ
って構成されていた。これらの構成によると、計器盤に
内蔵されたコンピュータ自身が表示すべき画像をリアル
タイムで作成、更新する必要があった。より具体的に
は、例えばスピードメータなどの指示計器を模した図案
に基づいて、グラフィック描画処理を計器盤のコンピュ
ータ自身が行うため、デザイン的に複雑な図案や、セン
サからのデータが大きく急峻に変化した場合などでは、
リアルタイムの描画処理に破綻をきたし、一部の描画が
欠落したり、表示の応答性などに問題があった。また、
リアルな指示計器を描画するためのコンピュータプログ
ラムを作成するためには多大な労力も必要とした。
【0004】なお、このような計器盤内で表示データを
作成しながら表示する方式の例としては、例えば特公平
5−66965号公報や特開平2−256528号公報
などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用計器盤等
における画像表示は以上のように行われていたので、C
PUにより描画を行うためのソフトウェア処理が非常に
大きな負荷となり、視認性が高く、リアルな描画映像で
あり、かつ高速な指針の動きを描画するためには、性能
の高い高価なCPUや専用の描画プロセッサ(ハードウ
ェア)が必要になるばかりか、描画を逐次行っているた
め、その動きに滑らかさがなく、ぎごちないなどの問題
点があった。また、リアルな描画映像を得るためには、
その図案を実現するための描画データや描画プログラム
を設計するのに非常に手間がかかり、多種類の図案を簡
単に用意することができず、しかも、描画用のカラーパ
レットの色数の制約により、同時発色数に限界があり、
さらに、斜め線などはグラフィック描画特有のギザギザ
感が出てしまい、そのリアリティーを損なう要因となっ
ていた。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、指示計器映像データによ
り、設計の手間を軽減しながら、リアルで正確な指示計
器用の表示が行えるシステムを安価に構成することを目
的とする。
【0007】また、この発明は、指示計器映像データの
作成が簡単かつ確実に行える車載用画像記録装置を得る
ことを目的とする。
【0008】また、この発明は、グラフィックス描画特
有のギザギザ感がない指示計器映像データを、簡単かつ
確実に作成できる車載用画像記録装置を得ることを目的
とする。
【0009】また、この発明は、実物の計器が作成困難
なデザインであっても、実物の代わりにコンピュータグ
ラフィックスによって仮想現実的で三次元的な指示計器
映像を用いた指示計器映像データを、簡単かつ確実に作
成できる車載用画像記録装置を得ることを目的とする。
【0010】また、この発明は、表示装置側では映像デ
ータを簡単な装置で構成しているにもかかわらず、同時
発色数や描画品質、リアルタイム性などを犠牲にせずに
指示計器のコンピュータグラフィックス画像を表示可能
な車載用画像表示装置を得ることを目的とする。
【0011】また、この発明は、映像データの作成をリ
アルタイムに行うのに適した車載情報表示データフォー
マットを得ることを目的とする。
【0012】また、この発明は、車載用画像表示装置側
でランダムアクセスするのに好適な車載情報表示データ
フォーマットを得ることを目的とする。
【0013】また、この発明は、車載用画像表示装置側
で滑らかさを重視した再生方式、または高速性を重視し
た再生方式を任意に切り替えて再生するのに好適な車載
情報表示データフォーマットを得ることを目的とする。
【0014】また、この発明は、読取分解能単位で指針
がステップ表示するような量子化された指示値映像を再
生するのに好適な車載情報表示データフォーマットを得
ることを目的とする。
【0015】また、この発明は、画質の劣化を抑えなが
ら大幅なデータ圧縮を行い、映像データ記憶手段の容量
が小さくて安価な記録担体を用いることに好適な車載情
報表示データフォーマットを得ることを目的とする。
【0016】また、この発明は、指示計器としての違和
感のない表示ができ、視認性のよい車載用画像表示装置
を得ることを目的とする。
【0017】また、この発明は、指示計器の表示が滑ら
かな車載用画像表示装置を得ることを目的とする。
【0018】また、この発明は、急峻な指針の変化が求
められる指示計器にも高速に追従表示できる車載用画像
表示装置を得ることを目的とする。
【0019】また、この発明は、滑らかな表示と高応答
性を兼ね備えた車載用画像表示装置を得ることを目的と
する。
【0020】また、この発明は、個人差による読取誤差
を未然に防止できる車載用画像表示装置を得ることを目
的とする。
【0021】また、この発明は、画質の劣化を抑えなが
ら映像データ記憶手段に小容量の記録担体が使用でき、
より多くの種類の指示計器映像を記憶しておくことがで
きる車載用画像表示装置を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る記録担体は、可変量の瞬時値をコード化した瞬時値
信号と、その瞬時値を視覚的に表示する静止画像信号と
を組にして、そのような組を複数組記録するようにした
ものである。
【0023】また、請求項2に記載の発明に係る画像記
録装置は、可変量の瞬時値をコード化した瞬時値信号を
生成する瞬時値信号生成手段と、その瞬時値信号の示す
瞬時値を各々視覚的に表示する静止画像信号を生成する
静止画像信号生成手段と、これらの瞬時値信号及び静止
画像信号を一組にしたものを複数組、所定の記録担体に
記録する記録手段とを備えたものである。
【0024】また、請求項3に記載の発明に係る画像表
示装置は、可変量を検出してコード化する可変量検出手
段と、この可変量検出手段の検出した可変量に対応する
瞬時値信号と組になっている静止画像信号を記録担体か
ら読み取る静止画像読取手段と、読み取られた静止画像
信号から静止画像を再生し表示する画像表示手段とを備
えたものである。
【0025】また、請求項4に記載の発明に係る画像記
録表示システムは、可変量の瞬時値をコード化した瞬時
値信号を生成する瞬時値信号生成手段と、その瞬時値信
号の示す瞬時値を各々視覚的に表示する静止画像信号を
生成する静止画像信号生成手段と、これらの瞬時値信号
及び静止画像信号を一組にしたものを複数組、所定の記
録担体に記録する記録手段と、可変量を検出してコード
化する可変量検出手段と、この可変量検出手段の検出し
た可変量に対応する瞬時値信号と組になっている静止画
像信号を記録担体から読み取る静止画像読取手段と、読
み取られた静止画像信号から静止画像を再生し表示する
画像表示手段とを備えたものである。
【0026】また、請求項5に記載の発明に係る画像記
録装置または画像記録表示システムは、記録担体への瞬
時値信号と静止画像信号との組の記録を、瞬時値信号の
増加順序に従って行うようにしたものである。
【0027】また、請求項6に記載の発明に係る画像記
録装置または画像記録表示システムは、撮像手段の撮影
した実写映像より、実際の指示計器の指示値を視覚的に
表示するための静止画像信号を生成する機能を有する静
止画像信号生成手段を持たせたものである。
【0028】また、請求項7に記載の発明に係る画像記
録装置または画像記録表示システムは、可変量の瞬時値
を示す各々が異なった複数の静止画像信号をコンピュー
タグラフィックスで生成する機能を有する静止画像信号
生成手段を持たせたものである。
【0029】また、請求項8に記載の発明に係る画像記
録装置または画像記録表示システムは、瞬時値信号生成
手段が生成した瞬時値信号で重複するものは、少なくと
も1つになるまでは、その瞬時値信号と静止画像信号の
組をその組ごと削除する機能を有する記録手段を持たせ
たものである。
【0030】また、請求項9に記載の発明に係る画像記
録装置または画像記録表示システムは、記録担体に記録
される静止画像信号を所定の変換方式によって圧縮する
画像情報圧縮手段を有するものである。
【0031】また、請求項10に記載の発明に係る画像
記録装置、画像表示装置または画像記録表示システム
は、記録担体が、所定の領域に瞬時値信号と静止画像信
号を組にして複数組記録するとともに、上記領域とは別
に、上記静止画像信号の管理情報をまとめて記録するた
めの領域を有するものである。
【0032】また、請求項11に記載の発明に係る画像
表示装置または画像記録表示システムは、表示に用いら
れる静止画像信号の示す瞬時値が、可変量検出手段の検
出した可変量と異なっていても、記録担体に記録されて
いる順番通りに静止画像信号を次々に読み取って画像表
示手段に送る機能を有する静止画像読取手段を持たせた
ものである。
【0033】また、請求項12に記載の発明に係る画像
表示装置または画像記録表示システムは、可変量検出手
段の検出した可変量が所定値以上になれば管理情報を検
索してそれに基づく静止画像信号を、所定値以内ならそ
れと組になっている静止画像をそれぞれ出力する機能を
有する静止画像読取手段を持たせたものである。
【0034】また、請求項13に記載の発明に係る画像
表示装置または画像記録表示システムは、記録担体より
静止画像読取手段によつて読み取られた、所定の変換方
式で圧縮されている静止画像信号を、その変換方式の逆
変換によって伸張して画像表示手段に送る画像情報伸張
手段を有するものである。
【0035】また、請求項14に記載の発明に係る画像
記録装置は、可変量の瞬時値を各々視覚的に表示する静
止画像信号を生成する静止画像信号生成手段と、記録担
体の所定の領域にそれら静止画像信号をまとめて記録す
るとともに、上記領域とは別に設定された領域に、上記
静止画像信号の管理情報をまとめて記録する記録手段と
を備えたものである。
【0036】また、請求項15に記載の発明に係る画像
表示装置は、可変量を検出してコード化する可変量検出
手段と、可変量の瞬時値を各々視覚的に表示した静止画
像信号とそれら管理情報とがそれぞれ別々に設定された
領域にまとめて記録されている記録担体から、可変量検
出手段の検出した可変量の瞬時値をキーとして、それに
対応する管理情報に基づいて該当する静止画像信号を読
み取る静止画像読取手段と、読み取られた静止画像信号
から静止画像を再生し表示する画像表示手段とを備えた
ものである。
【0037】
【作用】請求項1に記載の発明における記録担体は、可
変量の瞬時値をコード化した瞬時値信号とそれを視覚的
に表示する静止画像信号とを組にして記録することによ
り、記録容量を削減し、低価格な記録担体を実現する。
【0038】また、請求項2に記載の発明における記録
手段は、可変量の瞬時値をコード化して瞬時値信号生成
手段が生成した瞬時値信号と、その瞬時値信号の示す瞬
時値を視覚的に表示するための静止画像信号生成手段が
生成した静止画像信号とを一組にして、それらを複数組
所定の記録担体に記録することにより、余分な変換が不
要で、精度の高い画像記録装置を実現する。
【0039】また、請求項3に記載の発明における静止
画像読取手段は、可変量を検出してコード化する可変量
検出手段の検出した可変量に基づいて、記録担体に記録
されている瞬時値信号を検索して、その瞬時値信号と組
になっている静止画像信号の読み取りを行い、画像表示
手段はその読み取られた静止画像信号から静止画像を再
生して表示することにより、再生処理速度の速い画像表
示装置を実現する。
【0040】また、請求項4に記載の発明における画像
記録表示システムは、瞬時値信号生成手段が可変量の瞬
時値をコード化して生成した瞬時値信号と、静止画像信
号生成手段が生成したその瞬時値信号の示す瞬時値を各
々視覚的に表示する静止画像信号を組にし、それらを記
録手段によって複数組、所定の記録担体に記録するとと
もに、可変量を検出してコード化する可変量検出手段が
検出した可変量に基づいて、静止画像読取手段が記録担
体に記録されている瞬時値信号を検索して、その瞬時値
信号と組になっている静止画像信号を読み取り、その静
止画像信号から静止画像を画像表示手段にて再生・表示
することにより、記録担体の低価格化をはかり、記録・
再生のための処理時間を短縮する。
【0041】また、請求項5に記載の発明における記録
担体は、瞬時値信号とそれに対応する静止画像信号の組
を、瞬時値信号の増加順序に従って記録することによ
り、記録担体への記録が簡単に行える画像記録装置また
は画像記録表示システムを実現する。
【0042】また、請求項6に記載の発明における静止
画像信号生成手段は、実際の指示計器の指示値を変化さ
せてその変化状態を撮像手段で撮影し、その実写映像よ
りその指示値を視覚的に表示するための静止画像信号を
生成することにより、簡単な構造で複数の静止画像の生
成を可能とし、設計の自由度の高い画像記録装置または
画像記録表示システムを実現する。
【0043】また、請求項7に記載の発明における静止
画像信号生成手段は、CG映像生成手段によるコンピュ
ータグラフィックスによって、可変量の瞬時値を示す各
々が異なった複数の静止画像信号を生成することによ
り、現実には作れない画像も作成可能な画像記録装置ま
たは画像記録表示システムを実現する。
【0044】また、請求項8に記載の発明における記録
手段は、瞬時値信号生成手段が生成した瞬時値信号で重
複するものは、少なくとも1つになるまではその瞬時値
信号と静止画像信号の組をその組ごと削除することによ
り、必要最小限の指示映像フレームとなった静止画像が
簡単かつ確実に得られる画像記録装置または画像記録表
示システムを実現する。
【0045】また、請求項9に記載の発明における画像
情報圧縮手段は、静止画像信号を所定の変換方式によっ
て圧縮して記録担体に記録させることにより、容量の小
さな記録担体の使用を可能として、画像記録装置または
画像記録表示システムの価格を低減する。
【0046】また、請求項10に記載の発明における記
録担体は、複数組の瞬時値信号と静止画像信号を記録す
る領域とは別に設定された領域にまとめて、上記静止画
像信号の管理情報を記録することにより、より正確な記
録位置が識別できる画像記録装置、画像表示装置または
画像記録表示システムを実現する。
【0047】また、請求項11に記載の発明における静
止画像読取手段は、表示に用いられる静止画像信号の示
す瞬時値が、可変量検出手段の検出した可変量と異なっ
ていても、記録担体に記録されている順番通りに上記可
変量と略等しくなるまで、静止画像信号を次々に読み取
って画像表示手段に転送することにより、滑らかな動き
の表示が行える画像表示装置または画像記録表示システ
ムを実現する。
【0048】また、請求項12に記載の発明における静
止画像読取手段は、可変量検出手段の検出した可変量が
所定値以上になれば管理情報を検索してそれに基づく静
止画像信号を出力し、所定値以内ならそれと組になって
いる静止画像を出力することにより、通常は滑らかな再
生を行い、必要時には画像をとばして精度を重視した再
生を行う画像表示装置または画像記録表示システムを実
現する。
【0049】また、請求項13に記載の発明における画
像情報伸張手段は、所定の変換方式で圧縮されて記録担
体に記録されている静止画像信号が静止画像読取手段に
よって読み取られると、その静止画像信号を上記変換方
式の逆変換によって伸張して画像表示手段に転送するこ
とにより、容量の小さな記録担体の使用を可能として、
画像表示装置または画像記録表示システムの価格を低減
する。
【0050】また、請求項14に記載の発明における記
録手段は、静止画像信号生成手段によって生成された可
変量の瞬時値を各々視覚的に表示する静止画像信号を、
記録担体の所定の領域にまとめて記録するとともに、そ
の静止画像信号の管理情報をそれとは別に設定された領
域にまとめて記録することにより、画像表示装置側でラ
ンダムアクセスするのに好適な画像データが簡単かつ確
実に得られる画像記録装置を実現する。
【0051】また、請求項15に記載の発明における画
像表示手段は、可変量を検出してコード化する可変量検
出手段の検出した可変量の瞬時値をキーとして、可変量
の瞬時値を各々視覚的に表示した静止画像信号とその管
理情報とが、それぞれ別々に設定された領域にまとめて
記録されている記録担体より、それに対応する管理情報
に基づいて静止画像読取手段が読み取った静止画像信号
から静止画像を再生して表示することにより、瞬時値の
急峻な変化にも高速に追従可能な画像表示装置を実現す
る。
【0052】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1である車載用画像記録
装置の機能構成を示すブロック図である。図において、
1は任意の指示計器の静止画像信号を生成して出力する
静止画像信号生成手段であり、2はこの静止画像信号生
成手段1から出力された静止画像を表す瞬時値信号を生
成して出力する瞬時値信号生成手段である。3は静止画
像信号生成手段1から得られた指示計器の各静止画像
と、瞬時値信号生成手段2から得られた各瞬時値を、例
えば図2に示すように、“1km/h”、“2km/
h”、・・・・、“100km/h”の指示値情報を、
「フレーム映像#1」、「フレーム映像#2」、・・・
・、「フレーム映像#n」の各フレーム映像による指示
計器映像に対応付けながら指示計器映像データとして、
次の記録担体4に記録する記録手段である。4はこの記
録手段3によって上記指示計器映像データが記録される
記録担体である。
【0053】また、図3は図1に示した車載用画像記録
装置の具体的な装置構成を示すブロック図である。図に
おいて、10はCPU、メモリ、CRT、キーボード等
で構成される計算機であり、11はこの計算機10に接
続された計算機専用のバスである。12はバス11を介
して計算機10に接続されたモニタであり、13は同じ
くハードディスクである。14は同じくバス11を介し
て計算機10に接続され、記録担体4として用いられる
CD−ROMへのデータの転写を行うCD−Rプリンタ
である。
【0054】15は図4に示すような許容指示範囲の全
体を特性線15aに沿ってスイープできるような信号発
生器(SG)で、図1に示した瞬時値信号生成手段2は
この信号発生器15によって実現されている。16はこ
の信号発生器15が発生するSG信号によって駆動され
て、その指針が自在に動くようになっている、スピード
メータ等の実際の指示計器である。17はこの実際の指
示計器16の動きに伴う様を撮影して、実際の指示計器
16の実写映像による静止画像信号を出力するビデオカ
メラであり、図1に示した静止画像信号生成手段1はこ
のビデオカメラ17によって実現されている。18はバ
ス11に接続され、ビデオカメラ17の出力する静止画
像信号を計算機10にインタフェース(I/F)するビ
デオキャップI/Fである。19はバス11に接続さ
れ、信号発生器15より時々刻々出力される指示値情報
であるSG信号をA/D変換して計算機10にI/Fす
るA/D変換I/Fであり、20はバス11に接続され
て計算機10からの指示により、信号発生器15にSG
信号の発生を開始させるためのトリガ信号を出力する信
号発生器I/Fである。
【0055】次に動作について説明する。ここで、図5
はこの車載用画像記録装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。まず、ステップST100において、フ
ァイルを格納するためにハードディスク13のファイル
をオープンする。次にステップST101で信号発生器
I/F20から信号発生器15にトリガ信号を出力し
て、信号発生器15にSG信号の発生を開始させ、図4
に特性線15aで示したスイープ信号を指示計器16及
びA/D変換I/F19に供給する。その後ステップS
T102に進んで実際の指示計器16の実像をビデオカ
メラ17で撮影し、その実写映像信号がビデオキャプチ
ャI/F18を経由して、計算機10にフレーム映像の
データとして1フレーム分取り込まれる。次にステップ
ST103において、A/D変換I/F19を経由して
信号発生器15のSG信号が計算機10に取り込まれ、
計算機10はそれをそのレベルに対応した指示計器16
の指示値に変換する。これは、ステップST102で取
り込まれたフレーム映像のデータに対応する指示値情報
となる。
【0056】上記ステップST102、ST103で取
り込まれたフレーム映像のデータと指示値情報は、ステ
ップST104において互いの関連付けが行われてファ
イル化され、ハードディスク13に記録される。なお、
この実施例1における映像データファイルのフォーマッ
トは、図6に示すように、各フレーム映像21a、21
b、・・・・、21n毎に、そのフレームに対応する指
示値情報22a、22b、・・・・、22nが同期する
ように逐次記録されている。なお、23はハードディス
ク13内の当該映像データファイルが格納されるメモリ
領域である。
【0057】次にステップST105では、その指示値
情報が指示計器15のフルスケール値に至ったか否かの
判定を行い、至っていなければステップST102に分
岐して、ステップST102〜ST105の処理を繰り
返しながら一連の映像データファイルを順次形成してゆ
く。また、フルスケールに至った場合には映像データフ
ァイルが完成されたことになるため、ステップST10
6に分岐する。このステップST106は完成された映
像データファイルを画像表示装置側で都合のよい記録担
体4に変換する処理であり、この実施例1ではCD−R
プリンタ14によって記録担体4であるCD−ROMに
ハードディスク13内のデータを転写する。そして、最
後にステップST107でハードディスク13のファイ
ルをクローズして一連の処理を終了する。
【0058】なお、この実施例1では記録担体4として
CD−ROMを例示したが、ディジタルVTR、光ディ
スク、ICカード、半導体メモリなどの他の担体を用い
てもよい。
【0059】このように、実際の指示計器16をビデオ
カメラ14で撮影して静止画像信号を生成することによ
り、実物と同等に動きが滑らかでリアルな指示計器映像
データを、簡単かつ確実に作成することができ、また、
指示値情報を各フレーム映像毎に同期して逐次記録する
ように構成したことにより、映像データの作成をリアル
タイムに行うことができる。さらに、このような方法で
作成された映像データフォーマットによると、映像フレ
ーム毎に指示値情報が同期して記録されているので、映
像データを車載用画像表示装置側で再生表示する場合に
は、指示計器としての指示すべき情報表現が簡単な同期
制御によって、正確にしかも滑らかに行うことが可能と
なる。
【0060】実施例2.次に、この発明の実施例2を図
について説明する。図7はこの発明の他の実施例による
車載用画像記録装置の装置構成を示すブロック図で、相
当部分には図3と同一符号を付してその説明を省略す
る。図において、30は指示計器の表現をコンピュータ
グラフィックス(CG)により仮想指示計器モデルを描
画して、CG映像を生成することができるCG映像生成
手段である。この実施例2においては、静止画像信号生
成手段1はこのCG映像生成手段30にて実現されてお
り、このCG映像生成手段30としては、例えば3次元
CGアニメーション作成ツールを想定している。なお、
このCG映像生成手段30には、仮想指示計器の3次元
モデルやその指針の動きモデル等(スピードメータを例
にとれば、0km/hから100km/hまでの指針を
動かしてゆく等)が準備されている。31はCG映像生
成手段30に一連の描画処理開始コマンド等を通信によ
って指示するための通信出力I/Fであり、32はCG
映像生成手段30が一連の描画処理を実行している状態
を示すステータス情報を通信で得るための通信入力I/
Fである。また、33はCG映像生成手段30からビデ
オキャプチャI/F18に送られるCG映像信号であ
り、34は通信出力I/F31からCG映像生成手段3
0に送られるコマンド、35はCG映像生成手段30か
ら通信入力I/F32に送られるステータス情報であ
る。
【0061】次に動作について説明する。ここで、図8
はこの車載用画像記録装置の動作の流れを示すフローチ
ャートであり、そのステップST100およびST10
4〜ST107は図5におけるそれらと同等の処理であ
り、ステップST201〜ST205の処理のみが異な
っているため、以下においてはそれらを中心に説明す
る。まずステップST100におけるファイルのオープ
ンが終了してステップST201に移ると、CG映像生
成手段30の一連の描画動作を開始させるために通信出
力I/F31より描画開始コマンド34を発行し、続い
てステップST202で、CG映像生成手段30の描画
処理状態のステータス情報35を通信入力I/F32か
ら入力する。
【0062】次にステップST203において、上記ス
テップST202で得られたステータスのうちの、1フ
レーム描画完了を示すステータスをチェックし、未完成
ならばステップST202に戻って完成するまで待つ。
一方、完成した場合にはステップST204に分岐し、
該当するフレーム映像のCG映像信号33がフレーム映
像のデータとして、ビデオキャプチャI/F18を経由
して計算機10に取り込まれる。次にステップST20
5に移り、ステップST202で得られたステータスの
うちの、該当フレームで描画された指針の指示と情報を
抽出し、ステップST104以降の処理に進む。
【0063】このように、実際の指示計器が作成困難な
デザインであっても、CG映像生成手段30を用いて静
止画像信号を生成することにより、実物の代わりにコン
ピュータグラフィックスによって仮想現実的で3次元的
な指示計器映像を用いた指示計器映像データを簡単かつ
確実に作成することが可能となる。
【0064】また、従来はコンピュータグラフィックス
のリアルタイム描画を車載用画像表示装置側で行ってい
るため、この車載用画像表示装置側でのCG処理は同時
発色数や描画品質、リアルタイム性などを満足するため
には、車載用画像表示装置側の規模が大きくなる問題が
あったが、上記構成をとることによってCG描画は車載
用画像記録装置側だけに設ければよく、車載用画像表示
装置側では描画された映像データを簡単な装置で再生す
ることにより、リアルな画像をリアルタイムで再生、表
示することが可能となる。
【0065】また、上述の映像データフォーマットによ
ると、映像フレーム毎に指示値情報が同期して記録され
ているため、映像データを車載用画像表示装置側で再生
表示する場合、指示計器としての指示すべき情報表現が
簡単な同期制御によって、正確でしかも滑らかに行うこ
とができる。
【0066】実施例3.次に、この発明の実施例3を図
について説明する。図9はこの発明のさらに他の実施例
による車載用画像記録装置の動作の流れを示すフローチ
ャートであり、その装置構成は図3に示した実施例1の
場合と同様である。また、図10はこの実施例3におけ
る映像データファイルを示すフォーマット図であり、図
11はその管理情報記録領域をより詳細に示したフォー
マット図である。この図10及び図11によれば、映像
データファイルはフレーム映像記録領域に、それとは別
の領域の所定箇所にまとめて、管理情報を記録するため
の管理情報記録領域を付加したフォーマット構成となっ
ている。
【0067】次にその動作を図9のフローチャートに従
って説明する。なお、この図9ではステップST301
〜ST302、及びステップST303〜ST305の
処理のみが異なっており、他のステップは図5における
それらと同等の処理であるため、以下においてはそれら
を中心に説明を行う。まずステップST100が終了し
て処理がステップST301に移ると、図10に示した
管理情報記録領域をハードディスク13内に確保し、さ
らにステップST302に進んで、管理情報インデック
スIXを“0”に初期化する。以下、ステップST10
1〜ST103の処理を実施例1の場合と同様に実行し
てステップST303に進む。
【0068】ステップST303ではステップST10
2で取り込まれたフレーム映像データをフレーム映像記
録領域の最後尾に順次追加、結合するように記録する。
次にステップST304において、フレーム映像に対応
してステップST103で取り込んだ指示値情報IND
とステップST303においてフレーム情報が記録され
たアドレスADRとを一組にして、インデックスIXで
示される管理情報記録領域(図11にその詳細フォーマ
ットを示す)に書き込む。すなわち、それぞれIND
(IX)=IND、ADR(IX)=ADRを書き込
む。次にステップST305で、次の管理情報の格納に
備えて管理情報インデックスIXをインクリメントした
後、ステップST105以降の処理に進む。
【0069】このような方法によって作成された映像デ
ータフォーマットは、管理情報記録領域が付加されてい
るため、車載用画像表示装置側でランダムアクセスする
のに好適な映像データを簡単かつ確実に得ることができ
る。また、フレーム映像記録領域にフレーム映像に指示
値情報を同期させて記録することが困難な記録担体に対
しても適用することが可能となる。
【0070】実施例4.次に、この発明の実施例4を図
について説明する。図12はこの発明のさらに他の実施
例による車載用画像記録装置の動作の流れを示すフロー
チャートで、その装置構成は図3に示した実施例1の場
合と同様である。また、図13はこの実施例4における
映像データファイルを示すフォーマット図であり、図6
に示した実施例1のフレーム構成の映像データファイル
に、図11に示した実施例3の管理情報記録領域を付加
したフォーマット構成となっている。ここで、その動作
については、この図12の各ステップが図5もしくは図
9におけるそれらと同等の処理であり、図9に示したフ
ローチャートの実施例3のフローチャートにおけるステ
ップST303が、図5に示したフローチャートの実施
例1のフローチャートにおけるステップST104で代
替されている点でのみ異なっており、実施例1、実施例
3と同様の動作をするため、その説明は省略する。
【0071】なお、このような方法で作成された映像デ
ータフォーマットによれば、映像フレーム毎に指示値情
報が同期して記録されているので、映像データを車載用
画像表示装置側で再生する場合において、指示計器とし
ての指示すべき情報表現が同期制御によって滑らかに行
うことができ、また、管理情報記録領域が付加されてい
るため、フレーム映像を直接ランダムにアクセスして、
必要な映像を高速に再生することが可能となる。すなわ
ち、上記方法によると、滑らかさを重視した再生方式ま
たは高速性を重視した再生方式を任意に切り替えて再生
するのに好適な映像データを、簡単かつ確実に得ること
ができる。
【0072】実施例5.次に、この発明の実施例5を図
について説明する。図14はこの発明のさらに他の実施
例による車載用画像記録装置の動作の流れを示すフロー
チャートで、その装置構成は図3に示した実施例1の場
合と同様である。また、図15はこの実施例5における
映像データファイルのフォーマット変換を示す説明図で
あり、この実施例5は、図15(a)に示す映像データ
ファイルaのような同一の指示値情報が複数(図中の※
印部)記録されているフォーマットを、同図(b)に示
す映像データファイルbのような重複情報を削除してな
るフォーマットに変換できるように構成したものであ
る。
【0073】次にその動作を図14のフローチャートに
従って説明する。まずステップST400で対象とする
映像データファイルのファイルaをオープンし、さらに
ステップST401では新しく重複情報が削除された映
像データ用にファイルbをオープンする。次にステップ
ST402及びST403において、それらファイルa
及びファイルbそれぞれの配列にアクセスするためのイ
ンデックスカウンタIX_a、IX_bを“0”にクリ
アする。その後ステップST404では、現在のインデ
ックスカウンタIX_aの値で引き出されるファイルa
の情報(指示値情報及びそれに対応するフレーム映像)
を、ファイルbのインデックスカウンタIX_bの値で
示される領域に転送する。次にステップST405でイ
ンデックスカウンタIX_aのインクリメントを行い、
続いてステップST406でインデックスカウンタIX
_bのインクリメントを行う。
【0074】次にステップST407に進んで、ファイ
ルaの検索が最後まで終了したことをインデックスカウ
ンタIX_a≧nか否かでチェックし、超えていなけれ
ばステップST408に分岐して一連の繰り返し処理を
実行し、超えていればそのステップST404〜ST4
08の繰り返し処理から抜けてステップST409に分
岐する。また、ステップST408では、現在のインデ
ックスカウンタIX_aの値で引き出される指示値情報
と重複するデータがすでにファイルbに転送済か否かを
チェックして、未転送ならばステップST404に分岐
し、転送済ならばステップST406に分岐する。これ
らの繰り返し処理が終了すると、重複情報が削除された
ファイルbができ上がる。次にステップST409にお
いて、図5のステップST106と同様にファイルbの
内容を記録担体4に転写する。その後、ステップST4
10でファイルaをクローズし、ステップST411で
ファイルbをクローズして一連の処理を終了する。
【0075】このように重複情報を削除することによっ
て、必要最小限の指示値映像フレームとなった情報表示
データを簡単かつ確実に得ることができる。また、この
ようにして得られた情報表示データは、読み取り分解能
単位で指針がステップ表示されるような、量子化された
指示値映像を再生するのに好適な情報表示データとな
る。
【0076】実施例6.次に、この発明の実施例6を図
について説明する。図16はこの発明のさらに他の実施
例による車載用画像記録装置の装置構成を示すブロック
図で、相当部分には図3と同一符号を付してその説明を
省略する。図において、40は直交変換を用いた画像情
報圧縮手段であり、直交変換としては、例えば次の式
(1)で表される2次元離散コサイン変換(Discr
ete Cosine Tran−sform:DC
T)を使って画像情報を圧縮するものである。
【0077】
【数1】
【0078】ここで、DCTは余弦関数を基底関数とし
た直交変換であり、空間情報圧縮のために用いられるも
ので、画像信号を周波数成分の係数に変換できる。一般
的に画像信号は相関が大きく、この発明のような指示計
器の映像では特に顕著であって、DCTすると直流成分
の係数が大きな値となり、水平及び垂直方向の高周波成
分の係数は非常に小さなものとなる。この性質を利用し
て、DCTされた係数に視覚的な特性を考慮しながらビ
ット長を割り当てることにより、すなわち、直流の係数
に十分なビット長を割り当て、高周波成分の係数には少
ないビット長を割り当てることにより、画質の劣化を抑
えながら大幅なデータの圧縮を可能にするものである。
【0079】なお、その他の構成については実施例1の
構成とほぼ同じであるが、この実施例6によれば、映像
データファイルのデータは図17(a)に示すファイル
Aのような画像圧縮される前のフレーム映像のデータ
が、同図(b)に示すファイルBのようなフレーム映像
のDCT係数表現、すなわち空間情報圧縮された形でフ
ァイル化されているため、ファイル全体のデータが大幅
に圧縮できるように構成されている。
【0080】次に動作について説明する。ここで、図1
8はこの車載用画像記録装置の動作の流れを示すフロー
チャートである。まず、ステップST500において、
画像情報圧縮される前のファイルAをオープンし、続い
てステップST501で圧縮した結果を格納するための
新たなファイルをファイルBとしてオープンしておく。
次にステップST502において、ファイルAからフレ
ーム映像データを1フレーム分取り出してステップST
503に移る。ステップST503ではステップST5
02で取り出したフレーム情報を縦8×横8のピクセル
を単位とする複数のブロックに分割し、各ブロック毎に
8×8の2次元DCT演算を1フレーム全体について実
行する。そこで得られたDCT係数は、直流の係数には
十分なビット長を割り当て、交流の係数については低周
波成分側ほど多く、高周波成分側ほど少なくなるように
ビット長を割り当てておく。
【0081】その後ステップST504において、この
ステップST503で得られたDCT係数をファイルB
に書き込む。次にステップST505に進んで、上記フ
レーム映像に対応する指示値情報をファイルAから取り
出し、それをステップST506においてステップST
504で書き込んだDCT係数に対応させてファイルB
に書き込む。次に、ファイルAについての全ての処理が
終了したか否かをステップST507においてチェック
し、未完了の場合にはステップST502に戻って上記
処理を繰り返す。また完了したならば、ステップST5
08でファイルAをクローズし、ステップST509で
ファイルBをクローズして一連の処理を終了する。
【0082】なお、この実施例6においては、図18に
示したフローチャートに従って、一旦ファイル化された
フレーム映像を対象として画像圧縮を行うものについて
示したが、実施例1の図5、実施例2の図8、及び実施
例3の図9に示したような手順においても、ビデオキャ
プチャI/F18から入力したフレーム映像データをと
り込む都度、上記画像情報圧縮を実施することによって
も同様なデータ圧縮を行ったファイルが得られることは
いうまでもない。
【0083】このように、直交変換による画像情報圧縮
を行うことにより、画質の劣化を抑えながら大幅なデー
タ圧縮を行った情報表示データを、簡単かつ確実に得る
ことができる。
【0084】実施例7.次に、この発明の実施例7を図
について説明する。図19はこの発明のさらに他の実施
例である車載用画像表示装置の機能構成を示すブロック
図である。図において、4は図1において同一の符号を
付したものと同等の記録担体であり、この場合には、指
示計器の読み取り分解能毎の静止画像と、その静止画像
の瞬時値とが対応付けられて記録されている。5はその
指示計器としての瞬時値を得るための可変量検出手段で
あり、6はこの可変量検出手段5の検出した可変量に基
づいた瞬時値を記録担体4から検索し、その瞬時値に対
応付けられている静止画像を読み取って出力する静止画
像読取手段である。7はこの静止画像読取手段6によっ
て読み取られた静止画像信号を画像単位として、それを
連続的に表示することにより動画像表現を行う画像表示
手段である。
【0085】また、図20は図19に示した車載用画像
表示装置の具体的な装置構成を示すブロック図である。
図において、50はこの車載用画像表示装置の全体制御
を行うCPUであり、51はCPU50のバスである。
52はCPU50の制御プログラムが格納されたプログ
ラムROM、53は処理過程のデータが格納されるRA
Mであり、54は図19に示した記録担体4に相当する
CD−ROMディスク、55はこのCD−ROMディス
ク54をドライブするCD−ROMドライブである。5
6は図19に示した可変量検出手段5に相当するA/D
変換I/Fであり、57はこのA/D変換I/F56に
接続されたスピードセンサ、58は同じく回転センサ、
59は同じく加速度センサ、60は同じく傾斜角センサ
である。61は画像データを構築するためのフレームメ
モリであり、62は図19に示した画像表示手段7に相
当する、車両の計器盤として形成された液晶ディスプレ
イである。これらプログラムROM52、RAM53、
CD−ROMドライブ55、A/D変換I/F56、フ
レームメモリ61、液晶ディスプレイ62は、それぞれ
バス51を介してCPU50に接続されている。
【0086】次に動作について説明する。ここで、図2
1はこのように構成された車載用画像表示装置の動作の
流れを示すフローチャートであり、ここでは、指示計器
としてスピードメータに適用した場合を例に説明する。
まず、フレーム映像再生のためにステップST600に
おいて、映像データが格納されているCD−ROMドラ
イブ55の再生初期化を行う。この映像データは例え
ば、実施例1の車載用画像記録装置によってスピードメ
ータに適するように作成されたものであり、図22に示
すように各フレーム映像と指示値情報FP(n)_ID
を一組にしたフォーマットに構成され、それぞれの組毎
にフレーム映像ポインタFP(n)が付加されて、CD
−ROMディスク54に記録されている。なお、図中の
63a、63b、・・・・、63nはそれぞれのフレー
ム映像によるスピードメータ用の再生映像である。ステ
ップST600では、このフレーム映像ポインタFP
(n)をFP(0)に初期化して最初のフレーム映像が
取り出せるようにしておく。なお、この実施例7におい
て、このフレーム映像ポインタFP(0)における再生
映像13aは指針が0km/hを指しているものであ
る。
【0087】次にステップST601で、A/D変換I
/F56を経由してスピードセンサ57の信号を取り込
み、ステップST602に進む。ステップST602で
は、ステップST601で取り込んだデータを目的とす
る指示計器の指示単位と整合がとれるようにディメンジ
ョンの変換を行う。この変換は例えば、図23に示すよ
うに所定値を設定しておき、スピードセンサ57の信号
出力は、0km/h〜200km/hに対応して0V〜
10Vが出力されるようにしておく。ここで変換された
データが指示計器に表示すべき指示値となり、Real
_IDとする。例えば、表示すべき指示値が1km/h
であれば、Real_ID=1km/hとなる。
【0088】次にステップST603に進んで、フレー
ム映像ポインタFP(n)が現在示しているフレーム映
像をCD−ROMドライブ55から取り出してフレーム
メモリ61に格納し、続いてステップST604で、そ
のフレーム映像の再生映像が液晶ディスプレイ62上に
再生表示される。
【0089】次にステップST605において、現在再
生しているフレーム映像の指示値情報FP(n)_ID
の取り出しを行う。例えば、現在再生しているフレーム
映像がFP(0)であれば、取り出される指示値情報F
P(0)_ID=0km/hとなる。その後ステップS
T606に進み、ステップST602及びST605で
それぞれ得られたReal_IDとFP(n)_IDと
を比較する。比較の結果、Real_IDの方が大きい
場合にはステップST607に分岐して、フレーム映像
ポインタFP(n)をインクリメントする。すなわち、
映像データの順方向再生側(スピードの指示値が上昇す
る方向)のフレーム画像を取り出せるようにしてからス
テップST601に戻る。一方、そうでなかった場合に
はステップST608に進む。
【0090】ステップST608では、再度Real_
IDとFP(n)_IDとの比較を行う。その結果、R
eal_IDの方が小さい場合にはステップST609
に分岐して、フレーム映像ポインタFP(n)をデクリ
メントする。すなわち、映像データの逆方向再生側(ス
ピードの指示値が下降する方向)のフレーム画像を取り
出せるようにしてからステップST601に戻る。一
方、そうでなかった場合にはステップST610に進
む。ステップST610ではReal_IDが0km/
hであるか否かのチェックを行い、0km/hでなけれ
ばステップST611に分岐して、フレーム映像ポイン
タFP(n)を維持したままステップST601に戻
る。すなわち、スピードの指示値が変化しないそのまま
のフレームの映像が取り出せるようにしておく。一方、
そうでなければステップST612に進む。ステップS
T612では、フレーム映像ポインタFP(n)がFP
(0)か否かをチェックして、FP(0)であればステ
ップST601に戻り、そうでなければステップST6
13に進む。
【0091】ステップST613では、フレーム映像ポ
インタFP(n)をデクリメントする。すなわち、映像
データの逆方向再生側(スピードの指示値が下降する方
向)のフレーム画像を取り出せるようにしてからステッ
プST601に戻る。なお、ステップST612、ST
613の処理は指示値が0km/hに戻る過程におい
て、指示値情報が0km/hでも指示計器映像の指針が
アナログ的に0km/hと1km/hの間を指している
ような状態においても(図22中のFP(1)のフレー
ム画像これに相当する)指示計器映像が完全な0km/
hの指示ができるようにするためである。上記一連の処
理は、フレーム映像に付随している指示値情報が指示す
べき値に同期するように再生制御されるようになってい
る。
【0092】さらに、実際の速度変化に伴って順々に再
生される静止画像の指示値の変化を図24について説明
する。ここで、図24(a)は所定時間毎に変化する実
際の速度変化を示したグラフ、図24(b)は実際の速
度に基づいて再生している静止画像が示す指示値を示し
たグラフであり、両者の横軸、縦軸とも同配分にしてあ
る。これら両グラフの特性線64及び特性線65からも
わかる通り、実際の速度の単位時間当たりの変化量が大
きいと、静止画像の示す指示値は徐々に実際の速度値よ
りも小さなものとなるが、実際の速度が一定速度になっ
ても、静止画像の示す指示値は実際の速度と等しい値を
とるように静止画像を順々に再生させてゆき、実際の速
度と指示値とを一致させるように動作させる。このよう
に表示することによって、動的な画像表現が可能とな
る。
【0093】以上のように構成することによって、表示
装置としてはグラフィック描画処理が不要になって、デ
ィジタル的な違和感のない表示を行うことが可能とな
り、また、同期処理を行っているため動きが滑らかでリ
アルな指示計器映像が再生され、視認性も向上する。さ
らに、指示値情報がフレーム映像に付随して記録してあ
るため、映像再生については簡単な同期制御により正確
でしかも滑らかな再生を行うことができる。
【0094】実施例8.次に、この発明の実施例8を図
について説明する。図25はこの発明のさらに他の実施
例による車載用画像表示装置の動作の流れを示すフロー
チャートで、その装置構成は図20に示した実施例7の
場合と同様である。なお、ここでは、指示計器としてタ
コメータに適用した場合を例示しており、図26はその
際の映像データファイルとその再生映像を示す説明図で
ある。この実施例8によると、映像データは図26に示
すような、フレーム映像記録領域以外に管理情報記録領
域を付加したフォーマット構成となっており、例えば実
施例3の中で説明した方法などによって記録担体4に記
録されたものである。なお、図中の66a、66b、・
・・・、66nは各フレーム映像によるタコメータ用の
再生映像を示している。
【0095】次にその動作を図25のフローチャートに
従って説明する。なお、この図25におけるステップS
T601〜ST602およびST603〜ST604
は、図21に示したそれらと同等の処理である。まずス
テップST700にてフレーム映像の管理情報を主メモ
リ(RAM53)に読み込んでおく。次にステップST
601において、回転センサ58の信号をA/D変換I
/F56を経由して取り込んだ後、ステップST602
に進む。ステップST602では、ステップST601
にて取り込まれたデータを目的とする指示計器の指示単
位と整合がとれるようにディメンジョンの変換を行う。
ここで変換されたデータが指示計器に表示すべき指示値
となり、Real_IDとする。例えば、表示すべき指
示値が30rpmであれば、Real_ID=30rp
mとなる。
【0096】次にステップST701において、指示値
Real_IDをキーとして、管理情報から対応するフ
レーム映像の記録されているポインタ(アドレス)Re
al_FPを抽出する。次にステップST702に進
み、そのポインタReal_FPに基づいてフレーム映
像記録領域をランダムアクセスして該当するフレーム映
像が取り出せるようにし、またフレーム映像ポインタF
P(n)をReal_FPに更新する。その後ステップ
ST603において、フレーム映像をCD−ROMドラ
イブ55より取り出してフレームメモリ61に格納し、
続いてステップST604でそのフレーム映像を液晶デ
ィスプレイ62に表示する。以下、ステップST601
に戻って上記の処理を繰り返す。
【0097】このようにフレーム映像記録領域以外に管
理情報記録領域を付加したフォーマット構成をとってい
るため、ランダムアクセスができるようになり、再生す
べき映像を直接再生することができ、タコメータのよう
な急峻な指針の変化が求められる指示計器についても高
速に追従表示することが可能となる。
【0098】実施例9.次に、この発明の実施例9を図
について説明する。図27はこの発明のさらに他の実施
例による車載用画像表示装置の動作の流れを示すフロー
チャートで、その装置構成は図20に示した実施例7の
場合と同様である。なお、ここでは、指示計器として最
高速度が高く運動性能が高いスポーツカーのスピードメ
ータに適用した場合を例示しており、図28はその際の
映像データファイルとその再生映像を示す説明図であ
る。この実施例9によると、映像データは各フレーム映
像とその指示値情報FP(n)_IDを一組にして格納
したフレーム映像記録領域以外に、管理情報記録領域を
付加した図28に示すようなフォーマット構成となって
おり、例えば実施例4の中で説明した方法などによって
記録担体4に記録されたものである。なお、図中の67
a、67b、・・・・、67nは各フレーム映像による
スポーツカーのスピードメータ用の再生映像を示してい
る。
【0099】次にその動作を図27のフローチャートに
従って説明する。なお、この図27ではステップST8
00以外は、図21におけるステップST600〜ST
613及び図25におけるステップST700〜ST7
02による処理が組み合わされたものであり、個々のス
テップは実施例7及び実施例8と同様に動作するもので
あるため、詳細な説明は省略する。
【0100】まずステップST600、次いでステップ
ST700が実行され、さらにステップST601〜S
T605が実行された後、処理はステップST800に
移る。このステップST800では、現在再生中の指示
値FP(n)_IDが実際に表示すべき値Real_I
Dとあらかじめ定められた一定値Kより離れているか否
かをチェックする。その結果、一定値Kより離れている
ならばステップST701に進み、一定値K以内であれ
ばステップST606に進んで以降の処理を実行する。
このように、ステップST701またはST606以降
の処理は上記各条件によって適宜選択されて実行され
る。
【0101】以上のように、条件によって以降の処理を
選択可能とすることにより、再生映像が指示すべき指示
値に一定範囲で追従している場合にはステップST60
6に分岐して、フレーム映像に付加された指示値情報と
可変量検出手段から得られた指示すべき情報とが一致す
るように同期再生を行う一方、一定範囲を逸脱した場合
にはステップST701に分岐して、ランダムアクセス
方式による再生を行って一足飛びに指示の遅れを取り戻
すことを可能にしている。なお、この同期再生とランダ
ムアクセス再生は任意に切り替えて再生することができ
るので、滑らかな再生と高速応答を兼ね備えた指示計器
の表示が可能となる。
【0102】実施例10.次に、この発明の実施例10
を図について説明する。図29はこの発明のさらに他の
実施例による車載用画像表示装置の映像データファイル
とその再生映像を示す説明図であり、図において、68
a、68b、・・・・、68gは各フレーム映像による
スピードメータ用の再生映像を示している。なお、この
映像データファイルは実施例5による車載用画像記録装
置によって作成されたものである。ここで、この実施例
10は指示計器の指針が読み取り分解能単位でステップ
的に表示されるようにしたもので、その装置構成は図2
0に示した実施例7の場合と同様である。
【0103】すなわち、この実施例10の指示計器は、
読み取り分解能が10km/hで最高速度が60km/
hのスピードメータであるから、図29に示した映像デ
ータファイルには、フレーム映像及び指示値情報FP
(n)_IDが、0km/h、10km/h、20km
/h、・・・・、60km/hの7組のみが記憶されて
いる。この映像データファイルを使用して実施例7と同
等の動作を行わせることにより、その指示計器の指針
は、速度の変化に伴って10km/hステップに量子化
されて表示される。
【0104】このように構成することにより、指示計器
の指針が読み取り分解能単位でステップ的に表示される
ため、個人差による読み取り誤差を未然に防止すること
ができて、情報表現が正確な車載用画像表示装置が提供
できる。
【0105】実施例11.次に、この発明の実施例11
を図について説明する。図30はこの発明のさらに他の
実施例による車載用画像表示装置の装置構成を示すブロ
ック図であり、相当部分には図20と同一の符号を付し
てその説明を省略する。図において、70は直交変換を
用いて画像情報圧縮されたデータを、その逆変換を用い
て画像情報伸張し、元のデータに戻す画像情報伸張手段
であり、この実施例11では直交変換として2次元DC
Tを用いて圧縮された画像情報を、次の式(2)で表さ
れる2次元逆離散コサイン変換(Inverse Di
screte CosineTransform:ID
CT)を行うことによって伸張するものである。
【0106】
【数2】
【0107】なお、その他の構成については実施例7の
構成とほぼ同じであるが、この実施例11によれば、映
像データファイルのデータは、例えば実施例6の車載用
画像記録装置によって作成されたもので、図31に示す
ようにフレームデータがフレーム映像のDCT係数表
現、すなわち空間情報圧縮された形で記憶されている。
なお、この図31中の71a、71b、・・・・、71
nはDCT係数表現された圧縮フレーム映像であり、7
2a、72b、・・・・、72nは圧縮フレーム映像7
1a、71b、・・・・、71nのそれぞれと組になっ
ている指示値情報である。このように、記録担体4内の
フレームデータは非圧縮で同様の意味がある指示計器映
像のデータに比べて大幅に圧縮された状態で記録されて
いるものである。
【0108】次に動作について説明する。ここで、図3
2はこの車載用画像表示装置の動作の流れを示すフロー
チャートである。なお、この図32ではステップST9
00及びST901以外は、図21におけるステップS
T600〜ST602及びステップST604〜ST6
13の各ステップは実施例7の動作と同様であるため詳
細な説明は省略する。
【0109】まず、ステップST600〜ST602の
処理を終えた後、ステップST900において、現在再
生準備されているフレーム映像の8×8ピクセルを単位
とするブロックのDCT係数を1フレーム分取り出して
ステップST901に進む。ステップST901では、
ステップST900で取り出した各ブロックのDCT係
数についてそれぞれ8×8の2次元IDCT演算を、1
フレーム全体のブロックについて実行する。これによっ
て、空間情報圧縮されていた画像情報が伸張され、スピ
ードメータの映像がフレームメモリ61上に構築され
る。その後ステップST604に進み、残った一連の処
理を実行する。
【0110】このように画像情報圧縮して記録しておい
た映像データを画像情報伸張して処理することにより、
大幅なデータ圧縮を行った情報表示データから画質の劣
化を抑えて伸張された映像を再生することができる。し
たがって、記録担体として記憶容量の小さなものを使用
することが可能となり、また、同一記憶容量の記録担体
であればより多くの種類の指示計器映像を格納しておく
ことができる。
【0111】実施例12.また、上記実施例1〜6では
車載用画像記録装置について、実施例7〜11では車載
用画像表示装置についてそれぞれ個別に説明したが、そ
れら車載用画像記録装置と車載用画像表示装置を車載用
画像記録表示システムとして一体化してもよい。図33
はそのようなこの発明のさらに他の実施例による車載用
画像記録表示システムの機能構成を示すブロック図であ
る。図において、1は静止画像信号生成手段、2は瞬時
値信号生成手段、3は記録手段、4は記録担体、5は可
変量検出手段、6は静止画像読取手段、7は画像表示手
段であり、それぞれ図1及び図19に同一符号を付した
ものと同等のものである。
【0112】このように構成された車載用画像記録表示
システムでは、画像記録装置側において、静止画像信号
生成手段1で任意の指示計器の静止画像信号を生成し、
瞬時値信号生成手段2よりこの静止画像信号生成手段1
の生成した静止画像を表す瞬時値信号を出力し、記録手
段3によってそれら静止画像信号と瞬時値信号とを対応
付けて記録担体4に記録する。一方、画像表示装置側で
は、可変量検出手段5にて指示計器の指示値である可変
量を検出し、静止画像読取手段6でこの可変量検出手段
5の検出した可変量(瞬時値)に基づいて記録担体4を
検索して、対応する静止画像信号を記録担体4より読み
取り、画像表示手段7においてこの静止画像読取手段6
で読み取られた静止画像信号を画像単位として連続的な
表示を行い、これによって動画像表現を行うものであ
る。
【0113】このように構成することによって、指示計
器のフレーム映像毎に指示計器の映像データを組み合わ
せた指示計器映像データが自動的に編集でき、また、指
示情報に基づいてその指示計器映像データの再生・表示
が行え、このため、設計の手間を軽減しながら、リアル
で正確な指示計器用の画像記録表示システムを安価に構
成することが可能となる。
【0114】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、可変量の瞬時値をコード化した瞬時値信号とそ
れを視覚的に表示する静止画像信号とを組にして記録担
体に記録するように構成したので、映像データの記録に
記憶容量の小さい記録担体を使用することが可能とな
り、また、同一記憶容量の記録担体であればより多くの
映像データを格納しておくことができて、経済的に有利
となる効果がある。
【0115】また、請求項2に記載の発明によれば、瞬
時値信号生成手段より出力される瞬時値信号と、静止画
像信号生成手段が出力するその瞬時値信号の示す瞬時値
を視覚的に表示するための静止画像信号とを組にして、
それらを記録担体に複数組記録するように構成したの
で、指示計器のフレーム映像毎に指示値情報を組み合わ
せた指示計器の映像データを自動的に編集することが可
能となって、指示計器の映像データを簡単かつ確実に作
成することができ、また、瞬時値信号と静止画像信号の
みを記録すればよいので、余分な変換が不要となって、
精度の高い画像記録装置が得られる効果がある。
【0116】また、請求項3に記載の発明によれば、可
変量検出手段が検出してコード化した可変量に基づいて
記録担体に記録されている瞬時値信号を検索し、その瞬
時値信号と組になっている静止画像信号を静止画像信号
読取手段が読み取り、画像表示手段でその静止画像を再
生表示するように構成したので、瞬時値信号を異なる信
号に変換する必要がないため、再生処理速度を向上させ
ることができ、またフレーム映像の再生によって指示計
器の映像が表示できるため、違和感のない表示計器の表
示が可能となり、視認効果の高い画像表示装置が得られ
る効果がある。
【0117】また、請求項4に記載の発明によれば、可
変量の瞬時値をコード化した瞬時値信号と、その瞬時値
信号の示す瞬時値を視覚的に表示するための静止画像信
号とを組にして、それらを記録担体に記録するととも
に、可変量検出手段が検出してコード化した可変量に基
づいて記録担体に記録されている瞬時値信号を検索し、
その瞬時値信号と組になっている静止画像信号を読み取
って静止画像を再生・表示するように構成したので、指
示計器のフレーム映像毎に指示計器の映像データを自動
的に編集することができ、また、その指示計器の映像デ
ータを指示情報に基づいて再生・表示することが可能と
なるため、設計の手間を軽減しながら、リアルで正確な
指示計器用の画像記録表示システムを安価に構成するこ
とができる効果がある。
【0118】また、請求項5に記載の発明によれば、瞬
時値信号とそれに対応する静止画像信号の組を、記録担
体に瞬時値信号の増加順序に従って記録するように構成
したので、指示値情報が各フレーム映像毎に同期して逐
次記録できるようになり、映像データの作成をリアルタ
イムで行うことが可能となって、記録担体への記録が簡
単に行えるようになる効果がある。
【0119】また、請求項6に記載の発明によれば、実
際の指示計器の指示値を変化させてその変化状態を撮影
して、それを視覚的に表示するための静止画像信号を生
成するように構成したので、モデルそのものの指示計器
映像が得られ、グラフィックス描画固有のギザギザ感が
ない指示計器映像データを簡単かつ確実に作成すること
ができ、また、簡単な構造で複数の静止画像を生成する
ことができるため、設計の自由度が向上するなどの効果
がある。
【0120】また、請求項7に記載の発明によれば、可
変量の瞬時値を示す各々が異なった複数の静止画像信号
をコンピュータグラフィックスによって生成するように
構成したので、現実には作成が困難なデザインの指示計
器であっても、仮想現実的で3次元的な指示計器映像デ
ータを簡単かつ確実に作成することが可能となり、さら
に、画像記録装置側でCG描画処理を行い、その描画結
果である映像データを記録担体を介して画像表示装置側
に渡せるようになるため、画像表示装置側では映像デー
タを簡単な装置で構成しているにもかかわらず、同時発
色数や描画品質、リアルタイム性などが画像記録装置側
と等価な指示計器としてのCG映像の表示が可能となる
などの効果がある。
【0121】また、請求項8に記載の発明によれば、瞬
時値信号生成手段が生成した瞬時値信号で重複するもの
は、少なくとも1つになるまではその瞬時値信号と静止
画像信号の組をその組ごと削除するように構成したの
で、必要最小限の映像データが簡単かつ確実に得られ、
また、読み取り分解能単位で指針がステップ表示される
ような量子化された指示値映像を再生するために好適な
映像データが得られ、このようなステップ表示を行うこ
とによって、個人差による読み取り誤差を未然に防止す
ることもできるなどの効果がある。
【0122】また、請求項9に記載の発明によれば、静
止画像信号を所定の変換方式によって圧縮して記録担体
に記録するように構成したので、画質の劣化を抑えなが
ら大幅なデータ圧縮を行うことが可能となり、記憶容量
が小さく安価な記録担体を用いることが可能になる効果
がある。
【0123】また、請求項10に記載の発明によれば、
記録担体の瞬時値信号と静止画像信号との組を複数記録
する領域とは別に設定された領域に、上記静止画像信号
の管理情報をまとめて記録するように構成したので、画
像表示装置側で同期方式とランダムアクセス方式のいず
れでも読み取ることができる映像データが得られ、滑ら
かさを重視した再生方式と高速性を重視した再生方式の
いずれにも対応することができ、それらの方式を任意に
切り替えて再生することが可能になるという効果があ
る。
【0124】また、請求項11に記載の発明によれば、
表示に用いられる静止画像信号の示す瞬時値が、可変量
検出手段の検出した可変量と異なっている場合にも、記
録担体に記録されている順番通りに静止画像信号を次々
に読み取って再生するように構成したので、ディジタル
的な違和感のない表示が可能となり、動きが滑らかでリ
アルな指示計器映像が再生できる効果がある。
【0125】また、請求項12に記載の発明によれば、
可変量検出手段によって検出された可変量が、所定値以
上になれば管理情報を検索してそれに基づく静止画像信
号を出力し、所定値以内ならばそれと組になっている静
止画像を出力するように構成したので、同期再生(滑ら
かな再生)とランダムアクセス再生(高速応答)とを任
意に切り替えて再生することができ、通常は滑らかな再
生を行い、指針の急峻な変化時には画像をとばして精度
を重視した再生を行うことが可能になるという効果があ
る。
【0126】また、請求項13に記載の発明によれば、
静止画像信号を所定の変換方式で圧縮して記録担体に記
録しておき、記録担体より読み取られたその静止画像信
号を上記変換方式の逆変換によって伸張して画像表示手
段に送るように構成したので、画質の劣化を抑えなが
ら、記憶容量が小さく安価な記録担体を用いることが可
能になり、また、同一記憶容量の記録担体であればより
多くの種類の映像データを格納しておくことができる効
果がある。
【0127】また、請求項14に記載の発明によれば、
記録担体の所定の領域に、静止画像信号生成手段の生成
した可変量の瞬時値を各々視覚的に表示する静止画像信
号をまとめて記録するとともに、それとは別に設定され
た領域に、その静止画像信号の管理情報をまとめて記録
するように構成したので、画像表示装置側でランダムア
クセスするのに好適な画像データを簡単かつ確実に得る
ことができるばかりか、映像記録領域に指示値情報を同
期して記録することが困難な記録担体に対しても適用可
能な画像記録装置が得られる効果がある。
【0128】また、請求項15に記載の発明によれば、
可変量の瞬時値を各々視覚的に表示した静止画像信号と
その管理情報とがそれぞれ別々に設定された領域にまと
めて記録されている記録担体より、可変量検出手段の検
出した可変量の瞬時値をキーとして、それに対応する管
理情報に基づいて読み取った静止画像信号から静止画像
を再生して表示するように構成したので、フレーム映像
をランダムアクセスすることが可能となって、再生すべ
き指示計器の映像が直接再生できるようになるため、急
峻な指針の変化が求められる指示計器にも高速に追従表
示することができる画像表示装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による車載用画像記録装
置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 上記実施例における映像データのファイル化
を示す説明図である。
【図3】 上記実施例による車載用画像記録装置の装置
構成を示すブロック図である。
【図4】 上記実施例における許容指示範囲内のスイー
プを説明するための特性図である。
【図5】 上記実施例における動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】 上記実施例における映像データファイルを示
すフォーマット図である。
【図7】 この発明の実施例2による車載用画像記録装
置の装置構成を示すブロック図である。
【図8】 上記実施例における動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図9】 この発明の実施例3による車載用画像記録装
置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】 上記実施例における映像データファイルを
示すフォーマット図である。
【図11】 上記実施例における管理情報記録領域の詳
細を示すフォーマット図である。
【図12】 この発明の実施例4による車載用画像記録
装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】 上記実施例における映像データファイルを
示すフォーマット図である。
【図14】 この発明の実施例5による車載用画像記録
装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図15】 上記実施例における映像データファイルの
フォーマット変換を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施例6による車載用画像記録
装置の装置構成を示すブロック図である。
【図17】 上記実施例における映像データファイルの
画像情報圧縮を示す説明図である。
【図18】 上記実施例における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図19】 この発明の実施例7による車載用画像表示
装置の機能構成を示すブロック図である。
【図20】 上記実施例による車載用画像表示装置の装
置構成を示すブロック図である。
【図21】 上記実施例における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図22】 上記実施例における映像データファイルと
その再生映像を示す説明図である。
【図23】 上記実施例における指示値変換を示す説明
図である。
【図24】 上記実施例における実際の速度変化に伴う
静止画像の指示値の変化を示す特性図である。
【図25】 この発明の実施例8による車載用画像表示
装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図26】 上記実施例における映像データファイルと
その再生映像を示す説明図である。
【図27】 この発明の実施例9による車載用画像表示
装置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図28】 上記実施例における映像データファイルと
その再生映像を示す説明図である。
【図29】 この発明の実施例10による車載用画像表
示装置おける映像データファイルとその再生映像を示す
説明図である。
【図30】 この発明の実施例11による車載用画像表
示装置の装置構成を示すブロック図である。
【図31】 上記実施例における映像データファイルを
示すフォーマット図である。
【図32】 上記実施例における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図33】 この発明の実施例12による車載用画像記
録表示システムの機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 静止画像信号生成手段、2 瞬時値信号生成手段、
3 記録手段、4 記録担体、5 可変量検出手段、6
静止画像読取手段、7 画像表示手段、15信号発生
器(瞬時値信号生成手段)、16 実際の指示計器、1
7 映像手段(ビデオカメラ、静止画像信号生成手
段)、30 CG映像生成手段(静止画像信号生成手
段)、40 画像情報圧縮手段、56 A/D変換I/
F(可変量検出手段)、70 画像情報伸張手段。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変量の所定の瞬時値をコード化した瞬
    時値信号と、この瞬時値信号の示す瞬時値を視覚的に表
    示する静止画像信号を一組にし、これを複数組記録した
    記録担体。
  2. 【請求項2】 可変量の所定の瞬時値をコード化した瞬
    時値信号を生成し出力する瞬時値信号生成手段、この瞬
    時値信号生成手段の出力する複数の異なる瞬時値信号の
    示す瞬時値を各々視覚的に表示する静止画像信号を生成
    し出力する静止画像信号生成手段、上記瞬時値信号生成
    手段からの瞬時値信号及びこの瞬時値信号に対応する上
    記静止画像信号生成手段からの静止画像信号を一組に
    し、これを複数組所定の記録担体に記録する記録手段を
    備えた画像記録装置。
  3. 【請求項3】 可変量の所定の瞬時値をコード化した瞬
    時値信号及びこの瞬時値信号の示す瞬時値を視覚的に表
    示する静止画像信号を一組にして、これを複数組記録し
    た記録担体、上記可変量を検出しコード化する可変量検
    出手段、表示に用いられる静止画像信号の示す瞬時値と
    上記可変量検出手段の検出した可変量との所定の関係に
    基づいて、定められた瞬時値信号を、上記記録担体から
    検索し、これと組になっている静止画像信号を読み取り
    出力する静止画像読取手段、この静止画像読取手段が出
    力する静止画像信号から静止画像を再生し表示する画像
    表示手段を備えた画像表示装置。
  4. 【請求項4】 可変量の所定の瞬時値をコード化した瞬
    時値信号を生成し出力する瞬時値信号生成手段、この瞬
    時値信号生成手段の出力する複数の異なる瞬時値信号の
    示す瞬時値を各々視覚的に表示する静止画像信号を生成
    し出力する静止画像信号生成手段、上記瞬時値信号生成
    手段からの瞬時値信号及びこの瞬時値信号に対応する上
    記静止画像信号生成手段からの静止画像信号を一組に
    し、これを複数組所定の記録担体に記録する記録手段、
    上記可変量を検出しコード化する可変量検出手段、表示
    に用いられる静止画像信号の示す瞬時値と上記可変量検
    出手段の検出した可変量との所定の関係に基づいて、定
    められた瞬時値信号を、上記記録担体から検索し、これ
    と組になっている静止画像信号を読み取り出力する静止
    画像読取手段、この静止画像読取手段が出力する静止画
    像信号から静止画像を再生し表示する画像表示手段を備
    えた画像記録表示システム。
  5. 【請求項5】 瞬時値信号生成手段が生成する瞬時値信
    号と、静止画像信号生成手段が生成するその瞬時値信号
    と組になる静止画像信号を、上記瞬時値信号の増加順序
    に従って記録担体に記録させたことを特徴とする、請求
    項2または請求項4のいずれかに記載の画像記録装置あ
    るいは画像記録表示システム。
  6. 【請求項6】 静止画像信号生成手段が、実際の指示計
    器の変化する指示値を撮影する撮像手段を備え、その撮
    像手段で撮影した実写映像信号に基づいて上記実際の指
    示計器の指示値を各々視覚的に表示するための複数の静
    止画像信号を生成する機能を備えていることを特徴とす
    る、請求項2または請求項4のいずれかに記載の画像記
    録装置あるいは画像記録表示システム。
  7. 【請求項7】 静止画像信号生成手段が、コンピュータ
    グラフィックスによって、可変量の瞬時値を示す各々が
    異なった複数の静止画像信号を生成するCG映像生成手
    段を備えていることを特徴とする、請求項2または請求
    項4のいずれかに記載の画像記録装置あるいは画像記録
    表示システム。
  8. 【請求項8】 記録手段が、瞬時値信号生成手段の生成
    した瞬時値信号に重複するものがある場合に、それが少
    なくとも1つになるまでは、上記瞬時値信号とその瞬時
    値信号と組になる静止画像信号生成手段の生成した静止
    画像信号を、その組ごと削除する機能を備えていること
    を特徴とする、請求項2または請求項4のいずれかに記
    載の画像記録装置あるいは画像記録表示システム。
  9. 【請求項9】 瞬時値信号と組になって記録担体に記録
    される静止画像信号を、所定の変換方式によって圧縮し
    て記録手段に送る画像情報圧縮手段を設けたことを特徴
    とする、請求項2または請求項4のいずれかに記載の画
    像記録装置あるいは画像記録表示システム。
  10. 【請求項10】 瞬時値信号と静止画像信号とを組にし
    て複数組記録する記録担体が、それを記録している領域
    とは別に、上記静止画像信号の管理情報をまとめて記録
    するための領域を備えていることを特徴とする、請求項
    2ないし請求項4のいずれかに記載の画像記録装置、画
    像表示装置あるいは画像記録表示システム。
  11. 【請求項11】 静止画像読取手段が、可変量検出手段
    の検出した可変量と表示に用いられている静止画像信号
    の示す瞬時値とが異なっていても、静止画像信号を記録
    担体より、それが記録担体に記録されている順番通りに
    次々に読み取って画像表示手段に送る機能を備えている
    ことを特徴とする、請求項3または請求項4のいずれか
    に記載の画像表示装置あるいは画像記録表示システム。
  12. 【請求項12】 静止画像読取手段が、可変量検出手段
    の検出した可変量が所定値以上になると管理情報を検索
    してそれに基づく静止画像信号を出力し、所定値以内で
    あればその可変量の瞬時値信号と組になっている静止画
    像信号を出力する機能を備えていることを特徴とする、
    請求項3または請求項4のいずれかに記載の画像表示装
    置あるいは画像記録表示システム。
  13. 【請求項13】 記録担体に瞬時値信号と組になって記
    録される静止画像信号を、所定の変換方式によって圧縮
    したものとし、その記録担体より静止画像読取手段によ
    って読み取られた静止画像信号を、上記変換方式の逆変
    換によって伸張して画像表示手段に送る画像情報伸張手
    段を設けたことを特徴とする、請求項3または請求項4
    のいずれかに記載の画像表示装置あるいは画像記録表示
    システム。
  14. 【請求項14】 可変量の瞬時値を各々視覚的に表示す
    る静止画像信号を生成し出力する静止画像信号生成手
    段、上記静止画像信号生成手段からの静止画像信号を記
    録担体の所定の領域にまとめて記録するとともに、この
    静止画像信号を記録する領域とは別に設定された領域
    に、上記静止画像信号の管理情報をまとめて記録する記
    録手段を備えた画像記録装置。
  15. 【請求項15】 所定の領域にまとめて、可変量の瞬時
    値を各々視覚的に表示した静止画像信号を記録するとと
    もに、この静止画像信号を記録する領域とは別に設定さ
    れた領域にまとめて、上記静止画像信号の管理情報を記
    録した記録担体、上記可変量を検出しコード化する可変
    量検出手段、この可変量検出手段の検出した可変量の瞬
    時値に対応する管理情報に基づいて、該当する静止画像
    信号を上記記録担体より読み取り出力する静止画像読取
    手段、この静止画像読取手段が出力する静止画像信号か
    ら静止画像を再生し表示する画像表示手段を備えた画像
    表示装置。
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