JPH08243686A - シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法 - Google Patents

シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法

Info

Publication number
JPH08243686A
JPH08243686A JP5018095A JP5018095A JPH08243686A JP H08243686 A JPH08243686 A JP H08243686A JP 5018095 A JP5018095 A JP 5018095A JP 5018095 A JP5018095 A JP 5018095A JP H08243686 A JPH08243686 A JP H08243686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
shell
shell mold
reinforcing frame
sand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5018095A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiji Miyamoto
本 泰 司 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5018095A priority Critical patent/JPH08243686A/ja
Publication of JPH08243686A publication Critical patent/JPH08243686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料コストが低く、しかも強度,剛性に優
れ、鋳型の変形や破損などに基づく種々の不具合の防止
が可能なシェル鋳型を提供する。 【構成】 シェル砂を焼成して固めたシェル鋳型本体
4,5の背面側、すなわち鋳型キャビティ1aの裏面側
に、金属製補強フレーム6,7を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用エンジ
ンのカムシャフトなど、とくに長尺部品を鋳造するのに
利用されるシェル鋳型に係わり、さらに詳しくは金属フ
レームによって補強されたシェル鋳型、ならびに当該シ
ェル鋳型の造型方法および型合わせ方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】シェルモールド鋳造法は、フェノール樹
脂などの熱硬化性樹脂と混練、あるいは熱硬化性樹脂で
コーティングしたシェル砂を加熱した金型模型上に散布
し、金型から数mmないし数十数mmのシェル砂層の樹
脂を硬化させることによって作成したシェル鋳型を用い
て鋳造するものであって、製品精度と平滑度が高く、量
産に向くことから、自動車用鋳造部品を始めとする種々
の分野で従来から広く適用されている。
【0003】図7(a)および(b)は、自動車用エン
ジンのカムシャフトを鋳造するためのシェル鋳型の一例
を示すものであって、このシェル鋳型100において
は、図7(a)中に破線で示すように、4個の鋳型キャ
ビティ101を備え、一度に4本のカムシャフトを鋳造
するようになったものである。 そして、このようなシ
ェル鋳型100においては、図7(b)の断面図に示す
ように、鋳型重量の軽減と、シェル砂使用量の削減によ
る材料コスト低減を図るために、鋳型キャビティ101
の背面側(型合わせ面の裏側)に凹部102を形成して
肉盗みを行うのが一般的である。
【0004】また、このようなシェル鋳型100は、鋳
造に際して、型合わせ面の開き防止と鋳型変形による製
品の変形を防止するために、図8に示すようなクランプ
治具110によって挟持されることになるため、クラン
ププレート111との平面的な接触と鋳型強度を確保す
るために、鋳型キャビティ背面側の肉盗み凹部102以
外の部分103はリブ状に形成されている。
【0005】さらに、注湯時にシェル鋳型100から発
生するガス(高温の溶湯によって生じる炭酸ガス,水な
どの燃焼ガスや気化した樹脂など)を鋳型外に排出する
ために、鋳型100の背面側にガス抜き用の溝104が
形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のシェル鋳型100においては、シェル砂単価,鋳型
変形や破損,ガス発生などに起因する以下のような問題
点があり、これら問題点の解消がこのようなシェル鋳型
を用いた鋳造製品の精度やコスト上の課題となってい
た。
【0007】(1)シェル鋳型100には、上記のよう
に極力肉盗みを行うようにしているが、鋳型強度確保,
鋳型背面の平面確保の観点から自ずと限界があり、シェ
ル砂材料が高価であることと相俟って、鋳型コストの低
減が難しい。
【0008】(2)シェル鋳型100は、200〜30
0℃の高温で焼成されるので、図9に示すような熱変形
が生じやすい。 このような鋳型変形が生じた場合、寸
法不良や、型合わせ面に生じた隙間105に溶湯が廻っ
て鋳張りが発生するばかりでなく、変形した鋳型100
を前記クランププレート111,111により挟持する
際に鋳型100に亀裂が生じ、湯漏れの原因となる。
製品に鋳張りが生じた場合には仕上げのために多大な工
数を必要とし、湯漏れが発生した場合には流出した溶湯
が治具や設備を損傷することから、復旧のために多くの
時間と労力を要すると共に、設備稼働率が低下する。
また、上記のようなカムシャフト鋳造の場合には、耐摩
耗性の要求されるカム面を高硬度化するために、チラー
(冷し金)をシェル鋳型100の所定位置にセットした
上で型合わせするようにしているが、鋳型変形があると
型合わせの際にチラーとのかじりによる砂落ちが生じ
て、砂噛みの発生や製品の駄肉の原因となる。
【0009】(3)シェル鋳型100は、造型されたの
ち、鋳型キャビティ面(型合わせ面)を上にして搬送さ
れてくる鋳型の一方を挟み込んでクランプし、持ち上げ
て反転させ、位置決めしたのち他方の鋳型と自動的に型
合わせされるが、鋳型100の肉盗み102や、ガス抜
き溝104の切欠効果によって強度低下しているため、
クランプ時や上昇,反転時などに破損することがある。
【0010】(4)シェル鋳型100においては、シェ
ル砂の使用量が比較的多いことから注湯時のガス発生量
も多く、このガスはクランプ治具110のクランププレ
ート111に接して冷却されるとやに状に固着し、クラ
ンププレート111の平面性が損なわれることから、ク
ランプ不良や鋳型破損を招き、湯漏れや製品の鋳張り,
変形などの原因となる。 また、上記固着物が鋳型10
0のガス抜き溝104を塞いだ場合には、ガス抜き不良
によるガス欠陥が製品に生じることになる。したがっ
て、やに状固着物による上記不具合を防止するために
は、クランププレート111の定期清掃を頻繁に行わざ
るを得ず、多大な清掃コストが必要となる。
【0011】
【発明の目的】本発明は、従来のシェル鋳型における上
記課題に着目してなされたものであって、材料コストが
低く、しかも強度,剛性に優れ、変形や破損などに基づ
く種々の不具合の防止が可能なシェル鋳型と共に、当該
シェル鋳型を合理的に造型することができるシェル鋳型
の造型方法、さらに、当該シェル鋳型を破損させること
なく、高精度に型合わせすることができるシェル鋳型の
型合わせ方法を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るシェル鋳型は、シェル砂を焼成して固めたシェル鋳型
本体の鋳型キャビティ背面側に、金属製補強フレームが
接合してある構成としたことを特徴としており、本発明
に係わるシェル鋳型の望ましい実施態様として請求項2
に係わるシェル鋳型は、補強フレームにクランプ手段が
設けてある構成としたことを特徴としており、このよう
なシェル鋳型の構成を前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。
【0013】本発明の請求項3に係わるシェル鋳型の造
型方法は、鋳型キャビティを形成する製品パターンを備
えた第1の金型と鋳型の背面形状を形成する肉盗みパタ
ーンを備えた第2の金型の間に補強フレームをセットす
ると共に、前記第1の金型と第2の金型と補強フレーム
とによって形成される空間内にシェル砂を装入して焼成
する構成としたことを特徴としており、本発明の請求項
4に係わるシェル鋳型の型合わせ方法は、シェル鋳型本
体の背面側に接合された補強フレームを利用して型合わ
せする構成としたことを特徴としており、このようなシ
ェル鋳型の造型方法および型合わせ方法の構成を前述し
た従来の課題を解決するための手段としている。
【0014】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるシェル鋳型に
おいては、シェル鋳型本体の背面側、すなわち鋳型キャ
ビティが形成された型合わせ面の裏面側に、金属製補強
フレームが接合してあるので、当該鋳型の強度および剛
性が向上し、鋳型の変形あるいは破損に基づく種々の問
題点が解消され、高価なシェル砂の使用量が少なくなっ
て、コストが削減されることになる。 また、本発明に
係わるシェル鋳型の実施態様として請求項2に係わるシ
ェル鋳型においては、前記金属製補強フレームにクラン
プ手段が設けてあるので、搬送や型合わせなどのシェル
鋳型の取扱いを当該補強フレーム部分で行うことによ
り、強度的に脆いシェル鋳型本体部分の破損がなくな
り、鋳造製品の欠陥が解消されると共に、精度が向上す
る。 さらに、鋳造に際して、クランププレートを備え
たクランプ治具を用いる必要がないので、やに状固着物
に起因する種々の不具合も解消されることになる。
【0015】本発明の請求項3に係わるシェル鋳型の造
型方法においては、鋳型キャビティを形成する第1の金
型と、鋳型の背面形状を形成する第2の金型と、金属製
補強フレームとによって形成される空間内にシェル砂を
装入して焼成するようにしているので、シェル鋳型本体
の造型と同時に補強フレームが接合され、組立工程を増
設することなく、容易かつ確実に鋳型本体と補強フレー
ムが一体化される。
【0016】本発明の請求項4に係わるシェル鋳型の型
合わせ方法においては、金属製補強フレームに備えたク
ランプ手段や補強フレーム自体を位置決めおよびクラン
プに利用して型合わせするようにしているので、シェル
鋳型本体部分の変形や破損がなくなると共に、型合わせ
精度が向上することからかじりによる砂落ちがなくな
り、鋳造製品の品質が向上することになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。
【0018】図1は、本発明に係わるシェル鋳型の一実
施例を示し、図1(a)および(b)は当該シェル鋳型
の正面図および側面図である。
【0019】図に示すシェル鋳型1は、図1(b)に示
すように、シェル鋳型1の左側を形成する左型2と、シ
ェル鋳型1の右側を形成する右型3とを型合わせしたも
のであって、型合わせ面には4個の鋳型キャビティ1a
が形成されており、一回の注湯により4本のカムシャフ
トを鋳造するようになっている。
【0020】左型2および右型3は、シェル砂を焼成し
て固めたシェル鋳型本体4および5の鋳型キャビティ背
面側(型合わせ面の裏面側)に、鋳鉄製の補強フレーム
6および7をそれぞれ接合したものであって、補強フレ
ーム6,7には、軽量化を図るための貫通孔6a,7a
(図1(a)には6aのみが示される)がシェル鋳型本
体4,5の肉盗み形状に一致させて形成してあると共
に、クランプ手段としてのクランプ孔6b,7bが当該
補強フレーム6,7の側面に、この実施例ではそれぞれ
片側に5個ずつ形成されている。
【0021】このような構造のシェル鋳型1は、図2な
いし図4に示す手順によって左型2および右型3がそれ
ぞれ造型されたのち、これらが図5に示す鋳型合わせ装
置により型合わせされて完成する。
【0022】すなわち、図2ないし図4は、シェル鋳型
1の右型3(左型2についても同様)の造型要領を説明
するものであって、図2は、造型用金型の型開き状態を
示すものである。
【0023】造型用金型は、シェル鋳型1の鋳型キャビ
ティ1aの形状に相当する製品パターン11aを備えた
下型11(第1の金型)と、シェル鋳型1の背面に形成
する肉盗み形状に相当する肉盗みパターン12aを備え
た上型12(第2の金型)から構成されている。
【0024】まず、補強フレーム7が型開き状態の下型
11の上方位置から降下し、図3に示すように下型11
の所定位置にセットされる。
【0025】次に、図4に示すように、上型12が降下
して型が閉じられる。 次いで、ブローマガジン13が
下降することによって、ブローマガジン13のブローノ
ズル13aが上型12に設けたシェル砂吹き込み口12
bに挿入され、当該ブローノズル13aを介して、下型
11,上型12および補強フレーム7の間に形成される
金型空間内にシェル砂が充填される。
【0026】そして、約270℃で約40秒間焼成して
シェル砂にコーティングされている熱硬化性樹脂を硬化
させたのち、型開きすることにより補強フレーム7と一
体的に接合されたシェル鋳型1の右型3が得られる。
【0027】このようにして造型された右型3は、図5
に示すように、鋳型キャビティ面(型合わせ面)の損傷
を防ぐために補強フレーム側を下にした状態で、同様に
(前記下型11とは製品パターンの異なった下型が用い
られる)造型された左型2と交互にローラーコンベヤ2
0に載置され、鋳型キャビティ面の所定位置にカム面を
局部硬化させるためのチラーがセットされたのち、型合
わせ装置21へと搬送される。
【0028】型合わせ装置21に搬入された右型3(上
型)は、ローラコンベア20の下方から突き出したスト
ッパ22に補強フレーム7が当接して停止する。 補強
フレーム7が当接することによって右型3が停止する
と、図6(a)に示すように、ヘッド昇降シリンダ24
の押出し作動によって、クランプピン23aが開いた状
態の昇降反転ヘッド23が下降し、図6(b)に示すよ
うにクランプピン23aが閉じ、右型3の補強フレーム
7に設けたクランプ孔7aに挿入され、右型3が昇降反
転ヘッド23にクランプされる。
【0029】昇降反転ヘッド23にクランプされた右型
3は、図6(c)に示すように、ヘッド昇降シリンダ2
4の作動により持ち上げられたのち、反転シリンダ24
の作動によって、図6(c)に示すように180°反転
される。 このとき、反転された右型3の直下位置に
は、ローラコンベア20によって左型2(下型)が搬入
され、図5に示すように左型2の補強フレーム6がスト
ッパ22に当接することによって所定の位置に位置決め
されている。
【0030】次に、ヘッド昇降シリンダ24の押出し作
動によって、図6(e)に示すように、反転された状態
の右型3が下降し、ストッパ22によって位置決めされ
た左型2の上に載置され、型合わせされる。 そして、
図6(f)に示すように昇降反転ヘッド23のクランプ
ピン23aが開くと共に、ストッパ22が下降し、左型
2と右型3が型合わせされたシェル鋳型1は、ローラコ
ンベア20の駆動によって次工程に搬出され、溶湯の鋳
込みが実施される。
【0031】このように、型合わせに伴う搬送やクラン
プおよび位置合わせは、すべて補強フレーム6および7
を利用して行われるので、強度の弱いシェル鋳型本体4
および5の部分に過剰な力が加わることがなく、型合わ
せ途中における持ち上げられた鋳型の落下や、鋳型の変
形,破損などの防止を図ることができると共に、型合わ
せ精度の向上を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるシェル鋳型は、シェル砂からなるシェル鋳型本
体の背面側に金属製補強フレームを接合することによっ
て、強度的に難点のある鋳型本体部を補強したものであ
るから、当該シェル鋳型の強度および剛性が向上し、鋳
型の変形および破損に起因する寸法不良や鋳造欠陥,湯
漏れなどを有効に防止することができ、しかも高価なシ
ェル砂の使用量を減少させることができ、鋳型コストの
削減にも寄与するという極めて優れた効果をもたらすも
のである。 また、本発明に係わるシェル鋳型の実施態
様として請求項2に係わるシェル鋳型は、前記金属製補
強フレームにクランプ手段を設けたものあるから、搬送
や型合わせに際して、脆いシェル鋳型本体部分に触れた
り、力を加えたりすることなく鋳型を取り扱うことがで
きるので、鋳型本体の変形や破損がなくなり、鋳造製品
の欠陥を防止し、製品精度を向上させることができる。
【0033】本発明の請求項3に係わるシェル鋳型の造
型方法においては、鋳型キャビティを形成する第1の金
型と鋳型の背面形状を形成する第2の金型との間に、金
属製補強フレームをセットし、これらの間に形成される
空間内にシェル砂を装入して焼成するようにしているの
で、シェル鋳型本体の造型と同時に補強フレームを当該
鋳型本体に接合することができ、組立工程を増設するこ
となく、鋳型本体と補強フレームとを一体化することが
できることから、本発明に係わるシェル鋳型を効能率に
造型することができるという極めて優れた効果がもたら
される。
【0034】また、本発明の請求項4に係わるシェル鋳
型の型合わせ方法においては、金属製補強フレームに備
えたクランプ手段や補強フレーム自体を位置決めおよび
クランプに利用して型合わせするようにしているので、
シェル鋳型本体部分に力が加わることがなく、鋳型本体
の変形や破損を有効に防止することができ、型合わせ精
度が向上することからかじりによる砂落ちもなくなり、
鋳造製品の品質を向上させることができるという非常に
優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明に係わるシェル鋳
型の構造を示すそれぞれ正面図および側面図である。
【図2】本発明に係わるシェル鋳型の造型方法を説明す
る工程図であって、下型への補強プレートのセット状況
を示す概略説明図である。
【図3】本発明に係わるシェル鋳型の造型方法を説明す
る工程図であって、下型に補強プレートをセットした状
態を示す概略説明図である。
【図4】本発明に係わるシェル鋳型の造型方法を説明す
る工程図であって、下型に補強プレートと共に上型を装
着した状態でシェル砂を吹き込む状況を示す概略説明図
である。
【図5】型合わせ装置による鋳型の型合わせ状況を示す
概略側面図である。
【図6】図5に示した型合わせ装置の正面図であって、
(a)ないし(f)はシェル鋳型の型合わせ手順を順次
説明する工程図である。
【図7】(a)および(b)は従来のシェル鋳型の構造
を示すそれぞれ正面図および断面図である。
【図8】図7に示したシェル鋳型をクランプ治具によっ
て挟持した状態を示す概略説明図である。
【図9】図7に示したシェル鋳型の変形状態を示す概略
説明図である。
【符号の説明】
1 シェル鋳型 1a 鋳型キャビティ 4,5 シェル鋳型本体 6,7 補強フレーム 6b,7b クランプ孔(クランプ手段) 11 下型(第1の金型) 11a 製品パターン 12 上型(第2の金型) 12a 肉盗みパターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル砂を焼成して固めたシェル鋳型本
    体の鋳型キャビティ背面側に、金属製補強フレームが接
    合してあることを特徴とするシェル鋳型。
  2. 【請求項2】 補強フレームにクランプ手段が設けてあ
    ることを特徴とする請求項1記載のシェル鋳型。
  3. 【請求項3】 鋳型キャビティを形成する製品パターン
    を備えた第1の金型と鋳型の背面形状を形成する肉盗み
    パターンを備えた第2の金型の間に補強フレームをセッ
    トすると共に、前記第1の金型と第2の金型と補強フレ
    ームとによって形成される空間内にシェル砂を装入して
    焼成することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載されたシェル鋳型の造型方法。
  4. 【請求項4】 シェル鋳型本体の背面側に接合された補
    強フレームを利用して型合わせすることを特徴とする請
    求項2に記載されたシェル鋳型の型合わせ方法。
JP5018095A 1995-03-09 1995-03-09 シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法 Pending JPH08243686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5018095A JPH08243686A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5018095A JPH08243686A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08243686A true JPH08243686A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12852005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5018095A Pending JPH08243686A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08243686A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223812A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Toyota Motor Corp ラドル
JP5867938B1 (ja) * 2014-12-18 2016-02-24 株式会社鷹取製作所 鋳型及び鋳型の製造方法
CN108405816A (zh) * 2018-04-04 2018-08-17 溧阳市联华机械制造有限公司 一种y型试块壳型浇注夹具
CN116809865A (zh) * 2021-08-23 2023-09-29 大洺科技(海南)有限公司 一种铸造用覆膜砂砂芯薄片处的排气方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223812A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Toyota Motor Corp ラドル
JP5867938B1 (ja) * 2014-12-18 2016-02-24 株式会社鷹取製作所 鋳型及び鋳型の製造方法
JP2016117068A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 株式会社鷹取製作所 鋳型及び鋳型の製造方法
CN108405816A (zh) * 2018-04-04 2018-08-17 溧阳市联华机械制造有限公司 一种y型试块壳型浇注夹具
CN116809865A (zh) * 2021-08-23 2023-09-29 大洺科技(海南)有限公司 一种铸造用覆膜砂砂芯薄片处的排气方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6615901B2 (en) Casting of engine blocks
US7047612B2 (en) Method for repairing a casting
KR101594739B1 (ko) 차량용 알루미늄 휠 주조용 사이드 칠 및 이를 가지는 주조금형
US6527039B2 (en) Casting of engine blocks
US6533020B2 (en) Casting of engine blocks
US6598655B2 (en) Casting of engine blocks
US6527040B2 (en) Casting of engine blocks
JPH08243686A (ja) シェル鋳型、ならびにシェル鋳型の造型方法および型合わせ方法
WO2003010099A1 (fr) Moule, plaque, support par aspiration, moule metallique, appareil d'assemblage/de desassemblage et procede d'assemblage/de desassemblage
JP4068460B2 (ja) シリンダーヘッド鋳造のための中子アッセンブリ法
US20020180105A1 (en) Insert molding method and metal mold
JP2000229322A (ja) タイヤ加硫成形用金型及びその製造方法並びに該金型を用いて成形された空気入りタイヤ及びその製造方法
JPS6261754A (ja) 複合中子鋳型を用いた鋳造法
CA2375713C (en) Casting method and apparatus
KR100814834B1 (ko) 캠샤프트 주형의 모형지그 및 이를 이용한 냉금삽입방법
JP2002254136A (ja) 多気筒シリンダーブロック中子造型用コアーボックス
US20080241579A1 (en) Method for casting a component
JPH0321942Y2 (ja)
JPH06170850A (ja) 成型部材の製造方法及び該方法で製造可能な成型部材
JPH08103849A (ja) 冷し金を用いた鋳造用鋳型
JPS6213237A (ja) 冷し金
JPH07314086A (ja) 砂型鋳物製造用マッチプレート
JPH02241643A (ja) 中空鋳物の製造方法および装置
JP2000334557A (ja) 鋳造用金型の予熱方法および鋳造方法
JPH03210938A (ja) 接着剤転写プレート