JPH0824748A - 接着剤認識方法とその装置 - Google Patents

接着剤認識方法とその装置

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JPH0824748A
JPH0824748A JP6165654A JP16565494A JPH0824748A JP H0824748 A JPH0824748 A JP H0824748A JP 6165654 A JP6165654 A JP 6165654A JP 16565494 A JP16565494 A JP 16565494A JP H0824748 A JPH0824748 A JP H0824748A
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敦 田邉
Shozo Fukuda
尚三 福田
Junichi Hata
純一 秦
Masamichi Morimoto
正通 森本
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B15/00Details of spraying plant or spraying apparatus not otherwise provided for; Accessories
    • B05B15/50Arrangements for cleaning; Arrangements for preventing deposits, drying-out or blockage; Arrangements for detecting improper discharge caused by the presence of foreign matter

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤を塗布するノズルの詰まりを検出する
接着剤認識方法の提供。 【構成】 前処理プロセスで、所定数のノズルが接着剤
を夫々一つずつ塗布した接着剤塗布サンプルの画像パタ
ーン(a)から、接着剤パターン41、41のパターン
中心43、43の位置と数とを検出し、各パターン中心
43、43毎に個々の判定エリア44、44を設定し、
接着剤ノズル詰まり検出プロセスで、量産工程で接着剤
を塗布された検査対象物の画像パターン(c)、(d)
の接着剤パターン49、50から、接着剤パターン4
9、50のパターン中心45、47の位置と数とを検出
し、判定エリア46、46内に含まれる接着剤パターン
の中心45の数と判定エリア48、48外にある接着剤
パターンの中心47の数と接着剤ノズルの所定本数とに
基づいて接着剤ノズル詰まりを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品実装の際に電
子部品を仮固定する接着剤を塗布する接着剤塗布装置に
おいて、接着剤を所定位置に所定量塗布する制御を行う
ために接着剤の塗布状態を認識する接着剤認識方法とそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品実装分野では、実装密度
が高密度化し、電子部品の極小化、大型多ピン化、異形
化が進んでいる。そのために、電子部品実装の際に電子
部品を仮固定する接着剤を塗布する接着剤塗布装置にお
いても塗布位置、塗布量により正確さが求められてい
る。その手段として、塗布された接着剤を撮像して得ら
れた画像パターンを高速に処理し、接着剤の塗布位置、
塗布量を認識し、必要な補正情報を高速且つ正確に算出
する接着剤塗布の特殊性に合わせた画像認識方法とその
装置が検討されている。
【0003】接着剤認識方法の従来例を図7に基づいて
説明する。
【0004】図7に示す従来例は、接着剤の塗布量を塗
布面積の検出で認識している。即ち、塗布された接着剤
71に照明72を当て、その反射光をビデオカメラ73
で撮像し、その映像信号をデジタル化して画像パターン
74を得る。
【0005】画像パターン74について接着剤パターン
75の輝度レベルと背景76の輝度レベルとにより、画
像パターン74を2値化する。2値画像の境界線に基づ
いて接着剤パターン75を構成する画素77を数え、得
られた画素数を実寸に換算して接着剤の塗布面積を得
る。塗布量補正は、この塗布面積が適性値になるように
塗布圧力を調整して行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の接着剤
塗布装置では、部品の大型多ピン化、異形化に対応し
て、複数の接着剤ノズルを備え、各部品の形状に合わせ
て組み合わた夫々の所定数の接着剤ノズルで、各部品に
合わせた形状、面積の接着剤を塗布するようになってい
る。この場合、各部品の形状に合わせた位置に所定数の
接着剤ノズルで所定量の接着剤を塗布するので、所定数
のノズルの1つが詰まってその塗布量が減少すると、接
着強度が低下し、部品ずれ、剥がれ等の不良発生原因に
なる。そして、複数の所定枚数の接着剤ノズルで各部品
の接着剤を塗布する場合には、従来例の、接着剤パター
ン75を構成する画素77を数え、得られた画素数を実
寸に換算して接着剤の塗布面積を得る方法では、上記の
複数の所定数の塗布ノズルの中の1つのノズルの詰まり
を検出するのは困難な場合があるという問題点がある。
【0007】この問題点を図8〜図10に基づいて説明
する。
【0008】図8において、図8(a)に示すように、
2つのノズルから塗布さた接着剤が独立に塗布されるこ
とが望ましい条件では、図8(b)に示すように、片方
の面積が小さい場合、図8(c)に示すように、塗布パ
ターンが1つしか無い場合には接着剤ノズルの詰まりは
容易に検出できる。
【0009】しかし、図9において、図9(a)に示す
ように、2つのノズルから塗布された接着剤が結合され
ている結合パターン91が望ましい条件では、図9
(b)に示すように、片方のノズルが詰まったために、
他方のノズルから多量の接着剤が塗布された不良パター
ンの場合、従来例における接着剤パターン75を構成す
る画素77を数え、得られた画素数を実寸に換算して接
着剤の塗布面積を得る方法では、上記の複数の塗布ノズ
ルの中の1つのノズルの詰まりを検出するのは困難であ
る。
【0010】又、接着剤の塗布において、糸引き、又
は、多量塗布により、回路基板のランド上に接着剤が塗
布された場合には、導電性の低下や不通電の不良発生に
繋がり、製品不良の原因になる。
【0011】この糸引きについて図10に基づいて説明
する。
【0012】図10において、図10(a)に示すよう
に、ウィンドウ101を設けこのウィンドウにかかる糸
引きを検出する場合、図10(a)に示すように、ウィ
ンドウ101にかかり易い方向に糸を引く糸引きパター
ン102の検出は容易であるが、図10(b)に示すよ
うに、ウィンドウ103の対角線方向に糸を引く糸引き
パターン104の場合のは、糸引きパターン102と同
じ長さの糸引きでも検出することができない。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決し、接着剤
を塗布するノズルの詰まりと、接着剤塗布の糸引きを検
出する接着剤認識方法とその装置を提供することを課題
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願第1発明の接着剤認
識方法は、上記の課題を解決するために、前処理プロセ
スにおいて、接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズルが
夫々一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤塗布サンプ
ルの画像パターンから、各接着剤パターンのパターン中
心の位置と数とを接着剤ノズルの中心位置と数として検
出し、検出されたパターン中心毎に接着剤ノズルの動作
を判定する個々の判定エリアを設定し、接着剤ノズル詰
まり検出プロセスにおいて、前記接着剤塗布装置の所定
数の接着剤ノズルにより量産工程で接着剤を塗布された
検査対象物の画像パターンから、各接着剤パターンのパ
ターン中心の位置と数とを検出し、前記の判定エリア内
に含まれるパターン中心の数と前記の判定エリア外にあ
るパターン中心の数と前記接着剤ノズルの所定本数とに
基づいて接着剤ノズル詰まりを検出することを特徴とす
る。
【0015】本願第2発明の接着剤認識方法は、上記の
課題を解決するために、前処理プロセスにおいて、接着
剤塗布装置の所定数の接着剤ノズルが夫々一つずつ独立
に接着剤を塗布した接着剤塗布サンプルの画像パターン
から、各接着剤パターンのパターン中心の位置と数とを
接着剤ノズルの中心位置と数として検出し、検出された
パターン中心毎に接着剤ノズルの動作を判定する個々の
判定エリアを設定し、接着剤ノズル詰まり検出プロセス
において、前記接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズル
により量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像
パターンから、前記判定エリア内の平均輝度を検出し、
検出した平均輝度と接着剤パターン部の輝度と背景部の
輝度とに基づいて接着剤ノズル詰まりを検出することを
特徴とする。
【0016】本願第3発明の接着剤認識方法は、上記の
課題を解決するために、接着剤塗布装置の接着剤ノズル
により量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像
パターンから、接着剤パターンの境界を検出し、検出さ
れた境界上の一定間隔の2つの境界点が所定方向に対し
てなす角度の変化を全境界上で検出し、検出した角度変
化から、糸引き部分の特徴的形状を検出し、この特徴的
形状により、糸引きの有無、位置、方向、糸引きの頂点
位置を検出することを特徴とする。
【0017】本願第4発明の接着剤認識装置は、上記の
課題を解決するために、接着剤塗布装置の所定数の接着
剤ノズルが夫々一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤
塗布サンプルおよび前記接着剤塗布装置の所定数の接着
剤ノズルにより量産工程で接着剤を塗布された検査対象
物の画像パターンを得る撮像部と、前記接着剤塗布サン
プルおよび量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の
各接着剤パターンのパターン中心の位置と数とを検出す
るパターン中心検出手段と、検出された前記接着剤塗布
サンプルのパターン中心毎に接着剤ノズルの動作を判定
する個々の判定エリアを設定する判定エリア設定手段
と、前記の判定エリア内に含まれるパターン中心の数と
前記の判定エリア外にあるパターン中心の数と前記接着
剤ノズルの所定本数とに基づいて接着剤ノズル詰まりを
検出する判定手段とを有することを特徴とする。
【0018】本願第5発明の接着剤認識装置は、上記の
課題を解決するために、接着剤塗布装置の所定数の接着
剤ノズルが夫々一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤
塗布サンプルおよび前記接着剤塗布装置の所定数の接着
剤ノズルにより量産工程で接着剤を塗布された検査対象
物の画像パターンを得る撮像部と、前記接着剤塗布サン
プルおよび量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の
各接着剤パターンのパターン中心の位置と数とを検出す
るパターン中心検出手段と、検出された前記接着剤塗布
サンプルのパターン中心毎に接着剤ノズルの動作を判定
する個々の判定エリアを設定する判定エリア設定手段
と、前記接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズルにより
量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像パター
ンから、前記判定エリア内の平均輝度を検出し、検出し
た平均輝度と接着剤パターン部の輝度と背景部の輝度と
に基づいて接着剤ノズル詰まりを検出する判定手段とを
有することを特徴とする。
【0019】本願第6発明の接着剤認識装置は、上記の
課題を解決するために、接着剤塗布装置の接着剤ノズル
により量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像
パターンを得る撮像部と、前記画像パターンの接着剤パ
ターンの境界を検出する境界検出手段と、検出された境
界上の一定間隔の2つの境界点が所定方向に対してなす
角度の変化を全境界上で検出する角度変化検出手段と、
検出した角度変化から、糸引き部分の特徴的形状を検出
し、この特徴的形状により、糸引きの有無、位置、方
向、糸引きの頂点位置を検出する糸引き検出手段とを有
することを特徴とする
【0020】
【作用】本願第1、第2発明の接着剤認識方法と第4、
第5発明の接着剤認識装置とは、前処理プロセスにおい
て、接着剤塗布装置に備えた複数の接着剤ノズルから、
仮固定用接着剤を塗布すべき各部品の大きさ、形状に合
わせて、各部品毎に、その部品に適した所定数の接着剤
ノズルを使用し、且つ、使用する各接着剤ノズルが夫々
一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤塗布サンプルを
使用して、各部品毎に、各部品の大きさ、形状に合わせ
た所定位置に所定量の接着剤を塗布することが達成され
ているか否かを、生産工程で検査するために必要な画像
処理の位置と範囲とを決める接着剤パターンのパターン
中心と判定エリアとを得、接着剤ノズル詰まり検出プロ
セスにおいて、前記のパターン中心と判定エリアとを使
用して接着剤ノズル詰まりを検出している。
【0021】即ち、前処理プロセスにおいて、接着剤塗
布装置の所定数の接着剤ノズルが1対1で独立に接着剤
を塗布した接着剤塗布サンプルの画像パターンから、塗
布された接着剤の各接着剤パターンのパターン中心の位
置と数とを接着剤ノズルの中心位置と数として検出する
ことにより、前記の接着剤塗布の必要条件が達成されて
いるか否かを判断する画像処理の位置を決め、検出され
たパターン中心毎に個々の判定エリアを設定することに
より、前記画像処理の範囲を限定し、限定された判定エ
リア内を検査することにより、迅速に、漏れなく、正確
に、接着剤ノズル詰まりを検出できるようにしている。
【0022】そして、接着剤ノズル詰まりを検出する方
法は、本願第1発明の接着剤認識方法と第4発明の接着
剤認識装置とでは、前記の判定エリア内に含まれる接着
剤パターンのパターン中心の数と位置、前記の判定エリ
ア外にある接着剤パターンのパターン中心の数と位置、
前記接着剤ノズルの所定本数とによって、実施例に示す
ように、1つの部品に対して、所定数の接着剤ノズルが
夫々一つずつ接着剤を塗布するのが望ましい場合でも、
所定数の接着剤ノズルが塗布した接着剤が繋がって1つ
になるのが望ましい場合でも、詰まっている接着剤ノズ
ルを検出することができる。
【0023】本願第2発明の接着剤認識方法と第5発明
の接着剤認識装置とでは、接着剤パターン部の輝度と背
景部の輝度との差を利用している。即ち、前記判定エリ
ア内の平均輝度を検出し、検出した平均輝度を、接着剤
パターン部の輝度や背景部の輝度と比較することによ
り、前記判定エリア内にある接着剤パターンの接着剤の
塗布状態を判断し、この判断に基づいて、接着剤ノズル
詰まりを検出する。
【0024】本願第3発明の接着剤認識方法と第6発明
の接着剤認識装置とは、接着剤塗布装置の接着剤ノズル
により量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像
パターンから、前記接着剤パターンの境界を検出し、検
出された境界上の一定間隔の2つの境界点が所定方向に
対してなす角度の変化を全境界上で検出する。これによ
って、境界形状の異常部分の検出ができるが、このまま
では、どの異常部分が糸引きであると判定することが困
難なので、この検出に続いて、検出した角度変化から、
糸引き部分に固有の特徴的形状を検出し、この特徴的形
状により、糸引きの有無、位置、方向、糸引きの頂点位
置を検出している。
【0025】
【実施例】本発明の接着剤認識方法の第1実施例を図
1、図4に基づいて説明する。
【0026】本実施例は、部品の大型多ピン化、異形化
した部品に対しては、部品の形状に合わせて組み合わた
所定数の例えば2つの塗布ノズルで、各部品の接着剤を
塗布する場合の接着剤ノズルの詰まりを検出するもの
で、図1、図4に示すように、接着剤塗布サンプルによ
る前処理プロセスと生産品を検査する際のノズル詰まり
検出プロセスとからなる。
【0027】図1、図4において、前処理プロセスは、
ステップ#11の画像入力工程において、2つの接着剤
ノズルが夫々一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤塗
布サンプルを撮像手段で撮像し、得られた映像信号を2
値化手段でデジタル化して、図4(a)に示す画像パタ
ーン40の画像データを得る。
【0028】ステップ#12のノズル中心検出工程にお
いて、図4(a)に示すように、境界検出手段で画像パ
ターン40から接着剤パターン41、41と背景42と
の境界を検出し、得られた境界点から、パターン中心検
出手段で、図4(a)に示すように、接着剤パターン4
1、41のパターン中心43、43を検出する。この中
心検出方法としては、境界点の最少・最大座標位置の中
点をパターン中心43としても良く、又、数カ所の境界
位置をその付近の輝度変化から検出し一般的な計算方法
でその重心を算出しこれをパターン中心43としても良
く、中心の計算方法は任意である。
【0029】ステップ#13の判定エリア決定工程にお
いて、図4(b)に示すように、判定エリア決定手段
が、前記のパターン中心43、43を中心とする特定サ
イズの範囲を判定エリア44、44として決定する。
尚、判定エリア44としては、四角形領域でも円形領域
でも同様の効果が得られる。
【0030】図1、図4において、ノズル詰まり検出プ
ロセスは、ステップ#14の画像入力工程において、前
処理プロセスと同様にして、量産品の認識対象物の接着
剤を撮像手段で撮像した映像信号を2値化手段でデジタ
ル化し、且つ、前記の前処理プロセスで求めた判定エリ
ア46、46、48、48を含んだ図4(c)、(d)
に示す画像パターン40の画像データを得る。
【0031】ステップ#15の中心検出工程において、
図4(c)、(d)に示すように、中心検出手段が接着
剤パターン49、50と背景42との境界を検出し、得
られた境界点から、前処理プロセスのノズル中心検出工
程と同様の方法で、接着剤パターン49、50のパター
ン中心45、47を検出する。
【0032】ステップ#16の判定工程において、図4
(a)に示すように、同じ接着剤パターン41、41が
検出された場合は、判定手段が、接着剤ノズルは詰まっ
ていないと判断する。又、接着剤パターンが1つも検出
されない場合は、判定手段が、接着剤ノズルは2つ共に
詰まっていると判断する。検出された接着剤パターン4
1の数が、前記の前処理プロセスで求められた前記のパ
ターン中心43の数よりも少ない場合は、即ち、前処理
プロセスのパターン中心43の数の2つに対して、図4
(c)に示すように、検出された接着剤パターン49の
数が1つの場合は、判定手段が、接着剤ノズルが1つ詰
まっていると判断する。又、図4(d)に示すように、
2つの接着剤ノズルから塗布された接着剤パターン50
が繋がって1つになっているのが望ましい場合は、接着
剤パターン50のパターン中心47が判定エリア48内
に含まれない。このように、検出された接着剤パターン
50の数が、前記の前処理プロセスで求められた接着剤
ノズルの所定数に相当する前記のパターン中心43の数
よりも少なくても、検出された接着剤パターン50のパ
ターン中心47が前記の判定エリア内に含まれていない
場合は、判定手段が、接着剤ノズルは詰まっていないと
判断する。
【0033】このようにして接着剤ノズルの詰まりを検
出した場合、接着剤塗布機を停止させて、作業者に通知
し、作業者が接着剤ノズルの清掃を行うようにすれば、
常に、適正な接着剤塗布を行うことが可能になる。
【0034】尚、接着剤ノズルの清掃については、装置
において接着剤の圧力を高くすることによっても同様の
効果が得られる。
【0035】本発明の接着剤認識方法の第2実施例を図
2、図5に基づいて説明する。
【0036】本実施例は、第1実施例と同様に、部品の
大型多ピン化、異形化に対応し、部品の形状に合わせて
組み合わた所定数の例えば2つの塗布ノズルで、各部品
の接着剤を塗布する場合に、接着剤ノズルの詰まりを検
出するもので、第1実施例の図1に示す前処理プロセス
と同様の前処理プロセスと、図2に示すノズル詰まり検
出プロセスとからなる。
【0037】本実施例の前処理プロセスは、図1に示す
第1実施例の前処理プロセスと同様なので説明を省略す
る。
【0038】図2、図5において、ノズル詰まり検出プ
ロセスは、ステップ#21の画像入力工程において、量
産品の認識対象物の接着剤を撮像手段で撮像した映像信
号を2値化手段でデジタル化し、且つ、前記の前処理プ
ロセスで求めた判定エリア51、51、52、54を含
んだ図5(a)、(b)に示す画像パターン40の画像
データを得る。
【0039】ステップ#22の平均輝度検出工程におい
て、図5(a)、(b)に示す判定エリア51、51、
52、54毎に、輝度測定手段が、判定エリア内の輝度
濃度を測定し、平均輝度算出手段が、判定エリア51、
51、52、54内毎に全ての画素の輝度を平均した平
均輝度を算出する。接着剤が暗色の場合には、接着剤パ
ターン部では低い平均輝度が得られる。尚、平均輝度に
は、全画素の輝度の平均値の代わりに、一定間隔で画素
をサンプリングして輝度濃度を測定しそれらを平均した
ものを使用しても同様の効果が得られる。
【0040】ステップ#23の判定工程において、図5
(b)に示すように、片方の接着剤ノズルが詰まってい
る場合、接着剤が塗布された方の判定エリア52は接着
剤パターン53内にあるので低い平均輝度が得られる。
そして、塗布されなかった方の判定エリア54には背景
55しか存在しないので高い平均輝度が得られる。即
ち、判定エリア内の平均輝度が高い場合に、判定手段
が、その判定エリアに対応する接着剤ノズルが詰まって
いると判断する。接着剤ノズルが少し詰まっている場合
には、判定エリア内の接着剤の塗布量が減少しているの
で、検出された平均輝度を、接着剤パターン部の輝度や
背景部の輝度と比較することによって詰まり具合を判断
できる。
【0041】本発明の接着剤認識方法の第3実施例を図
3、図6に基づいて説明する。
【0042】本実施例は、接着剤パターンの糸引きを検
出するもので、図3に示す糸引き検出プロセスからな
る。
【0043】図3、図6において、糸引き検出プロセス
は、ステップ#31の画像入力工程において、量産品の
認識対象物の接着剤を撮像手段で撮像した映像信号を2
値化手段でデジタル化し、画像パターンの画像データを
得る。
【0044】ステップ#32の境界検出工程において、
境界検出手段が、接着剤が暗色の場合、高輝度の画素と
隣合う低輝度の画素を追跡することにより、図6(a)
に示すように、接着剤パターンの境界61を検出する。
【0045】ステップ#33の角度変化検出工程におい
て、図6(a)に示すように、角度変化検出手段が、境
界61上で、一定間隔離れた2つの境界点62、62が
基準線に、例えば、図6(a)に示すような水平線に対
する角度63を算出する。この方法で、全ての境界点に
ついて2点のなす角度を算出し、図6(b)に示す角度
変化を求める。尚、角度の算出は、全ての境界点につい
てではなく、数画素毎に行っても同様の効果が得られ
る。
【0046】ステップ#34の糸引き検出工程におい
て、糸引き検出手段が、図6(b)〜(e)に示すよう
にして糸引きを検出する。即ち、前記の角度変化が、図
6(b)の場合は糸引き無しと判断する。図6(c)、
(f)の64、70の糸引きが有る場合には、前記の角
度変化は図6(d)に示すようになり、図6(d)の角
度変化の差分を求めると、図6(e)に示すように、糸
引きの無い部分は0になり、糸引きのある部分はマイナ
スの山67からプラスの山68に変化し再びマイナスの
山69に変化する糸引き部分に特有の特徴的形状が得ら
れる。このプラスの山68のピーク部分の角度変化を算
出した境界点が糸引きの先端66に相当する。
【0047】ステップ#35の糸引き判定工程におい
て、判定手段が、図6(c)に示すように、糸引き64
が、ランド65、65がある方向とは別の方向に向いて
糸を引いている場合には、特に問題が発生しないので、
糸引き不良と判断しない。図6(f)に示すように、糸
引き64が、ランド65にかかる方向に向いて糸を引
き、且つ、糸引きの前記先端66がランド65に達して
いる場合には、通電不良等の問題が発生する可能性があ
るので糸引きと判断する。
【0048】このようにして糸引きを検出した場合、接
着剤塗布機を停止して作業者に通知し、作業者が接着剤
ノズルの外側に付着している接着剤を清掃する、接着剤
の出る量を減少して接着剤ノズルの外側に接着剤が付着
しないように調整する等の糸引き対策をするようにすれ
ば、常に、適正な接着剤塗布を行うことが可能になる。
【0049】
【発明の効果】本発明の接着剤認識方法とその装置は、
接着剤塗布の特殊性に合わせた画像処理を行うことによ
って、接着剤ノズルの詰まりや糸引きを正確に検出でき
るので、接着剤ノズルの詰まりや糸引き対策を適切に実
施し、接着剤の塗布位置、塗布量を、常に、望ましい状
態に維持することができ、信頼性の高い接着剤塗布が可
能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図2】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の第3実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の第1実施例の接着剤ノズル詰まりを検
出する原理を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例の接着剤ノズル詰まりを検
出する原理を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例の糸引きを検出する原理を
示す図である。
【図7】従来例の接着剤認識の原理を示す図である。
【図8】従来例による接着剤ノズル詰まりの検出可能例
を示す図である。
【図9】従来例による接着剤ノズル詰まりの検出不可能
例を示す図である。
【図10】従来例による糸引き検出の可能例と不可能例
とを示す図である。
【符号の説明】
40 画像パターン 41 接着剤パターン 42 背景 43 パターン中心 44 判定エリア 45 パターン中心 46 判定エリア 47 パターン中心 48 判定エリア 49 接着剤パターン 50 接着剤パターン 51 判定エリア 52 判定エリア 53 接着剤パターン 54 判定エリア 55 背景 61 境界 62 境界点 63 角度 64 糸引きパターン 65 ランド 66 糸引きの先端 67 マイナスの山 68 プラスの山 69 マイナスの山
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 3/34 504 D 8718−4E (72)発明者 森本 正通 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前処理プロセスにおいて、接着剤塗布装
    置の所定数の接着剤ノズルが夫々一つずつ独立に接着剤
    を塗布した接着剤塗布サンプルの画像パターンから、各
    接着剤パターンのパターン中心の位置と数とを接着剤ノ
    ズルの中心位置と数として検出し、検出されたパターン
    中心毎に接着剤ノズルの動作を判定する個々の判定エリ
    アを設定し、接着剤ノズル詰まり検出プロセスにおい
    て、前記接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズルにより
    量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像パター
    ンから、各接着剤パターンのパターン中心の位置と数と
    を検出し、前記の判定エリア内に含まれるパターン中心
    の数と前記の判定エリア外にあるパターン中心の数と前
    記接着剤ノズルの所定本数とに基づいて接着剤ノズル詰
    まりを検出することを特徴とする接着剤認識方法。
  2. 【請求項2】 前処理プロセスにおいて、接着剤塗布装
    置の所定数の接着剤ノズルが夫々一つずつ独立に接着剤
    を塗布した接着剤塗布サンプルの画像パターンから、各
    接着剤パターンのパターン中心の位置と数とを接着剤ノ
    ズルの中心位置と数として検出し、検出されたパターン
    中心毎に接着剤ノズルの動作を判定する個々の判定エリ
    アを設定し、接着剤ノズル詰まり検出プロセスにおい
    て、前記接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズルにより
    量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像パター
    ンから、前記判定エリア内の平均輝度を検出し、検出し
    た平均輝度と接着剤パターン部の輝度と背景部の輝度と
    に基づいて接着剤ノズル詰まりを検出することを特徴と
    する接着剤認識方法。
  3. 【請求項3】 接着剤塗布装置の接着剤ノズルにより量
    産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像パターン
    から、接着剤パターンの境界を検出し、検出された境界
    上の一定間隔の2つの境界点が所定方向に対してなす角
    度の変化を全境界上で検出し、検出した角度変化から、
    糸引き部分の特徴的形状を検出し、この特徴的形状によ
    り、糸引きの有無、位置、方向、糸引きの頂点位置を検
    出することを特徴とする接着剤認識方法。
  4. 【請求項4】 接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズル
    が夫々一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤塗布サン
    プルおよび前記接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズル
    により量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像
    パターンを得る撮像部と、前記接着剤塗布サンプルおよ
    び量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の各接着剤
    パターンのパターン中心の位置と数とを検出するパター
    ン中心検出手段と、検出された前記接着剤塗布サンプル
    のパターン中心毎に接着剤ノズルの動作を判定する個々
    の判定エリアを設定する判定エリア設定手段と、前記の
    判定エリア内に含まれるパターン中心の数と前記の判定
    エリア外にあるパターン中心の数と前記接着剤ノズルの
    所定本数とに基づいて接着剤ノズル詰まりを検出する判
    定手段とを有することを特徴とする接着剤認識装置。
  5. 【請求項5】 接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズル
    が夫々一つずつ独立に接着剤を塗布した接着剤塗布サン
    プルおよび前記接着剤塗布装置の所定数の接着剤ノズル
    により量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像
    パターンを得る撮像部と、前記接着剤塗布サンプルおよ
    び量産工程で接着剤を塗布された検査対象物の各接着剤
    パターンのパターン中心の位置と数とを検出するパター
    ン中心検出手段と、検出された前記接着剤塗布サンプル
    のパターン中心毎に接着剤ノズルの動作を判定する個々
    の判定エリアを設定する判定エリア設定手段と、前記接
    着剤塗布装置の複数の接着剤ノズルにより量産工程で接
    着剤を塗布された検査対象物の画像パターンから、前記
    判定エリア内の平均輝度を検出し、検出した平均輝度と
    接着剤パターン部の輝度と背景部の輝度とに基づいて接
    着剤ノズル詰まりを検出する判定手段とを有することを
    特徴とする接着剤認識装置。
  6. 【請求項6】 接着剤塗布装置の接着剤ノズルにより量
    産工程で接着剤を塗布された検査対象物の画像パターン
    を得る撮像部と、前記画像パターンの接着剤パターンの
    境界を検出する境界検出手段と、検出された境界上の一
    定間隔の2つの境界点が所定方向に対してなす角度の変
    化を全境界上で検出する角度変化検出手段と、検出した
    角度変化から、糸引き部分の特徴的形状を検出し、この
    特徴的形状により、糸引きの有無、位置、方向、糸引き
    の頂点位置を検出する糸引き検出手段とを有することを
    特徴とする接着剤認識装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001347207A (ja) * 2000-06-09 2001-12-18 Juki Corp 接着剤塗布装置
JP2011000545A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Sharp Corp 液滴塗布状態判定装置および液滴塗布状態判定方法及びそれを用いた液滴塗布装置
JP2015137953A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 三菱重工食品包装機械株式会社 ホットメルト検査装置及び方法
JP2015137954A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 三菱重工食品包装機械株式会社 ホットメルト検査装置及び方法
JP2016144775A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 大日本印刷株式会社 糊供給状況管理装置

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