JPH0824336A - 吸入器 - Google Patents

吸入器

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Publication number
JPH0824336A
JPH0824336A JP16081894A JP16081894A JPH0824336A JP H0824336 A JPH0824336 A JP H0824336A JP 16081894 A JP16081894 A JP 16081894A JP 16081894 A JP16081894 A JP 16081894A JP H0824336 A JPH0824336 A JP H0824336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inhalation
inhaler
spray
throat
nose
Prior art date
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Pending
Application number
JP16081894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Yamauchi
隆伸 山内
Takao Terada
隆雄 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH0824336A publication Critical patent/JPH0824336A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 1つの吸入筒で喉吸入・鼻吸入用として使用
できる吸入器を提供することである。 【構成】 蒸気式吸入器において、噴霧を外部に導く吸
入筒3が本体1の吸入筒取付部30に角度可変に取付け
られ、吸入筒3の開口端には噴霧を鼻用・喉用に切り換
える噴霧切換手段35が取付けられ、噴霧切換手段35
が鼻吸入用の2つの穴35aを有する。喉吸入時には吸
入筒3を倒し、鼻吸入時には吸入筒3を起こすと共に、
噴霧切換手段35を吸入筒3の吐出口に被せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鼻・喉吸入両用として
至便な吸入器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吸入器としては、例えば図12に
示すようなものがある。この吸入器では、本体80に、
水を収容する蒸気タンク81と、この蒸気タンク81の
底部に取付けられ、蒸気タンク81の水を加熱するヒー
タ82と、ヒータ82によって加熱・沸騰された水から
発生する蒸気を噴出する蒸気ノズル83とが配置され、
本体80の上部に蓋84が設けられている。又、本体8
0には吸入液を収容するボトル85が着脱可能に取付け
られ、ボトル85の吸入液を吸い上げる吸入液ノズル8
6が蒸気ノズル83に対向して配置され、蒸気ノズル8
3から噴出する蒸気により噴霧された吸入液を外部に導
出するための吸入筒87が吸入筒取付部88に角度可変
に取付けられている。
【0003】一方、図13に示すような吸入器もある。
この吸入器は、基本的に図12に示すものと同じであ
り、本体90に蒸気タンク91、ヒータ92及び蒸気ノ
ズル93が配置され、本体90の上部が蓋94で覆わ
れ、本体90にボトル95が着脱可能に取付けられ、吸
入液ノズル96が蒸気ノズル93に対向配置されたもの
である。なお、この吸入器では、喉用噴霧ガイド98が
ガイド取付部99に角度可変に取付けられている他に、
吸入筒(鼻用アタッチメント)97を蓋94と本体90
に着脱自在に取付けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示すような吸入器では、吸入筒87の角度は変えるこ
とができるが、吸入筒87は喉吸入用であって、鼻吸入
用として使用するためには鼻用アタッチメントと取り替
える必要があるが、吸入筒87が吸入筒取付部88に固
定されているので、吸入器が喉吸入専用となり、鼻吸入
用にできない。
【0005】又、図13に示すような吸入器では、喉用
とする場合には鼻用アタッチメント97を取り外して使
用し、鼻用とするときには鼻用アタッチメント97を取
付ければよく、喉・鼻両用として使用することができ
る。しかし、鼻吸入時にはわざわざ鼻用アタッチメント
97を本体90と蓋94に取付けて吸入する必要があ
り、不便である。鼻用アタッチメント97を本体90に
一体化して鼻吸入専用としてもよいが、その場合には鼻
用アタッチメント97が本体90から突出した形態にな
るため、吸入器をコンパクトに保管できなくなる。
【0006】従って、本発明は、このような従来の問題
点に着目してなされたもので、1つの吸入筒で喉吸入・
鼻吸入用として使用できる吸入器を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の吸入器は、水を加熱・沸騰させて得られる
蒸気を噴出する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段から
噴出する蒸気により吸入液を吸い上げて噴霧する吸入液
噴霧手段と、この吸入液噴霧手段からの噴霧を外部に導
く吸入筒とを備えるものにおいて、前記吸入筒の開口端
に、噴霧を鼻用・喉用に切り換える噴霧切換手段を設け
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】この吸入器では、吸入筒に設けられた噴霧切換
手段を操作することにより、簡単な操作で鼻吸入用・喉
吸入用のどちらかに切り換えることができ、1つの吸入
筒で喉又は鼻専用の吸入器とすることができる。このた
め、必要に応じて鼻用アタッチメントを着脱したりする
必要がなく、便利になる。
【0009】又、吸入筒を鼻用・喉用の位置に変える噴
霧位置切換手段を備えることにより、噴霧位置切換手段
を操作して、吸入筒を喉用・鼻用に適した位置(角度)
に調整することが可能となり、使い勝手が更に良くな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の吸入器を実施例に基づいて説
明する。一実施例に係る吸入器の外観斜視図を図1に、
この吸入器の吸入筒の位置を変えた状態の部分斜視図を
図2に、吸入筒を別角度から見た部分斜視図を図3に、
要部断面図を図4に示す。この吸入器は、内部に蒸気発
生手段を配置した本体1と、本体1に着脱可能に取付け
られるボトル2と、噴霧を外部に導くためのガイドとし
て機能する吸入筒3とを備える。
【0011】本体1内には、水を収容する蒸気タンク1
0と、この蒸気タンク10の底部に取付けられ、蒸気タ
ンク10の水を加熱するヒータ11と、ヒータ11によ
って加熱・沸騰された水から発生する蒸気を噴出する蒸
気ノズル12とが配置され、蒸気タンク10、ヒータ1
1及び蒸気ノズル12で蒸気発生手段が構成される。
又、蒸気タンク10の上部にはキャップ13が取付けら
れ、本体1の外部には吸入器の電源スイッチ7が設けら
れている。
【0012】ボトル2は吸入液Wを収容するためのもの
で、ボトル2内には吸入液チューブ20が挿入され、吸
入液チューブ20は、ボトル2の蓋を兼ねる本体1の部
分1bに形成された穴に通され、先端には吸入液ノズル
21が取付けられている。吸入液ノズル21は蒸気ノズ
ル12と対向配置されている。この実施例では、ボトル
2、吸入液チューブ20及び吸入液ノズル21で吸入液
噴霧手段が構成される。
【0013】吸入筒3は本体1に設けられた吸入筒取付
部30に取付けられており、この吸入筒取付部30によ
り吸入筒3の位置(角度)を一定範囲で変えることがで
きる。即ち、吸入筒3を最大限に倒した状態(図1に示
す状態と図4の実線部分参照)では、喉用の位置とな
り、最大限に起こした状態(図2に示す状態と図4の点
線部分参照)では、鼻用の位置となる。吸入筒3を鼻用
の位置とした場合、吸入筒3の上基端側に設けられた突
起31が本体1のカバー部1aに嵌まり込み、鼻吸入時
の位置がロックされる。なお、この実施例では、吸入筒
取付部30、吸入筒3の突起31等で噴霧位置切換手段
が構成される。
【0014】吸入筒3の開口端には、噴霧を鼻用・喉用
に切り換える噴霧切換手段35が設けられ、この噴霧切
換手段35は鼻吸入用のための2つの穴35aを有す
る。噴霧切換手段35は、吸入筒3の吐出口を開閉でき
るように動かすことができ、吸入筒3を喉吸入用の位置
にした場合には、吸入筒3の開口端の上側にしておき、
鼻吸入用の位置にした場合は、吸入筒3の吐出口に被
せ、穴35aから噴霧を吸入する。
【0015】又、この実施例の吸入器は、噴霧量や噴霧
温度を調節するための開閉窓5を有する。噴霧量を多く
且つ噴霧温度を高くしたい場合には、開閉窓5を閉じれ
ばよいし、逆に噴霧量を少なく且つ噴霧温度を低くした
い場合は、開閉窓5を開ければよく、開閉窓5の開閉度
合により噴霧量や噴霧温度を調節できるようになってい
る。
【0016】このように構成した吸入器では、噴霧動作
時には、ヒータ11によって加熱・沸騰された蒸気タン
ク10内の水から発生する蒸気が蒸気ノズル12から噴
出する。この時、吸入液ノズル21の先端は蒸気圧によ
り負圧になるため、ボトル2内の吸入液Wが吸入液チュ
ーブ20を通じて吸い上げられて霧状になり、吸入筒3
から外部に噴霧される。
【0017】噴霧切換手段35の別例を図5〜図7に示
す。図5に示す噴霧切換手段40は、上記噴霧切換手段
35と良く似ており、鼻吸入用の2つの穴40aを有
し、吸入筒3の開口端に吐出口を開閉できるように取付
けられている。この噴霧切換手段40の使い方は前記手
段35と同じである。図6に示す噴霧切換手段41は、
長方形平板状を呈するものであり、吸入筒3の開口端に
スライド可能に貫設されており、喉吸入用の穴41aと
鼻吸入用の2つの穴41bを有する。この噴霧切換手段
41をスライドさせることにより、喉吸入用と鼻吸入用
を使い分ける。図7に示す噴霧切換手段42は、吸入筒
3の吐出口の中央を仕切る棒状であり、吸入筒3の開口
端に角度可変に取付けられている。この噴霧切換手段4
2の場合は、鼻吸入時に吸入筒3の吐出口に被せること
により、吐出口が2つの開口3aに分けられ、2つの穴
を設けたのと同等となる。
【0018】別実施例に係る吸入器の要部断面図を図8
に、その吸入筒を取り外した状態の部分要部断面図を図
9に示す。この吸入器は、基本的に図4に示す吸入器と
同様の構成であり、同じ部品には同一符号を付してあ
る。この吸入器では、本体1の上部が蓋9で覆われ、図
10に示すような形状の吸入筒50が角度可変に本体1
に取付けられている。吸入筒50は、その開口端に吐出
口を開閉できるように取付けられた噴霧切換手段45
と、基端側に設けられた楕円形状の突起51とを有す
る。本体1には吸入筒取付部60が設けられ、この吸入
筒取付部60はV字状に連なった溝61(図9参照)を
有し、溝61は円形部61a,61bを有する。吸入筒
50の突起51は、吸入筒取付部60の溝61に嵌合
し、溝61に沿って移動可能であるが、その楕円形状か
ら円形部61a,61bのみで回転可能である。なお、
図11に示すような狭い吐出口を持つ部材70を吸入筒
50の吐出口に取付けてもよい。この実施例では、吸入
筒50の突起51、吸入筒取付部60等で噴霧位置切換
手段が構成される。
【0019】この吸入器で喉吸入用とするには、吸入筒
50の突起51を吸入筒取付部60の溝61の円形部6
1aに位置させる(図8のイの状態)。この状態では、
吸入筒50を一定範囲で好みの角度に変えることができ
る。一方、鼻吸入用とするには、吸入筒50をその下面
と本体1とが接触する位置(最も水平に近く倒した状
態)にする。その位置でのみ、突起51は円形部61a
から61bにスライド可能となる。そこで、突起51が
円形部61bに収まるように吸入筒50を引き出した
後、吸入筒50を垂直に立て(図8のロの状態)、更に
下方に動かすことにより、吸入筒50が鼻吸入用の状態
に位置決めされる。勿論、喉用・鼻用に応じて噴霧切換
手段45を操作する。
【0020】
【発明の効果】本発明の吸入器は、以上説明したように
吸入筒の開口端に噴霧を鼻用・喉用に切り換える噴霧切
換手段を設けたため、簡単な操作で鼻吸入用・喉吸入用
のどちらかに切り換えることができ、1つの吸入筒で喉
・鼻専用の吸入器とすることができる。このため、必要
に応じて鼻用アタッチメントを着脱したりする必要がな
く、便利になる。その上、未使用時に鼻アタッチメント
が本体から突出した従来のような形態にはならないた
め、吸入器をコンパクトに保管できるだけでなく、鼻ア
タッチメントが喉用の噴霧ガイドと別部品にはなってい
ないため、部品点数が減り、生産性も向上する。
【0021】又、吸入筒を鼻用・喉用の位置に変える噴
霧位置切換手段を備えることにより、噴霧位置切換手段
を操作して、吸入筒を喉用・鼻用に適した位置(角度)
に調整することが可能となり、使い勝手が更に良くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る吸入器の外観斜視図である。
【図2】同実施例の吸入器の吸入筒の位置を変えた状態
の部分斜視図である。
【図3】同実施例の吸入器の吸入筒を別角度から見た部
分斜視図である。
【図4】同実施例の吸入器の要部断面図である。
【図5】吸入筒の別例を示す部分拡大図である。
【図6】吸入筒の更に別例を示す部分拡大図である。
【図7】吸入筒の更に別例を示す部分拡大図である。
【図8】別実施例に係る吸入器の要部断面図である。
【図9】同実施例の吸入器の吸入筒を取り外した状態の
部分要部断面図である。
【図10】同実施例の吸入器の吸入筒の断面図である。
【図11】同実施例の吸入器の吸入筒の吐出口に取付け
る部材の断面図である。
【図12】従来例に係る吸入器の要部断面図である。
【図13】別の従来例に係る吸入器の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 ボトル 3,50 吸入筒 30,60 吸入筒取付部 31,51 吸入筒の突起 35,40 噴霧切換手段 41,42,45 噴霧切換手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を加熱・沸騰させて得られる蒸気を噴出
    する蒸気発生手段と、この蒸気発生手段から噴出する蒸
    気により吸入液を吸い上げて噴霧する吸入液噴霧手段
    と、この吸入液噴霧手段からの噴霧を外部に導く吸入筒
    とを備える吸入器において、 前記吸入筒の開口端に、噴霧を鼻用・喉用に切り換える
    噴霧切換手段を設けたことを特徴とする吸入器。
  2. 【請求項2】前記吸入筒を鼻用・喉用の位置に変える噴
    霧位置切換手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の吸入器。
JP16081894A 1994-07-13 1994-07-13 吸入器 Pending JPH0824336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16081894A JPH0824336A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 吸入器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16081894A JPH0824336A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 吸入器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0824336A true JPH0824336A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15723090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16081894A Pending JPH0824336A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 吸入器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0824336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022151900A (ja) * 2021-03-28 2022-10-11 義明 坂本 がん治療装置

Cited By (1)

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