JPH08247350A - 鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法 - Google Patents
鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法Info
- Publication number
- JPH08247350A JPH08247350A JP4890895A JP4890895A JPH08247350A JP H08247350 A JPH08247350 A JP H08247350A JP 4890895 A JP4890895 A JP 4890895A JP 4890895 A JP4890895 A JP 4890895A JP H08247350 A JPH08247350 A JP H08247350A
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- JP
- Japan
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- stopper ring
- cast iron
- brazing material
- insertion port
- iron pipe
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- Pending
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ろう付けが行われなかったり、接合強度が不
足したりすることのない鋳鉄管挿口のストッパリング接
合方法を提供する。 【構成】 ストッパリング3の内周面全面を、粗削り加
工をしてなる凹凸部3cで形成し、この凹凸部3cにろ
う材10を付着させ、このろう材10を付着させたスト
ッパリング3を鋳鉄管1に外嵌した後、ろう材10の付
着箇所を含む箇所を加熱してストッパリング3と鋳鉄管
1の挿口2とをろう付けして接合する。したがって、ス
トッパリング3の拡径時でも、ろう材10はストッパリ
ング3に追従し、脱落することはなく、ろう付けを確実
に行え、また、ろう材10を付着させる凹凸部3cがス
トッパリング3の内周面全面に形成されたため、溶融ろ
う材10がストッパリング3と挿口2との間に良好に広
がって確実に接合される。
足したりすることのない鋳鉄管挿口のストッパリング接
合方法を提供する。 【構成】 ストッパリング3の内周面全面を、粗削り加
工をしてなる凹凸部3cで形成し、この凹凸部3cにろ
う材10を付着させ、このろう材10を付着させたスト
ッパリング3を鋳鉄管1に外嵌した後、ろう材10の付
着箇所を含む箇所を加熱してストッパリング3と鋳鉄管
1の挿口2とをろう付けして接合する。したがって、ス
トッパリング3の拡径時でも、ろう材10はストッパリ
ング3に追従し、脱落することはなく、ろう付けを確実
に行え、また、ろう材10を付着させる凹凸部3cがス
トッパリング3の内周面全面に形成されたため、溶融ろ
う材10がストッパリング3と挿口2との間に良好に広
がって確実に接合される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳鉄管の接続部におけ
る挿口外周面に接続部離脱防止用のストッパリングを接
合する方法に関する。
る挿口外周面に接続部離脱防止用のストッパリングを接
合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、一般的に鋳鉄管1の
接続部、とくに挿口2の外周面2aには、鋼製またはダ
クタイル鋳鉄などの強靱鋳鉄製のストッパリング3が固
着されている。鋳鉄管1の接続部における挿口相手側の
受口4の内周面4aには溝5が形成されてこの溝5にロ
ックリング6が嵌着されており、このロックリング6と
ストッパリング3とが互いに係合することにより、鋳鉄
管1の接続部同士が離脱しないようになっている。な
お、図3における7はロックリング6を溝5に保持する
ためのバックアップリング、17は受口4の開口端の内
周のテーパ状のシール面4aと挿口2の外周面2aとの
間に配置されたシール材、18はシール材17を押圧す
る押輪、19は受口4の開口側端部のフランジ部に押輪
18を固定するためのT頭形ボルトである。
接続部、とくに挿口2の外周面2aには、鋼製またはダ
クタイル鋳鉄などの強靱鋳鉄製のストッパリング3が固
着されている。鋳鉄管1の接続部における挿口相手側の
受口4の内周面4aには溝5が形成されてこの溝5にロ
ックリング6が嵌着されており、このロックリング6と
ストッパリング3とが互いに係合することにより、鋳鉄
管1の接続部同士が離脱しないようになっている。な
お、図3における7はロックリング6を溝5に保持する
ためのバックアップリング、17は受口4の開口端の内
周のテーパ状のシール面4aと挿口2の外周面2aとの
間に配置されたシール材、18はシール材17を押圧す
る押輪、19は受口4の開口側端部のフランジ部に押輪
18を固定するためのT頭形ボルトである。
【0003】ストッパリング3は周方向一つ割形状とさ
れ、外力を加えない状態ではその内径寸法が鋳鉄管1の
外径よりも少し小さくなり、しまりばめとなるよう構成
にされている。そして、鋳鉄管1の挿口2における外周
面2aの先端が、ストッパリング3が外嵌される前に、
予めテーパ加工が施され、ストッパリング3はこのテー
パ部2bにより案内されながら拡径されながら挿通され
るうになっている。
れ、外力を加えない状態ではその内径寸法が鋳鉄管1の
外径よりも少し小さくなり、しまりばめとなるよう構成
にされている。そして、鋳鉄管1の挿口2における外周
面2aの先端が、ストッパリング3が外嵌される前に、
予めテーパ加工が施され、ストッパリング3はこのテー
パ部2bにより案内されながら拡径されながら挿通され
るうになっている。
【0004】従来、ストッパリング3は以下のようにし
て鋳鉄管1の挿口2に接合されていた。すなわち、図4
の(a)に示すように、このストッパリング3の内周面
3aに形成した溝部3bにろう材からなるワイヤ8を配
設するとともに、ストッパリング3の内周面3aにろう
材用のフラックス(図示せず)を塗布する。また、鋳鉄
管1の挿口2におけるストッパリング3の接合させる箇
所にも、ろう材用のフラックス(図示せず)を予め塗布
する。次に、図4の(b)に示すように、この状態でス
トッパリング3を挿口2のテーパ部2bに沿わせて圧接
状態で拡径させながら挿口2の外周面に外嵌させる。そ
して、最後に鋳鉄管1を加熱してストッパリング3の溝
部3b内のワイヤ8を溶融させることにより、図4の
(c)に示すように、ストッパリング3と鋳鉄管1の挿
口2とをろう付けして接合させていた。
て鋳鉄管1の挿口2に接合されていた。すなわち、図4
の(a)に示すように、このストッパリング3の内周面
3aに形成した溝部3bにろう材からなるワイヤ8を配
設するとともに、ストッパリング3の内周面3aにろう
材用のフラックス(図示せず)を塗布する。また、鋳鉄
管1の挿口2におけるストッパリング3の接合させる箇
所にも、ろう材用のフラックス(図示せず)を予め塗布
する。次に、図4の(b)に示すように、この状態でス
トッパリング3を挿口2のテーパ部2bに沿わせて圧接
状態で拡径させながら挿口2の外周面に外嵌させる。そ
して、最後に鋳鉄管1を加熱してストッパリング3の溝
部3b内のワイヤ8を溶融させることにより、図4の
(c)に示すように、ストッパリング3と鋳鉄管1の挿
口2とをろう付けして接合させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のストッパリングの接合方法によれば、鋳鉄管1の挿
口2にストッパリング3を拡径させながら外嵌させる際
に、ストッパリング3の溝部3bも拡がってしまうた
め、ストッパリング3の溝部3bからワイヤ8が脱落し
てろう付けが行われないことがあった。
来のストッパリングの接合方法によれば、鋳鉄管1の挿
口2にストッパリング3を拡径させながら外嵌させる際
に、ストッパリング3の溝部3bも拡がってしまうた
め、ストッパリング3の溝部3bからワイヤ8が脱落し
てろう付けが行われないことがあった。
【0006】また、ワイヤ8がストッパリング3の溝部
3bだけに設けられて、このストッパリング3の溝部3
bから鋳鉄管1の挿口2との間の隙間9に溶融金属8’
を拡散させながら流入させるため、図4の(c)に示す
ように、ストッパリング3の内周面3aと鋳鉄管1の挿
口2との間の隙間9の全面にわたって溶融金属8’が広
がりきらないことがある。この場合には、隙間9に溶融
金属8’が完全には流入していないために、ストッパリ
ング3と挿口2とが一部だけしか接合しない状態となっ
て、接合強度が不足してしまう。
3bだけに設けられて、このストッパリング3の溝部3
bから鋳鉄管1の挿口2との間の隙間9に溶融金属8’
を拡散させながら流入させるため、図4の(c)に示す
ように、ストッパリング3の内周面3aと鋳鉄管1の挿
口2との間の隙間9の全面にわたって溶融金属8’が広
がりきらないことがある。この場合には、隙間9に溶融
金属8’が完全には流入していないために、ストッパリ
ング3と挿口2とが一部だけしか接合しない状態となっ
て、接合強度が不足してしまう。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、ろう
付けが行われなかったり、接合強度が不足したりするこ
とのない鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法を提供す
ることを目的とするものである。
付けが行われなかったり、接合強度が不足したりするこ
とのない鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法は、ス
トッパリングの内周面全面を、ペースト状のろう材を保
持する凹凸部で形成し、この凹凸部に前記ろう材を付着
させ、このろう材を付着させたストッパリングを鋳鉄管
に外嵌した後、ろう材付着箇所を含む箇所を加熱してろ
う材を溶融させることにより、ストッパリングと鋳鉄管
の挿口とをろう付けして接合するものである。
に本発明の鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法は、ス
トッパリングの内周面全面を、ペースト状のろう材を保
持する凹凸部で形成し、この凹凸部に前記ろう材を付着
させ、このろう材を付着させたストッパリングを鋳鉄管
に外嵌した後、ろう材付着箇所を含む箇所を加熱してろ
う材を溶融させることにより、ストッパリングと鋳鉄管
の挿口とをろう付けして接合するものである。
【0009】
【作用】上記の鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法に
よれば、ストッパリングの凹凸部にろう材を付着させる
ため、ストッパリングが拡径された場合でも、ろう材は
ストッパリングに追随して保持され、ろう材が脱落する
ようなことはなく、したがってろう付けを確実に行うこ
とができる。また、ろう材を付着させる凹凸部がストッ
パリングの内周面全面に形成されているため、ストッパ
リングの内周面と挿口との間の隙間の全面にわたって溶
融したろう材が良好に広がって、この隙間に溶融金属が
完全に流入し、ストッパリングと挿口とが対面箇所全面
で確実に接合されて、充分な接合強度を得ることができ
る。
よれば、ストッパリングの凹凸部にろう材を付着させる
ため、ストッパリングが拡径された場合でも、ろう材は
ストッパリングに追随して保持され、ろう材が脱落する
ようなことはなく、したがってろう付けを確実に行うこ
とができる。また、ろう材を付着させる凹凸部がストッ
パリングの内周面全面に形成されているため、ストッパ
リングの内周面と挿口との間の隙間の全面にわたって溶
融したろう材が良好に広がって、この隙間に溶融金属が
完全に流入し、ストッパリングと挿口とが対面箇所全面
で確実に接合されて、充分な接合強度を得ることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、従来と同機能のものには同符号を付し、その
説明は省略する。
る。なお、従来と同機能のものには同符号を付し、その
説明は省略する。
【0011】図2に示すように、周方向一つ割で接続部
離脱防止用のストッパリング3は内周面3aの全面が粗
削り仕上げされて微小な凹凸部3cが形成されている。
この実施例においては、外径96mm,厚み3mm(したが
って内径91mm),幅26.4mmのストッパリング3に
ピッチ0.2mm,深さ0.2mmの粗削り加工が施されて
いる。
離脱防止用のストッパリング3は内周面3aの全面が粗
削り仕上げされて微小な凹凸部3cが形成されている。
この実施例においては、外径96mm,厚み3mm(したが
って内径91mm),幅26.4mmのストッパリング3に
ピッチ0.2mm,深さ0.2mmの粗削り加工が施されて
いる。
【0012】そして、鋳鉄管1の挿口外周面2aに接続
部離脱防止用のストッパリング3を接合するに先立っ
て、予めペースト状のろう材10が作られる。このペー
スト状のろう材10は、組成成分がAg−Cu−Zn−
Suからなり、粒度が200μm以下の銀ろう粉末20
gを体積比1:1でホウ砂,ホウ酸,アルコール溶液か
らなるフラックスに混入して製造された。
部離脱防止用のストッパリング3を接合するに先立っ
て、予めペースト状のろう材10が作られる。このペー
スト状のろう材10は、組成成分がAg−Cu−Zn−
Suからなり、粒度が200μm以下の銀ろう粉末20
gを体積比1:1でホウ砂,ホウ酸,アルコール溶液か
らなるフラックスに混入して製造された。
【0013】鋳鉄管1の挿口外周面2aに接続部離脱防
止用のストッパリング3を接合するに際して、図1の
(a)に示すように、まず、ストッパリング3の内周面
3aの全面に形成された凹凸部3cに、ペースト状のろ
う材10を塗布した。そして、図1の(b)に示すよう
に、このろう材10を塗布したストッパリング3を外径
が92mmの鋳鉄管1の挿口2に外嵌させた。ここで、ス
トッパリング3の内径が鋳鉄管1の外径よりも小さいた
め、ストッパリング3を挿口2の外周面2aに外嵌させ
る際に、ストッパリング3は挿口2のテーパ部2bに沿
って圧接状態で拡径することとなるが、ペースト状のろ
う材10はストッパリング3の凹凸部3cに塗布されて
付着しているため、凹凸部3cにおける凹部部分に流入
して保持される。
止用のストッパリング3を接合するに際して、図1の
(a)に示すように、まず、ストッパリング3の内周面
3aの全面に形成された凹凸部3cに、ペースト状のろ
う材10を塗布した。そして、図1の(b)に示すよう
に、このろう材10を塗布したストッパリング3を外径
が92mmの鋳鉄管1の挿口2に外嵌させた。ここで、ス
トッパリング3の内径が鋳鉄管1の外径よりも小さいた
め、ストッパリング3を挿口2の外周面2aに外嵌させ
る際に、ストッパリング3は挿口2のテーパ部2bに沿
って圧接状態で拡径することとなるが、ペースト状のろ
う材10はストッパリング3の凹凸部3cに塗布されて
付着しているため、凹凸部3cにおける凹部部分に流入
して保持される。
【0014】この後、鋳鉄管1の挿口2の内側に高周波
誘導コイル(図示せず)を配置し、ストッパリング3の
外周面の温度が700℃になるまで加熱して、図1の
(c)に示すように、ろう材10を溶融させてろう付け
した。この後、ろう付けした鋳鉄管1の挿口2とストッ
パリング3との溶着部の断面を光顕微鏡で観察したとこ
ろ、溶融したろう材10はストッパリング3の内周面3
a(凹凸部3c)と挿口2との間の隙間の全面にわたっ
て良好に広がって流入し、ストッパリング3と挿口2と
が対面箇所全面で確実に接合されていた。
誘導コイル(図示せず)を配置し、ストッパリング3の
外周面の温度が700℃になるまで加熱して、図1の
(c)に示すように、ろう材10を溶融させてろう付け
した。この後、ろう付けした鋳鉄管1の挿口2とストッ
パリング3との溶着部の断面を光顕微鏡で観察したとこ
ろ、溶融したろう材10はストッパリング3の内周面3
a(凹凸部3c)と挿口2との間の隙間の全面にわたっ
て良好に広がって流入し、ストッパリング3と挿口2と
が対面箇所全面で確実に接合されていた。
【0015】また、溶着後に、挿口2に対するストッパ
リング3の離脱阻止力を調査したところ、その離脱阻止
力は約23ton f であり、充分な接合強度が得られてい
ることが確認できた。
リング3の離脱阻止力を調査したところ、その離脱阻止
力は約23ton f であり、充分な接合強度が得られてい
ることが確認できた。
【0016】なお、上記実施例においては、接続部離脱
防止用のストッパリング3として内周面3aの全面に粗
削り加工をして凹凸部3cを形成した場合を述べたが、
さらに小さな溝部を1箇所または複数箇所に形成しても
よく、この場合には、凹凸部3cだけでなく、前記溝部
にもろう材10が保持されて溶融されることとなる。ま
た、鋳鉄管1やストッパリング3の大きさや、ろう材1
0の種類が上記のものに限られるものではないことは申
すまでもない。
防止用のストッパリング3として内周面3aの全面に粗
削り加工をして凹凸部3cを形成した場合を述べたが、
さらに小さな溝部を1箇所または複数箇所に形成しても
よく、この場合には、凹凸部3cだけでなく、前記溝部
にもろう材10が保持されて溶融されることとなる。ま
た、鋳鉄管1やストッパリング3の大きさや、ろう材1
0の種類が上記のものに限られるものではないことは申
すまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の鋳鉄管挿口のスト
ッパリングの接合方法によれば、ストッパリングの凹凸
部にろう材を付着させるため、ストッパリングが拡径さ
れた場合でも、ろう材が脱落するようなことが防止され
て、ろう付けを確実に行うことができ、また、ろう材を
付着させる凹凸部がストッパリングの内周面全面に形成
されているため、ストッパリングの内周面と挿口との間
の隙間の全面にわたって溶融したろう材が良好に広がっ
て流入し、ストッパリングと挿口とが対面箇所全面で確
実に接合されて、充分な接合強度を得ることができる。
これにより、鋳鉄管挿口とストッパリングとの接合工程
における信頼性が向上する。
ッパリングの接合方法によれば、ストッパリングの凹凸
部にろう材を付着させるため、ストッパリングが拡径さ
れた場合でも、ろう材が脱落するようなことが防止され
て、ろう付けを確実に行うことができ、また、ろう材を
付着させる凹凸部がストッパリングの内周面全面に形成
されているため、ストッパリングの内周面と挿口との間
の隙間の全面にわたって溶融したろう材が良好に広がっ
て流入し、ストッパリングと挿口とが対面箇所全面で確
実に接合されて、充分な接合強度を得ることができる。
これにより、鋳鉄管挿口とストッパリングとの接合工程
における信頼性が向上する。
【図1】(a)〜(c)はそれぞれ本発明の一実施例に
かかる鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法における各
接合工程を示す断面図である。
かかる鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法における各
接合工程を示す断面図である。
【図2】同ストッパリング接合方法のストッパリングの
断面図である。
断面図である。
【図3】鋳鉄管の継手箇所の断面図である。
【図4】(a)〜(c)はそれぞれ従来の鋳鉄管挿口の
ストッパリング接合方法における各接合工程を示す断面
図である。
ストッパリング接合方法における各接合工程を示す断面
図である。
1 鋳鉄管 2 挿口 2a 外周面 2b テーパ部 3 ストッパリング 3a 内周面 3c 凹凸部 10 ろう材
Claims (1)
- 【請求項1】 鋳鉄管の接続部における挿口外周面に接
続部離脱防止用のストッパリングを接合する方法であっ
て、ストッパリングの内周面全面を、ペースト状のろう
材を保持する凹凸部で形成し、この凹凸部に前記ろう材
を付着させ、このろう材を付着させたストッパリングを
鋳鉄管に外嵌した後、ろう材付着箇所を含む箇所を加熱
してろう材を溶融させることにより、ストッパリングと
鋳鉄管の挿口とをろう付けして接合することを特徴とす
る鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4890895A JPH08247350A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4890895A JPH08247350A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08247350A true JPH08247350A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12816367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4890895A Pending JPH08247350A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 鋳鉄管挿口のストッパリング接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08247350A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110718723A (zh) * | 2018-07-13 | 2020-01-21 | 株式会社高山 | 用于电池和燃料电池堆的热交换器 |
WO2020122688A1 (ko) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 주식회사 고산 | 배터리 및 연료전지스택용 열교환기 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4890895A patent/JPH08247350A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110718723A (zh) * | 2018-07-13 | 2020-01-21 | 株式会社高山 | 用于电池和燃料电池堆的热交换器 |
WO2020122688A1 (ko) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 주식회사 고산 | 배터리 및 연료전지스택용 열교환기 |
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