JPH08245124A - 油圧エレベータプランジャレールの油受け装置 - Google Patents

油圧エレベータプランジャレールの油受け装置

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Publication number
JPH08245124A
JPH08245124A JP5437095A JP5437095A JPH08245124A JP H08245124 A JPH08245124 A JP H08245124A JP 5437095 A JP5437095 A JP 5437095A JP 5437095 A JP5437095 A JP 5437095A JP H08245124 A JPH08245124 A JP H08245124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
plunger
rail
plunger rail
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5437095A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Nakamura
雅也 中村
Yoichi Shishido
要市 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP5437095A priority Critical patent/JPH08245124A/ja
Publication of JPH08245124A publication Critical patent/JPH08245124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プランジャレール廃油処理を簡単な構成で容
易に行なうことのできる油圧エレベータプランジャレー
ルの油受け装置の提供。 【構成】 プランジャレール2の潤滑油の廃油を貯える
容器5Aの上部より突出した取付板5Cと、この取付板
5Cの少なくとも2個所にあけられた達磨穴5Dと、こ
の達磨穴5Dとプランジャレール2の下端とを螺結した
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧エレベータプランジ
ャレールの油受け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧エレベータのプランジャレールは、
プランジャが上下する行程のみ昇降路内に設置されてお
りプランジャレールの下端はシリンダの上部近傍に位置
し昇降路底部よりかなり高く位置しているため、プラン
ジャレールの下端に設けた油受け装置に溜った廃油の処
理を忘れると満杯となり、溢れた油でかごや昇降路を汚
す問題があり、実開平2−86984号公報に記載され
ている昇降路の最下部に廃油槽を配置しこの廃油槽とレ
ールの下端に取付けた油桶とを排油管によって配管接続
し、油桶内に突出した排油管の一端にフィルタを設けた
レールの油受けを用いてレールの廃油処理が行なわれて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は、昇
降路の最底部に廃油槽を設けたり、油桶と廃油槽を排油
管で接続したりするので構造が複雑となることや、経費
がかかるという問題があった。また、油桶内のフィルタ
は経年的に目づまりが生じて定期的に交換しないと油桶
から廃油が溢れるという問題があり保守作業を行なうと
き点検個所が多くなるという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、プランジャレールの廃油
処理を簡単な構成で、容易に行なうことのできる油圧エ
レベータプランジャレールの油受け装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、油圧エレベータプランジャ上部に設けら
れたプーリを案内するプランジャレールの下端に前記プ
ランジャレールを伝わって落ちる潤滑油を貯える容器を
取付けた油圧エレベータプランジャレールの油受け装置
において、前記容器の上端より突出した取付板とこの取
付板の少なくとも2個所にあけられた達磨穴とこの達磨
穴と前記プランジャレールの下端とを螺結したものであ
る。
【0006】
【作用】このように構成しているので、廃油を溜める容
器の着脱はねじを緩めて容器を上方に持ち上げるだけで
行なえ、また、プランジャレールに螺結される達磨穴は
容器の上端より突出した取付板にあけられているので、
容器着脱が短時間で行なえるとともに、容器が満杯とな
るまで廃油を溜めることができ、また、構成も簡単で経
費もかからない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を用い
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のプランジャレー
ル及び油圧ジャッキの概略正面図であり、図2は本発明
の一実施例の油受け装置の斜視図である。
【0009】図1、図2において、油圧ジャッキ1は、
シリンダ1Aに作動油が送られ、プランジャ1Bの先端
にはプランジャプーリ1Cが取付けられ、図示しないロ
ープをプランジャプーリ1Cに巻き掛けるとともに、一
端を図示しないかごに、他端を昇降路内の固定部にそれ
ぞれ取付けてプランジャ1Bの昇降に伴い図示しないか
ごを昇降させている。
【0010】また、昇降路内を垂直にプランジャ1Bの
案内するプランジャレール2が2本立設され、プランジ
ャ1Bに取付けられた支持体1Dを介して2本のプラン
ジャレール2をそれぞれ係合するガイドシュー3によ
り、プランジャ1Bの昇降をプランジャレール2に沿っ
て案内している。
【0011】また、支持体1Dに、プランジャレール2
とガイドシュー3との摺動を円滑にする潤滑油のタンク
であるオイラー4が取付けられており、プランジャレー
ル2の下端にはオイラー4からプランジャレール2に供
給された潤滑油の廃油を溜める油受け装置5が取付けら
れている。
【0012】また、油受け装置5は、容器5Aをビス5
Bと図示しないナットで締結した取付板5Cを介し、さ
らに、取付板5Cにプランジャレール2の下端にあけら
れた穴2Aに合わせて達磨穴5Dがあけられており、穴
2Aと達磨穴5Dに蝶ボルト5Eを挿入し、スプリング
ワッシャー5F及び蝶ナット5Gにて螺結させている。
【0013】このようにして取付けられた油受け装置5
の容器5Aに溜った廃油を捨てる作業手段を説明する。
【0014】作業者は、図示しないかごの上部へ乗り込
み、かご上にてプランジャレール2の下端位置へ保守運
転を行ない、容器5A内の廃油の量を点検し、廃油を捨
てなくてはいけない量であると判断したとき、2本の蝶
ボルト5Eをそれぞれ緩め、蝶ボルト5Eのねじ部が達
磨穴5Dの下方の太い穴の位置になるまで容器5Aを上
方に持ち上げ、手前に引いてプランジャレール2から油
受け装置5を外して容器5A内の廃油を図示しない廃油
缶に入れる。
【0015】次に、油受け装置5をプランジャレール2
に取付ける手順は、取外した手順の逆を行なえば良いの
で説明は省略する。
【0016】本実施例は、プランジャレール2に螺結さ
れた油受け装置5の取外しが工具を用いたり、ねじを外
すことなく行なえるので廃油処理の作業時間の短縮が図
れるとともに、容器5A内穴をビス5Bにて塞いでいる
ので、有効容積が多くなる。
【0017】また、図3は油受け装置5の他の実施例を
示す斜視図で取付板5Cを用いず多面体で構成した容器
5Aの一面を他面より長くし、その長くした面に達磨穴
5Dをあけても同様な効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、廃油を溜める容器を着
脱はねじを緩めるだけで行なえ、また達磨穴は容器の上
端より突出した取付板にあけられているので、容器着脱
が短時間で行なえるとともに容器が満杯になるまで廃油
を溜めることができ、また構成も簡単で経費もかからな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプランジャレール及び
油圧ジャッキの概略正面図である。
【図2】本発明の一実施例の油受け装置の斜視図であ
る。
【図3】本発明のその他の実施例を示す図2相当図であ
る。
【符号の説明】
2 プランジャレール 2A 穴 5 油受け装置 5A 容器 5C 取付板 5D 達磨穴 5E 蝶ボルト 5G 蝶ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧エレベータプランジャ上部に設けら
    れたプーリを案内するプランジャレールの下端に前記プ
    ランジャレールを伝わって落ちる潤滑油を貯える容器を
    取付けた油圧エレベータプランジャレールの油受け装置
    において、前記容器の上端より突出した取付板とこの取
    付板の少なくとも2個所にあけられた達磨穴とこの達磨
    穴と前記プランジャレールの下端とを螺結したことを特
    徴とする油圧エレベータプランジャレールの油受け装
    置。
JP5437095A 1995-03-14 1995-03-14 油圧エレベータプランジャレールの油受け装置 Pending JPH08245124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437095A JPH08245124A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 油圧エレベータプランジャレールの油受け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5437095A JPH08245124A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 油圧エレベータプランジャレールの油受け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08245124A true JPH08245124A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12968787

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JP5437095A Pending JPH08245124A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 油圧エレベータプランジャレールの油受け装置

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JP (1) JPH08245124A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107601210A (zh) * 2017-08-07 2018-01-19 扬州永安塑业有限公司 一种电梯集油盒

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107601210A (zh) * 2017-08-07 2018-01-19 扬州永安塑业有限公司 一种电梯集油盒

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