JPH0823960A - 環境試験装置 - Google Patents

環境試験装置

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JPH0823960A
JPH0823960A JP6188774A JP18877494A JPH0823960A JP H0823960 A JPH0823960 A JP H0823960A JP 6188774 A JP6188774 A JP 6188774A JP 18877494 A JP18877494 A JP 18877494A JP H0823960 A JPH0823960 A JP H0823960A
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wick
water
sterilizing
pan
environmental test
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JP6188774A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Kanamori
郁夫 金森
Hiroyuki Kanbara
弘幸 神原
Shigehisa Hattori
榮久 服部
Kazuhiro Nakamura
和広 中村
Seiichi Murakami
精一 村上
Hiroyuki Mishima
弘行 三島
Shinichi Enomoto
真一 榎本
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Tabai Espec Co Ltd
Original Assignee
Tabai Espec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウイック及び加湿器を含む水回路中の雑菌の
繁殖を防止する。 【構成】 ウイック2を浸漬したウイックパン1、加湿
器4、純水タンク6、水供給管7及び排出管8、供給及
び排出用の電磁弁9及び10a、10b、フロート作動
電磁弁13、殺菌剤を溶解させた殺菌液タンク21、殺
菌液供給用の電磁弁22、操作制御盤23等を有する。
操作制御盤23は、所定時期に所定のタイミングで電磁
弁9、10a、10b、13、22をオン/オフさせ
る。 【効果】 一定時期毎に水回路に殺菌液を流し、ウイッ
クパン、ウイック及び水回路を殺菌することにより、雑
菌の繁殖を防止することができる。その結果、ウイック
の目詰まり及び水回路の閉塞が防止され、正しい湿球温
度の検出及び加湿機能の維持が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿度制御のためにウイ
ックパン内の水に浸漬されたウイックを用いて湿球温度
を検出する環境試験装置に関する。特に、医療品や食料
品等の環境試験を行うために試験室内の温度が10°C
〜40°C程度の中温で中湿になるように制御できる恒
温恒湿装置等に有効に利用される。
【0002】
【従来の技術】環境試験装置では、一般に、水を溜めた
ウイックパンを試験室内に配設し、これにウイックを浸
漬し、このウイックを内部に感温部を備えた保護筒に巻
き掛け、ウイックにおける水の蒸発と吸い上げ補給作用
に基づいて湿球温度を検出し、試験室内の湿度制御を行
っている。このウイックパンには、通常、タンクに溜め
られた導電率10μS/cm以下の純水が供給される
か、又は、純水器を介して水道水が供給される。しか
し、ウイックから蒸発する水は少量であるため、ウイッ
クパン内には長期間同じ水が滞留する。そのため、ウイ
ックパン内の水には、細菌類(バクテリヤ)、糸状菌類
(カビ)、その他放線菌類や酵母類等の微生物(雑菌)
が繁殖する。環境試験装置の試験室を20〜40°C程
度の温度に維持して試験を行う場合には、ウイックパン
もその温度に曝されるので、このような雑菌の繁殖が特
に著しくなる。ウイックパン内の水に雑菌が繁殖する
と、水がぬめり状態になり、ウイックがこの水を吸い上
げると、雑菌によってその繊維間が目詰まりし、水の吸
い上げ能力が低下し、正しい湿球温度を検出できなくな
る。
【0003】この問題に対して、殺菌剤を含浸させたウ
イックを使用する方法が採られることがある。しかしな
がら、この方法では、環境試験装置の使用に従って次第
にウイックに含まれる殺菌剤の濃度が低下し、殺菌能力
が無くなり、或る程度の期間使用するとウイック中の雑
菌量が増加し、ウイックの水吸い上げ能力が不足すると
いう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、雑菌によりウイックの水吸い上
げ能力が不足することなく、常に正しい湿球温度検出の
可能な環境試験装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ウイックパン内の水に浸漬されたウイック
を用いて湿球温度を検出する環境試験装置において、請
求項1の発明は、前記ウイックで微生物が所定量以上増
殖することを防止する微生物増殖防止手段を設けたこと
を特徴とし、請求項2の発明は、上記に加えて、前記微
生物増殖防止手段は、前記ウイックパンに殺菌効果を有
する水を供給する殺菌用水供給手段であることを特徴と
し、請求項3の発明は、上記に加えて、前記殺菌効果を
有する水は殺菌用薬品を含む水であることを特徴とし、
請求項4の発明は、請求項2の発明の特徴に加えて、前
記殺菌効果を有する水は熱水であることを特徴とし、請
求項5の発明は、請求項2の発明の特徴に加えて、前記
殺菌効果を有する水は前記微生物が増殖するpH領域以
外のpH値を緩衝領域とするpH緩衝液であることを特
徴とし、請求項6の発明は、請求項1又は2の発明の特
徴に加えて、前記微生物増殖防止手段は前記ウイックに
赤外線又は紫外線を照射する照射手段であることを特徴
とし、請求項7の発明は、請求項1の発明の特徴に加え
て、前記微生物増殖防止手段は、前記ウイックに上方か
ら水を供給する水供給手段であることを特徴とし、請求
項8の発明は、請求項1の発明の特徴に加えて、前記微
生物増殖防止手段は前記ウイックパンに供給される水を
殺菌する殺菌手段であることを特徴とし、請求項9の発
明は、請求項1の発明の特徴に加えて、前記微生物増殖
防止手段は前記ウイックパン内の水に浸漬される部分に
形成した抗菌性材料であることを特徴とし、請求項10
の発明は、上記に加えて、前記抗菌性材料の表面積は前
記ウイックパンの内面のうち前記抗菌性材料が形成され
ている部分の表面積よりも拡大されていることを特徴と
し、請求項11の発明は、請求項9の発明の特徴に加え
て、前記抗菌性材料は前記ウイックパンの表面から着脱
可能であることを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、ウイックで微生物が
所定量以上増殖することを防止する微生物増殖防止手段
が設けられる。ここで所定量とは、ウイックが増殖・付
着した雑菌によって目詰まりし、正しい湿球温度の検出
ができなくなるような増殖量以下の量をいう。その結
果、このような微生物増殖防止手段を自動又は人の操作
により適当な時期に使用することにより、雑菌の繁殖を
防止し、常に正しい湿球温度の検出が可能になる。この
ような微生物増殖防止手段としては、殺菌剤を含有する
殺菌液や熱湯等でウイック又はウイックパンを洗浄する
装置や、ウイックパンに供給される水を殺菌効果を有す
る水又は殺菌された水にしたり、紫外線等でウイック自
体を殺菌する装置等、種々の装置を用いることができ
る。
【0007】請求項2の発明によれば、微生物増殖防止
手段が、ウイックパンに殺菌効果を有する水を供給する
殺菌水供給手段であるから、これを使用することによ
り、ウイックパン内の雑菌が殺菌される。その結果、ウ
イックは雑菌の繁殖した水を吸い上げることがない。こ
のような殺菌水供給手段によれば、殺菌水を供給して殺
菌し、この殺菌水を排出した後通常の補給水を供給すれ
ば、ウイック自体への殺菌水の影響を少なくすることが
できる。
【0008】請求項3の発明によれば、殺菌水が所定濃
度の殺菌用薬品を含む水であるため、殺菌のために電源
や加熱源等のエネルギー及びこれを使用した装置を必要
としない。この場合、殺菌用薬品の濃度は、殺菌水を流
す時間間隔との関連で定められるが、ウイックへの影響
を少なくするために、ウイックが雑菌等で詰まることの
ない程度に殺菌できる範囲でできるだけ低濃度であるこ
とが望ましい。請求項4の発明によれば、殺菌効果を有
する水が熱水であるため、繁殖する可能性のある雑菌の
種類によっても異なるが、60°C〜100°C程度の
湯にすれば、目的とする雑菌を熱湯殺菌することができ
る。この装置によれば、加熱装置を必要とするが、ウイ
ックへの悪影響は殆どない。
【0009】請求項5の発明によれば、殺菌効果を有す
る水を、微生物が増殖するpH領域以外のpH値を緩衝
領域とするpH緩衝液にするので、ウイックパンへこの
水を補給することにより、ウイック及びウイックパン内
で微生物は生存又は増殖できず、ウイックが微生物で目
詰まりすることがない。このような殺菌用水をウイック
パンへの補給水にすれば、殺菌用水の消費量を少なくす
ることができる。一方、pH緩衝液では、ウイックパン
内で液の蒸発−補給が繰り返されても、ある程度の範囲
まではpHが余り変化しないので、持続的に微生物の増
殖を抑制できる。このようなpH液は金属に対して僅か
な腐食性を有するので、ウイックパンや熱電対保護筒等
の材質を考慮する必要が生ずる場合があるが、ウイック
への悪影響は殆どなく、又エネルギー消費がないという
利点がある。
【0010】請求項6の発明によれば、微生物増殖防止
手段はウイックに赤外線又は紫外線を照射する照射手段
であるから、ウイックに発生又は付着した微生物を直接
効果的に殺菌することができる。又、殺菌タンクや殺菌
配管等を必要とせず、装置が簡単であると共に、発停等
の操作も極めて容易になる。
【0011】請求項7の発明によれば、微生物増殖防止
手段がウイックに上方から水を供給する水供給手段であ
るので、これを使用して適当な頻度で適当な流量の水を
流せば、ウイックに付着した微生物を洗い流し、ウイッ
クが目詰まりしない程度に、ウイック中の微生物の量を
抑制することができる。そして、これによりウイックの
浸漬されるウイックパン内の水も置換されるので、ウイ
ックパン内の微生物も洗い流され、その繁殖が抑制され
る。この手段によれば、エネルギー消費がなく、又ウイ
ックへの悪影響も全くない。そして、この水供給手段で
供給する水として殺菌効果を有する水を使用すれば、ウ
イックが殺菌されるため微生物の増殖がより完全に防止
されると共に、殺菌された微生物の死骸が洗い流される
ので、ウイックの目詰まりが完全に防止される。
【0012】請求項8の発明によれば、微生物増殖防止
手段は、ウイックパンに供給される水を殺菌する殺菌手
段であるので、ウイックパンには殺菌された水が供給さ
れる。従って、ウイックパン及びウイック内を常に微生
物の殆ど存在しないクリーンな状態に維持することがで
きる。
【0013】請求項9の発明によれば、微生物増殖防止
手段は、ウイックパン内の水に浸漬される部分に形成し
た抗菌性材料であるので、ウイックパン内に水が滞留し
ても、抗菌性材料から長期間にわたって水中に出される
殺菌性物質により微生物が死滅するため、微生物が増殖
することがない。従って、ウイックにおいても微生物は
増殖しない。このような抗菌性材料としては、例えば、
無機系の材料として、ゼオライト等の多孔質の塩に銀等
の抗菌性金属をイオン結合させたものや、有機性の材料
として、基材に防カビ剤等の薬剤を煉り込んだ成型品等
を用いることができる。ウイックパン内面に抗菌性材料
を形成させるには、別個に製造された抗菌性材料をウイ
ックパン内面に設置するか又は適当な方法で固定した
り、ウイックパン自体を抗菌性材料にする等の方法を用
いることができる。
【0014】請求項10の発明によれば、抗菌性材料の
表面積を拡大しているので、殺菌効果が一層強力にな
る。請求項11の発明によれば、抗菌性材料をウイック
パンの表面から着脱可能にしているので、その交換が容
易になる。従って、ウイックパン自体を交換することな
く、容易な取り扱いの下にウイックパンの殺菌力を永続
させることができる。
【0015】
【実施例】図1は、環境試験装置の一種である恒温恒湿
装置の湿度検出及び加湿部分の概略構成を示す。恒温恒
湿装置では、ウイックパン1内の斜線で示す水に浸漬さ
れたウイック2を用い、ウイック2によって内部に図示
しない感温部を備えた保護筒3を覆うことにより湿球温
度を検出している。又、湿度調節のために加湿器4が設
けられている。加湿器4内には斜線で示すように水が溜
められ、図示しないヒータにより水が加熱されて蒸発す
る。ウイックパン1においてウイック2の浸漬された部
分は、恒温恒湿装置の断熱壁で囲まれた試験室5内に設
置される。加湿器4は、試験室5内又はこれと並設され
る図示しない空調室内に設置される。恒温恒湿装置で
は、更に、図示しない加熱器、冷却器、空気循環用のフ
ァン等が設けられ、前記湿度検出部及びこれと並設され
る図示しない温度検出部により温湿度が検出され、加熱
量及び加湿量が制御されることにより、試験室5内が所
定の温湿度に維持されるようになっている。
【0016】ウイックパン1及び加湿器4内の水は蒸発
により減少するので、これらへの水供給回路が設けられ
る。本実施例では、ウイックパン1及び加湿器4に対し
て同一系統から水を供給しているが、別々に水を供給す
ることも可能である。水供給回路としては、多量の純水
が入れられる純水タンク6、これから重力によって水を
供給及び排出するするための供給管7及び排出管8、供
給及び排出用の電磁弁9及び10a、10b等が設けら
れている。ウイックパン1内には、フロート弁11を介
して水が供給され、内部の水位が一定位置に維持され
る。加湿器4内の水位は、フロート12により作動する
電磁弁13を介してフロート室14に水が供給されるこ
とにより維持される。
【0017】ウイック2で微生物である雑菌が所定量以
上増殖することを防止する微生物増殖防止手段として
は、本実施例では、上記のような水供給回路を利用した
殺菌水供給手段20として、殺菌剤を溶解させた殺菌液
タンク21、殺菌液供給用の電磁弁22、操作制御盤2
3等を設けている。水の供給回路は、通常恒温恒湿装置
の設置される周囲温度即ち常温環境下にあるので、その
内部では雑菌が繁殖し易く、雑菌により回路が閉塞する
おそれがある。加湿器への供給水として水道水を直接使
用する場合には、水の含有する塩素の効果よって雑菌の
繁殖が抑制されるが、完全に繁殖が防止されることには
ならない。又水道水を直接使用する場合には、水道水中
の珪素等がスケールを発生させ、加湿ヒータや加湿器の
構成部分に悪影響を与える場合がある。従って、本実施
例の如く、ウイックパン及び加湿器の両方の水供給シス
テムに対して殺菌装置を適用することが望ましい。
【0018】殺菌剤としては、例えば塩化ベンザルコニ
ウム等の雑菌の繁殖に対して殺菌効果の高い薬品を使用
する。殺菌効果を有する水としての殺菌液の濃度は、湿
球温度の測定誤差を発生させないために、ウイック2へ
雑菌が付着してウイックの水吸い上げ能力を低下させる
ことのないような範囲で、できるだけ低くすることが望
ましい。操作制御盤23は、電磁弁9、10a、10
b、22を開閉するための手動の開閉スイッチを有する
と共に、カレンダータイマ等を含むシーケンス制御部を
内蔵し、これにより、所定時期に所定のタイミングで電
磁弁をオン/オフできる構成になっている。従って、手
動操作又は自動の何れかの方法で殺菌することができ
る。タイマ制御では、殺菌液が残留することにより恒温
恒湿装置で試験される供試品が悪影響を受けるような場
合には、殺菌後に水回路を洗浄する工程も行わせるよう
にする。
【0019】以上のような構成により、恒温恒湿装置に
おける水の供給及び殺菌は次のように行われる。殺菌を
しない通常の運転中には、電磁弁9がオンになって純水
タンク6と供給管7とを導通させ、電磁弁10a、10
b及び22がオフになって排水管8及び殺菌液供給ライ
ンを閉止している。電磁弁13は、フロート室14の水
深によってオン/オフし、間欠的に加湿器4に水を供給
する。従って、通常運転中には、ウイックパン1、加湿
器4及び水回路内に図1の斜線で示すように純水が存在
する。ウイックパン1及び加湿器4内では、水の蒸発に
より内部の水が減少するので、フロート弁11又はフロ
ートスイッチ12が下がると、供給用電磁弁9が一定時
間開き、フロート弁11又は開になった電磁弁13を介
してウイックパン1又は加湿器4内に水が供給される。
このような水回路の作動により、湿度検出及び加湿機構
の正常な機能が維持される。しかし、このような通常運
転のみでは、次第に雑菌が繁殖し、ウイックの目詰まり
や回路の狭小化又は閉塞が発生する。これを防止するた
めに、定期的に殺菌水供給手段20を作動させる。
【0020】殺菌水供給手段20を自動的に作動させる
ときには、カレンダータイマ等により、恒温恒湿装置の
使用状態にもよるが、例えば1週間に1〜2回作動させ
る。これにより、電磁弁9がオフになって純水の供給が
停止すると共に、電磁弁10a、10bがオンになって
ウイックパン1及び加湿器4内の水が排水される。続い
て一定時間電磁弁22がオンになり、ウイックパン1、
加湿器4及び水回路内に殺菌液が供給され、その後電磁
弁10a、10b及び22がオフになって水回路内に殺
菌液が保持される。殺菌に必要な一定時間だけこの状態
を持続した後、電磁弁22がオフになると共に電磁弁9
及び10a、10bがオンになり、水回路が純水で洗浄
される。一定時間洗浄した後、電磁弁10a、10bが
オフになり、通常運転に復帰する。なおこの間、電磁弁
13はフロート12によりオン/オフ制御されている。
【0021】このような殺菌運転により、ウイックパン
1内及びウイック2における雑菌の繁殖を抑制し、ウイ
ック2へ所定量以上の雑菌が付着するのを防止すること
ができる。又、ウイックパン1及び加湿器4への純水の
供給回路内も殺菌することができる。その結果、ウイッ
ク2は目詰まりを起こすことなく正常に水を吸い上げ、
正しい湿球温度の検出が可能となる。又、水回路が雑菌
の繁殖により狭小になったり閉塞することもなくなり、
湿球温度の検出及び加湿機能が正常に維持される。
【0022】以上では、殺菌水供給手段として、ウイッ
クパン及びウイックのみでなく、加湿器及びこれらへの
水の供給/排出ラインも含めて殺菌する例を示したが、
水回路のサイズが十分大きく雑菌による閉塞等の問題が
生じないような場合には、ウイックパン及びウイックだ
けを殺菌するような殺菌装置としてもよい。又、ウイッ
クパンと加湿器との水系統が分離されているような環境
試験装置では、ウイックパンの系統のみを殺菌するよう
にしてもよい。
【0023】図2は他の実施例を示す。本例の恒温恒湿
装置は、図1の装置に較べて、殺菌水供給手段を構成す
る殺菌液タンク21内に、加熱用電源を供給されるヒー
タ21a及びタンク内温度を検出する温度センサ21b
が設けられている点が相違する。そして操作制御盤23
は、ヒータ21aのオン/オフ制御も行う。なお、ヒー
タの手動オン/オフスイッチを設けてもよい。自動的に
殺菌するときには、カレンダータイマ等により殺菌開始
の信号が発せられると、操作制御盤23はヒータ21a
をオンにし、温度センサ21bが所定の温度を検出する
と、同ヒータをオフにする。それ以後は図1の装置と同
様に、回路内の水を排水−熱湯供給−純水による洗浄−
通常運転への復帰という動作が自動的に行われる。殺菌
水としての熱湯の温度は、発生する雑菌の種類によって
も異なるが、60°C〜100°C程度にする。
【0024】図3は更に他の実施例を示す。本例の殺菌
水供給手段としては、図1に示す純水タンク6をpH緩
衝液供給タンク30として使用する。そして、図1に示
す殺菌水供給手段20は設けられない。この装置では、
ウイックパン1及び加湿器4には常時pH緩衝液が補給
される。pH緩衝液は、ウイック及びウイックパンに繁
殖する雑菌の生存範囲外のpHに調整された液で、且
つ、ウイックパン及び加湿器内の水が蒸発しても緩衝領
域内であればpH変化が極めて小さいという性質も持つ
液である。なお、操作制御盤23は、通常の装置と同様
に、ウイックパン及び加湿器の一定以上の濃縮防止のた
め、電磁弁9、10をオン/オフさせて水を入れ換える
制御をする。この場合、濃縮によりpH緩衝液が緩衝領
域外になるようであれば、より頻繁に電磁弁9、10を
オン/オフさせる。ウイックパンにこのような液が供給
されることにより、ウイックでの雑菌の繁殖が抑制さ
れ、殺菌と同様の効果が生ずる。なお、pH緩衝液の消
費量を少なくするために、図1に示す純水タンク6とは
別にpH緩衝液タンクを設け、pH緩衝液タンクはウイ
ックパン1内の水だけを補給するようにしてもよい。
【0025】図4は更に他の実施例を示す。本例では、
微生物増殖防止手段として、ウイックパン1内にヒータ
1aが設けられるか、又は図において2点鎖線で示すよ
うに、ウイック2内にヒータ2aが編みこまれる。この
ヒータ1a又は2aは、操作制御盤23で適当な時期に
適当な時間オン/オフされる。この場合、ヒータの容量
等は、或る程度の時間オンになっても水が急に沸騰した
りウイックが焼損することのないよう定められる。この
ような装置では、ヒータの発熱によりウイックパン内の
水温又はウイック自体の温度が上昇し、これらに付着し
た雑菌が死滅する。なお、殺菌後には、ウイックパン内
に死滅した菌が残留しないように純水で洗浄することが
望ましい。
【0026】図5は更に他の実施例を示す。本例では、
微生物増殖防止手段としてウイック2に赤外線又は紫外
線を照射する照射手段である照射灯40が設けられい
る。照射灯40も、図4の例と同様に、操作制御盤23
で適当な時期に適当な時間オン/オフされる。これによ
りウイック2が殺菌される。又、殺菌後にはウイックパ
ン1を純水で洗浄することが望ましい。
【0027】図6は更に他の実施例を示す。本例では、
微生物増殖防止手段として、水供給ライン7をウイック
2の上部まで延長してウイックに水を供給する水供給手
段である水落とし管50、供給側電磁弁51、排出側電
磁弁52等が設けられる。水落とし管50は、その下面
側に複数の穴50aを備え、水が送られてくると、その
穴から十分な量の水が均等にウイック2に流れ落ちるよ
うになっいる。この装置によれば、予め定められた時期
になると、電磁弁51、52が開き、純水タンク6内の
水が水落とし管50を介してウイック2の上部から流さ
れ、ウイック上を流れ落ちる。このとき、ウイックで繁
殖した雑菌は水流によって洗い流される。従って、この
装置によれば、水洗時期を適当に選定すれば、ウイック
での一定量以上の雑菌の増殖を抑制し、ウイックの水吸
い上げ能力を維持することができる。
【0028】なお、十分な水量を流すために純水を使用
するのとが適当でない場合には、通常の水道水を流すよ
うに、水道水供給ラインを設けたり図6で2点鎖線で示
す貯水タンク53を設けるようにしてもよい。又、ウイ
ックの上方から水を流す本例の装置と、図1乃至図5に
示した装置とを組合せ、殺菌剤の溶液や熱湯等をウイッ
クの上方から流したり、純水を流して殺菌した菌をウイ
ックから洗い落とすようにすることもできる。そのよう
にすれば、ウイック自体も直接殺菌されたり、付着した
菌の死骸が流されるので、殺菌効果が一層顕著になる。
【0029】図7は更に他の実施例を示す。本例の微生
物増殖防止手段は、ウイックパン1又はウイック2に供
給される水を殺菌する殺菌手段であり、ウイックパン1
への給水ラインに紫外線灯60及び補助給水タンク61
で構成される。符号62は、給水の途中で雑菌の死骸等
を捕捉するフィルタである。この装置によれば、ウイッ
クパン1に供給される水が殺菌された水であるため、ウ
イック2に雑菌が繁殖することがない。なお、このよう
にウイックパン1への給水系のみに殺菌水を供給するよ
うにすれば、殺菌装置部分を小型にし電力消費も少なく
することができるが、必要により、加湿器4への給水ラ
インにも殺菌水を供給する構成にしてもよい。
【0030】図8は更に他の実施例を示す。本例では、
ウイックパン1内の水に浸漬される部分に形成した抗菌
性材料が微生物増殖防止手段を構成する。従って、ウイ
ックパン1や加湿器4の水の供給/排出系統としは、通
常の系統又は図6に示すウイック2を洗浄できるような
系統の何れであってもよい。図8では、そのような系統
におけるウイックパン1の各種断面形状又は抗菌性材料
自体の形状を示す。
【0031】同図(a)は、ウイックパン1´自体が抗
菌性材料でできている。この場合、(b)に示すよう
に、その表面を凹凸状にし、表面積を拡大して殺菌効果
を向上させることが望ましい。(c)では、ウイックパ
ン1内に別個の抗菌性材料100を配設している。この
場合、抗菌性材料100は、例えば嵌め込みにより交換
可能なように装着することが望ましい。そのようにすれ
ば、ウイックパン自体を交換することなく、抗菌性材料
100のみを取り代えることにより、ウイックパンの殺
菌効果を永続させることができる。(d)又は(e)で
は、通常の材料又は抗菌性材料でできたウイックパン1
又は1´に、抗菌性材料でできた綿状体101又は多毛
体102を設けている。この多毛体102は、(f)に
示す如く、長短に長さを変えたものにするのがよい。こ
のような抗菌性材料によれば、表面積が著しく拡大され
るので、その殺菌効果が一層大きくなる。(g)乃至
(k)は、ウイックパン内に配設する独立した抗菌性材
料から成る内装材又は投入材の例を示す。これらのもの
は、棒状体103、コイル状体104、ペレット状体1
05、(j)のように発泡させたものを(k)のように
スライスした発泡体106等として構成することができ
る。これらは、ウイックパン内に適当に配列されたり、
ウイックパン内に通水性の有る適当な仕切りを設けてそ
の中に装填される。このようなものも、当然交換可能で
ある。
【0032】以上のような抗菌性材料としては、例え
ば、無機系の材料として、多孔質アミノ珪酸塩からなる
ゼオライトに銀、銅、亜鉛等の抗菌性金属をイオン結合
させたものがある。この材料では、抗菌性金属イオンが
容易に解離して水中に溶出し、それ自体の殺菌作用及び
その触媒作用により発生させた活性酸素の抗菌作用によ
り雑菌を死滅させる。ゼオライトに代えて、プラスチッ
クの発泡体等を用いることもできる。又、有機性の材料
として、プラスチック等に防カビ剤や薬剤を煉り込んだ
成型品等を用いてもよい。
【0033】なお、以上ではウイックパンを抗菌性材料
で形成したりウイックパン内に抗菌性材料を配設する例
を示したが、加湿器4に対しても同様の構成を採ること
ができる。更に、ウイックパン及び加湿器への水供給系
統の配管材に抗菌性材料を用いるようにしてもよい。そ
のようにすれば、加湿器及び水供給系における雑菌の増
殖も防止することができる。
【0034】図9及び図10は水供給系の他の例を示
す。図9はウイックパン1と加湿器4とを同レベルにし
た例で、この場合には、フロート室14のフロート12
で電磁弁13をオン/オフさせることにより、加湿器4
と同時にウイックパン1内の水位を制御することができ
る。このような水補給系に対しても、本発明を適用でき
ることは勿論である。図10は、ウイックパン1に水溜
部1−1を形成し、同図(a)に示す如く、排水しても
ある程度の水が溜まるようにし、この状態に対して
(b)の如く水を補給する。このようにすれば、全ての
水を交換しないため、水温の復帰が比較的早くなるメリ
ットがある。このような装置に対しても本発明を適用す
ることができ、それにより、水が残留しても雑菌が繁殖
することがない。
【0035】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、微生物増殖
防止手段を設けるので、これを使用することにより、ウ
イック及びウイックパン内での微生物の繁殖を抑制し、
微生物によるウイックの目詰まりを防止し、常に正しい
湿球温度を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の恒温恒湿槽の湿度検出及び加湿部分の
説明図である。
【図2】他の実施例の恒温恒湿槽の湿度検出及び加湿部
分の説明図である。
【図3】更に他の実施例の恒温恒湿槽の湿度検出及び加
湿部分の説明図である。
【図4】更に他の実施例の恒温恒湿槽の湿度検出部の説
明図である。
【図5】更に他の実施例の恒温恒湿槽の湿度検出部の説
明図である。
【図6】更に他の実施例の恒温恒湿槽の湿度検出及び加
湿部分の説明図である。
【図7】更に他の実施例の恒温恒湿槽の湿度検出及び加
湿部分の説明図である。
【図8】更に他の実施例を示し、(a)乃至(e)はウ
イックパンの形状を示す断面図で、(f)は多毛体の形
状を示す断面図で、(g)乃至(k)は単体の抗菌性材
料の形状を示す断面図である。
【図9】ウイックパン及び加湿器へ水を供給する系統の
他の例を示す説明図である。
【図10】内部に水を残留させるようにしたウイックパ
ンの説明図である。
【符号の説明】
1 ウイックパン 1´ 抗菌性材料のウイックパン 1a ヒータ(微生物増殖防止手段) 2 ウイック 2a ヒータ(微生物増殖防止手段) 20 殺菌水供給手段、微生物増殖防止手段 21 殺菌液タンク(殺菌水供給手段) 21a ヒータ(殺菌水供給手段) 21b 温度センサ(殺菌水供給手段) 22 電磁弁(殺菌水供給手段) 23 操作制御盤(殺菌水供給手段) 30 pH緩衝液供給タンク(殺菌水供給手段) 40 照射灯(微生物増殖防止手段) 50 水落とし管(微生物増殖防止手段) 51 電磁弁(微生物増殖防止手段) 52 電磁弁(微生物増殖防止手段) 60 紫外線灯(微生物増殖防止手段) 61 補助給水タンク(微生物増殖防止手段) 100 抗菌性材料 101 綿状体(抗菌性材料) 102 多毛体(抗菌性材料) 103 棒状体(抗菌性材料) 104 コイル状体(抗菌性材料) 105 ペレット状体(抗菌性材料) 106 発泡体(抗菌性材料)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 和広 大阪府大阪市北区天神橋3丁目5番6号タ バイエスペック株式会社内 (72)発明者 村上 精一 大阪府大阪市北区天神橋3丁目5番6号タ バイエスペック株式会社内 (72)発明者 三島 弘行 大阪府大阪市北区天神橋3丁目5番6号タ バイエスペック株式会社内 (72)発明者 榎本 真一 大阪府大阪市北区天神橋3丁目5番6号タ バイエスペック株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウイックパン内の水に浸漬されたウイッ
    クを用いて湿球温度を検出する環境試験装置において、 前記ウイックで微生物が所定量以上増殖することを防止
    する微生物増殖防止手段を設けたことを特徴とする環境
    試験装置。
  2. 【請求項2】 前記微生物増殖防止手段は、前記ウイッ
    クパンに殺菌効果を有する水を供給する殺菌用水供給手
    段であることを特徴とする請求項1に記載の環境試験装
    置。
  3. 【請求項3】 前記殺菌効果を有する水は殺菌用薬品を
    含む水であることを特徴とする請求項2に記載の環境試
    験装置。
  4. 【請求項4】 前記殺菌効果を有する水は熱水であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の環境試験装置。
  5. 【請求項5】 前記殺菌効果を有する水は前記微生物が
    増殖するpH領域以外のpH値を緩衝領域とするpH緩
    衝液であることを特徴とする請求項2に記載の環境試験
    装置。
  6. 【請求項6】 前記微生物増殖防止手段は前記ウイック
    に赤外線又は紫外線を照射する照射手段であることを特
    徴とする請求項1に記載の環境試験装置。
  7. 【請求項7】 前記微生物増殖防止手段は、前記ウイッ
    クに上方から水を供給する水供給手段であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の環境試験装置。
  8. 【請求項8】 前記微生物増殖防止手段は前記ウイック
    パンに供給される水を殺菌する殺菌手段であることを特
    徴とする請求項1に記載の環境試験装置。
  9. 【請求項9】 前記微生物増殖防止手段は前記ウイック
    パン内の水に浸漬される部分に形成した抗菌性材料であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の環境試験装置。
  10. 【請求項10】 前記抗菌性材料の表面積は前記ウイッ
    クパンの内面のうち前記抗菌性材料が形成されている部
    分の表面積よりも拡大されていることを特徴とする請求
    項9に記載の環境試験装置。
  11. 【請求項11】 前記抗菌性材料は前記ウイックパンの
    表面から着脱可能であることを特徴とする請求項9に記
    載の環境試験装置。
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