JPS62211973A - 発光ダイオ−ドを用いた灯火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＩＬＬＬ 本発明は発光ダイオードを用いた灯火装置に関する。

五１」ｄ（ 近年、発光ダイオード（以下、ＬＥＤと称す）を発光源
に用いた灯火装置が知られている。ＬＥＤは電球に比べ
耐久性に優れるなどの利点を有するものの、熱に弱いう
え発光時には自ら発熱するので、ＬＩＥ［）の基板への
実装密度を高めて該基板の単位面積当りの発光量を大き
くした場合、ＬＥＤ及び該基板の冷却を図る必要があっ
た。従来のＬ’ＥＤを用いた灯火装置においては、ＬＥ
Ｄが実装される基板の熱伝導率が低く放熱性が悪い為、
該基板の表と裏との間に成る程度の温度差を確保しなけ
ればならない。それ故、第１図に示りされる及び放熱面
積が大きい大型の放熱部材２を設けなければならなかっ
た。また、上述の如き大型の放熱部材は重量が市り、そ
、のう、え放熱面積８を大きくするために放熱フィンが
形成されているので嵩張り、その取り付りに要する空間
を確保しなげればならないという問題もかかえていた。

ル」悲１Ｌ そこで、本発明は上述の１点に鑑み、、Ｌ　Ｅ　、Ｄを
用いた灯火装置であって、放熱性に優れた灯火装置を提
供することを目的としている。

本発明による灯火装置においては、発光体として用いら
れるＩＥＤを担持する底板部材が熱伝導率の高い熱良導
体から形成される構成となっている。

実　　施　　例 以下、本発明の実施例について第２図以下の図面を参照
しつつ説明する。第２図及び第３図は本発明による灯火
装置の構造を示している。これらの図下示２される如く
、底板部材３は複数の発光ダイオ−ｉ？　（Ｌ　Ｅ　Ｄ
　）を担持しており、この底板部材に該しＥＤを囲繞し
てこれを保護する囲繞部材４が整置されている。囲繞部
材４はその少なくとも一部が光を透過できるように形成
さ、れ、好ましくはしＥＤが発した光を効率良く外部へ
透過できるよう全体が透明に形成されている。底板部材
３と囲繞部材４との間にはＬＥＤが発した光を灯火装置
の使用目的にに合わせて均一化させたり、着色したりす
るインナレンズ５が挿入されている。

囲繞部材４の底板部材３への固定は囲繞部材４に埋設さ
れ、たナツト６と底板部材３に穿設された孔３ａに挿通
されたボルト７とが螺合することによりなされ、この時
底板部材３及び囲繞部材４の外周部には、水などが内部
へ侵入するのを防止するパツキン８が挾み込まれている
。

第４図は第２図及び第３図に示されＩζ底板部材３を示
している。図からも明らかな様に、板状の底板部材３に
は複数のＬ　Ｅ　Ｄ　９及びＬＥＤ９へ供給される電流
を制御する抵抗１０が担持されている。また、底板部材
３の主側面例えばＬＥＤ９が担持される面にはＩ　ＥＤ
９へ電力を供給する電力供給回路（図示せず）が形成さ
れている。図示しない（プれども該電力供給回路が印刷
配線により形成されることはコストの低減につながり好
ましい。

ところで、本発明における底板部材３は熱伝導率が高い
熱良導体から形成されている。熱良導体としては、例え
ばアルミニウムなどの電気良導体及び最近開発されたセ
ラミックなどの絶縁体がある。

セラミックなどの絶縁体から形成された底板部材に該電
力供給回路を印刷配線することは底板部材自体が絶縁体
である故、問題はない。これに対し、アルミニウムなど
の電気良導体から形成された底板部材に該電力供給回路
を印刷配線する場合には、底板部材３の該主側面に絶縁
被膜（図示せず）を施した後、該電力供給回路を印刷配
線し、底板部材３及び該電力供給回路相互間の絶縁を図
っている。

＝５− 底板部材３の該主側面に形成された電力供給回路は第３
図からも明らかにナツト６に当接し、ナツト１１により
ボルト７に固定接続された電源コード１２を介して電源
（図示せず）に接続される。

つまり、ナツト６及びボルト７が電極となっているので
ある。この時、底板部材３及び底板部材３が担持固定さ
れる取付部材１３は共にインシュレータ１４により該電
極から絶縁されている。

ＬＥＤ９及び抵抗１０から生じた熱は底板部材３に伝わ
り、底板部材３から底板部材３同様に熱良導体から形成
された取付部材１３へその接触部を通じて伝えられ、そ
こから空気中に放熱されるのである。

本発明による灯火装置の電気回路を第５図に示す。この
図からも明らかな如く、Ｌ　Ｅ　Ｄ　９には抵抗１ｏに
より制御された電流が供給される構成となっているので
ある。

第６図から第８図までは本発明による灯火装置を自動二
輪車の制動灯に応用した例を示している。

自動二輪車の車体後部が示された第６図の如く、−６＝ 自動二輪車の車体後部を構成するシートカウル等の車体
部材１５に、２つの灯火装置１６を担持した取付部材１
３が固定されている。第６図及び第７図に示される如く
、取付部材１３には車体への搭載用にクランク状断面の
マウントステー１７が例えばスポット溶接されている。

取付部材１３の車体部材１５への固定は、第６図に示さ
れる様に、マウントステー１７及び取付部材１３の間に
防振機能を有するマウントラバー１８を介して車体部材
１５が押し込まれる一方、クリップ１９が取付部材１３
及び車体部材１５に穿設された取付孔１３ａ、１５ａに
嵌入されることによりなされ、着脱自在となっている。

第６図にポされた取付部材１３も熱良導体から形成され
ており、同図に示された様に、車体に取り付けられた取
付部材１３が車体外部に露出していれば取付部材１３か
ら車体外側の空気へ直接放熱することができ、放熱性が
向上して好ましい。

更に重体構造を内部空気の換気性の良い構造とすること
も取付部材１３からの放熱性向上につながり望ましいこ
とである。

また、取付部材１３を十分に大きくして、その放熱面積
を大きくしておけば、第８図に示される如く、取付部材
１３に担持固定される灯火装置１６の数を変更するだけ
で、自動二輪車の仕向地に合わせて、制動灯の発光面積
や輝痩を容易に変更でき好ましいのである。

なお、本実施例においては、底板部材３と取付部材１３
とを別々に形成しているが、これらを例えば一枚の良熱
伝導板から一体に形成することも可能であり、この場合
、部品点数の削減につながり好ましい。

更に、使用条件によっては、放熱性を考慮して放熱フィ
ンを底板部材３または取付部材１３に形成することも可
能である。

発明の詳細 な説明したように、本発明による灯火装置においては、
発光体として用いられるＬＥＤを担持する底板部材が熱
伝導率の高い良熱伝導体から冷静される構成となってい
る。それ故、該底板部材の表と裏の温度差が小さくても
、該底板部材の表に担持されたＬＥＤに生じる熱を表か
ら裏へ速やかに伝えられるようになり、従来のように熱
容量及び放熱面積の大きな放熱部材は不要となって、コ
ンパクトな灯火装置が得られるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のＬ　Ｅ　Ｄを用いた灯火装置を示した図
、第２図は本発明による灯火装置の構成を示した図、第
３図は本発明による灯火装置の断面図、第４図は本発明
にかかる底板部材を示した図、第５図は本発明による灯
火装置の電気回路図、第６図は本発明による灯火装置を
制動灯として用いた自動二輪車の後部を示した図、第７
図（ａ＋　、　＋ｂ＋　、　（Ｃ）は第６図に示された
本発明による灯火装置及び取付部材を示した平面図、側
面図、底面図、第８図は本発明による灯火装置及び取付
部材を示した図。 主要部分の符号の説明 ３・・・・・・底板部材 ４・・・・・・囲繞部月 ９・・・・・・発光ダイオード（ＬＥＤ）〜９− １３・・・・・・取付部材 １６・・・・・・本発明による灯火装置出願人　　　本
田技研工業株式会社 出願人　　　スタンレー電気株式会社 代理人　　　弁理士　　藤村元彦 第１図 第２図 第３図 り 、　　　　第４図（０） 第４図（ｂ） 第５図 第６図（ｂ） 第７図（Ｃ） ■ １３ａ　　　　　　　　　　◎　■ ◎′ｏ７ ■ 第８図（。） 第８図（ｂ） 第８図（Ｃ）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の発光ダイオードを担持する底板部材と、少
   なくとも一部が光を透過し且つ前記発光ダイオードを囲
   繞する囲繞部材と、前記発光ダイオードの各々に電力を
   供給する電力供給回路とを含む灯火装置であつて、前記
   底板部材は熱良導体からなり、前記電力供給回路は前記
   底板部材の主側面に形成されており、前記底板部材は熱
   良導体からなる取付部材を介して固定されることを特徴
   とする灯火装置。
2. （２）前記底板部材はアルミニウムからなり、前記底板
   部材の主側面には絶縁被覆が施されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の灯火装置。
3. （３）前記底板部材は熱良導性セラミックからなること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の灯火装置。
4. （４）前記電力供給回路は前記底板部材の主側面に印刷
   配線されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   から第３項までのいずれか１項記載の灯火装置。