JPH08245467A - ビタミンd合成中間体の製造方法 - Google Patents

ビタミンd合成中間体の製造方法

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JPH08245467A
JPH08245467A JP5091195A JP5091195A JPH08245467A JP H08245467 A JPH08245467 A JP H08245467A JP 5091195 A JP5091195 A JP 5091195A JP 5091195 A JP5091195 A JP 5091195A JP H08245467 A JPH08245467 A JP H08245467A
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Han Hatayama
範 畑山
Mugio Nishizawa
麦夫 西沢
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式(I)で表される化合物に、一般式
(II) で表される化合物を作用させることにより、一般式(I
II) 具体的には、例えば (式中、R910は、同一または異なって、水素原子ま
たは保護基を有していてもよい水酸基を示す。)表され
る化合物を製造する方法。 【効果】 本発明の製造方法により、20位の立体配位
が天然型であるような22−オキサビタミンD誘導体お
よびその合成中間体を立体選択的に合成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビタミンDおよびビタ
ミンD合成中間体を立体選択的に合成する製造方法に関
する。さらに詳しくは、本発明は、天然型ビタミンDの
20位の立体配位と逆の立体配位を有する化合物を合成
するための中間体を立体選択的に合成するための製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ビタミンD誘導体の立体異性体
が、抗腫瘍活性や免疫抑制活性を有することが明らかに
なり、大きな注目を浴びている。例えば式(XII)
【化12】 で表されるKH1060は現在免疫抑制剤として開発中
である。
【0003】上記のKH1060の20位の立体配位は
天然型ビタミンDの配位とは逆であり、この非天然型立
体配位を有するビタミンDおよびビタミンD合成中間体
の合成方法としては、例えば特表平4ー503669号
公報に記載されているような、20位のカルボニル基を
LiAlH4やNaBH4等で還元した後、アルキル化す
る方法などが開発されている。しかし、この方法には、
得られる化合物の立体選択性が低く、また、アルキル化
の反応性が悪いために側鎖に誘導できる置換基の種類が
限られるという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、現在ま
での所、20位の立体配位が天然型ビタミンDのものと
と逆であるビタミンDおよびビタミンD合成中間体を立
体選択的に得ることができる合成法として満足できるも
のは未だに開発されるに至っていない。そこで、ビタミ
ンDおよびビタミンD合成中間体の新規な合成法を提供
すべく本発明が開発された。すなわち本発明の目的は、
一般式(I)に示されるカルボニル基を還元的にアルキ
ル化する新しい合成法を提供することである。さらに詳
しくは、本発明の目的は、天然型のビタミンDおよびビ
タミンD合成中間体の20位の立体配位とは逆である立
体配位を有するビタミンDおよびビタミンD合成中間体
を立体選択的に合成することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、ビタミンDの20位に相当する位置のケトンを還元
的にアルキル化する反応が立体選択的に進行することを
見い出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、一般式(I)
【化13】 (式中、R1、R2、R3は、同一または異なって、水素
原子または保護基を有していてもよい水酸基を示すか、
またはR1、R2は一般式(I)中のビシクロ(4,3,
0)ノナン環とともに置換基を有していてもよいステロ
イド環を形成するか、またはR2、R3は一緒になって二
重結合を形成し、一般式(I)中のビシクロ(4,3,
0)ノナン環とともに、置換基を有していてもよく保護
されていてもよいビタミンD骨格を形成することを示
す。)で表される化合物に、一般式(II)
【化14】 (式中、R4は置換基を有していてもよい炭素数2〜1
5のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数2〜
15のアルケニル基または置換基を有していてもよい炭
素数2〜15のアルキニル基を示し、R5、R6、R
7は、同一または異なって、低級アルキル基またはアリ
ール基を示す。)で表される化合物を作用させることに
より、一般式(III)
【化15】 (式中、R1、R2、R3は、同一または異なって、水素
原子または保護基を有していてもよい水酸基を示すか、
またはR1、R2は一般式(I)中のビシクロ(4,3,
0)ノナン環とともに置換基を有していてもよいステロ
イド環を形成するか、またはR2、R3は一緒になって二
重結合を形成し、一般式(I)中のビシクロ(4,3,
0)ノナン環とともに、置換基を有していてもよく保護
されていてもよいビタミンD骨格を形成することを示
す。R4は置換基を有していてもよい炭素数2〜15の
アルキル基、置換基を有していてもよい炭素数2〜15
のアルケニル基または置換基を有していてもよい炭素数
2〜15のアルキニル基を示す。)で表される化合物を
製造する方法に関する。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、上記の反
応は還元条件下で行われ、さらに好ましい態様によれ
ば、上記の反応は酸とヒドロシランの存在下で行われ
る。また、本発明のもう一つの好ましい態様によれば、
上記の一般式(II)の式中のR4は、保護基を有してい
てもよい水酸基で置換された炭素数2〜15のアルキル
基である。
【0008】本発明における水酸基の保護基の例として
は、アシル基、置換シリル基、置換アルキル基などが挙
げられ、好ましくはアシル基、置換シリル基である。ア
シル基の例としてはアセチル基、ベンゾイル基、置換ア
セチル基、置換ベンゾイル基等の他、カーボネート型や
カーバメート型のものも含み、特に好ましいものとして
アセチル基が挙げられる。置換シリル基の例としては、
トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソプ
ロピルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、t−ブ
チルジフェニルシリル基などが挙げられ、特に好ましい
ものとしてt−ブチルジメチルシリル基が挙げられる。
【0009】一般式(I)中のR1、R2、R3の定義に
おいて、ビシクロ(4,3,0)ノナン環とR1、R2
一緒になって形成する置換基を有していてもよいステロ
イド環における置換基とは、反応に不活性なものであれ
ばよく、特に好ましいものとして、保護基を有していて
もよい水酸基が挙げられる。ステロイド環は、不飽和結
合を有していてもよく、また、ジエンの保護基として導
入される、4−フェニル−1,2,4−トリアゾリン−
3,5−ジオン、マレイン酸ジエチルなどのジエノファ
イルの付加体であってもよい。
【0010】一般式(I)中のR1、R2、R3の定義にお
いて、ビシクロ(4,3,0)ノナン環とR2,R3が一
緒になって形成する置換基を有していてもよく保護され
ていてもよいビタミンD骨格における置換基とは、反応
に不活性なものであればよく、特に好ましいものとし
て、保護基を有していてもよい水酸基が挙げられる。ま
た、ビタミンD骨格はSO2を付加させることなどによ
り保護されていてもよい。
【0011】本発明において、一般式(I)で表される
化合物の好ましい例としては、例えば、一般式(IV)
【化16】 (式中、R8はアシル基または置換シリル基を示す。)
で表される化合物、または、一般式(V)
【化17】 (式中、R9、R10は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物、または、一般式(VI)
【化18】 (式中、R11、R12は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物、または、一般式(VII)
【化19】 (式中、R13、R14は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物、または、一般式(VIII)
【化20】 (式中、R15、R16は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物、または、一般式(IX)
【化21】 (式中、R17、R18は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物、または、一般式(X)
【化22】 (式中、R19、R20は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物、または、一般式(XI)
【化23】 (式中、R21、R22は、同一または異なって、水素原子
または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)で表
される化合物が挙げられ、特に、一般式(IV)または一
般式(VIII)で表される化合物が好ましい。
【0012】一般式(I)中のR4の定義において、置
換基を有していてもよい炭素数2〜15のアルキル基、
置換基を有していてもよい炭素数2〜15のアルケニル
基および置換基を有していてもよい炭素数2〜15のア
ルキニル基におけるアルキル基、アルケニル基およびア
ルキニル基は、直鎖でも分岐鎖状でも環状のものでもよ
い。アルキル基の例としては例えば、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基のほか、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニ
ル基、デカニル基などが挙げられる。好ましくは、3−
メチルブチル基、3−エチルペンチル基、4−メチルペ
ンチル基、3−(n−プロピル)ヘキシル基、4−エチ
ルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、6−メチルヘプ
チル基、5−エチルヘプチル基、4−(n−プロピル)
ヘプチル基、2,3ージメチルブチル基、3,4−ジメ
チルペンチル基などが挙げられる。R4に置換し得る置
換基としては、反応に不活性なものであれば特に制限は
ないが、保護されていてもよい水酸基などが好ましい。
【0013】一般式(I)中のR5、R6、R7の定義に
おいて、低級アルキル基とは炭素数1〜6の直鎖または
分枝鎖状のアルキル基を示す。低級アルキル基の例とし
ては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、i
−プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチ
ル基などが挙げられるが、好ましくは、メチル基であ
る。一般式(I)中のR5、R6、R7の定義において、
アリール基とはアルキル基などの置換基で置換されてい
てもよい1価の芳香族炭化水素基を示し、例えばフェニ
ル基などが挙げられる。
【0014】本発明の反応は還元条件下で行われること
が好ましいが、還元条件としては、たとえば酸とヒドロ
シランの存在下、酸とボランの存在下などが挙げられ、
特に酸とヒドロシランの存在下で行われることが好まし
い。ここで用いられる酸としては例えば、トリメチルシ
リルトリフラート、3フッ化ホウ素エーテル錯体、トリ
フルオロ酢酸などが挙げられ、特にトリメチルシリルト
リフラートが好ましい。ここで用いられるヒドロシラン
としては、トリアルキルシラン、ジアルキルシラン、モ
ノアルキルシラン、トリス(トリアルキルシリル)シラ
ンなどが挙げられ、好ましい例としてはトリエチルシラ
ンが挙げられる。
【0015】本発明の反応において用いられる溶媒は、
使用される化合物、試薬などに応じて適宜選択される
が、例えば、ハロゲン系溶媒、炭化水素系溶媒、エーテ
ル系溶媒などが通常用いられ、好ましい例としては、塩
化メチレン、トルエンが挙げられ、さらに好ましくは、
塩化メチレンが挙げられる。
【0016】反応温度は、使用される化合物、試薬など
に応じて適宜選択されるが、一般的には約−100℃か
ら約40℃の範囲内、好ましくは約−78℃から約25
℃の範囲内である。反応時間は、使用される化合物、試
薬などにより異なり、反応の進行状況を薄層クロマトグ
ラフィーなどで追跡することにより適宜決定されるが、
一般的には30分間から12時間、好ましくは1時間か
ら7時間程度である。
【0017】本発明の方法により得られた一般式(II
I)で表される化合物は、通常の方法により20位の立
体配位が非天然型であるビタミンD誘導体へと変換する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下の実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は実施例によって制限されるものでは
ない。実施例1:化合物1から化合物2の合成
【化24】
【化25】
【0019】化学式1で表されるジオール化合物1
(1.0g,4.72mmol)のピリジン(7ml)
溶液にジフェニルジスルフィド(2.0g,9.16m
mol)とトリ−n−ブチルホスフィン(2.3ml,
9.16mmol)を加え、アルゴン気流中で50℃に
加熱する。4日後、ピリジンを減圧下留去し、残渣をカ
ラムクロマトグラフィー(シリカゲル100g、エーテ
ル:ヘキサン=1:10の混合溶媒で溶出)で精製し、
化学式2で表されるスルフィド化合物2(1.38g,
96%)を無色飴状物として得る。
【0020】 [α]D 24+75.3(C 1.30,CHCl3); IR(neat):3443,1583,1479,1
439 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.93(3H,s),
1.10(3H,d,J=6.5Hz),1.17−
2.02(14H,m),2.66(1H,ddd,J
=1.3,8.6,12.2Hz),3.14(1H,
dd,J=2.1,12.2Hz),4.08(1H,
brs),7.10−7.35(5H,m); MS(m/z):304(M+); Exact mass calcd for C1928
OS(M+):304.1861;found:30
4.1867.
【0021】実施例2:化合物2から化合物3の合成
【化26】 スルフィド化合物2(3.36g,11.04mmo
l)のメタノール(30ml)溶液に30%過酸化水素
水(2.58ml,22.07mmol)を加え、室温
下4日間撹拌する。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和
食塩水で洗浄する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下で濃縮すると、スルホキシド(3.77
g)が黄色飴状物として得られる。上記で得られた粗ス
ルホキシド(3.77g)をトルエン(60ml)に溶
解し、炭酸カルシウム(5.46g,54.60mmo
l)を加え、アルゴン気流中加熱還流する。5日後、反
応液を濾過後、減圧下濃縮し、残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル150g、 酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:10の混合溶媒で溶出)で精製し、化学式3で
表されるオレフィン化合物3(1.80g,84%)を
無色飴状物として得る。
【0022】 [α]D 23+34.3(C 0.86,CHCl3); IR(neat):3416,1640,1449,1
373,1163cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.83(3H,s),
1.75(3H,s),1.19−2.02(13H,
m),4.10(1H,brs),4.70(1H,b
rs),4.88(1H,brs); MS(m/z):194(M+),125(100
%); Exact mass calcd for C1322
O(M+):194.1671;found:194.
1665.
【0023】実施例3:化合物3から化合物4の合成
【化27】 オレフィン化合物3(1.30g,6.69mmol)
の塩化メチレン(50ml)溶液にトリエチルアミン
(2.8ml,20.07mmol)、ジメチルアミノ
ピリジン(81mg,0.67mmol)および無水酢
酸(1.26ml,13.38mmol)を順次加え、
室温下3時間撹拌する。反応液に氷冷下メタノール(1
ml)を加え、10分間撹拌後、塩化メチレンで希釈
し、水洗する。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
て減圧下濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル 30g、ヘキサンで溶出)で精製し、化学式
4で表されるアセテート化合物4(1.45g,92
%)を無色飴状物として得る。
【0024】 [α]D 22+21.5(C 0.98,CHCl3); IR(neat):1738,1246 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.79(3H,s),
1.15−2.04(12H,m),1.76(3H,
s),2.05(3H,s),4.71(1H,br
s),4.88(1H,brs),5.18(1H,b
rs); MS(m/z):236(M+),133(100
%); Exact mass calcd for C1524
2(M+):236.1776;found:236.
1769.
【0025】実施例4:化合物4から化合物5の合成
【化28】 アセテート化合物4(1.45g,6.14mmol)
を塩化メチレン(80ml)とメタノール(16ml)
の混合溶液に溶解し、−78℃でオゾンを導入する。薄
層クロマトグラフィーで原料が消失したら、ジメチルス
ルフィド(2ml)を加え、反応温度を室温まで上げ、
さらに30分撹拌する。反応液を減圧下濃縮し、残渣を
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル25g、 酢酸
エチル:ヘキサン=1:5の混合溶媒で溶出)で精製
し、化学式5で表されるケトン化合物5(1.24g,
85%)を無色飴状物として得る。
【0026】 [α]D 22+100.4(C 1.15,CHCl3); IR(neat):1738,1705,1244 c
-11 H NMR(CDCl3)δ;0.81(3H,s),
1.38−2.48(12H,m),2.02(3H,
s),2.10(3H,s),5.16(1H,br
s); MS(m/z):239(M++1),179(100
%); Exact mass calcd for C1423
3(M++1):239.1647;found:23
9.1658.
【0027】実施例5:化合物5に化合物6を作用させ
ることによる化合物7の合成
【化29】
【化30】 ケトン化合物5(510mg,2.14mmol)と化
学式6で表されるシリルエーテル化合物6(420m
g,2.68mmol)の塩化メチレン(85ml)溶
液に、アルゴン気流中−78℃で撹拌下、トリメチルシ
リルトリフラート(以下TMSOTfと示す)(0.4
1ml,2.12mmol)を加える。30分後、トリ
エチルシラン(0.4ml,2.52mmol)を加
え、徐々に反応温度を室温にする。5.5時間後、反応
液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、塩化メチレ
ンで抽出する。抽出液を水洗し、乾燥し、減圧下で濃縮
した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
40g、塩化メチレンで溶出)で精製し、化学式7で表
されるエーテル化合物7(538mg,83%)を無色
飴状物として得る。
【0028】 [α]D 22−3.9(C 1.47,CHCl3); IR(neat):1736,1244 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.89(3H,s),
1.05(3H,d,J=5.9Hz),1.08−
1.90(13H,m),2.03(3H,s),2.
00−2.20(3H,m),3.19(1H,dt,
J=9.0,6.8Hz),3.17−3.30(2
H,m),3.55(1H,dt,J=9.0,6.6
Hz),4,95(1H,brd,J=10.2H
z),5.01(1H,brd,J=17.0Hz),
5.82(1H,ddt,J=17.0,10.2,
6.8Hz); MS(m/z):293(M+−Me),69(100
%); Exact mass calcd for C1932
3(M+):308.2352;found:308.
2370.
【0029】実施例6:化合物7から化合物8の合成
【化31】 エーテル化合物7(50mg,0.162mmol)の
アセトン(3ml)溶液に、1.6%四酸化オスミウム
−テトラヒドロフラン溶液(0.25ml,0.016
mmol)と2.67Mジョーンズ試薬(0.57m
l,1.521mmol)を加え、室温で24時間撹拌
する。反応液に亜硫酸水素ナトリウム(96mg)と2
−プロパノール(0.21ml)を加え、30分撹拌す
る。反応液に水を加えて、酢酸エチルで抽出し、酢酸エ
チル層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下濃縮する。得られたカルボン酸をエーテルに溶解し、
ジアゾメタン・エーテル溶液を加えエステル化する。反
応液を減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル10g、塩化メチレンで溶出)で精製し、
化学式8で表されるメチルエステル化合物8(44m
g,80%)を無色飴状物として得る。
【0030】 [α]D 24−5.1(C 1.42,CHCl3); IR(neat):1736,1244 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.89(3H,s),
1.05(3H,d,J=5.9Hz),1.00−
2.20(14H,m),2.04(3H,s),2.
41(2H,t,J=6.8Hz),3.25(2H,
m),3.57(1H,dt,J=9.0,6.3H
z),3.68(3H,s),5.16(1H,br
s); MS(m/z):341(M++1),163(100
%); Exact mass calcd for C1933
5(M++1):341.2328;found:34
1.2373.
【0031】実施例7:化合物8から化合物9の合成
【化32】 メチルエステル化合物8(87mg,0.256mmo
l)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液に、アルゴン
気流中0℃で0.9Mエチルマグネシウムブロマイド−
テトラヒドロフラン溶液(2.85ml,2.56mm
ol)を加え、3時間撹拌する。反応液に飽和塩化アン
モニウム水溶液を加え、エーテルで抽出する。エーテル
層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃
縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル1
0g、酢酸エチル:ヘキサン=1:3の混合溶媒で溶
出)で精製し、化学式9で表されるジオール化合物9
(60mg,75%)を無色飴状物として得る。
【0032】 [α]D 22−51.4(C 1.12,CHCl3); IR(neat):3416 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.86(6H,t,J
=7.5Hz),0.96(3H,s),1.07(3
H,d,J=5.9Hz),1.00−2.00(21
H,m),2.24(1H,brd,J=14.0H
z),3.25(2H,m),3.53(1H,m),
4.10(1H,brs); MS(m/z):327(M++1),163(100
%); Exact mass calcd for C2039
3(M++1):327.2899;found:32
7.2899.
【0033】実施例8:化合物9から化合物10の合成
【化33】 ジオール化合物9(28mg,0.090mmol)の
塩化メチレン溶液に、アルゴン気流中、Nーメチルモル
フォリン−N−オキサイド(16mg,0.135mm
ol)、粉末モレキュラーシーブス(30mg)および
テトラ−n−プロピルアンモニウムパールテネート(n
−Pr4NRu04,TPAP)(1.6mg,0.00
45mmol)を加え、12時間室温で撹拌する。反応
液をセライト濾過後、減圧下濃縮し、カラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル10g、エーテル:ヘキサン=
2:3の混合溶媒で溶出)で精製し、化学式10で表さ
れるケトン化合物10(23mg,83%)を無色飴状
物として得る。
【0034】 [α]D 21−78.4(C 0.75,CHCl3); IR(neat):3485,1709cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.64(3H,s),
0.84(6H,t,J=7.5Hz),1.09(3
H,d,J=5.9Hz),1.20−2.35(20
H,m),2.46(1H,dd,J=6.2,10.
8Hz),3.23(2H,m),3.56(1H,d
t,J=9.0,6.2Hz); MS(m/z):325(M++1),179(100
%);
【0035】実施例9:化合物3から化合物11の合成
【化34】 アルコール化合物3(200mg,1.03mmol)
の塩化メチレン(5ml)溶液にアルゴン気流中、氷冷
下2,6−ルチジン(0.48ml,4.12mmo
l)とtert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメ
タンスルフォネート(0.47ml,2.05mmo
l)を加え、撹拌する。30分後、反応液を塩化メチレ
ンで希釈し、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下濃縮する。得られた粗シリルエーテル(860m
g)を塩化メチレン(20ml)とメタノール(4m
l)の混合溶液に溶解し、−78℃でオゾンを導入す
る。薄層クロマトグラフィーで原料が消失後、ジメチル
スルフィド(1ml)を加え、反応温度を徐々に室温に
する。1時間後、反応液を減圧下濃縮し、残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル30g、酢酸エチル:
ヘキサン=1:19の混合溶媒で溶出)で精製し、化学
式11で表されるケトン化合物11(183mg,57
%)を無色飴状物として得る。
【0036】 [α]D 22+107.6(C 1.00,CHCl3); IR(neat):1702,1251 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.05(6H,s),
0.90(9H,s),1.60(3H,s),2.1
0(3H,s),0.50−2.66(12H,m),
4.06(1H,brs); MS(m/z):310(M+); Exact mass calcd for C1834
2Si(M+):310.2328;found:31
0.2303.
【0037】実施例10:化合物11に化合物12を作
用させることによる化合物13の合成
【化35】
【化36】 ケトン化合物11(100mg,0.325mmol)
と化学式12で表されるシリルエーテル化合物12(1
30mg,487mmol)の塩化メチレン(6ml)
溶液に、アルゴン気流中−78℃でTMSOTf(62
μl,0.325mmol)を加え、1時間撹拌する。
続いてトリエチルシラン(52μl,0.325mmo
l)を加え、そのままの温度でさらに1時間撹拌する。
反応温度を除々に、−25℃まで上げ、その温度で4時
間撹拌する。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を
加え、塩化メチレンで抽出する。塩化メチレン層を、水
洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮す
る。生じた残渣(178mg)をアセトニトリル(5m
l)に溶解し、46%フッ化水素酸(0.5ml)を加
え、室温で15時間撹拌する。反応液に飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽出する。塩化
メチレン層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下濃縮する。その後、カラムクロマトグラフィー
(シリカゲル18g、エーテル:ヘキサン=1:3の混
合溶媒で溶出)で精製し、化学式13で表されるエーテ
ル化合物13(82mg,68%)を無色飴状物として
得る。
【0038】 [α]D 22+6.4(C 0.54,CHCl3); IR(neat):3460 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.96(3H,s),
0.74−2.25(15H,m),1.07(3H,
d,J=5.9Hz),1.28(6H,s),3.0
4−4.73(4H,m),4.43(2H,s);
7.31(5H,s); MS(m/z):375(M++1),91(100
%)
【0039】実施例11:化合物11に化合物14を作
用させることによる化合物15の合成
【化37】
【化38】 ケトン化合物11(31.5mg,0.102mmo
l)と化学式14で表されるシリルエーテル化合物14
(67.5mg,0.307mmol)の塩化メチレン
(2ml)溶液にアルゴン気流中、−30℃でTMSO
Tf(26μl,0.133mmol)を加える。1時
間の撹拌後、トリエチルシラン(16μl,0.102
mmol)を加え、30分撹拌する。反応液に飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽出す
る。塩化メチレン層を、水洗し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、減圧下濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル10g、エーテル:ヘキサン=1:3
の混合溶媒で溶出)で精製し、化学式15で表されるエ
ーテル化合物15(16.5mg,44%)を得る。
【0040】IR(neat):3370 cm-11 H NMR(CDCl3)δ;0.05(6H,s),
0.84(9H,s),0.92(3H,s),1.1
0(3H,d,J=5.7Hz),0.48−2.24
(14H,m),2.62(1H,brs),3.88
−3.03(5H,m),4.00(1H,brs); MS(m/z):295(M+−75),133(10
0%)
【0041】実施例12:化合物16から化合物17の
合成
【化39】
【化40】 化学式16で表されるケトン化合物16(34mg,
0.047mmol)とシリルエーテル化合物12(1
8.6mg,0.070mmol)の塩化メチレン(1
ml)溶液にアルゴン気流中、−78℃でTMSOTf
(11μl,0.056mmol)を加え、10分後−
30℃に昇温する。なお、ここで出発原料として用いた
ケトン化合物16は、化学式18で表されるアルコール
化合物18
【化41】 をSwern 酸化した後、4−フェニル−1,2,4
−トリアゾリン−3,5−ジオンを塩化メチレン中室温
で付加させることにより得ることができる。
【0042】上記の混合物を−30℃で50分撹拌後、
トリエチルシラン(11μl,0.056mmol)を
加え、さらに20分間撹拌する。反応液に飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液を加え、塩化メチレンで抽出する。塩
化メチレン層を、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧下濃縮する。生じた残渣(70mg)をアセト
ニトリル(1ml)に溶解し、46%フッ化水素酸
(0.1ml)を加えて室温で40分撹拌する。反応液
に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、塩化メチレン
で抽出する。塩化メチレン層を、水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下濃縮後、残渣をカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル8g、 エーテル:ヘキサン
=5:1で溶出)で精製し、化学式17で表されるエー
テル化合物17(20mg,55%)を得る。
【0043】1H NMR(CDCl3)δ;0.03
(6H,s),0.78(3H,s),0.86(6
H,s),0.88(9H,s),1.04(3H,
d,J=5.7Hz),1.40(3H,s),0.5
6−2.71(18H,m),2.97−3.97(5
H,m),4.37(2H,s),6.15(1H,
d,J=8.3Hz),6.40(1H,d,J=8.
3Hz),7.21(5H,s),7,30−7.52
(5H,m)
【0044】
【発明の効果】本発明の製造方法により、20位の立体
配位が非天然型であるような22−オキサビタミンD誘
導体およびその合成中間体を立体選択的に合成すること
ができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2、R3は、同一または異なって、水素
    原子または保護基を有していてもよい水酸基を示すか、
    またはR1、R2は一般式(I)中のビシクロ(4,3,
    0)ノナン環とともに置換基を有していてもよいステロ
    イド環を形成するか、またはR2、R3は一緒になって二
    重結合を形成し、一般式(I)中のビシクロ(4,3,
    0)ノナン環とともに、置換基を有していてもよく保護
    されていてもよいビタミンD骨格を形成することを示
    す。)で表される化合物に、一般式(II) 【化2】 (式中、R4は置換基を有していてもよい炭素数2〜1
    5のアルキル基、置換基を有していてもよい炭素数2〜
    15のアルケニル基または置換基を有していてもよい炭
    素数2〜15のアルキニル基を示し、R5、R6、R
    7は、同一または異なって、低級アルキル基またはアリ
    ール基を示す。)で表される化合物を作用させることに
    より、一般式(III) 【化3】 (式中、R1、R2、R3は、同一または異なって、水素
    原子または保護基を有していてもよい水酸基を示すか、
    またはR1、R2は一般式(I)中のビシクロ(4,3,
    0)ノナン環とともに置換基を有していてもよいステロ
    イド環を形成するか、またはR2、R3は一緒になって二
    重結合を形成し、一般式(I)中のビシクロ(4,3,
    0)ノナン環とともに、置換基を有していてもよく保護
    されていてもよいビタミンD骨格を形成することを示
    す。R4は置換基を有していてもよい炭素数2〜15の
    アルキル基、置換基を有していてもよい炭素数2〜15
    のアルケニル基または置換基を有していてもよい炭素数
    2〜15のアルキニル基を示す。)で表される化合物を
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 反応が還元条件下で行われることを特徴
    とする請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 反応が酸とヒドロシランの存在下で行わ
    れることを特徴とする請求項2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 R4が保護基を有していてもよい水酸基
    で置換された炭素数2〜15のアルキル基であることを
    特徴とする請求項1記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 一般式(I)で表される化合物が、一般
    式(IV); 【化4】 (式中、R8はアシル基または置換シリル基を示す。)
    一般式(V); 【化5】 (式中、R9、R10は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)一般
    式(VI); 【化6】 (式中、R11、R12は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)一般
    式(VII); 【化7】 (式中、R13、R14は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)一般
    式(VIII); 【化8】 (式中、R15、R16は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)一般
    式(IX); 【化9】 (式中、R17、R18は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)一般
    式(X); 【化10】 (式中、R19、R20は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)およ
    び、一般式(XI); 【化11】 (式中、R21、R22は、同一または異なって、水素原子
    または保護基を有していてもよい水酸基を示す。)から
    成る群から選ばれる一般式で表される化合物であること
    を特徴とする請求項1記載の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998028266A1 (fr) * 1996-12-20 1998-07-02 Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha Derives de vitamine d 16-ene
JP2005350417A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd 還元的エーテル化法を用いたピロリジン誘導体の製造法

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