JPH08241649A - 携帯用操作盤 - Google Patents

携帯用操作盤

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Publication number
JPH08241649A
JPH08241649A JP7044012A JP4401295A JPH08241649A JP H08241649 A JPH08241649 A JP H08241649A JP 7044012 A JP7044012 A JP 7044012A JP 4401295 A JP4401295 A JP 4401295A JP H08241649 A JPH08241649 A JP H08241649A
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JP
Japan
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operation panel
portable operation
lever
switch
portable
Prior art date
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Pending
Application number
JP7044012A
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English (en)
Inventor
Shigeru Shimogama
茂 下釜
Hiroyuki Nakajima
弘至 中島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08241649A publication Critical patent/JPH08241649A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/026Application dead man switch: power must be interrupted on release of operating member

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッドマンスイッチを作業者の負担なく操作
できる構造にするとともに、利き手に関係なく操作可能
とし、操作者の疲労を軽減して安全確実に産業用ロボッ
トの教示等をなしうる携帯用操作盤を提供することを目
的とする。 【構成】 携帯用操作盤の裏面側の指がレバー2を押圧
しつつ携帯用操作盤を保持する際、レバー2の押圧によ
り、シャフト3が回動し、シャフト3に取り付けられた
ドグ5がデッドマンスイッチ1のスイッチ部を押圧する
構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボット等の動
作を指示する際や、その他のティーチング等に用いられ
る携帯用操作盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ティーチングプレイバック式の産業用ロ
ボットには、携帯用操作盤(ティーチペンダント)がよ
く使用されている。これは、産業用ロボットの制御点
(エンドエフェクタ)を直接見ながら、ロボットを微細
に動かして教示するのに有用だからである。多くの携帯
用操作盤は片手で保持できる構造になっているが、この
携帯用操作盤には、操作者の安全を確保するためにデッ
ドマンスイッチが取り付けられている。通常、このデッ
ドマンスイッチは非常停止回路と電気的に直列に接続さ
れたモーメンタリースイッチであり、産業用ロボットの
教示中即ち、携帯用操作盤にて操作者が産業用ロボット
を操作する場合には、携帯用操作盤を保持する方の手の
指先にて常に押されている状態となっている。そして、
デッドマンスイッチを離した時、産業用ロボットのモー
タ駆動用のサーボ電源とモータのシャフトのロック(ブ
レーキ)開放用電源を同時に回路的に遮断する機能を有
している。
【0003】産業用ロボットの携帯用操作盤に内在され
るデッドマンスイッチの使われ方は、携帯用操作盤を操
作しながら操作者がロボットのアームを移動させる時は
常時デッドマンスイッチを押し続けることを要求するも
のである。従って、デッドマンスイッチが携帯用操作盤
のどの位置に配置されるか、スイッチとしての押し圧は
どの程度か、押す時の感触はどうか等の操作性に関する
事項は極めて重要である。一方、デッドマンスイッチは
安全に関わるスイッチであるから動作時には即座に動作
することが必要である。
【0004】この点を考慮したデッドマンスイッチを用
いた携帯用操作盤としては、例えば実開昭61−153
244号公報に記載されたものがある。図3は従来の携
帯用操作盤を示す図であり、上記公報に記載されたもの
を示している。図3において、20はロボット用携帯型
教示操作盤、21はデッドマンスイッチである。このよ
うに従来は、ロボット用携帯型教示操作盤20の両側面
に相互に対向して高価な2個のデッドマンスイッチ21
を取り付け、回路的には2個のデッドマンスイッチ21
を相互に並列に接続することにより、利き手や保持の仕
方に関係なくデッドマンスイッチ21を操作できるよう
にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デッド
マンスイッチ21は誤操作を防止するために、スイッチ
中央の押しボタンを周囲の固定部よりも奥へ押し込む構
造となっていることに加えて、このスイッチの操作部は
指一本で押す構造になっていること、また、デッドマン
スイッチ21はモーメンタリースイッチであり、操作時
は常時押し続けることを要求されることから、上記のロ
ボット用携帯型教示操作盤においては、このようなスイ
ッチの押しボタンを指一本で押し続けることは操作者を
短時間で疲労させるものであった。
【0006】また、利き手に関係なくデッドマンスイッ
チを操作させるために2つのデッドマンスイッチを回路
的に並列に設けることには、携帯用操作盤の大型化や重
量化といった携帯用では特に重要な問題があるととも
に、コスト的にも問題があった。
【0007】これらの問題点に鑑み、本発明は、デッド
マンスイッチを作業者の負担なく操作できる構造にする
とともに、利き手に関係なく操作可能とし、操作者の疲
労を軽減して安全確実に産業用ロボットの教示等をなし
うる携帯用操作盤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の携帯用操作盤は、被操作物の回路を
電気的に遮断するスイッチ手段と、携帯用操作盤の使用
時に前記携帯用操作盤を保持する手の少なくとも1本以
上の指が位置する部分に、押圧を開放した際に前記スイ
ッチ手段により前記被操作物の回路を電気的に遮断させ
るレバーとを備え、前記レバーがてこの原理を利用して
前記スイッチ手段を作動させるものである。
【0009】また、本発明の第2の携帯用操作盤は、被
操作物の回路を電気的に遮断するスイッチ手段と、携帯
用操作盤の使用時に前記携帯用操作盤を保持する手の少
なくとも1本以上の指が位置する部分に、押圧を開放し
た際に前記スイッチ手段により前記被操作物の回路を電
気的に遮断させるレバーとを備え、前記レバーが少なく
とも複数本の指で押圧可能な大きさを有する部材である
ものである。
【0010】また、本発明の第3の携帯用操作盤は、携
帯用操作盤の使用時に右手にて前記携帯用操作盤を保持
する場合の前記右手の少なくとも1本以上の指が位置す
る第1の部分と、前記携帯用操作盤の使用時に左手にて
前記携帯用操作盤を保持する場合の前記左手の少なくと
も1本以上の指が位置する第2の部分とを備え、前記第
1の部分と前記第2の部分の双方にまたがるとともに、
押圧を開放した際に被操作物の回路を電気的に遮断する
手段を備えたものである。
【0011】また、本発明の第4の携帯用操作盤は、押
圧を開放した際に被操作物の回路を電気的に遮断する手
段が、前記被操作物の回路を電気的に遮断する一つのス
イッチ手段と、第1の部分と第2の部分の双方にまたが
るとともに、押圧を開放した際に前記スイッチ手段を作
動させるレバーとからなるものである。
【0012】また、本発明の第5の携帯用操作盤は、携
帯用操作盤を保持する手を固定するための固定手段を取
り付ける固定手段取付部を本体の左右両側に設けたもの
である。
【0013】また、本発明の第6の携帯用操作盤は、レ
バーがてこの原理を利用して前記スイッチ手段を作動さ
せるものである。
【0014】また、本発明の第7の携帯用操作盤は、レ
バーが少なくとも複数本の指で押圧可能な大きさを有す
る部材であるものである。
【0015】また、本発明の第8の携帯用操作盤は、レ
バーが板状の部材であるものである。
【0016】また、本発明の第9の携帯用操作盤は、レ
バーを携帯用操作盤の裏面に設けたものである。
【0017】
【作 用】上記した構成により、本発明の第1の携帯用
操作盤は、携帯用操作盤の使用時に前記携帯用操作盤を
保持する手の少なくとも1本以上の指が位置する部分に
備えたレバーがてこの原理を利用しているために、携帯
用操作盤を保持する際に前記レバーを押圧するのに大き
な力が必要ではないために、操作者の疲労を抑えること
ができるとともに操作性が向上する。
【0018】また、本発明の第2の携帯用操作盤は、携
帯用操作盤の使用時に前記携帯用操作盤を保持する手の
少なくとも1本以上の指が位置する部分に備えたレバー
が少なくとも複数本の指で押圧可能な大きさを有する部
材であるので、携帯用操作盤を保持する際に前記レバー
を押圧するのに、1本の指に全ての力がかかることを防
止し、少なくとも複数本の指に力を分散させることがで
き、操作者の疲労を抑えることができるとともに操作性
が向上する。
【0019】また、本発明の第3の携帯用操作盤は、携
帯用操作盤の使用時に右手にて前記携帯用操作盤を保持
する場合の前記右手の少なくとも1本以上の指が位置す
る第1の部分と、前記携帯用操作盤の使用時に左手にて
前記携帯用操作盤を保持する場合の前記左手の少なくと
も1本以上の指が位置する第2の部分とを備え、前記第
1の部分と前記第2の部分の双方にまたがるとともに、
押圧を開放した際に被操作物の回路を電気的に遮断する
手段を備えることにより、操作者の利き手が右であって
も左であっても、被操作物の回路を電気的に遮断するこ
とを容易に行うことができる。
【0020】また、本発明の第4の携帯用操作盤は、押
圧を開放した際に被操作物の回路を電気的に遮断する手
段が、前記被操作物の回路を電気的に遮断する一つのス
イッチ手段と、第1の部分と第2の部分の双方にまたが
るとともに、押圧を開放した際に前記スイッチ手段を作
動させるレバーとからなることにより、スイッチ手段を
一つだけとし、携帯用操作盤の小型化や軽量化を可能と
するとともに、コスト的にも低減を図ることができる。
【0021】また、本発明の第5の携帯用操作盤は、携
帯用操作盤を保持する手を固定するための固定手段を取
り付ける固定手段取付部を本体の左右両側に設けること
により、操作者の利き手が右であっても左であっても、
携帯用操作盤の保持を確実に行うことができ、被操作物
の回路を電気的に遮断することを容易に行うことができ
る。
【0022】また、本発明の第6の携帯用操作盤は、レ
バーがてこの原理を利用しており、携帯用操作盤を保持
する際に前記レバーを押圧するのに大きな力が必要では
ないために、操作者の疲労を抑えることができるととも
に操作性が向上する。
【0023】また、本発明の第7の携帯用操作盤は、レ
バーが少なくとも複数本の指で押圧可能な大きさを有す
る部材であるので、携帯用操作盤を保持する際に前記レ
バーを押圧するのに、1本の指に全ての力がかかること
を防止し、少なくとも複数本の指に力を分散させること
ができ、操作者の疲労を抑えることができるとともに操
作性が向上する。
【0024】また、本発明の第8の携帯用操作盤は、レ
バーを板状の部材とすることにより、複数本の指で押圧
可能な大きさを容易に得ることができる。
【0025】また、本発明の第9の携帯用操作盤は、レ
バーを携帯用操作盤の裏面に設けることにより、携帯用
操作盤を保持する手の指先が常にレバー上に位置するよ
うにすることができ、操作者が携帯操作盤を保持しなが
ら、被操作物の電気的な接続状態を容易に保持し続ける
ことができるとともに、異常時には容易に被操作物の回
路を電気的に遮断することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0027】図1(a)はこの携帯用操作盤の外形の上
面図、図同(b)は同側面図である。また、図2(a)
は本発明の一実施例の携帯用操作盤の内部の構成の概略
を示す底面図、同(b)は同側面図である。なお、図1
(b)は携帯用操作盤の一方の側面を表しているが、こ
れと反対側の側面にも、ピン16を同様に設けている。
また、図2(a)はフレーム7を断面として内部の構成
を表しており、同(b)は本体9およびフレーム7を断
面として内部の構成を表している。
【0028】図において、1は押圧を開放した際に、被
操作物の回路を電気的に遮断するデッドマンスイッチ、
2はレバー、3はレバー2が取り付けられたシャフト、
4はシャフトの周囲にあるベアリング、5はドグであ
り、レバー2を押圧した際にシャフト3を介して力が伝
達され、デッドマンスイッチ1のスイッチ部を押圧する
ように設けられている。6はデッドマンスイッチ1を固
定するスイッチブラケット、7はデッドマンスイッチ1
が内蔵されているフレーム、8は本体に設けられたスペ
ーサ、9は本体である。10は引っ張りバネであり、レ
バー2が押圧されれていないときには、レバー2を本体
9から離れるように付勢している。11は保持する手を
固定するベルト、12は被操作物の動作内容を指示する
ためのメンブレーンスイッチ、13はデッドマンスイッ
チ1とは別途設けられた非常停止用スイッチ、14は被
操作物に指示を伝達するケーブル、15は本体9の把手
部、16はベルト11が取り付けられるピンである。
【0029】本実施例に関わる産業用ロボット用携帯用
操作盤は、図1に示すように2つの箱状の本体9とフレ
ーム7とを重ねた形態をなし、本体9の上面にはロボッ
トの動作等を指示するためのメンブレーンスイッチ12
と非常停止用スイッチ13とを備えたものである。
【0030】上記のように、携帯用操作盤は本体9とフ
レーム7の2つの箱状のもので形成されているが、これ
はこの携帯用操作盤の本体9が、縦300mm、横14
0〜180mm、厚さ45mmほどの大きさを有するた
め、本体9全体の厚さを厚くし、この内部にデッドマン
スイッチ1を内蔵する構成とすると、操作者が片手で保
持することが困難となってしまうためである。
【0031】デッドマンスイッチ1はスイッチブラケッ
ト6に固定されて、このスイッチブラケット6はフレー
ム7に固定されている。また、デッドマンスイッチ1は
携帯用操作盤の本体9の中央部に配置されている。一
方、フレーム7には、レバー2が取り付けられたシャフ
ト3が内在されており、このシャフト3の両端にはベア
リング4が取り付けられている。また、シャフト3には
ドグ5が取り付けられており、このドグ5がデッドマン
スイッチ1のスイッチ部を押す構造になっている。ドグ
5には、レバー2を押圧していないときには、デッドマ
ンスイッチ1へ作用しないように引っ張りバネ10が取
り付けられていて、同時にこの引っ張りバネ10の作用
で、シャフト3を介して、レバー2が携帯用操作盤本体
9の下部より離れるよう付勢されている。
【0032】ここで、レバー2は携帯用操作盤の長手方
向の中心線に対し均等(約45mm振り分け)に配置し
ている。携帯用操作盤の把手部15は厚さ約45mmで
横幅約140mmとしているので、産業用ロボットの操
作者が左利きでも右利きでも簡単に携帯用操作盤を保持
できる寸法である。この把手部15の裏面側に、レバー
2は横幅約90mm、把手部長さ約50mmで本体9の
中央に取付られているため、産業用ロボットの操作者が
レバー2の位置を気にかけなくとも親指を除く4本の指
の内、少なくとも1本以上の指がレバー2にかかるよう
になっている。
【0033】また、引っ張りバネ10の引っ張り強さは
常時レバー2を携帯用操作盤の本体9の底部より確実に
離すことができて、かつ、産業用ロボットの操作者がデ
ッドマンスイッチ1を操作した感触を確実に実感できる
ように、レバー2を携帯用操作盤の本体9の底部へ接触
させるのに必要な力が約500g・fの力になるように
設定している。
【0034】なお、本実施例において、携帯用操作盤本
体9は2つ割りの成形品である。そして、図1(b)に
示すように、2本のピン16が本体9の2つ割りの成形
品の上部と下部で固定されるようになっており、ベルト
11はこの2本のピンによって固定される。なお、本実
施例では図示していないが、この構造を携帯用操作盤の
本体9の反対側の側面にも設けることとしているので、
ベルト11は携帯用操作盤の左右に取付可能となってい
る。
【0035】ここで、携帯用操作盤の本体9の下部の四
隅に取り付けられているスペーサ8は産業用ロボットの
操作者が教示中に携帯用操作盤をどこかに置いた場合
に、レバー2が誤動作するのを防止するためのものであ
る。
【0036】上記構成により、操作者が携帯用操作盤を
保持する際には、保持する方の手の親指が上面側、他の
4本の指が裏面側(底面側)にくることとなるのである
が、この際に、裏面側の指がレバーを押圧しつつ、携帯
用操作盤を保持することとなる。そして、レバー2の押
圧により、シャフト3が回動し、シャフト3に取り付け
られたドグ5がデッドマンスイッチ1のスイッチ部を押
圧することになるのである。なお、レバー2の押圧によ
りドグ5がデッドマンスイッチ1を押圧する上記構成で
は、てこの原理を利用している。
【0037】また、緊急に異常が起こった場合に、操作
者が非常停止用スイッチ13を押すことができない場合
であっても、携帯用操作盤を手放すことにより、同時に
レバー2への押圧が開放される。この際、引っ張りバネ
10によってレバー2は本体9から離れる方向に付勢さ
れていることから、同時にドグ5のデッドマンスイッチ
1への押圧も開放される。
【0038】以上の構成により、産業用ロボットの操作
者は利き手の区別なく簡単に携帯用操作盤を保持でき、
かつ、デッドマンスイッチ1へ連結されているレバー2
を携帯用操作盤を普通に保持する動作によって作動でき
る。
【0039】なお、本実施例においては、ロボットの教
示を念頭において説明を行ってきたが、本発明の携帯用
操作盤は、ロボット用に限定されるものではないことは
言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
携帯用操作盤においては、第1の部分と前記第2の部分
の双方にまたがるとともに、押圧を開放した際に被操作
物の回路を電気的に遮断する手段を備えることにより、
操作者の利き手が右であっても左であっても、被操作物
の回路を電気的に遮断することを容易に行うことができ
る。
【0041】また、一つのスイッチ手段と、第1の部分
と第2の部分の双方にまたがるレバーとより、携帯用操
作盤の小型化や軽量化を可能とするとともに、コスト的
にも低減を図ることができる。
【0042】また、固定手段取付部を本体の左右両側に
設けることにより、操作者の利き手が右であっても左で
あっても、携帯用操作盤の保持を確実に行うことがで
き、被操作物の回路を電気的に遮断することを容易に行
うことができる。
【0043】また、レバーがてこの原理を利用している
ために、携帯用操作盤を保持する際に前記レバーを押圧
するのに大きな力が必要ではないために、操作者の疲労
を抑えることができるとともに操作性が向上する。
【0044】また、レバーが少なくとも複数本の指で押
圧可能な大きさを有する部材であるので、携帯用操作盤
を保持する際に前記レバーを押圧するのに、1本の指に
全ての力がかかることを防止し、少なくとも複数本の指
に力を分散させることができ、操作者の疲労を抑えるこ
とができるとともに操作性が向上する。
【0045】また、レバーを板状の部材とすることによ
り、複数本の指で押圧可能な大きさを容易に得ることが
できる。
【0046】また、レバーを携帯用操作盤の裏面に設け
ることにより、携帯用操作盤を保持する手の指先が常に
レバー上に位置するようにすることができ、操作者が携
帯操作盤を保持しながら、被操作物の電気的な接続状態
を容易に保持し続けることができるとともに、異常時に
は容易に被操作物の回路を電気的に遮断することができ
る。
【0047】このように、被操作物の回路を電気的に瞬
時に遮断することを利き手や保持の仕方に関係なく可能
としため、携帯用操作盤の保持の自由度が大きくなり、
操作者の疲労が極めて軽減されてしかも安全確実に産業
用ロボットの操作を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の携帯用操作盤の外
形の上面図 (b)は同側面図
【図2】(a)は本発明の一実施例の携帯用操作盤の内
部の構成の概略を示す底面図 (b)は同側面図
【図3】従来の携帯用操作盤を示す図
【符号の説明】
1 デッドマンスイッチ 2 レバー 3 シャフト 4 ベアリング 5 ドグ 6 スイッチブラケット 7 フレーム 8 スペーサ 9 本体 10 引っ張りバネ 11 ベルト 12 メンブレーンスイッチ 13 非常停止用スイッチ 14 ケーブル 15 把手部 16 ピン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被操作物の回路を電気的に遮断するスイッ
    チ手段と、携帯用操作盤の使用時に前記携帯用操作盤を
    保持する手の少なくとも1本以上の指が位置する部分
    に、押圧を開放した際に前記スイッチ手段により前記被
    操作物の回路を電気的に遮断させるレバーとを備え、前
    記レバーがてこの原理を利用して前記スイッチ手段を作
    動させる携帯用操作盤。
  2. 【請求項2】被操作物の回路を電気的に遮断するスイッ
    チ手段と、携帯用操作盤の使用時に前記携帯用操作盤を
    保持する手の少なくとも1本以上の指が位置する部分
    に、押圧を開放した際に前記スイッチ手段により前記被
    操作物の回路を電気的に遮断させるレバーとを備え、前
    記レバーが少なくとも複数本の指で押圧可能な大きさを
    有する部材である携帯用操作盤。
  3. 【請求項3】携帯用操作盤の使用時に右手にて前記携帯
    用操作盤を保持する場合の前記右手の少なくとも1本以
    上の指が位置する第1の部分と、前記携帯用操作盤の使
    用時に左手にて前記携帯用操作盤を保持する場合の前記
    左手の少なくとも1本以上の指が位置する第2の部分と
    を備え、前記第1の部分と前記第2の部分の双方にまた
    がるとともに、押圧を開放した際に被操作物の回路を電
    気的に遮断する手段を備えた携帯用操作盤。
  4. 【請求項4】押圧を開放した際に被操作物の回路を電気
    的に遮断する手段が、前記被操作物の回路を電気的に遮
    断する一つのスイッチ手段と、第1の部分と第2の部分
    の双方にまたがるとともに、押圧を開放した際に前記ス
    イッチ手段を作動させるレバーとからなる請求項3記載
    の携帯用操作盤。
  5. 【請求項5】携帯用操作盤を保持する手を固定するため
    の固定手段を取り付ける固定手段取付部を本体の左右両
    側に設けた請求項4記載の携帯用操作盤。
  6. 【請求項6】レバーがてこの原理を利用して前記スイッ
    チ手段を作動させる請求項4記載の携帯用操作盤。
  7. 【請求項7】レバーが少なくとも複数本の指で押圧可能
    な大きさを有する部材である請求項4記載の携帯用操作
    盤。
  8. 【請求項8】レバーが板状の部材である請求項2または
    7記載の携帯用操作盤。
  9. 【請求項9】レバーを携帯用操作盤の裏面に設けた請求
    項1または2または4記載の携帯用操作盤。
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