JPH08244888A - キャップの締め付け方法およびその装置 - Google Patents
キャップの締め付け方法およびその装置Info
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- JPH08244888A JPH08244888A JP7822095A JP7822095A JPH08244888A JP H08244888 A JPH08244888 A JP H08244888A JP 7822095 A JP7822095 A JP 7822095A JP 7822095 A JP7822095 A JP 7822095A JP H08244888 A JPH08244888 A JP H08244888A
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- Japan
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- cap
- container
- mouth
- tightening
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】容器の口部に受け渡されたキャップのキャッピ
ングを正確かつ確実に行なう。 【構成】ロータリーコンベア3により搬送される容器2
の口部4に、キャップシュート7からキャップ6を引き
渡す。次に、キャップ6が容器2とともに案内部材11
の下側に搬送されると、マグネット12によりキャップ
6を容器2の口部に係止させた状態で上方に持ち上げ、
案内部材11の下面11Aに摺接させて搬送経路に沿っ
て案内する。案内部材11の下面11Aは水平に形成さ
れているので、キャップ6は持ち上げられた状態で水平
に保持されて搬送される。続いて、摺接部材15により
キャップ6が開方向に回転され、締め付け前に、キャッ
プ6を水平状態に保持するよう修正が行われる。次に、
摺動部材18によりキャップ6は閉方向に回転され、締
め付けが行われる。
ングを正確かつ確実に行なう。 【構成】ロータリーコンベア3により搬送される容器2
の口部4に、キャップシュート7からキャップ6を引き
渡す。次に、キャップ6が容器2とともに案内部材11
の下側に搬送されると、マグネット12によりキャップ
6を容器2の口部に係止させた状態で上方に持ち上げ、
案内部材11の下面11Aに摺接させて搬送経路に沿っ
て案内する。案内部材11の下面11Aは水平に形成さ
れているので、キャップ6は持ち上げられた状態で水平
に保持されて搬送される。続いて、摺接部材15により
キャップ6が開方向に回転され、締め付け前に、キャッ
プ6を水平状態に保持するよう修正が行われる。次に、
摺動部材18によりキャップ6は閉方向に回転され、締
め付けが行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャップの締め付け方
法およびその装置に係り、例えば、キャップを、容器の
口部にねじ締めするキャップの締め付け方法およびその
装置に関するものである。
法およびその装置に係り、例えば、キャップを、容器の
口部にねじ締めするキャップの締め付け方法およびその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器の口部にねじ締めされるスクリュー
キャップを、容器に対してキャッピングする場合には、
供給されるキャップをキャップ保持手段に保持させ、下
方の容器に向かってこのキャップ保持手段を下降させつ
つ回転させることにより、キャップのねじを容器の口部
に設けられているねじ部に締結するようになっている。
キャップを、容器に対してキャッピングする場合には、
供給されるキャップをキャップ保持手段に保持させ、下
方の容器に向かってこのキャップ保持手段を下降させつ
つ回転させることにより、キャップのねじを容器の口部
に設けられているねじ部に締結するようになっている。
【0003】従来のキャップの締め付け装置は、例え
ば、ロータリータイプの容器搬送機構により搬送される
容器に蓋を締め付ける際、まず、連続して供給され、前
方に向かって傾斜した蓋を、搬送されてくる容器の口部
に係止させ、その後、蓋の「斜めかぶり」や脱落を防ぐ
ため押圧手段によりこれらキャップを口部に弾性的に押
圧して保持し、キャップを締め付けるようにしている
(特開昭59−124291号公報参照)。
ば、ロータリータイプの容器搬送機構により搬送される
容器に蓋を締め付ける際、まず、連続して供給され、前
方に向かって傾斜した蓋を、搬送されてくる容器の口部
に係止させ、その後、蓋の「斜めかぶり」や脱落を防ぐ
ため押圧手段によりこれらキャップを口部に弾性的に押
圧して保持し、キャップを締め付けるようにしている
(特開昭59−124291号公報参照)。
【0004】しかしながら、蓋内部に形成されたねじ
が、口部に形成されたねじ部(ねじ山)に当たると、水
平度の確保が難しく、例えば、蓋が口部に対して傾斜し
た状態で締め付けられると、キャッピング不良を招く恐
れがある。このため、前方に傾斜した蓋を搬送されてく
る容器の口部に係止させてから、蓋の締め付けを行うま
での間に、蓋の天面を水平板に摺接させると同時に、蓋
を開方向に回転させて、蓋のねじと口部のねじ部のそれ
ぞれの螺合開始端が閉方向に遊びを持つようにして水平
度を確保し、正確な蓋の締め付けを行うことができる蓋
の取付け方法と装置が既に提案されている(特公昭45
−35467号公報参照)。
が、口部に形成されたねじ部(ねじ山)に当たると、水
平度の確保が難しく、例えば、蓋が口部に対して傾斜し
た状態で締め付けられると、キャッピング不良を招く恐
れがある。このため、前方に傾斜した蓋を搬送されてく
る容器の口部に係止させてから、蓋の締め付けを行うま
での間に、蓋の天面を水平板に摺接させると同時に、蓋
を開方向に回転させて、蓋のねじと口部のねじ部のそれ
ぞれの螺合開始端が閉方向に遊びを持つようにして水平
度を確保し、正確な蓋の締め付けを行うことができる蓋
の取付け方法と装置が既に提案されている(特公昭45
−35467号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報に示された
キャップの締め付けでは、キャップを容器の口部に係止
させた後、押圧板または水平板にキャップの天面を摺接
させて、キャップを容器側に、すなわち下方に押圧して
口部に押しつけるようにしているため、キャップは必ず
口部に当たることになる。このため、キャップが容器の
口部に傾斜状態で係止されると、傾斜状態のキャップに
開方向の回転を与えても、水平にすることが困難であ
り、そのまま容器とともに搬送されると締め付け不良を
招くというおそれがある。また、キャップが容器の口部
に押しつけられるため、圧接面積が大きくなり、搬送に
伴う容器側の振動がキャップに伝わりやすく、わずかな
振動であってもキャップは大きな影響を受けてしまい、
キャップを常時水平に保ちにくい。このため、締め付け
不良の発生を抑えることが困難であった。
キャップの締め付けでは、キャップを容器の口部に係止
させた後、押圧板または水平板にキャップの天面を摺接
させて、キャップを容器側に、すなわち下方に押圧して
口部に押しつけるようにしているため、キャップは必ず
口部に当たることになる。このため、キャップが容器の
口部に傾斜状態で係止されると、傾斜状態のキャップに
開方向の回転を与えても、水平にすることが困難であ
り、そのまま容器とともに搬送されると締め付け不良を
招くというおそれがある。また、キャップが容器の口部
に押しつけられるため、圧接面積が大きくなり、搬送に
伴う容器側の振動がキャップに伝わりやすく、わずかな
振動であってもキャップは大きな影響を受けてしまい、
キャップを常時水平に保ちにくい。このため、締め付け
不良の発生を抑えることが困難であった。
【0006】本発明は、上記欠点を除くためになされた
もので、キャッピング時に、容器の口部に受け渡された
キャップを、容器側からの影響を除いて水平に保持する
ことにより正確でかつ確実なキャッピングを行なうこと
ができるようにしたキャップの締め付け方法およびその
装置を提供することを目的とするものである。
もので、キャッピング時に、容器の口部に受け渡された
キャップを、容器側からの影響を除いて水平に保持する
ことにより正確でかつ確実なキャッピングを行なうこと
ができるようにしたキャップの締め付け方法およびその
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るキャップの
締め付け方法は、ねじ締め部が形成された口部を有する
容器を直立させて搬送し、上記口部にキャップを嵌合さ
せた後、このキャップを吸引して上方に持ち上げほぼ水
平に保持して容器とともに搬送し、ほぼ水平に保持され
たキャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転さ
せ、キャップを口部にねじ締めするようにしたものであ
る。
締め付け方法は、ねじ締め部が形成された口部を有する
容器を直立させて搬送し、上記口部にキャップを嵌合さ
せた後、このキャップを吸引して上方に持ち上げほぼ水
平に保持して容器とともに搬送し、ほぼ水平に保持され
たキャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転さ
せ、キャップを口部にねじ締めするようにしたものであ
る。
【0008】また、本発明に係るキャップの締め付け装
置は、ねじ締め部が形成された口部を有する容器を直立
状態で搬送する容器搬送手段と、開口部が下方に向けら
れて供給されるキャップを、搬送される容器の口部に受
け渡すキャップ供給手段と、キャップを容器の口部に嵌
合させた状態で上方に持ち上げてほぼ水平に保持するキ
ャップ吸着手段と、ほぼ水平に保持されたキャップと容
器とをキャップの閉方向に相対回転させキャップを口部
にねじ締めするキャップ締め付け手段とを備えるように
したものである。
置は、ねじ締め部が形成された口部を有する容器を直立
状態で搬送する容器搬送手段と、開口部が下方に向けら
れて供給されるキャップを、搬送される容器の口部に受
け渡すキャップ供給手段と、キャップを容器の口部に嵌
合させた状態で上方に持ち上げてほぼ水平に保持するキ
ャップ吸着手段と、ほぼ水平に保持されたキャップと容
器とをキャップの閉方向に相対回転させキャップを口部
にねじ締めするキャップ締め付け手段とを備えるように
したものである。
【0009】
【作用】上記キャップの締め付け方法では、先ず、ねじ
締め部が形成された口部を有する容器を直立させて搬送
し、次に、口部にキャップを嵌合させた後、このキャッ
プを上方に吸引して持ち上げてほぼ水平に保持し、容器
とともに搬送しているので、キャップは傾斜した状態で
嵌合することがない。続いて、ほぼ水平に保持されたキ
ャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転させ、キ
ャップを口部にねじ締めするようにしているので、キャ
ップが水平な状態でねじ締めされ、正確に締付が行われ
る。
締め部が形成された口部を有する容器を直立させて搬送
し、次に、口部にキャップを嵌合させた後、このキャッ
プを上方に吸引して持ち上げてほぼ水平に保持し、容器
とともに搬送しているので、キャップは傾斜した状態で
嵌合することがない。続いて、ほぼ水平に保持されたキ
ャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転させ、キ
ャップを口部にねじ締めするようにしているので、キャ
ップが水平な状態でねじ締めされ、正確に締付が行われ
る。
【0010】また、上記キャップの締め付け装置では、
先ず、容器が直立状態で搬送されてくると、開口部が下
方に向けられて供給されるキャップを、容器の口部に受
け渡す。その後、キャップはキャップ吸着手段により容
器の口部に嵌合されたまま、上方に持ち上げられほぼ水
平に保持された状態で、容器とともに搬送されるので、
キャップは傾斜した状態で嵌合することがない。しか
も、キャップ締め付け手段により、ほぼ水平に保持され
たキャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転さ
せ、キャップを口部にねじ締めするようにしているの
で、キャップが水平な状態でねじ締めされ、正確に締付
が行われる。
先ず、容器が直立状態で搬送されてくると、開口部が下
方に向けられて供給されるキャップを、容器の口部に受
け渡す。その後、キャップはキャップ吸着手段により容
器の口部に嵌合されたまま、上方に持ち上げられほぼ水
平に保持された状態で、容器とともに搬送されるので、
キャップは傾斜した状態で嵌合することがない。しか
も、キャップ締め付け手段により、ほぼ水平に保持され
たキャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転さ
せ、キャップを口部にねじ締めするようにしているの
で、キャップが水平な状態でねじ締めされ、正確に締付
が行われる。
【0011】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るキャップの締め付け装置
の要部を示す側面図、図2は図1のキャップの締め付け
装置の要部を示す平面図である。このキャップの締め付
け装置は、容器搬送手段とキャップ供給手段とキャップ
吸着手段とキャップ締め付け手段とを備えて構成され
る。容器搬送手段は、容器2を直立状態で搬送するリニ
アコンベア3から構成される。リニアコンベア3は、図
示しない容器供給機構から受け渡された容器2を載置し
て図1の右方向に搬送し、外部に排出するようになって
いる。容器2は上部に口部4を備え、この口部4にはね
じ締め部5が形成される。キャップ供給手段は、開口部
が下方に向けられて供給されるキャップ6を、搬送され
る容器2の口部4に受け渡すキャップシュート7から構
成される。キャップシュート7は、開口部8がリニアコ
ンベア3の搬送方向(図1の右方向)に傾斜して開口
し、この開口部8からキャップ6の傾斜した下部を外方
に突出させ、搬送される容器2の口部4に係止させるよ
うになっている。また、キャップシュート7は、容器2
の高さに応じて上下方向位置を変更できるようになって
いる。キャップ6は、磁性を有する素材で成形され、上
面が平坦に形成された天面6Aと筒状スカート部6Bと
を有する。スカート部6Bの内面には口部4のねじ締め
部5に螺合されるねじ(図示せず)が形成される。
図1は本発明の一実施例に係るキャップの締め付け装置
の要部を示す側面図、図2は図1のキャップの締め付け
装置の要部を示す平面図である。このキャップの締め付
け装置は、容器搬送手段とキャップ供給手段とキャップ
吸着手段とキャップ締め付け手段とを備えて構成され
る。容器搬送手段は、容器2を直立状態で搬送するリニ
アコンベア3から構成される。リニアコンベア3は、図
示しない容器供給機構から受け渡された容器2を載置し
て図1の右方向に搬送し、外部に排出するようになって
いる。容器2は上部に口部4を備え、この口部4にはね
じ締め部5が形成される。キャップ供給手段は、開口部
が下方に向けられて供給されるキャップ6を、搬送され
る容器2の口部4に受け渡すキャップシュート7から構
成される。キャップシュート7は、開口部8がリニアコ
ンベア3の搬送方向(図1の右方向)に傾斜して開口
し、この開口部8からキャップ6の傾斜した下部を外方
に突出させ、搬送される容器2の口部4に係止させるよ
うになっている。また、キャップシュート7は、容器2
の高さに応じて上下方向位置を変更できるようになって
いる。キャップ6は、磁性を有する素材で成形され、上
面が平坦に形成された天面6Aと筒状スカート部6Bと
を有する。スカート部6Bの内面には口部4のねじ締め
部5に螺合されるねじ(図示せず)が形成される。
【0012】ところで、キャップ吸着手段は、キャップ
吸着機構10から構成される。このキャップ吸着機構1
0は、リニアコンベア3の搬送経路上にキャップシュー
ト7の開口部8から離れて配設された案内部材11と、
この案内部材11の上側に設けられ磁性キャップ6の天
面6Aを吸着するマグネット12とを備えている。案内
部材11は、キャップシュート7から離れた位置で、リ
ニアコンベア3の搬送経路上で高さを調整可能に設けら
れ、多種の容器に対応させることができるようになって
いる。マグネット12は、容器2の口部4に嵌合されて
搬送されるキャップ6が案内部材11の下側を通過する
と、キャップ6を案内部材11を介して吸着し、上方に
持ち上げてキャップ6の天面6Aを案内部材11の下面
11Aに摺接させるようになっている。案内部材11は
キャップ6がマグネット12により上方に持ち上げられ
てもスカート部6Bが口部4から脱落しない高さに調整
される。案内部材11の下面11Aはキャップ6を水平
に保つよう天面6Aの断面形状に合致させて水平な平担
面に形成され、図1に示すように、上流側と下流側で若
干高さを異ならせている。
吸着機構10から構成される。このキャップ吸着機構1
0は、リニアコンベア3の搬送経路上にキャップシュー
ト7の開口部8から離れて配設された案内部材11と、
この案内部材11の上側に設けられ磁性キャップ6の天
面6Aを吸着するマグネット12とを備えている。案内
部材11は、キャップシュート7から離れた位置で、リ
ニアコンベア3の搬送経路上で高さを調整可能に設けら
れ、多種の容器に対応させることができるようになって
いる。マグネット12は、容器2の口部4に嵌合されて
搬送されるキャップ6が案内部材11の下側を通過する
と、キャップ6を案内部材11を介して吸着し、上方に
持ち上げてキャップ6の天面6Aを案内部材11の下面
11Aに摺接させるようになっている。案内部材11は
キャップ6がマグネット12により上方に持ち上げられ
てもスカート部6Bが口部4から脱落しない高さに調整
される。案内部材11の下面11Aはキャップ6を水平
に保つよう天面6Aの断面形状に合致させて水平な平担
面に形成され、図1に示すように、上流側と下流側で若
干高さを異ならせている。
【0013】反転手段は、摺接部材15から構成され
る。摺接部材15は、摩擦性の高い材質からなり、図1
および図2に示すように、案内部材11上流側の下側に
沿って設けられ、マグネット12に吸着され容器2に嵌
合されて搬送されるキャップ6のスカート部6Bに摺接
するようになっている。摺接部材15は、搬送方向両側
に対してキャップ6を開方向に回転させる一方の側に配
置される。この摺接部材15はキャップ6の大きさ、容
器2の口部4の高さに応じて位置を変更することができ
るようになっている。
る。摺接部材15は、摩擦性の高い材質からなり、図1
および図2に示すように、案内部材11上流側の下側に
沿って設けられ、マグネット12に吸着され容器2に嵌
合されて搬送されるキャップ6のスカート部6Bに摺接
するようになっている。摺接部材15は、搬送方向両側
に対してキャップ6を開方向に回転させる一方の側に配
置される。この摺接部材15はキャップ6の大きさ、容
器2の口部4の高さに応じて位置を変更することができ
るようになっている。
【0014】キャップ締め付け手段は、摩擦部材18か
ら構成される。摩擦部材18は、図2に示すように、案
内部材11下流側の下側に沿って摺接部材15の下流側
に設けられ、摺接部材15により開方向に回転されたキ
ャップ6が搬送されてくると、スカート部6Bに摺接す
るようになっている。摩擦部材18は、搬送方向両側に
対してキャップ6を閉方向に回転させる一方の側(摺接
部材15の反対側)に配置される。この摩擦部材18は
キャップ6の大きさ、容器2の口部4の高さに応じて位
置を変更することができるようになっている。
ら構成される。摩擦部材18は、図2に示すように、案
内部材11下流側の下側に沿って摺接部材15の下流側
に設けられ、摺接部材15により開方向に回転されたキ
ャップ6が搬送されてくると、スカート部6Bに摺接す
るようになっている。摩擦部材18は、搬送方向両側に
対してキャップ6を閉方向に回転させる一方の側(摺接
部材15の反対側)に配置される。この摩擦部材18は
キャップ6の大きさ、容器2の口部4の高さに応じて位
置を変更することができるようになっている。
【0015】次に、本発明のキャップ締め付け方法を、
上記実施例に係るキャップ締め付け装置の動作に基づい
て説明する。まず、図示しない容器供給機構から受け渡
された容器2をリニアコンベア3により直立状態で図1
の右方向に搬送する。次に、キャップシュート7により
開口部8からキャップ6を搬送方向に傾斜させて突出さ
せる。キャップ6は、リニアコンベア3により搬送され
る容器2の口部4に受け渡され、口部4に係止された状
態で容器2とともに案内部材11の下側に搬送される。
容器2が案内部材11の下側に達すると、キャップ6は
マグネット12に吸着され、キャップ6の天面6Aが案
内部材11の下面11Aに吸い付けられ、口部4から上
方に持ち上げられる。キャップ6は、容器2の口部4に
嵌合された状態で容器2とともに搬送されるので、天面
6Aが案内部材11の下面11Aを摺動しつつ搬送方向
に沿って案内される。しかも、案内部材11の下面11
Aは水平に形成されているので、キャップ6は、水平に
保持されて搬送される。
上記実施例に係るキャップ締め付け装置の動作に基づい
て説明する。まず、図示しない容器供給機構から受け渡
された容器2をリニアコンベア3により直立状態で図1
の右方向に搬送する。次に、キャップシュート7により
開口部8からキャップ6を搬送方向に傾斜させて突出さ
せる。キャップ6は、リニアコンベア3により搬送され
る容器2の口部4に受け渡され、口部4に係止された状
態で容器2とともに案内部材11の下側に搬送される。
容器2が案内部材11の下側に達すると、キャップ6は
マグネット12に吸着され、キャップ6の天面6Aが案
内部材11の下面11Aに吸い付けられ、口部4から上
方に持ち上げられる。キャップ6は、容器2の口部4に
嵌合された状態で容器2とともに搬送されるので、天面
6Aが案内部材11の下面11Aを摺動しつつ搬送方向
に沿って案内される。しかも、案内部材11の下面11
Aは水平に形成されているので、キャップ6は、水平に
保持されて搬送される。
【0016】次に、搬送されるキャップ6のスカート部
6Bが摺接部材15に摺接すると、天面6Aと案内部材
11の下面11Aとの摺動抵抗に打ち勝ってキャップ6
を開方向に回転させ、キャップ6のねじ(図示せず)と
口部4のねじ締め部5のそれぞれの螺合開始端同士を閉
方向に遊びを持たせ、それぞれの螺合部がずれて係止さ
れることによりキャップ6が口部に対して傾斜するのを
防いでいる。このとき、キャップ6は持ち上げられた状
態にあるので、開方向の回転力を受けると容易に水平に
保たれる。次に、開方向に回転されたキャップ6が搬送
されてくると、スカート部6Bが摩擦部材18に摺接
し、キャップ6を閉方向に回転させ、キャップ6を口部
4に締め付け、キャッピングを完了する。この締め付け
時、キャップ6は案内部材11により水平に保持される
ので正確に締め付けを行うことができる。また、締め付
け前に、摺接部材15がキャップ6を一旦、開方向に回
転させているので、例え、キャップ6が傾斜状態で口部
4に係止されても、水平状態に容易に修正することがで
きる。また、摩擦部材18がキャップ6を閉方向に回転
させているが、容器2には、内容物が充填されており、
容器2の自重により容器2がキャップ6とともに閉方向
に回転することはないので、確実にキャッピングを行う
ことができる。
6Bが摺接部材15に摺接すると、天面6Aと案内部材
11の下面11Aとの摺動抵抗に打ち勝ってキャップ6
を開方向に回転させ、キャップ6のねじ(図示せず)と
口部4のねじ締め部5のそれぞれの螺合開始端同士を閉
方向に遊びを持たせ、それぞれの螺合部がずれて係止さ
れることによりキャップ6が口部に対して傾斜するのを
防いでいる。このとき、キャップ6は持ち上げられた状
態にあるので、開方向の回転力を受けると容易に水平に
保たれる。次に、開方向に回転されたキャップ6が搬送
されてくると、スカート部6Bが摩擦部材18に摺接
し、キャップ6を閉方向に回転させ、キャップ6を口部
4に締め付け、キャッピングを完了する。この締め付け
時、キャップ6は案内部材11により水平に保持される
ので正確に締め付けを行うことができる。また、締め付
け前に、摺接部材15がキャップ6を一旦、開方向に回
転させているので、例え、キャップ6が傾斜状態で口部
4に係止されても、水平状態に容易に修正することがで
きる。また、摩擦部材18がキャップ6を閉方向に回転
させているが、容器2には、内容物が充填されており、
容器2の自重により容器2がキャップ6とともに閉方向
に回転することはないので、確実にキャッピングを行う
ことができる。
【0017】次に、上記実施例装置の一変形例につい
て、図3を参照して説明する。上記実施例と同一または
相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。一
変形例に係るキャップ締め付け装置は、キャップ6を開
方向に回転させる摺接部材を設けず、案内部材21の上
流側端部22をキャップシュート7の開口部8上部近傍
に延設して設けている。上流側端部22の下面23は傾
斜して形成され案内部材21の上流側下面24Aに連続
している。上流側下面24Aはキャップ6のねじ込み角
度に応じて傾斜して形成され、この上流側下面24Aに
連続する下流側下面24Bは水平に形成される。案内部
材21の上側にはマグネット12が設けられる。他の構
成については、上記実施例と同じである。
て、図3を参照して説明する。上記実施例と同一または
相当部分には同一符号を付してその説明を省略する。一
変形例に係るキャップ締め付け装置は、キャップ6を開
方向に回転させる摺接部材を設けず、案内部材21の上
流側端部22をキャップシュート7の開口部8上部近傍
に延設して設けている。上流側端部22の下面23は傾
斜して形成され案内部材21の上流側下面24Aに連続
している。上流側下面24Aはキャップ6のねじ込み角
度に応じて傾斜して形成され、この上流側下面24Aに
連続する下流側下面24Bは水平に形成される。案内部
材21の上側にはマグネット12が設けられる。他の構
成については、上記実施例と同じである。
【0018】上記一変形例の装置に係るキャップ締め付
け方法では、リニアコンベア3により搬送されてくる容
器2が開口部8を通過し、傾斜して突出したキャップ6
が容器2の口部4に受け渡されると、口部4に係止され
たキャップ6は直ちに案内部材11の下側に搬送され
る。このとき、案内部材21の上流側端部下面22は、
搬送方向に向かって傾斜しているので、キャップ6は円
滑に口部4に嵌合される。と同時に、キャップ6はマグ
ネット12に吸着され、キャップ6の天面6Aが案内部
材21の下面24Aに吸い付けられ、口部4から上方に
持ち上げられる。キャップ6は、容器2の口部4に嵌合
された状態で、天面6Aが案内部材21の上流側下面2
4Aを摺動すると、ねじ込み角度に応じてわずかに傾斜
して搬送される。続いて、天面6Aが案内部材24Bの
下流側下面24Bを摺動すると、水平に保持されて搬送
され、ほぼ水平状態で容器6に被せられる。そして、図
4に示すように、スカート部6Bが案内部材21の下流
側に設けられた摩擦部材18に摺接し、キャップ6を閉
方向に回転させ、キャップ6を口部4に締め付け、キャ
ッピングを完了する。この締め付け時、キャップ6は案
内部材21によりほぼ水平状態に保持されるので正確に
締め付けを行うことができる。なお、案内部材21は、
上下方向に位置を変更できるようになっており、口部4
との間隔を予め調整し、キャップ6を最適な高さで保持
することができるようになっている。
け方法では、リニアコンベア3により搬送されてくる容
器2が開口部8を通過し、傾斜して突出したキャップ6
が容器2の口部4に受け渡されると、口部4に係止され
たキャップ6は直ちに案内部材11の下側に搬送され
る。このとき、案内部材21の上流側端部下面22は、
搬送方向に向かって傾斜しているので、キャップ6は円
滑に口部4に嵌合される。と同時に、キャップ6はマグ
ネット12に吸着され、キャップ6の天面6Aが案内部
材21の下面24Aに吸い付けられ、口部4から上方に
持ち上げられる。キャップ6は、容器2の口部4に嵌合
された状態で、天面6Aが案内部材21の上流側下面2
4Aを摺動すると、ねじ込み角度に応じてわずかに傾斜
して搬送される。続いて、天面6Aが案内部材24Bの
下流側下面24Bを摺動すると、水平に保持されて搬送
され、ほぼ水平状態で容器6に被せられる。そして、図
4に示すように、スカート部6Bが案内部材21の下流
側に設けられた摩擦部材18に摺接し、キャップ6を閉
方向に回転させ、キャップ6を口部4に締め付け、キャ
ッピングを完了する。この締め付け時、キャップ6は案
内部材21によりほぼ水平状態に保持されるので正確に
締め付けを行うことができる。なお、案内部材21は、
上下方向に位置を変更できるようになっており、口部4
との間隔を予め調整し、キャップ6を最適な高さで保持
することができるようになっている。
【0019】図5は、キャップ締め付け機構の他の実施
例を示すもので、キャップ6の締め付けに強力な回転力
が要求される場合に適用されるものを示す。キャップ締
め付け機構30は、上記一実施例に係るキャップ締め付
け機構18が、搬送方向の一側に設けた摩擦部材18か
ら構成しているのに対し、容器2の搬送方向両側に摺接
可能に設けられた互いに速度の異なる一対の無端駆動ベ
ルト31、32から構成している。一方の無端駆動ベル
ト31は、他方の無端駆動ベルト32より高速で駆動さ
れ、これらベルト31、32間に容器2が搬送される
と、容器2を閉方向に回転させるようになっている。な
お、これら無端駆動ベルト31、32にキャップ6の回
転を規制またはキャップ6を逆転させる反転部材(図示
せず)を付加してもよい。その場合、反転部材をこれら
無端駆動ベルト31、32とほぼ同一経路に配置し、上
記一実施例の摺接部材15と同様に、キャップ6のスカ
ート部6Bに当接させ、キャップ6を開方向に回転さ
せ、容器2がベルト31、32間で開方向に回転された
際、キャップ6が容器2とともに回転するのを規制する
か、あるいはキャップ6を容器2に対して逆転させるも
のであればよい。すなわち、このようなキャップ締め付
け機構30では、容器2とキャップ6とを閉方向に相対
回転させてキャッピングを行うようにしている。
例を示すもので、キャップ6の締め付けに強力な回転力
が要求される場合に適用されるものを示す。キャップ締
め付け機構30は、上記一実施例に係るキャップ締め付
け機構18が、搬送方向の一側に設けた摩擦部材18か
ら構成しているのに対し、容器2の搬送方向両側に摺接
可能に設けられた互いに速度の異なる一対の無端駆動ベ
ルト31、32から構成している。一方の無端駆動ベル
ト31は、他方の無端駆動ベルト32より高速で駆動さ
れ、これらベルト31、32間に容器2が搬送される
と、容器2を閉方向に回転させるようになっている。な
お、これら無端駆動ベルト31、32にキャップ6の回
転を規制またはキャップ6を逆転させる反転部材(図示
せず)を付加してもよい。その場合、反転部材をこれら
無端駆動ベルト31、32とほぼ同一経路に配置し、上
記一実施例の摺接部材15と同様に、キャップ6のスカ
ート部6Bに当接させ、キャップ6を開方向に回転さ
せ、容器2がベルト31、32間で開方向に回転された
際、キャップ6が容器2とともに回転するのを規制する
か、あるいはキャップ6を容器2に対して逆転させるも
のであればよい。すなわち、このようなキャップ締め付
け機構30では、容器2とキャップ6とを閉方向に相対
回転させてキャッピングを行うようにしている。
【0020】図6ないし図7は、容器搬送機構をスター
ホイール40により構成した例を示すもので、スターホ
イール40は、容器2を円周状に搬送するようにしてい
る。このようなロータリータイプの容器搬送機構では、
ブレーキパッド43を、スターホイール40の搬送方向
外側に沿って弧状に設け、このブレーキパッド43に容
器2摺接させて回転させるようになっている。
ホイール40により構成した例を示すもので、スターホ
イール40は、容器2を円周状に搬送するようにしてい
る。このようなロータリータイプの容器搬送機構では、
ブレーキパッド43を、スターホイール40の搬送方向
外側に沿って弧状に設け、このブレーキパッド43に容
器2摺接させて回転させるようになっている。
【0021】図8ないし図9は、ロータリータイプの容
器搬送機構にキャップ6を回転させる機構を設けた例を
示すもので、キャップ吸着機構51、52をスターホイ
ール40の搬送経路上に弧状に設けている(図8参
照)。符号51、52はそれぞれ、案内部材およびマグ
ネットで、弧状の案内部材51の上側にマグネット52
が設けられている。また、図9に示すように、また、搬
送経路の内側には、摩擦部材53が設けられ、キャップ
6のスカート部6Bに摺接し、キャップ6を閉方向に回
転させ、キャップ6を口部4に締め付けるようになって
いる。
器搬送機構にキャップ6を回転させる機構を設けた例を
示すもので、キャップ吸着機構51、52をスターホイ
ール40の搬送経路上に弧状に設けている(図8参
照)。符号51、52はそれぞれ、案内部材およびマグ
ネットで、弧状の案内部材51の上側にマグネット52
が設けられている。また、図9に示すように、また、搬
送経路の内側には、摩擦部材53が設けられ、キャップ
6のスカート部6Bに摺接し、キャップ6を閉方向に回
転させ、キャップ6を口部4に締め付けるようになって
いる。
【0022】なお、上記各実施例および変形例では、キ
ャップ吸着機構をマグネットを用いた構成について述べ
たが、これに限られるものではなく、キャップが非磁性
体からなる場合、容器に嵌合されたキャップの天面を吸
着する吸盤とこの吸盤を動作させるバキューム回路とか
ら構成し、これら吸盤を容器搬送経路上を搬送される容
器と同期させるようにしてもよい。また、キャップの天
面が平坦に形成されたものについて述べたが、これに限
られるものではなく、天面が円錐状に形成されたもので
もよく、その場合、案内部材の下面を天面に合致させた
形状に形成し、キャップの水平度を確保するようにして
もよい。
ャップ吸着機構をマグネットを用いた構成について述べ
たが、これに限られるものではなく、キャップが非磁性
体からなる場合、容器に嵌合されたキャップの天面を吸
着する吸盤とこの吸盤を動作させるバキューム回路とか
ら構成し、これら吸盤を容器搬送経路上を搬送される容
器と同期させるようにしてもよい。また、キャップの天
面が平坦に形成されたものについて述べたが、これに限
られるものではなく、天面が円錐状に形成されたもので
もよく、その場合、案内部材の下面を天面に合致させた
形状に形成し、キャップの水平度を確保するようにして
もよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るキャップ
の締め付け方法によれば、ねじ締め部が形成された口部
を有する容器を直立させて搬送し、上記口部にキャップ
を嵌合させた後、このキャップを吸引して上方に持ち上
げほぼ水平に保持して容器とともに搬送し、ほぼ水平に
保持されたキャップと容器とをキャップの閉方向に相対
回転させ、キャップを口部にねじ締めするようにしたこ
とにより、締め付け前に口部からキャップを持ち上げた
状態で水平に保持することができるので、ねじ締めを正
確に行うことができ、キャッピングを確実に行うことが
できる。
の締め付け方法によれば、ねじ締め部が形成された口部
を有する容器を直立させて搬送し、上記口部にキャップ
を嵌合させた後、このキャップを吸引して上方に持ち上
げほぼ水平に保持して容器とともに搬送し、ほぼ水平に
保持されたキャップと容器とをキャップの閉方向に相対
回転させ、キャップを口部にねじ締めするようにしたこ
とにより、締め付け前に口部からキャップを持ち上げた
状態で水平に保持することができるので、ねじ締めを正
確に行うことができ、キャッピングを確実に行うことが
できる。
【0024】また、本発明に係るキャップの締め付け装
置によれば、ねじ締め部が形成された口部を有する容器
を直立状態で搬送する容器搬送手段と、開口部が下方に
向けられて供給されるキャップを、搬送される容器の口
部に受け渡すキャップ供給手段と、キャップを容器の口
部に嵌合させた状態で上方に持ち上げてほぼ水平に保持
するキャップ吸着手段と、ほぼ水平に保持されたキャッ
プと容器とをキャップの閉方向に相対回転させキャップ
を口部にねじ締めするキャップ締め付け手段とを備える
ようにしたことにより、締め付け前に口部からキャップ
を持ち上げた状態で水平に保持することができるので、
ねじ締めを正確に行うことができ、キャッピングを確実
に行うことができる。
置によれば、ねじ締め部が形成された口部を有する容器
を直立状態で搬送する容器搬送手段と、開口部が下方に
向けられて供給されるキャップを、搬送される容器の口
部に受け渡すキャップ供給手段と、キャップを容器の口
部に嵌合させた状態で上方に持ち上げてほぼ水平に保持
するキャップ吸着手段と、ほぼ水平に保持されたキャッ
プと容器とをキャップの閉方向に相対回転させキャップ
を口部にねじ締めするキャップ締め付け手段とを備える
ようにしたことにより、締め付け前に口部からキャップ
を持ち上げた状態で水平に保持することができるので、
ねじ締めを正確に行うことができ、キャッピングを確実
に行うことができる。
【図1】本発明の一実施例に係るキャップの締め付け装
置の要部を示す側面図である。
置の要部を示す側面図である。
【図2】図1のキャップの締め付け装置の要部を示す平
面図である。
面図である。
【図3】本発明の一変形例に係るキャップの締め付け装
置の要部を示す側面図である。
置の要部を示す側面図である。
【図4】図3のキャップの締め付け装置の要部を示す平
面図である。
面図である。
【図5】キャップ締め付け機構の他の実施例を示す説明
図である。
図である。
【図6】容器搬送機構をスターホイールにより構成した
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図7】図6のスターホイールの断面図である。
【図8】ロータリータイプの容器搬送機構にキャップ締
め付け機構を設けた例を示す側面図である。
め付け機構を設けた例を示す側面図である。
【図9】図8のキャップの締め付け機構の要部を示す断
面図である。
面図である。
2 容器 3 リニアコンベア(容器搬送手段) 4 口部 5 ねじ締め部 6 キャップ 7 キャップシュート(キャップ供給手段) 11 案内部材(キャップ吸着手段) 12 マグネット(キャップ吸着手段) 18 摩擦部材(キャップ締め付け手段)
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】上記一変形例の装置に係るキャップ締め付
け方法では、リニアコンベア3により搬送されてくる容
器2が開口部8を通過し、傾斜して突出したキャップ6
が容器2の口部4に受け渡されると、口部4に係止され
たキャップ6は直ちに案内部材21の下側に搬送され
る。このとき、案内部材21の上流側端部下面22は、
搬送方向に向かって傾斜しているので、キャップ6は円
滑に口部4に嵌合される。と同時に、キャップ6はマグ
ネット12に吸着され、キャップ6の天面6Aが案内部
材21の下面24Aに吸い付けられ、口部4から上方に
持ち上げられる。キャップ6は、容器2の口部4に嵌合
された状態で、天面6Aが案内部材21の上流側下面2
4Aを摺動すると、ねじ込み角度に応じてわずかに傾斜
して搬送される。続いて、天面6Aが案内部材21の下
流側下面24Bを摺動すると、水平に保持されて搬送さ
れ、ほぼ水平状態で容器6に被せられる。そして、図4
に示すように、スカート部6Bが案内部材21の下流側
に設けられた摩擦部材18に摺接し、キャップ6を閉方
向に回転させ、キャップ6を口部4に締め付け、キャッ
ピングを完了する。この締め付け時、キャップ6は案内
部材21によりほぼ水平状態に保持されるので正確に締
め付けを行うことができる。なお、案内部材21は、上
下方向に位置を変更できるようになっており、口部4と
の間隔を予め調整し、キャップ6を最適な高さで保持す
ることができるようになっている。
け方法では、リニアコンベア3により搬送されてくる容
器2が開口部8を通過し、傾斜して突出したキャップ6
が容器2の口部4に受け渡されると、口部4に係止され
たキャップ6は直ちに案内部材21の下側に搬送され
る。このとき、案内部材21の上流側端部下面22は、
搬送方向に向かって傾斜しているので、キャップ6は円
滑に口部4に嵌合される。と同時に、キャップ6はマグ
ネット12に吸着され、キャップ6の天面6Aが案内部
材21の下面24Aに吸い付けられ、口部4から上方に
持ち上げられる。キャップ6は、容器2の口部4に嵌合
された状態で、天面6Aが案内部材21の上流側下面2
4Aを摺動すると、ねじ込み角度に応じてわずかに傾斜
して搬送される。続いて、天面6Aが案内部材21の下
流側下面24Bを摺動すると、水平に保持されて搬送さ
れ、ほぼ水平状態で容器6に被せられる。そして、図4
に示すように、スカート部6Bが案内部材21の下流側
に設けられた摩擦部材18に摺接し、キャップ6を閉方
向に回転させ、キャップ6を口部4に締め付け、キャッ
ピングを完了する。この締め付け時、キャップ6は案内
部材21によりほぼ水平状態に保持されるので正確に締
め付けを行うことができる。なお、案内部材21は、上
下方向に位置を変更できるようになっており、口部4と
の間隔を予め調整し、キャップ6を最適な高さで保持す
ることができるようになっている。
Claims (4)
- 【請求項1】 ねじ締め部が形成された口部を有する容
器を直立させて搬送し、上記口部にキャップを嵌合させ
た後、このキャップを吸引して上方に持ち上げほぼ水平
に保持して容器とともに搬送し、ほぼ水平に保持された
キャップと容器とをキャップの閉方向に相対回転させ、
キャップを口部にねじ締めすることを特徴とするキャッ
プの締め付け方法。 - 【請求項2】 ほぼ水平に保持されたキャップを、キャ
ップの開方向に回転させた後、キャップと容器とをキャ
ップの閉方向に相対回転させ、キャップを口部にねじ締
めすることを特徴とする請求項1に記載のキャップの締
め付け方法。 - 【請求項3】 ねじ締め部が形成された口部を有する容
器を直立状態で搬送する容器搬送手段と、開口部が下方
に向けられて供給されるキャップを、搬送される容器の
口部に受け渡すキャップ供給手段と、キャップを容器の
口部に嵌合させた状態で上方に持ち上げてほぼ水平に保
持するキャップ吸着手段と、ほぼ水平に保持されたキャ
ップと容器とをキャップの閉方向に相対回転させキャッ
プを口部にねじ締めするキャップ締め付け手段とを備え
たことを特徴とするキャップの締め付け装置。 - 【請求項4】 キャップ吸着手段により持ち上げられほ
ぼ水平に保持されたキャップを、開方向に回転させる反
転手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のキャ
ップの締め付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7822095A JPH08244888A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | キャップの締め付け方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7822095A JPH08244888A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | キャップの締め付け方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244888A true JPH08244888A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13655976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7822095A Pending JPH08244888A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | キャップの締め付け方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08244888A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003932B2 (en) * | 2002-12-02 | 2006-02-28 | Portola Packaging Limited | Method and apparatus for applying a threaded cap to a threaded neck of a container |
CN103641049A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-19 | 复旦大学 | 一种实验室用圆头pcr管盖子压紧装置及其使用方法 |
CN107826692A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-03-23 | 青岛德隆装备有限公司 | 一种直线式钢丝摇摆压盖机 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP7822095A patent/JPH08244888A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7003932B2 (en) * | 2002-12-02 | 2006-02-28 | Portola Packaging Limited | Method and apparatus for applying a threaded cap to a threaded neck of a container |
CN103641049A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-19 | 复旦大学 | 一种实验室用圆头pcr管盖子压紧装置及其使用方法 |
CN103641049B (zh) * | 2013-12-05 | 2015-07-29 | 复旦大学 | 一种实验室用圆头pcr管盖子压紧装置及其使用方法 |
CN107826692A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-03-23 | 青岛德隆装备有限公司 | 一种直线式钢丝摇摆压盖机 |
CN107826692B (zh) * | 2017-11-15 | 2023-07-28 | 青岛德隆装备有限公司 | 一种直线式钢丝摇摆压盖机 |
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