JPH08243463A - 膜材料の加熱乾燥方法および装置 - Google Patents

膜材料の加熱乾燥方法および装置

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JPH08243463A
JPH08243463A JP7048441A JP4844195A JPH08243463A JP H08243463 A JPH08243463 A JP H08243463A JP 7048441 A JP7048441 A JP 7048441A JP 4844195 A JP4844195 A JP 4844195A JP H08243463 A JPH08243463 A JP H08243463A
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drying
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大道 光明寺
Takao Inoue
孝夫 井上
Naomi Nishiki
直巳 西木
Junji Ikeda
順治 池田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膜材料の表面に生じる凹凸や厚みの不均一を
防ぎ、膜材料の全体を均一かつ効率的に加熱乾燥できる
ようにする。 【構成】 加熱部材10を膜材料40が配置された被着
面32との間に狭い隙間をあけて対面させて配置する工
程と、隙間に実質的に層流である乾燥気流を流通させな
がら、加熱部材10により膜材料40を加熱する工程と
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被着面に配置された膜
材料を加熱乾燥させる方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器(例えばCRT管や液晶
表示装置)や精密機器などの製造の際に、部材表面に装
飾を行ったり表面保護を行ったり各種の機能を発揮させ
たりするための膜を形成することがある。このような膜
の形成手段として、液体状の膜材料を塗工し加熱乾燥さ
せて膜材料を固化させる方法がある。
【0003】膜材料の加熱乾燥方法として、膜材料の表
面に空気を吹き付けながら加熱ヒータで加熱することに
よって乾燥を促進させる方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
空気が吹き付けられた液状態の膜材料の表面に波打ちが
生じ、固化したあとの膜面に凹凸や厚みの不均一が表れ
るという問題がある。特に、膜を形成する部材の表面が
単純な平面ではなく曲面や屈曲個所を有するものの場
合、膜材料の位置によって空気の吹き付け強さにばらつ
きが生じ易く、余計に膜材料表面の波打ちが起きる。
【0005】また、従来の方法では、膜材料の場所によ
って加熱乾燥のムラが生じて、形成された膜に場所によ
る品質性能の不均一が生じ易いという問題もある。これ
は、膜材料の場所によって空気の吹き付け強さにばらつ
きがあると、加熱乾燥にもムラが生じるのである。ま
た、膜材料の場所によって加熱ヒータの熱の強さにもば
らつきが生じる。特に、前記したような曲面な屈曲個所
があると、空気の吹き付け量や加熱ヒータの熱の強さに
ばらつきが生じやすい。この問題を解決するには、屈曲
性の良い薄型ヒーターが必要になるが、この要求を十分
に満足させる薄形ヒーターは未だ存在しない。
【0006】本発明の目的は、様々な形状の被着面に配
置された膜材料を加熱乾燥させる際に、膜材料の表面に
生じる凹凸や厚みの不均一を防ぎ、膜材料の全体を均一
かつ効率的に加熱乾燥できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る膜材料の加
熱乾燥方法は、被着面に配置された膜材料を加熱乾燥さ
せる方法であり、下記の工程を含む。加熱部材を前記被
着面との間に狭い隙間をあけて対面させて配置する工
程。前記隙間に実質的に層流である乾燥気流を流通させ
ながら、前記加熱部材により、前記隙間で前記気流の上
流側よりも下流側が高温になるように温度勾配をつけて
前記膜材料を加熱する工程。
【0008】なお、前記隙間が2〜10mmであることが
できる。前記気流を、前記加熱部材側に備えた吹出口か
ら前記被着面に向かって吹き出し前記隙間に沿って流通
させることができる。前記気流の前記被着面に向かう方
向の速度成分が10m/s 以下であることができる。
【0009】前記被着面が曲面部分を有し、前記加熱部
材が前記被着面の曲面部分に対応する曲面部分を有する
ことができる。本発明に係る膜材料の加熱乾燥装置は、
被着面に配置された膜材料を加熱乾燥させる装置であっ
て、加熱部材と気流供給手段を備える。加熱部材は、前
記被着面との間に狭い隙間をあけて対面して配置され通
電により発熱し前記隙間に沿って温度勾配を生じさせる
発熱部材と、前記発熱部材を支持する支持部材と、前記
発熱層に通電する通電手段とを有する。気流供給手段
は、前記隙間に実質的に層流である乾燥気流を流通させ
る。
【0010】なお、前記発熱部材が、厚み5〜200μ
mの高結晶グラファイトフィルムであることができる。
前記支持部材が、発熱部材に積層された耐熱性フィルム
を含むことができる。前記支持部材が、多数の細孔を有
する耐熱性薄板を含むことができる。前記加熱部材が、
発熱部材と支持部材とを積層接合する接着部材をさらに
有することができる。
【0011】前記気流供給手段が、前記気流を前記被着
面に向かって吹き出す吹出口を前記加熱部材側に備えて
いることができる。前記被着面が曲面部分を有し、前記
加熱部材が前記被着面の曲面部分に対応する曲面部分を
有することができる。
【0012】
【作用】本発明に係る膜材料の加熱乾燥方法は、被着面
に配置された膜材料を、狭い隙間をあけて対面する加熱
部材で加熱するので、熱が効率的に膜材料に伝わり、膜
材料の全体を均一かつ効率的に加熱して乾燥させること
ができる。加熱部材と被着面との間の隙間に実質的に層
流である乾燥気流を流通させるので、乾燥気流による膜
材料の乾燥作用の促進が図られる。膜材料から蒸発する
液体成分が乾燥気流に運び去られるので、膜材料の乾燥
が促進される。乾燥気流が実質的に層流であれば、乾燥
気流による膜材料の波立ちや凹凸の発生が起こり難い。
【0013】なお、前記隙間で気流の上流側よりも下流
側が高温になるように温度勾配をつけて膜材料を加熱す
れば、膜材料の加熱乾燥が気流の上流側と下流側の何れ
でも良好に達成できる。上流側では乾燥気流がそのまま
流通するので膜材料からの液体成分の蒸発を良好に行わ
れるが、下流側では上流側で蒸発した液体成分を含む気
流が流通することになるので、膜材料からの液体成分の
蒸発が悪くなる。そこで、下流側で上流側よりも高温に
加熱すれば、液体成分を含む気流であっても膜材料から
の液体成分の蒸発は良好に行えるのである。これは、温
度を変えることで気流の飽和蒸気圧が変わることによ
る。
【0014】前記隙間が2〜10mmであれば、加熱部材
の熱を効率的に膜材料に伝達できる。隙間が10mmを超
えると、熱の伝達効率が低くなる。また、隙間に流通さ
せる気流の量も多く必要にある。隙間が2mm未満では、
被着面に対応する形状に加熱部材を作製するのが難し
く、加熱部材および被着面との加工誤差などで場所によ
る隙間の違いが、膜材料の加熱にムラを生じさせ易い。
【0015】気流を、加熱部材側に備えた吹出口から被
着面に向かって吹き出し隙間に沿って流通させれば、気
流の供給および流通がスムーズに行え、隙間内で実質的
な層流を構成させるのも容易である。気流の被着面に向
かう方向の速度成分が10m/s 以下であれば、被着面に
配置された膜材料に当たる気流の圧力が小さくなり、膜
材料の表面に波立ちや凹凸が生じ難くなる。但し、この
条件は、膜材料の粘度が30cps/25℃以下の場合に好ま
しい条件であり、さらに高い粘度の膜材料の場合には前
記速度成分をより高い値に設定することができる。
【0016】被着面が曲面部分を有し、加熱部材が被着
面の曲面部分に対応する曲面部分を有すれば、被着面の
曲面部分に配置された膜材料に対しても、前記したよう
な均一で効率的な加熱乾燥が行える。本発明に係る膜材
料の加熱乾燥装置は、加熱部材と気流供給手段を備えて
いることにより、前記した加熱乾燥方法が実施でき、そ
の作用効果が達成できる。特に、発熱部材を支持部材で
支持しているので、薄い発熱部材を用いることができ
る。薄い発熱部材は、熱容量が小さいので、加熱電力の
無駄がなく効率的に発熱する。温度勾配をつけるのが容
易である。被着面の面形状に対応して曲面などに成形す
るのも容易である。
【0017】なお、発熱部材が、厚み5〜200μmの
高結晶グラファイトフィルムであれば、前記した薄い発
熱部材の利点を有効に発揮できる。特に、高結晶グラフ
ァイトフィルムは、発熱効率あるいは発熱の均一性に優
れている。また、耐薬品性に優れているので、膜材料や
その蒸気の接触に耐えることができる。可撓性に優れて
いるので、複雑な曲面などへ正確に配置することができ
る。発熱時に遠赤外線を豊富に放射するので、膜材料の
乾燥が良好に行われる。
【0018】支持部材が、発熱部材に積層された耐熱性
フィルムを含んでいれば、発熱部材を補強することがで
きる。耐熱性フィルムは熱容量が小さいので、前記した
温度勾配の設定が行い易い。耐熱性フィルムは複雑な曲
面状に成形することもできる。支持部材が、多数の細孔
を有する耐熱性薄板を含んでいれば、発熱部材を補強す
ることができる。熱容量も小さく、曲面への加工も可能
である。気流を細孔を通じて供給することも可能にな
る。
【0019】発熱部材と支持部材とを接着部材で積層接
合すれば、加熱部材の組み立てが容易であるとともに発
熱部材の支持も確実に行える。気流供給手段が、気流を
被着面に向かって吹き出す吹出口を加熱部材側に備えて
いれば、加熱部材と被着面との隙間への気流の供給構造
が簡略化され、気流を層流状態で隙間に流通させるのも
容易である。
【0020】加熱部材が被着面の曲面部分に対応する曲
面部分を有していれば、曲面部分に配置された膜材料に
対しても、前記した本発明の作用が良好に発揮できる。
【0021】
【実施例】図1に示す膜材料の加熱乾燥方法は、CRT
管30の内面32に蛍光体液などの膜材料40を塗布し
て加熱乾燥させる方法である。CRT管30の内面32
に形成される膜としては、ダック、PVA、RGB3色
それぞれの蛍光体、Alなどの膜である。これらの膜
は、内面32の全面に一様に形成される場合と、適宜パ
ターンを描くように部分的に形成される場合がある。C
RT管内面32は、緩やかに湾曲した碗形の曲面を有し
ている。
【0022】CRT管内面32に対面して加熱部材10
が配置されている。加熱部材10は、CRT管内面32
に対応する曲面形状に湾曲していて発熱部材となる高結
晶グラファイトフィルム20と、高結晶グラファイトフ
ィルム20の背面側に積層されたイミド樹脂フィルム2
2とを有する。高結晶グラファイトフィルム20は、厚
さ25μmのポリイミド(Dupont社、カプトンH
フィルム)から得られたものである。高結晶グラファイ
トフィルム20は、グラファイト結晶が面方向に配向
し、ロッキング特性が20度以下の高配向性を有してい
る。イミド樹脂フィルム22は、高結晶グラファイトフ
ィルム20の発熱温度に耐える耐熱性を有する。イミド
樹脂フィルム22の背面側には少し間隔をあけて配置さ
れた多孔薄板24を有する。多孔薄板24はインバー材
からなり、高結晶グラファイトフィルム20の発熱温度
に耐える耐熱性を有している。図1(b) に示すように、
多孔薄板24には多数の細孔25が一面に形成されてい
る。
【0023】図2(b)(c)に示すように、高結晶グラファ
イトフィルム20は中心部分から前後左右の両方向に湾
曲した碗形をなしており、前記したCRT管内面32の
湾曲形状に対応する形状である。図2(a) に示すよう
に、高結晶グラファイトフィルム20の全体の平面形は
矩形状をなすとともに、細い帯状部分が左右に折り返す
ように並んでつながっている。長手方向の中心線に近い
帯状部分よりも遠いほうの帯状部分のほうが幅が太くな
っている。長手方向の中心線部分で両側の連続した帯状
部分が途切れており、この部分に気流吹出口12を備え
ている。気流吹出口12で分割された両側の高結晶グラ
ファイトフィルム20にはそれぞれ直流電源26、26
が配線接続されている。イミド樹脂フィルム22は、高
結晶グラファイトフィルム20の外形全体を覆う矩形状
をなすとともに、気流吹出口12の部分には孔があいて
いる。
【0024】多孔薄板24は、高結晶グラファイトフィ
ルム20およびイミド樹脂フルィム22に対して、湾曲
形状の中央部分では間隔をあけていて、外周縁部分で固
定されている。高結晶グラファイトフィルム20はイミ
ド樹脂フィルム22および多孔薄板24で支持されるこ
とになる。多孔薄板24の背面側には気流供給手段(図
示せず)を備えており、多孔薄板24の背面から気流吹
出口12に気流を供給する。気流供給手段としては、通
常の機械装置における気流の供給装置が用いられ、ブロ
ワやコンプレッサなどの送風機と気流を導くダクトや気
流を整流する整流機構、気流を乾燥させる乾燥機構など
を備えていることができる。
【0025】上記のような加熱乾燥装置を用いる加熱乾
燥方法を説明する。CRT管内面32に前記したような
膜を形成するための液体からなる膜材料40を塗布す
る。膜材料40は、内面32の曲面形状に沿って薄く拡
がって液体の膜を作る。膜材料40が塗布されたCRT
管内面32に加熱部材10を配置する。加熱部材10と
膜材料40の表面との間には2〜10mmの隙間があくよ
うに加熱部材10を配置する。
【0026】加熱部材10の高結晶グラファイトフィル
ム20に電源26、25から通電して高結晶グラファイ
トフィルム20を発熱させる。気流供給手段から加熱部
材10の気流吹出口12を経て、加熱部材10とCRT
管内面32との間の隙間に気流を送り込む。気流は、予
め乾燥された乾燥気流である。隙間に流通する気流が実
質的に層流になるように、気流の流速や圧力を調整す
る。ここで実質的に層流とは、膜材料40に波立ちや凹
凸を生じさせない範囲内で部分的に層流が乱れる個所が
存在していてもよいが、主要部分は層流であるとみなせ
る気流を意味している。気流は、気流吹出口12から膜
材料40の表面に向かって流れ込んだあと、隙間内を膜
材料40の表面に沿って流れ外周縁から外部に放出され
る。図2(a) に示すように、矩形状の加熱部材10の中
心線に存在する吹出口12から両側に向かって気流が流
れる。気流吹出口12から膜材料40の表面に向かう気
流の流速を10m/s 以下に設定しておく。
【0027】高結晶グラファイトフィルム20は、通電
によって発熱するが、その帯状部分のパターン形状によ
り、気流吹出口12の近くよりも気流吹出口12から遠
い位置のほうが、発熱温度が高くなる。すなわち、気流
の上流側よりも下流側のほうが発熱温度が高くなる。膜
材料40は、高結晶グラファイトフィルム20の発熱に
よって加熱されるとともに、気流との接触によって乾燥
する。
【0028】膜材料40の加熱乾燥が終了すれば、CR
T管内面32から加熱部材10を取り去り、つぎに形成
する膜材料40を塗布する。このような膜材料40の塗
布工程と加熱乾燥工程を順次繰り返すことで、CRT管
内面32に必要な膜が形成される。加熱乾燥工程の後
で、形成された膜面をエッチングするなどの加工を施し
てから、次の膜材料40の塗布を行うこともできる。 〔別の実施例〕図3に示す加熱部材10は、基本的には
前記実施例と同様の構造を有しているが、支持部材とし
てイミド樹脂フィルム22を用いていない。高結晶グラ
ファイトフィルムからなる発熱部材10と多孔薄板24
とが全面で両面接着テープ28を介して積層接合されて
いる。発熱部材10と多孔薄板24の間には隙間はあい
ていない。両面接着テープ28は、合成樹脂などからな
る基材テープの両面に粘着剤が配置されている。両面接
着テープ28のうち、気流吹出口12に相当する場所が
切り欠かれており、多孔薄板24の細孔25を通過した
気流が発熱部材10の表面側へと流通するようになって
いる。 〔高結晶グラファイトフィルム〕本発明で用いる高結晶
グラファイトフィルムは、グラファイト結晶の配向方向
がそろった高結晶グラファイトである。とくにロッキン
グ特性が20度以下のグラファイトが好ましい。具体的
には、高分子化合物のフィルムを不活性ガス中で200
0℃以上の温度で熱処理及び圧延処理してグラファイト
化したもの、フィラーを添加した高分子化合物のフィル
ムを不活性ガス中で2400℃以上の温度で熱処理して
グラファイト化したものを挙げることができる。ここで
測定したロッキング特性は、理学電機社製ロータフレッ
クスRU−200B型X線回折装置を用い、グラファイ
ト(0002)線のピーク位置におけるロッキング特性
である。
【0029】高分子化合物としては、各種ポリオキサジ
アゾール(POD)、ポリベンゾチアゾール(PB
T)、ポリベンゾビスチアゾール(PBBT)、ポリベ
ンゾオキサゾール(PBO)、ポリベンゾビスオキサゾ
ール(PBBO)、各種ポリイミド(PI)、各種ポリ
アミド(PA)、ポリフェニレンベンゾイミダゾール
(PBI)、ポリフェニレンベンゾビスイミダゾール
(PPBI)、ポリチアゾール(PT)、ポリパラフェ
ニレンビニレン(PPV)からなる群の中から選ばれる
少なくとも1つを使用することができる。
【0030】上記各種ポリオキサジアゾールとしては、
ポリパラフェニレン−1,3,4−オキサジアゾールお
よびそれらの異性体がある。上記各種ポリイミドには下
記の一般式(1)で表される芳香族ポリイミドがある。
【0031】
【化1】
【0032】
【化2】
【0033】
【化3】
【0034】上記各種ポリアミドには下記一般式(2)
で表される芳香族ポリアミドがある。
【0035】
【化4】
【0036】使用されるポリイミド、ポリアミドはこれ
らの構造を有するものに限定されない。この発明で上記
高分子化合物のフィルムに無機質や有機質のフィラーを
添加することができる。この目的に使用されるフィラー
としては、リン酸エステル系、リン酸カルシウム系、ポ
リエステル系、エポキシ系、ステアリン酸系、トリメッ
ト酸系、酸化金属系、有機錫系、鉛系、アゾ系、ニトロ
ソ系及びスルホニルヒドラジド系の各化合物を挙げるこ
とができる。
【0037】フィラーの添加量としては0.2〜20重
量%の範囲が好ましく、より好ましくは1〜10重量%
の範囲である。その最適添加量は、高分子化合物の厚さ
によって異なり、高分子化合物の厚さが薄い場合には添
加量が多い方がよく、厚い場合には添加量は少なくても
よい。フィラーの役割は熱処理後のフィルムを均一発泡
の状態にすることにある。即ち、添加されたフィラー
は、加熱中にガスを発生し、このガスが発生した後の空
洞が通り道となってフィルム内部から分解ガスの穏やか
な通過を助ける。フィラーは、こうして均一発泡状態を
つくり出すのに役立つ。
【0038】高分子化合物のフィルムをグラファイト化
する熱処理条件は、特に限定されないが、2400℃以
上、好ましくは3000℃近辺の温度域に達するように
熱処理すると、より高配向性が優れたものができるため
好ましい。熱処理は、普通、不活性ガス中で行われる。
熱処理の際、グラファイト化の過程で発生するガスの影
響を抑えるためには、高分子化合物のフィルム厚みが5
μm以上であるのが好ましい。焼成時の圧力は常圧でよ
い。最高温度が2000℃未満で焼成する場合は、得ら
れたグラファイトは硬くて脆くなる傾向がある。熱処理
後、さらに必要に応じて圧延処理するようにしてもよ
い。前記高分子化合物のフィルムのグラファイト化は、
たとえば、高分子化合物のフィルムを適当な大きさに切
断し、切断されたフィルムを焼成炉に入れ、2400℃
以上に昇温してグラファイト化するプロセスで製造され
る。熱処理後、さらに必要に応じて圧延処理される。
【0039】このようにして得られる高配向性グラファ
イト素材のフィルムが、この発明の高結晶グラファイト
フィルムとなる。たとえば、芳香族ポリイミドを焼成し
て得られた可撓性を有する高配向性グラファイト素材
は、比重が0.5〜1.5、熱伝導性がAB面方向で8
60kcal/m・h・℃(Cuの2.5倍,Alの
4.4倍)であり、AB面方向の電気伝導性が250,
000S/cm、AB面方向の弾性率が84,300k
gf/mm2 である。
【0040】高配向性グラファイト素材として、フィル
ム状のものを使用する場合は、原料の高分子化合物のフ
ィルムの厚さは200μm以下の範囲であるのが好まし
く、より好ましくは5〜200μmである。原料フィル
ムの厚さが200ミクロンを超えると、熱処理過程時に
フィルム内部より発生するガスによって、フィルムがボ
ロボロの崩壊状態になり、単独で良質の材料として使用
することは難しい。 〔その他の実施例〕 (a) 膜材料40は、前記したCRT管用膜材料の他、必
要とされる機能や用途に合わせて、任意の無機有機材料
からなるものが用いられる。膜材料40は、粘度が低く
流れやすい液状態のものから、比較的粘度が高い粘液状
態のものまで用いられる。膜材料40に液体成分と粉体
成分とが混合されていてもよい。被着面に形成する膜材
料40の厚みは、目的に応じて自由に設定できる。通常
は、膜材料40の厚みは数十μm以下となる。
【0041】(b) 被着面の面形状は、前記した実施例の
CRT管内面32のような湾曲面のほか、球面や円柱面
その他の曲面、曲面と平面とが組み合わせられたもの、
平面同士が異なる角度でつながった屈曲面などが採用で
きる。単純な平面の場合にも適用できるが、この発明の
作用効果は、少なくとも一部に曲面部分を有する場合に
好適に発揮される。
【0042】(c) 発熱部材10は、前記した高結晶グラ
ファイトフィルム20を用いるほか、通常のグラファイ
トフィルムを用いることもできる。グラファイト以外の
材料からなる発熱フィルムを用いることもできる。ニク
ロム線やセラミックヒータを用いることもできる。但
し、何れの材料であっても、被着面の面形状に対応する
面形状に加工あるいは配置することの出来る材料である
必要がある。発熱部材10の熱容量が小さなものほど、
気流の上流側と下流側との間における温度勾配をつけや
すい。
【0043】(d) 高結晶グラファイトフィルム20の配
置形状は、前記した帯状部分を蛇行配置するもののほ
か、適用する被着面の形状や加熱乾燥に必要な温度勾配
条件などに合わせて配置パターンを変更することができ
る。 (e) イミド樹脂フィルム22や多孔薄板24などの発熱
部材を支持する支持部材としては、発熱部材の支持が可
能な範囲で出来るだけ薄いもののほうが熱容量が小さく
なり好ましい。
【0044】(f) 気流の吹出口12は、前記した実施例
のように加熱部材10に備えておくほか、加熱部材10
とは別個に気流の吹出口12を設けておくことができ
る。前記した図2(a) で、加熱部材10の中心線に沿っ
て吹出口12を配置する代わりに、加熱部材10の一方
の側端辺に沿って吹出口12を配置し、気流を他方の側
端辺に向かって流通させることもできる。気流の吹出口
12を複数個所に設けておくこともできる。
【0045】(g) 加熱部材10と被着面32との隙間
は、全体で同じ大きさであってもよいし、気流を乱さな
い範囲で場所によって隙間の大きさが違っていてもよ
い。例えば、上流側から下流側へと隙間が変化するよう
になっていてもよい。 (h) 発熱部材20と支持部材22、24あるいは複数の
支持部材22、24同士の接合は、接着剤や前記した両
面接着テープなどの接着部材による接合のほか、熱融着
による接合、凹凸係合や嵌合による機械的な接合、金具
を用いる接合など各種の接合手段が適用できる。
【0046】
【発明の効果】本発明に係る膜材料の加熱乾燥方法は、
前記のような構成の加熱部材、気流を用いることによ
り、膜材料に波立ちや凹凸が生じるのを防止でき、形成
された膜面が平滑で均一な厚みになる。また、膜材料の
全体を均一かつ効率的に加熱乾燥できることで、加熱乾
燥工程の作業能率を高め生産性を向上させることができ
る。
【0047】なお、前記隙間で気流の上流側よりも下流
側が高温になるように温度勾配をつけて膜材料を加熱す
れば、膜材料の全体を均一かつ効率的に加熱乾燥するこ
とができる。前記隙間が2〜10mmであれば、加熱部材
の熱を効率的に膜材料に伝達できる。 気流を、加熱部
材側に備えた吹出口から被着面に向かって吹き出し隙間
に沿って流通させれば、気流による膜材料の乾燥が良好
に行える。
【0048】気流の被着面に向かう方向の速度成分が1
0m/s 以下であれば、膜材料の表面に波立ちや凹凸が生
じ難く、形成される膜の品質性能が向上する。被着面が
曲面部分を有し、加熱部材が被着面の曲面部分に対応す
る曲面部分を有すれば、被着面の曲面部分に配置された
膜材料に対しても、前記したような均一で効率的な加熱
乾燥が行える。
【0049】本発明に係る膜材料の加熱乾燥装置は、前
記のような構成の加熱部材と気流供給手段を備えている
ことにより、前記した加熱乾燥方法と同様の作用効果が
達成できるとともに、発熱部材と支持部材とを組み合わ
せることで、加熱乾燥をより均一かつ効率的に行うこと
ができる。なお、発熱部材が、厚み5〜200μmの高
結晶グラファイトフィルムであれば、発熱効率および発
熱の均一性に優れ、膜材料の加熱乾燥が良好に行える。
耐薬品性に優れ耐久性が高い。可撓性に優れ、複雑な曲
面を有する被着面にも適用することが可能になる。遠赤
外線の作用で膜材料の乾燥が良好に行われる。
【0050】支持部材が、発熱部材に積層された耐熱性
フィルムを含んでいれば、発熱部材の機能を損なうこと
なく発熱部材を支持できる。支持部材が、多数の細孔を
有する耐熱性薄板を含んでいれば、発熱部材の機能を損
なうことなく発熱部材を支持できる。発熱部材と支持部
材とを接着部材で積層接合すれば、発熱部材の支持が確
実で製造も容易である。
【0051】気流供給手段が、気流を被着面に向かって
吹き出す吹出口を加熱部材側に備えていれば、簡単な装
置で気流の流通も良好に行える。加熱部材が被着面の曲
面部分に対応する曲面部分を有していれば、曲面部分に
配置された膜材料に対しても、前記した本発明の作用効
果が良好に発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例となる加熱乾燥方法を表
す断面図 (b)同要部拡大図
【図2】(a)加熱部材の詳細構造を表す平面図 (b)同長手方向断面図 (c)同短手方向断面図
【図3】加熱部材の別の実施例を表す要部拡大断面図
【符号の説明】
10 加熱部材 20 高結晶グラファイトフィルム 22 イミド樹脂フィルム 24 多孔薄板 30 CRT管 32 内面 40 膜材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 1/10 H01L 21/31 Z H01L 21/31 G02B 1/10 Z (72)発明者 池田 順治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被着面に配置された膜材料を加熱乾燥させ
    る方法であって、 加熱部材を前記被着面との間に狭い隙間をあけて対面さ
    せて配置する工程と、 前記隙間に実質的に層流である乾燥気流を流通させなが
    ら、前記加熱部材により前記膜材料を加熱する工程とを
    含む膜材料の加熱乾燥方法。
  2. 【請求項2】前記加熱部材により、前記隙間で前記気流
    の上流側よりも下流側が高温になるように温度勾配をつ
    けて加熱する請求項1に記載の膜材料の加熱乾燥方法。
  3. 【請求項3】前記隙間が2〜10mmである請求項1また
    は2に記載の膜材料の加熱乾燥方法。
  4. 【請求項4】前記気流を、前記加熱部材側に備えた吹出
    口から前記被着面に向かって吹き出し前記隙間に沿って
    流通させる請求項1〜3の何れかに記載の膜材料の加熱
    乾燥方法。
  5. 【請求項5】前記気流の前記被着面に向かう方向の速度
    成分が10m/s 以下である請求項1〜4の何れかに記載
    の膜材料の加熱乾燥方法。
  6. 【請求項6】前記被着面が曲面部分を有し、前記加熱部
    材が前記被着面の曲面部分に対応する曲面部分を有する
    請求項1〜5の何れかに記載の膜材料の加熱乾燥方法。
  7. 【請求項7】被着面に配置された膜材料を加熱乾燥させ
    る装置であって、 前記被着面との間に狭い隙間をあけて対面して配置され
    通電により発熱し前記隙間に沿って温度勾配を生じさせ
    る発熱部材と、前記発熱部材を支持する支持部材と、前
    記発熱層に通電する通電手段とを有する加熱部材と、 前記隙間に実質的に層流である乾燥気流を流通させる気
    流供給手段と、を備える膜材料の加熱乾燥装置。
  8. 【請求項8】前記発熱部材が、厚み5〜200μmの高
    結晶グラファイトフィルムである請求項7に記載の膜材
    料の加熱乾燥装置。
  9. 【請求項9】前記支持部材が、発熱部材に積層された耐
    熱性フィルムを含む請求項7または8の何れかに記載の
    膜材料の加熱乾燥装置。
  10. 【請求項10】前記支持部材が、耐熱性多孔薄板を含む
    請求項7〜9の何れかに記載の膜材料の加熱乾燥装置。
  11. 【請求項11】前記加熱部材が、前記発熱部材と前記支
    持部材とを積層接合する接着部材をさらに有する請求項
    7〜10の何れかに記載の膜材料の加熱乾燥装置。
  12. 【請求項12】前記気流供給手段が、前記気流を前記被
    着面に向かって吹き出す吹出口を前記加熱部材側に備え
    ている請求項7〜11の何れかに記載の膜材料の加熱乾
    燥装置。
  13. 【請求項13】前記被着面が曲面部分を有し、前記加熱
    部材が前記被着面の曲面部分に対応する曲面部分を有す
    る請求項7〜12の何れかに記載の膜材料の加熱乾燥装
    置。
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