JPH08244925A - 家具類運搬用取っ手 - Google Patents

家具類運搬用取っ手

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JPH08244925A
JPH08244925A JP8446095A JP8446095A JPH08244925A JP H08244925 A JPH08244925 A JP H08244925A JP 8446095 A JP8446095 A JP 8446095A JP 8446095 A JP8446095 A JP 8446095A JP H08244925 A JPH08244925 A JP H08244925A
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JP
Japan
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handle
furniture
flexible body
adhesive
attached
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Pending
Application number
JP8446095A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Fukashiro
輝美 深代
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貼ったり剥がしたりが簡単に出来る粘着式取
手を、家具の適当な場所に貼り付けて、今まで取手がな
くて運びづらかった大形家具の移動運搬が手軽に行なえ
ることを目的としている。 【構成】 平らに形成した柔軟体1の裏面に、粘着物質
2を接着し、取手3のレバー9を柔軟体1の上部に設け
た支持部7及び支持棒8に回動自在に取付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は引越しや大掃除の際に、大型家具の移動や運
搬を容易にするべく、家具の適当な場所にペタッと貼り
付けて特上げることが出来、かつ簡単に剥がせる取っ手
に関する。
(ロ)、従来の技術 これまで引越し等の際に、家具にキズを付けないように
数人がかりで、大きなダンボールケースやシートカバー
に入れたり包んだり、タスキがけにしたロープや布ベル
トの一部分を掴んで、吊り上げるようにして持運んだり
していた。しかしその家具などを荷造りしやすい場所ま
では、やはり直接抱えて運ぶ必要があった。また大掃除
などの時にも、タンスや食器棚などの大きな家具類の移
動、運搬は、最低二人係かりで行う必要があり、一人で
は到底無理であった。なぜなら一般的な家具には普通、
運搬用の取っ手などを付けていなかったからである。そ
のためタンスなどは側面を二人がかりで抱えないと持上
げることはおろか引ズルことさえ出来なかった。またも
し一人だけで運搬しなければならない場合には、タンス
などの引きだしを少し開けて、その間隙を取っ手のかわ
りに掴んで持上げなくてはならなかった。このようにほ
とんど筋肉労働中心であり、「従来の技術」といえるも
のはなく、人力に頼っていた。
(ハ)、発明が解決しようとする課題 タンスや食器欄など一般的な家具には、美的デザイン重
視のあまり、適当な位置に手で掴んで持上げるための取
っ手が付けられていなかった。そのため、大掃除や部屋
のもよう替などで、大型の家具などを同じ部屋の内部で
移動させるというようなときに、また引越し作業の一貫
として食器棚などの家具の搬出の際には、数人がかりで
(最低でも二人)、しかも両脇から抱えるようにして持
上げていた。そして部屋の中央までとにかくズリ出して
から、改めて持ちやすい位置に抱え直して運び出したり
していた。このようなとき、タンスの一方だけを持上げ
て引ズルと、床面や畳、またはカーペットなどがめくれ
たり、キズがついてしまう心配もあった。また、二段重
ね方式の家具なども、そのままの状態でしっかりと両手
で掴めるぐらい壁ぎわからズラして、それから最初に上
段部分を、次に下の段をというふうに、分解しながら搬
出していた。狭い日本家屋の中では、一度据付けてしま
えばめったに位置を変えないこともあって、壁際やコー
ナーにきちんと整理整頓されている。そのため家具の裏
側や壁際には、手を差込めそうな隙間はなく、かといっ
て無理やり扉や引きだしの取っ手を掴んで動かそうとす
れば家具を損傷することもあった。そもそも引きだしな
どの取っ手は、持上げたりすることを目的としていない
ため、このような手段では移動させることは困難であっ
た。ましてや、家具の中身をそのままにしておいて動か
すには、傾けたり揺らしたりせず静かに移動させなけれ
ばならない。そこで、重い品物や引きだしなどは、先に
取出しておいて、またドアや扉などは移動中に開いたり
しないように、テープなどで貼りつけて止めておく必要
があった。このように取っ手が付いていない為、大きな
家具などを移動させたり持運んだりすることは大変困難
であり不便でもあった。この発明が解決しようとする課
題は、必要な時だけ、ペタっと貼り付けて持上げること
が出来る取っ手をどのように講じればよいかという点に
ある。
(ニ)、課題を解決するための手段 この発明を図面とともに説明する。本発明は次のような
構成をしている。柔軟体(ゴム類、軟質プラスチック、
布、皮、ベルト、スポンジ、あるいは実施例4に詳述す
るスダレなど)1を薄い平板状で長方形に形成し、裏面
には全域に渡って一様に粘着物質2を接着している。家
具の側面4といっても真平らなツルツル面だけとは限ら
ないので、例えば曲面や凸凹があったりする多種多様な
ケースそれぞれに、ペッタリとよく貼り付くために柔軟
体1であることが必要である。各実施例では粘着物質2
としてウレタン系の粘着ゴムを使っている。これは現
在、カーペットのゴミ掃除用粘着ローラーとして市販さ
れていて、ゴミの付き具合いが悪くなった時に、水洗に
よって粘着力が元通りに回復するという材質である。従
って一般的な粘着物質(粘着テープなど)を使用するこ
とも出来るが、再使用不可能で毎回新しい粘着物質に取
替えなくてはならず、実用には適さない。水洗やアルコ
ール洗浄などの簡単な操作によって粘着力が回復し、再
使用可能であれば他の粘着物質でもよい。また引き剥が
すときにも、任意の端部から徐々にめくりながら剥がす
ことができるので、簡単でもあり粘着物質2及び家具の
側面4双方を損傷する心配がない。しかし軟らかすぎる
と、ちょっとしたアクシデントによって折重なってしま
い、粘着面同士が強力に貼り付いたり、また家具の荷重
に耐えられず裂けたりする危険がある。以上のように適
度に柔軟性があって粘着面が平らでありさえすれば、他
面は平面でなくても、また薄くても厚くてもかまわな
い。さらに実施例4のスダレ5における横板6のように
それ自体堅くても、それを連結した全体として柔軟性が
あれば良い。柔軟体1に加わる荷重に耐える粘着力は、
粘着面の面積に比例するので、必要十分な面積を持って
いれば、その柔軟体1及び粘着面のそれぞれの形状は長
方形以外の例えば台形、三角形、ハート形、円形、ダ円
形、その他いかなる形のものでもよい。つまり、四角に
形成した柔軟体の平面に、碁盤の目のように沢山の小さ
な粘着物質を接着してもよい。柔軟体1の表面の上端部
に、十分な荷重に耐え得るように支持部7を一体成型に
より設け、さらに金属の支持棒8を貫通させて、より丈
夫な構造にした。その支持棒8の両端に穴を開け、取っ
手3のレバー9の両端を差込んで、回動自在に取付けて
いる。取っ手3を柔軟体1に取付ける方法は、直接一体
成型(実施例2)したり接着剤やネジやボルトじめで固
定する方法(実施例4)、また一定方向のみ回動自在な
一軸間接的取付け(実施例1、3)、または二軸間接的
取付け(実施例5)、及び蝶番方式あるいは鎖、ロープ
やベルトで連結したりしてもよい。実施例5の方式は左
右(X)上下(Y)との二軸の自由度を持つので、一度
貼付けた柔軟体1を頻繁に貼り変えることなしに、取っ
手3の位置だけを斜め方向、またその時々で自由に変え
られるので、持上げるときに微妙なコントロールが可能
である。また貼り付けた柔軟体1で家具を持上げようと
する力は、支持棒8及び支持部7を通じて、柔軟体1全
体をズリ上げる作用となり、その粘着面に平行に働くズ
リ摩擦力によって生じる。柔軟体1に対する取っ手3の
取付け位置(支持棒8の位置)が上方以外の例えば下部
になると、支持棒8が柔軟体1を押し上げ、めくりはが
す作用となるのでより強く家具側面4に押付けながら引
張らなければならない。これは作業者にとってかなり困
難で苦しい姿勢になる。だから取っ手3の取付け位置は
柔軟体1の上部のほうが望ましい。さらにその取っ手3
が直角の位置までしか開かないように、支持部7にスト
ッパー10を設け、レバー9がそのストッパー10に当
ってそれ以上動かないようにしている。実施例1、5の
ストッパー10は、柔軟体1とともに一体成型してある
が、レバー9の一部に当たればよいのだから金属製、プ
ラスチック製、その他のものを後から取付ける方式でも
よい。このように、ストッパー10で直角までしか開か
ないようにした取っ手3をテコにすれば、押し下げるよ
うにするだけで自然にめくれるので、柔軟体1を簡単に
引剥がせる。しかし、後述する実施例2、4に示すよう
に、取っ手3を柔軟体1と一体成型または固定した場
合、また実施例3に示すように取っ手3の取付け位置が
柔軟体1の中央にある場合には、ストッパー10を設け
なくても良い。
(ホ)作用 この発明に係る家具類運搬用取っ手においては、まず第
1図のように、家具の側面4のやや下の方にペタッと貼
り付ける。さらにゴシゴシと柔軟体1の表面を良くコス
ってしっかりと粘着させる。それから取っ手3の握りを
片手で掴んでゆっくりと持上げる。そのときもう一方の
手は家具の適当な場所に添えてバランスをとりながら運
搬する。取外すときには単に取っ手3を引張ったり、柔
軟体1の端の部分から徐々にめくったりしても良いが、
実施例1、5においてはストッパー10が設けてあるの
で、第6図の断面図に示すように取っ手3だけを直角ま
で倒してそのまま下方へ押し下げれば、テコの作用で簡
単に剥がすことが出来る。
(ヘ)実施例 実施例1 第1図は、実施例1の家具類運搬用取っ手を家具の側面
4に貼付けている場面の立体斜視図である。柔軟体1を
薄い長方形に形成し、裏面には粘着物質2を接着してい
る。表面の上部に取っ手3を回動自在に取付け、第6図
はストッパー10の働きで直角まで倒した取っ手3をさ
らに下方へ押し下げることによって、柔軟体1をめくり
剥がしている場面の断面図である。
実施例2 実施例2を第2図にもとずいて説明する。実施例2で
は、柔軟体(実施例1の場合と同様)1を薄い平板状で
ダ円形に形成している。裏面に粘着物質(実施例1の場
合と同様)2を一様に接着している。表面の上端部には
取っ手3を一体成型によって設けている。荷重に十分耐
え、歪んだりシワが寄ったりしないように取っ手3及び
そのまわりの生ゴムの厚みを増している。
実施例3 実施例3を第3図にもとずいて説明する。実施例3で
は、柔軟体(実施例1と同様)1を薄いダ円形に形成
し、平らな裏面全体に一様に粘着物質2を接着し、表面
の中央部には取っ手3を取付けるための支持部7と支持
棒8を設け、取っ手3のレバー9をその支持棒8に回動
自在に取付けている。この実施例においては、柔軟体1
の端部からめくるようにして、ひきはがすことが出来
る。
実施例4 実施例4を第4図にもとずいて説明する。実施例4の柔
軟体は、プラスチックの細い棒状または短柵状にした横
板6を多数連結させてスダレ5としている。このスダレ
5は実際のスダレとまったくおなじように一方にのみ柔
軟性を持ち、それと直角方向には少しも柔軟ではない。
各横板6の裏面を平らに形成してあるので、全体として
必要十分な面積を持っている。その横板6の裏面にはそ
れぞれ粘着物質2を接着している。スダレ5の表面の上
端部には取っ手3をネジ11で固定しているので、ひき
はがす時には取っ手3を下方へ押しさげれば丁度スダレ
をめくるように簡単に剥がせる。
実施例5 実施例5を第5図にもとずいて説明する。実施例5で
は、柔軟体(実施例1と同様)1を薄い長方形に形成
し、裏面には粘着物質2を一様に接着している。表面の
上端部には十分な荷重に耐えるよう支持部7と支持棒8
とを一体成型によって設け、その中央の凹部分を取っ手
3との連結部としている。取っ手3と支持棒8との連結
の自由度は2軸(XY)とし、回動自在に取付けてい
る。さらにその取っ手3が直角の位置までしか開かない
ように、支持部7にストッパー10を設け、レバー9が
そのストッパー10に当ってそれ以上動かないようにし
ている。本実施例のストッパー10は、柔軟体1ととも
に一体成型してある。柔軟体1を引剥がすには、取っ手
3を下方に押し下げることによって楽に出来る。
(ト)発明の効果 この発明に係る家具類運搬用取っ手は、必要に応じて貼
り付けたり剥がしたりが簡単に出来るので、大型の家具
類の移動や運搬が楽で簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】……実施例1を示す立体斜視図。
【第2図】……実施例2を示す立体斜視図。
【第3図】……実施例3を示す立体斜視図。
【第4図】……実施例4を示す立体斜視図。
【第5図】……実施例5を示す立体斜視図。
【第6図】……実施例1の要部を示す断面図。 1………柔軟体 2………粘着物質 3………取っ手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 柔軟体1の一面を平らに形成し、その面に粘着物質2を
    接着し、その粘着部を除いた部分に取っ手3を設けたこ
    とを特徴とする家具類運搬用取っ手。
JP8446095A 1995-03-06 1995-03-06 家具類運搬用取っ手 Pending JPH08244925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8446095A JPH08244925A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 家具類運搬用取っ手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8446095A JPH08244925A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 家具類運搬用取っ手

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Publication Number Publication Date
JPH08244925A true JPH08244925A (ja) 1996-09-24

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ID=13831243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8446095A Pending JPH08244925A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 家具類運搬用取っ手

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JP (1) JPH08244925A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009149418A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hokusei Shoji:Kk 吊り下げ用具
CN103204344A (zh) * 2012-01-11 2013-07-17 昆山允升吉光电科技有限公司 拉手
EP3097028A4 (en) * 2014-01-24 2017-09-06 Røynestad, Tom Toralv Carrying handle for a building component

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