JPH08244846A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH08244846A
JPH08244846A JP4816295A JP4816295A JPH08244846A JP H08244846 A JPH08244846 A JP H08244846A JP 4816295 A JP4816295 A JP 4816295A JP 4816295 A JP4816295 A JP 4816295A JP H08244846 A JPH08244846 A JP H08244846A
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paper base
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JP4816295A
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Oruson Paa
パー・オルソン
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NIPPON TETRAPACK KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】紙基材内に液体食品が進入することがなく、注
出口部分を安定化させることができる包装容器を提供す
る。 【構成】内方にコンフェティ46を残して開口28が形
成された紙基材23と、該紙基材23の外側に形成され
た第1層と、前記紙基材23の内側に形成された第2層
と、蓋部分36及び本体部分35から成るスパウト34
とを有する。そして、前記コンフェティ46の外周縁の
内方に破断領域AR1が設定され、該破断領域AR1の
外周縁において前記第1層が切断されて切込み29が形
成され、前記第1層における破断領域AR1の内方に前
記蓋部分36が、外方に前記本体部分35が接合され
る。この場合、切込み29が形成された後も第2層はそ
のまま残り、包材11の外側と内側とを遮断する。した
がって、包装容器に収容された液体食品と紙基材23と
が接触することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、牛乳、清涼飲料水等の液体食品が
収容された、例えば、ブリック型の包装容器を製造する
場合、包装機において、可撓(かとう)性の積層体から
成るウェブ状の包材を搬送しながら連続的にチューブ状
にし、該チューブ状の包材内に液体食品を充填(じゅう
てん)することによって包装容器を製造するようになっ
ている。
【0003】そのために、包材製造機によって製造され
たウェブ状の包材を、リールの状態で包装機にセット
し、繰出機によって繰り出して包装機内を搬送し、縦方
向にシールしてチューブ状にする。この場合、前記包材
は、紙基材、該紙基材の両面に被覆されたフィルム、必
要に応じて紙基材とフィルムとの間に配設されたアルミ
ニウムホイル等から成る積層体構造を有する。
【0004】そして、チューブ状の包材が下方に搬送さ
れる間に液体食品を上方から供給して包材内に充填す
る。次に、該包材を両側から密封用ジョーによって挟持
し、所定の間隔ごとに横方向にシールして、枕(まく
ら)状、袋状等の原型容器を形成する。続いて、横方向
にシールされた部分を切断し、各原型容器をあらかじめ
形成された折り目に沿って所定の形状に成形し、一定量
の液体食品が収容された複数の包装容器を完成させるよ
うになっている。
【0005】一方、ゲーブルトップ型の包装容器におい
ては、包装機においてカートンブランクスの状態の包材
を箱状にし、該箱状の包材内に液体食品を充填すること
によって包装容器を製造するようになっている。そのた
めに、包材製造機によって製造された包材を、カートン
ブランクスの状態で包装機のマガジンにセットし、該マ
ガジンから前記包材を取り出して加工し、箱状にする。
次に、箱状の包材内に液体食品を充填し、頂部を屋根型
又は平坦(へいたん)に加工して閉鎖することによって
包装容器を完成させるようになっている。
【0006】ところで、これらの包装容器において、収
容された液体食品を注出するために、包装容器の所定位
置にスパウトを取り付け、該スパウトを開封することに
よって注出口を形成することができるようにしたものも
提案されている。この場合、前記包装機にセットされる
前の包材には、前記スパウトを取り付ける位置に対応さ
せてパンチ加工によって開口が形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の包装容器においては、包材を加工する前に開口が形
成されるので、加工部分、すなわち、開口の内周縁にお
いて紙基材が露出してしまう。したがって、チューブ状
又は箱状にした包材内に液体食品を充填した場合、該液
体食品と紙基材とが接触して、時間の経過と共に液体食
品が紙基材内に進入し、開口の内周縁を劣化させてしま
う。
【0008】また、開口の内周縁が劣化するのに伴っ
て、注出口部分が不安定になり、包装容器が変形してし
まう。本発明は、前記従来の包装容器の問題点を解決し
て、紙基材内に液体食品が進入することがなく、注出口
部分を安定化させることができる包装容器を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の包
装容器においては、内方にコンフェティを残して開口が
形成された紙基材と、該紙基材の外側に形成された第1
層と、前記紙基材の内側に形成された第2層と、蓋(ふ
た)部分及び本体部分から成るスパウトとを有する。
【0010】そして、前記コンフェティの外周縁の内方
に破断領域が設定され、該破断領域の外周縁において前
記第1層が切断されて切込みが形成され、前記第1層に
おける破断領域の内方に前記蓋部分が、外方に前記本体
部分が接合される。本発明の他の包装容器においては、
内方にコンフェティを残して開口が形成された紙基材
と、該紙基材の外側に形成された第1層と、前記紙基材
の内側に形成された第2層と、前記第1層の更に外側に
形成された第3層と、蓋部分及び本体部分から成るスパ
ウトとを有する。
【0011】そして、前記コンフェティの外周縁の内方
に破断領域が設定され、該破断領域の外周縁において前
記第1層及び第3層が切断されて切込みが形成され、前
記第3層における破断領域の内方に前記蓋部分が、外方
に前記本体部分が接合される。本発明の更に他の包装容
器においては、さらに、前記第2層の更に内側に第4層
が形成される。
【0012】本発明の更に他の包装容器においては、さ
らに、最も外側の層は多層フィルムである。
【0013】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
包装容器においては、内方にコンフェティを残して開口
が形成された紙基材と、該紙基材の外側に形成された第
1層と、前記紙基材の内側に形成された第2層と、蓋部
分及び本体部分から成るスパウトとを有する。
【0014】そして、前記コンフェティの外周縁の内方
に破断領域が設定され、該破断領域の外周縁において前
記第1層が切断されて切込みが形成され、前記第1層に
おける破断領域の内方に前記蓋部分が、外方に前記本体
部分が接合される。この場合、切込みが形成された後も
第2層はそのまま残り、包材の外側と内側とを遮断す
る。
【0015】したがって、包装容器に収容された液体食
品と紙基材とが接触することがないので、液体食品が紙
基材内に進入して開口の内周縁を劣化させるのを防止す
ることができる。その結果、注出口部分を安定化させる
ことができ、包装容器が変形するのを防止することがで
きる。
【0016】本発明の他の包装容器においては、内方に
コンフェティを残して開口が形成された紙基材と、該紙
基材の外側に形成された第1層と、前記紙基材の内側に
形成された第2層と、前記第1層の更に外側に形成され
た第3層と、蓋部分及び本体部分から成るスパウトとを
有する。そして、前記コンフェティの外周縁の内方に破
断領域が設定され、該破断領域の外周縁において前記第
1層及び第3層が切断されて切込みが形成され、前記第
3層における破断領域の内方に前記蓋部分が、外方に前
記本体部分が接合される。
【0017】この場合、切込みが形成された後も第2層
はそのまま残り、包材の外側と内側とを遮断する。した
がって、包装容器に収容された液体食品と紙基材とが接
触することがないので、液体食品が紙基材内に進入して
開口の内周縁を劣化させるのを防止することができる。
【0018】その結果、注出口部分を安定化させること
ができ、包装容器が変形するのを防止することができ
る。また、前記第3層が形成されるので、注出口部分の
形状を保持することができる。本発明の更に他の包装容
器においては、さらに、前記第2層の更に内側に第4層
が形成される。
【0019】この場合、前記第2層をガスバリヤ層にす
ることによってガスバリヤ性を高くすることができる。
本発明の更に他の包装容器においては、さらに、最も外
側の層は多層フィルムである。この場合、多層フィルム
のうち最も外側のフィルムを、スパウトと相溶性がある
樹脂によって形成することができる。したがって、スパ
ウトを任意の材料によって形成することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図2は本発明の第1の実施例に
おける充填機の概略図である。図において、11は可撓
性の積層体から成るウェブ状の包材である。該包材11
は図示しない包材製造機によって製造され、リール12
の状態で包装機にセットされ、繰出機13によって繰り
出されて包装機内を搬送される。
【0021】前記包材11はガイド15によって案内さ
れ、図示しないシール装置によって縦方向にシールされ
てチューブ状になる。そして、チューブ状の包材11が
下方に搬送される間に、液体食品は計量管16を介して
上方から供給され、包材11内に充填される。次に、該
包材11は両側から図示しない密封用ジョーに挟持さ
れ、所定の間隔ごとに横方向にシールされ、枕状の原型
容器18が形成される。
【0022】続いて、横方向にシールされた部分が切断
され、各原型容器18はあらかじめ形成された折り目に
沿って所定の形状に成形され、一定量の液体食品を収容
する複数の包装容器が完成する。そして、収容された液
体食品を注出するために、包装容器の所定位置に図示し
ない注出口部分が形成される。該注出口部分において
は、包材11を被覆するフィルムをそのまま使用するこ
とによって包装容器を密封することができるようになっ
ている。
【0023】図1は本発明の第1の実施例における注出
口部分の断面図である。図において、11は包材、23
は紙基材、24は該紙基材23の外側表面を被覆して第
1層を構成する第1のフィルムである。該第1のフィル
ム24としては、例えば、ローデンシティポリエチレン
樹脂(LDPE)が使用される。また、25は前記紙基
材23の内側表面を被覆して第2層を構成する第2のフ
ィルムである。該第2のフィルム25としては、例え
ば、ローデンシティポリエチレン樹脂が使用される。
【0024】前記紙基材23には、設定された箇所にパ
ンチ加工によって開口28が形成される。このとき、該
開口28は完全には抜かれず、内周側にコンフェティ4
6が残留させられる。そして、該コンフェティ46と紙
基材23の本体とは、図示しないブリッジによって連結
される。前記第1のフィルム24の更に外側には、第3
層を構成するパッチフィルム26が被覆される。また、
該パッチフィルム26は、第1のフィルム24及び第2
のフィルム25と比べて強度が高く、多層フィルムから
成り、第1のフィルム24と熱融着によって接合され
る。
【0025】そのために、パッチフィルム26の最も内
側のフィルムとしては、第1のフィルム24と相溶性が
ある樹脂、例えば、ローデンシティポリエチレン樹脂が
使用される。一方、パッチフィルム26の最も外側のフ
ィルムとしては、スパウト34と相溶性がある樹脂が使
用される。例えば、スパウト34がポリプロピレン樹脂
(PP)製のものである場合は、パッチフィルム26の
最も外側のフィルムとしてポリプロピレン樹脂を使用す
ることによって、スパウト34とパッチフィルム26と
の熱シール性を向上させることができる。
【0026】なお、前記パッチフィルム26が、第1の
フィルム24とも前記スパウト34とも相溶性がある樹
脂から成る場合、パッチフィルム26を単層フィルムに
よって形成することもできる。そして、前記コンフェテ
ィ46の外周縁よりわずかに内方に破断領域AR1が形
成され、該破断領域AR1の外周縁上における前記第1
のフィルム24及びパッチフィルム26が切断され、切
込み29が形成される。本実施例において、該切込み2
9は前記コンフェティ46の外周縁より約1〔mm〕内
方に形成される。
【0027】この場合、前記切込み29が形成されても
第2のフィルム25はそのまま残っているので、包材1
1の外側と内側とを遮断することができる。したがっ
て、包装容器に収容された液体食品と紙基材23とが接
触することがなくなるので、液体食品が紙基材23内に
進入して開口28の内周縁を劣化させるのを防止するこ
とができる。
【0028】その結果、注出口部分を安定化させること
ができ、包装容器18(図2)が変形するのを防止する
ことができる。さらに、前記切込み29はコンフェティ
46側に形成され、紙基材23の本体とは離れているの
で、包材11を過酸化水素等の滅菌材料によって滅菌す
る際に、滅菌材料と紙基材23の本体とが接触すること
はない。したがって、紙基材23内に滅菌材料が進入す
るのを抑制することができる。
【0029】そして、前記破断領域AR1に対応させて
非押込型のスパウト34が取り付けられる。該スパウト
34は、蓋部分36、及び該蓋部分36の外周に形成さ
れた環状の本体部分35とを有し、例えば、ポリプロピ
レン樹脂によって一体成形される。前記本体部分35と
蓋部分36との間には、環状の薄肉部分が形成され、そ
の一部にヒンジ65が、残りの部分に破断部66が形成
される。また、前記蓋部分36における前記ヒンジ65
と反対の部分に摘(つま)み64が形成される。
【0030】前記構成のスパウト34は熱融着によって
包材11に接合される。そのために、スパウト34の外
周縁より内方における接合領域AR2において包材11
が加熱される。その結果、スパウト34の本体部分35
とパッチフィルム26における切込み29より外側と
が、スパウト34の蓋部分36とパッチフィルム26に
おける切込み29より内側とが、それぞれ熱融着によっ
て包材11に接合される。したがって、蓋部分36を開
放するときに前記破断領域AR1を破断させることがで
きる。この場合、コンフェティ46と紙基材23の本体
とはブリッジによって連結されているだけであるので、
蓋部分36を開放すると、前記ブリッジが破断し、コン
フェティ46が蓋部分36と共に包材11から剥(は)
がれる。このとき、開口28の内周縁において第2のフ
ィルム25も破断する。
【0031】また、前記パッチフィルム26は第1のフ
ィルム24及び第2のフィルム25と比べて強度が高い
ので、注出口部分を安定化させ、その形状を保持するこ
とができる。次に、前記構成の包装容器の製造工程につ
いて説明する。図3は本発明の第1の実施例における第
1工程図、図4は本発明の第1の実施例における第1工
程完了後の紙基材の断面図、図5は本発明の第1の実施
例における第2工程図、図6は本発明の第1の実施例に
おける第3工程図、図7は本発明の第1の実施例におけ
る第4工程図である。
【0032】まず、第1工程において、図示しないパン
チ加工機によって、図3及び4に示すように、設定され
た間隔で紙基材23に開口28を形成する。この場合、
該開口28の内方にコンフェティ46が残留させられ、
該コンフェティ46と紙基材23の本体とは図示しない
ブリッジによって接続される。次に、第2工程におい
て、図5に示すように、紙基材23の外側表面を第1の
フィルム24によって、内側表面を第2のフィルム25
によって被覆する。このとき、第1のフィルム24及び
第2のフィルム25は、例えば、溶融させられたローデ
ンシティポリエチレン樹脂を図示しない押出機によって
押し出すことにより成形され、冷却されていない状態で
紙基材23に熱融着される。
【0033】続いて、第3工程において、図6に示すよ
うに、第1のフィルム24の更に外側にパッチフィルム
26が被覆される。この第3工程を完了した後は、包材
11を過酸化水素等によって滅菌することができる。そ
して、第4工程において、図7に示すように、前記コン
フェティ46の外周縁より内方に破断領域AR1が設定
され、該破断領域AR1の外周縁において、パッチフィ
ルム26及び第1のフィルム24が図示しないレーザ加
工機によって切断され、切込み29が形成され、注出口
部分が形成される。
【0034】続いて、このようにして形成された注出口
部分に、スパウト34(図1)が熱融着によって接合さ
れる。そのために、スパウト34の外周縁より内方の接
合領域AR2が図示しないヒートシールバーによって加
熱される。なお、前記構成の注出口部分は、各種の包装
容器に形成することができる。図8は本発明の第1の実
施例における第1の適用例を示す図、図9は本発明の第
1の実施例における第2の適用例を示す図である。
【0035】図において、31はブリック型の包装容
器、32は六角柱型の包装容器であり、各包装容器3
1、32の必要な箇所に、前記破断領域AR1(図1)
及び接合領域AR2を設定することができる。また、3
4は前記包装容器31の頂部の破断領域AR1に対応さ
せて貼着(ちょうちゃく)されたスパウトであり、該ス
パウト34は本体部分35及び蓋部分36から成る。該
蓋部分36と前記破断領域AR1内におけるパッチフィ
ルム26とを接合しておくことによって、前記蓋部分3
6を開放したときに前記破断領域AR1を破断させ、注
出口38を形成することができる。なお、この場合、パ
ッチフィルム26の最も外側のフィルムとしては、スパ
ウト34と相溶性がある樹脂が使用される。
【0036】そして、39は前記包装容器32の頂部に
取り付けられた蓋付きのスパウトである。次に、本発明
の第2の実施例について説明する。図10は本発明の第
2の実施例における第4工程図である。図において、2
3は紙基材、25は第4層を構成する第2のフィルム、
26は第1層を構成するパッチフィルム、28は開口、
45はガスバリヤ性を向上させるために前記紙基材23
と第2のフィルム25との間に配設され、第2層を構成
するアルミニウムホイル、46はコンフェティである。
【0037】この場合、前記アルミニウムホイル45に
よってガスバリヤ層が形成される。そして、紙基材23
の外側表面には第1のフィルムは被覆されない。また、
前記開口28の内側に設定された破断領域AR1の外周
縁において、パッチフィルム26が切断されて切込み2
9が形成される。なお、アルミニウムホイル45に代え
て、ガスバリヤ性の高い樹脂、例えば、ポリエステル
(PE)、エチレンビニルアルコール共重合体(EVO
H)等を使用することもできる。この場合、ガスバリヤ
性の高い樹脂と第2のフィルム25との間に接着材層が
形成される。
【0038】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図11は本発明の第3の実施例における第4工程
図である。図において、23は紙基材、24は第1層を
構成する第1のフィルム、25は第4層を構成する第2
のフィルム、26は第3層を構成するパッチフィルム、
28は開口、45は第2層を構成するアルミニウムホイ
ル、46はコンフェティである。この場合、前記開口2
8の内側に設定された破断領域AR1の外周縁におい
て、パッチフィルム26及び第1のフィルム24が切断
されて切込み29が形成される。
【0039】各実施例において、第1のフィルム24及
び第2のフィルム25は単層フィルムとして説明してい
るが、多層フィルムを使用することもできる。なお、本
発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における注出口部分の断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における充填機の概略図
である。
【図3】本発明の第1の実施例における第1工程図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例における第1工程完了後
の紙基材の断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例における第2工程図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施例における第3工程図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施例における第4工程図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施例における第1の適用例を
示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例における第2の適用例を
示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例における第4工程図で
ある。
【図11】本発明の第3の実施例における第4工程図で
ある。
【符号の説明】
18 包装容器 23 紙基材 24 第1のフィルム 25 第2のフィルム 26 パッチフィルム 28 開口 29 切込み 34、39 スパウト 35 本体部分 36 蓋部分 45 アルミニウムホイル 46 コンフェティ AR1 破断領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)内方にコンフェティを残して開口
    が形成された紙基材と、(b)該紙基材の外側に形成さ
    れた第1層と、(c)前記紙基材の内側に形成された第
    2層と、(d)蓋部分及び本体部分から成るスパウトと
    を有するとともに、(e)前記コンフェティの外周縁の
    内方に破断領域が設定され、該破断領域の外周縁におい
    て前記第1層が切断されて切込みが形成され、(f)前
    記第1層における破断領域の内方に前記蓋部分が、外方
    に前記本体部分が接合されたことを特徴とする包装容
    器。
  2. 【請求項2】 (a)内方にコンフェティを残して開口
    が形成された紙基材と、(b)該紙基材の外側に形成さ
    れた第1層と、(c)前記紙基材の内側に形成された第
    2層と、(d)前記第1層の更に外側に形成された第3
    層と、(e)蓋部分及び本体部分から成るスパウトとを
    有するとともに、(f)前記コンフェティの外周縁の内
    方に破断領域が設定され、該破断領域の外周縁において
    前記第1層及び第3層が切断されて切込みが形成され、
    (g)前記第3層における破断領域の内方に前記蓋部分
    が、外方に前記本体部分が接合されたことを特徴とする
    包装容器。
  3. 【請求項3】 前記第2層の更に内側に第4層が形成さ
    れた請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 最も外側の層は多層フィルムである請求
    項1又は2に記載の包装容器。
JP4816295A 1995-03-08 1995-03-08 包装容器 Pending JPH08244846A (ja)

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