JPH0824479A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH0824479A JPH0824479A JP6165130A JP16513094A JPH0824479A JP H0824479 A JPH0824479 A JP H0824479A JP 6165130 A JP6165130 A JP 6165130A JP 16513094 A JP16513094 A JP 16513094A JP H0824479 A JPH0824479 A JP H0824479A
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- JP
- Japan
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- water level
- cover
- groove
- washing machine
- housing
- Prior art date
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアトラップの配管作業を簡単化すること。
【構成】 トップカバー10の後部には収容部10aが
形成され、収容部10aの右側には水位センサ17が配
設されている。そして、水位センサ17にはエアトラッ
プ16が接続されており、洗濯槽内の貯水からエアトラ
ップ16内の空気に対して作用する圧力が水位センサ1
7により検出される。この場合、収容部10a内に電装
部品が詰め込まれ、エアトラップ16を収容部10aに
通すことが困難であるため、トップカバー10に切欠状
の引出部10b,10cを形成し、エアトラップ16を
引出部10b,10cから収容部10aの外部後方へ引
出し、突出部10dの溝部10e内に挿入している。
形成され、収容部10aの右側には水位センサ17が配
設されている。そして、水位センサ17にはエアトラッ
プ16が接続されており、洗濯槽内の貯水からエアトラ
ップ16内の空気に対して作用する圧力が水位センサ1
7により検出される。この場合、収容部10a内に電装
部品が詰め込まれ、エアトラップ16を収容部10aに
通すことが困難であるため、トップカバー10に切欠状
の引出部10b,10cを形成し、エアトラップ16を
引出部10b,10cから収容部10aの外部後方へ引
出し、突出部10dの溝部10e内に挿入している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯槽に接続管を接続
し、この接続管を通して洗濯槽内の水位を検出する構成
の洗濯機に関する。
し、この接続管を通して洗濯槽内の水位を検出する構成
の洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機には、洗濯槽と水位検出手段との
間を中空状の接続管により接続し、この接続管により洗
濯槽内の水位情報を水位検出手段に供給するように構成
されたものがある。この構成の場合、水位検出手段は、
上部カバーの後部に設けられた収容部の一端側に収容さ
れ、接続管は、洗濯槽から収容部の他端側を経て収容部
内に導入されている。このため、従来では、接続管のう
ち、収容部の他端側から水位検出手段に至る部分を収容
部内に収容するようにしていた。
間を中空状の接続管により接続し、この接続管により洗
濯槽内の水位情報を水位検出手段に供給するように構成
されたものがある。この構成の場合、水位検出手段は、
上部カバーの後部に設けられた収容部の一端側に収容さ
れ、接続管は、洗濯槽から収容部の他端側を経て収容部
内に導入されている。このため、従来では、接続管のう
ち、収容部の他端側から水位検出手段に至る部分を収容
部内に収容するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、収容部
内には、洗濯動作を制御する電装部品や安全装置や給水
装置等がところ狭しと収容され、しかも、各電装部品を
中継するワイヤハーネスが、部品相互間の隙間をぬうよ
うに配設されている。このため、従来では、収容部内に
接続管を通し難く、洗濯機の組立作業性に改善の余地が
残されていた。
内には、洗濯動作を制御する電装部品や安全装置や給水
装置等がところ狭しと収容され、しかも、各電装部品を
中継するワイヤハーネスが、部品相互間の隙間をぬうよ
うに配設されている。このため、従来では、収容部内に
接続管を通し難く、洗濯機の組立作業性に改善の余地が
残されていた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、接続管の配管作業が簡単で組立作業
性の良好な洗濯機を提供することである。
あり、その目的は、接続管の配管作業が簡単で組立作業
性の良好な洗濯機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の洗濯機
は、外箱の上部を覆う上部カバーと、この上部カバーの
後部に設けられ部品が収容される収容部と、この収容部
を覆う後部カバーと、前記収容部の一端側に収容された
水位検出手段と、前記収容部の他端側から収容部内に導
入され前記水位検出手段および洗濯槽間を接続する中空
状の接続管とを備え、この接続管により前記洗濯槽内の
水位情報を前記水位検出手段に供給する構成の洗濯機に
おいて、前記上部カバーに設けられ、前記接続管のうち
前記収容部の他端側から前記水位検出手段に至る部分を
収容部の外部後方へ引出すための引出部と、前記上部カ
バーに設けられ、後方へ突出する突出部と、この突出部
に形成され、前記収容部の外部後方へ引出された接続管
を挿入するための溝部とを備えたところに特徴を有す
る。
は、外箱の上部を覆う上部カバーと、この上部カバーの
後部に設けられ部品が収容される収容部と、この収容部
を覆う後部カバーと、前記収容部の一端側に収容された
水位検出手段と、前記収容部の他端側から収容部内に導
入され前記水位検出手段および洗濯槽間を接続する中空
状の接続管とを備え、この接続管により前記洗濯槽内の
水位情報を前記水位検出手段に供給する構成の洗濯機に
おいて、前記上部カバーに設けられ、前記接続管のうち
前記収容部の他端側から前記水位検出手段に至る部分を
収容部の外部後方へ引出すための引出部と、前記上部カ
バーに設けられ、後方へ突出する突出部と、この突出部
に形成され、前記収容部の外部後方へ引出された接続管
を挿入するための溝部とを備えたところに特徴を有す
る。
【0006】請求項2記載の洗濯機は、溝部の開口を閉
鎖して接続管が溝部から浮上がることを防止する閉鎖部
を後部カバーに設けたところに特徴を有する。請求項3
記載の洗濯機は、上部カバーの後面と後部カバーとの隙
間を下側から覆う覆蔽部を突出部に設けたところに特徴
を有する。請求項4記載の洗濯機は、衣類乾燥機のスタ
ンドが挿入される切欠部を突出部に形成したところに特
徴を有する。
鎖して接続管が溝部から浮上がることを防止する閉鎖部
を後部カバーに設けたところに特徴を有する。請求項3
記載の洗濯機は、上部カバーの後面と後部カバーとの隙
間を下側から覆う覆蔽部を突出部に設けたところに特徴
を有する。請求項4記載の洗濯機は、衣類乾燥機のスタ
ンドが挿入される切欠部を突出部に形成したところに特
徴を有する。
【0007】
【作用】請求項1記載の手段によれば、接続管を配管す
るにあたっては、接続管を引出部から収容部の外部後方
へ引出し、突出部の溝部内に挿入する。従って、部品が
詰まった収容部内に接続管を通す必要がなくなり、接続
管の配管作業が簡単化される。しかも、洗濯機を運搬す
るにあたって突出部に手を引掛けることができるので、
後部カバーに手が引掛けられ、後部カバーが上部カバー
から浮き上がったり、上部カバーから外れてしまうこと
を防止できる。
るにあたっては、接続管を引出部から収容部の外部後方
へ引出し、突出部の溝部内に挿入する。従って、部品が
詰まった収容部内に接続管を通す必要がなくなり、接続
管の配管作業が簡単化される。しかも、洗濯機を運搬す
るにあたって突出部に手を引掛けることができるので、
後部カバーに手が引掛けられ、後部カバーが上部カバー
から浮き上がったり、上部カバーから外れてしまうこと
を防止できる。
【0008】請求項2記載の手段によれば、溝部の開口
を閉鎖する閉鎖部が設けられているので、接続管が溝部
から浮き上がってしまうことを防止できる。請求項3記
載の手段によれば、上部カバーの後面と後部カバーとの
隙間を下側から覆う覆蔽部が設けられているので、突出
部に手を引掛ける際に前記隙間に指が挟まってしまうこ
とを防止できる。請求項4記載の手段によれば、衣類乾
燥機を設置するにあたっては、突出部の切欠部に衣類乾
燥機のスタンドを挿入する。このため、洗濯機を手前に
ずらして突出部の後方にスタンド挿入用の隙間を設ける
必要がなくなり、衣類乾燥機を円滑に設置することがで
きる。
を閉鎖する閉鎖部が設けられているので、接続管が溝部
から浮き上がってしまうことを防止できる。請求項3記
載の手段によれば、上部カバーの後面と後部カバーとの
隙間を下側から覆う覆蔽部が設けられているので、突出
部に手を引掛ける際に前記隙間に指が挟まってしまうこ
とを防止できる。請求項4記載の手段によれば、衣類乾
燥機を設置するにあたっては、突出部の切欠部に衣類乾
燥機のスタンドを挿入する。このため、洗濯機を手前に
ずらして突出部の後方にスタンド挿入用の隙間を設ける
必要がなくなり、衣類乾燥機を円滑に設置することがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一
実施例について、図面を参照しながら説明する。まず、
図3において、外箱1内には弾性吊持機構2が設けら
れ、弾性吊持機構2には水槽3が吊持されている。この
水槽3内には、脱水槽および洗濯槽を兼用する回転槽4
が設けられ、この回転槽内には撹拌体5が収容されてい
る。また、水槽3の上面にはリング状のカバー6が設け
られ、このカバー6には内蓋7が回動可能に枢支されて
いる。尚、8は、回転槽4に設けられたバランスリン
グ、9は、内蓋7を回動不能にロックする操作ハンドル
である。
実施例について、図面を参照しながら説明する。まず、
図3において、外箱1内には弾性吊持機構2が設けら
れ、弾性吊持機構2には水槽3が吊持されている。この
水槽3内には、脱水槽および洗濯槽を兼用する回転槽4
が設けられ、この回転槽内には撹拌体5が収容されてい
る。また、水槽3の上面にはリング状のカバー6が設け
られ、このカバー6には内蓋7が回動可能に枢支されて
いる。尚、8は、回転槽4に設けられたバランスリン
グ、9は、内蓋7を回動不能にロックする操作ハンドル
である。
【0010】外箱1の上面には、図4に示すように、請
求項1記載の上部カバーに相当するトップカバー10が
設けられ、このトップカバー10には外蓋11が回動可
能に取付けられている。そして、外箱1の上面のうち、
回転槽4の上方は外蓋11により覆われ、残りの部分
は、トップカバー10により覆われている。また、図3
に示すように、トップカバー10の前部には操作パネル
12が設けられ、この操作パネル12には、コース選択
スイッチや洗い時間設定スイッチやスタートスイッチ等
(いずれも図示せず)が設けられている。尚、12a
は、操作パネル12を覆う前部カバーである。
求項1記載の上部カバーに相当するトップカバー10が
設けられ、このトップカバー10には外蓋11が回動可
能に取付けられている。そして、外箱1の上面のうち、
回転槽4の上方は外蓋11により覆われ、残りの部分
は、トップカバー10により覆われている。また、図3
に示すように、トップカバー10の前部には操作パネル
12が設けられ、この操作パネル12には、コース選択
スイッチや洗い時間設定スイッチやスタートスイッチ等
(いずれも図示せず)が設けられている。尚、12a
は、操作パネル12を覆う前部カバーである。
【0011】トップカバー10の後部には、図5に示す
ように、収容部10aが形成されている。この収容部1
0a内には、マイクロコンピュータを主体にした制御装
置(図示せず)や安全装置(図示せず)等に加え、給水
弁を主体とした給水装置13が収容されており、制御装
置は、操作パネル12の所定のスイッチが操作されたこ
とを検出すると、給水弁を開放し給水動作を行う。
ように、収容部10aが形成されている。この収容部1
0a内には、マイクロコンピュータを主体にした制御装
置(図示せず)や安全装置(図示せず)等に加え、給水
弁を主体とした給水装置13が収容されており、制御装
置は、操作パネル12の所定のスイッチが操作されたこ
とを検出すると、給水弁を開放し給水動作を行う。
【0012】内蓋7には、図3に示すように、凹状に窪
む水受部7aが形成されており、給水装置13から排出
された水は水受部7aに供給される。そして、水受部7
aの底部には通水孔7bが形成されており、給水装置1
3から水受部7aに供給された水は、水受部7aの底面
に沿って後方へ流れ、通水孔7bを通して回転槽4内に
供給される。尚、14は、水受部7aのうちの通水孔7
bを除いた部分を覆うカバーである。
む水受部7aが形成されており、給水装置13から排出
された水は水受部7aに供給される。そして、水受部7
aの底部には通水孔7bが形成されており、給水装置1
3から水受部7aに供給された水は、水受部7aの底面
に沿って後方へ流れ、通水孔7bを通して回転槽4内に
供給される。尚、14は、水受部7aのうちの通水孔7
bを除いた部分を覆うカバーである。
【0013】水槽3の底部には通水路3aが形成されて
いる。この通水路3aには排水ホース15が接続され、
排水ホース15の入口には排水弁15aが設けられてい
る。そして、回転槽4の底部には通水孔4aが形成され
ており、回転槽4へ供給された水は、通水孔4aを通し
て通水路3a内に供給され、排水弁15aが排水ホース
15の入口を閉鎖している場合、通水路3aおよび回転
槽4の双方に貯溜される。
いる。この通水路3aには排水ホース15が接続され、
排水ホース15の入口には排水弁15aが設けられてい
る。そして、回転槽4の底部には通水孔4aが形成され
ており、回転槽4へ供給された水は、通水孔4aを通し
て通水路3a内に供給され、排水弁15aが排水ホース
15の入口を閉鎖している場合、通水路3aおよび回転
槽4の双方に貯溜される。
【0014】通水路3aには中空状のエアトラップ16
が接続されている。このエアトラップ16は請求項1記
載の接続管に相当するものであり、外箱1と水槽3との
隙間1aを通して、図1に示すように、収容部10aの
左側部から収容部10a内に導入されている。また、収
容部10aの右側部には水位センサ17が配設されてい
る。この水位センサ17は請求項1記載の水位検出手段
に相当するものであり、短円筒状をなす圧力検出室17
a内に半導体圧力センサ(図示せず)を収容して構成さ
れている。
が接続されている。このエアトラップ16は請求項1記
載の接続管に相当するものであり、外箱1と水槽3との
隙間1aを通して、図1に示すように、収容部10aの
左側部から収容部10a内に導入されている。また、収
容部10aの右側部には水位センサ17が配設されてい
る。この水位センサ17は請求項1記載の水位検出手段
に相当するものであり、短円筒状をなす圧力検出室17
a内に半導体圧力センサ(図示せず)を収容して構成さ
れている。
【0015】圧力検出室17aにはエアトラップ16が
接続されている。従って、回転槽4内の水が通水孔4a
および通水路3aを通してエアトラップ16内の空気を
押圧すると、その圧力が半導体圧力センサに作用する。
そして、半導体圧力センサは制御装置に接続されてお
り、制御装置は、半導体圧力センサの出力信号に基づい
てエアトラップ16内の空気に作用する圧力を検出し、
その圧力に基づいて回転槽4内の水位を検出する。これ
と共に、制御装置は、回転槽4内の水位が所定水位に到
達したことを検出すると、給水装置13の給水弁を閉鎖
し、回転槽4に対する給水動作を停止させる。
接続されている。従って、回転槽4内の水が通水孔4a
および通水路3aを通してエアトラップ16内の空気を
押圧すると、その圧力が半導体圧力センサに作用する。
そして、半導体圧力センサは制御装置に接続されてお
り、制御装置は、半導体圧力センサの出力信号に基づい
てエアトラップ16内の空気に作用する圧力を検出し、
その圧力に基づいて回転槽4内の水位を検出する。これ
と共に、制御装置は、回転槽4内の水位が所定水位に到
達したことを検出すると、給水装置13の給水弁を閉鎖
し、回転槽4に対する給水動作を停止させる。
【0016】収容部10aの後壁には切欠状の引出部1
0bおよび10cが形成されている。これら引出部10
bおよび10cは収容部10aの左右両側に位置してお
り、エアトラップ16のうち収容部10aの左側部から
水位センサ17に至る部分は、両引出部10bおよび1
0cを通して収容部10aの外部後方へ引出されてい
る。また、トップカバー10の後面には、図2に示すよ
うに、後方へ突出する突出部10dが一体成形されてい
る。この突出部10dには、上面が開口する溝部10e
が形成されており、エアトラップ16のうち引出部10
bおよび10cを通して外部後方へ引出された部分は溝
部10e内に挿入され、突出部10dにより受け支持さ
れている。
0bおよび10cが形成されている。これら引出部10
bおよび10cは収容部10aの左右両側に位置してお
り、エアトラップ16のうち収容部10aの左側部から
水位センサ17に至る部分は、両引出部10bおよび1
0cを通して収容部10aの外部後方へ引出されてい
る。また、トップカバー10の後面には、図2に示すよ
うに、後方へ突出する突出部10dが一体成形されてい
る。この突出部10dには、上面が開口する溝部10e
が形成されており、エアトラップ16のうち引出部10
bおよび10cを通して外部後方へ引出された部分は溝
部10e内に挿入され、突出部10dにより受け支持さ
れている。
【0017】収容部10aおよび突出部10dの上面に
は後部カバー18が被せられ、後部カバー18はトップ
カバー10にねじ固定されている。この後部カバー18
の下面には、複数の凸部18aが一体成形されており、
複数の凸部18aは溝部10e内に挿入されている。こ
れら各凸部18aは請求項2記載の閉鎖部に相当するも
のであり、エアトラップ16を潰れない程度に上側から
押さえ、溝部10e内から浮上がり防止している。
は後部カバー18が被せられ、後部カバー18はトップ
カバー10にねじ固定されている。この後部カバー18
の下面には、複数の凸部18aが一体成形されており、
複数の凸部18aは溝部10e内に挿入されている。こ
れら各凸部18aは請求項2記載の閉鎖部に相当するも
のであり、エアトラップ16を潰れない程度に上側から
押さえ、溝部10e内から浮上がり防止している。
【0018】突出部10dには、後方へ突出するリブ1
0fが一体成形されている。このリブ10fは請求項3
記載の覆蔽部に相当するものであり、収容部10aの横
方向全域へ延びることによって(図1参照)、トップカ
バー10の後面と後部カバー12との間に生じた微小隙
間19を下側から全体的に覆っている。これと共に、リ
ブ10fは、突出部10dの剛性を向上させる機能も備
えている。また、図1に示すように、突出部10dに
は、左右両端部に位置して切欠部10g,10gが形成
されており、これら切欠部10g内に衣類乾燥機のスタ
ンド(図示せず)を挿入するようになっている。
0fが一体成形されている。このリブ10fは請求項3
記載の覆蔽部に相当するものであり、収容部10aの横
方向全域へ延びることによって(図1参照)、トップカ
バー10の後面と後部カバー12との間に生じた微小隙
間19を下側から全体的に覆っている。これと共に、リ
ブ10fは、突出部10dの剛性を向上させる機能も備
えている。また、図1に示すように、突出部10dに
は、左右両端部に位置して切欠部10g,10gが形成
されており、これら切欠部10g内に衣類乾燥機のスタ
ンド(図示せず)を挿入するようになっている。
【0019】回転槽4および撹拌体5には、図3に示す
ように、駆動機構20が接続されている。この駆動機構
20は、モータ20aと減速伝達機構20bと選択伝達
機構20cとから構成されたものであり、減速伝達機構
20bはモータ20aの回転を減速する。また、選択伝
達機構20cは、減速伝達機構20bにより減速された
モータ20aの回転を撹拌体5に伝達するか、回転槽4
および撹拌体5の双方に伝達するかを選択するためのも
のであり、制御装置により駆動制御される。
ように、駆動機構20が接続されている。この駆動機構
20は、モータ20aと減速伝達機構20bと選択伝達
機構20cとから構成されたものであり、減速伝達機構
20bはモータ20aの回転を減速する。また、選択伝
達機構20cは、減速伝達機構20bにより減速された
モータ20aの回転を撹拌体5に伝達するか、回転槽4
および撹拌体5の双方に伝達するかを選択するためのも
のであり、制御装置により駆動制御される。
【0020】例えば、「洗い」あるいは「ためすすぎ」
を示すコース選択スイッチが操作された場合、制御装置
は、回転槽4を制止させた状態で撹拌体5を回転させ、
「洗い」または「ためすすぎ」を行った後、排水弁15
aを開放する。そして、通水孔4aから通水路3aおよ
び排水ホース15を通して、回転槽4内の水を排出す
る。また、「脱水すすぎ」あるいは「脱水」を示すコー
ス選択スイッチが操作された場合、制御装置は、回転槽
4および撹拌体5の双方を回転させ、「脱水すすぎ」あ
るいは「脱水」を行う。
を示すコース選択スイッチが操作された場合、制御装置
は、回転槽4を制止させた状態で撹拌体5を回転させ、
「洗い」または「ためすすぎ」を行った後、排水弁15
aを開放する。そして、通水孔4aから通水路3aおよ
び排水ホース15を通して、回転槽4内の水を排出す
る。また、「脱水すすぎ」あるいは「脱水」を示すコー
ス選択スイッチが操作された場合、制御装置は、回転槽
4および撹拌体5の双方を回転させ、「脱水すすぎ」あ
るいは「脱水」を行う。
【0021】回転槽4には、バランスリング8の上部に
位置して脱水孔4bが設けられている。そして、「脱水
すすぎ」または「脱水」運転時の脱水は、回転槽4の回
転に伴う遠心力により、回転槽4の内面に沿って上昇
し、回転槽4とバランスリング8との隙間21から脱水
孔4b内に流入する。また、水槽3には排水口3bが形
成され、排水口3bと排水ホース15との間には接続管
(図示せず)が接続されており、脱水孔4b内に流入し
た水は、排水口3bおよび接続管を通して排水ホース1
5から排出される。
位置して脱水孔4bが設けられている。そして、「脱水
すすぎ」または「脱水」運転時の脱水は、回転槽4の回
転に伴う遠心力により、回転槽4の内面に沿って上昇
し、回転槽4とバランスリング8との隙間21から脱水
孔4b内に流入する。また、水槽3には排水口3bが形
成され、排水口3bと排水ホース15との間には接続管
(図示せず)が接続されており、脱水孔4b内に流入し
た水は、排水口3bおよび接続管を通して排水ホース1
5から排出される。
【0022】上記実施例によれば、エアトラップ16を
配管するにあたっては、エアトラップ16を引出部10
bおよび10cから収容部10aの外部後方へ引出し、
突出部10dの溝部10e内に挿入すれば良い。従っ
て、部品が詰まった収容部10a内にエアトラップ16
を通す必要がなくなり、エアトラップ16の配管作業が
簡単化され、組立作業性が向上する。
配管するにあたっては、エアトラップ16を引出部10
bおよび10cから収容部10aの外部後方へ引出し、
突出部10dの溝部10e内に挿入すれば良い。従っ
て、部品が詰まった収容部10a内にエアトラップ16
を通す必要がなくなり、エアトラップ16の配管作業が
簡単化され、組立作業性が向上する。
【0023】また、従来では、洗濯機を一人で運搬する
にあたって、後部カバー18に手を引掛け、洗濯機を抱
き上げるようにして運搬が行われてしまうことがあっ
た。このため、後部カバー18に持上げ力が作用し、後
部カバー18がトップカバー10から浮き上がったり、
トップカバー10から外れてしまう虞れがあった。これ
に対して本実施例は、突出部10dに手を引掛ければ良
いので、後部カバー18に持上げ力が作用することを防
止でき、その結果、トップカバー10の浮き上がりや外
れを未然に防ぐことができる。
にあたって、後部カバー18に手を引掛け、洗濯機を抱
き上げるようにして運搬が行われてしまうことがあっ
た。このため、後部カバー18に持上げ力が作用し、後
部カバー18がトップカバー10から浮き上がったり、
トップカバー10から外れてしまう虞れがあった。これ
に対して本実施例は、突出部10dに手を引掛ければ良
いので、後部カバー18に持上げ力が作用することを防
止でき、その結果、トップカバー10の浮き上がりや外
れを未然に防ぐことができる。
【0024】また、後部カバー18に、溝部10eの開
口を閉鎖する凸部18aを設けたので、エアトラップ1
6が溝部10eから浮き上がってしまうことを防止でき
る。また、トップカバー10の突出部10dにリブ10
fを設け、トップカバー10の後面と後部カバー18と
の隙間19を下側から覆うようにしたので、後部カバー
18に手が引掛けられたときに、指が隙間19内に挟ま
ってしまうことを防止でき、安全性が向上する。
口を閉鎖する凸部18aを設けたので、エアトラップ1
6が溝部10eから浮き上がってしまうことを防止でき
る。また、トップカバー10の突出部10dにリブ10
fを設け、トップカバー10の後面と後部カバー18と
の隙間19を下側から覆うようにしたので、後部カバー
18に手が引掛けられたときに、指が隙間19内に挟ま
ってしまうことを防止でき、安全性が向上する。
【0025】また、突出部10dの両端部に切欠部10
gおよび10gを形成し、これら切欠部10g内に衣類
乾燥機のスタンドを挿入するようにしたので、洗濯機を
手前にずらし、突出部10dの後方にスタンド挿入用の
隙間を設けることなく、洗濯機の上方に衣類乾燥機を円
滑に設置することができ、スペース的に有利になる。ま
た、後部カバー18により突出部10dを覆う構成とし
たので、突出部10dが外部に露出してしまうことがな
くなり、外観が向上する。
gおよび10gを形成し、これら切欠部10g内に衣類
乾燥機のスタンドを挿入するようにしたので、洗濯機を
手前にずらし、突出部10dの後方にスタンド挿入用の
隙間を設けることなく、洗濯機の上方に衣類乾燥機を円
滑に設置することができ、スペース的に有利になる。ま
た、後部カバー18により突出部10dを覆う構成とし
たので、突出部10dが外部に露出してしまうことがな
くなり、外観が向上する。
【0026】尚、上記実施例においては、突出部10d
を連続した1つの部材から構成したが、これに限定され
るものではなく、例えば突出部10dの途中に切欠部を
形成し、突出部10dを複数に分割しても良い。この場
合、材料費を低減でき、その分コストダウンを図り得
る。
を連続した1つの部材から構成したが、これに限定され
るものではなく、例えば突出部10dの途中に切欠部を
形成し、突出部10dを複数に分割しても良い。この場
合、材料費を低減でき、その分コストダウンを図り得
る。
【0027】また、上記実施例においては、リブ10f
を連続した1つの部材から構成したが、これに限定され
るものではなく、例えば、リブ10fの途中に切欠部を
形成し、リブ10fを複数に分割しても良い。この場
合、材料費を低減でき、コストダウンを図り得る。しか
も、隣接するリブ相互間の隙間寸法を指の幅寸法より小
さく設定しておけば、リブ10fを連続した1つの部材
から構成するのと同程度の確実性で指の挟み込みを防止
できる。
を連続した1つの部材から構成したが、これに限定され
るものではなく、例えば、リブ10fの途中に切欠部を
形成し、リブ10fを複数に分割しても良い。この場
合、材料費を低減でき、コストダウンを図り得る。しか
も、隣接するリブ相互間の隙間寸法を指の幅寸法より小
さく設定しておけば、リブ10fを連続した1つの部材
から構成するのと同程度の確実性で指の挟み込みを防止
できる。
【0028】また、上記実施例においては、複数の凸部
18aを溝部10e内に挿入し、エアトラップ16を各
凸部18aにより押える構成としたが、これに限定され
るものではない。例えば、エアトラップ16と各凸部1
8aとの間に隙間が生じるように、凸部18aを溝部1
0e内に挿入する構成としても良く、要は、エアトラッ
プ16が溝部10eから浮き上がらないように、溝部1
0eの上面開口が閉鎖されていれば良い。
18aを溝部10e内に挿入し、エアトラップ16を各
凸部18aにより押える構成としたが、これに限定され
るものではない。例えば、エアトラップ16と各凸部1
8aとの間に隙間が生じるように、凸部18aを溝部1
0e内に挿入する構成としても良く、要は、エアトラッ
プ16が溝部10eから浮き上がらないように、溝部1
0eの上面開口が閉鎖されていれば良い。
【0029】また、上記実施例においては、凸部18a
を複数設けたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、凸部を、溝部10dの横方向の長さ寸法に対応する
1つの部材から構成し、この凸部により溝部10eの全
域を閉鎖する構成としても良い。また、上記実施例にお
いては、本発明を脱水兼用洗濯機に適用したが、これに
限定されるものではなく、2槽式の洗濯機等に適用して
も良い。
を複数設けたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、凸部を、溝部10dの横方向の長さ寸法に対応する
1つの部材から構成し、この凸部により溝部10eの全
域を閉鎖する構成としても良い。また、上記実施例にお
いては、本発明を脱水兼用洗濯機に適用したが、これに
限定されるものではなく、2槽式の洗濯機等に適用して
も良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の洗濯機によれば次のような優れた効果を奏する。請求
項1記載の手段によれば、収容部の外部に接続管を引出
すことができるので、収容部内に接続管を通す必要がな
くなり、接続管の配管作業が簡単化され、組立作業性が
向上する。しかも、突出部に手を引掛けて洗濯機を運搬
することができるので、後部カバーが上部カバーから浮
き上がったり、上部カバーから外れてしまうことが防止
される。
の洗濯機によれば次のような優れた効果を奏する。請求
項1記載の手段によれば、収容部の外部に接続管を引出
すことができるので、収容部内に接続管を通す必要がな
くなり、接続管の配管作業が簡単化され、組立作業性が
向上する。しかも、突出部に手を引掛けて洗濯機を運搬
することができるので、後部カバーが上部カバーから浮
き上がったり、上部カバーから外れてしまうことが防止
される。
【0031】請求項2記載の手段によれば、溝部の開口
を閉鎖することができるので、接続管が溝部から浮上が
ってしまうことが防止される。請求項3記載の手段によ
れば、上部カバーと後部カバーとの隙間を覆うことがで
きるので、洗濯機を運搬するにあたって、前記隙間に指
が挟まってしまうことが防止され、安全性が向上する。
しかも、突出部の剛性も向上する。
を閉鎖することができるので、接続管が溝部から浮上が
ってしまうことが防止される。請求項3記載の手段によ
れば、上部カバーと後部カバーとの隙間を覆うことがで
きるので、洗濯機を運搬するにあたって、前記隙間に指
が挟まってしまうことが防止され、安全性が向上する。
しかも、突出部の剛性も向上する。
【0032】請求項4記載の手段によれば、突出部の切
欠部に衣類乾燥機のスタンドを挿入することができるの
で、突出部の後方にスタンド挿入用の隙間を設けること
なく、衣類乾燥機が円滑に設置され、スペース的に有利
になる。
欠部に衣類乾燥機のスタンドを挿入することができるの
で、突出部の後方にスタンド挿入用の隙間を設けること
なく、衣類乾燥機が円滑に設置され、スペース的に有利
になる。
【図1】本発明の一実施例を示す後部カバーおよび外蓋
を取外した状態の上面図
を取外した状態の上面図
【図2】要部の縦断側面図
【図3】全体構成を示す縦断側面図
【図4】上面図
【図5】水位センサが取付けられていない状態の図1相
当図
当図
1は外箱、4は回転槽(洗濯槽)、10はトップカバー
(上部カバー)、10aは収容部、10bおよび10c
は引出部、10dは突出部、10eは溝部、10fはリ
ブ(覆蔽部)、10gは切欠部、16はエアトラップ
(接続管)、17は水位センサ(水位検出手段)、18
は後部カバー、18aは凸部(閉鎖部)を示す。
(上部カバー)、10aは収容部、10bおよび10c
は引出部、10dは突出部、10eは溝部、10fはリ
ブ(覆蔽部)、10gは切欠部、16はエアトラップ
(接続管)、17は水位センサ(水位検出手段)、18
は後部カバー、18aは凸部(閉鎖部)を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 外箱の上部を覆う上部カバーと、この上
部カバーの後部に設けられ部品が収容される収容部と、
この収容部を覆う後部カバーと、前記収容部の一端側に
収容された水位検出手段と、前記収容部の他端側から収
容部内に導入され前記水位検出手段および洗濯槽間を接
続する中空状の接続管とを備え、この接続管により前記
洗濯槽内の水位情報を前記水位検出手段に供給する構成
のものにおいて、 前記上部カバーに設けられ、前記接続管のうち前記収容
部の他端側から前記水位検出手段に至る部分を収容部の
外部後方へ引出すための引出部と、 前記上部カバーに設けられ、後方へ突出する突出部と、 この突出部に形成され、前記収容部の外部後方へ引出さ
れた接続管を挿入するための溝部とを備えたことを特徴
とする洗濯機。 - 【請求項2】 後部カバーには、溝部の開口を閉鎖して
接続管が溝部から浮上がることを防止する閉鎖部が設け
られていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 突出部には、上部カバーの後面と後部カ
バーとの隙間を下側から覆う覆蔽部が設けられているこ
とを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項4】 突出部には、衣類乾燥機のスタンドが挿
入される切欠部が形成されていることを特徴とする請求
項1記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16513094A JP3226722B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16513094A JP3226722B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0824479A true JPH0824479A (ja) | 1996-01-30 |
JP3226722B2 JP3226722B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=15806476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16513094A Expired - Fee Related JP3226722B2 (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226722B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16513094A patent/JP3226722B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3226722B2 (ja) | 2001-11-05 |
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