JPH08245B2 - ウェブ偏り修正ロール - Google Patents
ウェブ偏り修正ロールInfo
- Publication number
- JPH08245B2 JPH08245B2 JP2417755A JP41775590A JPH08245B2 JP H08245 B2 JPH08245 B2 JP H08245B2 JP 2417755 A JP2417755 A JP 2417755A JP 41775590 A JP41775590 A JP 41775590A JP H08245 B2 JPH08245 B2 JP H08245B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- edging
- flange
- web
- rolls
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/08—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
- B21B1/088—H- or I-sections
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フランジを有する形鋼
のエッジング圧延装置におけるウェブ偏り修正ロールに
関するもので、Ｈ形鋼，及び類似形鋼の種々多様な寸法
のフランジ先端の整形と鍛練を高精度に行う分野で利用
されるロールである。
のエッジング圧延装置におけるウェブ偏り修正ロールに
関するもので、Ｈ形鋼，及び類似形鋼の種々多様な寸法
のフランジ先端の整形と鍛練を高精度に行う分野で利用
されるロールである。
【０００２】
【従来の技術】Ｈ形鋼，及び類似形鋼の圧延は、ユニバ
ーサル圧延機で行われるのが一般的であるが、この方法
はブレークダウンミルで鋼片をＨ型に類似した形状に粗
造形した後、図４に示す上下水平ロール２２ａと左右堅
ロール２２ｂを備えたユニバーサル圧延機２２により、
ウェブとフランジの厚さを圧下する。この際フランジの
幅方向を圧下鍛練し、形状寸法のバラツキを修正するた
めのエッジング圧延機２３がユニバーサル圧延機２２と
連続して設置されている。
ーサル圧延機で行われるのが一般的であるが、この方法
はブレークダウンミルで鋼片をＨ型に類似した形状に粗
造形した後、図４に示す上下水平ロール２２ａと左右堅
ロール２２ｂを備えたユニバーサル圧延機２２により、
ウェブとフランジの厚さを圧下する。この際フランジの
幅方向を圧下鍛練し、形状寸法のバラツキを修正するた
めのエッジング圧延機２３がユニバーサル圧延機２２と
連続して設置されている。
【０００３】この圧延機群によれば、ウェブとフランジ
の厚さはかなりの範囲で調整が可能で、同一のロールに
より断面性能の異なるサイズの形鋼を圧延できる。
の厚さはかなりの範囲で調整が可能で、同一のロールに
より断面性能の異なるサイズの形鋼を圧延できる。
【０００４】図４に示すレイアウトは最も代表的な例で
あり、更にユニバーサル圧延機２２とエッジング圧延機
２３を複数台配置している例、或はユニバーサル圧延機
２２とエッジング圧延機２３を連続的に配置している場
合もある。
あり、更にユニバーサル圧延機２２とエッジング圧延機
２３を複数台配置している例、或はユニバーサル圧延機
２２とエッジング圧延機２３を連続的に配置している場
合もある。
【０００５】ところでエッジング圧延機の圧延状態は、
図５に示すようにウェブ部１１を上下一対の水平ロール
２５で拘束するのが基本であるが、実際には、被圧延材
のフランジ片幅Ｌｆがユニバーサル圧延のパスを重ねる
とともに長くなるため、クリアランスＣ，Ｃ′の発生を
余儀なくしている。
図５に示すようにウェブ部１１を上下一対の水平ロール
２５で拘束するのが基本であるが、実際には、被圧延材
のフランジ片幅Ｌｆがユニバーサル圧延のパスを重ねる
とともに長くなるため、クリアランスＣ，Ｃ′の発生を
余儀なくしている。
【０００６】このクリアランスＣ，Ｃ′は、被圧延材の
温度変化，鋼種変化もしくは製品の厚み違いからくる圧
下量と幅拡がり量の差、更には負荷バランスのためのパ
ススケジュールの修正等、圧延条件の変化に対しての調
整余裕代，或はロールの摩耗に対しての調整代としても
不可欠である。
温度変化，鋼種変化もしくは製品の厚み違いからくる圧
下量と幅拡がり量の差、更には負荷バランスのためのパ
ススケジュールの修正等、圧延条件の変化に対しての調
整余裕代，或はロールの摩耗に対しての調整代としても
不可欠である。
【０００７】前記のエッジング圧延の基本条件から、Ｈ
形鋼の現有製品規格はフランジ片幅Ｌｆが国内，国外の
規格はいずれも各シリーズ内に於いて一定となってお
り、ウェブ厚さの変化に伴ってフランジ幅が変化してい
る。このことは利用技術面からはフランジ幅が各シリー
ズで一定である方が好都合であることと矛盾している
が、フランジ幅を一定にするためにはエッジャーロール
の組替を必要とし、製造コストに影響する等から、利用
分野へ無理を強いているのが現状である。
形鋼の現有製品規格はフランジ片幅Ｌｆが国内，国外の
規格はいずれも各シリーズ内に於いて一定となってお
り、ウェブ厚さの変化に伴ってフランジ幅が変化してい
る。このことは利用技術面からはフランジ幅が各シリー
ズで一定である方が好都合であることと矛盾している
が、フランジ幅を一定にするためにはエッジャーロール
の組替を必要とし、製造コストに影響する等から、利用
分野へ無理を強いているのが現状である。
【０００８】ところで現状のエッジング圧延は、前記図
５に示す如くクリアランスＣ，Ｃ′が上下にあるため
に、被圧延材のウェブ１１の位置が正確にフランジ１２
の中心位置にならず、図６（ａ），（ｂ）に示すように
中心偏り（Weboff −center) を生じる場合がある。
５に示す如くクリアランスＣ，Ｃ′が上下にあるため
に、被圧延材のウェブ１１の位置が正確にフランジ１２
の中心位置にならず、図６（ａ），（ｂ）に示すように
中心偏り（Weboff −center) を生じる場合がある。
【０００９】古くからこのウェブ偏りを矯正する方法と
してユニバーサル圧延機２２の前後面テーブルをパス毎
に調整する方法、あるいはフランジ部をローラーガイド
で拘束して強制的に付け替える方法等が実施されている
が、いずれも安定して良好な圧延状態を維持することが
困難で、エッジングロールでのクリアランスＣ，Ｃ′を
極力少なくする努力が払われているのが現状である。
してユニバーサル圧延機２２の前後面テーブルをパス毎
に調整する方法、あるいはフランジ部をローラーガイド
で拘束して強制的に付け替える方法等が実施されている
が、いずれも安定して良好な圧延状態を維持することが
困難で、エッジングロールでのクリアランスＣ，Ｃ′を
極力少なくする努力が払われているのが現状である。
【００１０】最近のウェブ偏り修正の技術例として、特
開昭６３−１５４２０４号公報に開示されたＨ形鋼及び
類似形鋼のエッジング圧延装置がある。これを図７に示
す。
開昭６３−１５４２０４号公報に開示されたＨ形鋼及び
類似形鋼のエッジング圧延装置がある。これを図７に示
す。
【００１１】この方式は、ウェブ拘束カラー１７で被圧
延材のウェブ部１１を拘束し、フランジ先端を圧下用作
動ロール２０で圧下する方式であり、理論的にはこの方
式でウェブ偏りは修正可能である。
延材のウェブ部１１を拘束し、フランジ先端を圧下用作
動ロール２０で圧下する方式であり、理論的にはこの方
式でウェブ偏りは修正可能である。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方式は以下
の課題がある。
の課題がある。
【００１３】エッジングされる被圧延材のフランジ先端
部が圧下作動ロール２０とウェブ拘束カラー１７間に入
り込み、噛み出し状の疵を発生する恐れがある。
部が圧下作動ロール２０とウェブ拘束カラー１７間に入
り込み、噛み出し状の疵を発生する恐れがある。
【００１４】圧下作動ロール２０はフランジ先端を直角
に整形する必要があり、このためロール２０のコーナー
部２０ａにはＲを付加することが出来ないので、フラン
ジ先端をエッジングする時の荷重で欠損することが考え
られる。
に整形する必要があり、このためロール２０のコーナー
部２０ａにはＲを付加することが出来ないので、フラン
ジ先端をエッジングする時の荷重で欠損することが考え
られる。
【００１５】圧下作動ロール２０はエッジングにより摩
耗するが、通材部のみの局部摩耗であるため圧下作動ロ
ール２０が傾き、バックアップロール１９からの回転力
が伝わりにくくなる欠点がある。
耗するが、通材部のみの局部摩耗であるため圧下作動ロ
ール２０が傾き、バックアップロール１９からの回転力
が伝わりにくくなる欠点がある。
【００１６】軸部１８に軸受４０を介して回転自在に取
付けられたウェブ拘束カラー１７、及びバックアップロ
ール１９を介して回転力を伝えるとともに、任意の開度
に調整する装置が必要がある等、非常に設備的に複雑で
高価になる欠点がある。
付けられたウェブ拘束カラー１７、及びバックアップロ
ール１９を介して回転力を伝えるとともに、任意の開度
に調整する装置が必要がある等、非常に設備的に複雑で
高価になる欠点がある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き問題
点を有利に解決したものであり、その要旨は、フランジ
を有する形鋼のエッジング圧延装置において、形鋼のウ
エブ部分を軽圧下する駆動水平ロールに対し、フランジ
先端部をエッジングする左右一対の水平無駆動のエッジ
ングロールを水平駆動ロールとは別に、水平駆動ロール
軸に対して平行な軸芯となるように配置し、左右それぞ
れの無駆動ロールは単独に上、下方向に圧下することを
可能としたウエブ偏り修正ロールであり、また前記駆動
水平ロール側面を凹状に旋削し、左右一対のエッジング
ロールを内歯車のごとく配置したウエブ偏り修正ロール
である。
点を有利に解決したものであり、その要旨は、フランジ
を有する形鋼のエッジング圧延装置において、形鋼のウ
エブ部分を軽圧下する駆動水平ロールに対し、フランジ
先端部をエッジングする左右一対の水平無駆動のエッジ
ングロールを水平駆動ロールとは別に、水平駆動ロール
軸に対して平行な軸芯となるように配置し、左右それぞ
れの無駆動ロールは単独に上、下方向に圧下することを
可能としたウエブ偏り修正ロールであり、また前記駆動
水平ロール側面を凹状に旋削し、左右一対のエッジング
ロールを内歯車のごとく配置したウエブ偏り修正ロール
である。
【００１８】
【作用】以下作用とともに、本発明の構成を図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【００１９】図１において、１は被圧延材のウェブ１１
を軽圧下する駆動水平ロールで、アーバー２に本実施例
では焼嵌で取付けられ、モーターにより駆動されてい
る。３は水平ロールチョックで、ベアリングを内蔵して
アーバー２の軸受となっている。４は被圧延材のフラン
ジ１２の先端をエッジングするロールで、Ｈ形鋼の実施
例では、左右にそれぞれ２個づつ、ベアリング６により
フレーム５に回転自在に取付けられている。
を軽圧下する駆動水平ロールで、アーバー２に本実施例
では焼嵌で取付けられ、モーターにより駆動されてい
る。３は水平ロールチョックで、ベアリングを内蔵して
アーバー２の軸受となっている。４は被圧延材のフラン
ジ１２の先端をエッジングするロールで、Ｈ形鋼の実施
例では、左右にそれぞれ２個づつ、ベアリング６により
フレーム５に回転自在に取付けられている。
【００２０】またこのフレーム５は、図２に示すように
圧下スクリュー７で上下方向に調整ができるようにハウ
ジング（図示せず）の内側に取り付けられ、メネジを持
ったウォームホィール８，これの軸受９，ウォーム１０
からなる圧下装置で支えられており、各エッジングロー
ル４により、それぞれ単独に圧下することが可能であ
る。
圧下スクリュー７で上下方向に調整ができるようにハウ
ジング（図示せず）の内側に取り付けられ、メネジを持
ったウォームホィール８，これの軸受９，ウォーム１０
からなる圧下装置で支えられており、各エッジングロー
ル４により、それぞれ単独に圧下することが可能であ
る。
【００２１】又このエッジングロール４は、フランジ先
端に噛み出し等の不良が発生しないように、駆動水平ロ
ール１側部を凹状旋削して凹部１Ａを形成し、この部分
に内歯車のごとく配置し駆動水平ロール１と５〜３０ｍ
ｍオーバーラップして設置されている。このことはエッ
ジングロール４端部に荷重が集中するのを防いでおり、
ロール欠損防止にもつながっている。
端に噛み出し等の不良が発生しないように、駆動水平ロ
ール１側部を凹状旋削して凹部１Ａを形成し、この部分
に内歯車のごとく配置し駆動水平ロール１と５〜３０ｍ
ｍオーバーラップして設置されている。このことはエッ
ジングロール４端部に荷重が集中するのを防いでおり、
ロール欠損防止にもつながっている。
【００２２】フレーム５間の１３は圧下装置のネジ部の
ガタを除くための、バランスシリンダーである。
ガタを除くための、バランスシリンダーである。
【００２３】
【実施例】図３はＨ形鋼のフランジ１２先端がエッジン
グロール４により圧延されている状態を示している。
グロール４により圧延されている状態を示している。
【００２４】Ｈ３００×１５０の中間ユニバーサル圧延
部でのエッジング圧延の状態で説明する。Ｄｗ＝７５０
ｍｍ，ｄφ＝１５０ｍ，ウェブ内幅Ｂｉ＝２８０ｍｍ，
フランジ厚ｔＦ＝２０ｍ，フランジ先端のエッジング量
δS 及びδU は最大で１０ｍｍ程度とし、水平ロール１
によるウェブ１１の軽圧下量ΔｔW ＝ｔW1−ｔw2＝０．
２ｍｍとし、熱間変形抵抗Ｋｆｍ＝１０ｋｇ／ｍｍ2 と
した場合、
部でのエッジング圧延の状態で説明する。Ｄｗ＝７５０
ｍｍ，ｄφ＝１５０ｍ，ウェブ内幅Ｂｉ＝２８０ｍｍ，
フランジ厚ｔＦ＝２０ｍ，フランジ先端のエッジング量
δS 及びδU は最大で１０ｍｍ程度とし、水平ロール１
によるウェブ１１の軽圧下量ΔｔW ＝ｔW1−ｔw2＝０．
２ｍｍとし、熱間変形抵抗Ｋｆｍ＝１０ｋｇ／ｍｍ2 と
した場合、
【００２５】水平ロール１にかかる反力Ｐw は、数１と
なる。
なる。
【００２６】
【数１】
【００２７】フランジ先端を圧下するエッジングロール
４にかかる反力ＰFは、数２となる。
４にかかる反力ＰFは、数２となる。
【００２８】
【数２】
【００２９】水平ロール１を駆動し、ウェブ部分１１を
軽圧下し、エッジングロール４は無駆動（回転自在）で
フランジ先端のエッジング圧延を行うためには、水平ロ
ール１の圧延方向の力Ｆw がエッジングロール４の反圧
延方向の力Ｆf よりも大でなければならない。 Ｆw ＝Ｐw ×μ1 μ1 ＝ロール１と被圧延材の摩擦係数≒０．３ Ｆw ＝２４２００ｋｇ×０．３＝７２６０ｋｇ Ｆf ＝ＰF ×μ2 μ2 ＝ロール４の軸受の摩擦係数≒０．００５ Ｆf ＝７７００ｋｇ×２×０．００５＝７７ｋｇ Ｆw ＞Ｆf であり問題無く本方式によるエッジング圧延が可能である。
軽圧下し、エッジングロール４は無駆動（回転自在）で
フランジ先端のエッジング圧延を行うためには、水平ロ
ール１の圧延方向の力Ｆw がエッジングロール４の反圧
延方向の力Ｆf よりも大でなければならない。 Ｆw ＝Ｐw ×μ1 μ1 ＝ロール１と被圧延材の摩擦係数≒０．３ Ｆw ＝２４２００ｋｇ×０．３＝７２６０ｋｇ Ｆf ＝ＰF ×μ2 μ2 ＝ロール４の軸受の摩擦係数≒０．００５ Ｆf ＝７７００ｋｇ×２×０．００５＝７７ｋｇ Ｆw ＞Ｆf であり問題無く本方式によるエッジング圧延が可能である。
【００３０】
【発明の効果】本発明により、ユニバーサル圧延で発生
したフランジ片幅差を左右それぞれ単独に圧下調整する
ことで、上下フランジ片幅差のケース、左上フランジ片
幅が左下より長く右上フランジ片幅が右下より短いケー
ス、あるいはその逆といかなるケースにおいても、フラ
ンジ片幅差の修正が簡単にしかもロール端面を欠損する
ことなく、フランジ先端形状の問題も発生せず、ロール
が少々摩耗していても安定的にエッジング圧延を可能な
らしめるものである。またウェブ部分を水平ロールで常
に軽圧下しており、フランジ片幅を制御する４本のエッ
ジングロールは各々単独に圧下調整が可能であるので、
いかなるフランジ寸法のＨ形鋼でも圧延でき、多サイズ
少量生産にも対応できるとともに、そのためのロール交
換作業も不要となり、生産能率が向上すると共に、ロー
ル原単位も大幅に向上する。更に、初期パスから最終パ
スまで一貫してウェブ拘束のエッジング圧延が可能であ
るほか、各々の単独圧下調整機能を用いることで、ウェ
ブ偏り，フランジ幅の寸法精度を容易に向上させること
ができる。
したフランジ片幅差を左右それぞれ単独に圧下調整する
ことで、上下フランジ片幅差のケース、左上フランジ片
幅が左下より長く右上フランジ片幅が右下より短いケー
ス、あるいはその逆といかなるケースにおいても、フラ
ンジ片幅差の修正が簡単にしかもロール端面を欠損する
ことなく、フランジ先端形状の問題も発生せず、ロール
が少々摩耗していても安定的にエッジング圧延を可能な
らしめるものである。またウェブ部分を水平ロールで常
に軽圧下しており、フランジ片幅を制御する４本のエッ
ジングロールは各々単独に圧下調整が可能であるので、
いかなるフランジ寸法のＨ形鋼でも圧延でき、多サイズ
少量生産にも対応できるとともに、そのためのロール交
換作業も不要となり、生産能率が向上すると共に、ロー
ル原単位も大幅に向上する。更に、初期パスから最終パ
スまで一貫してウェブ拘束のエッジング圧延が可能であ
るほか、各々の単独圧下調整機能を用いることで、ウェ
ブ偏り，フランジ幅の寸法精度を容易に向上させること
ができる。
【図１】本発明の実施例の一部断面としたエッジング圧
延ロール全体正面図である。
延ロール全体正面図である。
【図２】本発明のフランジ先端エッジングロールの圧下
調整装置の側面図である。
調整装置の側面図である。
【図３】本発明のエッジング圧延状態を示す側面図であ
る。
る。
【図４】ユニバーサルミルとエッジングミルの配置を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図５】エッジングミルでのウェブタッチなし圧延の状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図６】エッジングミルでの偏り不良の状況を示す断面
図である。
図である。
【図７】従来例の特開昭６３−１５４２０４のウェブ偏
り修正技術例を示す側面図および正面図である。
り修正技術例を示す側面図および正面図である。
１ ウェブ軽圧下用の駆動水平ロール ２ 動力伝達用アーバー ３ 水平ロールチョック ４ フランジ先端エッジングロール ５ エッジングロールフレーム ６ エッジングロール軸受 ７ 圧下スクリュー ８ ウォームホィール ９ 軸受 １０ ウォーム １１ 被圧延材ウェブ １２ 被圧延材フランジ １３ バランスシリンダー
Claims (2)
- 【請求項１】フランジを有する形鋼のエッジング圧延装
置において、形鋼のウエブ部分を軽圧下する駆動水平ロ
ールに対し、フランジ先端部をエッジングする左右一対
の水平無駆動のエッジングロールを水平駆動ロールとは
別に、水平駆動ロール軸に対して平行な軸芯となるよう
に配置し、左右それぞれの無駆動ロールは単独に上、下
方向に圧下することを可能としたウエブ偏り修正ロー
ル。 - 【請求項２】 駆動水平ロール側面を凹状に旋削し、左
右一対のエッジングロールを内歯車のごとく配置した請
求項１記載のウェブ偏り修正ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417755A JPH08245B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ウェブ偏り修正ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2417755A JPH08245B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ウェブ偏り修正ロール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04228211A JPH04228211A (ja) | 1992-08-18 |
| JPH08245B2 true JPH08245B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=18525801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2417755A Expired - Lifetime JPH08245B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | ウェブ偏り修正ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08245B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114406017B (zh) * | 2022-01-27 | 2023-11-21 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种自适应纠偏辊 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5128332A (ja) * | 1974-09-02 | 1976-03-10 | Suntory Ltd | |
| JPS526582A (en) * | 1975-07-04 | 1977-01-19 | Hitachi Ltd | Method of measuring plutonium content in reactor fuel |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2417755A patent/JPH08245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04228211A (ja) | 1992-08-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960702 |