JPH08244564A - ワイパモータ - Google Patents

ワイパモータ

Info

Publication number
JPH08244564A
JPH08244564A JP7052993A JP5299395A JPH08244564A JP H08244564 A JPH08244564 A JP H08244564A JP 7052993 A JP7052993 A JP 7052993A JP 5299395 A JP5299395 A JP 5299395A JP H08244564 A JPH08244564 A JP H08244564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
joint member
range setting
swing range
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7052993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ishii
井 良 典 石
Masayuki Hayakawa
川 正 行 早
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP7052993A priority Critical patent/JPH08244564A/ja
Publication of JPH08244564A publication Critical patent/JPH08244564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 継手部材の誤組付けを解消することができる
とともに払拭範囲の変更を容易に行えるワイパモータを
提供することを目的としている。 【構成】 ワイパ軸6の回動範囲毎に回転半径の異なる
ワイパ揺動範囲設定部4c1,4c2,4c3,4c
4,4c5を複数個所に備え、複数個所のワイパ揺動範
囲設定部4c1,4c2,4c3,4c4,4c5のう
ちの少なくともひとつに、継手部材5aに結合可能に成
形された継手部材結合部4dを定めている回転体4をも
つワイパモータ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通電することによっ
て払拭面を拭うのに利用されるワイパモータに関し、特
に、ワイパアームを直接取付けるワイパ軸を備えたワイ
パモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ワイパアームを直接取付けるワイパ軸を
備えたワイパモータとしては、通電することによってア
ーマチュアが回転し、このアーマチュアの回転力によっ
て、ケース側に回転可能に支持されているウオームホイ
ールが回転し、ウオームホイールの回転が継手部材によ
ってワイパ軸の往復回動に変換され、ワイパ軸が往復で
回動することによって、このワイパ軸にケースの外側で
結合したワイパアームを払拭面上で往復揺動させ、ワイ
パアームに装着したワイパブレードによって、払拭面の
一方の反転位置と他方の反転位置とのあいだを拭うよう
にしたものが知られている。ウオームホイールは、樹脂
の成形機によって、継手部材の結合用とする一対の孔が
形成されている。一対の孔は、ワイパの不使用時に、ワ
イパブレードをどちらの反転位置に停止させるかを決定
するため、ウオームホイールの中心までの距離を同一と
した2個所に対称にして形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなワイパ
モータにおいて、ウインドシールドガラスの払拭面積の
大きさに応じて一方の反転位置と他方の反転位置とのあ
いだでの払拭範囲を変更するに際し、スイングアームの
長さを変更することはケースが大型化するため現実性に
欠けることから、スイングアームの長さは変更せずに、
ウオームホイールの中心から継手部材結合用の孔までの
距離を変更することが一般的であり、この場合、ウオー
ムホイールの中心から継手部材結合用の孔までの距離を
異なるものとして別個に用意した金型を用いてウオーム
ホイールをそれぞれ新たに作成していたので、それぞれ
の払拭範囲毎に複数個の金型が必要となって金型に汎用
性はなく、払拭範囲の異なるワイパモータを作成する際
毎に金型を交換する必要があることから、作業が繁雑に
なって生産性の向上を図ることが難しいという問題点が
あった。また、ウオームホイール上の一対の孔はどちら
にも継手部材を結合することができるようになっている
ため、所望の停止位置に対応した孔に継手部材を的確に
組み付けられるとは言い難く、誤組み付けしているか否
かの判定検査を必要とすることとなって作業がさらに繁
雑なものとなりうるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるワイパモータは、継手
部材の誤組付けを解消するとともに拭範囲の変更を容易
に行えるワイパモータを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるワイパモータは、ケースと、電源の接続により回転
するアーマチュアと、ケースに回転可能に支持され、ア
ーマチュアに備えたアーマチュア軸に結合して回転する
回転体と、回転体から離れた位置において、ケースに回
転可能に支持され、ケースの外側でワイパアームが結合
されるワイパ軸と、回転体に一方が回転可能に結合され
る継手部材を有し、回転体の回転運動をワイパ軸の予め
定めた回動範囲での往復回動に変換して伝達する動力変
換手段を備えたワイパモータであって、回転体は、ワイ
パ軸の回動範囲毎に回転半径の異なるワイパ揺動範囲設
定部を複数個所に備え、複数個所のワイパ揺動範囲設定
部のうちの少なくともひとつに、継手部材に結合可能に
成形された継手部材結合部を設けている構成としたこと
を特徴としている。この発明の請求項2に係わるワイパ
モータでは、回転体は、片面の複数個所に孔状をなすワ
イパ揺動範囲設定部が備えられ、継手部材結合部を除く
ワイパ揺動範囲設定部には孔内に突出状にしてワイパ揺
動範囲設定部を略塞ぐ継手部材結合阻止突起が形成され
ていることとしている。この発明の請求項3に係わるワ
イパモータでは、回転体のケースと対向する面には、回
動範囲に対応して位置決めた少なくとも2個の絶縁され
たコンタクトプレートおよびコンタクトプレートに電気
的に接続可能に配置されたコンタクタを備えたワイパ定
位置停止機構が配置されていることとしている。この発
明の請求項4に係わるワイパモータでは、動力変換手段
は、継手部材の他方側が回動可能に結合されるスイング
アームを有してケースに回転可能に支持された中間揺動
体と、この中間揺動体から離れた位置においてワイパ軸
に取付けられているとともに中間揺動体に結合された最
終揺動体を備えていることとしている。
【0007】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるワイパモー
タにおいて、回転体の継手部材結合部は、複数個のワイ
パ揺動範囲設定部のうちのひとつに選ばれて成形されて
いるため、ワイパ揺動範囲設定部のうちの他のひとつを
選んで成形することによってワイパ揺動範囲は容易に変
更される。それ故、継手部材は回転体に対して複数個所
の中からワイパ揺動範囲に応じて一か所に選ばれた継手
部材結合部にのみ組み付けられる。この発明の請求項2
に係わるワイパモータにおいて、回転体の継手部材結合
部は、複数個のワイパ揺動範囲設定部のうち、継手部材
を結合することができないようにした継手部材結合阻止
突起のないひとつに選ばれて成形されているため、ワイ
パ揺動範囲設定部のうちの他のひとつを選んで成形する
ことによってワイパ揺動範囲は容易に変更され、ワイパ
の停止位置もワイパ揺動範囲に応じて容易に変更され
る。それ故、継手部材は回転体に対して複数個所の中か
らワイパ揺動範囲に応じて一か所に選ばれた継手部材結
合部にのみ組み付けられる。この発明の請求項3に係わ
るワイパモータにおいて、回転体の継手部材結合部は、
複数個のワイパ揺動範囲設定部のうち、継手部材を結合
することができないようにした継手部材結合阻止突起の
ないひとつに選ばれて成形され、ワイパ定位置停止機構
のコンタクトプレートおよびコンタクタも、選定されて
成形した継手部材結合部によるワイパ揺動範囲に対応し
て位置決められているため、ワイパ揺動範囲設定部のう
ちの他のひとつを選んで成形することによってワイパ揺
動範囲は容易に変更され、ワイパの停止位置もワイパ揺
動範囲に応じて容易に変更される。それ故、継手部材は
回転体に対して複数個所の中からワイパ揺動範囲に応じ
て一か所に選ばれた継手部材結合部にのみ組み付けられ
る。この発明の請求項4に係わるワイパモータにおい
て、回転体に一方が結合された継手部材は中間揺動体の
スイングアームに結合されているため、スイングアーム
の回転半径と継手部材結合部が回転体上で有する回転半
径とから四節回転連鎖のリンク機構が構成され、中間揺
動体が回動を繰り返すことによって最終揺動体が往復で
回動してワイパ軸を予め定められたワイパ揺動範囲内で
往復で回動させ、回転体の継手部材結合部は、複数個の
ワイパ揺動範囲設定部のうちのひとつに選ばれて成形さ
れているため、ワイパ揺動範囲設定部のうちの他のひと
つを選んで成形することによって中間揺動体および最終
揺動体の回動範囲は容易に変更されてワイパ軸の回動範
囲も容易に変更される。それ故、継手部材は回転体に対
して複数個所の中からワイパ揺動範囲に応じて一か所に
選ばれた継手部材結合部にのみ組み付けられる。
【0008】
【実施例】図1ないし図5にはこの発明に係わるワイパ
モータの一実施例が示されている。
【0009】図示するワイパモータ1は、主として、ケ
ース2、アーマチュア3、ウオームホイールである回転
体4、動力変換手段5、ワイパ軸6から構成されてい
る。
【0010】ケース2は、図1に示されるように、アー
マチュア3を収容するためのモータケース2aと、ウオ
ームホイール4および動力変換手段5をそれぞれ収容す
るためのギヤケース2bとが備えられている。モータケ
ース2aの開口端部はギヤケース2bにビス7によって
固着され、ギヤケース2bは開口部が図2に示されるケ
ースカバー2cによって覆われている。モータケース2
aの内側には、それぞれ対向位置にN極、S極が着磁さ
れた半円筒形のマグネット8、9が取付けられている。
【0011】モータケース2aに収容されたアーマチュ
ア3は、予め定められたスロット数のコイル巻回部3a
1を有するアーマチュアコア3aがアーマチュア軸3b
に固定されており、このアーマチュア軸3bにはアーマ
チュアコア3aの近くにコンミュテータ3cが設けられ
ている。
【0012】コンミュテータ3cの外周側には上記スロ
ット数に対応して絶縁された複数個のコンミュテータ片
3c1が設けられているため、各コンミュテータ片3d
1に電気的に接続されたうえでアーマチュアコア3aの
コイル巻回部3a1に巻かれたアーマチュアコイル3d
が設けられている。コンミュテータ3cの各コンミュテ
ータ片3c1には複数個のブラシ3eが電気的に接続可
能に配置され、各ブラシ3eは図示しない外部のワイパ
駆動回路に電気的に接続されているため、ワイパ駆動回
路からブラシ3eに通電されると、アーマチュアコイル
3dが各スロット毎に順次励磁されて磁力を発生し、ア
ーマチュアコイル3dが発生した磁力と、マグネット
8,9が発生している磁力とによりアーマチュア3が回
転する。
【0013】アーマチュア3のアーマチュア軸3bは、
モータケース2aの開口端部とは反対側に取付けられた
一方の軸受10およびギヤケース2bに取付けられた他
方の軸受11によって回転可能に支持されている。ま
た、アーマチュア3のアーマチュア軸3bはギヤケース
2b内に延出されてウオーム3b1が形成されており、
このウオーム3b1にウオームホイール4が噛合ってい
る。
【0014】ウオームホイール4は、後述する成形機3
0によって樹脂成形されており、略円盤形状をなすウオ
ームホイール本体4aの外周部分にはすばの歯部4a1
が形成されているとともに中央には枢支軸孔4bが設け
られ、この枢支軸孔4bに枢支軸12が挿通されてい
る。枢支軸12はギヤケース2bのモータケース2a寄
りに固定されているため、この枢支軸12によってウオ
ームホイール4はギヤケース2b内に回転可能にして支
持されている。
【0015】ウオームホイール4の上面4cには、枢支
軸孔4bの外周側の5個所にワイパ揺動範囲設定部であ
る第1のワイパ揺動範囲設定部4c1、第2のワイパ揺
動範囲設定部4c2、第3のワイパ揺動範囲設定部4c
3、第4のワイパ揺動範囲設定部4c4、第5のワイパ
揺動範囲設定部4c5がそれぞれ設けられており、各ワ
イパ揺動範囲設定部4c1、4c2、4c3、4c4、
4c5は上面4cからほぼ中央部分まで丸孔状にして形
成されている。
【0016】ウオームホイール4の第1のワイパ揺動範
囲設定部4c1は、枢支軸孔4bから予め定められた第
1の距離を置いて設けられているため、ワイパ軸6を1
70度のワイパ揺動範囲に設定する機能を有し、ウオー
ムホイール4の第2のワイパ揺動範囲設定部4c2は枢
支軸孔4bから予め定められた第2の距離を置いて設け
られているため、ワイパ軸6を130度のワイパ揺動範
囲に設定する機能を有し、ウオームホイール4の第3の
ワイパ揺動範囲設定部4c3は枢支軸孔4bから予め定
められた第3の距離を置いて設けられているため、ワイ
パ軸6を140度のワイパ揺動範囲に設定する機能を有
し、ウオームホイール4の第4のワイパ揺動範囲設定部
4c4は枢支軸孔4bから予め定められた第4の距離を
置いて設けられているため、ワイパ軸6を150度のワ
イパ揺動範囲に設定する機能を有し、ウオームホイール
4の第5のワイパ揺動範囲設定部4c5は枢支軸孔4b
から予め定められた第5の距離を置いて設けられている
ため、ワイパ軸6を160度のワイパ揺動範囲に設定す
る機能を有する。
【0017】そして、この実施例においては各ワイパ揺
動範囲設定部4c1、4c2、4c3、4c4、4c5
のうちの第1のワイパ揺動範囲設定部4c1を継手部材
結合部4dに定めているため、第1のワイパ揺動範囲設
定部4c1を除いた他のワイパ揺動範囲設定部4c2、
4c3、4c4、4c5には第1の継手部材結合阻止突
起4c6、第2の継手部材結合阻止突起4c7、第3の
継手部材結合阻止突起4c8、第4の継手部材結合阻止
突起4c9がそれぞれ形成されている。
【0018】第1、第2、第3、第4の継手部材結合阻
止突起4c6、4c7、4c8、4c9はウオームホイ
ール本体4aの下面4eから第2、第3、第4、第5の
ワイパ揺動範囲設定部4c2、4c3、4c4、4c5
のほぼ中央部分にまで達する長さを有するものとして第
2、第3、第4、第5のワイパ揺動範囲設定部4c2、
4c3、4c4、4c5を略塞ぐように第2、第3、第
4、第5のワイパ揺動範囲設定部4c2、4c3、4c
4、4c5内に略円柱状にして突出形成されているた
め、第1、第2、第3、第4の継手部材結合阻止突起4
c6、4c7、4c8、4c9が形成されている第2、
第3、第4、第5のワイパ揺動範囲設定部4c2、4c
3、4c4、4c5に後述する動力変換手段5に備えた
継手部材5aを結合することはできない。
【0019】そして、ウオームホイール4の下面4eに
は、後述するワイパ定位置停止機構14に備えた第1の
コンタクトプレート(コンタクトプレート)15および
第2のコンタクトプレート(コンタクトプレート)16
をそれぞれ絶縁状態で固定するための凹状に形成された
コンタクトプレート取付部4e1、4e2が設けられて
いるため、一方のコンタクトプレート取付部4e1に第
1のコンタクトプレート15が取付けられ、他方のコン
タクトプレート取付け部4e2に第2のコンタクプレー
ト16が取付けられている。
【0020】第1のコンタクトプレート15は、図3に
示されるように、一部が切除された円盤形の導通範囲1
5aを有する金属製の板であり、切除された部分が非導
通範囲になっている。この第1のコンタクトプレート1
5の外側にはウオームホイール4への係止片15bが複
数個所に形成されているため、複数個所の係止片15b
がウオームホイール4の一方のコンタクトプレート取付
部4e1に形成された一方の係止片挿入孔4e3に圧入
されることによって抜け止められて取付けられている。
【0021】第2のコンタクトプレート16は、第1の
コンタクトプレート15の非導通範囲内に配置されるこ
とによって第1のコンタクトプレート15から絶縁され
ていて、第1のコンタクトプレート15の導通範囲とは
絶縁された導通範囲16aを有する金属製の板である。
この第2のコンタクトプレート16の外側にはウオーム
ホイール4への係止片16bが複数個所に形成されてい
るため、複数個所の係止片16bがウオームホイール4
の他方のコンタクトプレート取付け部4e2に形成され
た他方の係止片挿入孔4e4に圧入されることによって
抜け止められて取付けられている。
【0022】また、ウオームホイール4の一方のコンタ
クトプレート取付け部4e1および他方のコンタクトプ
レート取付け部4e2は上面4cに選択的に形成された
継手部材結合部4dに対応して配置されているため、ワ
イパ軸6のワイパ揺動範囲においての反転位置に停止位
置を定める機能を有する。
【0023】上述したウオームホイール4は図4および
図5に示される成形機30によって成形されている。
【0024】成形機30には、上側に配置される一方の
金型31と、この一方の金型31に対向して下側に配置
される他方の金型32とが備えられている。
【0025】成形機30の一方の金型31には、図4に
示されるように、丸孔状をなす本体形成用凹部31aの
中央に底面31a1から棒形に突出した枢支軸孔形成用
凸部31bが設けられているとともに、この枢支軸孔形
成用凸部31bの外周側の複数個所から棒形に突出した
ワイパ揺動範囲設定部形成用凸部である第1のワイパ揺
動範囲設定部形成用凸部31c1、第2のワイパ揺動範
囲設定部形成用凸部31c2、第3のワイパ揺動範囲設
定部形成用凸部31c3、第4のワイパ揺動範囲設定部
形成用凸部31c4、第5のワイパ揺動範囲設定部形成
用凸部31c5がそれぞれ設けられている。
【0026】第1、第2、第3、第4、第5のワイパ揺
動範囲設定部形成用凸部31c1、31c2、31c
3、31c4、31c5には、継手部材結合阻止突起形
成用凹部31c6、31c7、31c8、31c9、3
1c10が設けられているため、後述する成形機30に
よってウオームホイール4を成形した際、第1のワイパ
揺動範囲設定部形成用凸部31c1のみが継手部材結合
部4dとするために選ばれる。
【0027】そして、成形機30の他方の金型32に
は、図5に示されるように、丸板状をなす可動板部32
aが金型本体32bにビス33によってねじ止められて
おり、この可動板部32aのほぼ中央に、上述した第1
のコンタクトプレート15よりもわずかに大きい相似外
形で、第1のコンタクトプレート15の厚さ寸法にほぼ
一致する高さ寸法を有して可動板部32a上に突出形成
されたコンタクトプレート取付け部形成用凸部である第
1のコンタクトプレート取付け部形成用凸部32a1が
設けられており、この第1のコンタクトプレート取付け
部形成用凸部32a1の外側には第1のコンタクトプレ
ート取付け部4e1において複数個所の一方の係止片挿
入孔4e3を形成するための一方の係止片挿入孔形成用
凸部32a2が設けられている。
【0028】そしてまた、第1のコンタクトプレート取
付け部形成用凸部32a1の近傍には、上述した第2の
コンタクトプレート16よりもわずかに大きい相似外形
で、第2のコンタクトプレート16の厚さ寸法にほぼ一
致する高さ寸法を有して可動板部32a上に突出形成さ
れたコンタクトプレート取付け部形成用凸部である第2
のコンタクトプレート取付け部形成用凸部32a3が設
けられており、この第2のコンタクトプレート取付け部
形成用凸部32a3の外側には第2のコンタクトプレー
ト取付け部4e2において複数個所の他方の係止片挿入
孔4e4を形成するための他方の係止片挿入孔形成用凸
部32a4が設けられている。
【0029】他方の金型32は、可動板部32aの外周
側の円周を72度で5等分したビス孔32a5が5個所
に形成されているため、ビス孔32a5からビス33を
ねじ止めることによって、この可動板部32aを金型本
体32bに対する組付け角度を変更可能としている。そ
れ故、可動板部32aを予め定められた角度で回動させ
てから固定したうえで、一方の金型31に合わせること
によって、ウオームホイール4上において選ばれた継手
部材結合部4dに対して一方のコンタクトプレート取付
け部4e1および他方のコンタクトプレート取付け部4
e2の位置をずらしたものとして、第1のコンタクトプ
レート15および第2のコンタクトプレート16の取付
け位置を継手部材結合部4dに対応させて変更して成形
する。
【0030】成形機30は、一方の金型31が他方の金
型32に対向配置され、一方の金型31の第1、第2、
第3、第4、第5のワイパ揺動範囲設定部形成用凸部3
1c1、31c2、31c3、31c4、31c5のう
ち、第1のワイパ揺動範囲設定部形成用凸部31c1に
よって継手部材5を結合可能とした単一の継手部材結合
部4dを成形するとともに、残りの第2、第3、第4、
第5のワイパ揺動範囲設定部形成用凸部31c2、31
c3、31c4、31c5によって継手部材5を結合不
能とした第2、第3、第4、第5のワイパ揺動範囲設定
部4c2、4c3、4c4、4c5を成形し、単一の継
手部材結合部4dに合わせて位置決められた一方のコン
タクトプレート取付け部4e1および他方のコンタクト
プレート取付け部4e2を成形することによって、ワイ
パ軸6の回動範囲を170度とするウオームホイール4
を樹脂成形する。
【0031】ここで、ワイパ軸6の回動範囲を170度
に替えて160度としたウオームホーイル4を成形する
には、他方の金型32において可動板部32aのビス孔
32a5をひとつずらしてねじ止めすることによりなさ
れる。ワイパ軸6の回動範囲を150度、140度、1
30度、120度と定めるに際しては、上述と同様にし
て、可動板部32aを金型本体32bに対してそれぞれ
回動させてずらしてねじ止め、この他方の金型32を一
方の金型31に合わせることによってなされる。
【0032】ウオームホイール4の下面4eに取付けら
れた第1のコンタクトプレート15は接地に電気的に接
続され、第1、第2のコンタクトプレート15、16と
ギヤケース2bとのあいだにはワイパ定位置停止機構1
4に備えたコンタクタである第1のコンタクタ17およ
び第2のコンタクタ18が配置されている。
【0033】ワイパ定位置停止機構14の第1のコンタ
クタ17は、基端側がギヤケース2b側で絶縁されてギ
ヤケース2bの外側に設けられたコネクタ19内に収め
られており、コネクタ19内で外部のワイパ回路に電気
的に接続され、先端側はウオーホイール4の下面4e側
において第2のコンタクトプレート16に常時電気的に
接触可能に配置されている。
【0034】また、ワイパ定位置停止機構14の第2の
コンタクタ18は、基端側が第1のコンタクタ17と同
様にしてギヤケース2b側で絶縁されてギャケース2b
の外側に設けられたコネクタ19内に収められており、
コネクタ19内で外部のワイパ回路に電気的に接続さ
れ、先端側はウオームホイール4の下面4eにおいて第
1のコンタクトプレート15にも第2のコンタクトプレ
ート16にも電気的に接触可能に配置されている。
【0035】ワイパ定位置停止機構14は、ウオームホ
イール4が回転している際に、ワイパ駆動回路からの電
流供給がカットオフされたとき、第2のコンタクタ18
が第1のコンタクトプレート15の導通範囲15aにあ
る間は、第1のコンタクトプレート15によって第2の
コンタクタ18に接地経路を形成し続けてブラシ3eに
対する電流供給を継続してアーマチュア3を回転し続け
させ、第2のコンタクタ18が第1のコンタクトプレー
ト15の導通範囲15aから外れて第2のコンタクトプ
レート16の導通範囲16aに電気的に接続されたと同
時にブラシ3eに対してアーマチュアショート電流を供
給することによってアーマチュア3に電磁制動をかけて
ウオームホイール4すなわち、ワイパ軸6を所定の位置
で停止させる機能を有する。
【0036】ウオームホイール4の上面4cに設けられ
た継手部材結合部4dには、動力変換機構5に備えた継
手部材5aの一端側に設けられたウオームホイール結合
部5a1が回転可能に結合されている。
【0037】動力変換機構5には、継手部材5a、スイ
ングアーム5b、中間揺動体である中間ギヤ5c、最終
揺動体である出力ギヤ5dが備えられており、継手部材
5aのウオームホイール結合部5a1は、板状をなす継
手部材本体5a2の一端側において棒状に突出して形成
されており、継手部材本体5a2の他端側には棒状に突
出して形成されたスイングアーム結合部5a3が設けら
れているため、このスイングアーム結合部5a3はスイ
ングアーム5bの先端側に回転可能に結合されている。
【0038】スイングアーム5bの基端側は中間ギヤ5
cの中央に一体的に固定されており、この中間ギヤ5c
はギヤケース2b上で枢支軸12から離れた位置に設け
られた中間軸20に回転可能に支持されている。この中
間ギヤ5cの外周に設けられた歯部5c1は出力ギヤ5
dの歯部5d1に噛み合う。
【0039】出力ギヤ5dはギヤケース2b上で中間軸
20から離れた位置に回転可能に支持されているワイパ
軸6に回転可能に支持されている。ワイパ軸6はギヤケ
ース2bの外側にワイパアーム13の基端部が取付けら
れており、このワイパアーム13の先端部には図示しな
いワイパブレードが装着される。
【0040】このような構造を有するワイパモータ1
は、リヤドア内に配置されてギヤケース2bがドアパネ
ルに固定され、各ブラシ3eおよびコネクタ19がワイ
パ駆動回路に電気的に接続され、車体パネルの外側に延
出したワイパ軸6にワイパアーム13が取付けられて車
体に組付けられる。
【0041】そこで、ワイパ駆動回路がオン切換えされ
ることによってブラシ3eに通電されると、アーマチュ
ア3が回転するため、アーマチュア3のアーマチュア軸
3bの回転力によってウオームホイール4が回転する。
【0042】ウオームホイール4が回転することによっ
て、ウオームホイール4の上面4cにおいて継手部材結
合部4dに結合された継手部材5aのウオームホイール
結合部5a1も回転運動し、この回転運動の動力が継手
部材5aを介してスイングアーム5bに伝達されるた
め、スイングアーム5bおよび中間ギヤ5cは四節回転
連鎖のリンク機構によって往復で回動し、中間ギヤ5c
が往復で回動することによって出力ギヤ5cを往復で回
動させてワイパ軸6を往復で回動させる。ワイパ軸6の
ワイパ揺動範囲は、ウオームホイール4上で各ワイパ揺
動範囲設定部4c1、4c2、4c3、4c4、4c5
の中から選ばれた継手部材結合部4dにより170度に
定められているため、ワイパ軸6に取付けるワイパアー
ム13を払拭面上において一方の反転位置Bと他方の反
転位置Cとのあいだの170度の範囲で揺動させ、この
ワイパアーム13の揺動によってワイパブレードで払拭
面を拭うものとなる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるワイパモータによれば、回転体の継手部
材結合部は、複数個のワイパ揺動範囲設定部のうちのひ
とつに選ばれて成形されているため、ワイパ揺動範囲設
定部のうちの他のひとつを選んで成形することによって
ワイパ揺動範囲は容易に変更されるので、継手部材は回
転体に対して複数個所の中からワイパ揺動範囲に応じて
一か所に選ばれた継手部材結合部にのみ組み付けられ
る。この発明の請求項2に係わるワイパモータによれ
ば、回転体の継手部材結合部は、複数個のワイパ揺動範
囲設定部のうち、継手部材を結合することができないよ
うにした継手部材結合阻止突起のないひとつに選ばれて
成形されているため、ワイパ揺動範囲設定部のうちの他
のひとつを選んで成形することによってワイパ揺動範囲
は容易に変更され、ワイパの停止位置もワイパ揺動範囲
に応じて容易に変更されるので、継手部材は回転体に対
して複数個所の中からワイパ揺動範囲に応じて一か所に
選ばれた継手部材結合部にのみ組み付けられる。この発
明の請求項3に係わるワイパモータによれば、回転体の
継手部材結合部は、複数個のワイパ揺動範囲設定部のう
ち、継手部材を結合することができないようにした継手
部材結合阻止突起のないひとつに選ばれて成形され、ワ
イパ定位置停止機構のコンタクトプレートおよびコンタ
クタも、選定されて成形した継手部材結合部によるワイ
パ揺動範囲に対応して位置決められているため、ワイパ
揺動範囲設定部のうちの他のひとつを選んで成形するこ
とによってワイパ揺動範囲は容易に変更され、ワイパの
停止位置もワイパ揺動範囲に応じて容易に変更されるの
で、継手部材は回転体に対して複数個所の中からワイパ
揺動範囲に応じて一か所に選ばれた継手部材結合部にの
み組み付けられる。この発明の請求項4に係わるワイパ
モータによれば、回転体に一方が結合された継手部材は
中間揺動体のスイングアームに結合されているため、ス
イングアームの回転半径と継手部材結合部が回転体上で
有する回転半径とから四節回転連鎖のリンク機構が構成
され、中間揺動体が回動を繰り返すことによって最終揺
動体が往復で回動してワイパ軸を予め定められたワイパ
揺動範囲内で往復で回動させ、回転体の継手部材結合部
は、複数個のワイパ揺動範囲設定部のうちのひとつに選
ばれて成形されているため、ワイパ揺動範囲設定部のう
ちの他のひとつを選んで成形することによって中間揺動
体および最終揺動体の回動範囲は容易に変更されてワイ
パ軸の回動範囲も容易に変更される。それ故、継手部材
は回転体に対して複数個所の中からワイパ揺動範囲に応
じて一か所に選ばれた継手部材結合部にのみ組み付けら
れる。これらによって、この発明に係わるワイパモータ
によれば、誤組付けを解消することができるとともに払
拭範囲の変更を容易に行えるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるワイパモータの一部破断正面
図である。
【図2】図1に示したワイパモータにおいてのA−A線
断面図である。
【図3】図1に示したワイパモータにおいてのウオーム
ホイールの背面図である。
【図4】図1に示したワイパモータにおいてのウオーム
ホイールを成形する金型の外観斜視図である。
【図5】図1に示したワイパモータにおいてのウオーム
ホイールを成形する金型の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイパモータ 2 ケース 3 アーマチュア 3b アーマチュア軸 4 ウオームホイール(回転体) 4c 上面(片面) 4c1 第1のワイパ揺動範囲設定部(ワイパ揺動範囲
設定部) 4c2 第2のワイパ揺動範囲設定部(ワイパ揺動範囲
設定部) 4c3 第3のワイパ揺動範囲設定部(ワイパ揺動範囲
設定部) 4c4 第4のワイパ揺動範囲設定部(ワイパ揺動範囲
設定部) 4c5 第5のワイパ揺動範囲設定部(ワイパ揺動範囲
設定部) 4c6 第1の継手部材結合阻止突起(継手部材結合阻
止突起) 4c7 第2の継手部材結合阻止突起(継手部材結合阻
止突起) 4c8 第3の継手部材結合阻止突起(継手部材結合阻
止突起) 4c9 第4の継手部材結合阻止突起(継手部材結合阻
止突起) 4d 継手部材結合部 4e1 一方のコンタクトプレート取付け部(コンタク
トプレート取付け部) 4e2 他方のコンタクトプレート取付け部(コンタク
トプレート取付け部) 5 動力変換手段 5a 継手部材 5b スイングアーム 5c 中間ギヤ(中間揺動体) 5d 出力ギヤ(最終揺動体) 6 ワイパ軸 13 ワイパアーム 14 ワイパ定位置停止機構 15 第1のコンタクトプレート(コンタクトプレー
ト) 16 第2のコンタクトプレート(コンタクトプレー
ト) 17 第1のコンタクタ(コンタクタ) 18 第2のコンタクタ(コンタクタ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 電源の接続により回転するアーマチュアと、 上記ケースに回転可能に支持され、上記アーマチュアに
    備えたアーマチュア軸に結合して回転する回転体と、 上記回転体から離れた位置において、ケースに回転可能
    に支持され、ケースの外側でワイパアームが結合される
    ワイパ軸と、 上記回転体に一方が回転可能に結合された継手部材を有
    し、回転体の回転運動を上記ワイパ軸の予め定めた範囲
    での往復回動に変換して伝達する動力変換手段を備えた
    ワイパモータであって、 上記回転体は、ワイパ軸の回動範囲毎に回転半径の異な
    るワイパ揺動範囲設定部を複数個所に備え、複数個所の
    ワイパ揺動範囲設定部のうちの少なくともひとつに、継
    手部材に結合可能に成形された継手部材結合部を設けて
    いることを特徴とするワイパモータ。
  2. 【請求項2】 回転体は、片面の複数個所に孔状をなす
    ワイパ揺動範囲設定部が備えられ、継手部材結合部を除
    くワイパ揺動範囲設定部には孔内に突出状にしてワイパ
    揺動範囲設定部を略塞ぐ継手部材結合阻止突起が形成さ
    れている請求項1に記載のワイパモータ。
  3. 【請求項3】 回転体のケースと対向する面には、回動
    範囲に対応して位置決めた少なくとも2個の絶縁された
    コンタクトプレートおよび該コンタクトプレートに電気
    的に接続可能に配置されたコンタクタを備えたワイパ定
    位置停止機構が配置されている請求項1または2に記載
    のワイパモータ。
  4. 【請求項4】 動力変換手段は、継手部材の他方側が回
    動可能に結合されるスイングアームを有してケースに回
    転可能に支持された中間揺動体と、この中間揺動体から
    離れた位置においてワイパ軸に取付けられているととも
    に中間揺動体に結合された最終揺動体を備えている請求
    項1、2、3のいずれかに記載のワイパモータ。
JP7052993A 1995-03-13 1995-03-13 ワイパモータ Pending JPH08244564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052993A JPH08244564A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 ワイパモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7052993A JPH08244564A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 ワイパモータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7156399A Division JPH08244565A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 金型構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08244564A true JPH08244564A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12930460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7052993A Pending JPH08244564A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 ワイパモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08244564A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012077540A1 (ja) ワイパモータ
WO2006004316A1 (en) Brushhead for an electric toothbrush
CN111587193B (zh) 带减速机构的马达
JP2002349641A (ja) アクチュエータ
JP6200972B2 (ja) 減速機構付モータ
JPH08244564A (ja) ワイパモータ
WO2003081751A1 (fr) Structure de raccordement de bornes d'un moteur electrique equipe d'un reducteur de vitesse
JP5513574B2 (ja) ワイパ駆動装置
JPH08244565A (ja) 金型構造
JP3623279B2 (ja) ワイパモータ
JP5203689B2 (ja) ワイパ駆動装置
JP2010213464A (ja) ワイパ用減速機付き電動モータ
JP3658600B2 (ja) ワイパモータ
JP2008206346A (ja) 直流モータ及びコンミテータの製造方法
JP6375422B2 (ja) 減速機構付モータ
JP2000006764A (ja) ワイパモータおよびワイパ装置
JPH0139092Y2 (ja)
JP2008206347A (ja) 直流モータ及びコンミテータの製造方法
JP4121108B2 (ja) 小型モータ
JP3629562B2 (ja) ワイパモータおよびその製造方法
JP2018161055A (ja) 減速機構付モータ
JP3665564B2 (ja) 減速機構付きモータ及び減速機構付きモータのギヤハウジング
JP2000103319A (ja) ワイパ装置の車体取付方法
JP3506152B2 (ja) ワイパモータ
JP2003153488A (ja) 減速機構付き電動モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102