JPH08243632A - 可変断面押出用ダイスおよび可変断面押出成形方法 - Google Patents

可変断面押出用ダイスおよび可変断面押出成形方法

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JPH08243632A
JPH08243632A JP7470995A JP7470995A JPH08243632A JP H08243632 A JPH08243632 A JP H08243632A JP 7470995 A JP7470995 A JP 7470995A JP 7470995 A JP7470995 A JP 7470995A JP H08243632 A JPH08243632 A JP H08243632A
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JP
Japan
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die
hole
extrusion
flange
flange portion
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JP7470995A
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English (en)
Inventor
Masatsugu Kato
雅嗣 加藤
Shigeo Sano
茂夫 佐野
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MA Aluminum Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1、第2のダイスの開口の重なり部分を押
出成形孔とする可変断面押出用ダイスにおいて、第1、
第2のダイスの相対移動方向と交差する方向の最大幅寸
法を調整できるようにする。 【構成】 それぞれ第1の押出孔21、第2の押出孔2
2を有する第1のダイス11および第2のダイス12
を、第1、第2の押出孔21、22が成形材の押出方向
に順次並ぶように配設し、第1、第2の押出孔21、2
2の重なり部分を押出成形孔とすると共に、両ダイス1
1、12を相対移動して両ダイス11、12の第1、第
2の押出孔21、22の重なり位置を変化させることに
より、押出成形孔の断面を可変とする可変断面押出用ダ
イス10において、押出成形孔の断面寸法のうち、第
1、第2のダイス11、12の相対移動方向Xと交差す
る方向Yの最大幅寸法を調節する第3のダイス13A、
13BをY方向に移動自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム等の成形
材によって、特に長手方向に向けて断面形状が変化する
成形品を押出加工する際に用いられる可変断面押出用ダ
イスおよび可変断面押出成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般乗用車やトラック等の各種車
輌においては、車体の軽量化、耐久性の向上あるいはリ
サイクル性等において優れていることから、そのシャー
シー部材、車体部材、バンパー材などのような構成部材
として、従来の鉄製のものに代えてアルミニウムまたは
アルミニウム合金製のものが多用されつつある。ところ
で、通常このような各種の構成部材を製造するにあたっ
ては、素材であるアルミニウムの融点が低いことから、
押出加工が採用されている。この押出加工は、コンテナ
の先端部に上記構成部材の断面形状を有する孔部を有す
る押出用ダイスを固定し、コンテナ内に加熱した素材
(ビレット)を挿入するとともに、このビレットを加圧
機(ステム)によって上記押出用ダイス側に押圧して上
記孔部から押し出すことにより、上記構成部材を成形す
るものである。ちなみに、この押出加工によれば、押出
用ダイスの孔部が一定の断面形状を有しているために、
得られた上記構成部材も、長手方向に向けて一定の断面
形状に成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成部材のうち、例えばシャーシー用サイドフレームのよ
うなものにあっては、作用する曲げ応力分布が長手方向
で変化するものの、上記従来の押出用ダイスでこれを成
形した場合には、得られたサイドフレームが長手方向に
向けて一定の断面形状、換言すれば一定の断面二次モー
メントを有するために、構造設計上、最大曲げ応力部を
基準として当該構成部材の型材の断面形状を決定せざる
を得ず、よって上記最大曲げ応力発生部以外の部分にお
いて必要以上の寸法および強度を有するものとなってし
まい、成形材料が無駄になって不経済であるとともに、
当該構成部材の設置スペースのコンパクト化および軽量
化を妨げるという問題点があった。
【0004】そこで、このような問題点を解決する従来
の押出用ダイスおよび押出成形方法として、特開平5−
31527号公報に提案されている、図10に見られる
ようなものがある。この押出用ダイスは、コンテナに固
定される固定ダイス1と、この固定ダイス1に対して移
動自在に設けられた移動ダイス2とからなるものであ
り、上記固定ダイス1には、ウエブを画成する第1のダ
イス孔3と、この第1のダイス孔3の上端から直角に延
びてフランジを画成する第2のダイス孔4と、上記第1
のダイス孔3の下端から第2のダイス孔4と長さ寸法が
同じで、かつ幅寸法が大きい第3のダイス孔5とが穿設
され、他方上記移動ダイス2には、上記第1のダイス孔
3と連通する第1の移動ダイス孔6と、上記第3のダイ
ス孔5と連通し、かつ他方のフランジを画成する第2の
移動ダイス孔7とが穿設されたものである。上記構成か
らなる押出用ダイスによれば、移動ダイス2を図中矢印
方向に適宜移動させることにより、第1のダイス孔3と
第1の移動ダイス孔6とによって、成形される構成部材
のウエブの長さ寸法を、当該構成部材の長手方向に向け
て変化させることができるため、例えば長手方向の中央
部において曲げ強度が高く、かつ両端部において曲げ強
度が低い構成部材を成形することができるという利点が
ある。
【0005】ところが、上記従来の押出用ダイスおよび
押出成形方法にあっては、得られた構成部材において、
ウエブの上下端部に、長手方向の全長にわたって一定の
厚さ寸法および一定の長さ寸法を有するフランジが形成
されているため、ウエブの長さのみを変化させても、上
記長手方向における断面二次モーメントを大幅に変化さ
せることが困難であった。しかも車体等に設置する際
に、不要となる両端部のフランジや、あるいは他の部材
と干渉する部分のフランジを切削除去する必要があり、
当該後加工に手間を要するという問題点があった。すな
わち、従来では、移動ダイスの移動方向についての成形
材の断面寸法、つまりウエブの長さ寸法の調整はできる
ものの、特に、移動ダイスの移動方向と交差する方向の
断面寸法のうちの最大幅となる部分の寸法、つまりフラ
ンジの長さ寸法の調整ができないという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の押出用ダイス
およびこれを用いた押出成形方法が有する課題を有効に
解決すべくなされたもので、アルミニウム等の成形材料
を押出加工するに際して、長手方向に向けてウエブの長
さ寸法やフランジの有無、およびその厚さ並びに長さ寸
法等を自由に変化させて成形することができる可変断面
押出用ダイスおよび可変断面押出成形方法を提供するこ
とをその目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係る可変断面押出用ダイスは、それぞれ開口を有する
第1のダイスおよび第2のダイスを、各開口が成形材の
押出方向に順次並ぶように配設し、両ダイスの開口の重
なり部分を押出成形孔とすると共に、両ダイスを相対移
動して両ダイスの開口の重なり位置を変化させることに
より、上記押出成形孔の断面を可変とする可変断面押出
用ダイスにおいて、上記押出成形孔の断面寸法のうち、
第1および第2のダイスの相対移動方向と交差する方向
の最大幅寸法を調節する第3のダイスを、第1および第
2のダイスの相対移動方向と交差する方向に移動自在に
設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、第1および第2のダイスの各開口
を画成する壁面のうち、上記最大幅寸法を形成する壁面
の少なくとも一つを、第1および第2のダイスの相対移
動方向と交差する方向に移動自在な可動壁とし、この可
動壁を第3のダイスで構成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2記載の発明において、第1のダイスおよび第2の
ダイスが、ウエブの両端部にフランジ部を有する部材を
成形するために設けられ、第1のダイスには、一方の上
記フランジの最大厚さ寸法と同一の幅寸法を有するフラ
ンジ部形成孔と、このフランジ部形成孔と交差する方向
に延びるウエブ形成孔と、このウエブ形成孔の他端部に
形成され、かつフランジ部形成孔よりも大きな幅寸法を
有するフランジ部連通孔とを有してなる第1の押出孔が
開口として穿設され、第2のダイスには、他方の上記フ
ランジの最大厚さ寸法と同一の幅寸法を有するフランジ
部形成孔と、このフランジ部形成孔と交差する方向に延
びるウエブ形成孔と、このウエブ形成孔の他端部に形成
されて上記フランジ部形成孔よりも大きな幅寸法を有す
るフランジ部連通孔とを有してなる第2の押出孔が開口
として穿設され、第1のダイスと第2のダイスが、互い
のウエブ形成孔を連通させ、かつ一方のダイスのフラン
ジ部形成孔を他方のダイスのフランジ部連通孔側に位置
させて、ウエブ形成孔に沿って相対移動自在に配設さ
れ、第3のダイスは、フランジ部形成孔の長手方向の先
端外方に、同長手方向に移動自在に配設されていること
を特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、第1の押出孔と上記第2の押出孔
とを、少なくとも互いの上記フランジ部形成孔およびウ
エブ形成孔が同形であり、かつそれぞれ上記フランジ部
形成孔の延在方向と平行な線に対して対称となるように
上記第1のダイスと上記第2のダイスとに穿設したもの
である。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載のウエブ形成孔が、上記フランジ部形成孔の延在方
向の中央部分に形成され、上記第3のダイスが、上記フ
ランジ部形成孔の長手方向の両端外方の少なくとも一方
に配設されていることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、上記請求項3〜
5のいずれかに記載の上記第1のダイスに、上記ウエブ
形成孔と平行でかつ成形材の押出方向と交差する方向に
延びる孔部と、上記フランジ部形成孔と平行でかつ成形
材の押出方向と交差する方向に延びる溝部とを設け、上
記孔部内に第2のダイスを摺動自在に挿入し、上記溝部
内に第3のダイスを摺動自在に挿入したことを特徴とす
るものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、上記請求項3〜
6のいずれかに記載の可変断面押出用ダイスを用いて、
当該可変断面押出用ダイスに向けて成形材を押出しつつ
第1のダイスと第2のダイスとを相対的に移動させて、
第1の押出孔と第2の押出孔との互いのウエブ形成孔を
連通させ、かつ一方のフランジ部形成孔の一部と他方の
フランジ部連通孔とを連通させた位置と、第1の押出孔
と第2の押出孔との互いのウエブ形成孔を連通させ、か
つ一方のフランジ部形成孔の全てと他方のフランジ部連
通孔とを連通させた位置との、少なくとも一方の位置に
おいて押出成形を行ない、しかもその際に、第3のダイ
スによってフランジ部形成孔の長さ寸法を調整すること
により、長手方向に向けて断面形状が変化する成形品を
押出加工することを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、上記請求項にお
ける成形材が、アルミニウムまたはアルミニウム合金で
あることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明では、押出成形した成形
材の断面寸法のうち、第1および第2のダイスの相対移
動方向の寸法は、第1および第2のダイスの相対位置を
変えることで調整することができる。また、第1および
第2のダイスの相対移動方向と交差する方向の最大幅寸
法は、第3のダイスの位置を変えることで調整すること
ができる。
【0016】請求項2に記載の発明では、第1および第
2のダイスの各開口を画成する壁面のうち、上記最大幅
寸法を形成する壁面の少なくとも一つを可動壁とし、該
可動壁を第3のダイスで構成したので、可動壁を動かす
ことにより開口の寸法を調整し、それにより押出成形孔
の断面寸法を変えて、第1および第2のダイスの移動方
向と交差する方向の成形材の最大幅寸法を調節すること
ができる。
【0017】請求項3に記載の発明およびこれを用いた
請求項7に記載の発明にあっては、先ず第1のダイスと
第2のダイスとを相対的に移動させて、第1の押出孔と
第2の押出孔との互いのウエブ形成孔を連通させ、かつ
一方のフランジ部形成孔の一部と他方のフランジ部連通
孔とを連通させた位置において成形材を押出すと、ウエ
ブの両端部にフランジ部形成孔の一部に相当する厚さ寸
法のフランジを有する構成部材が成形加工される。この
際、上述した状態を保持しつつ第1のダイスと第2のダ
イスとをウエブ形成孔に沿って移動させることにより、
構成部材の長手方向(押出方向)におけるフランジの厚
さ寸法を適宜変化させることが可能となる。
【0018】また、さらに第1のダイスと第2のダイス
とを相対的に移動させて、第1の押出孔と第2の押出孔
との互いのウエブ形成孔を連通させ、かつ一方のフラン
ジ部形成孔の全てと他方のフランジ部連通孔とを連通さ
せた位置において成形材を押出すと、ウエブの両端部に
それぞれ最大厚さ寸法のフランジを有する構成部材が成
形される。ここで、上述した状態を保持しつつ、さらに
第1のダイスと第2のダイスとをウエブ形成孔に沿って
移動させることにより、フランジ間のウエブの長さ寸法
を変化させることが可能となる。
【0019】また、上記成形加工の際に、第3のダイス
を移動させて、フランジ部形成孔の長さ寸法を調整すれ
ば、成形した構造部材のフランジの長さを自由に調整す
ることができ、極端な場合は、フランジの長さ寸法をゼ
ロ、つまりフランジを省略した形にすることもできる。
【0020】従って、第1および第2のダイス、並びに
第3のダイスの相対位置を適宜変化させることにより、
成形材の押出方向に向けて、ウエブの両端部に適宜厚さ
および適宜長さのフランジが形成された部分、およびウ
エブの両端部に最大厚さおよび適宜長さのフランジを有
しかつ適宜長さのウエブが形成された部分といった、可
変断面形状を有する構成部材を容易に成形することが可
能となる。
【0021】ここで、上記構成部材に曲げモーメントが
作用する場合には、周知のようにフランジの寸法やその
有無が断面二次モーメントの値に大きな影響を及ぼすこ
とになる。この点、請求項3に記載の発明によれば、構
成部材の長手方向に向けてフランジの厚さ並びに長さ寸
法を自由に選択して成形することが可能であるため、当
該構成部材の曲げ強度を広い範囲にわたって調節するこ
とができる。しかも、フランジの長さを適当に調整しな
がら成形することができるので、局部的にフランジの寸
法を短くしたり、フランジを切欠いたりすることが成形
時点で簡単にでき、後工程等において別途不要部分のフ
ランジを切削加工するといった手間が不要となる。
【0022】この際に、請求項4に記載の発明のよう
に、第1の押出孔と上記第2の押出孔の少なくともフラ
ンジ部形成孔およびウエブ形成孔を同形に形成すれば、
上下または左右に対称な構成部材を同様にして成形加工
することができ、請求項5に記載の発明のように、ウエ
ブ形成孔をフランジ部形成孔の延在方向の中央部分に形
成すれば、特にサイドフレーム等の強度部材として一般
に用いられるH型部材を成形することが可能となる。
【0023】さらに、請求項6に記載の発明のように、
第1のダイスに形成した孔部および溝部内に第2のダイ
スおよび第3のダイスをそれぞれ摺動自在に挿入すれ
ば、第1のダイスに対して第2のダイス、第3のダイス
を安定的に摺動自在に保持することができ、構成部材に
おける成形精度を向上させることが可能となる。
【0024】
【実施例1】図1は本発明の可変断面押出用ダイス(以
下、押出用ダイスと略称する)を、一部フランジが形成
されないH型部材を押出加工するものに適用した一実施
例を示すものである。
【0025】この押出用ダイス10は、それぞれ熱間工
具鋼によって形成された第1のダイス11と、第2のダ
イス12と、第3のダイス13A、13Bとからなる。
第1のダイス11および第2のダイス12は、成形材の
押出方向と直交するX方向に相対移動自在に相互に組み
合わせられ、第3のダイス13A、13Bは、成形材の
押出方向と直交しかつX方向と直交する方向に移動自在
となるように、第1および第2のダイス11、12に組
み合わせられている。ここでは、第1のダイス11がコ
ンテナ側に固定される固定ダイス、第2のダイス12が
第1のダイス11に対して移動する移動ダイスとなって
いる。
【0026】第1および第2のダイス11、12には、
押出成形孔を形成するための開口として、第1の押出孔
21および第2の押出孔22がそれぞれ形成されてい
る。ちなみに、本実施例においてはH型材を成形する都
合上、第1の押出孔21と第2の押出孔22は同形状の
もので、成形すべきサイドフレーム等の構成部材におけ
るフランジの最大厚さ寸法と同一の幅寸法を有するフラ
ンジ部形成孔21a,22aと、このフランジ部形成孔
21a,22aの中央部と直交する方向に延びるウエブ
形成孔21b,22bと、このウエブ形成孔21b,2
2bの他端部に形成されたフランジ部連通孔21c,2
2cとからなる。ここで、フランジ部連通孔21c,2
2cは、フランジ部形成孔21a,22aと同一の長さ
寸法を有し、かつフランジ部形成孔21a,22aより
も大きな幅寸法を有するように形成されている。
【0027】そして、第2のダイス12は、そのフラン
ジ部形成孔22aを、第1の押出孔21のフランジ部連
通孔21c側に位置させて、換言すれば、フランジ部形
成孔21a、22aの延在方向と平行な線に対して対称
となるようにし、かつ互いのウエブ形成孔21b、22
bを連通させて、第1のダイス11に対して組み合わせ
られ、第1および第2の押出孔21、22が成形材の押
出方向に順次並んでいる。従って、図1(b)にハッチ
ングで示すように、第1の押出孔21と第2の押出孔2
2の重なり部分で実質的な押出成形孔が形成されること
になる。いま、図1(b)においては、ウエブHWとそ
の両端のフランジHFからなるH型部材を形成するため
のH形の押出成形孔(該押出成形孔のウエブ形成部、フ
ランジ形成部に、同符号HW、HFを付してある)が形
成されている。この場合、第1および第2のダイス1
1、12の相対移動方向(Y方向)は、ウエブ形成孔2
1b、22bと平行になるように設定されている。
【0028】また、第3のダイス13A、13Bは、固
定側のダイス、すなわち第1のダイス11のフランジ部
形成孔21aおよびフランジ部連通孔21cのY方向の
両端部外方に配置され、Y方向に移動可能とされてい
る。そして、第1の押出孔21のY方向の中心線に向け
て、第3のダイス13A、13Bを移動させることによ
り、フランジ部形成孔21aおよびフランジ部連通孔2
1cのY方向の寸法を狭められるようになっている。図
1(b)に示すように、フランジ部形成孔21aおよび
フランジ部連通孔21cのY方向の両端壁面は、押出成
形孔のY方向の最大幅寸法、つまりH型部材を形成する
場合そのフランジHFの長さを規定する部分であり、こ
の両端壁面の位置を実質的に第3のダイス13A、13
Bによって変更することにより、図2に示すように、フ
ランジHFの長さを調節できるようになっている。
【0029】図3、図4は押出用ダイス10のより具体
化した構成を示す図である。これらの図に示す押出用ダ
イス10では、図1に示すように、第3のダイス13
A、13Bが、第1のダイス11と重ねられているので
はなく、図3に示すように、第1のダイス11の第1の
押出孔21の壁面を構成するように、第1のダイス11
に組込まれている。すなわち、この押出用ダイス10に
おいては、第1のダイス11のフランジ部連通孔21c
およびフランジ部形成孔21aのY方向の両端を画成す
る壁面が可動壁21hとされ、その可動壁21hが、第
3のダイス13A、13Bによって構成されている。具
体的には、第3のダイス13A、13Bは、第1のダイ
ス11に形成したY方向の溝部25A、25Bに嵌め込
まれ、フランジ部連通孔21cおよびフランジ部形成孔
21aのX方向幅と同幅に形成された前記溝部25A、
25Bに沿ってY方向摺動自在に設けられており、これ
ら第3のダイス13A、13Bによって、フランジ部連
通孔21cおよびフランジ部形成孔21aのY方向の両
端壁が構成されている。
【0030】また、第2のダイス12は、第1のダイス
11に形成したX方向に延びる孔部24に摺動自在に挿
入されている。なお、第2のダイス12の移動機構とし
て例えばシリンダが設けられ、第3のダイス13A、1
3Bの移動機構として、それぞれ個別にシリンダ27が
設けられている。
【0031】次に、図5、図6に基づいて、以上の構成
からなる押出用ダイス10を用いてアルミニウムまたは
アルミニウム合金からなるサイドフレーム等の構成部材
を押出加工する方法について説明する。図5中実線で示
す部分が第1の押出孔21の形状、点線で示す部分が第
2の押出孔22の形状である。また、ハッチングで示す
部分が、第1の押出孔21と第2の押出孔22の重なり
部分で構成される押出成形孔、つまり成形される構造部
材の断面形状である。
【0032】先ず、図5(a)に示すように、図示され
ない駆動手段によって第2のダイス12を第1のダイス
11に対して摺動させて、第1の押出孔21と第2の押
出孔22との互いのウエブ形成孔21b、22bを連通
させ、かつ一方のフランジ部形成孔21a、22aと他
方のフランジ部連通孔21c、22cとを連通させない
位置において成形材としてのアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金を押出す。すると、当該成形材は、上記ウエ
ブ形成孔21b、22bの連通した部分のみを通過して
押出されるため、この結果、上記連通部分の長さ寸法に
対応したフラットバー状のウエブのみを有する平板状の
構成部材が成形される。この際、上述した状態を保持し
つつ第2のダイス12を移動させてウエブ形成孔21
b、22bの連通部分の長さを変化させることにより、
長手方向に向けて構成部材におけるウエブの長さ寸法を
変化させることができる。
【0033】次いで、図5(b)に示すように、第2の
ダイス12をさらに第1のダイス11側に向けて移動さ
せて、一方のフランジ部形成孔21a、22aの一部
と、他方のフランジ部連通孔21c、22cとを連通さ
せた位置において成形材を押出す。すると、ウエブHW
の両端部に、フランジ部形成孔21a、22aとフラン
ジ部連通孔21c、22cとの連通部分に相当する厚さ
寸法TのフランジHFを有するH型の構成部材が成形さ
れる。そして、上述した状態を保持しつつ第2のダイス
12を移動させることにより、長手方向に向けて構成部
材におけるフランジHFの厚さ寸法Wを適宜変化させる
ことができる。
【0034】さらに、図5(c)に示すように、第2の
ダイス12を移動させて、第1の押出孔21および第2
の押出孔22の一方のフランジ部形成孔21a、22a
を他方のフランジ部連通孔21c、22cと完全に連通
させた位置において成形材を押出すと、ウエブHWの両
端部にそれぞれ最大厚さ寸法のフランジHFを有するH
型の構成部材が成形加工される。そして、上述した状態
を保持しつつ第2のダイス12を移動させることによ
り、フランジHF、HF間のウエブHWの長さ寸法Lを
漸次変化させることができる。
【0035】また、図5(b)、(c)の成形時に、第
3のダイス13A、13Bを適当に移動させると、図6
(a)に示すようにフランジHFの長さ寸法Bを適宜変
えたり、図6(b)〜(f)に示すように、フランジH
Fを適当に省略した、C形、T形、Z形、L形、I形等
の各種断面形状を作り出すことができる。
【0036】従って、上記押出用ダイス10によれば、
第1のダイス11、第2のダイス12、第3のダイス1
3A、13Bの相対位置を適宜変化させることにより、
ウエブHWの長さを調節できるばかりでなく、フランジ
HFの厚さや長さまでも、自由に調節することができ、
構成部材の曲げ強度を広い範囲にわたって調節すること
ができる。しかも、強度上の観点からフランジを削除し
たりフランジの寸法を短くしたりする場合、あるいは車
体等への組み付けに際し他の部材と干渉することからフ
ランジ寸法を局部的に調整する場合にも、成形時点で簡
単に対応でき、後工程等において別途不要部分のフラン
ジを切削加工するといった手間が不要となり、製造コス
トの低減化を図ることが可能となる。
【0037】また、第3のダイス13A、13Bによっ
て第1のダイス11の第1の押出孔21の壁面を直接構
成する上、第1のダイス11にX方向に延びる孔部2
4、Y方向に延びる溝部25A、25Bを形成し、孔部
24に第2のダイス12を摺動自在に挿入し、溝部25
A、25Bに第3のダイス13A、13Bを摺動自在に
挿入しているので、第1のダイス11に対して第2のダ
イス12、第3のダイス13A、13Bを安定的に摺動
自在に保持することができ、よって構成部材における成
形精度を向上させることが可能となる。
【0038】なお、上記実施例では、図7(a)に概略
的に示すように、第3のダイス13A、13Bを、第1
のダイス11のフランジ部連通孔21cの両側、フラン
ジ部形成孔21aの両側に設けていたが、図7(b)に
示すように第2のダイス12側に設けてもよし、図7
(c)に示すように第1および第2のダイス11、12
の各フランジ部連通孔21c、22cの両側だけに設け
てもよい。また、図7(d)に示すように第1および第
2のダイス11、12の各フランジ部形成孔21a、2
2aの両側だけに設けてもよい。
【0039】また、上記実施例では、フランジ部連通孔
21c、22c側の第3のダイス13Aと、フランジ部
形成孔21a、22a側の第3のダイス13Bを分割し
た場合を示したが、ある程度独立した調整を省略する場
合には、分割したものを一体にしてもよい。
【0040】また、上記実施例では、H型部材の両方の
フランジの各両端寸法を調整するため、全部で4つの第
3のダイス13A、13Bを設けていたが、両方のフラ
ンジの各片端寸法のみを調整すればよい場合は、図8に
示すように片側だけに第3のダイス13A、13Bを設
ければよい。さらに、片方のフランジの両端寸法のみを
調整すればよい場合は、図7(c)、(d)の第1のダ
イス11側または第2のダイス12側だけの構成とすれ
ばよい。また、片方のフランジの片端のみ寸法調整すれ
ばよい場合は、どれか1箇所に第3のダイス13A、1
3Bを設ければよい。
【0041】また、上記実施例のようにH型断面の構成
部材を形成するのではなく、C型断面の構成部材を形成
するだけでよい場合は、図9に示すように、ウエブ形成
孔31b、32bを中心にして、図中半分を省略した形
のフランジ部形成孔31a、32a、フランジ部連通孔
31c、32cからなる第1の押出孔31、第2の押出
孔32を設ければよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、第1のダイスおよび第2のダイスの相対
移動方向と交差する方向の最大幅寸法を第3のダイスに
よって調節するようにしたので、例えばウエブとフラン
ジからなる断面H型あるいは断面C型の部材を成形する
際に、第1および第2のダイスの位置により、ウエブの
長さ寸法を調整するようにした場合は、第3のダイスの
位置によって、フランジの長さ寸法を調整することがで
きる。従って、強度上の観点からフランジを削除したり
フランジの寸法を短くしたりする場合、あるいは、車体
等への組み付けに際し他の部材と干渉することからフラ
ンジ寸法を局部的に調整する場合にも、押出成形時点で
簡単に対応することができ、後工程等において別途不要
部分のフランジを切削加工するといった手間が不要とな
り、製造コストの低減化を図ることが可能となる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、第1およ
び第2のダイスの各開口を画成する壁面のうち、最大幅
寸法を形成する壁面の少なくとも一つを可動壁とし、こ
の可動壁を第3のダイスで構成したので、第1および第
2のダイスの開口の断面を変えることで押出成形孔の断
面寸法を変えることができる。従って、第3のダイスを
第1および第2のダイスに重ねる場合に比べ、成形精度
の向上が図れる。
【0044】請求項3および請求項7に記載の発明によ
れば、第1および第2のダイス、および第3のダイスの
相対位置を適宜変化させることにより、成形材の押出方
向に向けて、ウエブの両端部に適宜厚さおよび適宜長さ
のフランジが形成された部分、およびウエブの両端部に
最大厚さおよび適宜長さのフランジを有しかつ適宜長さ
のウエブが形成された部分といった、可変断面形状を有
する構成部材を容易に成形することが可能となる。加え
て、フランジの長さを適当に調整しながら成形すること
ができるので、局部的にフランジの寸法を短くしたり、
フランジを切欠いたりすることが成形時点で簡単にで
き、後工程等において別途不要部分のフランジを切削加
工するといった手間が不要となり、製造コストの低減化
を図ることが可能となる。
【0045】さらに、請求項4に記載の発明のように、
第1の押出孔と上記第2の押出孔の少なくともフランジ
部形成孔およびウエブ形成孔を同形に形成すれば、上下
または左右に対称な構成部材を同様にして成形加工する
ことができ、また請求項5に記載の発明のように、ウエ
ブ形成孔をフランジ部形成孔の延在方向の中央部分に形
成すれば、特にサイドフレーム等の強度部材として一般
に用いられるH型部材を成形することが可能となる。ま
た、請求項6に記載の発明のように、第1のダイスに形
成した孔部および溝部内に第2のダイスおよび第3のダ
イスをそれぞれ摺動自在に挿入すれば、第1のダイスに
対して第2のダイス、第3のダイスを安定的に摺動自在
に保持することができ、構成部材における成形精度を向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変断面押出用ダイスの一実施例の概
念図であり、(a)は展開状態を示す図、(b)は組み
合わせ状態を示す図である。
【図2】同実施例において第3のダイスを動作させてい
る状態を示す概念図である。
【図3】同実施例の具体的構成を示す平面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視部分を簡略化して示す断
面図である。
【図5】同実施例において第1および第2のダイスの相
対移動によって成形可能な構造部材の断面の例を示す図
である。
【図6】同実施例において第3のダイスの位置の調整に
よって成形可能な構造部材の断面の例を示す図である。
【図7】本発明の可変断面押出用ダイスにおける第3の
ダイスの設置位置の各例を示す概略図である。
【図8】同第3のダイスの設置位置の他の例を示す概略
図である。
【図9】本発明の可変断面押出用ダイスの他の例を示す
概念図である。
【図10】従来の可変断面押出用ダイスを示す断面図で
ある。
【符号の説明】 11 第1のダイス 12 第2のダイス 13A、13B 第3のダイス 21、31 第1の押出孔 22、32 第2の押出孔 21a、31a フランジ部形成孔 21b、31b ウエブ形成孔 21c、31c フランジ部連通孔 21h 可動壁 24 孔部 25A、25B 溝部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ開口を有する第1のダイスおよ
    び第2のダイスを、上記各開口が成形材の押出方向に順
    次並ぶように配設し、上記両ダイスの開口の重なり部分
    を押出成形孔とすると共に、上記両ダイスを相対移動し
    て両ダイスの開口の重なり位置を変化させることによ
    り、上記押出成形孔の断面を可変とする可変断面押出用
    ダイスにおいて、 上記押出成形孔の断面寸法のうち、上記第1および第2
    のダイスの相対移動方向と交差する方向の最大幅寸法を
    調節する第3のダイスを、上記第1および第2のダイス
    の相対移動方向と交差する方向に移動自在に設けたこと
    を特徴とする可変断面押出用ダイス。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2のダイスの各開口を
    画成する壁面のうち、上記最大幅寸法を形成する壁面の
    少なくとも一つを、上記第1および第2のダイスの相対
    移動方向と交差する方向に移動自在な可動壁とし、この
    可動壁を上記第3のダイスで構成したことを特徴とする
    請求項1記載の可変断面押出用ダイス。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2のダイスは、ウエブ
    の両端部にフランジ部を有する部材を成形するために設
    けられ、 上記第1のダイスには、一方の上記フランジの最大厚さ
    寸法と同一の幅寸法を有するフランジ部形成孔と、この
    フランジ部形成孔と交差する方向に延びるウエブ形成孔
    と、このウエブ形成孔の他端部に形成され、かつ上記フ
    ランジ部形成孔よりも大きな幅寸法を有するフランジ部
    連通孔とを有してなる第1の押出孔が上記開口として穿
    設され、 上記第2のダイスには、他方の上記フランジの最大厚さ
    寸法と同一の幅寸法を有するフランジ部形成孔と、この
    フランジ部形成孔と交差する方向に延びるウエブ形成孔
    と、このウエブ形成孔の他端部に形成されて上記フラン
    ジ部形成孔よりも大きな幅寸法を有するフランジ部連通
    孔とを有してなる第2の押出孔が上記開口として穿設さ
    れ、 上記第1のダイスと第2のダイスは、互いの上記ウエブ
    形成孔を連通させ、かつ一方のダイスの上記フランジ部
    形成孔を他方のダイスの上記フランジ部連通孔側に位置
    させて、上記ウエブ形成孔に沿って相対移動自在に配設
    され、 上記第3のダイスは、上記フランジ部形成孔の長手方向
    の先端外方に、同長手方向に移動自在に配設されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の可変断面押出
    用ダイス。
  4. 【請求項4】 上記第1の押出孔と上記第2の押出孔と
    は、少なくとも互いの上記フランジ部形成孔およびウエ
    ブ形成孔が同形であり、かつそれぞれ上記フランジ部形
    成孔の延在方向と平行な線に対して対称となるように上
    記第1のダイスと上記第2のダイスとに穿設されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の可変断面押出用ダイ
    ス。
  5. 【請求項5】 上記ウエブ形成孔は、上記フランジ部形
    成孔の延在方向の中央部分に形成され、かつ上記第3の
    ダイスは、上記フランジ部形成孔の長手方向の両端外方
    の少なくとも一方に配設されていることを特徴とする請
    求項4記載の可変断面押出用ダイス。
  6. 【請求項6】 上記第1のダイスには、上記ウエブ形成
    孔と平行でかつ成形材の押出方向と交差する方向に延び
    る孔部と、上記フランジ部形成孔と平行でかつ成形材の
    押出方向と交差する方向に延びる溝部とが設けられ、 上記孔部内に上記第2のダイスが摺動自在に挿入され、 上記溝部内に上記第3のダイスが摺動自在に挿入されて
    いることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の
    可変断面押出用ダイス。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかに記載の可変断
    面押出用ダイスを用いて、当該可変断面押出用ダイスに
    向けて成形材を押出しつつ上記第1のダイスと上記第2
    のダイスとを相対的に移動させて、 上記第1の押出孔と第2の押出孔との互いの上記ウエブ
    形成孔を連通させ、かつ一方の上記フランジ部形成孔の
    一部と他方の上記フランジ部連通孔とを連通させた位置
    と、 上記第1の押出孔と第2の押出孔との互いの上記ウエブ
    形成孔を連通させ、かつ一方の上記フランジ部形成孔の
    全てと他方の上記フランジ部連通孔とを連通させた位置
    との、少なくとも一方の位置において押出成形を行な
    い、 しかもその際に、上記第3のダイスによって上記フラン
    ジ部形成孔の長さ寸法を調整することにより、長手方向
    に向けて断面形状が変化する成形品を押出加工すること
    を特徴とする可変断面押出成形方法。
  8. 【請求項8】 上記成形材は、アルミニウムまたはアル
    ミニウム合金であることを特徴とする請求項7に記載の
    可変断面押出成形方法。
JP7470995A 1995-01-12 1995-03-08 可変断面押出用ダイスおよび可変断面押出成形方法 Pending JPH08243632A (ja)

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PCT/JP1996/000019 WO1996021528A1 (fr) 1995-01-12 1996-01-10 Filiere pour l'extrusion d'un objet a section variable et procede de moulage par extrusion correspondant
CA002181538A CA2181538C (en) 1995-01-12 1996-01-10 Variable section extrusion die set and variable extrusion molding method
US08/693,073 US5775155A (en) 1995-01-12 1996-01-10 Variable section extrusion die set and variable extrusion molding method
DE69611006T DE69611006T2 (de) 1995-01-12 1996-01-10 Matrize zum strangpressen von profilen mit variablem querschnitt und strangpressverfahren zur herstellung von profilen mit variablem querschnitt
EP96900422A EP0747145B1 (en) 1995-01-12 1996-01-10 Die for extrusion of variable cross section and extrusion molding method for variable cross section
KR1019960704150A KR100334421B1 (ko) 1995-01-12 1996-01-10 가변단면 압출용 금형 및 가변단면 압출성형방법
NO19963810A NO311610B1 (no) 1995-01-12 1996-09-11 Ekstruderings-bakkesett med variabelt snitt, samt fremgangsmåte for variabel ekstruderingsstöping

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100967645B1 (ko) * 2008-05-06 2010-07-07 한국생산기술연구원 가변 단면 압출용 금형장치
KR100967647B1 (ko) * 2008-05-06 2010-07-07 한국생산기술연구원 가변 단면 압출용 압출홀 가변장치
KR101134945B1 (ko) * 2009-11-26 2012-04-17 주식회사 성우하이텍 압출다이유닛
KR20200067883A (ko) * 2017-11-01 2020-06-12 가부시끼가이샤 니혼 세이꼬쇼 압출기와 압출기의 다이스

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