JPH08242340A - 円筒内面走査装置 - Google Patents

円筒内面走査装置

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JPH08242340A
JPH08242340A JP4460795A JP4460795A JPH08242340A JP H08242340 A JPH08242340 A JP H08242340A JP 4460795 A JP4460795 A JP 4460795A JP 4460795 A JP4460795 A JP 4460795A JP H08242340 A JPH08242340 A JP H08242340A
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cpu
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Toru Kawada
亨 川田
Yoshito Koyama
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工費の増大を防止し、感材を内面に沿わせ
て吸着できる円筒内面走査装置を提供することである。 【構成】 円筒内面ドラム本体22の内面220には、
複数の真空孔225a1〜225a9,225b1〜2
25b9と、各真空孔225a1〜225a9,225
b1〜225b9に連通し、円周方向に連続的に延びる
真空溝229とが形成されている。回転アーム26B5
は、中心軸221周りに回転することにより、内面22
0の円周方向に沿って移動する。スクィジィーローラ2
6B58は、回転アーム26B5に配設され、回転アー
ム26B5の回転移動に伴って感材1に当接することに
より、感材1を順次的に内面220に沿わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒内面走査装置に関
し、より特定的には、半円筒状の内面を有し、シート状
の感材を固定するための円筒内面ドラム本体と、当該内
面の中心軸に沿う光ビームを円周方向および軸方向に走
査するための移動光学系とを含む円筒内面走査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】円筒ドラム本体の外面に感材を装着する
円筒外面走査装置では、従来から、円筒ドラム本体の外
面に多数の吸着手段を形成している。吸着手段には、真
空孔と、円筒ドラム本体の外面の円周方向に連続的に延
びる真空溝と、円筒ドラム本体の外面の円周方向に不連
続的に延びる真空溝とがある。
【0003】したがって、円筒外面走査装置と同様の技
術を円筒内面走査装置に適用することが考えられる。す
なわち、円筒ドラム本体の内面に多数の吸着手段を形成
することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、円筒外
面走査装置では、円筒ドラム本体の外部での加工作業で
あるため、円筒ドラム本体の外面に多数の吸着手段を加
工するのが容易であるが、円筒内面走査装置では、円筒
ドラム本体の内部での加工作業であるため、円筒ドラム
本体の内面に多数の吸着手段を加工するのが容易でな
い。このため、円筒内面走査装置では、加工費が増大す
るという第1の問題点がある。また、従来の装置におい
て円周方向の長さが異なる複数種類の感材に対応するに
は、軸方向に伸びる複数個の真空孔からなる真空孔列を
複数列設け、各真空孔から円周方向に伸びる真空溝を形
成していた。そして1つの真空孔列に属する複数の真空
孔に対して1つの吸引手段を接続していた。各真空孔列
を選択的に吸引することで円周方向長さが異なる複数サ
イズの感材が対応可能になるが、円周方向に断続する真
空溝を加工する費用は連続する真空溝を加工する費用よ
りも高いという問題があった。
【0005】また、円筒内面走査装置では、感材の円周
方向両側辺だけが内面に当接し、その両側辺間が内面か
ら浮いた状態、すなわち内面に沿わない状態になりやす
い。このため、内面に多数の吸着手段を形成しても、感
材に対する吸着力を発揮できないという第2の問題点が
あった。特に、曲げ剛性の大きいアルミベースの感材を
使用した場合に、問題になる。
【0006】それゆえに、本発明は、加工費の増大を防
止し、感材を内面に沿わせて吸着できる円筒内面走査装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
半円筒状の内面を有し、シート状の感材を固定するため
の円筒内面ドラム本体と、当該内面の中心軸に沿う光ビ
ームを円周方向および軸方向に走査するための移動光学
系とを含む円筒内面走査装置であって、内面に感材を吸
着固定する吸着手段、中心軸周りに回転することによ
り、内面の円周方向に沿って移動可能な回転アーム、お
よび回転アームに配設され、回転アームの回転移動に伴
って感材に当接することにより、当該感材を順次的に内
面に沿わせるスクィジィーローラを備える。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
発明において、吸着手段は、軸方向に一列状に配設され
た複数の真空孔と、各真空孔に連通する円周方向に連続
的に伸びる真空溝と、複数の真空孔に接続する吸引手段
と、を有し、スクィジィーローラは、軸方向に一列状に
配設された複数の真空孔近傍において感材に対する当接
を開始することを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
発明において、当接開始位置から円周方向所定の位置
に、さらに複数の真空孔を軸方向に一列状に配設し、当
接開始位置に位置する各真空孔の吸着開始と、当接開始
位置から円周方向所定の位置に位置する各真空孔の吸着
開始とを、スクィジィーローラの移動に同期させたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明においては、回転アームに
配設されたスクィジィーローラを、回転アームの回転移
動に伴って感材に当接させ、当該感材を順次的に内面に
沿わせるようにしている。この結果、少ない数の吸着手
段で、感材に対する高い吸着力が発揮される。したがっ
て、加工費が少なくてすみ、感材を内面に沿わせた状態
で固定できる。
【0011】請求項2の円筒内面走査装置では、どのサ
イズの感材も複数の真空孔に対向する位置に位置決めさ
れ、かつスクィジィーローラにより押圧されて真空溝に
密着している。このとき、真空漏れが生ずる箇所は真空
溝の断面部分だけである。したがって、溝の円周方向長
さが感材の円周方向長さより長くても、溝の中の真空状
態は維持できる。そのため、一つの内面で円周方向長さ
が異なる複数サイズの感材に対応できるようにする際で
あっても、各サイズの感材の各円周方向長さに対応させ
た断続的な真空溝を形成する必要がなく、各真空溝は円
周方向に連続させればよい。したがって、ドラムに対す
る加工費を上げることなく、複数のサイズの感材に対応
できる。また、感材の円周方向一方辺から順次固定され
ていくので、感材の位置決めが確実になる。
【0012】請求項3に係る発明においては、当接開始
位置から円周方向所定の位置に、さらに複数の真空孔を
軸方向に一列状に配設し、当接開始位置に位置する各真
空孔の吸着開始と、当接開始位置から円周方向所定の位
置に位置する各真空孔の吸着開始とを、スクィジィーロ
ーラの移動に同期させるようにしている。したがって、
感材の位置決めを確保したまま、吸着力を増大できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の円筒内面走査装置の構成を模
式的に示す構成図であり、図2は図1の円筒内面走査装
置の具体的外観構成を示す斜視図であり、図3は図1の
円筒内面走査装置を図2中に示す矢符A方向から見た分
解斜視図であり、図4は図1の円筒内面走査装置を図2
中に示す矢符B方向から見た側面図であり、図5は図1
の円筒内面走査装置を図2中に示す矢符C方向から見た
側面図である。以下、図1〜図5を用いて、本発明の実
施例を説明する。
【0014】図1〜図5において、円筒内面走査装置
は、シート状の感材1に対する描画の他、出力ユニット
2および感材収納ユニット3間での感材1の自動搬送、
感材1の位置決め、感材1へのパンチ孔の形成等を考慮
して構成されている。感材1としては、フィルム、紙を
ベースとするもの他、曲げ剛性の大きいアルミベースの
感材(いわゆる、PS版)に対しても適用される。円筒
内面走査装置は、感材1に印刷すべき内容を描画可能な
出力ユニット2と、未露光の感材1および露光済みの感
材1をそれぞれ個別に収納するための感材収納ユニット
3と、出力ユニット2および感材収納ユニット3を外囲
し、出力ユニット2および出力ユニット2の内部を外部
から遮光するためのハウジング4とを備える。ハウジン
グ4の出力ユニット2側一側面には、操作ユニット41
が設けられている。操作ユニット41には、モニタ41
Aと、操作キー41Bとが設けられている。
【0015】出力ユニット2は、大略的に、基台20
と、基台20上に載置され、ハウジング4を取り付ける
ためのシャーシ21と、基台20上に載置される円筒内
面ドラム本体22と、円筒内面ドラム本体22に装着さ
れた感材1に対して描画するための固定光学系23およ
び移動光学系24と、パスチェンジ搬送ユニット25
と、ドラム内搬送ユニット26と、穿孔装置27と、基
台20内に設けられる空圧制御ユニット28およびCP
U制御ユニット29とを備える。固定光学系23、移動
光学系24、ドラム内搬送ユニット26、穿孔装置27
は、円筒内面ドラム本体22と一体的に設けられてい
る。
【0016】感材収納ユニット3は、大略的に、未露光
の感材1を複数収納し、感材1を出力ユニット2側に供
給するための供給カセット31と、出力ユニット2側か
らの露光済みの感材1を複数収納するための収納カセッ
ト32と、パッド搬送ユニット33と、パッド搬送ユニ
ット33の上部に配設される搬送ユニット34とを備え
る。なお、出力ユニット2の基台20と、感材収納ユニ
ット3のカセットフレーム35とは、ボルト等により一
体的に結合されている。
【0017】感材1を円筒内面ドラム本体22にローデ
ィングする感材ローディング工程においては、パッド搬
送ユニット33は、供給カセット31から感材1を取り
出し、出力ユニット2のパスチェンジ搬送ユニット25
まで感材1を吸着搬送する。パスチェンジ搬送ユニット
25は、感材1を受け取り、円筒内面ドラム本体22ま
で搬送する。ドラム内搬送ユニット26は、円筒内面ド
ラム本体22内に感材1を搬入する。穿孔装置27は、
感材1の軸方向Xの位置決めを行う。ドラム内搬送ユニ
ット26は、また、感材1の円周方向Yの位置決めを行
う。
【0018】感材1に対して描画する描画工程において
は、固定光学系23および移動光学系24によって、軸
方向Xおよび円周方向Yに位置決めされた感材1に対し
て、円周方向Yおよび軸方向Xに露光が行われる。
【0019】感材1を円筒内面ドラム本体22から収納
カセット32にアンローディングする工程においては、
穿孔装置27は、露光済みの感材1にパンチ孔を形成す
る。ドラム内搬送ユニット26は、感材1を円筒内面ド
ラム本体22からパスチェンジ搬送ユニット25に排出
する。パスチェンジ搬送ユニット25は、感材1を受け
取り、搬送ユニット34まで搬送する。搬送ユニット3
4は、感材1を受け取り、収納カセット32まで搬送す
る。
【0020】次いで、出力ユニット2の各部の構成を詳
細に説明する。まず、円筒内面ドラム本体22について
説明する。円筒内面ドラム本体22に対する振動を吸収
するため、基台20の上部と円筒内面ドラム本体22と
の間に、4つの防振装置201(図3参照)が設けられ
る。円筒内面ドラム本体22は、アルミニウム合金材料
で、円弧面を有する半円筒状の内面(例えば、直径45
0mm)220を備えている。内面220の中心軸22
1方向の両端面22A,22Bには、開口部222,2
23がそれぞれ形成されている。また、内面220の2
つの上部端面22C,22Dには、中心軸221に平行
に開口部214が形成される。円筒内面ドラム本体22
の感材収納ユニット3側上部端面22Cには、内面22
0における感材1の円周方向Yの一側辺の位置決め原
点、すなわち主位置決め原点Y0を定めるため、開口部
214から中心軸221に向けてドラム内感材検出光セ
ンサSQ37が設けられる。
【0021】図6は、内面220を平面展開した状態を
示す図である。図6において、内面220は、例えば、
周長1100mm、軸方向長820mmに形成されてい
る。内面220には、領域M1に属する6つの真空孔2
25a1〜225a6と、領域M2に属する6つの真空
孔225b1〜225b6と、領域M3に属する2つの
真空孔225a7,225b7と、領域M4に属する4
つの真空孔225a8,225a9,225b8,22
5b9とが設けられている。このように4つの領域M1
〜M4にグループ分けしたのは、仮想線で示す種々のサ
イズに対応して、感材1を内面220に密着固定するた
めである。なお、真空孔225a1〜225a9は、主
位置決め原点Y0から所定の距離に軸方向Xに一列に並
べられている。また、真空孔225b1〜225b9も
同様に、主位置決め原点Y0からさらに離れた所定の距
離に軸方向Xに一列に並べられている。
【0022】また、内面220には、各領域M1〜M4
の各真空孔225a1〜225a9と、各真空孔226
b1〜226a9とを連通し、両上部端面22C,22
Dまで円周方向Yに延びる9本の真空溝229が形成さ
れている。複数の真空溝229を設けたのは、点で固定
するよりも線で固定する方が、固定力が増大するためで
ある。
【0023】なお、内面220における感材1の軸方向
Xの一側辺の位置決め原点、すなわち、副位置決め原点
X0は、円筒内面ドラム本体22の端面22Aから一定
の距離(たとえば、22mm)突出した位置に定められ
ている。また、円筒内面ドラム本体22の端面22Aに
は、感材1のジャムを検出するために、反射型のドラム
内感材検出光センサSQ37が設けられている(図1参
照)。また、内面220における感材1の搬入時におけ
る軸方向Xの一側辺の位置、すなわち、搬入時副位置決
め位置X1は、主位置決め原点Y0より円筒内面ドラム
本体22の端面22Aからさらに突出した位置に定めら
れている。
【0024】次いで、固定光学系23の構成について説
明する。固定光学系23は、その内部に、網点画像など
を表す画像信号によって変調した光ビームSBを出射す
るレーザ発振器と、レーザ発振器から出射された光ビー
ムSBを円筒内面ドラム本体22の中心軸221に沿っ
て出射する光学系とを有している。
【0025】次いで、図2を用いて、移動光学系24の
構成について説明する。移動光学系24は、中心軸22
1に平行、すなわち軸方向Xに延びる一対のレール24
0a,240bと、レール240a,240b間に横架
されレール240a,240bに沿って移動可能な副走
査ヘッドベース241と、副走査ヘッドベース241の
下部中央に固着され、軸方向Xに沿って移動可能な走査
ヘッド本体242と、円筒内面ドラム本体22の端面2
2A,22B上部にそれぞれ固着されたブラケット22
6a,226bと、ブラケット226a,226b間に
回転可能に軸支され、軸方向Xに平行に延び、副走査ヘ
ッドベース241に螺着されたボールネジ243と、ボ
ールネジ243を回転駆動する副走査モータM20とを
備える。
【0026】なお、一対のレール240a,240b
は、円筒内面ドラム本体22の上部端面22C,22D
に直接それぞれ敷設されている。これにより、開口部2
24がほとんど塞がれず、オペレータは、レール240
a,240bにじゃまされずに内面220まで容易に手
を伸ばすことができる。また、副走査ヘッドベース24
1の軸方向Xの長さは、短く(例えば、100mm)形
成されている。これにより、開口部224がほとんど塞
れず、オペレータは、副走査ヘッドベース241にじゃ
まされずに内面220まで容易に手を伸ばすことができ
る。また、ボールネジ243は、副走査ヘッドベース2
41のレール240b近傍に螺着されている。これによ
り、開口部224がほとんど塞がれず、オペレータは、
ボールネジ243にじゃまされずに内面220まで容易
に手を伸ばすことができる。
【0027】走査ヘッド本体242は、スピナモータM
44と、スピナモータM44に回転駆動され、固定光学
系23(図1参照)から出射された光ビームSBを内面
220に装着された感材1に対して円周方向Yに偏光す
る偏光器(図示せず)と、光ビームSBを内面220に
装着された感材へ結像するためのレンズ(図示せず)
と、レンズの絞りを調整するアイリスモータ(図示せ
ず)と、感材1の厚みに対応して結合位置を補正するた
めのフォーカスモータ(図示せず)等とを備えている。
また、副走査モータM20には、前述した副位置決め原
点X0を検出するため、副走査原点検出光センサSQ2
2(図1参照)とが設けられている。
【0028】次いで、図2を用いてパスチェンジ搬送ユ
ニット25の構成について説明する。パスチェンジ搬送
ユニット25は、一対のブラケット250a,250b
と、ブラケット250a,250b間に上下2段に横架
された一対の駆動ローラ251a0,251b0および
複数の従動ローラ251a1,…,251am,251
b1,…,251bnと、上側の各従動ローラ251a
1,…,251amに巻き掛けられた複数のベルト25
2aと、下側の各ローラ251b1,…,251bnに
巻き掛けられた複数のベルト252bと、駆動ローラ2
51b0を回転駆動する搬送モータM50(図3参照)
と、ブラケット250a,250bを回転軸253周り
に昇降させる搬送パス切換モータM51(図3参照)と
備える。
【0029】パスチェンジ搬送ユニット25は、円筒内
面ドラム本体22の感材収納ユニット3側上部端面22
C付近の開口部214上方と、パッド搬送ユニット33
および搬送ユニット34との間に配設されている。これ
により、開口部214がほとんど塞がれず、オペレータ
は、パスチェンジ搬送ユニット25にじゃまされずに内
面220まで容易に手を伸ばすことができる。また、搬
送パス切換モータM51を回転駆動することにより、パ
ッド搬送ユニット33から感材1を受け取るための搬送
経路と、搬送ユニット34に感材1を引き渡すための搬
送経路とを切り換え、1つのユニットを共用できる(図
1参照)。これにより、別の搬送ユニットを2個設ける
より小型化することができるため、開口部214を広く
しておくことができる。また、経済化も図れる。
【0030】パスチェンジ搬送ユニット25に関連し
て、感材1の通過を検出するための感材通過検出光セン
サSQ32,SQ50と、感材1の搬送路がロード側で
あるか、アンロード側であるかをそれぞれ検出する反射
型のパスロード側検出光センサSQ51aおよびパスア
ンロード側検出光センサSQ51bが設けられる(図1
参照)。
【0031】次いで、図2を用いてドラム内搬送ユニッ
ト26の構成を説明する。ドラム内搬送ユニット26
は、導排ローラユニット26Aと、回転アームユニット
26Bとを備える。導排ローラユニット26Aは、従動
ローラ251am,251bnの下方、開口部214レ
ール側240aに設けられる3つの導排ローラ26A1
a〜26A1cと、導排ローラ26A1aを回転駆動す
る感材導入モータM32とを備える。感材導入モータM
32を回転駆動することにより、パスチェンジ搬送ユニ
ット25から感材1を受け取って円筒内面ドラム本体2
2内部に引き込み、回転アームユニット26Bに渡すと
ともに、回転アームユニット26Bから受け取った感材
1を円筒内面ドラム本体22内部からパスチェンジ搬送
ユニット25に渡すことができる。
【0032】図7は、回転アームユニット26Bの詳細
な構成を示す斜視図である。回転アームユニット26B
は、ブラケット226a,226bにそれぞれ固着さ
れ、中心軸222周りまで延びるブラケット26B1
a,26B1bと、ブラケット26B1a,26B1に
それぞれ取り付けられ、中心軸222周りに回転可能な
プーリ26B2a,26B2bと、中心軸222に平行
にブラケット26B1a,26B1上部間に回転可能に
横架され、プーリ26B2a,26B2bを同期回転さ
せるための連結棒26B3と、プーリ26B2a,26
B2bおよび連結棒26B3間にそれぞれ巻き掛けられ
るベルト26B4a,26B4bと、プーリ26B2
a,26B2b間に横設され、プーリ26B2a,26
B2bと一体的に回転する回転アーム26B5と、プー
リ26B2aを回転させることにより回転アーム26B
5を内面220に沿って円周方向Yの任意の位置に移動
させるための回転アームモータM30とを備える。
【0033】回転アーム26B5は、プーリ26B2
a,26B2bにそれぞれ固着された舌片26B51
a,26B51bと、舌片26B51a,26B51b
間に横設された連結板26B52と、連結板26B52
に固着されたブラケット26B53,26B54と、ブ
ラケット26B53,26B54に回転可能にそれぞれ
横設された回転棒26B55,26B56と、回転棒2
6B56の左右にそれぞれ固定された複数の吸盤26B
57およびスクィジィーローラ26B58と、回転棒2
6B55の端部に設けられた偏心カム26B55aと、
回転棒26B56の一端部に設けられ、偏心カム26B
55aに当接する揺動片26B56aと、回転棒26B
55を回転させることにより、吸盤26B57とスクィ
ジィーローラ26B58とを選択的に内面220側に押
しつけるための感材引込みモータM31とを備える。な
お、ブラケット26B1a,26B1b、プーリ26B
2a,26B2bおよび舌片26B51a,26B51
bの中心軸222周りは、光ビームSBを透過させるた
めの窓孔が形成されている。
【0034】回転アームユニット26Bに関連して、回
転アームモータM30の回転原点を検出するための回転
アーム原点検出光センサSQ30と、感材引込みモータ
M31の回転原点を検出するためのスクィジィーローラ
原点検出光センサSQ31とが設けられている(図1参
照)。
【0035】図8は、回転アームユニット26Bの状態
を示す図である。特に、図8(a)は回転アーム26B
5の回転原点αと回転途中βとを示し、図8(b)は回
転アームユニット26Bの吸盤26B57とスクィジィ
ーローラ26B58との両方が内面220から浮いた原
点位置γを示し、図8(c)はスクィジィーローラ26
B58が内面220側に当接するスクィージ位置δを示
し、図(d)は吸盤26B57内面220側に当接する
吸着位置εを示している。図8(a)の両状態は、回転
アームモータM30の回転と回転アーム原点検出光セン
サSQ30の原点検出とにより達成される。図8(b)
〜図8(d)の各状態は、感材引込みモータM31の回
転と、スクィジィーローラ原点検出光センサSQ31の
原点検出により達成される。この各状態を用いることに
より、回転アームユニット26Bは、導排ローラユニッ
ト26Aから感材1を受け取って円筒内面ドラム本体2
2内部で搬送することにより主位置決めするとともに、
感材1を搬送することにより導排ローラユニット26A
に渡すことができる。
【0036】次いで、穿孔装置27の構成について説明
する。図9は、穿孔装置27の詳細な構成を示す斜視図
である。穿孔装置27は、大略的に、円筒内面ドラム本
体22の開口部222側に中心軸221に平行に敷設さ
れた一対のレール27Aa,27Abと、レール27A
a,27Ab上に横架され円弧状に形成された副走査方
向移動ブロック27Bと、副走査方向移動ブロック27
Bおよび円筒内面ドラム本体22間に回転可能で、中心
軸221に平行に横架されるボールネジ27Cと、ボー
ルネジ27Cを回転させることにより副走査方向移動ブ
ロック27Bを副走査方向に移動させる感材副位置決め
用モータM33と、副走査方向移動ブロック27B上を
中心軸221周りに回転移動可能な主走査方向移動ブロ
ック27Dと、副走査方向移動ブロック27Bの側面に
回転可能に設けられたウォーム27D1と、ウォーム2
7D1に噛合し、主走査方向移動ブロック27Dに固設
されたホイル27D1と、ウォーム27D1を回転駆動
することにより副走査方向移動ブロック27Bを回転さ
せるパンチャ主位置決め用モータM100と、主走査方
向移動ブロック27D上に固定され、感材1にパンチ孔
を形成させるための複数(例えば、5個)のパンチユニ
ット27Ea〜27Ee(27Ebのみ図示)および感
材1を副位置決めするための複数(例えば、2個)の副
位置決めユニット27Fa,27Fb(27Fbのみ図
示)とを備えている。
【0037】主走査方向移動ブロック27Dには、円周
方向に延び、パンチユニット27Ea〜27Eeおよび
副位置決めユニット27Fa,27Fbを取り付けるた
めの取付溝27D2と、円周方向に延び、パンチユニッ
ト27Ea〜27Eeから排出されたパンチカスを回収
するためのパンチカス回収溝27D3とが形成されてい
る。パンチカス回収溝27D3の円周方向ほぼ中央に
は、パンチカス回収孔27D3aが形成されている。
【0038】穿孔装置27に関連して、固定光学系23
から穿孔装置27方向に突出して設けられたフィン27
Gと、感材副位置決め用モータM33の側部に固設さ
れ、フィン27Gを検出する透過型の副位置決め原点検
出光センサSQ33とが設けられている。また、主走査
方向移動ブロック27Dに設けられたフィン27Hと、
副走査方向移動ブロック27Bの側部に固設され、フィ
ン27Hを検出する透過型の主位置決め原点検出光セン
サSQ100とが設けられている。
【0039】次いで、パンチユニット27Ea〜27E
eの構成について説明する。 各パンチユニット27E
a〜27Eeは、それぞれ同一構成を有している。した
がって、パンチユニット27Eaをその代表例として説
明する。図10は、パンチユニット27Eaの構成を示
す断面図である。パンチユニット27Eaは、大略的
に、パンチ棒27E1を上下移動可能に収納するパンチ
ユニット本体27E2と、パンチユニット本体27E2
下部に固着されるダイス27E3と、パンチユニット本
体27E2を取付溝27D2に固定するための固定部材
27E4と、固定部材27E4に固定されたパンチモー
タM101と、パンチモータM101の回転軸に取り付
けられたシャフト27E5と、シャフト27E5の中心
軸から偏心して設けられた偏心カム27E6と、パンチ
棒27E1上端に固設され、偏心カム27E6を挿入可
能で、小判型の長孔(図示せず)を有し、パンチモータ
M101の回転運動をパンチ棒27E1の上下運動に変
換する従動節27E7とを備えている。
【0040】パンチユニット本体27E2下部と、ダイ
ス27E3との間には、感材1の端部を挿入するための
感材挿入口27E8が形成される。ダイス27E5に
は、パンチ棒27E1の下部先端部と対応する位置にパ
ンチ孔形成孔27E9が設けられている。したがって、
パンチモータM101を回転駆動することにより、パン
チ棒27E1が上下運動し、感材挿入口27E8に挿入
された感材1を打ち抜き、感材1にパンチ孔を形成する
ことができる。これにより、パンチカスは、パンチ孔形
成孔27E9からパンチカス回収溝27D3に落下し、
パンチカス回収孔27D3aおよびじょうろ27D4を
介して、パンチカス回収箱27D5に落下する。なお、
パンチ棒27E1の先端形状は、丸穴形状や長孔形状等
が用いられる。
【0041】パンチユニット27Eaに関連して、シャ
フト27E5と同期回転する変形円板27E10と、パ
ンチモータM101の上部に固設され変形円板27E1
0を検出することにより、パンチ棒27E1の上下動を
確認するための反射型のパンチ原点検出光センサSQ1
01とが設けられている。なお、パンチユニット27E
b〜27Eeは、パンチユニット27Eaと同一構成を
有しているが、パンチモータM102,…、パンチ原点
検出光センサSQ102,…をそれぞれ用いている。
【0042】次いで、副位置決めユニット27Fa,2
7Fbの構成について説明する。副位置決めユニット2
7Fa,27Fbは、それぞれ同一構成を有している。
したがって、副位置決めユニット27Faをその代表例
として説明する。図11は、副位置決めユニット27F
aの構成を示す側面図である。副位置決めユニット27
Faは、大略的に、感材副位置決め駆動用ソレノイドS
L35aと、感材副位置決め駆動用ソレノイドSL35
aを固定するとともに、取付溝27D2に固定するため
の固定部材27F1と、固定部材27F1に固着された
コの字状のブラケット27F2と、ブラケット27F2
に回転可能に横架された回転棒27F3と、回転棒27
F3に固着され、感材副位置決め駆動用ソレノイドSL
35aにより回転棒27F3周りに回動されるL字状の
アーム27F4と、アーム27F4の先端に固着される
ストッパ27F5とを備える。
【0043】なお、副位置決めユニット27Fbは、副
位置決めユニット27Faと同じ構成を有しているが、
駆動用ソレノイドSL35aに代えて駆動用ソレノイド
SL35bを用いている。
【0044】感材副位置決め駆動用ソレノイドSL35
a,SL35bをそれぞれ駆動すると、アーム27F4
が回転棒27F3周りに回転し、ストッパ27F5が下
降する。したがって、感材副位置決め用モータM33を
回転駆動することにより、感材1を搬入時副位置決め位
置X1から副位置決め原点X0に移動させることができ
る。なお、このストッパ27F5の下降時におけるスト
ッパ27F5の円筒内面ドラム本体22側先端27F5
1は、感材挿入口27E8の円筒内面ドラム本体22側
先端27E81よりも円筒内面ドラム本体22側に位置
するよう構成されている。これは、パンチユニット27
Eb〜27Eeの先端27E81がストッパ27F5よ
り先に感材1の端部に当接するのを防止するためであ
る。
【0045】次いで、空圧制御ユニット28の構成につ
いて説明する。図12は、空圧制御ユニット28の構成
を示す回路図である。空圧制御ユニット28は、真空ポ
ンプVP70a,VP70bと、電磁弁V76a〜V7
6c,V77a〜V77c,V78と、真空スイッチP
70a等とを備える。
【0046】真空ポンプVP70aは、円筒内面ドラム
本体22の内面222の領域M1の真空孔真空孔225
a1〜225a6、回転アームユニット26Bの吸盤2
6B57、およびパッド搬送ユニット33の吸盤335
a,335b,335cを真空にする。真空ポンプVP
70bは、円筒内面ドラム本体22の内面222の領域
M2〜M4の真空孔225a7〜225a9,真空孔2
25b1〜225b9を真空にする。電磁弁V76a
は、菊版サイズ吸着時、真空ポンプVP70aによって
円筒内面ドラム本体22の内面222の領域M1の真空
孔225a1〜225a6を真空にするか否かを選択す
る。電磁弁V76bは、四六版サイズ吸着時、領域M3
の真空孔225a7,225b7を真空にするか否かを
選択する。電磁弁V76cは、菊全サイズ吸着時、領域
M4の真空孔225a8,225a9,225b8,2
25b9を真空にするか否かを選択する。
【0047】真空スイッチP70aは、真空ポンプVP
70aの駆動により吸盤335a,335b,335c
および吸盤26B57で感材1を吸引可能な気圧に低下
したとき真空ポンプVP70aから吸盤335a,33
5b,335cおよび吸盤26B57への経路を開く。
電磁弁V77aは、菊版サイズ吸着時、吸盤335aを
真空にするか否かを選択する。電磁弁V77bは、四六
版サイズ吸着時、吸盤335bを真空にするか否かを選
択する。電磁弁V77cは、菊全サイズ吸着時、吸盤3
35cを真空にするか否かを選択する。電磁弁V78
は、ドラム内吸着搬送時、回転アームユニット26Bの
吸盤26B57を真空にするか否かを選択する。
【0048】次いで、CPU制御ユニット29の構成を
説明する。図13は、CPU制御ユニット29の構成を
示すブロック回路図である。CPU制御ユニット29に
は、システムバス291が設けられている。システムバ
ス291には、CPU292と、ROM293と、RA
M294と、操作ユニット41と、図示しない画像入力
装置や画像編集装置等から感材1に描画すべき画像信号
を受け取るための入出力IF295と、各ユニットのセ
ンサ、モータ等とのインタフェイスをとるための固定光
学系用IF296、移動光学系用IF297、空圧制御
ユニット用IF298、パンチユニット用IF299、
ドラム内搬送ユニット用IF2910、パスチェンジ搬
送ユニット用IF2911、供給カセット用IF291
2と、収納カセット用IF2913、パッド搬送ユニッ
ト用IF2914および搬送ユニット用IF2915と
が接続されている。
【0049】ROM293には、CPU292を動作さ
せるためのプログラムが予め格納されている。CPU2
92は、ROM293に格納されたプログラムにしたが
って、各IFを介して各ユニットを制御する。RAMに
は、入出力IF295を介してオンラインで受け取った
画像データが一時的に格納されるとともに、内部にタイ
マ、カウンタ、補正データ等が格納される。
【0050】次いで、感材収納ユニット3の構成につい
て説明する(図2参照)。まず、供給カセット31,収
納カセット32の構成について説明する。供給カセット
31は、前面上部に設けられた開閉扉310と、開閉扉
310の右側面に設けられた取っ手311と、取っ手3
11の上部に設けら、開閉扉310をロックするための
ロックハンドル312と、開閉扉310の左右両側面に
設けられ、開閉扉310を自動開閉するための複数のク
ラッチ313とを備えている。収納カセット32は、供
給カセット31と同様に構成されており、開閉扉32
0、取っ手321と、ロックハンドル322、クラッチ
323とを備えている。供給カセット31および収納カ
セット32は、その内部に種々のサイズの感材1(例え
ば、550mm×650mm〜820mm×1030m
m)を複数ストックできるスペースを有している。
【0051】供給カセット31に関連して、クラッチ3
13に噛み合って回転駆動することにより開閉扉310
を開閉させるための供給カセット扉開閉用クラッチモー
タM67と、開閉扉310の開閉状態を検出するための
反射型の供給カセット扉開閉検出光センサSQ67と、
供給カセット扉開閉用クラッチモータM67をクラッチ
313に噛み合わせるための透過型の供給カセット開閉
クラッチ原点検出光センサSQ67a,SQ67bと、
供給カセット31に収納された感材1のサイズを検出す
るための反射型の供給感材サイズ検出光センサSQ62
a,SQ62bとが設けらる。また、収納カセット32
に関連して、供給カセット31の場合と同様に、収納カ
セット扉開閉用クラッチモータM68と、収納カセット
扉開閉検出光センサSQ67と、収納カセット開閉クラ
ッチ原点検出光センサSQ68a,SQ68bと、収納
感材サイズ検出光センサSQ62c,SQ62dとが設
けられる(図1参照)。
【0052】次いで、図2を用いてパッド搬送ユニット
33の構成について説明する。パッド搬送ユニット33
は、一対のブラケット330a,330bと、ブラケッ
ト330aに設けられたプーリ331a,331bと、
ブラケット330bに設けられたプーリ331c,33
1dと、プーリ331a,331b間に巻き掛けられた
ベルト332aと、プーリ331c,331d間に巻き
掛けられたベルト332bと、プーリ331a,331
b,331c,331dを同期回転させるための連結棒
333と、ベルト332a,332bに係止され、軸周
りに回転可能な移動アーム334と、移動アーム334
に取り付けられた3つの吸盤335a,335b,33
5cと、プーリ331aを回転させることにより、吸盤
335a,335b,335cを移動させるための吸盤
移動モータM52とを備える。
【0053】パッド搬送ユニット33に関連して、感材
1の排出側に設けられ、感材1をパスチェンジ搬送ユニ
ット25側に供給可能か否か、感材1の搬送に支障が生
じているか否かを検出するための透過型の感材吸着搬送
側検出光センサSQ52aと、吸盤335a,335
b,335cが感材1を吸着可能な場所に位置している
か否かを検出するための透過型の感材吸着吸着側検出光
センサSQ52bとが設けられる(図1参照)。
【0054】次いで、搬送ユニット34の構成について
説明する。搬送ユニット34は、一対のブラケット34
0a,340bと、ブラケット340a,340b間に
上下2段に横架された複数のローラ341a1,…,3
41am,341b1,…,314bnと、各ローラ3
41a1,…,341amに巻き掛けられた複数のベル
ト342aと、各ローラ341b1,…,314bnに
巻き掛けられた複数のベルト342bと、ローラ314
bnを回転駆動する搬送モータM60とを備える。搬送
ユニット34に関連して、感材1の搬送に支障が生じて
いるか否かを検出するための反射型の感材通過検出光セ
ンサSQ60が設けられる。
【0055】次いで、図14に示すフローチャートにし
たがって、動作を説明する。図14は、円筒内面走査装
置についてオペレータおよびCPU292が処理するフ
ローチャートである。まず、オペレータは、ステップS
1において未露光の感材をセッティングする。ステップ
S1の詳細を以下に示す。まず、オペレータは、ハウジ
ング4を開き、感材収納ユニット3から供給カセット3
1を取り出し、暗室において、ロックハンドル322を
ロック解除状態にして開閉扉310を開け、供給カセッ
ト31内に未露光の感材1を必要に応じて複数枚収納す
る。その際、オペレータは、感材1のベース面が開閉扉
310側に向くように、感材1を供給カセット31内に
収納しておく。これは、感材1の露光面を中心軸221
側に向けることにより描画できるようにし、かつ感材1
のベース面を内面200に当接させることにより搬送時
における露光面の損傷を防止するためである。また、感
材1の収納の際、感材1の左方側辺を供給カセット31
の左方端に寄せておく。これは、感材1の左方側辺を内
面220から少し突出させ、穿孔装置27による副位置
合わせと、パンチ孔の形成とを可能にするためである。
ストック完了後、オペレータは、開閉扉310を閉じロ
ックハンドル322をロック状態にして供給カセット3
1を感材収納ユニット3内に戻し、ロックハンドル32
2をロック解除状態にする。
【0056】次いで、オペレータは、ステップS2にお
いて、操作ユニット41を操作して、感材データをセッ
ティングする。ステップS2の詳細を以下に示す。オペ
レータは、操作ユニット41を操作して、ユーザが使用
するSELECT画面(図15参照)をモニタ41A上
に呼び出す。Locl SELECT画面には、ファイ
ルナンバと、ファイル名と、次に選択可能な画面NEX
T PAGEと、PLATE SETとが表示されてい
る。オペレータが例えばファイルナンバ2と、PLAT
E SETとを選択すると、モニタ41A上にPLAT
SET画面(図16参照)が呼び出される。
【0057】PLATE SET画面には、SELEC
T画面に表示されるファイルナンバおよびファイル名
と、供給カセット31に収納した感材サイズと、感材の
厚みと、パンチのピッチ間隔と円周方向の適用感材サイ
ズとの対応を表すパンチデータを格納したファイルナン
バを表すパンチナンバとが表示されている。オペレータ
は、例えば、感材サイズの欄に供給カセット31に収納
した感材1の円周方向のサイズ1000mmと、軸方向
のサイズ800mmと、感材の厚みの欄に0.24mm
と、ふところサイズの欄に6.0mmと、PUNCH
データの欄に2とをそれぞれ入力する。オペレータがP
UNCH データの欄に2を入力すると、PUNCH
DATA画面(図17参照)が呼び出される。
【0058】PUNCH DATA画面には、PLAT
E SET画面に表示されるファイルナンバと、COM
MENTと、パンチのピッチ間隔と、適用される感材サ
イズとが表示されている。
【0059】オペレータは、PUNCH DATA画面
で種々の印刷機のピンピッチに合わせたパンチデータフ
ァイルを一旦作成してRAM294に登録しておけば、
PLATE SET画面でPunch データの欄にパ
ンチデータファイルの番号を入力するだけでよい。ま
た、PLATE SET画面で通常使用する感材のサイ
ズ、感材の厚み、ふところサイズ、ピンピッチに合わせ
たファイルを一旦作成してRAM294に登録しておけ
ば、オペレータは、PLATE SELECT画面でフ
ァイルの番号を入力するだけで感材描画をスタートでき
る。このような作業が終わると、オペレータは、操作キ
ー41Bのスタートボタンを押す。
【0060】なお、セット時に特定のメインテナンス番
号を入力すれば、図18に示すLORDING PAR
AMETER SET画面が呼び出される。このLOR
DING PARAMETER SET画面の呼び出し
は、出力ユニット2の組立時における穿孔装置27の各
パンチユニット27Ea〜27Eeの組立調整や、出荷
後の各パンチユニット27Ea〜27Eeの交換に伴う
組立調整時に行われる。
【0061】メインテナンスを行うオペレータは、穿孔
装置27にパンチユニット27Ea〜27Eeを搭載し
て、感材副位置決め用モータM33の軸方向Xの原点の
ズレM33−0と、各パンチユニット27Ea〜27E
eの搭載位置に起因する軸方向Xの穿孔位置のズレM3
3−1〜M33−5と、パンチャ主位置決め用モータM
100の円周方向Yの原点のズレM100−0と、各パ
ンチユニット27Ea〜27Eeの搭載位置に起因する
円周方向Yの穿孔位置のズレM100−1〜M100−
5とを測定する。このようなズレは、パンチユニット2
7Ea〜27Eeの搭載位置を測定する他、感材1に形
成したパンチ孔の位置を測定することにより行われる。
メインテナンスを行うオペレータは、LORDING
PARAMETER SET画面を呼び出し、測定した
軸方向Xおよび円周方向Yのズレを入力し、RAM29
4に登録する。なお、CPU292は、RAM294に
登録されたズレを考慮して、感材副位置決め用モータM
33,パンチャ主位置決め用モータM100を回転駆動
することにより、各パンチユニット27Ea〜27Ee
の穿孔位置を所定の穿孔位置に移動させる。登録が終わ
ると、PUNCHDATA SET画面が呼び出される
(図19参照)。
【0062】PUNCH DATA SET画面では、
ユーザが用いるPUNCH DATA画面のピッチサイ
ズ 感材サイズのほか、○で示す使用するパンチユニッ
トの番号と、円周方向Yの原点ズレおよびパンチユニッ
トのズレの補正後のオフセットとが表示される。これに
より、メインテナンスを行うオペレータは、円周方向Y
の位置ズレ補正の完了を確認することができる。なお、
PUNCH DATASET画面と同様に、軸方向Xの
原点ズレおよびパンチユニットのズレの補正後のオフセ
ットを表示するようにしてもよい。
【0063】スタートボタンが押されると、CPU29
2は、ROMに予め記憶されたプログラムにしたがっ
て、感材1を供給カセット31から円筒内面ドラム本体
22の内面220の所定の位置へ搬送する感材ローディ
ングモード(ステップS3)と、内面220に装着され
た感材1に対して露光する露光モード(ステップS4)
と、内面220装着された感材1を円筒内面ドラム本体
22から収納カセット32へ搬送するアンローディング
モード(ステップS5)とを順次実行する。なお、ステ
ップS3,S5については、後述する。
【0064】ステップS5が終了すると、オペレータ
は、ステップS6において、露光済みの感材1を取り出
す。すなわち、オペレータは、まずハウジング4を開
き、感材収納ユニット3から収納カセット32を取り出
し、暗室において、ロックハンドル332をロック解除
状態にして開閉扉310を開け、収納カセット32から
露光済みの感材1を取り出す。次いで、空になった、収
納カセット32を感材収納ユニット3に戻す。露光済み
の感材1は、現像工程を経た後、印刷工程に回される。
【0065】次いで、ステップS3の詳細を説明する。
図20は、ステップS3の詳細を示すフローチャートで
ある。また、図21は、図20のステップS35〜S3
8におけるドラム内搬送ユニット26および穿孔装置2
7の動作を示す図である。感材ローディングモードで
は、まず、CPU292は、供給カセット開閉クラッチ
原点検出光センサSQ67a,SQ67bで供給カセッ
ト扉開閉用クラッチモータM67とクラッチ313とが
噛合しているか確かめ、供給カセット扉開閉用クラッチ
モータM67を回転駆動することにより、供給カセット
31の開閉扉310をオープンする(ステップS3
1)。なお、CPU292は、開閉扉310がオープン
していることを供給カセット扉開閉検出光センサSQ6
7で確かめ、供給感材サイズ検出光センサSQ62a,
SQ62bで感材1のサイズを調べ、調べた感材1のサ
イズと操作ユニット41で設定された感材サイズとがほ
ぼ一致しているか判断する。一致していなければ、CP
U292は、操作ユニット41のモニタ41Aにエラー
表示を行う。
【0066】一致していれば、ステップS32に進み、
CPU292は、搬送パス切換モータM51を正回転さ
せることにより、パスチェンジ搬送ユニット25をロー
ディング位置にセットする。すなわち、パスチェンジ搬
送ユニット25を下降させ、パッド搬送ユニット33の
感材搬送経路に一致させる。
【0067】次いで、CPU292は、パッド搬送ユニ
ット33に感材を吸着搬送させる(ステップS33)。
すなわち、CPU292は、パッド搬送ユニット33の
吸盤移動モータM52を逆回転駆動して、吸盤335
a,335b,335cを初期位置から供給カセット3
1の感材1まで移動させる。感材吸着吸着側検出光セン
サSQ52bが吸盤335a,335b,335cを検
出すると、CPU292は、パッド搬送ユニット33の
吸盤移動モータM52を逆回転駆動を停止する。その結
果、吸盤335a,335b,335cは、感材1のベ
ース面に当接する。次いで、CPU292は、真空ポン
プVP70aを動作させ、真空スイッチP70により真
空ポンプVP70aによる真空状態を検出する。また、
CPU292は、RAM294に設定した第1タイマT
1を作動させる。
【0068】真空スイッチP70がオンしていないなら
ば、CPU292は、第1タイマT1の経時時間T1が
予めRAM294に格納されている吸引時間TP1を超
えたか否かを判断する。吸引時間TP1は、真空ポンプ
VP70aが正常に動作して感材1を吸引に要する時間
である。したがって、T1>TP1ならば、吸盤335
a,335b,335cは、感材1を確実に吸着できて
おらず、誤動作状態になっているものと考えられる。そ
こで、CPU292は、感材1の吸着動作がエラーであ
ると判断して、モニタ41Aにエラー表示を行う。
【0069】吸引時間TP内に真空スイッチP70がオ
ンすると、CPU292は、感材サイズに応じた吸着電
磁弁V77a〜V77cをオンさせる。これにより、吸
盤335a,335b,335cが感材1に吸着する。
次いで、吸盤移動モータM52を正回転駆動して、感材
1を供給カセット31から取り出し、パスチェンジ搬送
ユニット25側へ搬送する。これにより、感材1は、円
弧状に曲げられつつパスチェンジ搬送ユニット25へ向
けて搬送される。
【0070】また、CPU292は、吸盤移動モータM
52を正回転駆動と同時にRAM294に設定した第2
タイマT2を作動させ、第2タイマT2の経時時間T2
が予めRAM294に格納されている搬送時間TP2を
超えたか否かを判断する。搬送時間TP2は、パッド搬
送ユニット33が正常に動作した場合に感材吸着吸着側
検出光センサSQ52bが感材1の搬送方向先端を検出
するまでに要する時間である。したがって、T2>TP
2のときには、パッド搬送ユニット33内で搬送エラー
が発生している蓋然性が高い。この場合、CPU292
は、感材1の搬送エラーと判断して、モニタ41Aにエ
ラー表示を行う。T2<TP2内に感材吸着吸着側検出
光センサSQ52bにより、感材1の搬送方向先端を検
出すると、CPU292は、吸盤移動モータM52の正
回転駆動を停止するとともに、電磁弁V77a〜V77
cをオフさせる。
【0071】次いで、CPU292は、パスチェンジ搬
送ユニット25に感材1を搬送させる(ステップS3
4)。すなわち、CPU292は、パスロード側検出光
センサSQ51aにより感材1の搬送方向先端を検出す
ると、搬送モータM50を正回転駆動する。このとき、
感材1の搬送方向先端は、パスチェンジ搬送ユニット2
5の駆動ローラ251a0,251b0間に挟まれてい
る。これにより、感材1が、パッド搬送ユニット33か
らパスチェンジ搬送ユニット25側に搬送され続ける。
CPU292は、搬送モータM50の正回転駆動と同時
にRAM294に設定した第3タイマT3を作動させ、
第3タイマT3の経時時間T3が予めRAM294に格
納されている搬送時間TP3を超えたか否かを判断す
る。搬送時間TP3は、パスチェンジ搬送ユニット25
が正常に動作した場合に感材通過検出光センサSQ50
が感材1の搬送方向先端を検出してから感材通過検出光
センサSQ32が感材1の搬送方向先端を検出するまで
に要する時間である。したがって、T3>TP3のとき
には、パスチェンジ搬送ユニット25内で搬送エラーが
発生している蓋然性が高い。この場合、CPU292
は、感材1の搬送エラーと判断して、モニタ41Aにエ
ラー表示を行う。
【0072】T3<TP3のときには、CPU292
は、搬送モータM50の回転駆動を継続する。これによ
り、感材1は、円弧状に曲げられつつドラム内搬送ユニ
ット26へ向けて搬送される。
【0073】次いで、CPU292は、ドラム内搬送ユ
ニット26に感材1をドラム内に引き込ませる(ステッ
プS35)。図22は、ステップS35の詳細を示すフ
ローチャートである。まず、CPU292は、感材通過
検出光センサSQ32により感材1の搬送方向先端を検
出すると、感材導入モータM32を正回転駆動すること
により、感材1を導排ローラ26Aにより円筒内面ドラ
ム本体22内に送り込む(ステップS351)。次い
で、CPU292は、回転アームユニット26Bの回転
アームモータM30を逆回転駆動することにより、回転
アーム26B5を導排ローラ26A側の吸着位置まで回
転移動させる(ステップS352)。次いで、CPU2
92は、感材引込みモータM31を正回転駆動し、ドラ
ム内吸着搬送電磁弁V78をオンさせる。これにより、
吸盤26B57は、感材1の感光面に当接し、感材1に
吸着する(ステップS353、図21(a)参照)。次
いで、CPU292は、感材引込みモータM31を逆回
転駆動させ吸盤26B57を原点位置に戻し、回転アー
ムモータM30を正回転駆動する。これにより感材1の
搬送方向先端が浮き上がり、感材1が円筒内面ドラム本
体22内に完全に引き込まれる(ステップS354、図
21(b)参照)。回転アーム原点検出光センサSQ3
0により、回転アーム26B5の原点を検出すると、C
PU292は、回転アームモータM30の正回転駆動を
停止し、ドラム内吸着搬送電磁弁V78をオフさせる。
これにより、吸盤26B57は、感材1に対する吸着を
解除する(ステップS355)。
【0074】次いで、CPU292は、ステップS36
において、感材の副位置決め動作を実行する。図23
は、ステップS36の詳細を示すフローチャートであ
る。まず、CPU292は、感材副位置決め用モータM
33の原点を設定する(ステップS361)。すなわ
ち、CPU292は、感材副位置決め用モータM33を
正逆転駆動させることにより、副位置決め原点検出光セ
ンサSQ33をフィン27G近傍で軸方向Xに移動させ
る。次いで、CPU292は、副位置決め原点検出光セ
ンサSQ33がオンしたか、すなわちフィン27Gを検
出したか否かを判断し(ステップS362)、検出する
までステップS361,S362を実行する。フィン2
7Gを検出すると、パンチャ主位置決め用モータM10
0の原点を設定する(ステップS363)。すなわち、
CPU292は、パンチャ主位置決め用モータM100
を正逆転駆動させることにより、主位置決め原点検出光
センサSQ100をフィン27H近傍で円周方向Yに移
動させる。次いで、CPU292は、主位置決め原点検
出光センサSQ100がフィン27Hを検出したか否か
を判断し(ステップS364)、検出するまでステップ
S363,364を実行する。
【0075】次いで、CPU292は、パンチモータM
101,M102,…を順次駆動し、パンチユニット2
7Ea〜27Eeの空打ちを行う(ステップS365,
S366)。これは、パンチ孔形成孔27E9に溜まっ
たパンチカスを空打ちによる振動と、自重でパンチ回収
溝27Dに落とし、感材挿入口27E8にパンチカスが
入るのを防止するためである。
【0076】次いで、CPU292は、副位置決めユニ
ット27Fa,27Fbの感材副位置決め駆動用ソレノ
イドSL35a,SL35bをオンする(ステップS3
67)。これにより、ストッパ27F5は、下方に下が
る。次いで、CPU292は、感材副位置決め用モータ
M33を予め定められたパルス数正回転駆動することに
より、穿孔装置27を感材1に向けて、軸方向Xに移動
させる(図21(c)参照)。したがって、ストッパ2
7F5が感材1の端部に当たり、感材1の端辺が所定の
副走査位置で、円周方向Yに平行にセットされ、副位置
決めが行われる(ステップS368)。
【0077】次いで、CPU292は、ステップS37
において、感材の主位置決め動作を実行する。図24
は、ステップS37の詳細を示すフローチャートであ
る。CPU292は、まず、ステップS371におい
て、感材副位置決め駆動用ソレノイドSL35a,SL
35bを駆動したまま、回転アームモータM30を逆回
転駆動することにより、回転アーム26B5を導排ロー
ラ26A側の吸着位置まで正回転移動させる。次いで、
CPU292は、感材引込みモータM31を正回転駆動
し、ドラム内吸着搬送電磁弁V78をオンさせる。これ
により、吸盤26B57は、感材1の感光面に当接し、
感材1に吸着する(ステップS372)(図8(d)参
照)。次いで、CPU292は、感材引込みモータM3
1を逆回転駆動させ吸盤26B57を原点位置に戻し
(図8(b)参照)、回転アームモータM30をさらに
逆回転駆動することにより、感材1の円周方向の位置決
めを行う(ステップS373)。これにより感材1の搬
送方向後端が浮き上がり、感材1が回転アームユニット
26B側に引き戻される(図21(d)参照)。次い
で、CPU292は、主走査方向感材位置決め光センサ
SQ34が感材1の搬送方向後端を検出したか否か判断
する(ステップS374)。主走査方向感材位置決め光
センサSQ34が感材1の搬送方向後端を検出すると
(図21(e)参照)、CPU292は、感材引込みモ
ータM31を回転させ、スクィジィーローラ26B58
をスクィージ位置にセットする(ステップS375、図
21(f)参照)。すなわち、スクィジィーローラ26
B58を下降させる。この位置は、真空孔225a1〜
225a6のある領域M1上である。これにより、感材
は領域M1で内面220に固着される。次いで、CPU
292は、ドラム内吸着搬送電磁弁V78をオフさせる
ことにより、吸盤26B57の吸着を解除する(ステッ
プS376)(図8(c)参照)。次いで、CPU29
2は、スクィジィーローラ26B58で感材1をスクィ
ジィーさせながら、回転アームモータM30を正回転さ
せることにより回転アーム26B5を原点位置まで戻す
(ステップS377)。これにより、感材1が内面22
0に沿ってならされる。次いで、CPU292は、回転
アーム原点検出光センサSQ30が回転アーム26B5
の原点を検出すると、回転アームモータM30の正回転
駆動を停止する。
【0078】次いで、CPU292は、ステップS38
において、感材の固定動作を実行する。図25は、ステ
ップS38の詳細を示すフローチャートである。CPU
292は、まず、主走査方向感材位置決め光センサSQ
34が感材1の搬送方向後端を検出すると、菊版サイズ
吸着電磁弁V76aをオンさせる(ステップS38
1)。これにより、領域M1の真空孔225a1〜22
5a6と、これに連通する真空溝229が負圧になる。
このとき、感材1は、スクィジィーローラ26B58に
より、領域M1付近をスクィジィーされている。このた
め、領域M1付近の感材1は、内面220に吸着固定さ
れる。次いで、CPU292は、ドラム内吸着搬送電磁
弁V78をオンさせる(ステップS382)。これによ
り、領域M2の真空孔225b1〜225b6と、これ
に連通する真空溝が負圧になる。このとき、スクィジィ
ーローラ26B58は、領域M2付近をスクィジィーし
ている。このため、領域M2付近の感材1は、内面22
0に吸着固定される。
【0079】次いで、CPU292は、感材副位置決め
用モータM33を逆回転駆動することにより、原点にセ
ットする(ステップS383)。次いで、副位置決め原
点検出光センサSQ33がオンしたか判断する(ステッ
プS384)。次いで、CPU292は、副位置決めユ
ニット27Fa,27Fbの感材副位置決め駆動用ソレ
ノイドSL35a,SL35bをオフする(ステップS
385)。これにより、ストッパ27F5は、上方に上
がる。これにより、感材1の全範囲に渡って露光が可能
になる。
【0080】次いで、ステップS5の詳細を説明する。
図26は、ステップS5の詳細を示すフローチャートで
ある。感材アンローディングモードでは、まず、CPU
292は、収納カセット開閉クラッチ原点検出光センサ
SQ68a,SQ68bで収納カセット扉開閉用クラッ
チモータM68とクラッチ313とが噛合しているか確
かめ、収納カセット扉開閉用クラッチモータM68を回
転駆動することにより、収納カセット32の開閉扉32
0をオープンする(ステップS51)。なお、CPU2
92は、開閉扉320がオープンしていることを収納カ
セット扉開閉検出光センサSQ68で確かめ、収納カセ
ット開閉クラッチ原点検出光センサSQ68a,SQ6
8bで感材1のサイズを調べ、調べた感材1のサイズと
操作ユニット41で設定された感材サイズとがほぼ一致
しているか判断する。一致していなければ、CPU29
2は、操作ユニット41のモニタ41Aにエラー表示を
行う。
【0081】一致していれば、ステップS52に進み、
CPU292は、搬送パス切換モータM51を逆回転さ
せることにより、パスチェンジ搬送ユニット25をアン
ローディング位置にセットする。すなわち、パスチェン
ジ搬送ユニット25を上昇させ、搬送ユニット34の感
材搬送経路に一致させる。これにより、感材1のパスチ
ェンジ搬送ユニット25から搬送ユニット34への搬送
が可能になる。
【0082】次いで、CPU292は、感材1のパンチ
動作を実行する(ステップS53)。図27は、ステッ
プS53の詳細を示すフローチャートである。まず、C
PU292は、感材1の副走査方向のサイズに基づい
て、パンチャ主位置決め用モータM100の回転量を計
算し、計算結果に基づいて、パンチャ主位置決め用モー
タM100を回転駆動する(ステップS531)。これ
により、パンチユニット27Eaのパンチ孔形成孔27
E9が感材1の主走査方向感材位置決め光センサSQ3
4近傍端部から円周方向所定の距離にセットされる。次
いで、CPU292は、感材1のふところ寸法に基づい
て、感材副位置決め用モータM33の回転量を計算し、
計算結果に基づいて、感材副位置決め用モータM33を
回転駆動する(ステップS532)。これにより、感材
1の軸方向端部が各パンチユニット27Ea〜27Ee
の感材挿入口27E8に貫入するともに、パンチユニッ
ト27Eaのパンチ孔形成孔27E9が感材1の軸方向
端部から所定の距離にセットされる。次いで、CPU2
92は、パンチモータM101を回転駆動することによ
り、感材1をパンチする(ステップS533)。これに
より、感材1に対し、1個目のパンチ孔が正確に形成さ
れる。
【0083】次いで、CPU292は、補正量、すなわ
ちパンチユニット27Eaに対するパンチユニット27
Ebのパンチ孔形成孔27E9の円周方向のズレ量に基
づいて、パンチャ主位置決め用モータM100の回転量
を計算し、計算結果に基づいて、パンチャ主位置決め用
モータM100を回転駆動する(ステップS534)。
これにより、パンチユニット27Eaに対する位置ズレ
にも拘わらず、パンチユニット27Ebのパンチ孔形成
孔27E9が感材1の主走査方向感材位置決め光センサ
SQ34近傍端部から円周方向所定の距離にセットされ
る。次いで、CPU292は、補正量、すなわちパンチ
ユニット27Eaに対するパンチユニット27Ebのパ
ンチ孔形成孔27E9の中心軸方向のズレ量に基づい
て、感材副位置決め用モータM33の回転量を計算し、
計算結果に基づいて感材副位置決め用モータM33を回
転駆動する(ステップS535)。これにより、パンチ
ユニット27Ebのパンチ孔形成孔27E9が感材1の
軸方向端部から所定の距離にセットされる。次いで、C
PU292は、パンチモータM102を回転駆動するこ
とにより、感材1をパンチする(ステップS536)。
これにより、感材1に対し、2個目のパンチ孔が正確に
形成される。
【0084】次いで、CPU292は、感材副位置決め
用モータM33の原点を設定する(ステップS53
7)。すなわち、CPU292は、感材副位置決め用モ
ータM33を正逆転駆動させることにより、副位置決め
原点検出光センサSQ33をフィン27G近傍で軸方向
Xに移動させる。次いで、CPU292は、副位置決め
原点検出光センサSQ33がオンしたか、すなわちフィ
ン27Gを検出したか否かを判断し(ステップS53
7)、検出するまでステップS536,S537を実行
する。これは、感材1の収納カセット32への搬送に備
え、感材1の円筒内面ドラム本体22からの排出時に、
パンチユニット27Ea〜27Eeが感材1の露光面に
傷を付けるのを防止するためである。また、次回に実行
する、副位置決め、パンチ形成に備えるためである。
【0085】次いで、CPU292は、ステップS54
において、感材1の固定を解除する。すなわち、CPU
292は、電磁弁V76a〜V76cをオフ状態にし、
真空ポンプVP70bをオフさせる。これにより、領域
M1〜M4の真空孔225a1〜225a9,225b
1〜225b9と、これに連通する真空溝229が大気
圧に戻る。
【0086】次いで、CPU292は、ドラム内搬送ユ
ニット26により、感材1を円筒内面ドラム本体22内
から外部へ搬送させる(ステップS56)。すなわち、
まず、CPU292は、回転アームユニット26Bの回
転アームモータM30を逆回転駆動することにより、回
転アーム26B5を導排ローラ26A側の吸着位置まで
回転移動させる。次いで、CPU292は、感材引込み
モータM31を正回転駆動し、ドラム内吸着搬送電磁弁
V78をオンさせる。これにより、吸盤26B57は、
感材1の感光面に当接し、感材1に吸着する(図8
(d)参照)。次いで、CPU292は、感材導入モー
タM32を逆回転駆動する。これと同時に、CPU29
2は、感材引込みモータM31を逆回転駆動させ吸盤2
6B57を原点位置に戻し(図8(b)参照)、回転ア
ームモータM30を逆回転駆動する。これにより感材1
の搬送方向先端が浮き上がり、感材1が導排ローラ26
Aによりニップされ、円筒内面ドラム本体22からパス
チェンジ搬送ユニット25内に送り込まれる。次いで、
CPU292は、回転アームモータM30の逆回転駆動
を停止し、ドラム内吸着搬送電磁弁V78をオフすると
ともに、真空ポンプVP70aをオフする。これによ
り、吸盤26B57は、感材1に対する吸着を解除す
る。次いで、CPU292は、回転アームモータM30
を正回転駆動し、回転アーム26B5を原点に復帰させ
る。
【0087】次いで、CPU292は、ステップS56
において、パスチェンジ搬送ユニット25に感材1を搬
送させる。すなわち、CPU292は、感材通過検出光
センサSQ32により感材1の搬送方向先端を検出する
と、搬送モータM50を逆回転駆動する。このとき、感
材1の搬送方向先端は、パスチェンジ搬送ユニット25
の従動ローラ251a1〜251am,251b1〜2
51bn間に挟まれて、駆動ローラ251a0,251
b0まで搬送される。CPU292は、搬送モータM5
0の正回転駆動と同時にRAM294に設定した第3タ
イマT3を作動させ、第3タイマT3の経時時間T3が
予めRAM294に格納されている搬送時間TP3を超
えたか否かを判断する。したがって、T3>TP3のと
きには、CPU292は、感材1の搬送エラーと判断し
て、モニタ41Aにエラー表示を行う。T3<TP3の
ときには、CPU292は、搬送モータM50の回転駆
動を継続する。これにより、感材1は、円弧状に曲げら
れつつ駆動ローラ251a0,251b0から搬送ユニ
ット34側に搬送され続ける。
【0088】次いで、CPU292は、ステップS57
において、搬送ユニット34に感材1を搬送させ、収納
カセット32に収納させる。すなわち、CPU292
は、搬送モータM60を回転駆動する。すなわち、CP
U292は、感材通過検出光センサSQ32により感材
1の搬送方向先端を検出すると、搬送モータM50を逆
回転駆動する。このとき、感材1の搬送方向先端は、搬
送ユニット34のローラ341a1,341b1間に挟
まれて、ローラ341bnまで搬送される。CPU29
2は、搬送モータM60の正回転駆動と同時にRAM2
94に設定した第4タイマT4を作動させ、第4タイマ
T4の経時時間T4が予めRAM294に格納されてい
る搬送時間TP4を超えたか否かを判断する。したがっ
て、T4>TP4のときには、CPU292は、感材1
の搬送エラーと判断して、モニタ41Aにエラー表示を
行う。T4<TP4のときには、CPU292は、搬送
モータM60の回転駆動を継続する。これにより、感材
1の搬送方向先端は、自重で円弧状に曲げられつつ搬送
ユニット34から収納カセット32内に搬送され続け、
収納される。
【0089】次いで、CPU292は、ステップS58
において、搬送ユニット34の開閉扉320を閉じる。
すなわち、CPU292は、収納カセット扉開閉用クラ
ッチモータM68を回転駆動することにより、開閉扉3
20を閉じる。次いで、収納カセット扉開閉検出光セン
サSQ68により、開閉扉320が閉じているか否か判
断する。閉じていなければ、CPU292は、感材1の
収納エラーと判断して、モニタ41Aにエラー表示を行
う。閉じていれば、感材アンローディングモードを終了
し、ステップS1ないしステップS3に戻る。
【0090】以上のように、図1の円筒内面走査装置に
よれば、回転アーム26B5に配設されたスクィジィー
ローラ26B58が、回転アーム26B5の回転移動に
伴って感材1に当接させ、当該感材を順次的に内面に沿
わせるようにしている。この結果、少ない数の真空孔2
25a1〜225a9,225b1〜225b9と、真
空溝229で、感材1に対する高い吸着力が発揮され
る。したがって、加工費が少なくてすみ、感材1を内面
220に沿わせた状態で固定できる。
【0091】また、スクィジィーローラ26B58が、
感材1の円周方向一方側辺から円周方向所定の距離にお
いて、感材1に対する当接を開始し、スクィジィーロー
ラ26B58の当接開始位置に、真空孔225a1〜2
25a6を軸方向に一列状に配設している。したがっ
て、感材1の円周方向一方側辺の吸着固定が確保され、
感材1の位置決めが容易になる。
【0092】また、当接開始位置から円周方向所定の位
置に、さらに真空孔225b1〜225b9を軸方向に
一列状に配設し、真空孔225a1〜225a6の吸着
開始と、真空孔225b1〜225b9の吸着開始と
を、スクィジィーローラ22B58の移動に同期させる
ようにしている。したがって、感材1の位置決めを確保
したまま、吸着力を増大できる。
【0093】なお、本実施例の円筒内面走査装置では、
どのサイズの感材1も円周方向の一方端が、領域M1に
対向する位置に位置決めされ、かつ吸引開始時において
既にスクィジィーローラ26B58により押圧され真空
溝229に密着している。このとき、真空漏れが生ずる
箇所は真空溝229の断面部分だけからであり、真空溝
229の側辺からは真空漏れが生じていない。したがっ
て、真空溝229からの真空漏れの量は感材1の円周方
向長さに無関係に小量であり、図6の仮想線で示す、円
周方向に長さの異なる種々のサイズの感材1を内面22
0に吸着固定できる。
【0094】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、回転アー
ムに配設されたスクィジィーローラが、回転アームの回
転移動に伴って感材に当接させる、当該感材を順次的に
内面に沿わせるようにしているので、少ない数の吸着手
段で、感材に対する高い吸着力が発揮され、加工費が少
なくてすみ、感材を内面に沿わせた状態で固定できる。
【0095】請求項2に係る発明によれば、真空溝が円
周方向に連続していても、円周方向長さが異なる種々の
サイズの感材を固定できるので、加工費が減少する。ま
た、感材の位置決めも確実になる。
【0096】請求項3に係る発明によれば、当接開始位
置から円周方向所定の位置に、さらに複数の真空孔を軸
方向に一列状に配設し、当接開始位置に位置する各真空
孔の吸着開始と、当接開始位置から円周方向所定の位置
に位置する各真空孔の吸着開始とを、スクィジィーロー
ラの移動に同期させるようにしているので、感材の位置
決めを確保したまま、吸着力を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の円筒内面走査装置の構成を模式的に示
す構成図である。
【図2】図1の円筒内面走査装置の具体的外観構成を示
す斜視図である。
【図3】図1の円筒内面走査装置を図2中に示す矢符A
方向から見た分解斜視図である。
【図4】図1の円筒内面走査装置を図2中に示す矢符B
方向から見た側面図である。
【図5】図1の円筒内面走査装置を図2中に示す矢符C
方向から見た側面図である。
【図6】図1の内面220を平面展開した状態を示す図
である。
【図7】図1の回転アームユニット26Bの詳細な構成
を示す斜視図である。
【図8】図1の回転アームユニット26Bの状態を示す
図である。
【図9】図1の穿孔装置27の詳細な構成を示す斜視図
である。
【図10】図1のパンチユニット27Eaの構成を示す
断面図である。
【図11】図1の副位置決めユニット27Faの構成を
示す側面図である。
【図12】図1の空圧制御ユニット28の構成を示す回
路図である。
【図13】図1のCPU制御ユニット29の構成を示す
ブロック回路図である。
【図14】図1の円筒内面走査装置についてオペレータ
およびCPU292が処理するフローチャートである。
【図15】図1のモニタ41A上に表示されるSELE
CT画面を示す図である。
【図16】図1のモニタ41A上に表示されるPLAT
SET画面を示す図である。
【図17】図1のモニタ41A上に表示されるPUNC
H DATA画面を示す図である。
【図18】図1のモニタ41A上に表示されるLORD
ING PARAMETER SET画面を示す図であ
る。
【図19】図1のモニタ41A上に表示されるPUNC
H DATA SET画面を示す図である。
【図20】図14のステップS3の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図21】図20のステップS35〜S38におけるド
ラム内搬送ユニット26および穿孔装置27の動作を示
す図である。
【図22】図20のステップS35の詳細を示すフロー
チャートである。
【図23】図20のステップS36の詳細を示すフロー
チャートである。
【図24】図20のステップS37の詳細を示すフロー
チャートである。
【図25】図20のステップS38の詳細を示すフロー
チャートである。
【図26】図14のステップS5の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図27】図26のステップS53の詳細を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…感材 22…円筒内面ドラム本体 24…移動光学系 26B5…回転アーム 26B58…スクィジィーローラ 220…内面 225a1〜225a9,225b1〜225b9…真
空孔 229…真空溝 VP70a,VP70b…真空ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半円筒状の内面を有し、シート状の感材
    を固定するための円筒内面ドラム本体と、当該内面の中
    心軸に沿う光ビームを円周方向および軸方向に走査する
    ための移動光学系とを含む円筒内面走査装置であって、 前記内面に前記感材を吸着固定する複数の吸着手段、 前記中心軸周りに回転することにより、前記内面の円周
    方向に沿って移動可能な回転アーム、および前記回転ア
    ームに配設され、前記回転アームの回転移動に伴って前
    記感材に当接することにより、当該感材を順次的に内面
    に沿わせるスクィジィーローラを備える、円筒内面走査
    装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着手段は、軸方向に一列状に配設
    された複数の真空孔と、前記各真空孔に連通する円周方
    向に連続的に伸びる真空溝と、前記複数の真空孔に接続
    する吸引手段と、を有し、 前記スクィジィーローラは、軸方向に一列状に配設され
    た複数の真空孔近傍において前記感材に対する当接を開
    始することを特徴とする、請求項1に記載の円筒内面走
    査装置。
  3. 【請求項3】 前記当接開始位置から円周方向所定の位
    置に、さらに複数の真空孔を軸方向に一列状に配設し、 前記当接開始位置に位置する各前記真空孔の吸着開始
    と、前記当接開始位置から円周方向所定の位置に位置す
    る各前記真空孔の吸着開始とを、前記スクィジィーロー
    ラの移動に同期させたことを特徴とする、請求項2に記
    載の円筒内面走査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357606B1 (ko) * 2000-11-15 2002-10-25 현대자동차주식회사 원통체의 내표면 영상 스캐닝 시스템
EP1694050A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-23 Fuji Photo Film Co., Ltd Inner drum-type image forming apparatus
US7364151B2 (en) 2003-01-30 2008-04-29 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Plate supplying apparatus

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