JPH08244730A - 容器の外面殺菌装置 - Google Patents

容器の外面殺菌装置

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Publication number
JPH08244730A
JPH08244730A JP7051536A JP5153695A JPH08244730A JP H08244730 A JPH08244730 A JP H08244730A JP 7051536 A JP7051536 A JP 7051536A JP 5153695 A JP5153695 A JP 5153695A JP H08244730 A JPH08244730 A JP H08244730A
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JP
Japan
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container
mist
chamber
hydrogen peroxide
compressed air
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Pending
Application number
JP7051536A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Takagi
雅敏 高木
Akira Hayashi
亮 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の外面全体にわたって過酸化水素ミスト
を隅無く均一に付着させることができるとともに殺菌処
理速度および処理効率が優れた容器の外面殺菌装置を提
供する。 【構成】 過酸化水素(H2 2 )を気化させてから凝
縮して得られる過酸化水素(H2 2 )ミストをチャン
バー1内に供給するミスト噴霧手段2と、チャンバー1
内で容器60を搬送する搬送手段3と、ミスト噴霧手段
2によりチャンバー1内に噴霧された過酸化水素(H2
2 )ミストをチャンバー1内全体に撹拌させる圧縮空
気を供給する圧縮空気供給ノズル4とを配設し、ミスト
噴霧手段2のミスト噴出口20を搬送手段3によりチャ
ンバー1内を搬送される容器60の所望のミスト付着部
位の高さで該容器60を挾むように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の外面殺菌装置に関
し、さらに詳しくは例えばPETボトル等の成形容器の
外面を全体にわたってむらなく均一にかつ効率良く殺菌
することのできる容器の外面殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば果汁飲料、コーヒー飲料、緑茶、
ウーロン茶等の清涼飲料の容器にはいわゆるPET(ポ
リエチレンテレフタレート)ボトルが広く用いられてい
るが、このPETボトルを用いて無菌充填製品を製造す
る際には充填に先立ち、食品を収納するボトル内面はも
ちろんのこと、充填中における食品への汚染防止あるい
は無菌充填システムの無菌性維持の点からボトル外面の
殺菌も必要となる。
【0003】従来、このような成形容器外面の殺菌方法
としては、常温または加温した過酸化水素水溶液等の殺
菌液を容器にスプレーした後、ホットエアーを吹き付け
て乾燥するいわゆるスプレー法、あるいは容器を殺菌液
に一定時間浸漬した後に、容器の外表面を無菌水で洗浄
するいわゆる浸漬法が用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
いわゆるスプレー法により例えばPETボトル等の大型
の容器を殺菌しようとすると、たとえば二流体ノズルを
用いてなる多数のスプレーノズルが必要になるとともに
殺菌剤粒子の吹き付け圧が高いために容器表面に付着し
た微粒子が大粒子化し、容器表面全体への均一な付着が
困難になるという欠点がある。
【0005】また、上記のいわゆる浸漬法においても、
容器の殺菌効果を確保するためには容器の表面が殺菌液
に接触している状態を、分単位の時間で確保することが
必要であり、例えばPETボトルの充填システムのよう
に充填速度が速い場合においては、充填システムが大規
模化して設備コストが高くなるとともにその設備維持も
複雑になるという欠点がある。
【0006】ところで、本発明者は上記のいわゆるスプ
レー法に代わる殺菌液付着方法として、殺菌液を加熱し
気化させて得られるガスを凝縮することにより生じる微
細な殺菌液ミストを利用する方法を開発し、またその方
法を用いた容器の外面殺菌装置について提案している。
そして、この殺菌方法を用いた容器の外面殺菌装置によ
れば、充填システムの簡易化を図ることが可能であり、
したがって設備コストの増加および設備維持の複雑化と
いう問題を解消することが可能である。
【0007】しかし、その反面、上記の外面殺菌装置に
おいては、容器に対する殺菌液ミストの付着の均一性、
殺菌処理速度および処理効率等の点で改善の余地があ
る。本発明はかかる事情に基づいてなされたものであ
り、本発明の目的は、容器の外面全体にわたって過酸化
水素ミストを隅無く均一に付着させることができるとと
もに殺菌処理速度および処理効率が優れた容器の外面殺
菌装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の容器の外面殺菌装置は、過酸化水素(H
2 2 )を気化させてから凝縮して得られる過酸化水素
(H2 2 )ミストをチャンバー内に供給するミスト噴
霧手段と、該ミスト噴霧手段により前記チャンバー内に
噴霧された過酸化水素(H2 2 )ミストをチャンバー
内全体に撹拌させる圧縮空気を供給する圧縮空気供給ノ
ズルと、前記チャンバー内で容器を搬送する搬送手段と
を備え、前記ミスト噴霧手段は前記搬送手段によりチャ
ンバー内を搬送される容器の所望のミスト付着部位の高
さで該容器を挾むように配設されたミスト噴出口を有す
る構成とし、さらに必要に応じ、前記容器の所望の殺菌
部位に向けて圧縮空気を供給する圧空エア噴出ノズルを
備える構成とし、前記ミスト噴霧手段が二流体スプレー
からなる供給部本体を備え、該供給部本体に過酸化水素
(H2 2 )を供給する過酸化水素供給タンクと該供給
部本体との間に定量ポンプが設けられ、前記過酸化水素
供給タンク内の過酸化水素(H2 2 )は該定量ポンプ
により前記供給部本体に供給される構成とし、前記チャ
ンバー内で前記搬送手段を構成するコンベアにより容器
が搬送されるとともに前記ミスト噴霧手段により過酸化
水素(H2 2)ミストが供給される空間と前記搬送手
段を構成するリターンコンベアおよび装置床部が収納さ
れる空間とを仕切る仕切板が設けられている構成とし、
前記チャンバーの天井が25°以上の角度で傾いている
構成とし、また、前述の容器の外面殺菌装置が殺菌チャ
ンバーとして設けられているとともに、チャンバー内で
容器を搬送する搬送手段と前記殺菌チャンバー内で過酸
化水素(H2 2 )ミストからなる殺菌液膜が形成され
た容器に向けて熱風を供給する熱風供給ノズルとを備え
る乾燥チャンバーが前記殺菌チャンバーに連続して設け
られている構成とし、さらに必要に応じ、前記殺菌チャ
ンバーと前記乾燥チャンバーとの間に両チャンバーを仕
切るエアーカーテンが設けられている構成とした。
【0009】
【作用】本発明の容器の外面殺菌装置は、過酸化水素
(H2 2 )を気化させてから凝縮して得られる過酸化
水素(H2 2 )ミストをチャンバー内に供給するミス
ト噴霧手段と、該ミスト噴霧手段により前記チャンバー
内に噴霧された過酸化水素(H2 2 )ミストをチャン
バー内全体に撹拌させる圧縮空気を供給する圧縮空気供
給ノズルと、前記チャンバー内で容器を搬送する搬送手
段とを備え、前記ミスト噴霧手段は前記搬送手段により
チャンバー内を搬送される容器の所望のミスト付着部位
の高さで該容器を挾むように配設されたミスト噴出口を
有している。
【0010】この外面殺菌装置において、被殺菌体であ
る例えばPETボトル等の容器は、先ず、搬送手段によ
りチャンバー内に搬送される。チャンバー内に容器が搬
送されると、該チャンバー内には、ミスト噴霧手段から
過酸化水素(H2 2 )ミストが連続的に噴霧される。
このようにして過酸化水素(H2 2 )ミストが噴霧さ
れているチャンバー内にはさらに圧縮空気供給ノズルか
ら圧縮空気が供給される。この圧縮空気によりチャンバ
ー内には空気流が発生し、過酸化水素(H2 2 )ミス
トが強制的に撹拌されてチャンバー内に隅無く充満す
る。このような状態にあるチャンバー内を容器が搬送手
段により搬送されて通過すると、容器の所望のミスト付
着部位の高さで該容器を挾むように配設されたミスト噴
出口から該容器に直接に吹き付けられるとともに、圧縮
空気供給ノズルから供給され圧縮空気により撹拌されて
チャンバー内に充満している過酸化水素(H2 2 )ミ
ストが該容器に付着し、最終的には容器の外表面全体に
過酸化水素(H2 2 )ミストが隅無く均一に付着した
状態で該容器がチャンバー外に搬出される。したがっ
て、この外面殺菌装置においては、容器の外面全体に隅
無く均一にしかも効率良く適量の過酸化水素(H
2 2 )ミストを付着させることができる。
【0011】また、この外面殺菌装置において、殺菌部
位に向けて圧縮空気を供給する圧空エア噴出ノズルを備
える構成とすれば、たとえ容器の口部にキャッピング用
スクリューやサポートリング等の構造物が設けられてい
ても、そのような容器の外面の隅々に充分な量の過酸化
水素(H2 2 )ミストをさらに効率良く安定的に付着
させることができる。さらに、前記ミスト噴霧手段が二
流体スプレーからなる供給部本体を備え、該供給部本体
に過酸化水素(H2 2 )を供給する過酸化水素供給タ
ンクと該供給部本体との間には定量ポンプを設け、前記
過酸化水素供給タンク内の過酸化水素(H2 2 )を該
定量ポンプにより前記供給部本体に供給する構成とすれ
ば、容器の所望のミスト付着部位の高さで該容器を挾む
ように配設されたミスト噴出口から容器に向けて噴霧さ
れる過酸化水素(H2 2 )ミストの噴霧量を極めて容
易にかつ安定して所望の量に設定することが可能にな
る。
【0012】さらにまた、前記チャンバー内で前記搬送
手段を構成するコンベアにより容器が搬送されるととも
に前記ミスト噴霧手段により過酸化水素(H2 2 )ミ
ストが供給される空間と前記搬送手段を構成するリター
ンコンベアおよび装置床部が収納される空間とを仕切る
仕切板を設ける構成とすれば、チャンバー内における容
器の外面殺菌処理にとって実質的には不要な空間にまで
過酸化水素(H2 2)ミストが充満することが防止さ
れ、過酸化水素(H2 2 )ミストの利用効率が高ま
る。
【0013】また、前記チャンバーの天井が25°以上
の角度で傾いている構成とすれば、容器に付着せずにチ
ャンバー内を漂っている過酸化水素(H2 2 )ミスト
が結露した場合、結露した過酸化水素(H2 2 )ミス
トは天井の傾きに沿って流れ落ちることになるため、結
露した過酸化水素(H2 2 )ミストが容器の口部から
容器内にいわゆるボタ落ちすることが防止される。
【0014】さらに、前述の容器の外面殺菌装置が殺菌
チャンバーとして設けられているとともに、チャンバー
内で容器を搬送する搬送手段と前記殺菌チャンバー内で
過酸化水素(H2 2 )ミストからなる殺菌液膜が形成
された容器に向けての熱風を供給する熱風供給ノズルと
を備える乾燥チャンバーが前記殺菌チャンバーに連続し
て設けられている構成とすれば、外面全体に均一に過酸
化水素(H2 2 )ミストが付着している容器を迅速に
乾燥させることができる。したがって、容器の外面殺菌
処理速度が向上し、その結果、この容器の外面殺菌装置
を用いた無菌充填システム全体の処理速度も向上する。
そして、このような容器の外面殺菌装置において、殺菌
チャンバーと乾燥チャンバーとの間に両チャンバーを仕
切るエアーカーテンが設けられている構成とすれば、乾
燥チャンバー内の熱風が殺菌チャンバー内に混入するこ
とが防止され、容器外面全体への過酸化水素(H
2 2 )ミストの均一な付着を確実なものとすることが
できるとともに、殺菌チャンバー内の過酸化水素(H2
2 )ミストが乾燥チャンバー内に混入することが防止
され、外面全体に過酸化水素(H2 2 )ミストが均一
に付着した容器の乾燥処理を確実なものとすることがで
きる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1に示すように、この外面殺菌装置は、
チャンバー1内に、ミスト噴出口20を有するミスト噴
霧手段2と、搬送手段3と、圧縮空気供給ノズル4とを
備える。
【0016】さらに具体的には、図2に示すように、チ
ャンバー1はステンレス製フード11で覆われ、このス
テンレス製フード11の天井は、図2に示す角θが25
°以上の傾斜をもつように形成されている。このように
チャンバー1の天井に25°以上の傾斜を設けることに
より、ミスト噴霧手段2(図示せず)からチャンバー1
内を搬送される容器に向けて噴霧された過酸化水素(H
2 2 )ミストのうち容器に付着せずにチャンバー1内
を漂っている過酸化水素(H2 2 )ミストが結露した
場合でも結露した過酸化水素(H2 2 )ミストは天井
の傾きに沿って流れ落ち、結露した過酸化水素(H2
2 )ミストが容器にいわゆるボタ落ちすることが防止さ
れる。
【0017】図3はミスト噴霧手段2の一例の詳細を示
す説明図である。図3に示すようにミスト噴霧手段2
は、過酸化水素(H2 2 )水溶液を供給する過酸化水
素(H 2 2 )水溶液供給部21と、この過酸化水素
(H2 2 )水溶液供給部21から供給された過酸化水
素(H2 2 )水溶液を加熱手段22により沸点以上の
温度に加熱して気化させる気化部23とを備える。
【0018】過酸化水素(H2 2 )水溶液供給部21
を構成する供給部本体21aには、従来の二流体スプレ
ーと類似のものが用いられている。この供給部本体21
aにはエクステンションパイプ24を介してノズル21
bが接続されている。これは、気化部23を形成する気
化管23aからの熱が該気化管23aの上部を閉塞して
いるアルミ製プラグ25およびノズル21bを介して供
給部本体21aに伝達され、供給部本体21aが加熱さ
れるのを防止するためである。気化管23aは、たとえ
ば断熱性材料からなる外筒26と、気化管23aの内壁
を形成するサニタリパイプからなる内筒27と、外筒2
6および内筒27の間に設けられた鋳込ヒーター、バン
ドヒーター等の加熱手段22とからなる。気化管23a
の下端にはミスト噴出口20が設けられている。そし
て、このミスト噴出口20は、搬送手段3によって搬送
される例えばPETボトル等の容器60の所望のミスト
付着部位の高さで該容器60を挾むように配設されてい
る。ここで、容器60の所望の付着部位とは、搬送手段
3によってチャンバー1内を搬送される容器60が例え
ば口部にキャッピング用スクリューやサポートリング等
の構造物が形成されているPETボトルである場合に
は、そのような構造物が形成されている部位といったよ
うに過酸化水素(H2 2 )ミストが付着しにくい部位
をいう。また、容器60を挾むように配設されているミ
スト噴出口20は、例えば上記のPETボトルの上部の
ツバ部近傍に向けてほぼ真横から過酸化水素(H
2 2 )ミストを噴霧することができるように同じ高さ
の位置に一対設けてもよいし、例えば上記のPETボト
ルの上部のツバ部近傍に向けてほぼ真横から過酸化水素
(H2 2)ミストを噴霧することのできる高さの位置
に一対設け、さらに該PETボトルの肩部近傍に向けて
ほぼ真横から過酸化水素(H2 2 )ミストを噴霧する
ことのできる高さの位置に一対設けるといったように異
なる高さの位置に設けてもよい。
【0019】気化管23aにおいては、気化を平均化す
るために温度の低い場所、温度の下がり易い場所を生じ
ないことが重要であり、そのために気化管23aの全長
にわたって加熱手段22、例えば鋳込ヒーター、バンド
ヒーター等が設けられている。また、供給部本体21a
にエクステンションパイプ24を介して接続されている
ノズル21bから過酸化水素(H2 2 )水溶液が噴霧
されるときに管内に圧が加わらないように気化管23a
の径は充分に大きく設定され、しかも管内で気化した過
酸化水素(H2 2 )が抜け易いように気化管23aの
内面は平滑に形成されている。
【0020】このミスト噴出手段2において、過酸化水
素(H2 2 )水溶液供給部21から供給された過酸化
水素(H2 2 )水溶液は、加熱手段22を備える気化
管23aで沸点以上の温度に加熱されて完全に気化し、
気化した過酸化水素(H2 2 )水溶液がチャンバー1
内に設けられた前述のミスト噴出口20からチャンバー
1内に噴霧される。なお、図3において、71は過酸化
水素(H2 2 )水溶液入口、72は圧縮空気を供給す
る噴霧用空気入口であり、それぞれ図示しない過酸化水
素(H2 2 )供給源、噴霧用圧縮空気供給源に接続さ
れている。
【0021】図1に示すように、この外面殺菌装置にお
いては、チャンバー1の天井部にミスト噴霧手段2によ
りチャンバー1内に噴霧された過酸化水素(H2 2
ミストをチャンバー1内で撹拌する圧縮空気を供給する
圧縮空気供給ノズル4が設けられている。この圧縮空気
供給ノズル4は図示しない圧縮空気供給手段の先端に設
けられ、この圧縮空気供給手段から供給された圧縮空気
をチャンバー1内に噴出する。この圧縮空気によりチャ
ンバー1内には空気流が発生し、過酸化水素(H
2 2 ) ミストが強制的に該チャンバー1内に充満させ
られるとともに撹拌されてチャンバー1内の隅々に過酸
化水素(H2 2 ) ミストが均一に行きわたる。このよ
うな状態にある該チャンバー1内に搬送手段3により容
器60が搬送されて通過すると、過酸化水素(H
2 2 ) ミストがミスト噴出口20から容器60に直接
に吹きつけられるととも該チャンバー1内に充満すると
ともに撹拌されている過酸化水素(H2 2 ) ミストが
容器60に付着し、最終的には容器60の外表面全体に
過酸化水素(H2 2 ) ミストが均一に付着した状態で
該容器60はチャンバー1から搬出される。したがっ
て、この外面殺菌装置によれば、容器60の外面全体に
隅無く均一に適量の過酸化水素(H2 2 ) ミストを効
率良く付着させることができる。なお、容器60は本実
施例のように開口部を密閉することなく外面殺菌を行な
ってもよいし、あるいは開口部を密閉した状態で外面殺
菌を行なってもよい。
【0022】図4に示すように、この外面殺菌装置にお
いては、過酸化水素(H2 2 )供給タンク81とミス
ト噴霧手段2との間に定量ポンプ50を設け、この定量
ポンプ50によってミスト噴霧手段2に過酸化水素(H
2 2 )水溶液を供給することが好ましい。具体的に
は、定量ポンプ50は二流体スプレーからなる供給部本
体21aと過酸化水素(H2 2 )供給タンク81との
間に設けられ、過酸化水素(H2 2 )供給タンク81
中の過酸化水素(H2 2 )水溶液はストレーナー90
を経て定量ポンプ50によって吸引され、この吸引され
た過酸化水素(H 2 2 )水溶液は一定の割合で二流体
スプレーからなる供給部本体21aに吐出され、供給さ
れる。一方、圧縮空気はたとえば図4に示すようにシリ
ンダーエアーとアトマイジングエアーとの2系統がそれ
ぞれ制御弁91を経て二流体スプレーからなる供給部本
体21aに供給される。
【0023】また、ミスト噴霧手段2への過酸化水素
(H2 2 )水溶液の供給システムは、いわゆる加圧ス
プレー方式を採用して構成することもできる。具体的に
は、図5に示すように、密閉された過酸化水素(H2
2 )供給タンク82内に過酸化水素(H2 2 )水溶液
を収容し、この過酸化水素(H2 2 )供給タンク82
内に圧縮空気を導入して加圧し、この圧力により過酸化
水素(H2 2 )水溶液を二流体スプレーからなる供給
部本体21aに供給すればよい。なお、図5において、
90はストレーナー、92はレギュレータ、93は圧力
ゲージである。ただし、ミスト噴霧手段2への過酸化水
素(H2 2 )水溶液供給システムを、図5に示すよう
な構成とした場合、過酸化水素(H2 2 )ミストの噴
霧量を所望量にするためには、加圧された過酸化水素
(H2 2 )供給タンク82から供給部本体21aへの
過酸化水素(H2 2 )水溶液の供給液圧と、2系統の
圧縮空気供給系統のうちのアトマイジングエアーの圧力
とのそれぞれを所定の圧力値に制御する必要がある。こ
れに対し、図4に示すように、定量ポンプ50を用いた
場合には、定量ポンプ50の吐出量のみを制御するだけ
で過酸化水素(H2 2)ミストの噴霧量を所望量に設
定することが可能である。
【0024】図1および図2に示すように、この外面殺
菌装置においては、チャンバー1内に容器60の所望の
殺菌部位に向けて圧縮空気を供給する圧空エア噴出ノズ
ル5を設けることが好ましい。
【0025】この圧空エア噴出ノズル5は、図示しない
圧縮空気供給手段に接続され、この圧縮空気供給手段か
ら供給される圧縮空気を容器60の所望の殺菌部位に向
けて噴出する。ミスト噴霧手段2によりチャンバー1内
に噴霧された過酸化水素(H 2 2 )ミストのうち容器
60に付着せずにチャンバー1内を漂っている過酸化水
素(H2 2 )ミストは、この圧縮空気により容器60
の所望の殺菌部位に吹き付けられ該部位に付着する。し
たがって、このような圧空エア噴出ノズル5を設けれ
ば、容器60の所望の殺菌部位に集中的に過酸化水素
(H2 2 )ミストを付着させることが可能になり、容
器60の外面にさらに隅無く過酸化水素(H 2 2 )ミ
ストを付着させることができるとともに過酸化水素(H
2 2 )ミストの利用効率をさらに高めることができ
る。
【0026】搬送手段3は、トップチェーン31を用い
て構成されている。PETボトル等の容器60は、トッ
プチェーン31上に載置された状態でチャンバー1内に
連続して搬入され、ミスト噴出口20の近傍を通過した
後、さらに搬送されてチャンバー1外に搬出される。そ
して、この搬送手段3の搬送路を形成するトップチェー
ン31上には、図6に示すように、トップチェーン31
の搬送路面と容器60の底面との間に空隙を形成するス
ペーサー32を設けることが好ましい。このスペーサー
32上に容器60を載置することにより、適量の過酸化
水素(H2 2)ミストを容器60の底面にまで隅無く
均一に付着させることが可能である。スペーサー32上
に載置する容器60が例えばPETボトルである場合、
スペーサー32は、たとえば図7に示すように配置すれ
ばよい。ここで、このスペーサー32の高さ、すなわち
トップチェーン31の搬送路面と容器60の底面との間
隔は、通常、0.5〜5cm程度必要である。この間隔
が0.5cmより短いと、容器60の底面に均一に充分
な量の過酸化水素(H2 2 )ミストを付着させること
が困難な場合がある。一方、5cmより長くしてもそれ
に相当する効果は奏されず、かえって装置の大型化を招
く。
【0027】図2に示すように、この外面殺菌装置にお
いては、チャンバー1内に、搬送手段3を構成するリタ
ーンコンベア31bおよび装置床部が収納される空間と
搬送手段3を構成するコンベア31により容器60が搬
送されるとともにミスト噴霧手段2により過酸化水素
(H2 2 )ミストが供給される空間とを仕切る仕切板
6を設けてもよい。このような仕切板6を設ければ、チ
ャンバー1内における容器60の外面殺菌処理にとって
実質的には不要な空間にまで過酸化水素(H2 2 )ミ
ストが充満することが防止され、過酸化水素(H
2 2 )ミストの利用効率をさらに高めることができ
る。
【0028】この外面殺菌装置においては、以上のよう
にして構成される殺菌チャンバー100に連続して容器
60の外表面に付着した過酸化水素(H2 2 )ミスト
により形成された殺菌液膜を除去するための乾燥チャン
バー200を設けてもよい。
【0029】図1に示すように、この乾燥チャンバー2
00は、チャンバー210で覆われ、このチャンバー2
10内に、容器60を搬送する搬送手段3と、上記の殺
菌チャンバー100内で外表面に過酸化水素(H
2 2 )ミストからなる殺菌液膜が形成された容器60
に向けて熱風を吹きつける熱風供給ノズル220とが設
けられて構成されている。
【0030】この乾燥チャンバー200を構成する搬送
手段3は上記の殺菌チャンバー100を構成する搬送手
段3を延長したものであり、その構成は前述のとおりで
ある。
【0031】また、熱風供給ノズル220は図示しない
熱風供給手段の先端に接続されたものであり、搬送手段
3によりチャンバー210内を搬送される容器60に向
けて熱風を供給する。なお、この熱風の温度は容器60
の材質により相違するので一様に決定することはできな
いが、例えば容器60がPETボトルである場合、熱風
の温度は80〜100℃が好適である。このような乾燥
チャンバー200を設けることにより、容器60の外表
面に隅無く付着した過酸化水素(H2 2 )ミストによ
り形成されている殺菌液膜を迅速に乾燥させることが可
能になり、容器60の外面殺菌処理速度が向上する。ま
た、このような外面殺菌装置を使用することにより、無
菌充填システム全体の処理速度を向上させることも可能
である。
【0032】図1および図6に示すように、この容器の
外面殺菌装置を上記の殺菌チャンバー100と、これに
連続する上記の乾燥チャンバー200とにより構成する
場合、殺菌チャンバー100と乾燥チャンバー200と
の間には、両チャンバーを仕切るエアーカーテンを設け
ることが好ましい。ここで、図1においてAはエアーカ
ーテンであり、150はエアーカーテン用圧空ノズルで
ある。
【0033】このようなエアーカーテンAを設ければ、
乾燥チャンバー200内の熱風が殺菌チャンバー100
内に混入することが防止され、容器外面全体への過酸化
水素(H2 2 )ミストの均一な付着を確実なものとす
ることができるとともに、殺菌チャンバー100内の過
酸化水素(H2 2 )ミストが乾燥チャンバー200内
に混入することが防止され、外面全体に過酸化水素(H
2 2 )ミストが均一に付着した容器60の乾燥処理を
確実なものとすることができる。
【0034】以上のようにして構成される容器の外面殺
菌装置は、単独で容器の外面殺菌処理に好適に使用され
るほか、内面殺菌手段および充填手段と組み合わせて無
菌充填システムを構成するのに好適に使用可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、以上の構成としたの
で、過酸化水素(H2 2 )を気化させてから凝縮して
得られる微細な過酸化水素(H2 2 )ミストを容器の
所望の殺菌部位に集中的にかつ容器の外面全体にわたっ
て隅無く均一に適量の過酸化水素(H2 2 )ミストを
付着させることにより容器の外面を効率良く短時間で殺
菌することができるとともに、被殺菌体である容器が例
えば口部にキャッピング用スクリューやサポートリング
等の構造物が形成されているPETボトルのように形状
が複雑なものであっても容易に対応可能な容器の外面殺
菌装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の外面殺菌装置の一構成例を示す
側面概略図である。
【図2】本発明の容器の外面殺菌装置の一構成例におけ
る入口部の概略を示す説明図である。
【図3】本発明の容器の外面殺菌装置におけるミスト噴
霧手段の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の容器の外面殺菌装置におけるミスト噴
霧手段への過酸化水素水溶液および圧縮空気の供給系統
の構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の容器の外面殺菌装置におけるミスト噴
霧手段への過酸化水素水溶液および圧縮空気の供給系統
の他の構成例を示す説明図である。
【図6】本発明の容器の外面殺菌装置の他の構成例を示
す側面概略図である。
【図7】本発明の容器の外面殺菌装置における搬送手段
を構成する搬送路の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…チャンバー 2…ミスト噴霧手段 3…搬送手段 4…圧縮空気供給ノズル 5…圧空エアー噴出ノズル 6…仕切板 20…ミスト噴霧口 21a…供給部本体 50…定量ポンプ 60…容器 81…過酸化水素(H2 2 )供給タンク 100…殺菌チャンバー 150…エアーカーテン用圧空ノズル 200…乾燥チャンバー 220…熱風供給ノズル A…エアーカーテン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酸化水素(H2 2 )を気化させてか
    ら凝縮して得られる過酸化水素(H2 2 )ミストをチ
    ャンバー内に供給するミスト噴霧手段と、該ミスト噴霧
    手段により前記チャンバー内に噴霧された過酸化水素
    (H2 2 )ミストをチャンバー内全体に撹拌させる圧
    縮空気を供給する圧縮空気供給ノズルと、前記チャンバ
    ー内で容器を搬送する搬送手段とを備え、前記ミスト噴
    霧手段は前記搬送手段によりチャンバー内を搬送される
    容器の所望のミスト付着部位の高さで該容器を挾むよう
    に配設されたミスト噴出口を有することを特徴とする容
    器の外面殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記容器の所望の殺菌部位に向けて圧縮
    空気を供給する圧空エア噴出ノズルを備える請求項1記
    載の容器の外面殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記ミスト噴霧手段が二流体スプレーか
    らなる供給部本体を備え、該供給部本体に過酸化水素
    (H2 2 )を供給する過酸化水素供給タンクと該供給
    部本体との間に定量ポンプが設けられ、前記過酸化水素
    供給タンク内の過酸化水素(H2 2 )は該定量ポンプ
    により前記供給部本体に供給される請求項1または請求
    項2記載の容器の外面殺菌装置。
  4. 【請求項4】 前記チャンバー内で前記搬送手段を構成
    するコンベアにより容器が搬送されるとともに前記ミス
    ト噴霧手段により過酸化水素(H2 2 )ミストが供給
    される空間と前記搬送手段を構成するリターンコンベア
    および装置床部が収納される空間とを仕切る仕切板が設
    けられている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    容器の外面殺菌装置。
  5. 【請求項5】 前記チャンバーの天井が25°以上の角
    度で傾いている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の容器の外面殺菌装置
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の容器の外面殺菌装置が殺菌チャンバーとして設けられ
    ているとともに、チャンバー内で容器を搬送する搬送手
    段と前記殺菌チャンバー内で過酸化水素(H2 2 )ミ
    ストからなる殺菌液膜が形成された容器に向けて熱風を
    供給する熱風供給ノズルとを備える乾燥チャンバーが前
    記殺菌チャンバーに連続して設けられていることを特徴
    とする容器の外面殺菌装置。
  7. 【請求項7】 前記殺菌チャンバーと前記乾燥チャンバ
    ーとの間に両チャンバーを仕切るエアーカーテンが設け
    られている請求項6記載の容器の外面殺菌装置。
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