JPH08241223A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH08241223A
JPH08241223A JP7046774A JP4677495A JPH08241223A JP H08241223 A JPH08241223 A JP H08241223A JP 7046774 A JP7046774 A JP 7046774A JP 4677495 A JP4677495 A JP 4677495A JP H08241223 A JPH08241223 A JP H08241223A
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JP
Japan
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data
rom
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address
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JP7046774A
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Akihiro Sasaki
明宏 佐々木
Hiroyo Ochi
裕代 越智
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Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ROMソケットを介してデータ通
信を行うROMソケット通信方式に関し、ROMエミュ
レート方式で必要であったリードライト信号線などを不
要とし、そのためのパターンや端子や回路を無くし、簡
単な構成でROMソケットを介してデータ通信を実現す
ることを目的とする。 【構成】 処理装置に設置したROMソケットに接続し
て当該ROMソケットからの信号を判定する判定回路
と、この判定回路によって特定アドレスがリードされた
と判定されたときに、ROMソケットからの信号中のデ
ータバスからデータをラッチするラッチ回路とを備え、
このラッチ回路によってラッチしたデータを取り込み、
データ送信を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ROMソケットを介し
てデータ通信を行うデータ処理装置に関するものであ
る。
【0002】近年のCPUクロックの速度向上に伴い、
電子回路の動作確認や電子回路上で動作するソフトウェ
アの動作確認を行うためのエミュレータにおいて、CP
Uをエミュレートすることが困難になりつつある。一
方、CPUに対してROMのアクセス速度はあまり向上
していない。このため、電子回路上のCPUはそのまま
使用し、ROMを基板から外し、その代わりにROMを
エミュレートする処理装置を接続することによって、電
子回路の動作確認やソフトウェアの動作確認を行うため
のエミュレータが増えている。このROMエミュレータ
の方法で、CPUエミュレートのように簡単な電子回路
とエミュレータで接続することが要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来、図3の(a)に示すCPUエミュ
レート方式では、CPUソケットに、エミュレータを簡
単に接続、即ちCPUソケットの全ピンの接続線をエミ
ュレータに接続およびリセット信号用のリセット信号線
を1本接続するだけでよい。
【0004】一方、図3の(b)の従来のROMエミュ
レート方式では、ROMソケットの全ピンの接続線(デ
ータバス、アドレスバス、チップセレクト信号、アウト
プットイネーブル信号、リード信号など)をエミュレー
タに接続、およびリセット信号用のリセット信号線を1
本と、更にCPUからROMソケットを介してエミュレ
ータにデータを伝えるリードライト信号用の信号線を必
要としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、CPUエミ
ュレート方式で不要な当該リードライト信号線がROM
エミュレート方式では必要となり、そのためのパターン
や端子が必要となってしまい、複雑となってしまう問題
があった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するため、
ROMエミュレート方式で必要であったリードライト信
号線などを不要とし、そのためのパターンや端子や回路
を無くし、簡単な構成でROMソケットを介してデータ
通信を実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1および図2を参照し
て課題を解決するための手段を説明する。図1および図
2において、処理装置Aは、ROMソケット13を設置
した処理装置である。
【0008】ROMソケット13は、プログラムやデー
タをリードのみするROM(リードオンリメモリ)を装
着するソケットである。このROMソケット13からR
OMを取り外してその代わりにコネクトタを挿入して処
理装置BのROMインタフェース回路21を介して処理
装置Bと接続する。
【0009】処理装置Bは、ROMソケット13に接続
し、処理装置Aとの間でデータ通信を行うものであっ
て、判定回路22、およびラッチ回路23などから構成
されるものである。
【0010】判定回路22は、処理装置Aに設置したR
OMソケット13に接続して当該ROMソケット13か
らの信号を判定するものである。ラッチ回路23は、判
定回路からの信号をもとにデータバスあるいはアドレス
バスからデータをラッチしたり、出力したりするもので
ある。
【0011】
【作用】本発明は、図1に示すように、処理装置AのR
OMソケット13からROMを取り外した後、当該RO
Mソケット13と処理装置BのROMインタフェース回
路21とをケーブルで接続し、処理装置Bの判定回路2
2によって特定アドレスがリードされたと判定されたと
きに、ラッチ回路23がROMソケットからの信号中の
データバスからデータをラッチして取り込み、データ送
信を行うようにしている。
【0012】また、処理装置AのROMソケット13か
らROMを取り外した後、当該ROMソケット13と処
理装置BのROMインタフェース回路21とをケーブル
で接続し、処理装置Bの判定回路22によって特定アド
レスがリードされたと判定されたときに、ラッチ回路2
3がROMソケットからの信号中の所定アドレスバスか
らデータをラッチして取り込み、データ送信を行うよう
にしている。
【0013】また、処理装置AのROMソケット13か
らROMを取り外した後、当該ROMソケット13と処
理装置BのROMインタフェース回路21とをケーブル
で接続し、処理装置Bの判定回路22によって特定アド
レスがリードされたと判定された後、別の特定アドレス
がリードされたと判定されたときに、ラッチ回路23が
ROMソケットからの信号中の所定アドレスバスからデ
ータをラッチして取り込み、データ送信を行うようにし
ている。
【0014】これらの際に、処理装置Aに設置したRO
Mソケット13に接続した他の処理装置Bにリード信号
を送出してデータを送出させて取り込み、データ受信を
行うようにしている。
【0015】従って、ROMエミュレート方式で必要で
あったリードライト信号線などが不要となり、そのため
のパターンや端子や回路を無くし、簡単な構成でROM
ソケットを介してデータ通信(データの送受信)を実現
することが可能となった。
【0016】
【実施例】次に、図1および図2を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
これは、ROMソケット13のデータバスを介してデー
タ通信を行う場合の構成例である。図1の(a)は、構
成図を示す。
【0018】図1の(a)において、処理装置Aは、こ
こでは、データを送信する元の装置であって、例えば被
試験対象の処理装置であり、CPU11、制御回路1
2、およびROMソケット13などから構成されるもの
である。
【0019】CPU11は、ROMソケット13に装着
されたROMからプログラムやデータをリードして各種
処理を行うものである。制御回路12は、ROMからプ
ログラムやデータをリードするものであって、ROMソ
ケット13に装着されたROMに各種信号(リード信
号、チップセレクト信号、アウトプットイネーブル信号
など)やアドレスバス2を介してアドレス信号を、CP
U11からリードライト信号およびアドレスバス1から
の信号をもとに生成し、ROMソケット13に装着され
たROMに出力してリード制御するものである。
【0020】ROMソケット13は、ROMを装着する
ソケットである。ここでは、ROMを取り外し、コネク
タを装着してケーブルによって処理装置BのROMイン
タフェース回路21と接続する。
【0021】処理装置Bは、ここでは、処理装置Aから
送信されてきたデータを取り込むものであって、例えば
ROMエミュレータと呼ばれる装置であり、ROMイン
タフェース回路21、判定回路22、ライッチ回路2
3、および処理回路24などから構成されるものであ
る。
【0022】ROMインタフェース回路21は、ROM
ソケット13とを接続したケーブルから信号やデータを
取り込むものである。判定回路22は、ROMインタフ
ェース回路21によって取り込んだ信号線、アドレスバ
ス3、データバス2からの信号を判定するものである。
【0023】ラッチ回路23は、データバスからデータ
をラッチして取り込んだり、データをデータバスに出力
したりするものである。処理回路24は、各種処理を行
うものであって、ここでは、ラッチ回路23によって取
り込んだ出力データをもとに、処理装置Aのエミュレー
ト(動作試験)を行うものである。
【0024】次に、図1の(b)に示す順序に従い、図
1の(a)の構成の動作を詳細に説明する。ここで、処
理装置A、処理装置Bは、図1の(a)の処理装置A、
処理装置Bである。
【0025】(1) 処理装置Aから処理装置Bにデー
タを送信する場合の動作:図1の(b)において、S1
は、データをCPUのアキュムレータに格納する。これ
は、S11で処理装置AのCPU11がアキュムレータ
に送信データ(処理装置Bに送信するデータ)を格納す
る。
【0026】S2は、CPUのインデックスポインタに
ROMのデータ送受信用先頭番地を格納する。これは、
S12で処理装置AのCPU11がインデックスレジス
タにROMのデータ送受信用の先頭番地を格納する。
【0027】S3は、インデックスポインタにアキュム
レータの値を加算し、この番地をリードする。このリー
ドした番地が、特定番地のリード(処理装置Aからデー
タを処理装置Bに送信する旨と予め定めた特定番地のリ
ード)とここでは検出、即ちS21で処理装置Bの判定
回路22が特定番地のリードと検出し、ラッチ回路23
を有効にする。
【0028】S22は、ROMインタフェース回路21
よりデータバス2を通じてラッチ回路23にデータがラ
ッチされる。S23は、S22でラッチされたデータを
処理回路24で受け取り処理を行う(エミュレートす
る)。
【0029】以上によって、処理装置AのCPU11が
特定番地をリードすると、処理装置Bの判定回路22が
ラッチ回路23に指示してデータバス2からデータをラ
ッチさせ、このラッチさせたデータを処理回路24が取
り込み、処理(エミュレート)を行う。これにより、処
理装置AのCPU11からデータバス1、ROMソケッ
ト13、ROMインタフェース回路21、データバス
2、ラッチ回路23を介してデータが処理回路24に送
信されたこととなる。
【0030】(2) 処理装置Aが処理装置Bからデー
タを受信する場合の動作:図1の(b)において、S2
は、CPUのインデックスポインタにROMのデータ送
受信用先頭番地を格納する。これは、S12で処理装置
AのCPU11がインデックスレジスタにROMのデー
タ送受信用の先頭番地を格納する。
【0031】S3は、インデックスポインタにアキュム
レータの値を加算し、この番地をリードする。このリー
ドした番地が、特定番地のリード(処理装置Aからデー
タを処理装置Bに送信する旨と予め定めた特定番地のリ
ード)ではないとここでは検出、即ち処理装置Bの判定
回路22が特定番地のリードでないと検出し、ラッチ回
路23を無効(ラッチしているデータをデータバス2に
出力)にする。これにより、S13でROMインタフェ
ース回路21よりデータバス1を通じてCPU11にデ
ータが転送される。そして、CPU11がデータバス1
上のデータを取り込む。
【0032】以上によって、処理装置AのCPU11が
特定番地(処理装置Aから処理装置Bにデータを送信す
る旨の番地)でないリードを表す番地をリードすると、
処理装置Bの判定回路22がラッチ回路23に指示して
データをデータバス2に出力させ、データバス1を介し
てCPU11に転送されて当該CPU11がデータを取
り込む。これにより、処理装置Bのラッチ回路23、デ
ータバス2、ROMインタフェース回路21、ROMソ
ケット13、データバス1を介してデータをCPU11
が受信したこととなる。
【0033】図2は、本発明の他の実施例構成図を示
す。これは、ROMソケット13のアドレスバスを介し
てデータ通信を行う場合の構成例である。図2の(a)
は、構成図を示す。ここで、処理装置A、CPU11、
制御回路12、ROMソケット13、処理装置B、RO
Mインタフェース回路21、および処理回路24は、図
1の(a)とほぼ同一であるので、説明を省略する。
【0034】図2の(a)において、判定回路22は、
ROMインタフェース回路21によって取り込んだ信号
線、アドレスバス3、データバス2からの信号を判定す
るものである。
【0035】ラッチ回路23は、アドレスバスからデー
タをラッチして取り込んだり、データを図示外のデータ
バスに送出したりするものである。次に、図2の(b)
に示す順序に従い、図2の(a)の構成の第1の動作を
詳細に説明する。ここで、処理装置A、処理装置Bは、
図2の(a)の処理装置A、処理装置Bである。
【0036】(1) 処理装置Aから処理装置Bにデー
タを送信する場合の動作:図2の(b)において、S4
は、データをCPUのアキュムレータに格納する。これ
は、S14で処理装置AのCPU11がアキュムレータ
に送信データ(処理装置Bに送信するデータ)を格納す
る。
【0037】S5は、CPUのインデックスポインタに
ROMのデータ送受信用先頭番地を格納する。これは、
S15で処理装置AのCPU11がインデックスレジス
タにROMのデータ送受信用の先頭番地を格納する。
【0038】S6は、インデックスポインタにアキュム
レータの値を加算し、この番地をリードする。このリー
ドした番地が、特定番地のリード(処理装置Aからデー
タを処理装置Bに送信する旨と予め定めた特定番地のリ
ード)とここでは検出、即ちS24で処理装置Bの判定
回路22が特定番地のリードと検出し、ラッチ回路23
を有効にする。
【0039】S25は、ROMインタフェース回路21
よりアドレスバス3の信号がラッチ回路23にデータと
してラッチされる。S26は、S25でラッチされたデ
ータを処理回路24で受け取り処理を行う(エミュレー
トする)。
【0040】以上によって、処理装置AのCPU11が
特定番地をリードすると、処理装置Bの判定回路22が
ラッチ回路23に指示してアドレスバス3からデータを
ラッチさせ、このラッチさせたデータを処理回路24が
取り込み、処理(エミュレート)を行う。これにより、
処理装置AのCPU11からアドレスバス1、制御回路
12、アドレスバス2、ROMソケット13、ROMイ
ンタフェース回路21、アドレスバス3、ラッチ回路2
3を介してデータが処理回路24に送信されたこととな
る。
【0041】(2) 処理装置Aが処理装置Bからデー
タを受信する場合の動作:図2の(b)において、S5
は、CPUのインデックスポインタにROMのデータ送
受信用先頭番地を格納する。これは、S15で処理装置
AのCPU11がインデックスレジスタにROMのデー
タ送受信用の先頭番地を格納する。
【0042】S6は、インデックスポインタにアキュム
レータの値を加算し、この番地をリードする。このリー
ドした番地が、特定番地のリード(処理装置Aからデー
タを処理装置Bに送信する旨と予め定めた特定番地のリ
ード)ではないとここでは検出、即ち処理装置Bの判定
回路22が特定番地のリードでないと検出し、ラッチ回
路23を無効(ラッチしているデータをデータバス2に
出力)にする。これにより、S16でROMインタフェ
ース回路21よりデータバス1を通じてCPU11にデ
ータが転送される。そして、CPU11がデータバス1
上のデータを取り込む。
【0043】以上によって、処理装置AのCPU11が
特定番地(処理装置Aから処理装置Bにデータを送信す
る旨の番地)でないリードを表す番地をリードすると、
処理装置Bの判定回路22がラッチ回路23に指示して
データを図示外のデータバス2(図1の(a)参照)に
出力させ、データバス1を介してCPU11に転送され
て当該CPU11がデータを取り込む。これにより、処
理装置Bのラッチ回路23、図示外のデータバス2、R
OMインタフェース回路21、ROMソケット13、デ
ータバス1を介してデータをCPU11が受信されたこ
ととなる。
【0044】次に、図2の(c)に示す順序に従い、図
2の(a)の構成の第2の動作を詳細に説明する。ここ
で、処理装置A、処理装置Bは、図2の(a)の処理装
置A、処理装置Bである。
【0045】(3) 処理装置Aから処理装置Bにデー
タを送信する場合の動作:図2の(c)において、S7
は、データをCPUのアキュムレータに格納する。これ
は、S17で処理装置AのCPU11がアキュムレータ
に送信データ(処理装置Bに送信するデータ)を格納す
る。
【0046】S8は、CPUのインデックスポインタに
ROMのデータ送受信用先頭番地を格納する。これは、
S18で処理装置AのCPU11がインデックスレジス
タにROMのデータ送受信用の先頭番地を格納する。
【0047】S9は、ラッチ回路を有効にするアクセス
を行う。これは、CPU11が予め定めた番地をリード
し、判定回路22がこの旨を検出してラッチ回路を有効
にする。
【0048】S10は、S9に続いて、インデックスポ
インタにアキュムレータの値を加算し、この番地をリー
ドする。このリードした番地が、特定番地のリード(処
理装置Aからデータを処理装置Bに送信する旨と予め定
めた特定番地のリード)とここでは検出、即ちS27で
処理装置Bの判定回路22が特定番地のリードと検出
し、ラッチ回路23を実際に有効にする。
【0049】S28は、ROMインタフェース回路21
よりアドレスバス3の信号がラッチ回路23にデータと
してラッチされる。S29は、S28でラッチされたデ
ータを処理回路24で受け取り処理を行う(エミュレー
トする)。
【0050】以上によって、処理装置AのCPU11が
ラッチ回路を有効にする番地のアクセス(リード)を行
った後に、特定番地をリードすると、処理装置Bの判定
回路22がラッチ回路23に指示してアドレスバス3か
らデータをラッチさせ、このラッチさせたデータを処理
回路24が取り込み、処理(エミュレート)を行う。こ
れにより、処理装置AのCPU11からアドレスバス
1、制御回路12、アドレスバス2、ROMソケット1
3、ROMインタフェース回路21、アドレスバス3、
ラッチ回路23を介してデータが処理回路24に送信さ
れたこととなる。
【0051】(4) 処理装置Aが処理装置Bからデー
タを受信する場合の動作:図2の(c)において、S8
は、CPUのインデックスポインタにROMのデータ送
受信用先頭番地を格納する。これは、S18で処理装置
AのCPU11がインデックスレジスタにROMのデー
タ送受信用の先頭番地を格納する。
【0052】S9は、ラッチ回路を有効にするアクセス
を行う。これは、CPU11が予め定めたリードを表す
番地をリードし、判定回路22がこの旨を検出してラッ
チ回路を有効にするアクセス(リード)を行う。尚、デ
ータを受信する場合にはこのS9を省略してもよい。
【0053】S10は、インデックスポインタにアキュ
ムレータの値を加算し、この番地をリードする。このリ
ードした番地が、特定番地のリード(処理装置Aからデ
ータを処理装置Bに送信する旨と予め定めた特定番地の
リード)ではないとここでは検出、即ち処理装置Bの判
定回路22が特定番地のリードでないと検出し、ラッチ
回路23を無効(ラッチしているデータをデータバス2
に出力)にする。これにより、S20でROMインタフ
ェース回路21よりデータバス1を通じてCPU11に
データが転送される。そして、CPU11がデータバス
1上のデータを取り込む。
【0054】以上によって、処理装置AのCPU11が
特定番地(処理装置Aから処理装置Bにデータを送信す
る旨の番地)でないリードを表す番地をリード(あるい
は直前にS9のラッチ回路23を有効にするアクセスを
行った後にリード)すると、処理装置Bの判定回路22
がラッチ回路23に指示してデータを図示外のデータバ
ス2(図1の(a)参照)に出力させ、データバス1を
介してCPU11に転送されて当該CPU11がデータ
を取り込む。これにより、処理装置Bのラッチ回路2
3、図示外のデータバス2、ROMインタフェース回路
21、ROMソケット13、データバス1を介してデー
タをCPU11が受信されたこととなる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理装置AのROMソケット13にケーブルを介して接
続した処理装置Bとの間で特定番地をリードしたときに
データを処理装置Aから処理装置Bに向けてデータバス
あるいはアドレスバスを介して送信し、一方、特定番地
でない番地をリードしたときに処理装置Aが処理装置B
からデータを受信したりする構成を採用しているため、
リードオンリメモリであるROMを装着するROMソケ
ット12を介して特別なライト信号線なしに、データの
送受信を行うことができる。これにより、従来のROM
エミュレート方式で必要であったリードライト信号線な
どを全く不要とし、そのためのパターンや端子や回路を
無くし、ROMソケットを介して外部との間で双方向の
データ通信を実現することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の他の実施例構成図である。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 A、B:処理装置 11:CPU 12:制御回路 13:ROMソケット 21:ROMインタフェース回路 22:判定回路 23:ラッチ回路 24:処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越智 裕代 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ROMソケットを介してデータ通信を行う
    データ処理装置において、 ROMソケットからの信号を判定する判定手段と、 この判定手段によって特定アドレスがリードされたと判
    定されたときに、上記ROMソケットからの信号中のデ
    ータバスからデータを取り込むデータ取得手段と、 このデータ取得手段によって取り込んだデータを処理す
    る処理手段とを有することを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】ROMソケットを介してデータ通信を行う
    データ処理装置において、 ROMソケットからの信号を判定する判定手段と、 この判定手段によって特定アドレスがリードされたと判
    定されたときに、上記ROMソケットからの信号中の所
    定のアドレスバスからデータを取り込むデータ取得手段
    と、 このデータ取得手段によって取り込んだデータを処理す
    る処理手段とを有することを特徴とするデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】ROMソケットを介してデータ通信を行う
    データ処理装置において、 ROMソケットからの信号を判定する判定手段と、 この判定手段によって特定アドレスがリードされたと判
    定された後、別の特定アドレスがリードされたと判定さ
    れたときに、上記ROMソケットからの信号中の所定の
    アドレスバスからデータを取り込むデータ取得手段と、 このデータ取得手段によって取り込んだデータを処理す
    る処理手段とを有することを特徴とするデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】上記ROMソケットに接続した他の処理装
    置にリード信号を送出してデータを送出させて取り込
    み、データ受信を行うことを特徴とする請求項1ないし
    請求項3記載のいずれかのデータ処理装置。
JP7046774A 1995-03-07 1995-03-07 データ処理装置 Withdrawn JPH08241223A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100699838B1 (ko) * 2005-04-13 2007-03-27 삼성전자주식회사 롬 인터페이스 용 패드를 구비하는 반도체장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100699838B1 (ko) * 2005-04-13 2007-03-27 삼성전자주식회사 롬 인터페이스 용 패드를 구비하는 반도체장치

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