JPH0824001B2 - Led光源の航空障害灯 - Google Patents
Led光源の航空障害灯Info
- Publication number
- JPH0824001B2 JPH0824001B2 JP2241426A JP24142690A JPH0824001B2 JP H0824001 B2 JPH0824001 B2 JP H0824001B2 JP 2241426 A JP2241426 A JP 2241426A JP 24142690 A JP24142690 A JP 24142690A JP H0824001 B2 JPH0824001 B2 JP H0824001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- end side
- base
- hollow portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
本発明は高層ビルなどに航空機に対する障害の存在を
告知するために設けられる航空障害灯に関するものであ
る。
告知するために設けられる航空障害灯に関するものであ
る。
従来のこの種の航空障害灯91の例を示すものが第3図
であり、例えば樹脂などで透明な赤色に形成されたレン
ズ92内に白熱電球93が配設されたものであり、前記レン
ズ92の下方には前記白熱電球93を取付けるためのソケッ
ト94が設けられたステー95が取付けられ、前記ステー95
で建造物に取付けると共に、前記レンズ92とで内部を密
閉構造として前記白熱電球93及びソケット94など電気回
りを雨水から防御するものと成っている。
であり、例えば樹脂などで透明な赤色に形成されたレン
ズ92内に白熱電球93が配設されたものであり、前記レン
ズ92の下方には前記白熱電球93を取付けるためのソケッ
ト94が設けられたステー95が取付けられ、前記ステー95
で建造物に取付けると共に、前記レンズ92とで内部を密
閉構造として前記白熱電球93及びソケット94など電気回
りを雨水から防御するものと成っている。
しかしながら、前記した従来の航空障害灯91は光源と
して白熱電球93が採用されたことで、断線時のメンテナ
ンスが必要とされるものとなり、このときに前記航空障
害灯91が例えばビルの壁面など高所で且つ近寄り難い位
置に設置されているものであるので、このメンテナンス
が大変に困難なものとなると云う問題点を生ずるものと
なり、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
して白熱電球93が採用されたことで、断線時のメンテナ
ンスが必要とされるものとなり、このときに前記航空障
害灯91が例えばビルの壁面など高所で且つ近寄り難い位
置に設置されているものであるので、このメンテナンス
が大変に困難なものとなると云う問題点を生ずるものと
なり、この点の解決が課題とされるものとなっていた。
本発明は前記した従来の課題を解決するための具体的
手段として、水平方向の全周に所定の仰伏角で配光特性
を有する航空障害灯において、前記航空障害灯は光源を
中空部を有する回転台形の熱伝導性部材で形成された基
台の表面側に配設された複数のLED素子とし、前記基台
は前記中空部の上端側と下端側とで外気に対して連通す
るものとされていることを特徴とするLED光源の航空障
害灯、及びこれに加えて前記中空部の前記下端側の中心
には前記LED素子に給電するための電源が配設されてい
ることを特徴とするLED光源の航空障害灯を提供するこ
とで、メンテナンスを実質的に不要のものとして、前記
した従来の課題を解決するものである。
手段として、水平方向の全周に所定の仰伏角で配光特性
を有する航空障害灯において、前記航空障害灯は光源を
中空部を有する回転台形の熱伝導性部材で形成された基
台の表面側に配設された複数のLED素子とし、前記基台
は前記中空部の上端側と下端側とで外気に対して連通す
るものとされていることを特徴とするLED光源の航空障
害灯、及びこれに加えて前記中空部の前記下端側の中心
には前記LED素子に給電するための電源が配設されてい
ることを特徴とするLED光源の航空障害灯を提供するこ
とで、メンテナンスを実質的に不要のものとして、前記
した従来の課題を解決するものである。
つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。 第1図に符号1で示すものは本発明に係る航空障害灯
であり、この航空障害灯1は水平方向の全周に所定の仰
伏角で配光特性を有するものであり、赤色の灯色を有す
るものである点は従来例のものと同様であるが、本発明
によりその光源を例えばドーム型などと称されている市
販形状の複数のLED素子2とされている。 前記LED素子2は例えばプリント配線板など基板3に
取付けられ、更にアルミニュウムなど熱伝導性に優れる
部材で中空部4aを有する回転台形に形成された基台4の
表面側に全周に渡り配設されるものと成っていて、例え
ば赤色透明とした樹脂あるいはガラス部材によるレンズ
5で覆われ気密構造とされている。 また、前記基台4にはビルなど建造物に取付けるため
の高盃状としたステー6が取付けられるものとなってい
るが、このステー6には前記基台4の中空部4aの下端側
に連通する複数の通気孔6aが側面に設けられるものとな
り、同時に前記基台4の中空部4aの上端側は開口して直
接に外気に連通するものとされ、よって前記基台4はそ
の上端側と下端側とで外気に連通するものとなってい
る。 更に、前記ステー6にはその中心から前記基台4の中
空部4aの下端に向かい適宜に突出するように房室6bが設
けられ、該房室6b内には前記LED素子2を点灯させるた
めの直流定電圧の電源7が収納されている。 次いで、上記構成とした本発明の航空障害灯1の作用
効果について説明を行う。 先ず、前記LED素子2の複数を回転台形状の基台4の
表面側の全周に配設したことで、第2図に示すように、
このLED素子2の一個が有するビーム状の単一指向性の
配光特性を水平方向に連続させて水平方向の全周に渡る
ものとし、且つ前記回転台形としたことで適宜の上向き
のものとし、この総合により所定の仰伏角範囲内の配光
特性が要求される航空障害灯1の配光特性に合致させる
ものである。 また、前記LED素子2が配設された基板3が取付けら
れる基台4に中空部4aを設け、この中空部4aの上端側と
下端側とを外気に連通させる構成としたことで、前記LE
D素子2の点灯により生ずる発熱が前記基板3を介して
基台4に伝導されるものとなり、前記中空部4a内の大気
の温度を上昇させるものとなり、この温度上昇により前
記中空部4a内に上昇気流が発生して煙突効果を生じ、こ
の中空部4a中の熱気を前記した上端側から外気に放散す
ると共に下端側から前記通気孔6aを経由して新気を吸引
するものとなり、前記基台4とこれに密接する基板3を
介してLED素子2を冷却し、これにより温度上昇に反比
例して輝度が低下する特性を有する前記LED素子2に輝
度低下を生ずることを防止する。 尚、上記した作用を一層に高めるために前記中空部4a
にフィン状の冷却片を設けることは自在である。 また、前記ステー6に基台4の中空部4aの下端に向か
い適宜に突出するように房室6bを設け、この房室6b内に
電源7を収納したことで、この電源7も前記中空部4aの
煙突効果により冷却されるものとなる。 以上に説明の作用効果を総合して、本発明は従来の白
熱電球に換えてLED素子2を航空障害灯1の光源として
使用を可能とするものであり、この代替により前記した
光源の断線の発生を原理的に排除するものである。
説明する。 第1図に符号1で示すものは本発明に係る航空障害灯
であり、この航空障害灯1は水平方向の全周に所定の仰
伏角で配光特性を有するものであり、赤色の灯色を有す
るものである点は従来例のものと同様であるが、本発明
によりその光源を例えばドーム型などと称されている市
販形状の複数のLED素子2とされている。 前記LED素子2は例えばプリント配線板など基板3に
取付けられ、更にアルミニュウムなど熱伝導性に優れる
部材で中空部4aを有する回転台形に形成された基台4の
表面側に全周に渡り配設されるものと成っていて、例え
ば赤色透明とした樹脂あるいはガラス部材によるレンズ
5で覆われ気密構造とされている。 また、前記基台4にはビルなど建造物に取付けるため
の高盃状としたステー6が取付けられるものとなってい
るが、このステー6には前記基台4の中空部4aの下端側
に連通する複数の通気孔6aが側面に設けられるものとな
り、同時に前記基台4の中空部4aの上端側は開口して直
接に外気に連通するものとされ、よって前記基台4はそ
の上端側と下端側とで外気に連通するものとなってい
る。 更に、前記ステー6にはその中心から前記基台4の中
空部4aの下端に向かい適宜に突出するように房室6bが設
けられ、該房室6b内には前記LED素子2を点灯させるた
めの直流定電圧の電源7が収納されている。 次いで、上記構成とした本発明の航空障害灯1の作用
効果について説明を行う。 先ず、前記LED素子2の複数を回転台形状の基台4の
表面側の全周に配設したことで、第2図に示すように、
このLED素子2の一個が有するビーム状の単一指向性の
配光特性を水平方向に連続させて水平方向の全周に渡る
ものとし、且つ前記回転台形としたことで適宜の上向き
のものとし、この総合により所定の仰伏角範囲内の配光
特性が要求される航空障害灯1の配光特性に合致させる
ものである。 また、前記LED素子2が配設された基板3が取付けら
れる基台4に中空部4aを設け、この中空部4aの上端側と
下端側とを外気に連通させる構成としたことで、前記LE
D素子2の点灯により生ずる発熱が前記基板3を介して
基台4に伝導されるものとなり、前記中空部4a内の大気
の温度を上昇させるものとなり、この温度上昇により前
記中空部4a内に上昇気流が発生して煙突効果を生じ、こ
の中空部4a中の熱気を前記した上端側から外気に放散す
ると共に下端側から前記通気孔6aを経由して新気を吸引
するものとなり、前記基台4とこれに密接する基板3を
介してLED素子2を冷却し、これにより温度上昇に反比
例して輝度が低下する特性を有する前記LED素子2に輝
度低下を生ずることを防止する。 尚、上記した作用を一層に高めるために前記中空部4a
にフィン状の冷却片を設けることは自在である。 また、前記ステー6に基台4の中空部4aの下端に向か
い適宜に突出するように房室6bを設け、この房室6b内に
電源7を収納したことで、この電源7も前記中空部4aの
煙突効果により冷却されるものとなる。 以上に説明の作用効果を総合して、本発明は従来の白
熱電球に換えてLED素子2を航空障害灯1の光源として
使用を可能とするものであり、この代替により前記した
光源の断線の発生を原理的に排除するものである。
以上に説明したように本発明により、光源を中空部を
有する回転台形の熱伝導性部材で形成された基台の表面
側に配設された複数のLED素子とし、前記基台は前記中
空部の上端側と下端側とで外気に対して連通するものと
され且つ前記中空部の前記下端側の中心には前記LED素
子に給電するための電源が配設された航空障害灯とした
ことで、第一には前記基台を回転台形とし、この表面側
に複数のLEDを配設する構成としたことで、一般的に市
販されている形状でありビーム状の配光特性を有するLE
D素子で水平方向の全周にやや上向きの照射光が要求さ
れる航空障害灯の配光特性に合致するものとし、第二に
は前記基台を上端側と下端側で外気に連通する中空部を
有するものとしたことで、前記中空部に煙突効果を生じ
させてこの基台を介して前記LED素子の効率の良い冷却
を可能として輝度低下を防止し、第三には前記LED素子
の点灯に必要な電源の配設も可能として、以て、光源を
従来の白熱電球からLED発光素子への代替を可能とし
て、これにより断線の発生を原理的に無いものとして信
頼性を向上させ、高層建築の壁面などに設置されるこの
種の航空障害灯のメンテナンス回数を減少させて維持管
理の簡素化に優れた効果を奏するものである。
有する回転台形の熱伝導性部材で形成された基台の表面
側に配設された複数のLED素子とし、前記基台は前記中
空部の上端側と下端側とで外気に対して連通するものと
され且つ前記中空部の前記下端側の中心には前記LED素
子に給電するための電源が配設された航空障害灯とした
ことで、第一には前記基台を回転台形とし、この表面側
に複数のLEDを配設する構成としたことで、一般的に市
販されている形状でありビーム状の配光特性を有するLE
D素子で水平方向の全周にやや上向きの照射光が要求さ
れる航空障害灯の配光特性に合致するものとし、第二に
は前記基台を上端側と下端側で外気に連通する中空部を
有するものとしたことで、前記中空部に煙突効果を生じ
させてこの基台を介して前記LED素子の効率の良い冷却
を可能として輝度低下を防止し、第三には前記LED素子
の点灯に必要な電源の配設も可能として、以て、光源を
従来の白熱電球からLED発光素子への代替を可能とし
て、これにより断線の発生を原理的に無いものとして信
頼性を向上させ、高層建築の壁面などに設置されるこの
種の航空障害灯のメンテナンス回数を減少させて維持管
理の簡素化に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る航空障害灯の一実施例を要部を破
断した状態で示す側面図、第2図は同じ実施例の作用を
示す説明図、第3図は従来例を示す断面図である。 1……航空障害灯 2……LED素子 3……基板 4……基台 4a……中空部 5……レンズ 6……ステー 6a……通気孔、6a……房室 7……電源
断した状態で示す側面図、第2図は同じ実施例の作用を
示す説明図、第3図は従来例を示す断面図である。 1……航空障害灯 2……LED素子 3……基板 4……基台 4a……中空部 5……レンズ 6……ステー 6a……通気孔、6a……房室 7……電源
Claims (2)
- 【請求項1】水平方向の全周に所定の仰伏角で配光特性
を有する航空障害灯において、前記航空障害灯は光源を
中空部を有する回転台形の熱伝導性部材で形成された基
台の表面側に配設された複数のLED素子とし、前記基台
は前記中空部の上端側と下端側とで外気に対して連通す
るものとされていることを特徴とするLED光源の航空障
害灯。 - 【請求項2】前記中空部の前記下端側の中心には前記LE
D素子に給電するための電源が配設されていることを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のLED光源の航
空障害灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241426A JPH0824001B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | Led光源の航空障害灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241426A JPH0824001B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | Led光源の航空障害灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04121901A JPH04121901A (ja) | 1992-04-22 |
JPH0824001B2 true JPH0824001B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=17074127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2241426A Expired - Lifetime JPH0824001B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | Led光源の航空障害灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0824001B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9403478D0 (en) * | 1994-02-23 | 1994-04-13 | Adm Delta Ltd | Warning light |
JP2004039594A (ja) * | 2002-07-08 | 2004-02-05 | Seiwa Electric Mfg Co Ltd | 発光ダイオード素子を用いた照明器具 |
FI114167B (fi) * | 2003-02-05 | 2004-08-31 | Obelux Oy | Lentoestevalaisin, jossa on putkimainen runko |
EP1927808B1 (en) * | 2006-11-28 | 2009-09-09 | Obelux Oy | Low-power aircraft warning light |
JP4868237B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2012-02-01 | 株式会社京成電子 | 警告灯 |
JP5586875B2 (ja) * | 2009-05-27 | 2014-09-10 | 株式会社小糸製作所 | 送風ファンを備えた回転灯 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP2241426A patent/JPH0824001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04121901A (ja) | 1992-04-22 |
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