JPH08241330A - データベース再構成方法 - Google Patents

データベース再構成方法

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JPH08241330A
JPH08241330A JP7047284A JP4728495A JPH08241330A JP H08241330 A JPH08241330 A JP H08241330A JP 7047284 A JP7047284 A JP 7047284A JP 4728495 A JP4728495 A JP 4728495A JP H08241330 A JPH08241330 A JP H08241330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
database
reconfiguration
record
data conversion
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7047284A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kobayashi
伸幸 小林
Kiyoutarou Horiguchi
恭太郎 堀口
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者の使用方法に合わせたデータ変換処理
を必要とするデータベース再構成処理をオンライン処理
の中断なく行うことができるデータベース再構成方法を
提供する。 【構成】 再構成対象テーブル中でオンライン処理から
更新されたレコードを更新履歴情報に保存し、再構成前
のテーブル102に含まれるレコードを再構成後のテー
ブル103に反映する際にレコード内容をデータ変換機
構109に転送し、データ変換機構でレコード内容を変
換し、変換後のレコード内容をDB再構成後のテーブル
103に反映し、すべてのレコードの転送後に更新履歴
情報格納域106に保存されているレコードを再構成後
のテーブル103に反映する際にレコード内容をデータ
変換機構109に転送し、データ変換機構でレコード内
容を変換し、変換後のレコード内容をデータベース再構
成後のテーブルに反映する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンライン処理を中断
することなく、データベースの定義情報であるスキーマ
を変更する処理であるデータベース再構成処理を行うデ
ータベース再構成方法に関し、更に詳しくは、スキーマ
変更処理とともに利用者のデータベースの使用方法に合
わせたデータ変換処理を必要とするデータベース再構成
処理をオンライン処理の中断なく行うデータベース再構
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースの運用では、データベース
の使用方法の変更等によりデータベース再構成処理(以
下、DB再構成処理と略称する)を必要とする。このよ
うなDB再構成処理をオンライン中に行う方法に2フェ
ーズオンラインDB再構成方法がある。この方法の詳細
については、[堀口、小林、”2フェーズオンラインD
B再構成方式”、第49回情報処理学会全国大会講演論
文集4−305,1994]に記載されている。この方
法では、テーブルの定義情報(スキーマ)の変更ととも
に、処理対象テーブル(以下、旧テーブルと呼ぶ。)に
格納されているレコードについても、DB再構成後のテ
ーブル(以下、新テーブルと呼ぶ。)への転送処理を行
う。また、これら処理中に発生した旧テーブルへの更新
処理についても、更新履歴情報をもとに、更新結果を新
テーブルへ反映、すべての更新結果が反映された状態
で、新テーブルへの切り替えと新テーブルに対応するオ
ンライン処理への切り替えを行う。そのためにオンライ
ン処理を中断することなく、DB再構成処理を実現でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際のDB再
構成処理においては、データベーススキーマの変更処理
とともにデータ自体についても変更が必要になる場合が
ある。そのような例として、電話番号の桁数を増やす処
理がある。データベース上で電話番号を文字列として管
理しており、桁数を9桁(例えば031234567)
から10桁(例えば0331234567)に増やす処
理がある。この例では、電話番号の列を管理しているD
Bスキーマについては、文字列9桁から文字列10桁に
DB再構成する必要がある。また、データベースに格納
されているデータ内容についても、9桁に1桁の文字列
を加え、10桁の文字列に変更する必要がある(例え
ば、データベース3桁目に3を加える)。
【0004】このようなデータの変更は、利用者のデー
タベースの使用法によって異なるために、データベース
管理システムが独自に処理することはできず、利用者に
よるデータ変換処理を必要とする。そのため、従来の方
法では、DBスキーマの変更をDB再構成処理で行った
後、データに対する変換処理を行っていた。通常のオン
ライン処理は、変換後のデータを前提とするため、デー
タ変換処理の完了を待つ必要がある。そのため、このよ
うな利用者によるデータ変換を必要とするDB再構成処
理では、DBスキーマの変換をオンライン中に行って
も、利用者によるデータ変換処理を完了するまでは通常
の応用プログラムは走行できず、オンライン処理の中断
が必要になるという問題がある。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、利用者の使用方法に合わせた
データ変換処理を必要とするデータベース再構成処理を
オンライン処理の中断なく行うことができるデータベー
ス再構成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のデータベース再構成方法は、データベース
管理システム中にデータベースの定義変更処理であるデ
ータベース再構成処理を行うデータベース再構成機構
と、データベース再構成処理中にオンライン処理により
更新されたレコードを記録する更新履歴情報と、データ
ベース利用者が作成したデータベース再構成処理に伴う
データ変換を行うデータ変換機構とを有し、データベー
ス再構成処理中に再構成対象テーブル中でオンライン処
理から更新されたレコードを更新履歴情報に保存し、デ
ータベース再構成機構が再構成前のテーブルに含まれる
レコードをテーブル再構成後のテーブルに反映する際に
レコード内容をデータ変換機構に転送し、データ変換機
構によりレコード内容を変換し、変換後のレコード内容
をデータベース再構成後のテーブルに反映し、すべての
レコードの転送後に更新履歴情報に保存されているレコ
ードをテーブル再構成後のテーブルに反映する際にレコ
ード内容をデータ変換機構に転送し、データ変換機構に
よりレコード内容を変換し、変換後のレコード内容をデ
ータベース再構成後のテーブルに反映することを要旨と
する。
【0007】
【作用】本発明のデータベース再構成方法では、再構成
処理中に再構成対象テーブル中でオンライン処理から更
新されたレコードを更新履歴情報に保存し、再構成前の
テーブルに含まれるレコードをテーブル再構成後のテー
ブルに反映する際にレコード内容をデータ変換機構に転
送し、データ変換機構でレコード内容を変換し、変換後
のレコード内容をデータベース再構成後のテーブルに反
映し、すべてのレコードの転送後に更新履歴情報に保存
されているレコードをテーブル再構成後のテーブルに反
映する際にレコード内容をデータ変換機構に転送し、デ
ータ変換機構でレコード内容を変換し、変換後のレコー
ド内容をデータベース再構成後のテーブルに反映する。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係るデータベ
ース再構成方法を実施する装置の構成を示すブロック図
である。図1において、101はデータベース管理シス
テム、102はDB再構成処理対象の再構成前のテーブ
ル、103はDB再構成後のテーブル、104はDB再
構成処理を実現するDB再構成機構、105はレコード
位置情報退避域、106は更新履歴情報格納域、107
はオンライン処理からのデータベースを実現するアクセ
ス機構、108はオンライン処理からDB再構成対象テ
ーブルを更新したときに更新対象レコードの位置情報を
更新履歴情報に記録する必要があるか否かを制御する制
御フラグ、109はDB再構成処理に伴うデータ変換を
行うデータ変換機構、110はDB再構成処理を命令す
るDB再構成命令、111はDB再構成前のテーブルへ
のオンライン処理、112はDB再構成後のテーブルへ
のオンライン処理を示す。
【0010】データベースの利用者の使用方法に合わせ
たデータ変換処理を必要とするDB再構成処理を行うた
めには、データ変換機構109による利用者の使用法に
合わせたデータ変換処理、オンライン処理の更新履歴を
取得する更新履歴取得処理、およびDB再構成機構10
4によるDB再構成処理が必要である。
【0011】まず、図2に示すフローチャートを参照し
て、図1の装置においてDB再構成処理を行うのに必要
なデータ変換機構109の処理について説明する。
【0012】図2において、DB再構成命令110がデ
ータ変換機構109に対して処理開始を命令すると、デ
ータ変換機構109はDB再構成機構104に対してレ
コード内容の転送を依頼する(ステップS21)。デー
タ変換機構109は、DB再構成機構104からデータ
変換処理完了通知があるか否かをチェックし、完了通知
がある場合には処理を終了するが、そうでない場合に
は、転送されてきたレコード内容を利用者のデータベー
スの使用方法に合わせて変換し、この変換されたレコー
ド内容をDB再構成機構104に転送し(ステップS2
3)、ステップS21に戻る。
【0013】以降、データ変換機構109はDB再構成
機構104からデータ変換処理完了通知を受け取るま
で、上記処理を繰り返す。これにより、データ変換処理
は、DB再構成中において必要な契機に実現される。
【0014】次に、図3に示すフローチャートを参照し
て、DB再構成処理に必要な更新履歴情報を取得する処
理について説明する。
【0015】図3において、オンライン処理によりデー
タベースを更新する時には、アクセス機構107はオン
ライン処理に基づきデータベースを更新する(ステップ
S31)。それから、アクセス機構107は、更新対象
のテーブルがデータベース再構成対象であるとき、制御
フラグ108を参照し、更新対象レコードの位置情報を
更新履歴情報格納域106に記録する必要があるか否か
を判定する(ステップS32)。必要ない場合には、処
理を終了するが、必要ある場合には、アクセス機構10
7は、更新対象レコードのレコード位置情報を更新履歴
情報格納域106に登録する(ステップS33)。
【0016】以上の処理により、DB再構成処理中に処
理対象テーブルがオンライン処理で更新されたとき、更
新対象のレコードの位置情報が更新履歴情報格納域10
6に取得される。
【0017】次に、図4および図5のフローチャートを
参照して、DB再構成処理について説明する。
【0018】図4および図5において、DB再構成命令
110がDB再構成機構104に対して処理開始を命令
すると、DB再構成機構104は対象のテーブルについ
てスキーマの変更を行い、DB再構成後のテーブル10
3を作成する(ステップS41)。更に、DB再構成機
構104はDB再構成対象テーブルに対する更新履歴情
報を取得するために制御フラグ108を要に設定する
(ステップS42)。
【0019】そして、DB再構成機構104は、DB再
構成前の対象テーブル102の先頭から1レコードずつ
選択し(ステップS43)、該レコードの位置情報をレ
コード位置情報退避域105に格納する(ステップS4
4)。それから、DB再構成機構104は、レコード内
容をデータ変換機構109に転送して、該レコード内容
をデータ変換機構109に変換される(ステップS4
5)。DB再構成機構104は、データ変換機構109
で変換されたレコード内容の返却をデータ変換機構10
9から受ける(ステップS46)。DB再構成機構10
4はレコード位置情報退避域105の位置情報に基づ
き、DB再構成後のテーブル103にレコード内容を格
納する(ステップS47)。
【0020】それから、再構成前のテーブル102に含
まれているすべてのレコードを転送したか否かをチェッ
クし、そうでない場合には、ステップS43に戻り、再
構成前のテーブル102に含まれているすべてのレコー
ドについてステップS43ないしS47の処理を繰り返
し行う(ステップS48)。
【0021】次に、DB再構成機構104は、更新履歴
情報格納域106に格納されているレコードの位置情報
を取り出し(ステップS49)、このレコードの位置情
報に基づいて再構成前のテーブル102のレコードを検
索し、該当するレコードを選択する(ステップS5
0)。そして、このレコードの位置情報をレコード位置
情報退避域105に退避させる(ステップS51)。ま
た、DB再構成機構104はレコードの内容をデータ変
換機構109に転送し(ステップS52)、データ変換
機構109から変更後のレコード内容の返却を受け、レ
コード位置情報退避域105の位置情報に基づき再構成
後のテーブル103にレコード内容を格納する(ステッ
プS53)。
【0022】それから、更新履歴情報格納域106に格
納されているすべてのレコードの位置情報について上記
データ変換処理を行ったか否かをチェックし、そうでな
い場合には、ステップS49に戻り、更新履歴情報格納
域106に格納されているすべてのレコードについてス
テップS49〜S53の処理を繰り返し行う(ステップ
S54)。そして、すべてについて処理を行うと、DB
再構成機構104はデータ変換処理完了をデータ変換機
構109に通知する。
【0023】DB再構成機構104は、更新履歴情報格
納域106に格納されているすべてのレコード位置情報
のレコードを処理すると、DB再構成前のテーブル10
2へのオンライン処理とDB再構成後のテーブル103
へのオンライン処理を切り替え(ステップS55)、制
御フラグ108を否に設定し(ステップS56)、処理
を終了する。
【0024】以上の処理により、利用者の使用方法に合
わせたデータ変換処理を必要とするDB再構成処理もオ
ンライン処理の中断なく行うことができる。
【0025】上述したように、本実施例では、2フェー
ズオンラインDB再構成方法において旧テーブルのデー
タを新テーブルに反映する処理であるDBスキーマの変
換処理におけるレコード転送処理の際、およびDBスキ
ーマの変換処理中に更新があったレコードを更新履歴情
報に基づいて新テーブルに反映する際に、レコードの位
置情報のみデータベース管理システム内に退避してお
き、レコード内容を利用者が作成したデータ変換を行う
処理に転送する。そして、データ変換処理により、利用
者の使用法に合わせたデータ変換を行い、変換後のレコ
ード内容をデータベース管理システムに返却する。デー
タベース管理システムでは、返却されたレコード内容
を、退避していたレコードの位置情報に基づき、新テー
ブルに反映する。本処理により、2フェーズオンライン
DB再構成方法によるDB再構成処理中で、同時に利用
者によるデータ変換を行うことができる。これにより、
利用者の使用方法に合わせたデータ変換を伴うDB再構
成処理についてもオンライン中での実現を可能とする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DB再構成処理中において、2フェーズオンラインDB
再構成方法に基づき、DB再構成前のテーブルからDB
再構成後のテーブルへレコードを転送する際、および更
新履歴情報により処理対象テーブルに対するDB再構成
処理中のオンライン処理からの更新結果をDB再構成後
テーブルに反映する際に、レコードの位置情報を退避
し、レコード内容を利用者が作成するデータ変換プログ
ラムに転送し、データ変換プログラムで利用者の使用方
法に合わせてデータ変換を行い、変換後のレコード内容
をレコードの位置情報に基づき、DB再構成後のテーブ
ルに反映する。これにより、従来はオンライン処理の中
断を必要とするデータ変換処理についても、DB再構成
処理中に行うことにより、オンライン処理を無中断で、
DB再構成を行うことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータベース再構成方
法を実施する装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例においてDB再構成処理を行
うのに必要なデータ変換機構の処理を示すフローチャー
トである。
【図3】図1に示す実施例においてDB再構成処理に必
要な更新履歴情報を取得する処理を示すフローチャート
である。
【図4】図1に示す実施例におけるDB再構成処理を示
すフローチャートである。
【図5】図1に示す実施例におけるDB再構成処理を示
すフローチャートであり、図4に続く処理を示してい
る。
【符号の説明】
101 データベース管理システム 102 再構成前のテーブル 103 再構成後のテーブル 104 DB再構成機構 105 レコード位置情報退避域 106 更新履歴情報格納域 107 アクセス機構 108 制御フラグ 109 データ変換機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベース管理システム中にデータベ
    ースの定義変更処理であるデータベース再構成処理を行
    うデータベース再構成機構と、データベース再構成処理
    中にオンライン処理により更新されたレコードを記録す
    る更新履歴情報と、データベース利用者が作成したデー
    タベース再構成処理に伴うデータ変換を行うデータ変換
    機構とを有し、 データベース再構成処理中に再構成対象テーブル中でオ
    ンライン処理から更新されたレコードを更新履歴情報に
    保存し、 データベース再構成機構が再構成前のテーブルに含まれ
    るレコードをテーブル再構成後のテーブルに反映する際
    にレコード内容をデータ変換機構に転送し、 データ変換機構によりレコード内容を変換し、変換後の
    レコード内容をデータベース再構成後のテーブルに反映
    し、 すべてのレコードの転送後に更新履歴情報に保存されて
    いるレコードをテーブル再構成後のテーブルに反映する
    際にレコード内容をデータ変換機構に転送し、 データ変換機構によりレコード内容を変換し、変換後の
    レコード内容をデータベース再構成後のテーブルに反映
    することを特徴とするデータベース再構成方法。
JP7047284A 1995-03-07 1995-03-07 データベース再構成方法 Pending JPH08241330A (ja)

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JP7047284A JPH08241330A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 データベース再構成方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604095B1 (en) 1999-09-21 2003-08-05 International Business Machines Corporation Method, system, program, and data structure for pivoting columns in a database table
US6748389B1 (en) 1999-09-21 2004-06-08 International Business Machines Corporation Method, system, and program for inverting columns in a database table
US6920443B1 (en) 1999-09-21 2005-07-19 International Business Machines, Corporation Method, system, program, and data structure for transforming database tables
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