JPH08242500A - トランスデューサ - Google Patents

トランスデューサ

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JPH08242500A
JPH08242500A JP7312167A JP31216795A JPH08242500A JP H08242500 A JPH08242500 A JP H08242500A JP 7312167 A JP7312167 A JP 7312167A JP 31216795 A JP31216795 A JP 31216795A JP H08242500 A JPH08242500 A JP H08242500A
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JP
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membrane
active region
piezoelectric
film
preamplifier
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JP7312167A
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English (en)
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Paul Lum
ポール・ラム
Michael Greenstein
マイケル・グリーンスタイン
Belinda Kendle
ベリンダ・ケンドル
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/06Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction
    • B06B1/0688Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction with foil-type piezoelectric elements, e.g. PVDF
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/44Special adaptations for subaqueous use, e.g. for hydrophone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリアンプなどの電子回路が圧電メンブレン
によって完全に機構的に支持される音響装置を提供する
こと。 【解決手段】 メンブレン14がメンブレン14の活性
領域で電子回路28を完全に支持する。メンブレン14
は信号線18、26により電子回路28に接続される少
なくとも1つの圧電活性領域20を有する。好ましく
は、信号線18、26は集積回路製造技術を使用するメ
ンブレン上に形成される。好適な実施例では、圧電活性
領域20は直径100μm未満であり、メンブレン14
は厚さ10μm未満である。充填用樹脂はメンブレンの
支持構造を付与し、メンブレン回路上を絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、圧電メン
ブレンに関し、より詳細には、メンブレンの圧電活性領
域への電子信号または圧電活性領域からの電子信号を処
理するための回路の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波装置は、様々な用途に使用され
る。たとえば、聴流器は、医療診断および治療において
使用されるタイプの超音波変換器の較正用音圧センサの
1種である。超音波変換器の較正は、変換器から聴流器
に電波を送ることによって行うことができる。聴流器
は、水などの液体中で変換器によって生成される超音波
フィールドの特性の定量評価をもたらすように動作す
る。
【0003】聴流器のタイプの1つは、メンブレン聴流
器と呼ばれ、通常固定フープにより緊張状態に保たれる
薄膜を備えている。ハリス(Harris)らの米国特許第
4,653,036号には、厚さ約25μmのポリフッ
化ビニリデン(PVDF)製円形シートを有するメンブ
レン式聴流器が記載されている。PVDFシートの中心
には、圧電活性点がある。極細線は、一端が活性点に接
続され、他端が同軸コネクタに接続される。同軸コネク
タは、シートを支持するフープに固定される。活性点と
の間を往復する電気信号は、同軸コネクタおよび接続ケ
ーブルを通過して、外部電子機器回路により処理され
る。
【0004】活性点の直径が聴流器の性能に影響を及ぼ
すことは当業界では周知である。活性点の面積が減少す
ると、何らかの所望の効果がもたらされるが、聴流器の
電気的インピーダンスを増加させてしまう。メンブレン
の厚さもまた、性能に影響を与える。メンブレンを薄く
すると、聴流器の最大周波数が増加する。しかしメンブ
レンの厚さが減少すると、聴流器は、特に製造工程で、
より損傷を受けやすい状態になる。
【0005】プリアンプを内蔵することによる利点が認
められている。ハイマン(Heiman)の米国特許第5,0
35,247号には、短いケーブルで圧電センサに接続
されたプリアンプが記載されている。プリアンプはより
長いケーブルで処理ユニットに接続された出力を有して
いる。前置増幅についてはまた、ディレッギ(DeRegg)
らの米国特許第4,433,400号、および1981
年3月に刊行された「超音波使用圧電ポリマプルーブ
(Piezoelectric Polymer Probe for UltrasonicApplic
ations 」J. Acoust. Soc. Am.,の第3号、第69巻の
pp853−859に記載がある。ディレッギらは、プ
リアンプが、圧電メンブレンを支持するフープの内径に
機構的に接続できることを教示している。フープに支持
されたプリアンプは、導電エポキシ材により、メンブレ
ン上の金属被膜に電気的に接続されている。金属被膜
は、プリアンプから聴流器の活性点上の電極まで延びて
いる。プリアンプから同軸コネクタなどへの接続が行わ
れる。
【0006】従来のメンブレン式聴流器は、通常、直径
約100mmである。聴流器の直径を減少させると、聴
流器によって起こされる摂動を増加させることになる。
一方、直径を減少させることは、フープに支持されたプ
リアンプを活性領域により近づけることになり、プリア
ンプの効果を高める。本発明の譲受人に譲渡された、グ
リーンスタイン(Greenstein)の米国特許第5,33
9,290号には、聴流器の圧電活性領域を含む内部変
換器メンブレンを支持する外部メンブレンを有するメン
ブレン式聴流器が記載されている。外部メンブレンの構
造は、目的とする機械的特性に基づき選択することがで
きるが、変換器メンブレンの構造は、最大音響的特性お
よび電気的特性に合わせて選択することができる。グリ
ーンステインは、外部サスペンション・メンブレンを形
成するために許容できる材質として、ポリイミドを挙げ
ている。これは機械的特性のために選択されるので、プ
リアンプを外部サスペンション・メンブレン上に形成す
ることができると、グリーンスタインは教示している。
したがって、プリアンプは、活性領域のより近くに配設
される。
【0007】グリーンスタインによる二重メンブレン聴
流器は、アンプを活性領域に近づけて配設することによ
り、信号損失を減少させるが、製造上の複雑さを増すと
いう犠牲を払うことになる。しかし、最大周波数の増加
などの目標を達成するためには、製造上の複雑さまたは
信号損失に関わる犠牲を払うべきであるとするのが変換
装置業界の基本原理である。
【0008】必要とされるのは、聴流器のような音響装
置であり、また製造上の複雑さを大幅に増すことなく性
能が高められる、音響装置を形成する方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プリアンプ
などの電子回路が圧電メンブレンによって完全に機構的
に支持される音響装置を提供する。好ましい実施例にお
いて、圧電メンブレンは、厚さ10ミクロン未満で、直
径100ミクロン未満の成極された圧電活性領域を有す
る。上記寸法の範囲内で、音響装置は、高周波数、高性
能用途に使用することができる。
【0010】圧電メンブレンは、緊張状態で固定され、
少なくともメンブレンの1つの表面にプリントされた信
号線を備えている。信号線は、集積回路製造技術を使用
して形成することができる。メンブレン表面上にはま
た、圧電活性領域に位置を合わせた電極も形成される。
入/出力信号は電極から非活性領域へ延びている。電子
回路は電極から入/出力信号線に電気的に接続される。
回路と信号線の間の電気的接続は、導電エポキシ樹脂に
よって形成することができる。
【0011】回路は非活性領域で直接メンブレンに接着
されるため、増幅とインピーダンス整合をもたらす回路
は、活性領域に近接して配設することができる。好まし
い実施例において、回路は、活性領域から25.4mm
未満の範囲にあり、このため小径の活性領域からの信号
損失を、許容レベルまで減少させることができる。
【0012】回路は、メンブレン上に直接に製造するこ
ともできるが、好ましい実施例においては、前もって製
造されたプリアンプをメンブレン表面上にボンディング
する。
【0013】音響装置は、メンブレン表面上に金属被膜
層をパターン成形して、信号線を画定することにより形
成される。オプションとして、信号線をメンブレンの両
表面上に形成することができる。メンブレンの選択領域
は、強誘電性双極子に位置合わせするために成極され
て、電気信号と音響信号の間のエネルギを変換するため
の活性領域をもたらすことができるようになっている。
単独型および一体型部品は、電気的かつ構造的にメンブ
レンに直接ボンディングされる。メンブレン上の回路を
保護し、変換器装置の構造的安定性を高めるために、充
填材が使用される。
【0014】本発明の利点は、メンブレン上の回路によ
り、通常サイズの聴流器が直径100μm未満の活性領
域を有することができるようになることである。活性領
域に関してメンブレン上の回路を配設することにより、
さもなければ生成信号が十分な信頼性を示せない可能性
がある、減衰前の増幅が可能になる。もう1つの利点
は、活性領域の直径を100μm未満、好ましくは50
μmに減少させることができるので、変換装置を血管内
に使用することも可能なことである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照すると、変
換器メンブレン10が、円形変換器メンブレン14を支
持するフープ構造12を有することが示されている。変
換器メンブレンは、圧電素材から形成され、フープ構造
によって緊張状態に支持されている。これは、メンブレ
ンの外径における圧縮力により実現される。
【0016】好ましい実施例においては、変換装置10
は聴流器である。メンブレン14を形成するために許容
できる材質は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)であ
るが、PVDF/トリフルオルエチレン・コポリマ(P
VDF−TrFE)が好ましい。圧電素材の強誘電性双
極子を位置合わせするための成極工程において可撓性を
示すので、コポリマが好ましい。しかし、PVDF−T
rFEは、以下に述べるようなサイズに縮小すると、脆
い材質である。
【0017】メンブレン14の中心には、電極16があ
る。電極は、円形で、図2に示される圧電活性領域20
に対応する大きさになっている。熱と電気的バイアスの
組合せは、活性領域20の強誘電性双極子を位置合わせ
するために使用される。双極子がほぼ位置合わせを終え
ると、この位置関係を維持するために、温度を低下させ
る。その後活性領域20は、電気エネルギから音響エネ
ルギへの変換および音響エネルギから電気エネルギへの
変換を効率的に行うことができる。
【0018】活性領域20の底部には、第2の電極22
があり、これはグラウンド層の一部になっている。電極
16および22を使用して、活性領域20を横切る信号
を印加し、活性領域で生成された電気エネルギーを受け
取る。
【0019】第1の信号線18は、電極の上面16か
ら、メンブレン14を突き抜けるバイア24まで延びて
いる。電極の底面22は第2の信号線26に接続されて
いる。バイア24および第2の信号線26はともに、電
気信号を処理する回路を有する表面実装可能装置28に
接合されている。好ましい実施例において、表面実装可
能装置は、信号を増幅し、インピーダンスを外部回路に
整合させるためのプリアンプを備えている。オプション
として、表面実装可能プリアンプは、集積回路製造技術
を使用してメンブレン14上に直接形成する回路に交換
することもできる。信号線18および26、また電極1
6および22については、以下により詳しく説明され
る。
【0020】出力線30は、表面実装可能プリアンプ2
8から、信号コネクタ32への接続を行う領域まで延び
ている。50オーム・ケーブルなどのケーブルは、図に
は示されていないが、信号コネクタ32に接続して、外
部処理装置へ信号を送ることができる。
【0021】図1にはまた、直流電源38および40に
接続される電力線34および36が示されている。図3
において、プリアンプ回路42が、第1の信号線18、
第2の信号線26、出力線30、2つの電力線34およ
び36を有することが示されている。プリアンプ回路
は、アナログデバイス社社から部品番号AD9630、
で市販されている。このような回路は、歪みの少ない、
750MHzの広域帯クロース・ループ・バッファ増幅
器であり、高い入力インピーダンスと低い出力インピー
ダンスを有する。図に示されていないが、電力線34お
よび36を、グラウンド・トレースまたはグラウンド層
にデカップリングしなければならない。容量0.1pf
の表面実装可能コンデンサを使用することによって、デ
カップリングを行うことができる。
【0022】図1および図2の表面実装可能装置28
は、メンブレン14上に直接実装されるため、変換装置
10は、従来技術の変換装置に比べ、変換器の性能がよ
り重要視され、機構的安定性はむしろ軽視されて形成さ
れている。好ましい実施例において、メンブレン14の
厚さは、10μm未満である。たとえば、高周波数聴流
器は、厚さ4μmとメンブレン支持式プリアンプ28を
備えるメンブレン14を使用して形成することができ
る。活性領域の直径は、100μm未満であり、好まし
くは50μm未満である。薄いメンブレンの小径領域か
らの信号損失が許容レベルの範囲に収まるように、プリ
アンプ28は、活性領域20から25.4mm以内にな
ければならない。
【0023】変換装置10を形成する製造工程は、図4
に示されている。第1のステップにおいて、メンブレン
・フィルム44は、続くステップでの処理のために調製
される。この調製は、薄い金属フィルムを圧電素材に接
着しやすくするため行われる。
【0024】メンブレン・フィルムは、クリーニング前
に所望のサイズに切り、形状を整えておくことが望まし
い。実際には、フィルムは、わずかに大きめに切ってお
いてもよい。
【0025】PVDFがメンブレン素材である場合は、
洗浄にほとんどの非油性溶剤を使用することができ、ポ
リマ劣化のおそれもない。しかし、PVDF−TrFE
を使用する場合は、洗浄溶剤の選択には注意を要する。
PVDF−TrFEは、アセトンのような特定の種類の
溶剤に影響を受けやすい。強力洗剤すなわち石鹸液を使
用してメンブレン・フィルムからグリースまたは油性化
合物を取り除くこともできる。この場合フィルムは、完
全に乾燥させなければならない。室温で数時間空気乾燥
することが好ましい。n−プロパノールのような溶剤を
使用する場合、メンブレンを金属被膜蒸着システムにロ
ードする前に、30分の待ち時間を要する。30分と
は、メンブレンをフープ・リングに取り付けるために要
する時間にほぼ等しく、この待機中に時間を無駄にする
ことはない。
【0026】メンブレン・フィルムを準備するステップ
44には、クリーンルーム用拭き取り布と指定の一種ま
たは数種の洗浄液を使用して、数回表面を拭き取る作業
も含まれている。グリースおよび油の汚れは、完全に拭
き取らなければならない。同様に、毛髪、埃、または金
属屑も完全に取り除かなければならない。清浄度を確認
するために、倍率20倍以上の顕微鏡下でフィルムの表
面を調べることが望ましい。
【0027】その後、金属パターンが、メンブレン・フ
ィルムの少なくとも1つの面上に形成される。金属パタ
ーンを形成する方法は、重要ではない。一実施例におい
て、ネガパターン・マスクを使用する熱蒸着が使用され
る。代替例として、ネガ・パターン・マスクを使用する
プラズマ・スパッタリングを行うこともできる。第3の
代替例として、レジストのリフト・オフおよび熱蒸着技
術を使用して、金属をリトグラフ状にパターン形成する
ことができる。
【0028】好ましい方法は、ネガ・パターン・マスク
を使用した熱蒸着に基づくものである。リトグラフ状に
パターンを形成する方法では、薄さ4μmのPVDFお
よびPVDF−TrFEフィルムに問題を生じたり、そ
の安定性を失う可能性がある。プラズマ・スパッタリン
グを行う代替例に関してもまた、この選択では問題があ
る。たとえば、強力な蒸着力が、蒸着プロセス中にメン
ブレン・フィルムの劣化を引き起こす可能性もある。一
方、ネガ・パターン・マスクを使用する熱蒸着は、これ
らの方法の中で最も簡単明瞭で、かつ最も直接的であ
る。
【0029】ネガ・パターン・マスクを使用する熱蒸着
プロセスでは、マスクされたメンブレン・パターンを熱
源上に浮かせる一時固定治具を使用する。固定治具は、
くぼみを刻んだ平らなプレートでもよく、パターン・マ
スクがメンブレン・フィルムの表面に直接載るようにな
っている。一時固定具の反対側になるメンブレンの下に
大型マグネットを取付けて、メンブレン表面に直接に載
った金属マスクを磁気的に引きつけ、保持するようにな
っている。オプションとして、マスクがメンブレン表面
に直接載ることを確実にするため、クランプを使用する
こともできる。
【0030】メンブレン・フィルムに対して、マスクを
適切に配置するステップ46は、信号線の寸法および成
極領域を許容範囲内に抑えるうえで重要である。線幅
が、選択シャドウ・マスクの厚さに等しいかまたは薄く
なるので、線幅の制御は、より困難になる。本明細書に
おいて、「ネガ・シャドウ・マスク」は、金属マスク内
の開口部に対応してメンブレン表面上に、金属が熱蒸着
されるマスクとして定義される。したがって、金属マス
クは故意に、所望の金属パターンのネガ・パターンとな
っている。
【0031】電気溶着技術のために、多くのタイプのマ
スクが開発されてきた。マスクは、フィルム上に形成さ
れる信号線と電極の両方のパターンを含んでいること
が、好ましい。
【0032】図1を参照すると、メンブレン14は、上
部表面上に、電極16および第1の信号線18を有する
ことが示されている。下部表面上には、マスクが、線3
0、34、36に対応する開口部、および下部電極と下
部電極からの信号線用の開口部を有することが示されて
いる。下部表面はまた、通常グラウンド層も含んでい
る。
【0033】金属熱蒸着に先立つマスキングの工程に
は、メンブレン・フィルムおよびパターン・マスクにと
もに消イオン窒素を吹き付けてクリーン状態にしておく
ことが必要である。フィルムおよびマスクを、顕微鏡で
調べることが好ましい。透過および背面照光の両方で、
倍率50から20倍の範囲が推奨される。メンブレン・
フィルムは、磁気固定治具上に取り付けられ、またフレ
ームは、メンブレン・フィルムの縁に沿って据えられ、
熱蒸着固定プレートに対して緊張状態に保てるようにし
なければならない。
【0034】メンブレンおよびマスキング安定剤が、金
属熱蒸着システムにロードされる。このステップ48
は、図4に示されている。オプションとして、真空チャ
ンバを閉じた後、マスクおよびメンブレン・フィルム
に、消イオン窒素を再び吹き付けることもできる。
【0035】その後、少なくとも1つの金属フィルム
が、ステップ50において、使用される。たとえば、チ
タンと金は、適宜の真空圧において所望の厚さに熱蒸着
することができる。代替例として、クロムと金を熱蒸着
することもできる。許容可能な金属の厚さは、10E−
6トルで熱蒸着した場合、チタンまたはクロムでは30
0オングストローム、金では、700オングストローム
から3000オングストロームである。チタンまたはク
ロムの通常の熱蒸着速度は、毎秒1.5オングストロー
ムであるが、金の通常の熱蒸着速度は、毎秒5.5オン
グストロームである。
【0036】実際には、聴流器の製作においては、メン
ブレン・フィルムの両面に金属を熱蒸着することが必要
である。したがって、もう一方の面に金属パターンを成
形するために、上記の工程をステップ52で繰り返す。
【0037】ステップ54で、当技術分野において周知
の方法で、メンブレン・フィルムをフープ・リングに装
着する。メンブレンは、緊張されている。メンブレン表
面は平面であり、しわがすべて取り除かれていることが
理想的である。しかし、中心活性領域およびフィルム上
に形成された信号線以外においては、ある程度までの非
平面性およびしわは許容できる。一旦、メンブレン・フ
ィルムを、フープ・リング上に張った後に、緩めて再び
張ることは、メンブレンの材質に取り返しのつかない損
傷を起こす可能性がある。
【0038】ここで図1および図5を参照すると、平坦
でしわのない状態のメンブレン・フィルム14が、上部
メンバ56および下部メンバ58を有することが示され
ている。上部メンバには、下部メンバの溝62で受ける
ウェッジ歯60が設けられている。ウェッジ歯と溝の仕
組みは、メンブレン14上に摩擦固定グリップをもたら
すために設計されている。この仕組みは、圧電メンブレ
ン・フィルムを延ばし、メンブレン・フィルムを所定の
位置に固定するために材質の十分なズレを生じさせる。
図には示されていないが、締付けネジを上部メンバの穴
64に挿入し、下部メンバの内側にネジ山を刻んだ開口
部66内にしっかりとねじ込む。フープ構造12には、
図5に示されるようなタイプの穴が、多くあいている。
ネジ締め手順の結果、メンブレン14のしわを最小に抑
えることになるのが好ましい。この手順の次には通常、
時計方向または反時計方向に回る、「アクロス・ザ・リ
ング」パターンが続く。
【0039】真空グレードの小粒のエポキシ樹脂を、下
部メンバ58の溝62に使用して、フープ構造が互いに
固定された後、メンブレン14が、永久に固定できるよ
うにする。このようなエポキシ樹脂を使用した場合、乾
燥および硬化する十分な時間をエポキシ樹脂に与えるこ
とが重要である。通常は、24時間の乾燥および硬化で
十分である。エポキシ樹脂使用中は、リング溝62内に
置く小粒のエポキシ樹脂は最小量にとどめ、エポキシ樹
脂がフープ構造12の内径から内側に押し出されること
のないようにしなければならない。余分な素材が内径の
内側に及ぶ場合は、余分な素材を取り除かなければなら
ない。たとえば、少量のn−プロパノールは、余分なエ
ポキシ樹脂を取り除くために使用することができる。
【0040】図4に戻って、製造工程における次のステ
ップ68は、圧電メンブレン・フィルム14の活性領域
を成極することである。すなわち、図2の電極16と2
2との間の活性領域20は、素材の強誘電導ドメインが
位置合わせされる工程にかけられる。活性領域を超える
と、一般に分域が不規則な方向の圧電的に非活性領域が
ある。PVDFの成極とPVDF−TrFEの成極の工
程は、異なっている。本明細書においては、PVDF−
TrFEの成極工程についてのみ説明されるが、当業者
には、PVDFの成極に必要な工程は、難なく理解され
ることであろう。
【0041】好ましい実施例において、下部電極22
は、実際には、グラウンド層の一部であってもよい。P
VDFフィルムは、フィルムの機構的ないし電気的特性
を改善して、1つの結晶フォームから他の結晶フォーム
に変換するために、一軸延伸または二軸延伸されたり、
アニーリングされることがしばしばである。しかし、P
VDF−TrFEは、所望の変換を行うためには、成極
プロセス中に加熱するだけでよい。成極は真空チャンバ
内で行われ、大気中で得られるよりも大きな電圧で、成
極が行われるようになっている。真空チャンバは、10
E−7トルまで下げる容量を備えるNRC熱蒸着システ
ムでもよい。このようなシステムは、摂氏20度から2
00度以上の温度範囲内で加熱することができる、2つ
のハロゲン・クウォーツ・ランプによって加熱される装
備を有している。装備は、電極がメンブレン・フィルム
の裏側で加熱および接地されるようにする、高くなった
プラットフォームを含んでいる。メンブレン上面上の高
電圧電極クリップによって、先に熱蒸着された上部電極
16上の高電圧電位の配置が可能になる。
【0042】成極工程は、高電圧電源を100ボルトに
セットし、クウォーツ加熱ランプ・コントローラを摂氏
100度にセットすることによって、開始することがで
きる。接地チャックの実際温度が摂氏90度から100
度の間であることを、温度計が示す場合、真空システム
は密閉される。高電圧電源設定が100ボルト以上に増
加する前に、真空圧は、10E−6トルまで増加されな
ければならない。
【0043】その後、クウォーツ加熱ランプ・コントロ
ーラを、摂氏約130度まで上昇させなければならな
い。温度摂氏136度から140度の間で、PVDF−
TrFE素材が分解して、接地チャック上に付着するか
または溶解するかのいずれかであることに留意された
い。この処理中の問題は、通常は、高電圧電源電流にお
ける、急速な直線的上昇により、顕著になる。この現象
が起こった場合は、材質の損傷は取り返しのつかないも
のであり、プロセスを停止しなければならない。
【0044】接地チャックが130℃で安定しているこ
とを温度計が示すと、高電圧は、毎分10ボルトまたは
10ボルト以下刻みで次第に増加する。最適電圧は、ミ
クロン単位のメンブレン・フィルムの厚さに、ミクロン
あたり70ボルトを乗じて計算することができる。たと
えば、10ミクロンの厚さを有するフィルムは、700
ボルトの最適成極電圧を要することになる。高電圧の緩
慢で段階的な上昇は、メンブレン・フィルム全体にわた
る温度ポテンシャルの急激な一時的上昇を防ぐ役割りを
果たす。場合によっては、あまりに急激な上昇は、メン
ブレン・フィルムの絶縁破壊または永久短絡をまねくこ
とになる。
【0045】高圧電源が、メンブレンの厚さに基づいて
算出された最適電圧に設定された後、温度および高電圧
値は、約1時間にわたり維持されなければならない。そ
して接地チャックが急激に冷却される間、電圧は維持さ
れなければならない。これは、クウォーツ加熱ランプを
「オフ」にし、接地チャックを水で冷却することにより
行うことができる。接地チャックが20℃であること
を、温度計が示すと、高電圧電源および冷却水のフロー
は、共に「オフ」にすることができる。その後真空シス
テムは、大気に排出して換気を行う。温度アニーリング
のために、薄いPVDF−TrFEフィルムは多少脆く
なっているので、メンブレン・フィルムを成極固定治具
からはずす場合には、注意を要する。
【0046】メンブレン・フィルム表面上に金属被膜の
パターン形成を行う方法を、信号線を形成するステップ
として説明したが、オプションとして、集積回路製造技
術を、プリアンプないし他の電子回路の製造に応用する
こともできる。しかし、好ましい実施例においては、メ
ンブレン上の電子機器回路はメンブレン・フィルムにし
っかりと固着されている。
【0047】上記のように、図3の回路は、アナログデ
ィバイス社製のバッファ増幅器である。図1を参照する
と、表面実装可能増幅器28は、バイア24の入力(ピ
ン4)と、信号コネクタ32に至る出力トレース30に
接続された出力(ピン8)を有している。電力接点(ピ
ン1および5)は、電源プラグ38および40に至る電
力線34および36に接続されている。各電力接点の増
幅器への接続は、図示されていない0.1pf表面実装
コンデンサでグラウンド・トレースまたはグラウンド層
にデカップリングされなければならない。デカップリン
グ・コンデンサからのグラウンド・トレースが、グラウ
ンド層と反対側のメンブレン14上にある場合、メンブ
レンへのバイアによって、グラウンド層に接続すること
ができる。メンブレン・バイアは、針(30ゲージ以
下)を使用してグラウンド・パッド部分でメンブレンに
穴をあけて形成する。その後、少量の銀エポキシ樹脂を
バイアに押し込み、反対側のグラウンド層に相互接続を
形成する。銀エポキシ樹脂は、完全にバイアを充填しな
ければならない。バイア形成作業中にメンブレンを破る
ことのないよう、注意を要する。代替例として、バイア
は、ドライ・プラズマ・エッチングまたはUV−レーザ
研磨によって形成することができる。
【0048】銀エポキシ樹脂はまた、増幅器、コンデン
サなどの配線をメンブレン14の反対側のパターン形成
された金属に接続するためにも使用される。銀エポキシ
は、12時間から24時間の間にわたり室温に置くこと
で硬化する。
【0049】好ましい実施例においては、メンブレン1
4は、上面の接地されていない電極16と共に配設され
るが、これは重要ではない。メンブレン聴流器のフープ
構造12は、信号コネクタ32が取り付けられるよう
に、前もってあけられ、皿もみされた穴を含まなければ
ならない。信号コネクタの中央導電体は、電導体が、微
かに出力トレース30に接触できるように曲げるか、ま
たは切り込むこともできる。出力トレースが、コネクタ
32の中央導電体を出力トレースに接続しやすくする広
範な金属被膜地点を含むことが好ましい。少量の銀エポ
キシを、中央導電体と信号コネクタのグラウンド・リー
ド線をメンブレン14の適宜な領域に電気的に接続する
ために使用する。
【0050】銀エポキシが十分に硬化した後、変換装置
10は、目視的かつ電気的にテストする。図4のテスト
・ステップ72には、すべての電気的接続の導通チェッ
ク、金属構造とポーリングの確実性を検証するためのイ
ンピーダンスおよび共振テスト、ないし量的かつ質的に
装置の動作上の限界を決定するための波形および水タン
クのテストが含まれる。
【0051】次のステップ74においては、装置全体の
構造的サポートおよびメンブレン電子機器回路28の絶
縁のために、充填用樹脂を変換装置10に使用する。構
造の支持が、薄いメンブレン装置の長い耐用寿命のため
に重要である。充填によって、メンブレン14が破損を
受けにくくなる。
【0052】充填用樹脂は、音響インピーダンスに合わ
せて選択しなければならない。音響インピーダンスは、
装置が動作する媒体の音響インピーダンスに近似してい
る。たとえば、水中で使用されるメンブレン聴流器は、
音響インピーダンスが水に近い充填用樹脂を使用しなけ
ればならない。許容可能な充填用樹脂は、商標SYLG
ARD182、184、186でドウコーニング社から
販売されている。このような充填用樹脂は、所望の音響
インピーダンスを有するが、メンブレン・フィルムまた
は入り音圧波形を変形させることはない。SYLGAR
D182、SYLGARD184およびSYLGARD
186は、それぞれ2部構成の化合物である。第1部分
はベースであり、第2部分は硬化剤である。ベースと硬
化剤は、10:1の重量比で完全に混合する。使用総量
は、コーティングまたはカバーされる領域容量に基づい
ている。通常は、厚さ5mmの音響フィールドおよびメ
ンブレン電子機器回路28上に厚さ1mmが適切であ
る。
【0053】充填用樹脂の2つの構成剤を重量計測し完
全に混合した後、混合剤を、最大圧力2×10E−2ト
ルの真空状態で、30分間のガス抜き工程にかける。真
空状態で観察される最終的な混合剤は、透明で全く泡が
認められないものでなければならない。その後、充填用
樹脂は、電極とメンブレン上電子機器回路を備える変換
装置の穴に直接注入する。混合剤に泡が生じることのな
いように擾乱または撹拌は最小限にとどめるべきであ
る。泡が認められた場合は、上記のパラメータの真空状
態において、全変換装置のガス抜きを行わなければなら
ない。
【0054】その後、変換装置および使用される充填用
樹脂は、約7日から10日間室温において硬化させる。
充填用樹脂は硬化し、その粘着性を失う。熱を加えると
メンブレンに変形を生じるので、充填用樹脂を加熱する
ことは避けるべきである。
【0055】最終ステップとして、変換装置は、再びテ
ストされ、評価される。
【0056】以下、本発明を要約して列挙する。 (1) 圧電活性領域(20)および非活性領域を備
え、前記活性領域が、電気信号と音響信号間でエネルギ
を変換するための双極子のアライメントを有し、かつ第
1のプレーナ表面を有する圧電メンブレン(14)と、
前記第1プレーナ表面に沿って、前記活性領域から前記
非活性領域まで延びる信号線(18、26)と、前記メ
ンブレンによって機構的に完全に支持され、前記活性領
域で生成された電気信号を処理するために、前記メンブ
レンに実装され、前記信号線に電気的に接続された電子
回路(28)とから成るトランスデューサ(10)。
【0057】(2) 前記信号線(18、26)が、前
記メンブレン(14)上のパターン成形された金属層で
ある上記1に記載のトランスデューサ。
【0058】(3) 前記電子回路(28)が、プリア
ンプである上記1及び2の何れか1項に記載のトランス
デューサ。
【0059】(4) 前記メンブレン(14)が、ポリ
フッ化ビニリデンのコポリマから形成される上記1乃至
3の何れか1項に記載のトランスデューサ。
【0060】(5) 前記メンブレン(14)が、厚さ
10μm未満である上記4に記載のトランスデューサ。
【0061】(6) 前記活性領域が、直径50μm未
満である上記1乃至5の何れか1項に記載のトランスデ
ューサ。
【0062】(7) 前記電子回路(28)が、前記メ
ンブレン(14)の前記第1プレーナの表面に接着され
る上記1乃至6の何れか1項に記載のトランスデュー
サ。
【0063】(8) 圧電メンブレン(14)のプレー
ナ表面に沿って延びる、少なくとも1つの第1の信号線
(18、26、34、36)を形成するために、前記圧
電メンブレン上に金属被膜層をパターン形成し、第1の
領域内で磁気双極子を整列させるために、前記圧電メン
ブレンの第1の領域(20)を成極し、該成極が、前記
圧電メンブレンの圧電非活性領域を残すように局部化さ
れることを含む圧電メンブレン(14)を形成するステ
ップと、前記圧電非活性領域から前記圧電メンブレンの
前記第1の領域まで延びる前記第1の信号線に電気的に
接続するために、電子回路を配設することを含み、前記
電子回路が前記圧電メンブレンによって支持されるよう
に、前記圧電メンブレンの表面に電子回路(28)を固
定するステップとを含むトランスデューサ装置(10)
を形成する方法。
【0064】(9) 前記電子回路(28)を固定する
ステップが、前記電子回路を前記圧電メンブレン(1
4)にボンディングすることを含む上記8に記載の方
法。
【0065】(10) 前記金属被膜層をパターン形成
することが、前記第1の領域(20)に電極(16、2
2)を形成することを含む上記8に記載の方法。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、メンブレン上の回路に
より、通常サイズの聴流器が直径100μm未満の活性
領域を有することができるる。活性領域に関してメンブ
レン上の回路を配設することにより、さもなければ生成
信号が十分な信頼性を示せない可能性がある、減衰前の
増幅が可能になる。さらに、活性領域の直径を100μ
m未満、好ましくは50μmに減少させることができる
ので、変換装置を血管内に使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトランスデューサを示す上面図で
ある。
【図2】図1のトランスデューサの一部を、2−2線に
沿って示した側断面図である。
【図3】図1のトランスデューサと共に使用するプリア
ンプの電気系統を示す概略図である。
【図4】図1のトランスデューサを製造する工程を示す
流れ図である。
【図5】図1のメンブレンを緊張状態に維持するフープ
構造を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 トランスデューサ 14 圧電メンブレン 20 圧電活性領域 18、26 信号線 28 電子回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電活性領域(20)および非活性領域
    を備え、前記活性領域が、電気信号と音響信号間でエネ
    ルギを変換するための双極子のアライメントを有し、か
    つ第1のプレーナ表面を有する圧電メンブレン(14)
    と、 前記第1プレーナ表面に沿って、前記活性領域から前記
    非活性領域まで延びる信号線(18、26)と、 前記メンブレンによって機構的に完全に支持され、前記
    活性領域で生成された電気信号を処理するために、前記
    メンブレンに実装され、前記信号線に電気的に接続され
    た電子回路(28)とから成るトランスデューサ(1
    0)。
JP7312167A 1994-12-19 1995-11-30 トランスデューサ Pending JPH08242500A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US359-156 1994-12-19
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US5479377A (en) 1995-12-26
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