JPH0824695A - ロッドミルのロッド取替方法 - Google Patents

ロッドミルのロッド取替方法

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JPH0824695A
JPH0824695A JP18193994A JP18193994A JPH0824695A JP H0824695 A JPH0824695 A JP H0824695A JP 18193994 A JP18193994 A JP 18193994A JP 18193994 A JP18193994 A JP 18193994A JP H0824695 A JPH0824695 A JP H0824695A
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JP
Japan
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diameter
rod
rods
small
rod mill
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18193994A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Sato
泰生 左藤
Kazuhiro Nishizaki
和弘 西崎
Kyoichi Omi
恭一 大見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大小の異なる直径を有するロッドを使用する
ロッドミルで、一種類の直径のロッドのみの管理、保管
で破砕効率良く、しかも、安定したロッドミルの運転を
行う。 【構成】 ロッドミルの稼働により大径ロッドの直径が
小径ロッドの初期直径と略同等まで摩耗した時点で、摩
耗した小径ロッドを取出し、代わりに同数の大径ロッド
を装入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塊状原料を所定粒度範
囲に破砕するロッドミルのロッド取替方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、焼結原料の熱源としての粉コー
クスは、平均粒度5mm以下にロッドミルで破砕して使
用している。
【0003】このロッドミルは、図3、4に示すよう
に、両端を軸受け2a、2bで回転可能に支持した筒状
のロッドミル本体1と、被破対象の塊状コークスを原料
投入口3に供給する原料供給コンベアー5と、原料投入
口3に供給した塊状コークスをロッドミル本体1に供給
するスクリューコンベアー4と、5mm以下に破砕した
粉コークスをロッドミル本体1から排出する排出口6
と、排出口6から排出した粉コークスを搬送するベルト
コンベアー7と、減速機8を介してロッドミル本体1を
回転駆動する駆動モータ9と、ロッドミル本体1内に装
入した複数のロッド10により構成される。
【0004】そして、0.25〜3mmの収率を向上す
る事が破砕歩留り及び焼結鉱の品質上有利であることか
ら、直径90mmの大径ロッドと直径65mmの小径ロ
ッドを所定本数装入して塊状コークスを破砕する。
【0005】この破砕は、先ず、駆動モータ9を駆動
し、減速機8を介してロッドミル本体1を回転駆動す
る。そして、原料供給コンベアー5を駆動して原料投入
口3に塊状コークスを投入し、スクリューコンベアー4
でロッドミル本体1内に供給する。ロッドミル本体1内
では粉コークスを大径ロッドと小径ロッドで破砕し、排
出口6より排出する。この排出口6より排出する粉コー
クスの粒度が所定範囲内になるように排出量を調整す
る。
【0006】ロッドミル本体1内に収容したロッド10
で破砕を行っていくと、小径及び大径の各ロッド10が
順次摩耗するので、小径のロッド10が直径30mmに
なるとロッドミル本体1の運転を停止する。そして、ロ
ッドミル本体1端部のマンホール11を開放して全ての
ロッド10を取出し、直径90mmの新規大径ロッドと
直径65mmの新規小径ロッド10に取替えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロッドミル
本体1内に直径90mmの新規大径ロッドと直径65m
mの新規小径ロッドを装入使用するので常に直径の異な
る2種類のロッドを管理、保管しなければならず、その
業務が煩雑となる。更に、大径ロッドが直径55m
m、小径ロッドが直径30mm程度に達するまで使用す
るので、ロッドミル本体1内におけるロッド10の重量
が68%程度減少して破砕効率が大幅に低減する。小
径ロッドを前記のように直径30mm程度まで使用する
ので、ロッドミルの運転中に小径ロッドの折損、湾曲が
発生する場合が多く、安定したロッドミルの運転が出来
ない場合がある等の問題があった。
【0008】本発明は上記大小の異なる直径を有するロ
ッドを使用するロッドミルで、一種類の直径のロッドの
みの管理、保管で破砕効率良く、しかも、安定したロッ
ドミルの運転を行うことができるロッド取替方法を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、大径ロッドと
小径ロッドを用いて塊状原料を破砕するロッドミルのロ
ッド取替方法において、該ロッドミルの稼働により大径
ロッドの直径が小径ロッドの初期直径と略同等まで摩耗
した際、摩耗した小径ロッドを大径ロッドに取替えるこ
とを特徴とするロッドミルのロッド取替方法である。
【0010】
【作用】初期直径が90mmの大径ロッドと初期直径が
65mmの小径ロッドを用いてコークスを破砕する場
合、ロッドミルの稼働に伴う大径ロッド、小径ロッドの
摩耗量は略同一である。このため、例えば初期直径が9
0mmの大径ロッドが直径65mmになった際には、初
期直径が65mmの小径ロッドは直径40mmになって
いる。そこで、本発明では、直径40mmになった小径
ロッドを取出し、これと同数の初期直径90mmの大径
ロッドを装入することにした。即ち、直径90mmの大
径ロッドのみを補充すれば良いので、保管するロッドを
90mmの大径ロッドのみとする事が出来、ロッドの保
管業務が単純化する。
【0011】更に、ロッドミル本体1内に於けるロッド
は直径が90mmから65mmの範囲の大径ロッドと直
径が65mmから40mmの小径ロッドであり、前記従
来例に比してロッドの減少率が53%と少なく、したが
ってロッドミルの破砕効率の低下が少なく、しかも、取
替え時の小径ロッドの直径が40mm程度であることか
ら、ロッドの折損、湾曲の発生が殆どなく、安定したロ
ッドミルの稼働が出来る。
【0012】本発明では、直径90mmの大径ロッドが
65mmになった事を検知する必要がある。ロッドミル
本体1を停止してロッドの直径を実測するのでは、多大
の労力を必要とする。しかし、ロッドミルの稼働時間と
ロッドの摩耗量は図1に示すように直線関係にあるの
で、図1とロッドミルの稼働時間により大径ロッドの摩
耗量が予測出来、これにより減少する大径ロッドの直径
を推定可能である。そこで、これを基に大径ロッドの直
径が65mmになるロッドミルの稼働時間を予め設定し
ておき、ロッドミルの実稼働時間が設定稼働時間になっ
た際に40mmになった小径ロッドを取出し、90mm
の大径ロッドを装入すればよい。
【0013】小径ロッドはロッドミルの稼働に伴い大径
ロッドと同様に直径が減少し、その直径が40mmに近
くなると稼働中に折損、湾曲し易くなるが、折損、湾曲
が発生するとロッドミルの破砕効率が急激に低下してロ
ッドミル本体内への塊状原料の供給速度が減少する。そ
こで、ロッドミルの稼働時間が前記設定値に達しない場
合であっても、ロッドミル本体内への塊状原料の供給速
度が設定下限値に達した場合には同様にロッドを取替え
るのが好ましい。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4を参照して説
明する。
【0015】本例は、初期直径90mmの大径ロッドを
109本、初期直径65mmの小径ロッドを109本収
容した公称破砕能力40t/Hのロッドミルで粒度20
〜1mm(平均粒度7mm)の塊状コークスを粒度5〜
0.1mm(平均粒度1.6mm)に破砕する場合に付
いて実施した。尚、ロッドミルの構造は前述の従来のロ
ッドミルと同様であり、説明は省略する。
【0016】先ず、ロッドの摩耗試験及び過去の実績か
ら本ロッドミルの稼働時間とロッドの摩耗量の関係を求
め、更に、ロッドミル本体内へ塊状コークスを供給する
速度とロッドの摩耗量との関係を求めた。この各関係を
図1、図2に示す。図1、図2から、ロッドミル本体1
内に初期直径90mmの大径ロッド10と初期直径65
mmの小径ロッド10を装入して塊状コークスを破砕し
ているロッドミルの稼働時間が500時間又はロッドミ
ルへの供給速度が25t/Hになると、ロッド10の直
径が25mm摩耗して大径ロッドの直径が65mmとな
り、小径ロッドの直径が40mmとなることがわかる。
【0017】そこで、稼働時間が500時間を越えた
か、ロッドミル本体1内への塊状コークスの供給速度が
25t/H未満になったことを確認したら、原料供給コ
ンベアー5の稼働を停止して原料投入口3への塊状コー
クスの投入を中止した後、スクリューコンベアー4の稼
働を停止する。その後、ロッドミル本体1の排出口6よ
り破砕した粉コークスの排出が無くなると、駆動モータ
9を停止してロッドミル本体1の運転を休止する。所定
時間後、マンホール11を開放して、直径が40mmに
なった小径ロッド10を作業者が確認しながらロッドミ
ル本体1内からロッド取替設備により109本全部取出
す。
【0018】初期直径90mmの新規な大径ロッド10
を取出した直径40mmの小径ロッド本数と同本数の1
09本だけロッド取替設備によりマンホール11から装
入する。この際、前回装入した直径90mmのロッド1
0は直径が25mm摩耗して直径が略65mmになって
いるので、ロッドミル本体1内は直径90mmのロッド
10と直径65mmのロッド10の組合せとなる。
【0019】開放したマンホール11を閉塞した後、駆
動モータ9を駆動してロッドミル本体1の運転を開始す
ると共に、原料供給コンベアー5、スクリューコンベア
ー4を運転する。原料供給コンベアー5を介して原料投
入口3内に塊状コークスを投入し、更に、この塊状コー
クスをスクリューコンベアー4を介してロッドミル本体
1内に供給する。この際、排出口6より排出する粉コー
クスの粒度を測定して、粒度5〜0.1mmになるよう
に原料供給コンベアー5の移送速度を調整し、ロッドミ
ル本体1内への塊状コークスの供給速度Rnを調整す
る。この初期塊状コークス供給速度Rnを数1式(1)
に代入する。そして、式(1)に稼働時間を代入して求
めたコークス供給速度Yになるように原料投入口3に投
入する塊状コークス量を調整して、ロッドミル本体1の
排出口6より破砕した粉コークスを排出する。
【0020】
【数1】 コークス供給速度Y=Rn±X+a(T−300) …(1) 但し、X:補正係数 a:経年変化率 T:稼働時間
【0021】ロッドミル本体1内に収容した大径、小径
の各ロッド10で塊状コークスを破砕するとロッド10
が順次摩耗する。そこで、前記操作を繰り返す。
【0022】尚、ロッドミル本体1に供給する塊状コー
クス量を式(1)により求める他、ロッドミル本体1の
排出口6より排出する粉コークスの粒度を定期的に直接
測定し、これに基づいてロッドミル本体1に供給する塊
状コークス量を決定しても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明は、大小の異なる直径を有するロ
ッドを使用する場合に、一種類の直径のロッドのみの管
理、保管でよいので保管業務が簡素化し、更に、ロッド
ミル本体内のロッド重量減少率が少なくなるので破砕効
率が良く、しかも、ロッドの折損、湾曲が殆どなくなり
安定したロッドミルの運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッドミルの稼動時間とロッド摩耗量との関係
を示す図である。
【図2】ロッドミル本体への塊状コークス供給速度とロ
ッド摩耗量との関係を示す図である。
【図3】ロッドミルの簡略平面図である。
【図4】ロッドミルの簡略側面図である。
【符号の説明】 1 ロッドミル本体 2a 軸受け 2b 軸受け 3 原料投入口 4 スクリューコンベアー 5 原料供給コンベアー 6 排出口 7 ベルトコンベアー 8 減速機 9 駆動モータ 10 ロッド 11 マンホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径ロッドと小径ロッドを用いて塊状原
    料を破砕するロッドミルのロッド取替方法において、該
    ロッドミルの稼働により大径ロッドの直径が小径ロッド
    の初期直径と略同等まで摩耗した際、摩耗した小径ロッ
    ドを大径ロッドに取替えることを特徴とするロッドミル
    のロッド取替方法。
JP18193994A 1994-07-12 1994-07-12 ロッドミルのロッド取替方法 Withdrawn JPH0824695A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09187476A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Kao Corp 吸収性物品
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Effective date: 20011002