JPH08243003A - 簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部 - Google Patents
簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部Info
- Publication number
- JPH08243003A JPH08243003A JP8067695A JP8067695A JPH08243003A JP H08243003 A JPH08243003 A JP H08243003A JP 8067695 A JP8067695 A JP 8067695A JP 8067695 A JP8067695 A JP 8067695A JP H08243003 A JPH08243003 A JP H08243003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clothes
- clothes hanging
- hanging portion
- simple hanger
- papermaking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易ハンガーの服掛け部を抄造成型により形成
した場合の、機能上、デザイン上の制約を解消する。 【構成】衣服の肩型に沿った形状を有する服掛け部２
と、該服掛け部２に取り付けられるフック部３とからな
る簡易ハンガー１であり、上記服掛け部２は、胴体２ａ
と該胴体２ａの左右両側端のそれぞれにヒンジ部４を介
して屈曲自在に連設された腕体２ｂ、２ｂとから構成さ
れているとともに、抄造成型法によって所定形状に形成
されている。
した場合の、機能上、デザイン上の制約を解消する。 【構成】衣服の肩型に沿った形状を有する服掛け部２
と、該服掛け部２に取り付けられるフック部３とからな
る簡易ハンガー１であり、上記服掛け部２は、胴体２ａ
と該胴体２ａの左右両側端のそれぞれにヒンジ部４を介
して屈曲自在に連設された腕体２ｂ、２ｂとから構成さ
れているとともに、抄造成型法によって所定形状に形成
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は簡易ハンガー、及び簡易
ハンガーの服掛け部に関するものである。
ハンガーの服掛け部に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、クリーニング店等において使
用されている簡易ハンガーとして表面を樹脂等で被覆し
た針金により枠組しただけのものが広く利用されている
が、針金により枠組しただけのハンガーに長時間衣服を
吊り下げておくと、衣服が型崩れする虞があるという不
具合がある。また、このような不具合を解消し得る簡易
ハンガーとしては、衣服の肩の部分の形状に沿った所定
の形状（下方を開口させた断面逆Ｕ字状）にプラスチッ
クを成型し、これを服掛け部として上記の如き針金を枠
組しただけのハンガーに取り付けて衣服が型崩れ難くな
るようにしたもの等も知られている。
用されている簡易ハンガーとして表面を樹脂等で被覆し
た針金により枠組しただけのものが広く利用されている
が、針金により枠組しただけのハンガーに長時間衣服を
吊り下げておくと、衣服が型崩れする虞があるという不
具合がある。また、このような不具合を解消し得る簡易
ハンガーとしては、衣服の肩の部分の形状に沿った所定
の形状（下方を開口させた断面逆Ｕ字状）にプラスチッ
クを成型し、これを服掛け部として上記の如き針金を枠
組しただけのハンガーに取り付けて衣服が型崩れ難くな
るようにしたもの等も知られている。
【０００３】そして、この種の簡易ハンガーは、衣服の
輸送過程等において一時的に使用することを主目的とし
て利用され、短期間の使用で廃棄されることが多いた
め、安価に提供されるものでなければならないととも
に、廃棄物としての処理が容易であること等が望まれて
いる。
輸送過程等において一時的に使用することを主目的とし
て利用され、短期間の使用で廃棄されることが多いた
め、安価に提供されるものでなければならないととも
に、廃棄物としての処理が容易であること等が望まれて
いる。
【０００４】このため、本出願人はかかる要望に応える
べく、抄造成型によって所定形状に形成した服掛け部に
フックを取り付けてなる簡易ハンガーを先に提案してお
り（実願平５−４９９００号）、このような服掛け部を
抄造成型により形成する手段としては、通常、抄紙原料
液中に分散せしめた抄紙成分を抄紙型に抄きとるととも
に脱水し、次いで、これに乾燥プレス加工を施して完成
品とする抄造成型法（特願平４−１０２０３８号、特願
平４−２１２１７５号等）が採られている。
べく、抄造成型によって所定形状に形成した服掛け部に
フックを取り付けてなる簡易ハンガーを先に提案してお
り（実願平５−４９９００号）、このような服掛け部を
抄造成型により形成する手段としては、通常、抄紙原料
液中に分散せしめた抄紙成分を抄紙型に抄きとるととも
に脱水し、次いで、これに乾燥プレス加工を施して完成
品とする抄造成型法（特願平４−１０２０３８号、特願
平４−２１２１７５号等）が採られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、服掛け
部の形状をより衣服の肩の部分の形状に沿ったものとな
るようにするには、該服掛け部の両端を膨らませてその
周縁をやや内側に斜行させた形状とするのが好ましい
が、上記の如き抄造成型法にあっては、抄紙型上に抄紙
成分を抄き取って所定の処理を施した後に、これを抄紙
型やプレス型から抜き取る必要があるため、抄造成型品
の形状が開口部の周縁が内側に斜行しているようなもの
である場合、成型品の形状を保ちながらこれを型から抜
き取るのは困難となり、型からの抜き取りを容易にする
には、むしろ、成型品の開口部の周縁は外側に斜行して
いる方が良い。従って、服掛け部を抄造成型により形成
した場合には、服掛け部の開口部周縁を内側に斜行させ
ることができず、機能上、更にはデザイン上の制約があ
るといった問題があった。
部の形状をより衣服の肩の部分の形状に沿ったものとな
るようにするには、該服掛け部の両端を膨らませてその
周縁をやや内側に斜行させた形状とするのが好ましい
が、上記の如き抄造成型法にあっては、抄紙型上に抄紙
成分を抄き取って所定の処理を施した後に、これを抄紙
型やプレス型から抜き取る必要があるため、抄造成型品
の形状が開口部の周縁が内側に斜行しているようなもの
である場合、成型品の形状を保ちながらこれを型から抜
き取るのは困難となり、型からの抜き取りを容易にする
には、むしろ、成型品の開口部の周縁は外側に斜行して
いる方が良い。従って、服掛け部を抄造成型により形成
した場合には、服掛け部の開口部周縁を内側に斜行させ
ることができず、機能上、更にはデザイン上の制約があ
るといった問題があった。
【０００６】本出願人は上記の如き問題を解消すべく鋭
意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明簡易ハンガ
ーは、抄造成型により所定形状に形成された服掛け部
と、該服掛け部に取り付けられるフック部とからなる簡
易ハンガーであって、上記服掛け部が胴体と該胴体の左
右両側端のそれぞれにヒンジ部を介して屈曲自在に連設
された腕体とから構成されていることを特徴とする。
ーは、抄造成型により所定形状に形成された服掛け部
と、該服掛け部に取り付けられるフック部とからなる簡
易ハンガーであって、上記服掛け部が胴体と該胴体の左
右両側端のそれぞれにヒンジ部を介して屈曲自在に連設
された腕体とから構成されていることを特徴とする。
【０００８】また、本発明簡易ハンガーの服掛け部は、
抄造成型により所定形状に形成された簡易ハンガーの服
掛け部であって、胴体と該胴体の左右両側端のそれぞれ
にヒンジ部を介して屈曲自在に連設された腕体とから構
成されていることを特徴とする。
抄造成型により所定形状に形成された簡易ハンガーの服
掛け部であって、胴体と該胴体の左右両側端のそれぞれ
にヒンジ部を介して屈曲自在に連設された腕体とから構
成されていることを特徴とする。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。尚、図１は、本発明簡易ハンガー１の一例を
示す正面図である。
説明する。尚、図１は、本発明簡易ハンガー１の一例を
示す正面図である。
【００１０】本発明において、簡易ハンガー１は衣服の
肩型に沿った形状を有する服掛け部２と、該服掛け部２
に取り付けられるフック部３とからなり、上記服掛け部
２は、胴体２ａと該胴体２ａの左右両側端のそれぞれに
ヒンジ部４を介して屈曲自在に連設された腕体２ｂ、２
ｂとから構成されている。
肩型に沿った形状を有する服掛け部２と、該服掛け部２
に取り付けられるフック部３とからなり、上記服掛け部
２は、胴体２ａと該胴体２ａの左右両側端のそれぞれに
ヒンジ部４を介して屈曲自在に連設された腕体２ｂ、２
ｂとから構成されている。
【００１１】また、上記のように構成される本発明の服
掛け部２は、本出願人が先に出願した特願平４−１０２
０３８号や特願平４−２１２１７５号等に記載したよう
な、パルプ等の抄紙成分を分散せしめた抄紙成型原料液
から所定形状の抄紙型に抄紙成分を抄きとるとともに該
抄紙成分を脱水成型し、次いで、抄紙型の型通りに抄き
とられた抄紙成分を雌雄一対のプレス型でプレスして乾
燥プレス加工を施す、所謂抄造成型法によって所定形状
に形成されるものである。
掛け部２は、本出願人が先に出願した特願平４−１０２
０３８号や特願平４−２１２１７５号等に記載したよう
な、パルプ等の抄紙成分を分散せしめた抄紙成型原料液
から所定形状の抄紙型に抄紙成分を抄きとるとともに該
抄紙成分を脱水成型し、次いで、抄紙型の型通りに抄き
とられた抄紙成分を雌雄一対のプレス型でプレスして乾
燥プレス加工を施す、所謂抄造成型法によって所定形状
に形成されるものである。
【００１２】本発明では、服掛け部２を胴体２ａと該胴
体２ａの左右両側端のそれぞれにヒンジ部４を介して屈
曲自在に連設された腕体２ｂ、２ｂとから構成した点が
特に重要であり、本発明簡易ハンガー１は、図１におい
て実線で示すよう左右両端に連設された腕体２ｂ、２ｂ
の対峙する端部側面５、５が平行となるように服掛け部
２を形成しておき、図１において一点鎖線で示すようヒ
ンジ部４において腕体２ｂを下方に屈曲させた当該服掛
け部２に所定のフック部３を取り付けることによって完
成品とすることができる。尚、図２、３のそれぞれは、
本発明簡易ハンガー１の平面図、及び底面図である。ま
た、図４は、図２のＩＶ−ＩＶ線における断面図であ
る。
体２ａの左右両側端のそれぞれにヒンジ部４を介して屈
曲自在に連設された腕体２ｂ、２ｂとから構成した点が
特に重要であり、本発明簡易ハンガー１は、図１におい
て実線で示すよう左右両端に連設された腕体２ｂ、２ｂ
の対峙する端部側面５、５が平行となるように服掛け部
２を形成しておき、図１において一点鎖線で示すようヒ
ンジ部４において腕体２ｂを下方に屈曲させた当該服掛
け部２に所定のフック部３を取り付けることによって完
成品とすることができる。尚、図２、３のそれぞれは、
本発明簡易ハンガー１の平面図、及び底面図である。ま
た、図４は、図２のＩＶ−ＩＶ線における断面図であ
る。
【００１３】このため、本発明によれば、より衣服の肩
の部分の形状に沿ったものとなるように、服掛け部２の
形状を図１において一点鎖線で示すよう服掛け部２の左
右両側端に連設された腕体２ｂの端部を膨らませてその
周縁を内側に斜行させた形状とした場合であっても、上
記の如く図１において実線で示すよう左右両端に連設さ
れた腕体２ｂ、２ｂの対峙する端部側面５、５が平行と
なるよう服掛け部２を形成して、服掛け部２を形成する
過程で抄紙型やプレス型から当該服掛け部２を抜き取り
易くすることができ、型から抜き取る際に服掛け部２が
破損してしまう虞がない。
の部分の形状に沿ったものとなるように、服掛け部２の
形状を図１において一点鎖線で示すよう服掛け部２の左
右両側端に連設された腕体２ｂの端部を膨らませてその
周縁を内側に斜行させた形状とした場合であっても、上
記の如く図１において実線で示すよう左右両端に連設さ
れた腕体２ｂ、２ｂの対峙する端部側面５、５が平行と
なるよう服掛け部２を形成して、服掛け部２を形成する
過程で抄紙型やプレス型から当該服掛け部２を抜き取り
易くすることができ、型から抜き取る際に服掛け部２が
破損してしまう虞がない。
【００１４】更に、図１において実線で示すような状態
で服掛け部２を形成すれば当該服掛け部２の高さｈは低
くなり、前述の如き抄造成形法において、抄紙成分を脱
水したり、乾燥プレス加工を施す際の成型用の上下の型
の開放ストロークが短くなるため製造時間を短縮するこ
とが可能となり、服掛け部２を抄造成型により効率良く
形成することができる。
で服掛け部２を形成すれば当該服掛け部２の高さｈは低
くなり、前述の如き抄造成形法において、抄紙成分を脱
水したり、乾燥プレス加工を施す際の成型用の上下の型
の開放ストロークが短くなるため製造時間を短縮するこ
とが可能となり、服掛け部２を抄造成型により効率良く
形成することができる。
【００１５】また、前述したように、服掛け部２は、左
右両端に連設された腕体２ｂ、２ｂの対峙する端部側面
５、５が平行となるように形成し、ヒンジ部４において
腕体２ｂを下方に屈曲させた際に左右両側端に連設され
た腕体２ｂの端部の周縁が内側に斜行する形状となれば
良く、服掛け部２にフック部３を取り付ける前の段階に
あっては当該服掛け部２はその下方の開口部の全周が外
側に斜行するように形成されていても何ら差し支えない
ので、開口部の全周が外側に斜行するように形成して型
からの抜き取りをより容易にすることができるととも
に、このように形成すれば服掛け部２が嵩張らぬように
該服掛け部２を重ねて保管、移送することができる。
右両端に連設された腕体２ｂ、２ｂの対峙する端部側面
５、５が平行となるように形成し、ヒンジ部４において
腕体２ｂを下方に屈曲させた際に左右両側端に連設され
た腕体２ｂの端部の周縁が内側に斜行する形状となれば
良く、服掛け部２にフック部３を取り付ける前の段階に
あっては当該服掛け部２はその下方の開口部の全周が外
側に斜行するように形成されていても何ら差し支えない
ので、開口部の全周が外側に斜行するように形成して型
からの抜き取りをより容易にすることができるととも
に、このように形成すれば服掛け部２が嵩張らぬように
該服掛け部２を重ねて保管、移送することができる。
【００１６】本発明において、服掛け部２の肉厚や密度
は、要求される強度、軽量性、コスト等を考慮して適宜
選択され、抄造成型時に抄紙型に抄きとる抄紙成分の量
や、抄きとった抄紙成分に施す加圧処理等の程度によっ
て調整することができるが、一般に肉厚は１．５〜２．
５ｍｍ程度、密度は０．０１７２〜０．０６９４ｇ／ｃ
ｍ3 程度であるのが好ましい。
は、要求される強度、軽量性、コスト等を考慮して適宜
選択され、抄造成型時に抄紙型に抄きとる抄紙成分の量
や、抄きとった抄紙成分に施す加圧処理等の程度によっ
て調整することができるが、一般に肉厚は１．５〜２．
５ｍｍ程度、密度は０．０１７２〜０．０６９４ｇ／ｃ
ｍ3 程度であるのが好ましい。
【００１７】また、服掛け部２には、フック部３を取り
付ける際の位置合わせや、補強のために、任意の位置に
任意の形状のリブ６を設けておくことができる。更に、
服掛け部２は、図５に示すよう衣服の肩の部分の形状に
沿って弓形に湾曲した平面形状を有するものであっても
良い。尚、図５（ａ）、（ｂ）のそれぞれは、このよう
な態様の発明簡易ハンガー１の平面図、及び底面図であ
る。
付ける際の位置合わせや、補強のために、任意の位置に
任意の形状のリブ６を設けておくことができる。更に、
服掛け部２は、図５に示すよう衣服の肩の部分の形状に
沿って弓形に湾曲した平面形状を有するものであっても
良い。尚、図５（ａ）、（ｂ）のそれぞれは、このよう
な態様の発明簡易ハンガー１の平面図、及び底面図であ
る。
【００１８】一方、フック部３は、服掛け部２に取り付
けて簡易ハンガー１としての用途に供することができる
ものであれば特に限定されないが、服掛け部２とともに
容易に廃棄することができるという点から、硬質ボール
紙等を所定形状に打ち抜いたものであるのが好ましい。
また、その形状も図１、２、３に示されるようなものに
は限られず、図４に示すように少なくとも服掛け部２の
腕体２ｂを一定の角度で固定することができる程度の長
さでフック３ａの下方に左右に延びる支持片３ｂ、３ｂ
を有していれば良い。
けて簡易ハンガー１としての用途に供することができる
ものであれば特に限定されないが、服掛け部２とともに
容易に廃棄することができるという点から、硬質ボール
紙等を所定形状に打ち抜いたものであるのが好ましい。
また、その形状も図１、２、３に示されるようなものに
は限られず、図４に示すように少なくとも服掛け部２の
腕体２ｂを一定の角度で固定することができる程度の長
さでフック３ａの下方に左右に延びる支持片３ｂ、３ｂ
を有していれば良い。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では服掛け
部が抄造成型により形成されているためにその廃棄処理
が容易であるとともに、服掛け部を胴体と該胴体の左右
両側端のそれぞれにヒンジ部を介して屈曲自在に連設さ
れた腕体とから構成したことにより、腕体の対峙する端
部側面が平行となるように服掛け部を形成しておき、ヒ
ンジ部において腕体を下方に屈曲させた当該服掛け部に
所定のフック部を取り付けることによって完成品とする
ことができるため、より衣服の肩の部分の形状に沿った
ものとなるように、服掛け部の形状を服掛け部の左右両
側端に連設された腕体の端部を膨らませてその周縁を内
側に斜行させた形状とした場合であっても、上記の如く
左右両端に連設された腕体の対峙する端部側面が平行と
なるよう服掛け部を形成して、服掛け部を形成する過程
で抄紙型やプレス型から当該服掛け部を抜き取り易くす
ることができ、型から抜き取る際に服掛け部が破損して
しまう虞がない。
部が抄造成型により形成されているためにその廃棄処理
が容易であるとともに、服掛け部を胴体と該胴体の左右
両側端のそれぞれにヒンジ部を介して屈曲自在に連設さ
れた腕体とから構成したことにより、腕体の対峙する端
部側面が平行となるように服掛け部を形成しておき、ヒ
ンジ部において腕体を下方に屈曲させた当該服掛け部に
所定のフック部を取り付けることによって完成品とする
ことができるため、より衣服の肩の部分の形状に沿った
ものとなるように、服掛け部の形状を服掛け部の左右両
側端に連設された腕体の端部を膨らませてその周縁を内
側に斜行させた形状とした場合であっても、上記の如く
左右両端に連設された腕体の対峙する端部側面が平行と
なるよう服掛け部を形成して、服掛け部を形成する過程
で抄紙型やプレス型から当該服掛け部を抜き取り易くす
ることができ、型から抜き取る際に服掛け部が破損して
しまう虞がない。
【００２０】更に、腕体の対峙する端部側面が平行とな
るように服掛け部を形成すれば、服掛け部の高さは低く
なり、抄紙成分を脱水したり、乾燥プレス加工を施す際
の成型用の上下の型の開放ストロークが短くなるため、
服掛け部を抄造成型により効率良く形成することができ
る。また、服掛け部は、フック部を取り付ける前の段階
にあっては当該服掛け部はその下方の開口部の全周が外
側に斜行するように形成されていても何ら差し支えない
ので、開口部の全周が外側に斜行するように形成して型
からの抜き取りをより容易にすることができるととも
に、このように形成すれば服掛け部が嵩張らぬように該
服掛け部を重ねて保管、移送することができる。
るように服掛け部を形成すれば、服掛け部の高さは低く
なり、抄紙成分を脱水したり、乾燥プレス加工を施す際
の成型用の上下の型の開放ストロークが短くなるため、
服掛け部を抄造成型により効率良く形成することができ
る。また、服掛け部は、フック部を取り付ける前の段階
にあっては当該服掛け部はその下方の開口部の全周が外
側に斜行するように形成されていても何ら差し支えない
ので、開口部の全周が外側に斜行するように形成して型
からの抜き取りをより容易にすることができるととも
に、このように形成すれば服掛け部が嵩張らぬように該
服掛け部を重ねて保管、移送することができる。
【図１】本発明簡易ハンガーの一例を示す正面図であ
る。
る。
【図２】本発明簡易ハンガーの一例を示す平面図であ
る。
る。
【図３】本発明簡易ハンガーの一例を示す底面図であ
る。
る。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線における断面図である。
【図５】本発明簡易ハンガーの他の一例を示す平面図、
及び底面図である。
及び底面図である。
１ 簡易ハンガー ２ 服掛け部 ２ａ 胴体 ２ｂ 腕体 ３ フック部 ４ ヒンジ部
Claims (2)
- 【請求項１】抄造成型により所定形状に形成された服掛
け部と、該服掛け部に取り付けられるフック部とからな
る簡易ハンガーであって、上記服掛け部が胴体と該胴体
の左右両側端のそれぞれにヒンジ部を介して屈曲自在に
連設された腕体とから構成されていることを特徴とする
簡易ハンガー。 - 【請求項２】抄造成型により所定形状に形成された簡易
ハンガーの服掛け部であって、胴体と該胴体の左右両側
端のそれぞれにヒンジ部を介して屈曲自在に連設された
腕体とから構成されていることを特徴とする簡易ハンガ
ーの服掛け部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067695A JPH08243003A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067695A JPH08243003A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08243003A true JPH08243003A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13724965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8067695A Pending JPH08243003A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | 簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08243003A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109715015A (zh) * | 2016-07-13 | 2019-05-03 | 诺曼·弗雷泽·麦肯齐 | 衣架的改进 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP8067695A patent/JPH08243003A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109715015A (zh) * | 2016-07-13 | 2019-05-03 | 诺曼·弗雷泽·麦肯齐 | 衣架的改进 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3838955A (en) | Device for making cheddar cheese | |
| KR20080083117A (ko) | 융기된 엘레멘트를 갖게 성형된 티슈 시트 및 그의 제조방법 | |
| EP1104822A3 (en) | Method for producing pulp molded article | |
| EP0844196A3 (en) | One-piece moulded pulp packaging element | |
| JP3153322B2 (ja) | 抄造容器の製造方法 | |
| JPH08243003A (ja) | 簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部 | |
| CA2090065A1 (en) | Enhancement of tissue paper softness with minimal effect on strength | |
| JPH08243004A (ja) | 簡易ハンガー、及び簡易ハンガーの服掛け部 | |
| JP3526640B2 (ja) | 嵌合蓋付き抄造容器、及び抄造成型による嵌合蓋の製造方法 | |
| JP4445640B2 (ja) | 絞り容器の製造方法 | |
| USD280628S (en) | Centrifugation machine for separating, drying or the like | |
| JP4527240B2 (ja) | 簡易容器とその製造方法 | |
| JPH0714978U (ja) | 簡易ハンガー | |
| JP2579875B2 (ja) | 抄造成形品の製造装置及び製造方法 | |
| JPH1075872A (ja) | ハンガー | |
| JP3013399U (ja) | 容 器 | |
| JP2001055695A (ja) | パルプモールド成形体の乾燥型 | |
| JPH05279999A (ja) | 抄造容器 | |
| FI73573B (fi) | Ostform och/eller dess nedaot i formen tvingade lock. | |
| ES2044722T3 (es) | Procedimiento para la fabricacion de piezas moldeadas de pared gruesa , en particular para fines de embalaje. | |
| JPH08113230A (ja) | 包装箱の中仕切 | |
| JPH08113229A (ja) | 中仕切を有する包装箱 | |
| JPH049909Y2 (ja) | ||
| USD421527S (en) | Paper product | |
| JPH041832Y2 (ja) |