JPH0824054A - 収納装置 - Google Patents
収納装置Info
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- JPH0824054A JPH0824054A JP18975994A JP18975994A JPH0824054A JP H0824054 A JPH0824054 A JP H0824054A JP 18975994 A JP18975994 A JP 18975994A JP 18975994 A JP18975994 A JP 18975994A JP H0824054 A JPH0824054 A JP H0824054A
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- Japan
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- door
- plate
- top plate
- door body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】箱体からなる収納部空間部前面に扉体を設けた
収納装置においては、扉体は扉体取付け用の枠体に取付
けていたが、このような工程は複雑であり、作業性にお
いて良好とは言えなかった。本発明は上記の複雑な工程
を簡易化しようとする。 【構成】天板1、地板2、側板3および背板により構成
される、収納空間部前面に扉体5が設けられた収納装置
において、天板1および地板2を側板3より前方に延出
するとともに、該天板1および地板2の延出部に開閉用
レール6a,6bが、また扉体5の上下に可動装置7
a,7bが取付けられた扉体5を開閉自在に設けた収納
装置。
収納装置においては、扉体は扉体取付け用の枠体に取付
けていたが、このような工程は複雑であり、作業性にお
いて良好とは言えなかった。本発明は上記の複雑な工程
を簡易化しようとする。 【構成】天板1、地板2、側板3および背板により構成
される、収納空間部前面に扉体5が設けられた収納装置
において、天板1および地板2を側板3より前方に延出
するとともに、該天板1および地板2の延出部に開閉用
レール6a,6bが、また扉体5の上下に可動装置7
a,7bが取付けられた扉体5を開閉自在に設けた収納
装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】天板、地板、側板および背板によ
り構成される収納空間部前面に開閉自在に扉体が設けら
れた収納装置に関する。
り構成される収納空間部前面に開閉自在に扉体が設けら
れた収納装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】天板、地板、側板および
背板により構成された収納空間部を有し、前部が開口す
る箱体と縦枠、横枠による四方枠と、該枠に取付けられ
る扉体によって収納装置が構成される。
背板により構成された収納空間部を有し、前部が開口す
る箱体と縦枠、横枠による四方枠と、該枠に取付けられ
る扉体によって収納装置が構成される。
【0003】該収納装置は、箱体、枠体、扉体の3部体
により構成されるものであって、箱体を所定位置に設置
する。箱体は、予め天板、地板、側板および背板より箱
体に構成しても設置する所定位置において天板、地板、
側板および背板を用いて組立てを行ない箱体としてもよ
い。
により構成されるものであって、箱体を所定位置に設置
する。箱体は、予め天板、地板、側板および背板より箱
体に構成しても設置する所定位置において天板、地板、
側板および背板を用いて組立てを行ない箱体としてもよ
い。
【0004】一方枠体は、縦枠、横枠を用いて三方枠、
四方枠とする。扉体の取付けは、上レールに上ランナー
や吊り車を予め挿入、下レールに下ランナーや下ガイド
を予め挿入した後、上レールを上部横枠に固定し、下レ
ールを下部横枠あるいは床面に固定する。
四方枠とする。扉体の取付けは、上レールに上ランナー
や吊り車を予め挿入、下レールに下ランナーや下ガイド
を予め挿入した後、上レールを上部横枠に固定し、下レ
ールを下部横枠あるいは床面に固定する。
【0005】枠体は、箱体の開口部前面あるいは前部の
柱また間柱等の構造部材に固定する。次に、扉体を枠体
内に立設して、その上部を上ランナーや吊り車と、下部
を下ランナーや下ガイドと固定して扉体の吊り込みを行
なう。または、枠体の上枠に枠体幅内寸より寸法の短い
上レールを片側縦枠側に寄せて固定し吊り車挿入開口部
を設け、一方下レールを下部横枠あるいは床面に固定す
る。枠体は箱体の開口部前面あるいは前部の柱また間柱
等の構造部材に固定する。
柱また間柱等の構造部材に固定する。次に、扉体を枠体
内に立設して、その上部を上ランナーや吊り車と、下部
を下ランナーや下ガイドと固定して扉体の吊り込みを行
なう。または、枠体の上枠に枠体幅内寸より寸法の短い
上レールを片側縦枠側に寄せて固定し吊り車挿入開口部
を設け、一方下レールを下部横枠あるいは床面に固定す
る。枠体は箱体の開口部前面あるいは前部の柱また間柱
等の構造部材に固定する。
【0006】次に、扉体の上部に吊り車を、下部にガイ
ドローラーやガイドピンを取付け、該扉体を枠体内に立
設し、扉体の上部の吊り車を上枠に設けられた吊り車挿
入開口部より上レール内に挿入する。一方、下レール内
に下部ガイドローラーやガイドピンを嵌入する。
ドローラーやガイドピンを取付け、該扉体を枠体内に立
設し、扉体の上部の吊り車を上枠に設けられた吊り車挿
入開口部より上レール内に挿入する。一方、下レール内
に下部ガイドローラーやガイドピンを嵌入する。
【0007】次に、吊り車挿入開口部にジョイントレー
ルを嵌合し固定して扉体の吊り込みを行なう。このよう
にまず箱体、枠体、扉体の3部材が必要となりその施工
が複雑であり、コストが高く、生産性が悪くしかも施工
性が良好でなかった。また、その扉体の吊込みにおいて
も色々あるがそのいずれにおいても施工性が良好でなか
った。
ルを嵌合し固定して扉体の吊り込みを行なう。このよう
にまず箱体、枠体、扉体の3部材が必要となりその施工
が複雑であり、コストが高く、生産性が悪くしかも施工
性が良好でなかった。また、その扉体の吊込みにおいて
も色々あるがそのいずれにおいても施工性が良好でなか
った。
【0008】
【技術的手段】天板1、地板2、側板3および背板によ
り構成される、収納空間部前面に扉体5が設けられた収
納装置において、天板1および地板2を側板3より前方
に延出するとともに、該天板1および地板2の延出部に
開閉用レール6a,6bが、また扉体5の上下に可動装
置7a,7bが取付けられた扉体5を開閉自在に設けた
収納装置。
り構成される、収納空間部前面に扉体5が設けられた収
納装置において、天板1および地板2を側板3より前方
に延出するとともに、該天板1および地板2の延出部に
開閉用レール6a,6bが、また扉体5の上下に可動装
置7a,7bが取付けられた扉体5を開閉自在に設けた
収納装置。
【0009】
【構成の説明】天板1、地板2、側板3および背板によ
り箱体が構成される。天板1、地板2、側板3は合板、
中質あるいは硬質の木質繊維板、パーティクルボード、
フレークボード、ストランドボード、ウエハーボード、
スティックボード、単板積層材、集成材等の基板を単独
であるいはそれらを任意積層した複合板を用い、それら
の表面あるいは/および裏面、また木口部に、化粧単
板、化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂含浸紙等の
化粧材また、塗装、印刷、転写により任意化粧が施され
る。
り箱体が構成される。天板1、地板2、側板3は合板、
中質あるいは硬質の木質繊維板、パーティクルボード、
フレークボード、ストランドボード、ウエハーボード、
スティックボード、単板積層材、集成材等の基板を単独
であるいはそれらを任意積層した複合板を用い、それら
の表面あるいは/および裏面、また木口部に、化粧単
板、化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂含浸紙等の
化粧材また、塗装、印刷、転写により任意化粧が施され
る。
【0010】また側板3には箱体の内側面となる側に棚
板、引出し、網かご等を取付けるための複数列、複数段
にダボ穴が設けられる。天板1、地板2、側板3、背板
は、任意接ぎ等、接着剤、金物類による緊結接合等によ
り箱体に組立てられる。天板1および地板2はその幅
を、側板3の幅より広く設けられ、箱体とした時、天板
1および地板2を側板3より前方に延出され、該天板1
および地板2に延出部S1,S2が形成される。
板、引出し、網かご等を取付けるための複数列、複数段
にダボ穴が設けられる。天板1、地板2、側板3、背板
は、任意接ぎ等、接着剤、金物類による緊結接合等によ
り箱体に組立てられる。天板1および地板2はその幅
を、側板3の幅より広く設けられ、箱体とした時、天板
1および地板2を側板3より前方に延出され、該天板1
および地板2に延出部S1,S2が形成される。
【0011】図1のように天板1および地板2の幅を同
じとし延出部S1,S2の延出寸法を同じ寸法とする
か、図3のように天板1の延出寸法より地板2の延出寸
法を短くすることで延出部の延出寸法を異なる寸法とす
るように構成される。側板3と地板2は側板3の木口縁
と地板2の裏面と面一になるようにまた、側板3の木口
縁より内方側に地板2が位置するように構成される。
じとし延出部S1,S2の延出寸法を同じ寸法とする
か、図3のように天板1の延出寸法より地板2の延出寸
法を短くすることで延出部の延出寸法を異なる寸法とす
るように構成される。側板3と地板2は側板3の木口縁
と地板2の裏面と面一になるようにまた、側板3の木口
縁より内方側に地板2が位置するように構成される。
【0012】側板3と天板1は、側板3の木口縁と天板
1の裏面あるいは表面と面一になるように構成される。
背板は、天板1、地板2、側板3の裏面木口縁に当接し
釘、木ネジ、接着剤等を用い固定するか、天板1、地板
2、側板3の裏面木口縁の近傍内側にその長さ方向に溝
を刻設し、該溝内に背板を嵌合し固定していた。このよ
うにして天板1および地板2を側板3より前方に延出さ
れ、延出部S1,S2が形成され、収納空間部を有する
箱体Bを得た。
1の裏面あるいは表面と面一になるように構成される。
背板は、天板1、地板2、側板3の裏面木口縁に当接し
釘、木ネジ、接着剤等を用い固定するか、天板1、地板
2、側板3の裏面木口縁の近傍内側にその長さ方向に溝
を刻設し、該溝内に背板を嵌合し固定していた。このよ
うにして天板1および地板2を側板3より前方に延出さ
れ、延出部S1,S2が形成され、収納空間部を有する
箱体Bを得た。
【0013】箱体は、その収納空間部内部に棚板、引出
し、網かご、ハンガー等が任意設置される。また、片側
あるいは両側にダボ穴を有する仕切板を設置し内部を仕
切ることも行なわれる。箱体の天板1および地板2の延
出部S1,S2に、扉体5を開閉するための開閉用レー
ル6a,6bが、また扉体5の上下に可動装置7a,7
bが取付けられる。図1において4は扉体5の補強板で
ある。
し、網かご、ハンガー等が任意設置される。また、片側
あるいは両側にダボ穴を有する仕切板を設置し内部を仕
切ることも行なわれる。箱体の天板1および地板2の延
出部S1,S2に、扉体5を開閉するための開閉用レー
ル6a,6bが、また扉体5の上下に可動装置7a,7
bが取付けられる。図1において4は扉体5の補強板で
ある。
【0014】図1、図3のように開閉用レール6a,6
bは天板1の延出部S1下面の扉体5の開閉方向に上レ
ール6aが、地板の延出部上面の扉開閉方向に下レール
6bが各々埋設される。また、図3のように天板1の延
出部S1を地板2の延出部S2より、前方に長く延出さ
れ、箱体の地板2が側板3の下部木口縁より内方側に位
置するように構成され、かつ地板の裏面に空間を有する
場合の開閉用レールは、天板1の延出部S1下面の扉体
5の開閉方向に上レール6aが、地板2の延出部S2下
面の扉開閉方向に下レール6bが各々埋設される。開閉
用レール6a,6bは合成樹脂製、金属製のものが用い
られる。
bは天板1の延出部S1下面の扉体5の開閉方向に上レ
ール6aが、地板の延出部上面の扉開閉方向に下レール
6bが各々埋設される。また、図3のように天板1の延
出部S1を地板2の延出部S2より、前方に長く延出さ
れ、箱体の地板2が側板3の下部木口縁より内方側に位
置するように構成され、かつ地板の裏面に空間を有する
場合の開閉用レールは、天板1の延出部S1下面の扉体
5の開閉方向に上レール6aが、地板2の延出部S2下
面の扉開閉方向に下レール6bが各々埋設される。開閉
用レール6a,6bは合成樹脂製、金属製のものが用い
られる。
【0015】扉体5が折り戸式の場合、上下各1本、引
き戸の場合、上下各複数本が設けられる。扉体5は、合
板、中質あるいは硬質の木質繊維板、パーティクルボー
ド、フレークボード、ストランドボード、ウエハーボー
ド、スティックボード、単板積層材、集成材等の基板を
単独であるいはそれらを任意積層した複合板や合成樹脂
発泡体等を芯材として用い、それらの表面あるいは/お
よび裏面、また側面木口あるいは四周縁木口部に、化粧
単板、化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂含浸紙等
の化粧材また下地処理をした後、塗装、印刷、転写によ
り任意化粧が施される。
き戸の場合、上下各複数本が設けられる。扉体5は、合
板、中質あるいは硬質の木質繊維板、パーティクルボー
ド、フレークボード、ストランドボード、ウエハーボー
ド、スティックボード、単板積層材、集成材等の基板を
単独であるいはそれらを任意積層した複合板や合成樹脂
発泡体等を芯材として用い、それらの表面あるいは/お
よび裏面、また側面木口あるいは四周縁木口部に、化粧
単板、化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂含浸紙等
の化粧材また下地処理をした後、塗装、印刷、転写によ
り任意化粧が施される。
【0016】また、先に示した基板や複合板を棒材とし
て任意芯組みした芯材あるいは芯組みし該芯組み間の内
部にハニカムコアや合成樹脂発泡体を嵌合し芯材として
用い、それらの表面あるいは/および裏面、また側面木
口あるいは四周縁木口部に、先に示したと同様、任意化
粧が施される。
て任意芯組みした芯材あるいは芯組みし該芯組み間の内
部にハニカムコアや合成樹脂発泡体を嵌合し芯材として
用い、それらの表面あるいは/および裏面、また側面木
口あるいは四周縁木口部に、先に示したと同様、任意化
粧が施される。
【0017】また、扉体5はその意匠を表面平滑なフラ
ットタイプ、モールによる装飾を施されたモールタイ
プ、框組み鏡板による落し込みタイプ、ガラスを嵌め込
まれたガラスタイプ、鏡を嵌め込まれた鏡タイブ等、通
常用いられるもので良い。
ットタイプ、モールによる装飾を施されたモールタイ
プ、框組み鏡板による落し込みタイプ、ガラスを嵌め込
まれたガラスタイプ、鏡を嵌め込まれた鏡タイブ等、通
常用いられるもので良い。
【0018】開閉用レール6a,6bおよび扉体5の上
下設けられる可動装置7a,7bは、具体的には天板1
の延出部S1下面の扉体5の開閉方向に吊り車用の上レ
ール6aが埋設され、地板2の延出部S2上面にピボッ
ト用の下レール6bが埋設される。上レール6aは、天
板1の少なくとも片側木口縁にまで達するように設けら
れ、その上レール6aのサイドは取りはずし可能なサイ
ドキャップが嵌合される。
下設けられる可動装置7a,7bは、具体的には天板1
の延出部S1下面の扉体5の開閉方向に吊り車用の上レ
ール6aが埋設され、地板2の延出部S2上面にピボッ
ト用の下レール6bが埋設される。上レール6aは、天
板1の少なくとも片側木口縁にまで達するように設けら
れ、その上レール6aのサイドは取りはずし可能なサイ
ドキャップが嵌合される。
【0019】一方、折り戸式の扉体5における可動装置
7a,7bは吊り車とピボット(図2、図4)あるいは
ガイド下車(図3)からなり、扉体5の上部に2個の吊
り車が取付けられ、下部に2個のピボットあるいはガイ
ド下車が取付けられる。図2のように扉体5が天板1、
地板2の前面に突出して設けられる場合は、また上レー
ル6aおよび下レール6bに天板1の木口縁にまで達す
るように設けられ、かつ、その各々レール6a,6bの
サイドは取りはずし可能なサイドキャップが嵌合され
る。
7a,7bは吊り車とピボット(図2、図4)あるいは
ガイド下車(図3)からなり、扉体5の上部に2個の吊
り車が取付けられ、下部に2個のピボットあるいはガイ
ド下車が取付けられる。図2のように扉体5が天板1、
地板2の前面に突出して設けられる場合は、また上レー
ル6aおよび下レール6bに天板1の木口縁にまで達す
るように設けられ、かつ、その各々レール6a,6bの
サイドは取りはずし可能なサイドキャップが嵌合され
る。
【0020】吊り車、ピボット、ガイド下車は扉体取付
け軸によって回動自由に設けられるものである。
け軸によって回動自由に設けられるものである。
【0021】つぎに扉体5の取付方法について説明す
る。扉体5はサイドキャップの取りはずしてある上レー
ル6aおよび下レール6b側から吊り車およびピボット
あるいはガイド下車を該上レール6aおよび下レール6
bに嵌入し吊り込み設置する。扉体5の吊り込み後、上
レール6aおよび下レール6bにはストッパーおよびサ
イドキャップを嵌合する。
る。扉体5はサイドキャップの取りはずしてある上レー
ル6aおよび下レール6b側から吊り車およびピボット
あるいはガイド下車を該上レール6aおよび下レール6
bに嵌入し吊り込み設置する。扉体5の吊り込み後、上
レール6aおよび下レール6bにはストッパーおよびサ
イドキャップを嵌合する。
【0022】また、引き戸式の扉体における可動装置
は、ピボットあるいはガイド上車と下車からなり、扉体
5の上部に2個のピボットあるいはガイド上車が取付け
られ、下部に2個の下車が取付けられる。扉体5は上レ
ール6aおよび下レール6b間に先と同様に嵌合され
る。引き戸式であるため、片引きの場合上下1本レール
6a,6bで良いが、引き違いや3枚戸等の場合扉体枚
数に応じて上レール6aおよび下レール6bは複数本並
列して設けられる。
は、ピボットあるいはガイド上車と下車からなり、扉体
5の上部に2個のピボットあるいはガイド上車が取付け
られ、下部に2個の下車が取付けられる。扉体5は上レ
ール6aおよび下レール6b間に先と同様に嵌合され
る。引き戸式であるため、片引きの場合上下1本レール
6a,6bで良いが、引き違いや3枚戸等の場合扉体枚
数に応じて上レール6aおよび下レール6bは複数本並
列して設けられる。
【0023】また、図3のように別の収納装置において
は、箱体の天板1の延出部S1を地板2の延出部S2よ
り、前方に長く延出され、地板2が側板3の下部木口縁
より内方側に位置するよう構成され、地板2の裏面に空
間を有する場合、天板1の延出部S1下面の扉開閉方向
に吊り車用の上レール6aが埋設され、地板2の裏面に
扉開閉方向にピボットあるいはガイド下車用の下レール
6bが各々埋設される。
は、箱体の天板1の延出部S1を地板2の延出部S2よ
り、前方に長く延出され、地板2が側板3の下部木口縁
より内方側に位置するよう構成され、地板2の裏面に空
間を有する場合、天板1の延出部S1下面の扉開閉方向
に吊り車用の上レール6aが埋設され、地板2の裏面に
扉開閉方向にピボットあるいはガイド下車用の下レール
6bが各々埋設される。
【0024】可動装置7a,7bは吊り車とピボットあ
るいはガイド下車からなり扉体5の上部に2個の吊り車
が取付けられ、下部に補助金具を用い下レール6bにピ
ボットあるいはガイド下車が嵌入されるように取付けら
れる。扉体5は先に示したと同様に、上レール6aおよ
び下レール6bに扉体5の上部吊り車および下部ピボッ
トあるいはガイド下車を嵌入し吊り込み設置する。
るいはガイド下車からなり扉体5の上部に2個の吊り車
が取付けられ、下部に補助金具を用い下レール6bにピ
ボットあるいはガイド下車が嵌入されるように取付けら
れる。扉体5は先に示したと同様に、上レール6aおよ
び下レール6bに扉体5の上部吊り車および下部ピボッ
トあるいはガイド下車を嵌入し吊り込み設置する。
【0025】扉体5の下縁は地板2より下方まで延出す
ることができ意匠性を向上することができる。
ることができ意匠性を向上することができる。
【0026】図5のように折り戸式の扉体5は側板3の
前部にまで設けられ、側板3の前部木口部には扉体5の
回転軌道に対応する切り欠きを設けられた縁材6が取付
けられる。また、扉体5と側板3あるいは縁材6とに形
成される隙間を隠す目かくし材9を側板3外側に前方に
張り出すよう、天板1から地板2間あるいは地板2下部
にまで設ける。10は仕切板である。扉体5が折り戸式
の場合、複数枚の扉体5で構成される収納装置におい
て、各扉体5の片側を固定ピボットとし開閉はされる
が、扉体5自体が可動されない構成をとることもでき
る。
前部にまで設けられ、側板3の前部木口部には扉体5の
回転軌道に対応する切り欠きを設けられた縁材6が取付
けられる。また、扉体5と側板3あるいは縁材6とに形
成される隙間を隠す目かくし材9を側板3外側に前方に
張り出すよう、天板1から地板2間あるいは地板2下部
にまで設ける。10は仕切板である。扉体5が折り戸式
の場合、複数枚の扉体5で構成される収納装置におい
て、各扉体5の片側を固定ピボットとし開閉はされる
が、扉体5自体が可動されない構成をとることもでき
る。
【0027】このようにして、天板、地板、側板および
背板による箱体の、天板および地板を側板より前方に延
出するとともに、該天板および地板の延出部に開閉用レ
ールがまた扉体の上下に可動装置が取付けられ、扉体を
開閉自在に設けた収納装置が得られた。
背板による箱体の、天板および地板を側板より前方に延
出するとともに、該天板および地板の延出部に開閉用レ
ールがまた扉体の上下に可動装置が取付けられ、扉体を
開閉自在に設けた収納装置が得られた。
【0028】
【発明の効果】天板1および地板2を側板3より前方に
延出し、該延出部S1、S2に直かに開閉用レール6
a,6bが取付けられるため、従来のように別部材であ
る開口枠体の必要がなく、安価に得られ施工性が向上さ
れた。
延出し、該延出部S1、S2に直かに開閉用レール6
a,6bが取付けられるため、従来のように別部材であ
る開口枠体の必要がなく、安価に得られ施工性が向上さ
れた。
【0029】また、扉体5に吊り車、ピボット、下ガイ
ド車などの可動装置7a,7bに取りつけた状態で扉体
5のレール6a,6bの取付けができ、施工性が向上さ
れた。
ド車などの可動装置7a,7bに取りつけた状態で扉体
5のレール6a,6bの取付けができ、施工性が向上さ
れた。
【図1】 本発明装置の扉部分の断面図、
【図2】 同じく扉体を天板、地板先端小口面より前方
に取り付けた場合の断面図、
に取り付けた場合の断面図、
【図3】 同じく天板の延出幅S1を地板のそれより大
きくした場合の断面図、
きくした場合の断面図、
【図4】 同じく上方の可動装置7aに吊り車を、下方
の可動装置7bにピボットを用いた場合の断面図、
の可動装置7bにピボットを用いた場合の断面図、
【図5】 折り戸式扉を用い、側板3先端木口面に縁材
8を設けた場合の断面図、
8を設けた場合の断面図、
1:天板、2:地板、3:側板、4:補強板、5:扉
体、6a:上レール、6b:下レール、7a:上可動装
置、7b:下可動装置、S1:天板延出部、S2:地板
延出部、8:縁材、9:目隠し部材、10:仕切板、
f:載置台。
体、6a:上レール、6b:下レール、7a:上可動装
置、7b:下可動装置、S1:天板延出部、S2:地板
延出部、8:縁材、9:目隠し部材、10:仕切板、
f:載置台。
Claims (5)
- 【請求項1】 天板、地板、側板および背板により構成
される、収納空間部前面に扉体が設けられた収納装置に
おいて天板および地板を側板より前方に延出するととも
に、 該天板および地板の延出部に開閉用レールが、 また扉体の上下に可動装置が取付けられ扉体を開閉自在
に設けたことを特徴とする収納装置。 - 【請求項2】 天板の延出部下面の扉開閉方向に上レー
ルが、地板の延出部上面の扉開閉方向に下レールが各々
埋設され、 上部に吊り車が、また下部に案内ピボットあるいは下車
が取付けられた折り戸式の扉体を開閉自在に設けた請求
項1記載の収納装置。 - 【請求項3】 天板の延出部下面の扉開閉方向に上レー
ルが、地板の延出部上面に扉開閉方向に下レールが各々
埋設され、 上部に案内ピボットが、下部に戸車が取付けられた引戸
式の扉体を開閉自在に設けた請求項1記載の収納装置。 - 【請求項4】 天板の延出部を地板の延出部より、前方
に長く延出するとともに、 天板の延出部下面の扉開閉方向に上レールが、地板の裏
面に扉開閉方向に下レールが各々埋設され、 上部に吊り車が、下部に扉体から延長された案内ピボッ
トが取付けられた折り戸式の扉体を開閉自在に設けた請
求項1記載の収納装置。 - 【請求項5】 天板の延出部下面の扉開閉方向に上レー
ルが、地板の延出部上面の扉体の閉鎖時に固定ピボット
を受ける受け座が設けられ、 上部に吊り車が、また下部に固定ピボットが取付けられ
た折りたたみ式の扉体を開閉自在に設けた請求項1記載
の収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18975994A JPH0824054A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18975994A JPH0824054A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0824054A true JPH0824054A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16246708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18975994A Pending JPH0824054A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0824054A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006230719A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Okamura Corp | 物品収納什器 |
JP2009083179A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写シートの製造方法 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP18975994A patent/JPH0824054A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006230719A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Okamura Corp | 物品収納什器 |
JP4602792B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2010-12-22 | 株式会社岡村製作所 | 物品収納什器 |
JP2009083179A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 転写シートの製造方法 |
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