JPH08240038A - 駐輪柵兼用人止め柵 - Google Patents

駐輪柵兼用人止め柵

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JPH08240038A
JPH08240038A JP4469295A JP4469295A JPH08240038A JP H08240038 A JPH08240038 A JP H08240038A JP 4469295 A JP4469295 A JP 4469295A JP 4469295 A JP4469295 A JP 4469295A JP H08240038 A JPH08240038 A JP H08240038A
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JP
Japan
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fence
bicycle
parking
horizontal bar
bar
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JP4469295A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Abe
浩 阿部
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駅または商店から近く、駐輪スペースを取ら
ず、盗難の防止も図れ、しかも見栄えの良い駐輪柵兼用
人止め柵を得ること。 【構成】 自転車のサドルと略同じ高さで駐輪と人止め
を兼ねる水平バー4とその両端から垂下する一対の支柱
5とで形成される柵体2と、一対の支柱5の下端からそ
れぞれ互いに相反する方向で水平に延び、地面に接地す
る接地用バー3とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば人の通行を妨げる
人止め柵で、駐輪柵としても使用できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駅前広場、道路、商店街道路に不
法に自転車を駐輪している。このため、歩行者に多大な
迷惑をかけると共に、周囲の景観を損ねている。これを
解消する手段として、市町村においては、駅前広場の一
部または道路の脇に専用の自転車置場を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような自
転車置場は、次の理由で利用しない者も多いという問題
があった。 1)自転車置場が駅または商店から遠い。 2)自転車置場が仮設的に設けられるという背景があ
り、照明が不備である。 3)監視が行き届かないこともあり、盗難が多い。 かかる盗難防止の対応として自転車を係留できる構造を
有した駐輪場も見受けられるが、大きな面積を取るた
め、設置側からは敬遠されているというのが現状であ
る。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、駅または商店から近く、駐輪
スペースを取らず、盗難の防止も図れ、しかも見栄えの
良い駐輪柵兼用人止め柵を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る駐輪柵兼用
人止め柵は、自転車のサドルと略同じ高さで駐輪と人止
めを兼ねる水平バーとその両端から垂下する一対の支柱
とで形成される柵体と、一対の支柱の下端からそれぞれ
互いに相反する方向で水平に延び、地面に接地する接地
用バーとからなるものである。また、前記柵体の水平バ
ーに少なくとも1つの係留用穴が設けられている。さら
に、前記各接地用バーの端部には別の駐輪柵兼用人止め
柵の接地用バーの端部と接続できる接続部が設けられて
いる。さらにまた、前記柵体の一対の支柱の相対向する
壁面に表示板の両側に設けられた係止部材が係止される
係止部材取付部が設けられている。
【0006】
【作用】本発明においては、駐輪柵兼用人止め柵を通常
の人止め柵と同様に駅前広場、道路に設置すると、地面
に接地した接地用バーは一対の支柱の下端からそれぞれ
互いに相反する方向で水平に延びているから、水平バー
とその両端から垂下する一対の支柱とで形成される柵体
は安定して設置されて人止め柵として機能し、その柵体
の水平バーは自転車のサドルと略同じ高さであるから、
水平バーの両側に駐輪させられた自転車のサドル近傍の
車体フレームと水平バーに錠前を有するチェーン又はワ
イヤー等で形成された係留索を掛け回すことができ、こ
れにより自転車を柵体に固定できるため、盗難を防止し
た駐輪が行え、柵体は人止柵と兼用しているため、駐輪
スペースを大幅に減らすことができる。
【0007】また、駐輪柵兼用人止め柵の柵体の水平バ
ーに少なくとも1つの係留用穴が設けられているから、
水平バーの両側に駐輪させられた自転車を固定する係留
索を水平バーの係留用穴に通しておくことにより、自転
車が大きく移動することもなくなる。
【0008】さらに、駐輪柵兼用人止め柵の各接地用バ
ーの端部には別の駐輪柵兼用人止め柵の接地用バーの端
部と接続できる接続部が設けられているから、接地用バ
ーの端部の接続部を互いに接続することにより、複数の
駐輪柵兼用人止め柵が接続されて一体となり、駅前広
場、道路に多数の自転車が駐輪でき、余分なスペースを
とらずに所望の大きさの自転車置き場を簡単に作ること
ができる。
【0009】さらにまた、駐輪柵兼用人止め柵の柵体の
一対の支柱の相対向する壁面に表示板の両側に設けられ
た係止部材が係止される係止部材取付部を設けているか
ら、柵体の一対の支柱の相対向する壁面に設けられた係
止部材取付部に表示板の両側に設けられた係止部材を係
止させることにより、柵体の一対の支柱に表示板を簡単
に取り付けることができ、また取り外しも簡単であり、
柵体の一対の支柱に表示板が取り付けられれば、案内を
行うことができ、また取り付けられる表示板を美麗な化
粧板とすれば、見栄えがよくなる。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の第1実施例の駐輪柵兼用人止め柵の使用
状態を示す斜視図、図2は同実施例の駐輪柵兼用人止め
柵を地面に固定した状態を示す部分断面図である。図に
おいて、1は駐輪柵兼用人止め柵で、駐輪と人止めを兼
ねる柵体2と地面に接地する接地用バー3とから構成さ
れ、いずれも素材は例えばステンレス、鋼管、メッキや
塗装を施した鋼管等の耐久性と防錆性に優れた金属材で
あるが、硬質合成樹脂であってもよい。柵体2は自転車
のサドルと略同じ高さの水平バー4と、水平バー4の両
端から垂下する一対の支柱5とから形成されている。ま
た、接地用バー3は一対の支柱5の下端からそれぞれ互
いに相反する方向で水平に延びており、接地用バー3の
端部開口には蓋体6が溶接で取り付けられており、接地
用バー3の端部は歩行者の安全を配慮し、出来るだけ凹
凸のない閉鎖断面としている。その柵体2の水平バー4
の略中央部には2つの係留用穴7が設けられており、接
地用バー3の端部側の地面と接地する面には固定用穴8
が設けられている。
【0011】上記のように構成された駐輪柵兼用人止め
柵においては、駐輪柵兼用人止め柵1を通常の人止め柵
と同様に例えば道路における歩道の車道側に設置する。
この場合、歩道10には柵固定用のバネ座金式アンカ1
1が埋め込まれており、接地用バー3の端部側の地面と
接地する面に設けられた固定用穴8にそのバネ座金式ア
ンカ11が突入するように設置すると、バネ座金式アン
カ11の開いた抜け止片11aが固定用穴8の内周縁を
押さえて接地用バー3が地面に固定される。このように
して地面に固定された駐輪柵兼用人止め柵1の地面に接
地した接地用バー3は一対の支柱5の下端からそれぞれ
互いに相反する方向で水平に延びているから、水平バー
4とその両端から垂下する一対の支柱5とで形成される
柵体2は安定して設置されて人止め柵として機能する。
【0012】また、その柵体2の水平バー4は自転車1
2のサドル12a近傍の車体フレーム12bと略同じ高
さであるから、水平バー4の片側に駐輪させられた自転
車12のサドル12a近傍の車体フレーム12bと水平
バー4に錠前を有するチェーン又はワイヤー等で形成さ
れた係留索13を掛け回すことができ、これにより自転
車12を柵体2に固定できるため、盗難を防止した駐輪
が行え、柵体2は人止柵と兼用しているため、駐輪スペ
ースを大幅に減らすことができる。なお、係留索13を
車体フレーム12bと水平バー4に掛け回すときに、水
平バー4に設けられている係留用穴7に係留索13を通
すことにより、自転車が大きく移動することもなくな
る。また、図1においては自転車12が1台駐輪してい
るが、2台駐輪させることができる。さらに、上記説明
では接地用バー3が地面に固定される場合を説明した
が、駐輪柵兼用人止め柵1は自転車13の係留を考慮し
て水平バー4の長さが1.5mであり、全体の重量が1
0Kg程度であるため、自重により設置しても固定した
場合と同様の作用効果を有する。
【0013】実施例2 図3は本発明の第2実施例の駐輪柵兼用人止め柵を接続
する前の状態を示す部分断面図、図4は同実施例の駐輪
柵兼用人止め柵を接続した状態を示す部分断面図、図5
は同実施例の駐輪柵兼用人止め柵を複数接続した使用状
態を示す斜視図である。図において、第1実施例と同一
の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略す
る。この実施例の駐輪柵兼用人止め柵1はその各接地用
バー3の端部に別の駐輪柵兼用人止め柵1の接地用バー
の端部と接続できる接続部が設けられているものであ
る。21は駐輪柵兼用人止め柵1の一方の接地用バー3
の端部の蓋体6に設けられた接続用係止穴、22は他方
の接地用バー3の端部の蓋体6に設けられ、接続用係止
穴21と係合するL字状の接続用係止片である。23は
接地用バー3の端部側の地面と接地する面に設けられた
は固定用長穴である。
【0014】上記のように構成された駐輪柵兼用人止め
柵において、例えば3つの駐輪柵兼用人止め柵1を接続
して通常の人止め柵と同様に例えば道路における歩道の
車道側に設置する場合について説明する。設置すべき歩
道10には柵固定用のバネ座金式アンカ11が複数所定
間隔を置いて埋め込まれている。そこで、まず1つの駐
輪柵兼用人止め柵1についてその各接地用バー3の端部
側の地面と接地する面に設けられた固定用長穴23にそ
のバネ座金式アンカ11が突入するように設置すると、
バネ座金式アンカ11の開いた抜け止片11aが固定用
穴8の内周縁を押さえて各接地用バー3が地面に容易に
固定される。
【0015】次に、地面に設置された駐輪柵兼用人止め
柵1の接地用バー3の端部の蓋体6に設けられた接続用
係止穴21に接続すべき他方の駐輪柵兼用人止め柵1の
接地用バー3の端部の蓋体6に設けられた接続用係止片
22を挿入し、しかる後に接続すべき他方の駐輪柵兼用
人止め柵1を下降させてその接地用バー3の固定用穴7
にそのバネ座金式アンカ11を突入させると、図4に示
すように接続すべき他方の駐輪柵兼用人止め柵1が地面
に設置された駐輪柵兼用人止め柵1に接続された状態で
地面に容易に固定される。以後3番目の駐輪柵兼用人止
め柵1は地面に固定された2番目の駐輪柵兼用人止め柵
1に2番目の駐輪柵兼用人止め柵1が1番目の駐輪柵兼
用人止め柵1に固定されたのと同様の手順で固定され
る。
【0016】このようにして3つの駐輪柵兼用人止め柵
1が互いに接続されて歩道10の車道側に設置された場
合、3つの駐輪柵兼用人止め柵1が接続されて一体とな
り、道路に多数の自転車12が駐輪でき、余分なスペー
スをとらずに所定の大きさの自転車置き場を作ることが
できる。また、道路に限らず、駅前広場にも作ることが
でき、作る自転車置き場は駐輪柵兼用人止め柵1の個数
を増やすだけで簡単に所望の大きさに作ることができ
る。なお、上記説明では接地用バー3が地面に固定され
る場合を説明したが、現地組立施工を考慮し、駐輪柵兼
用人止め柵1は水平バー4の長さが1.5mで、全体の
重量が10Kg程度であるため、複数の駐輪柵兼用人止
め柵1が接続されれば、これらの自重は相当なものとな
り、自重により設置しても固定した場合と全く同様の作
用効果を有する。
【0017】図6は同実施例の駐輪柵兼用人止め柵を接
続した状態の変形例を示す部分断面図、図7は図6のA
−A線断面図である。この変形例は駐輪柵兼用人止め柵
1の接地用バー3の端部の接続部の構成と地面へ固定方
法が第2実施例と相違するものである。31は駐輪柵兼
用人止め柵1の各接地用バー3の端部の蓋体6にそれぞ
れ設けられた接続用ボルト穴、32は駐輪柵兼用人止め
柵1の各接地用バー3の端部上周縁を切り欠いて形成さ
れた作業用上部切り欠き部、33は駐輪柵兼用人止め柵
1の各接地用バー3の端部下周縁を切り欠いて形成され
た作業用下部切り欠き部、34は作業用上部切り欠き部
32を覆う合成樹脂製の上面に反射塗料が塗布された閉
塞キャップで、その下面の両側に一対の係止爪34aが
設けられている。なお、この変形例では歩道10には柵
固定用の上部にネジ部35aを有するホールインアンカ
35が埋め込まれている。
【0018】上記のように構成された駐輪柵兼用人止め
柵1同士の接続と駐輪柵兼用人止め柵1の地面へ固定方
法について説明する。まず、2つの駐輪柵兼用人止め柵
1をその接地用バー3の接続すべき端部同士を突き合わ
せて地面と接地する面に設けられたそれぞれの固定用穴
8にホールインアンカ35のネジ部35aが突入するよ
うに設置する。しかる後に、各接地用バー3の端部内に
突出するネジ部35aにそれぞれの作業用下部切り欠き
部33又は作業用上部切り欠き部32からナット37を
嵌め込み、図示省略の工具で作業用下部切り欠き部33
からナット37を締め回して端部同士が突き合わされた
状態で接地用バー3が地面に固定される。
【0019】次に、このようにして地面に固定された接
地用バー3の端部の蓋体6にそれぞれ設けられた接続用
ボルト穴31に作業用上部切り欠き部32からボルト3
8を嵌め込み、さらにそのボルト38にナット39を嵌
め込み、図示省略の工具でナット39を締め回して端部
同士が突き合わされた状態の接地用バー3を接続する。
しかる後は、互いに接続された接地用バー3の端部の作
業用上部切り欠き部32で形成される窓を閉塞キャップ
34で覆う。このとき、閉塞キャップ34の下面に設け
られた一対の係止爪34が作業用上部切り欠き部32の
縁部に係合して抜け止めされる。閉塞キャップ34の上
面には反射塗料が塗布され、反射機能を有するので、人
が閉塞キャップ34があることに気付き、閉塞キャップ
34によってけ躓ずくことがない。
【0020】この変形例のような駐輪柵兼用人止め柵1
同士の接続と駐輪柵兼用人止め柵1の地面へ固定方法を
とれば、駐輪柵兼用人止め柵1同士の接続と駐輪柵兼用
人止め柵1の地面への固定は多少手間がかかるが確実な
ものとなる。図3〜図7に示す第2実施例の駐輪柵兼用
人止め柵1は接続に差込み方法やボルト締めを採用して
いるが、いずれも駐輪柵兼用人止め柵1自体の表面から
の外部への突起がないものであり、人が駐輪柵兼用人止
め柵1に接触した場合にも怪我をすることがない。
【0021】実施例3 図8は本発明の第3実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵体
に表示板を取り付けた状態を示す正面図である。図にお
いて、第1実施例と同一の構成は同一符号を付して重複
した構成の説明を省略する。この実施例の駐輪柵兼用人
止め柵1は表示板を取り付けることができる取付部が設
けられているものである。41は駐輪柵兼用人止め柵1
の柵体2の一対の支柱5の相対向する壁面に設けられた
係止部材取付部である係止部材取付筒体、42は表示板
で、42aは表示板42の上部両側にそれぞれ設けられ
た係止部材であるL字状の係止アームである。
【0022】この実施例の駐輪柵兼用人止め柵1の柵体
2の一対の支柱5への表示板42の取り付けは、表示板
32の上部両側にそれぞれ設けられた係止アーム42a
の折れ曲がった先端を地面に固定された駐輪柵兼用人止
め柵1の一対の支柱5の相対向する壁面に設けられた係
止部材取付筒体41に挿入し、係止部材取付筒体41の
上縁で係止アーム42aの水平部分を支持させることで
簡単に行うことができる。このように駐輪柵兼用人止め
柵1の一対の支柱5に表示板42を取り付けることによ
り、案内を行うことができ、また取り付けられる表示板
42を美麗な化粧板とすれば、見栄えがよくなる。ま
た、表示板42の取り外しも、表示板42を上方に引き
上げてそれぞれの係止アーム42aの先端を各々の係止
部材取付筒体41から引き出すことにより、簡単に行う
ことができる。
【0023】図9は同実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵
体に表示板を取り付けた状態の変形例を示す正面図であ
る。この変形例は、駐輪柵兼用人止め柵1の柵体2の一
対の支柱5の相対向する壁面に係止部材取付部である上
下配置の2つの係止部材取付切欠穴45を設けたもの
で、この2つの係止部材取付切欠穴45と支柱5とが図
8の実施例の係止部材取付筒体41に相当する。また、
表示板42には両側にそれぞれ係止部材である上下配置
の2つのL字状の係止アーム42aが設けられている。
この変形例の駐輪柵兼用人止め柵1の一対の支柱5への
表示板42の取り付けは、表示板42の両側にそれぞれ
上下配置に設けられた係止アーム42aの折れ曲がった
先端を地面に固定された駐輪柵兼用人止め柵1の一対の
支柱5の相対向する壁面に上下配置に設けられた2つの
係止部材取付切欠穴45にそれぞれ挿入し、係止部材取
付穴45の上縁で係止アーム42aの水平部分を支持さ
せることで簡単に行うことができる。また、表示板42
の取り外しも、表示板42を上方に引き上げてそれぞれ
の係止アーム42aの先端を各々の係止部材取付切欠穴
45から引き出すことにより、簡単に行うことができ
る。
【0024】図10は同実施例の駐輪柵兼用人止め柵の
柵体に表示板を取り付ける前の状態の別の変形例を示す
正面図、図11は同実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵体
に表示板を取り付けた状態の別の変形例を示す正面図で
ある。この変形例は、駐輪柵兼用人止め柵1の一対の支
柱5の相対向する壁面に係止部材取付部である係止部材
取付穴46を設けている。また、表示板42には両側に
それぞれ係止部材である先端に回動して抜け止めを行う
抜止回動片47aを有するブラインドハンガーボルト4
7が固定用ナット48で取り付けられている。
【0025】この変形例の駐輪柵兼用人止め柵1の一対
の支柱5への表示板42の取り付けは、表示板42の両
側にそれぞれ設けられた取付穴49を介しブラインドハ
ンガーボルト47を地面に固定された駐輪柵兼用人止め
柵1の一対の支柱5の相対向する壁面に設けられた係止
部材取付穴46にそれぞれ挿入し、しかる後にブライン
ドハンガーボルト47を回転させて抜止回動片47aを
回動させてブラインドハンガーボルト47に対してT字
状にし、抜止回動片47aに抜け止めを行わせた後で、
固定用ナット48を締付けることで簡単に行うことがで
きる。また、表示板42の取り外しも、固定用ナット4
8を緩め、ブラインドハンガーボルト47を回転させて
抜止回動片47aを回動させてブラインドハンガーボル
ト47と一直線状にし、しかる後にブラインドハンガー
ボルト47を係止部材取付穴46から引き出すことによ
り、簡単に行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駐輪柵兼
用人止め柵を通常の人止め柵と同様に駅前広場、道路に
設置すると、地面に接地した接地用バーは一対の支柱の
下端からそれぞれ互いに相反する方向で水平に延びてい
るから、水平バーとその両端から垂下する一対の支柱と
で形成される柵体は安定して設置されて人止め柵として
機能し、その柵体の水平バーは自転車のサドルと略同じ
高さであるので、水平バーの両側に駐輪させられた自転
車のサドル近傍の車体フレームと水平バーに錠前を有す
るチェーン又はワイヤー等で形成された係留索を掛け回
すことができ、これにより自転車を柵体に固定できるた
め、盗難を防止した駐輪が行え、柵体は人止柵と兼用し
ているため、駐輪スペースを大幅に減らすことができる
という効果を有する。
【0027】また、駐輪柵兼用人止め柵の柵体の水平バ
ーに少なくとも1つの係留用穴が設けられているので、
水平バーの両側に駐輪させられた自転車を固定する係留
索を水平バーの係留用穴に通しておくことにより、自転
車が大きく移動することもないという効果を有する。
【0028】さらに、駐輪柵兼用人止め柵の各接地用バ
ーの端部には別の駐輪柵兼用人止め柵の接地用バーの端
部と接続できる接続部が設けられているので、接地用バ
ーの端部の接続部を互いに接続することにより、複数の
駐輪柵兼用人止め柵が接続されて一体となり、駅前広
場、道路に多数の自転車が駐輪でき、余分なスペースを
とらずに所望の大きさの自転車置き場を簡単に作ること
ができるという効果を有する。
【0029】さらにまた、駐輪柵兼用人止め柵の柵体の
一対の支柱の相対向する壁面に表示板の両側に設けられ
た係止部材が係止される係止部材取付部を設けているの
で、柵体の一対の支柱の相対向する壁面に設けられた係
止部材取付部に表示板の両側に設けられた係止部材を係
止させることにより、柵体の一対の支柱に表示板を簡単
に取り付けることができ、また取り外しも簡単であり、
柵体の一対の支柱に表示板が取り付けられれば、案内を
行うことができ、また取り付けられる表示板を美麗な化
粧板とすれば、見栄えがよくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の駐輪柵兼用人止め柵の使
用状態を示す斜視図である。
【図2】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵を地面に固定し
た状態を示す部分断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の駐輪柵兼用人止め柵を接
続する前の状態を示す部分断面図である。
【図4】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵を接続した状態
を示す部分断面図である。
【図5】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵を複数接続した
使用状態を示す斜視図である。
【図6】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵を接続した状態
の変形例を示す部分断面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】本発明の第3実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵
体に表示板を取り付けた状態を示す正面図である。
【図9】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵体に表示板
を取り付けた状態の変形例を示す正面図である。
【図10】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵体に表示
板を取り付ける前の状態の別の変形例を示す正面図であ
る。
【図11】同実施例の駐輪柵兼用人止め柵の柵体に表示
板を取り付けた状態の別の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 駐輪柵兼用人止め柵 2 柵体 3 接地用バー 4 水平バー 5 支柱 6 蓋体 7 係留用穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のサドルと略同じ高さで駐輪と人
    止めを兼ねる水平バーとその両端から垂下する一対の支
    柱とで形成される柵体と、 一対の支柱の下端からそれぞれ互いに相反する方向で水
    平に延び、地面に接地する接地用バーとからなることを
    特徴とする駐輪柵兼用人止め柵。
  2. 【請求項2】 前記柵体の水平バーに少なくとも1つの
    係留用穴が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の駐輪柵兼用人止め柵。
  3. 【請求項3】 前記各接地用バーの端部には別の駐輪柵
    兼用人止め柵の接地用バーの端部と接続できる接続部が
    設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の駐輪柵兼用人止め柵。
  4. 【請求項4】 前記柵体の一対の支柱の相対向する壁面
    に表示板の両側に設けられた係止部材が係止される係止
    部材取付部が設けられていることを特徴とする請求項
    1、請求項2又は請求項3記載の駐輪柵兼用人止め柵。
JP4469295A 1995-03-06 1995-03-06 駐輪柵兼用人止め柵 Pending JPH08240038A (ja)

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JPH08240038A true JPH08240038A (ja) 1996-09-17

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JP (1) JPH08240038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2304830A1 (es) * 2005-12-01 2008-10-16 Esteban Garcia Simon Sistema modular para el aparcamiento de bicicletas.
JP2011088599A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Saito Masaru 自転車用駐輪装置

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