JPH08245415A - β型トランスフォーミング増殖因子産生促進剤 - Google Patents

β型トランスフォーミング増殖因子産生促進剤

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JPH08245415A
JPH08245415A JP7056280A JP5628095A JPH08245415A JP H08245415 A JPH08245415 A JP H08245415A JP 7056280 A JP7056280 A JP 7056280A JP 5628095 A JP5628095 A JP 5628095A JP H08245415 A JPH08245415 A JP H08245415A
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JP
Japan
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interferon
retinal
growth factor
transforming growth
diseases
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JP7056280A
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English (en)
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Saburo Sone
三郎 曽根
Akiyoshi Kajita
明美 梶田
Jun Uchiumi
潤 内海
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】インターフェロンを有効成分とすることを特徴
とするβ型トランスフォーミング増殖因子産生促進剤。 【効果】本発明のβ型トランスフォーミング増殖因子産
生促進剤を用いることにより、網膜色素上皮細胞のTG
Fβ1産生量を増加させ、眼疾患、網膜疾患、網膜脈絡
膜疾患の治療剤として用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬あるいは試薬とし
て、臨床上あるいは研究上有用である新規な眼疾患治療
剤として利用し得るβ型トランスフォーミング増殖因子
産生促進剤に関する。
【0002】
【従来の技術】視覚は感覚機能の中で最も重要であり、
視力低下や失明などの視機能の障害は重大な身体的障害
のひとつに挙げられ、特に今後の高齢化社会においては
老化に伴う視機能障害が増加することが憂慮すべき問題
になると予想される。日常生活に支障を来す疾患の治療
に際して患者QOL(Quality of life )を向上させる
ことの重要性が最近提唱されているが、眼疾患において
は、特に視機能の改善と維持がQOLの向上に必須な要
素であり、これを達成させる治療法の確立が急務であ
る。
【0003】重度の視力低下や失明は種々の原因によっ
て起こり得るが、最も直接的な原因となり易いのは、網
膜出血、網膜浮腫、網膜剥離、脈絡膜炎、網膜委縮など
の網膜脈絡膜疾患である。これらの疾患に対してはある
種の薬物療法、レーザーによる光凝固術、硝子体手術等
が治療法として行われているが、それらの成績は未だ十
分に満足され得るレベルにはなく、さらなる治療法の開
発が待ち望まれている。薬物療法は、特に侵襲が少な
く、投与が容易であるという大きな利点があるが、有用
性の高い薬剤が少ないのが現状である。
【0004】近年の基礎的、臨床的研究の進展で、網膜
脈絡膜疾患における病態の解明も進み、網膜の視細胞の
病変のみならず、神経線維の障害や網膜の循環障害、さ
らには脈絡膜や網膜色素上皮の病変や病態が明らかにな
りつつある。
【0005】このうち、網膜色素上皮細胞が視細胞維持
に重要な役割を果たしていることが分かってきた。網膜
色素上皮細胞は網膜最外層でブルッフ膜上に一層に配列
しており、網膜に到達した光を吸収して反射を防ぐほ
か、視細胞の栄養や再生などの生化学的に複雑で重要な
機能を持ち、さらに、ブルッフ膜と共に視細胞と脈絡膜
血管板を仕切る柵の役割も持ち、また機能的にも血液網
膜関門(Blood-retinalbarrier )を構築している。
【0006】また、網膜色素上皮細胞は血管新生に対す
る促進因子と抑制因子の両方を産生し、脈絡膜新生血管
の発生、進展、抑制、退縮を抑制している(総説とし
て、宇山昌延、日本眼科学会雑誌 95, 1145-1180, 1
991 )。
【0007】このような機能を持つ網膜色素上皮細胞を
培養して生理学的および病理学的研究を行うことは、眼
の生理的機能や病態の研究に大いに役立つことが期待さ
れる。しかし、網膜色素上皮細胞の機能を修飾する因子
の研究は始まったばかりであり、インターロイキン(I
L)−1β、IL−6、IL−8、Tumor necrosis fac
tor (TNF)、Granulocyte-macrophage colony stim
ulating factor(GM−CSF)、Monocyte chemotact
ic protein(MCP)、Basic fibrobl ast growth fac
tor (bFGF)などが増殖刺激を、Transforming gro
wth factor−β(TGFβ)は増殖抑制をもたらすこと
が明かにされたにすぎない(玉井信、日本眼科学会雑誌
97, 1-2, 1993 )。
【0008】しかも、これらの修飾因子はいづれも他の
評価系における生理活性から見出された因子であり、網
膜色素上皮細胞の機能に注目して見出されたわけではな
く、網膜色素上皮細胞に対する選択的な作用は何等開示
されていない。
【0009】以上のように、重大な機能低下や失明を来
す網膜脈絡膜疾患は今後増加が予想されながらも、まだ
十分な治療法は確立しておらず、この疾患の病態を左右
すると考えられる網膜色素上皮細胞の組織学的および機
能的研究もようやく着手され出したにすぎない。また、
網膜色素上皮細胞の増殖や活性化による網膜脈絡膜疾患
の治療や予防に関する研究も緒についたばかりである。
【0010】一方、これまでの研究の結果、細胞は種々
のサイトカインを産生し、これらがいわゆるサイトカイ
ンネットワークを形成して生体の機能の調節を行ってい
ることが解明されつつある。このようなサイトカインと
しては、IL−1からIL−15、Colony stimulating
factors(CSFs)、TNF、インターフェロン(I
FN)、bFGF、Vascular endothelial growth fact
or(VEGF)あるいはTGFβなどが知られている。
【0011】TGFβは当初、正常線維芽細胞を軟寒天
培地中で増殖させる活性を持つ増殖因子として分離され
たが、その後の研究から、in vitroでの細胞増殖、分化
さまざまの細胞機能の制御、in vivo での創傷治癒や胚
発生誘導に至るまできわめて多岐にわたることが明らか
になってきている。TGFβは特に、フィブロネクチ
ン、コラーゲン、プロテオグリカン等の細胞外マトリッ
クスの沈着に関する強力な調節因子であることが知られ
ており、発生、創傷治癒、腫瘍の浸潤あるいは転移とい
った過程に重要な意義を持つものと考えられている(宮
園浩平他編、実験医学、第10巻、第15号、1992
年)。
【0012】眼科領域への応用として、最近TGFβの
細胞外マトリックスに対する作用に着目し、線維化刺激
作用により網膜剥離や黄斑円孔の治療に応用しようとす
る試みも始まった。しかし、局所投与の難しさもあり依
然研究段階に留まっているにすぎない。また、TGFβ
の血管新生抑制作用により、血管新生を伴う網膜脈絡膜
疾患の治療薬への応用も可能である。しかし、TGFβ
は糸球体腎炎、肝硬化あるいは肺線維症の病因として示
唆する報告もあり全身投与剤として用いるためにはまだ
解決すべき問題も多い。
【0013】上述したように、有力な薬物療法がない網
膜剥離、黄斑円孔や網膜脈絡膜疾患に対して、網膜色素
上皮細胞からTGFβを産生させるあるいは網膜色素上
皮細胞を増殖活性化させる因子を治療薬として開発すべ
きことが課題として挙げられる。
【0014】本発明はこの課題を解決すべく、産業上お
よび医療上有用なTGFβ産生促進剤を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題は以下の発明
により達成される。すなわち本発明は、IFNを有効成
分とするトランスフォーミング増殖因子β(TGFβと
略す)産生促進剤である。本発明が対象とする眼疾患は
広く網膜疾患あるいは網膜脈絡膜疾患であり、具体的に
は網膜剥離などである。
【0016】本発明に用いられるIFNはα型、β型、
γ型、あるいはコンセンサス型、ハイブリッド型のいず
れでも良く、また由来も天然型、遺伝子組換え型、化学
合成型のいずれでも良いが、β型もしくはγ型インター
フェロンが好ましく用いられる。中でも天然型インター
フェロンβが好ましく用いられる。
【0017】天然型においては、α、β型の生産では血
液系細胞およびその樹立株化細胞が、β型の生産では線
維芽細胞およびその樹立株化細胞が好んで用いられる。
【0018】遺伝子組換え型技術を利用してIFNを調
製する場合には、宿主細胞として、CHO(チャイニー
ズハムスター卵巣)細胞、マウスC127細胞などの哺
乳動物細胞、カイコ、夜盗蛾などの昆虫細胞、大腸菌、
枯草菌、酵母などの微生物などを用いることができる。
さらに、マウス、ラット、ハムスター、ウサギ、ヤギ、
ヒツジ、ブタ、ウシなどを用いることができる。
【0019】このようにして調製されたIFNは、原料
となる細胞培養上清、虫体抽出液、菌抽出液、生体抽出
液から種々のクロマトグラフィーにより、精製分離する
ことができる。用いるクロマトグラフィーはIFNに親
和性を有するものであればいずれでも良いが、例えば、
二酸化ケイ素(シリカ)やリン酸カルシウム、金属キレ
ートカラム、イオン交換カラム、ゲル濾過カラムなどで
ある。
【0020】本発明に用いるIFNは、そのままもしく
は自体公知の薬理学に許容される担体、賦形剤などと混
合した医薬組成物として、経口または非経口的に投与す
ることができる。
【0021】経口投与のための剤型としては、具体的に
は錠剤、丸剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤、乳
剤、懸濁剤などが挙げられる。かかる剤型は、自体公知
の方法によって製造され、製剤分野において通常用いら
れる担体もしくは賦形剤を含有するものである。例えば
錠剤用の担体、賦形剤としては、ラクトース、マルトー
ス、サッカロース、澱粉、ステアリン酸マグネシウムな
どが挙げられる。
【0022】非経口投与のための剤形としては、例え
ば、点眼剤、軟膏剤、注射剤、湿布剤、塗布剤、坐薬、
経鼻吸収剤、経肺吸収剤、経皮吸収剤などが挙げられ
る。溶液製剤は自体公知の方法、例えば、IFNを通
常、注射剤に用いられた無菌の水溶液に溶解、あるいは
抽出液に懸濁、さらには乳化してリポソームに包埋させ
た状態で調製され得る。固体製剤としては、自体公知の
方法、例えば、IFNにマンニトール、トレハロース、
ソルビトール、ラクトース、グルコースなどを賦形剤と
して加え、凍結乾燥物として調製され得る。さらにこれ
を粉体化して用いることもできる。ゲル化剤としては、
自体公知の方法、例えば、IFNをグリセリン、ポリエ
チレングリコール、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸など
の増粘剤や多糖に溶解した状態で調製され得る。
【0023】いずれの製剤においても、安定化剤として
ヒト血清アルブミン、ヒト免疫グロブリン、α2マクロ
グロブリン、アミノ酸などを添加することができ、また
分散剤あるいは吸収促進剤としてIFNの生理活性を損
なわない範囲でアルコール、糖アルコール、イオン性界
面活性剤、非イオン性界面活性剤などを添加することが
できる。また、微量金属や有機酸塩も必要に応じて加え
ることができる。
【0024】本発明で好ましく用いられる天然型IFN
βは下記の手法により得られる。
【0025】すなわち、通常ガラスもしくはプラスチッ
クなどの表面、またはDEAE化デキストランのマイク
ロキャリアー表面上などで培養されたIFNβ産生細胞
を、例えばPoly I : Cのような合成二本鎖RNAによる
誘発処理と、続いて行う超誘発処理(例えばシクロヘキ
シミドとアクチノマイシンDの組合せによる代謝阻害法
または紫外線照射法など)に付した後、細胞を培養液中
に20〜48時間培養することにより、この培養液中に
産生され、ヒトIFNβを含有する産生液として取得さ
れる。
【0026】このようにして得られた産生液中のIFN
βは、一般的に低濃度であり、この産生液にはIFNβ
の他に細胞由来または添加物由来の多くの夾雑物を含ん
でいるので、医療に用いるにはIFNβを濃縮精製する
ことが必要である。IFNβの濃縮精製法としては、特
に限定されないが、ブルー色素を結合させた不溶性担体
および金属キレート基結合担体を用いるクロマトグラフ
ィーによる方法が好ましい。すなわち、粗IFNβ含有
液を、ブルー色素を結合させた不溶性担体と接触させた
後、溶出液を用いて該IFNβを溶液として回収し、つ
いでこのIFNβ溶液を亜鉛などの金属をキレート化さ
せたキレート基結合担体に接触させた後、溶出液を用い
て回収し、濃縮精製されたIFNβを得るという方法で
ある。
【0027】こうして得られた精製IFNβ標品は、上
述した剤形に製剤化され、TGFβ産生促進剤として用
いることができる。TGFβの産生が促進されることに
より、有力な薬物療法がない網膜剥離、黄斑円孔や網膜
脈絡膜疾患、角膜潰瘍に対して、網膜色素上皮細胞から
TGFβを産生させることにより有用な治療薬を提供し
得る。さらに、上述の眼疾患治療剤以外にも手術後の治
療や火傷、潰瘍、創傷などの創傷治癒薬、免疫抑制作用
から、抗炎症剤、免疫抑制剤、自己免疫疾患治療剤、表
皮細胞の増殖抑制作用から乾癬の治療薬、骨折治療薬や
骨粗しょう症などの骨関連疾患などへの適用が可能な薬
剤として利用可能である。
【0028】本発明における投与量は、患者の年齢、体
重、投与対象疾患、症状、投与形態、投与ルートなどに
応じて適宜決定されるが、一般的には1〜1000万単
位/日、好ましくは100〜600万単位/日の範囲で
投与される。
【0029】次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0030】
【実施例】
実施例1 網膜色素上皮細胞を、24穴マルチウェルプレートに1
0万個/穴播種し、一晩培養後IFNα、IFNβ(東
レ株式会社製)およびIFNγを加え3日間培養した。
IFN濃度としては1万単位/mlを選択した。培養液
を0. 5%ウシ血清アルブミンを含む培養液に交換し、
さらに一晩培養後、上清、細胞表面、細胞内画分を採取
した。上清は培養液をそのまま用いた。細胞表面画分
は、細胞を2MのNaClさらに0. 1Nの塩酸処理し
た上清を用いた。細胞内画分は、細胞を1%のTriton
X100で処理した上清を用いた。TGFβの活性測定は、
熱処理(煮沸10分)あるいは酸処理(4℃で1時間)
行い、活性化してから測定した。測定は、アマシャム
(株)製のELISA キットを用いて測定した。
【0031】結果として、IFNα、βおよびγ処理に
より、網膜色素上皮細胞のTGFβ1産生量は未処理に
比較し、それぞれ1. 2、1. 7、2. 2倍と増加した
(図1)。
【0032】この結果、IFNは網膜色素上皮細胞に作
用し、TGFβ1の産生を増加させることがわかった。
【0033】実施例2 網膜色素上皮細胞を、24穴マルチウェルプレートに2
0万個/穴および5万個/穴播種し、3日間培養後、無
血清培養液に交換した。24から72時間後に上清を採
取し、ELISA キットにてbFGF、TGFβ1 、TGF
β2 量を測定した。なお、TGFβの活性測定は、熱処
理(煮沸10分)あるいは酸処理(4℃で1時間)行
い、活性化してから測定した。
【0034】図2に示したように、網膜色素上皮細胞は
細胞密度が低く増殖期にある方がTGFβの産生量が高
いことが分かった。このことから、網膜脈絡膜疾患の治
療時にレーザーによる光凝固術を施した場合、病巣近傍
でレーザーによる損傷刺激を受けた網膜色素上皮細胞は
増殖し、TGFβ産生を促進することが示唆される。実
施例1に示したようにIFNもTGFβの産生を促進す
るので、光凝固とIFNの併用により、さらにTGFβ
の線維化刺激作用および血管新生抑制作用により、網膜
脈絡膜疾患における浮腫、出血、網膜剥離に優れた治療
効果を挙げることが期待できる。
【0035】
【発明の効果】本発明のIFNを有効成分とするβ型ト
ランスフォーミング増殖因子産生促進剤は、網膜色素上
皮細胞のTGFβ1産生量を増加させ、眼疾患、網膜疾
患、網膜脈絡膜疾患の治療剤として用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の結果を示す。
【図2】本発明の実施例2の結果を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターフェロンを有効成分とすることを
    特徴とするβ型トランスフォーミング増殖因子産生促進
    剤。
  2. 【請求項2】インターフェロンがβ型もしくはγ型であ
    ることを特徴とする請求項1記載のβ型トランスフォー
    ミング増殖因子産生促進剤。
  3. 【請求項3】インターフェロンが天然型β−インターフ
    ェロンであることを特徴とする請求項1または2記載の
    β型トランスフォーミング増殖因子産生促進剤。
  4. 【請求項4】β型トランスフォーミング増殖因子がβ1
    型であることを特徴とする請求項1−3記載のβ型トラ
    ンスフォーミング増殖因子産生促進剤。
  5. 【請求項5】トランスフォーミング増殖因子を産生する
    細胞が網膜色素上皮細胞であることを特徴とする請求項
    1−4記載のβ型トランスフォーミング増殖因子産生促
    進剤。
JP7056280A 1995-03-15 1995-03-15 β型トランスフォーミング増殖因子産生促進剤 Pending JPH08245415A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0878200A4 (en) * 1996-11-22 2000-05-17 Toray Industries THERAPEUTIC AGENT FOR OPHTHALMIC DISEASES

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0878200A4 (en) * 1996-11-22 2000-05-17 Toray Industries THERAPEUTIC AGENT FOR OPHTHALMIC DISEASES

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