JPH08241574A - データレコーダー - Google Patents

データレコーダー

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JPH08241574A
JPH08241574A JP7060395A JP7060395A JPH08241574A JP H08241574 A JPH08241574 A JP H08241574A JP 7060395 A JP7060395 A JP 7060395A JP 7060395 A JP7060395 A JP 7060395A JP H08241574 A JPH08241574 A JP H08241574A
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JP
Japan
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data
error correction
circuit
error
code
Prior art date
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JP7060395A
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Inventor
Hiroshi Tajima
博 田島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データレコーダーにおいて、エラー訂正符号
のエラー訂正能力以上のエラーが発生した場合でも、エ
ラー訂正を適用できるようにする。 【構成】 記録時において、トラックインターリーブさ
れたディジタルデータに対して、エラー訂正符号付加回
路61によりエラー訂正符号が付加される。その後、バ
イトディインターリーブ回路61により、バイト単位で
ディジタルデータにインターリーブがかけられる。再生
時において、チャンネルデコーダーから出力されたディ
ジタルデータは、ディインターリーブ回路63により、
元の順序のデータに並び替えられる。その後、エラー訂
正回路により、エラー訂正符号に基づいてディジタルデ
ータのエラー訂正が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、外部接続さ
れたコンピューターから供給されるディジタルデータを
記録および再生するデータレコーダーにおいて、所定以
上のデータ欠落が発生した場合でもエラー訂正を行うこ
とができるデータレコーダーに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータが記録されるカセット
テープを装填可能なドライブ装置を、インターフェース
を介してホストコンピューターに接続することにより、
コンピューターの外部記憶装置として使用されるデータ
レコーダーが知られている。データレコーダーの1つと
して、回転ヘッドによりディジタルデータをカセットテ
ープに記録するヘリカルスキャン型のものが知られてい
る。
【0003】このようなデータレコーダーは、インター
フェースユニットを介して、ホストコンピューターと、
例えばSCSI(Small Computer Interface System)規
格のインターフェースで接続されている。インターフェ
ースユニットは、ホストコンピューターによりデータレ
コーダーの一部であると認識されるために、ファイルフ
ォーマットをテープ上に作成し、その上でデータの送受
信を行う機能(フォーマッターと称する)を有する。
【0004】ところで、データレコーダーに装填された
カセットテープにディジタルデータの記録を行う場合に
は、元のデータにエラー訂正符号を付加し、エラー訂正
を行うようにしている。そして、再生時にエラー訂正符
号を用いてエラー訂正を行う。
【0005】例えば、ディジタルデータに2nバイトの
エラー訂正符号を付加した場合、エラー訂正をする位置
が分からないならば、エラー訂正できるディジタルデー
タの数は、nバイトとなる。つまり、エラー訂正能力
は、ディジタルデータに付加されたエラー訂正符号の数
(冗長度)により一意に決まってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ランダムエラーの場合
には、上述の方法で対応可能である。しかしながら、ヘ
ッドクロッグやバーストエラーに対しては有効ではな
い。つまり、1符号列中のデージタルデータの欠落がn
バイトを越えた場合、その符号列を訂正することができ
ない。
【0007】図12Aは、mバイトのディジタルデータ
(D0 〜Dm )に2nバイトのエラー訂正符号(Dm+1
〜Dm+2n)が付された1符号列の略線図である。通常、
磁気記録を行う場合には、D0 、D1 、D2 …Dm-1
m 、Dm+1 …Dm+2nの順で記録が行われる。ここで、
図12Bに示すように、例えばドロップアウトによりデ
ータDP 、DP+1 …Dq-1 、Dq が欠落したとする。こ
れは、(q−p+1)バイトのデータが欠落したことに
なる。上述のように、2nバイトのエラー訂正符号は、
nバイトまで訂正可能である。欠落したデータが(q−
p+1)≦nならば、この符号列のデータにエラー訂正
をかけ、データを修復することができる。しかしなが
ら、欠落したデータがnバイトを越えてしまった場合
((q−p+1)>n)には、データの訂正を行うこと
ができない。
【0008】従って、この発明の目的は、上述の点に鑑
み、1符号列中で欠落したデータが所定以上のバイト数
の場合であっても、エラー訂正を行うことができるデー
タレコーダーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、テープ状記
録媒体にディジタルデータをシーケンシャルに記録する
ようにしたデータレコーダーにおいて、記録するべきデ
ィジタルデータに対してエラーデータを付加するエラー
訂正符号付加回路と、エラーデータが付加されたディジ
タルデータをバイト単位でインターリーブするバイトデ
ィインターリーブ回路と、再生されたディジタルデータ
をバイト単位でディインターリーブするバイトディイン
ターリーブ回路と、エラーデータを用いてディジタルデ
ータのエラー訂正を行うエラー訂正回路とからなるデー
タレコーダーである。
【0010】
【作用】記録時において、トラックインターリーブ回路
からのディジタルデータに対して、エラー訂正符号付加
回路61でエラー訂正符号が付される。その後、バイト
ディインターリーブ回路62において、バイト単位でイ
ンターリーブがかけられる。再生時には、バイトディイ
ンターリーブ回路において、ディジタルデータがバイト
単位でディインターリーブされる。そして、エラー訂正
回路64において、エラー訂正符号に基づいてディジタ
ルデータにエラー訂正がかけられる。
【0011】
【実施例】以下、この発明によるデータレコーダーに関
して図面を参照して説明する。ここで説明するデータレ
コーダーは、カセットテープに対して回転ヘッドにより
ディジタルデータを記録/再生するものである。図1お
よび図2は、データレコーダーの外観の前面および背面
をそれぞれ示す。
【0012】図示のように、上下に積み重ねられた二つ
のユニット、すなわち、テープドライブコントローラー
1と、ディジタル情報レコーダー2とによって、データ
レコーダーが構成される。テープドライブコントローラ
ー1の前面パネルには、カセットテープのローディング
/アンローディングを操作するボタン3、カセットテー
プがローディングされているかどうか、電源オンの状態
等をそれぞれ表示する複数の発光ダイオード4が設けら
れている。また、開閉自在のパネル6で覆われた部分に
も他の操作ボタンが配置されている。ディジタル情報レ
コーダー2の前面パネルには、カセットテープ挿入口5
が設けられている。
【0013】図2に示すように、テープドライブコント
ローラー1およびディジタル情報レコーダー2のそれぞ
れの背面には、複数のコネクタが設けられている。下側
のテープドライブコントローラー1には、データ入力/
出力コネクタ11、コントロール用コネクタ12、RS
232Cコネクタ13、2個のSCSIコネクタ14a
および14b、交流電源入力コネクタ15、直流電源出
力コネクタ16が設けられる。
【0014】一方、ディジタル情報レコーダー2には、
データ入力/出力コネクタ21、コントロール用コネク
タ22、RS232Cコネクタ23が設けられる。ディ
ジタル情報レコーダー2の動作電源は、テープドライブ
コントローラー1の直流電源出力コネクタ16に接続ケ
ーブルを接続することで供給される。データ入力/出力
コネクタ11および21間がケーブルで接続され、デー
タがコントローラー1およびレコーダー2間で送受され
る。コントロール用コネクタ12および22がケーブル
で接続され、コントロール信号の授受がなされる。さら
に、RS232Cコネクタ13および23は、診断用に
設けられている。
【0015】ホストコンピューターとデータレコーダー
を接続する時には、SCSIコネクタ14aおよび14
bが使用される。図3に示すように、ホストコンピュー
ター20がデータレコーダーに対して例えばリード命令
を与えると、データレコーダーがデータをホストコンピ
ューター20に対して出力する。
【0016】ディジタル情報レコーダー2は、カセット
テープに対して回転ヘッドによりディジタルデータを記
録/再生する。図4は、このレコーダー2のヘッド配置
の一例を示す。所定速度で回転するドラム25に対し
て、記録用の4個のヘッドRa、Rb、RcおよびRd
と再生用の4個のヘッドPa、Pb、PcおよびPdが
それぞれ取り付けられる。
【0017】ヘッドRa、Rbが近接した位置に設けら
れ、同様に、ヘッドRcおよびRd、ヘッドPaおよび
Pb、ヘッドPcおよびPdのペアがそれぞれ近接した
位置に設けられる。また、これらの近接する二つのヘッ
ド間のギャップの延長方向(アジマスと称される)が異
ならされている。180°の間隔で対向するヘッドRa
およびRcが第1のアジマスを有し、同様に、180°
の間隔で対向するヘッドRbおよびRdが第2のアジマ
スを有する。また、ヘッドPaおよびPcが第1のアジ
マスを有し、ヘッドPbおよびPdが第2のアジマスを
有する。このようにアジマスを異ならせるのは、隣接ト
ラック間のクロストークを防止するためである。近接す
る二つのヘッドは、実際には、ダブルアジマスヘッドと
称される一体構造のヘッドとして実現される。
【0018】ドラム25の周面には、180°よりやや
大きい角範囲にわたって、カセットから引き出されたテ
ープ(例えば1/2インチ幅)が斜めに巻き付けられ
る。テープは、所定速度で送られる。従って、記録時に
は、ドラム25が1回転する期間の前半で、ヘッドRa
およびRbがテープを走査し、その後半でヘッドRcお
よびRdがテープを走査する。再生時では、ヘッドPa
およびPbがテープを走査し、次に、ヘッドPcおよび
Pdがテープを走査する。
【0019】図5は、ディジタル情報レコーダー2のテ
ープ上のトラックパターンを示す。テープの幅方向の上
下にそれぞれ長手方向トラックが形成され、その間にヘ
リカルトラックが形成される。上側の長手方向トラック
26には、コントロール信号が記録され、下側の長手方
向トラック27には、タイムコードが記録される。タイ
ムコードは、テープの長手方向の位置を指示するもの
で、例えばSMPTEタイムコードが使用される。ドラ
ム25の1回転で、ヘッドRaおよびRbによって、2
本のヘリカルトラックTaおよびTbが同時に形成さ
れ、次に、ヘッドRcおよびRdによって、2本のヘリ
カルトラックTcおよびTdが同時に形成される。な
お、各ヘリカルトラックは、前半部分と後半部分とが分
離して形成され、この中間の部分にトラッキング用のパ
イロット信号の記録エリア28が設けられる。
【0020】SMPTEタイムコードは、VTR等のビ
デオ信号に対して開発されたもので、その最小の単位が
フレーム(1/30秒)である。後述するように、デー
タレコーダーは、図5に示す4本のトラックTa〜Td
に記録可能なデータを取り扱うデータの論理データ単位
(トラックセットと称する)としている。例えば、16
本のトラックがビデオ信号の1フレームと対応するよう
な場合では、タイムコードのフレームの桁より下位の桁
(0、1、2または3の値)を設けて、トラックセット
を単位とするタイムコード(IDとも称する)を使用す
る必要がある。SMPTEタイムコードの場合には、ユ
ーザーデータエリアが用意されているので、このような
修正が可能である。
【0021】図6は、テープドライブコントローラー1
およびディジタル情報レコーダー2のシステム構成を概
略的に示す。その主な機能は、下記のものである。 SCSIコントローラー32の管理 バッファメモリー33の管理 ファイル管理/テーブル管理 データの書込み、読出し、リトライの管理 ディジタル情報レコーダー2の制御 自己診断
【0022】SCSIコントローラー32を介してホス
トコンピューターとの接続がなされる。バッファメモリ
ー33とテープドライブコントローラー側との間には、
ドライブコントローラー34が設けられる。バッファメ
モリー33から読み出されたデータがドライブコントロ
ーラー34を介してC2エンコーダ35に供給される。
C2エンコーダ35に対してトラックインターリーブ回
路36およびC1エンコーダ37が接続される。
【0023】C2エンコーダ35およびC1エンコーダ
37は、記録データに対して、積符号のエラー訂正符号
化を行なうものである。また、トラックインターリーブ
回路36は、記録/再生のプロセスで発生するエラーの
訂正能力を高めるために、データを記録する時のトラッ
クへの分配を制御する。
【0024】さらに、テープ上にデータを記録する時に
は、同期信号で区切られたSYNCブロックを単位とす
るので、トラックインターリーブ回路36において、ブ
ロック同期信号が付加される。さらに、C1エンコーダ
37において、C1パリティが生成された後に、データ
のランダム化、複数のSYNCブロック内でのワード
(バイト)のインターリーブ処理がなされる。
【0025】C1エンコーダ37からのディジタルデー
タがディジタル情報レコーダー2へ伝送される。ディジ
タル情報レコーダー2は、チャンネル符号のエンコーダ
38で受け取ったディジタルデータを符号化し、RF,
アンプ39を介して記録ヘッドRa〜Rdへ記録データ
を出力する。ヘッドRa〜Rdによって、テープ91上
に記録データが記録される。RF,アンプ39は、パー
シャルレスポンスクラス4(PR(1,0,−1))の
処理を行なう。
【0026】再生ヘッドPa〜Pdによってテープ91
から再生されたデータがRF,アンプ41を介してチャ
ンネル符号のデコーダー42に供給される。RF,アン
プ41は、再生アンプ、イコライザ、ビタビ復号器等を
含む。チャンネル符号のデコーダー42の出力がテープ
ドライブコントローラー1へ伝送され、C1デコーダー
43へ入力される。
【0027】C1デコーダー43に対してトラックディ
インターリーブ回路44が接続され、さらに、C2デコ
ーダー45がディインターリーブ回路44に対して接続
される。C1デコーダー43、トラックディインターリ
ーブ回路44およびC2デコーダー45は、それぞれC
1エンコーダ37、トラックインターリーブ回路36お
よびC2エンコーダ35のそれぞれが行なう処理と逆の
処理を行なう。C2デコーダー45からの再生(リー
ド)データがドライブコントローラー34を介してバッ
ファメモリー33に供給される。
【0028】ディジタル情報レコーダー2には、システ
ムコントローラー46が設けられている。また、テープ
91の長手方向のトラックに対する固定ヘッド47が設
けられている。このヘッド47は、システムコントロー
ラー46と結合され、ヘッド47によって、タイムコー
ドの記録/再生がなされる。システムコントローラー4
6は、テープドライブコントローラー1のシステムコン
トローラー31と双方向のバスを介して接続される。シ
ステムコントローラー31では、記録/再生時に、エラ
ー訂正不可能なデータがあるか否かが検出される。
【0029】システムコントローラー46に対してメカ
ニズムコントローラー48が接続される。メカニズムコ
ントローラー48は、サーボ回路を含み、モータドライ
ブ回路49を介してモータ50をドライブする。システ
ムコントローラー46は、例えば2個のCPUを有し、
テープドライブコントローラー1との通信、記録/再生
のタイミングの制御等を行なう。
【0030】メカニズムコントローラー48は、例えば
2個のCPUを有し、ディジタル情報レコーダー2のメ
カニカルシステムを制御する。より具体的には、ヘッド
・テープ系の回転の制御、テープ速度の制御、トラッキ
ングの制御、カセットテープのローディング/アンロー
ディングの制御、テープテンションの制御をメカニズム
コントローラー48が制御する。モータ50は、ドラム
モータ、キャプスタンモータ、リールモータ、カセット
装着用モータ、ローディングモータ等を全体として表し
ている。
【0031】さらに、テープドライブコントローラー1
の電源供給ユニット51からの直流電圧が入力されるD
C−DC変換回路52が設けられている。図では省略さ
れているが、ディジタル情報レコーダー2には、テープ
エンドの検出センサ等の位置センサ等が設けられてい
る。
【0032】図7は、C1エンコーダー37およびC1
デコーダー43の詳細を示すブロック図である。C1エ
ンコーダー37は、エラー訂正符号付加回路61および
バイトインターリーブ回路62からなる。C1デコーダ
ー43は、バイトディインターリーブ回路63およびエ
ラー訂正回路64からなる。記録時において、トラック
インターリーブ回路36から出力されるデータは、エラ
ー訂正符号付加回路61に供給される。回路61では、
データに対してC1パリティが付加され、このデータが
バイトインターリーブ回路62に供給される。回路62
では、データのランダム化のために、バイト単位でイン
ターリーブ処理がなされる。回路62のデータ出力は、
チャンネルエンコーダー38に供給される。
【0033】再生時において、チャンネルデコーダー4
2から出力されるデータは、バイトディインターリーブ
回路63に供給される。回路63では、バイト単位でデ
ータがディインターリーブされる。そのデータは、回路
64に出力される。回路64では、C1パリティを用い
てエラー訂正が行われる。回路64のデータ出力は、後
段のトラックディインターリーブ回路44に供給され
る。
【0034】図8は、この発明によるデータレコーダー
に記録される4つの符号列のデータである。これらのデ
ータは、エラー訂正符号付加回路61から出力されるも
のとする。図8において、データはX1 〜Xm (mバイ
ト)、エラー訂正符号はXm+1 〜Xm+2n(2nバイト)
である。図8Aには第1の符号列A0 〜Am+2nが、図8
Bには第2の符号列B0 〜Bm+2nが、図8Cには第3の
符号列C0 〜Cm+2nが、図8Dには第4の符号列D0
m+2nがそれぞれ示される。なお、各符号列中の1つの
枠を1バイトのデータとする。
【0035】図9は、バイトインターリーブ回路62の
出力データである。回路62では、4列の符号列データ
を一組として1バイト単位で並べ替える。即ち、図9A
に示される第1の符号列では、A0 、D1 、C2 、B3
…の順でデータが並ぶ。図9Bに示される第2の符号列
では、B0 、A1 、D2 、C3 …の順でデータが並ぶ。
図9Cに示される第3の符号列では、C0 、B1
2 、D3 …の順でデータが並ぶ。図9Dに示される第
4の符号列では、D0 、C1 、B2 、A3 …の順でデー
タが並ぶ。
【0036】上述の符号列のうち、第2、3および4の
符号列(図10B、C及びD参照)は正常であるが、図
10Aに示すように第1の符号列にバーストエラーが発
生してデータB3 からB7 (B3 、A2 、D3 、C4
7 )が欠落してしまった場合について以下に述べる。
再生ヘッドにより再生された図10Aの符号列は、C−
1デコーダー43のバイトディインターリーブ回路63
に供給され、バイト単位でデータが元の符号配列に戻さ
れる。この結果、図11に示すような符号列がバイトデ
ィインターリーブ回路63から得られる。
【0037】即ち、図11Aの符号列ではデータA4
みが、図11Bの符号列ではデータB3 およびB7 のみ
が、図11Cの符号列ではデータC6 のみが、図11D
の符号列ではデータD5 のみがエラーデータとなる。こ
のように、1符号列のデータの欠落を分散させることに
より、1つの符号列当たりのデータ誤りを1/4程度に
低下させることができる。つまり、4符号列で処理して
いる時に、2nバイトのエラー訂正符号を各符号列に付
加した場合には、4nバイトまでのデータ欠落に対応す
ることができる。なお、処理する符号列を増やすことに
より、エラー訂正能力を向上させることができる。ま
た、1つの符号列は、数百バイトなので、例えば4つの
符号列で並べ替えを行う場合でも、小さな容量のメモリ
で実現可能となる。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、エラー訂正符号の数
を増加させることなく、連続した欠落データに対して、
従来に比べて数倍の訂正能力で訂正することができる。
例えば、従来の並べ替えを行わない場合に訂正能力を越
えたためにエラー訂正できないような数十バイト程度の
ドロップアウトなどのデータの欠落に対しても大変有効
である。また、1つの符号列が数百バイトであり、各4
つの符号列でデータの並べ替えを行う場合でも、容量の
小さなメモリで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データレコーダーの正面図である。
【図2】データレコーダーの背面図である。
【図3】ホストコンピューターとデータレコーダーとの
接続例を示す略線図である。
【図4】データレコーダーに用いられるヘッド配置の一
例を示す略線図である。
【図5】テープのトラックパターンを示す略線図であ
る。
【図6】テープドライブコントローラーおよびディジタ
ル情報レコーダーのシステム構成を示す概略図である。
【図7】C1エンコーダーおよびC1デコーダーの詳細
を示すブロック図である。
【図8】データレコーダーに記録される4つの符号列デ
ータの略線図である。
【図9】バイトインターリーブ回路の出力データの略線
図である。
【図10】データレコーダーから再生される4つの符号
列データの略線図である。
【図11】ディインターリーブ後のデータの配列を示す
略線図である。
【図12】従来の技術の説明に用いる図である。
【符号の説明】
37 C1エンコーダー 43 C1デコーダー 61 エラー訂正符号付加回路 62 バイトインターリーブ回路 63 バイトディインターリーブ回路 64 エラー訂正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/09 361 7520−5D G11B 5/09 361Z 20/12 102 9295−5D 20/12 102 103 9295−5D 103

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体にディジタルデータを
    シーケンシャルに記録するようにしたデータレコーダー
    において、 記録するべきディジタルデータに対してエラーデータを
    付加するエラーデータ付加手段と、 上記エラーデータが付加された上記ディジタルデータを
    所定単位でインターリーブするインターリーブ手段と、 再生された上記ディジタルデータを上記所定単位でディ
    インターリーブするディインターリーブ手段と、 上記エラーデータを用いて上記ディジタルデータのエラ
    ー訂正を行うエラー訂正手段とからなるデータレコーダ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記所定単位は、バイト単位である請求
    項1記載のデータレコーダー。
JP7060395A 1995-03-03 1995-03-03 データレコーダー Pending JPH08241574A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010097263A (ko) * 2000-04-21 2001-11-08 전주범 고밀도 디브이디에서 에러정정을 위한 인터리빙 방법
KR100657690B1 (ko) * 2004-12-15 2006-12-14 주식회사 대우일렉트로닉스 홀로그래픽 데이터 인코딩/디코딩 방법

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