JPH08241292A - 制御装置 - Google Patents

制御装置

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JPH08241292A
JPH08241292A JP4267395A JP4267395A JPH08241292A JP H08241292 A JPH08241292 A JP H08241292A JP 4267395 A JP4267395 A JP 4267395A JP 4267395 A JP4267395 A JP 4267395A JP H08241292 A JPH08241292 A JP H08241292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
bit
communication
processors
output port
Prior art date
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Pending
Application number
JP4267395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Horii
秀高 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Atsumi Electric Co Ltd filed Critical Atsumi Electric Co Ltd
Priority to JP4267395A priority Critical patent/JPH08241292A/ja
Publication of JPH08241292A publication Critical patent/JPH08241292A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 5個のCPUを用いる制御装置において簡単
な構成で各CPU間の通信を行えるようにする。 【構成】 CPU1〜5にはそれぞれ所定の機能が割り
当てられている。これらの機能は互いに関連するもので
ある。各CPU1〜5は8ビットのデータ用入出力ポー
トと、8ビットの制御用入出力ポートを備えており、対
応するポート毎に接続されている。このような接続で通
信回線が構成されており、CPUは通信を行う際には自
己に割り当てられたステータスのビットのレベルを変更
して通信回線を使用することを宣言し、IDによって送
信先を指定して通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4以上のプロセッサを
用いる制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】制御装
置は、CPUあるいはMPUと称されているプロセッサ
にプログラムを実行させることによって所定の制御を行
うものであるが、近年では多くの機能が要求される場合
が多く、そのために複数個のプロセッサを搭載している
のが通常である。
【0003】勿論、一つのプロセッサで要求される全て
の機能に関する処理を行うことは可能ではあるが、その
ためには高速、且つ高機能のプロセッサが必要となり高
価になるばかりでなく、プログラムの開発にも時間がか
かるものである。
【0004】即ち、要求される機能が常に全く別個のも
ので、それぞれ独立しているとは限らず、複数の機能が
互いに関連する場合があり、そのような場合にはそれぞ
れのプログラムを開発するに際しては、ある事象が発生
した場合に関連する機能においてどのような処理を実行
させるかを互いの関連を分析して一つ一つ場合分けしな
ければならないのでプログラムの開発に時間がかかるの
である。
【0005】それに対して複数個のプロセッサを用いる
ようにすれば、一つ一つのプロセッサはそれ程の高速
性、高機能性は要求されないので安価なプロセッサを用
いることができ、しかもプログラムの開発もプロセッサ
毎の機能について作成すればよいのでプログラムの開発
時間を短縮することができることになるのであるが、こ
のとき問題になるのが各プロセッサ間における通信であ
る。即ち、上述したように互いに関連する機能がある場
合には各プロセッサは通信により情報の授受を行う必要
があるのである。
【0006】ところで、プロセッサにはRS−232C
等の通信機能が備えられているのが通常であるので、こ
れらのプロセッサ自体に備えられている通信機能を用い
ることによってプロセッサ間の通信を容易に行うことが
できるのであるが、このようなことが可能であるのは用
いるプロセッサの個数が3個の場合までであり、4個以
上のプロセッサを用いる場合にはプロセッサ自体に備え
られている通信機能を利用することはできないものであ
った。
【0007】しかし、プロセッサのコスト、及び各プロ
セッサのプログラムの開発時間等を総合的に考慮する
と、4個あるいは5個のプロセッサを用いたい場合があ
り、その場合にはプロセッサ間の通信をどのように行う
かが問題となるのである。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、4個以上のプロセッサを用いた場合にも、簡単な
構成で、且つ安価に各プロセッサ間の通信を行うことが
できる制御装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の制御装置は、それぞれが所定の機能が割
り当てられた4以上のプロセッサを備える制御装置にお
いて、各プロセッサのデータ用入出力ポート及び制御信
号用入出力ポートが対応するビット毎に接続されてなる
通信回線を備え、この通信回線によってプロセッサ間で
情報の授受を行うことを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】この制御装置は4個以上のプロ
セッサを備えており、各プロセッサはプログラムにより
それぞれ所定の機能を達成するようになされている。こ
れら各プロセッサは通信回線により互いに情報の授受を
行うが、この通信回線は各プロセッサのデータ用入出力
ポート及び制御信号用入出力ポートが対応するビット毎
に接続されて形成されている。
【0011】以上のようであるので、通信回線は各プロ
セッサのデータ用入出力ポート及び制御信号用入出力ポ
ートを対応するビット毎に接続するという非常に簡単な
構成で形成することができ、これによって各プロセッサ
は必要な情報の授受を行うことができる。
【0012】また、プロセッサを4個以上用いるので、
一つ一つのプロセッサはそれ程の高速性、高機能性は要
求されないので安価なプロセッサを用いることができ、
しかもプログラムの開発についてもプロセッサ毎の機能
について作成すればよいので各プロセッサのプログラム
を同時並行的に作成することができ、その結果開発時間
を短縮することができるので、全体として安価に、且つ
効率よく制御装置を構成することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1は5個のCPUを用いた制御装置の一実施例の構成
を示す図であり、図中、1〜5はCPU、6は操作装
置、10は通信回線を示す。
【0014】図1において、各CPU1〜5にはそれぞ
れの機能が割り当てられており、それらの機能は互いに
関連するものとする。操作装置6は種々のパラメータの
設定等を行うためのユーザインターフェースであり、キ
ーボード、マウス及びCRT等を備えている。なお、操
作装置6はタッチパネルが搭載された液晶表示装置を用
いて構成することも可能であることは当然である。
【0015】このような構成により、CPU1は操作装
置6の表示画面の制御及び操作装置6で設定された内容
を取り込み、当該情報を必要とするCPUに通知する処
理を行うようになされている。
【0016】次に、通信回線10の構成及びそのときの
動作について図2を参照して説明する。
【0017】各CPU1〜5は、D0〜D7の符号が付
された8ビットのデータ用入出力ポートと、1〜8の符
号が付された8個の制御用入出力ポートを備えており、
対応するポート毎に接続されている。即ち、各CPU1
〜5のD0のデータ用入出力ポートは互いに接続されて
いる。他のポートも同様である。また、各CPU1〜5
の各ポートは抵抗によりプルアップされている。
【0018】そして、ここでは各ポートは次のような割
り当てがなされているものとする。D0〜D7のデータ
用入出力ポートはID、コマンド及びデータの通信のた
めに用いられる。これにより8ビットの情報の通信を行
うことができる。なお、ここではD0を最小ビット(L
SB)、D7を最大ビット(MSB)とし、これらのポ
ートがハイレベルの場合には0、ローレベルの場合には
1を意味するものとする。
【0019】また、制御用入出力ポートの1〜5はそれ
ぞれCPU1〜5のステータスを表すものとする。制御
用入出力ポートの6は送信している情報がIDであるの
か、それ以外のコマンドまたはデータであるのかを識別
するためのビットとして用いられ、IDを送信している
ときはハイレベル、コマンドまたはデータを送信してい
るときはローレベルになされるものとする。
【0020】制御用入出力ポートの7はストローブのた
めのビットとして用いられるものであり、送信を行うC
PUが送信すべき情報をセットすると当該ビットをロー
レベルにするものとする。
【0021】制御用入出力ポートの8は情報が正常に受
信できなかったときの再送要求のためのビットとして用
意されているものであり、受信側CPUが正常に受信で
きなかったと判断したときは当該ビットをローレベルに
するものとする。これにより送信側CPUはこのビット
を監視することによって情報が受信側に正常に受信され
たか否かを認識することができる。
【0022】さて、いまCPU5からCPU1に対し
て、ACH というコマンド及び14H,4DH ,3FH
という3つのデータを送信する場合の動作を例にとっ
て、図3のタイムチャートを参照して動作を説明する。
なお添字の Hは16進数を示すものである。
【0023】まず、CPU5はこれから送信を行う旨を
宣言するために自らに割り当てられている制御用入出力
ポートの5のビットをローレベルにし(t1 )、送信先
を示すIDの情報をセットする(t2 )。この場合には
送信先はCPU1であるので、CPU5はデータ用入出
力ポートのD0のビットのみをローレベルにセットす
る。これにより図3に示すように、LSMが1、その上
位7ビットは0であるので、01H のIDがセットされ
たことが分かる。そしてこのとき送信する情報がIDで
あるので、ID/データのビットはハイレベルの状態に
なされる。なお、CPU2〜4に通信する場合には、そ
れぞれ02H 〜04H のIDをセットすることは当然で
ある。
【0024】IDをセットするとCPU5は次にストロ
ーブをローレベルにセット(t3 )して送信すべき情報
のセットが完了したことを宣言する。
【0025】このときCPU1〜4は自己宛の送信であ
るかどうかをデータ用入出力ポートの状態によって判断
する。従って、この場合にはCPU1が自己宛の通信で
あると判断し、自らに割り当てられている制御用入出力
ポートの1のビットをローレベルにする(t4 )。これ
が通信要求に対する応答である。
【0026】そして、CPU5はCPU1からの応答を
検知するとストローブビットをハイレベルに戻し(t
5 )、CPU1は応答を返したので自己のステータスを
ハイレベルに戻す(t6 )。
【0027】次に、CPU5は、ACH というコマンド
を送信するためにID/データのビットをローレベルに
セットして当該コマンドをセットし(t7 )、ストロー
ブビットをローレベルにセット(t8 )して当該コマン
ドのセットが完了したことを宣言する。なお、図3にお
いてはID/データのビットはCPU1が自己のステー
タスをローレベルからハイレベルにセットすると同時に
ローレベルになされているが、これはタイミングの例を
示すに過ぎないものであり、コマンドをセットする以前
であればよいことは明らかである。
【0028】これに対して、CPU1はストローブがロ
ーレベルになったことを検知すると何等かのデータが準
備されたと認識して自己のステータスをローレベルにセ
ットして当該情報の取り込みを行う(t9 )。また、C
PU5はCPU1からの応答を検知するとストローブビ
ットをハイレベルに戻し(t10)、CPU1は情報の取
り込みを完了すると自己のステータスをハイレベルに戻
す(t11)。
【0029】以下、同様にして14H ,4DH ,3FH
という3つのデータの通信が行われる。そして、CPU
5は、CPU1が最後のデータを取り込んだことを検知
すると(t12)、データ用入出力ポートの全てのビッ
ト、自己のステータスのビット及びID/データのビッ
トをハイレベルに戻す(t13)。このことによって通信
回線10は解放されることになる。
【0030】なお、以上においてはCPU5からCPU
1への通信が正常に行われた場合について説明したが、
CPU1が正常に情報を取り込むことができなかった場
合には、CPU1は再送要求信号のビットをローレベル
にセットする。このことによってCPU5は情報を再送
することになる。
【0031】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能であることは当業者に明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る制御装置の一実施例の構成を示
す図である。
【図2】 CPU間の通信回線の構成例を示す図であ
る。
【図3】 CPU間の通信の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1〜5…CPU、6…操作装置、10…通信回線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが所定の機能が割り当てられた4
    以上のプロセッサを備える制御装置において、各プロセ
    ッサのデータ用入出力ポート及び制御信号用入出力ポー
    トが対応するビット毎に接続されてなる通信回線を備
    え、この通信回線によってプロセッサ間で情報の授受を
    行うことを特徴とする制御装置。
JP4267395A 1995-03-02 1995-03-02 制御装置 Pending JPH08241292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4267395A JPH08241292A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4267395A JPH08241292A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08241292A true JPH08241292A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12642558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4267395A Pending JPH08241292A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 制御装置

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JP (1) JPH08241292A (ja)

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