JPH08239337A - 高純度ジアルキル化フェノールおよびその製造方法 - Google Patents

高純度ジアルキル化フェノールおよびその製造方法

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JPH08239337A
JPH08239337A JP4407395A JP4407395A JPH08239337A JP H08239337 A JPH08239337 A JP H08239337A JP 4407395 A JP4407395 A JP 4407395A JP 4407395 A JP4407395 A JP 4407395A JP H08239337 A JPH08239337 A JP H08239337A
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JP
Japan
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phenol
butylphenol
dialkylated
trialkylated
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JP4407395A
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Hiroshi Yamamoto
弘 山本
Miki Hirai
未希 平井
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トリアルキル化フェノールが範囲で混在する
パラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノールであっ
て、トリアルキル化フェノールの含有率が1000pp
m以下の高純度ジアルキル化フェノール、例えばトリ−
t−ブチルフェノールの含有率が1000ppm以下の
2,4−ジ−t−ブチルフェノール、および酸触媒の存
在下、オレフィン、例えばイソブチレンとフェノールと
を、オレフィン/フェノールのモル比が1.2/1〜
2.0/1となる割合で反応させてトリアルキル化フェ
ノール等の不純物を含むパラ位アルキル基含有ジアルキ
ル化フェノールを得、次いでトリアルキル化フェノール
の含有率が1000ppm以下となるまで蒸留する高純
度ジアルキル化フェノールの製造方法。 【効果】 本発明の高純度ジアルキル化フェノールは経
時着色が著しく少なく、各種の化学原料として好適であ
り、本発明の製造方法により特に経済的に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリアルキル化フェノ
ールの含有率の少ない高純度ジアルキル化フェノールお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジアルキル化フェノールは各種の化学原
料として用いられている。その中でも特に2,4−ジ−
t−ブチルフェノールは、紫外線吸収剤、酸化防止剤等
の原料として重要な化合物である。
【0003】しかし、上記2,4−ジ−t−ブチルフェ
ノールは、黄色または茶褐色に経時着色する傾向があ
る。しかも、2,4−ジ−t−ブチルフェノールは、他
の化合物と反応させる場合が多く、経時着色品は商品価
値の低いものとなっている。
【0004】一般的にアルキル化フェノールは、その保
存中または製造中に酸化を受け、あるいはその他の原因
で経時着色する性質がある。そして、経時着色したアル
キルフェノールは、著しくその商品価値を低下させ、あ
るいは合成原料としてそのまま使用できず、使用に際し
て支障をきたすことがしばしば認めれる。その着色を防
止するための方法も従来から提案されている。
【0005】特開昭59−144725号公報では、p
−イソプロピルフェノールにリン酸水素二ナトリウムま
たはリン酸水素二カリウムを含有させている。また、特
開昭60−327号公報ではフェノール類の着色を防止
するために、ヒドラジンやアミン類を添加している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の添加剤を使用して経時着色を防止することは、これら
の添加剤が高価であるばかりでなく、これらの添加剤そ
れ自身が不純物になるという課題を有している。本発明
は、経時着色しにくいジアルキル化フェノールを提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
した結果、従来のパラ位アルキル基含有ジアルキル化フ
ェノール、例えば2,4−ジ−t−ブチルフェノール中
には、2−t−ブチルフェノール(2TBP)、4−t
−ブチルフェノール(4TBP)等のモノアルキル化フ
ェノール、2,6−ジ−t−ブチルフェノール(26D
TBP)、2,5−ジ−t−ブチルフェノール(25D
TBP)、3,5−ジ−t−ブチルフェノール(35D
TBP)等のジアルキル化フェノール、トリ−t−ブチ
ルフェノール(TTBP)等のトリアルキル化フェノー
ルなどの不純物が総量で3000〜10000ppm程
度、トリ−t−ブチルフェノールが2000〜4000
ppm程度混在しており、なかでもトリ−t−ブチルフ
ェノールの含有率が経時着色に与える影響が大きいが、
トリ−t−ブチルフェノールの含有率が1000ppm
以下のものは経時着色が著しく少ないこと、そしてこの
ことは他のパラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノー
ルについても同様でトリアルキル化フェノールの含有率
が1000ppm以下のものは経時着色が著しく少ない
こと、更にこれらトリアルキル化フェノールの含有率が
1000ppm以下のパラ位アルキル基含有ジアルキル
化フェノールは、酸触媒の存在下にオレフィンとフェノ
ールとを特定の割合で反応させ、次いで蒸留することに
より特に経済的に製造できることを見い出し、本発明を
完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、トリアルキル化フェノー
ルが混在するパラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノ
ールであって、かつ該トリアルキル化フェノールの含有
率が1000ppm以下であることを特徴とする高純度
ジアルキル化フェノール、および酸触媒の存在下、オレ
フィンとフェノールとを、オレフィン/フェノールのモ
ル比が1.2/1〜2.0/1となる割合で用いて反応
させてトリアルキル化フェノールを不純物として含むパ
ラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノールを得、次い
でトリアルキル化フェノールの含有率が1000ppm
以下となるまで蒸留してトリアルキル化フェノールが混
在するパラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノールを
得ることを特徴とする高純度ジアルキル化フェノールの
製造方法を提供するものである。
【0009】本発明の製造方法でフェノールと共に用い
るオレフィンとしては、例えばエチレン、プロピレン、
1−ブテン、2−ブテン、イソブチレン、1−ペンテ
ン、2−ペンテン、2−メチル−1−ブテン、2−メチ
ル−2−ブテン、3−メチル−1−ブテン、ヘキセン、
イソヘキセン、ヘプテン、イソヘプテン、ジイソブチレ
ン、オクテン、イソオクテン、ノネン、デセン、イソデ
セン、ドデセン等が挙げられ、なかでも工業的にはイソ
ブチレンが好ましい。
【0010】これらの使用量としては、アルキル化フェ
ノールへの転化率およびパラ位アルキル基含有ジアルキ
ル化フェノールの選択率が高いことから、オレフィン/
フェノールのモル比が1.2/1〜2.0/1となる範
囲、なかでも1.4/1〜1.8/1となる範囲が好ま
しい。
【0011】酸触媒としては、例えば硫酸、酸性イオン
交換樹脂、活性白土、酸性白土、りん酸、硝酸、塩酸、
ルイス酸、ヘテロポリ酸、スルホン酸等が挙げられ、な
かでも硫酸が好ましい。
【0012】これら酸触媒の添加量は、フェノールに対
して、通常0.00001〜0.3重量倍であり、なか
でも0.0002〜0.05重量倍が好ましい。フェノ
ール、オレフィン、酸触媒の供給順序は特に限定されな
いが、フェノールに酸触媒を添加後、オレフィンを供給
するのが好ましい。また、予め酸触媒をフェノールと混
ぜて反応に供給しても問題はない。
【0013】反応は、常圧、減圧、加圧のいずれの場合
も実施できる。反応様式は、回分式でも連続式でも使用
できる。更に、酸触媒にオレフィンおよびフェノールを
通過させる固定床方式でも流動床方式でも移動床方式で
も問題はない。また、オレフィンを液状又は気化器等を
用いて蒸気にして反応に供給しても問題はない。工業的
には、常圧下、連続的に供給されてくるフェノールに酸
触媒を加え、次いでこの中に液状又は蒸気化したオレフ
ィンを連続的に供給して付加反応させた後、不均化反応
させる連続方法が好ましい。
【0014】本発明の製造方法では、通常80〜150
℃で付加反応させた後、該付加反応温度より高い温度、
例えば120〜150℃で不均化反応をさせることが好
ましい。
【0015】上記付加反応の反応時間としては、3〜6
時間が好ましい。また、不均化反応の反応時間として
は、反応における副生物の生成を抑制し、不均化効果を
高める点から、通常0.5〜6時間、なかでも2〜5時
間が好ましい。
【0016】本発明の高純度ジアルキル化フェノール
は、例えば反応終了後、アルカリ等で中和または吸着カ
ラム等の方法で触媒能力を失活させ、フラッシュ蒸留、
単蒸留、薄膜蒸留等の蒸留や、遠心分離、ろ過等で系中
の酸触媒を除去してトリアルキル化フェノール等の不純
物が混在するジアルキル化フェノールの粗製品とした
後、精製して得られる。精製は、トリアルキル化フェノ
ールの含有率が、1000ppm以下、好ましくは60
0ppm以下となるまで行うが、蒸留コストの点まで考
慮に入れると工業的には100〜600ppmとなる範
囲まで精製することが最も好ましい。尚、精製に際して
トリアルキル化フェノール以外の不純物の含有率も小さ
くすることが好ましいことは無論である。
【0017】尚、上記粗製品の精製方法に限定はなく、
例えば蒸留、晶析、抽出、再結晶等の操作が挙げられる
が、蒸留が特に経済的で望ましい。蒸留による精製の場
合、蒸留方式は回分蒸留でも連続蒸留でもかまわない。
工業的には、反応終了物中の酸触媒をアルカリで中和し
た後、薄膜蒸留で中和塩を除き、連続蒸留にて有効成分
を回収し、次いで得られた粗製品から連続蒸留で精製し
て高純度ジアルキル化フェノールを得る方法が好まし
い。尚、高純度ジアルキル化フェノールを回収した釜残
は本発明の製造方法に原料としてリサイクル使用するこ
とができる。
【0018】蒸留条件としては、理論段数10〜50の
蒸留塔を用い、かつ蒸留物の85〜94重量%を前記蒸
留塔に循環させながら蒸留を行う方法が好ましい。更
に、蒸留時の減圧度は1〜150mmHg、温度は10
0〜200℃が好ましい。
【0019】このようにして製造された本発明の高純度
ジアルキル化フェノールとしては、トリアルキル化フェ
ノールが1000ppm以下の範囲で混在するパラ位ア
ルキル基含有ジアルキル化フェノールが挙げられるが、
アルキル基としてt−ブチル基を有するもの、例えばト
リ−t−ブチルフェノールの含有率が1000ppm以
下のジ−t−ブチルフェノール、なかでもトリ−t−ブ
チルフェノールが1000ppm以下の範囲で混在する
2,4−ジ−t−ブチルフェノールが好ましい。尚、ジ
−t−ブチルフェノール中に混在するトリ−t−ブチル
フェノールの含有率は、600ppm以下の範囲が特に
好ましいが、精製コストの点まで考慮に入れると工業的
には100〜600ppmの範囲が望ましい。尚、トリ
アルキル化フェノール以外の不純物の含有率も小さいも
のが好ましいことは無論である。
【0020】
【実施例】以下に実施例と比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、例中の%はいずれも重量%であ
る。
【0021】実施例1 ガス導入管および温度計を備えた2lのフラスコに、フ
ェノール600g(10.7モル)および濃硫酸2.8
gを加えて140℃まで昇温した。次に、イソブチレン
960g(17.1モル)を攪拌しながら3時間かけて
吹き込んで付加反応させた。吹き込み終了後、同温度で
4時間攪拌を続けて不均化反応をさせた後に反応液の組
成をガスクロマトグラフィーにより分析した。この結果
を表1に示す。
【0022】更に、反応液を2.5gの水酸化ナトリウ
ムで中和後、30mmHgで単蒸留を行い、得られた留
分1550gを30mmHgの減圧下で、実数20段の
蒸留塔を用いて還流比6(蒸留物の88.9%を蒸留塔
に循環)で蒸留を行い、回収留分として620g、中間
留分として78g、製品としてトリ−t−ブチルフェノ
ール含有率が360ppmの2,4−ジ−t−ブチルフ
ェノール1350gを得、得られた製品の組成をガスク
ロマトグラフィーにより分析した。この結果を表2に示
す。
【0023】次いで、この2,4−ジ−t−ブチルフェ
ノール18gを分取し、SUS304からなる直径5m
m、表面積2cm2 の円柱状金属片の入ったガラス管に
入れ、窒素ガスを入れながら溶封した。更に室温で放置
しながら、経時による着色をハーゼン色(APHA)と
して求めた。この結果を表3に示す。
【0024】実施例2 実施例1と同様にして反応を行った後、反応液を2.5
gの水酸化ナトリウムで中和後、30mmHgで単蒸留
を行い、得られた留分1550gを30mmHgの減圧
下で、実数20段の蒸留塔を用いて還流比6(蒸留物の
85.7%を蒸留塔に循環)で蒸留を行い、回収留分と
して620g、中間留分として78g、製品としてトリ
−t−ブチルフェノール含有率が870ppmの2,4
−ジ−t−ブチルフェノール1350gを得、得られた
製品の組成をガスクロマトグラフィーにより分析した。
この結果を表2に示す。
【0025】次いで、この2,4−ジ−t−ブチルフェ
ノール18gを用いた以外は実施例1と同様にして経時
による着色をハーゼン色(APHA)として求めた。こ
の結果を表3に示す。
【0026】比較例1 実施例1と同様にして反応を行った後、反応液を2.5
gの水酸化ナトリウムで中和後、30mmHgで単蒸留
を行い、得られた留分1550gを30mmHgの減圧
下で、実数20段の蒸留塔を用いて還流比4(蒸留物の
83.3%を蒸留塔に循環)で蒸留を行い、回収留分と
して620g、中間留分として78g、製品としてトリ
−t−ブチルフェノール含有率が19200ppmの
2,4−ジ−t−ブチルフェノール1350gを得、得
られた製品の組成をガスクロマトグラフィーにより分析
した。この結果を表2に示す。
【0027】次いで、この2,4−ジ−t−ブチルフェ
ノール18gを用いた以外は実施例1と同様にして経時
による着色をハーゼン色(APHA)として求めた。こ
の結果を表3に示す。
【0028】比較例2 実施例1と同様にして反応を行った後、反応液を2.5
gの水酸化ナトリウムで中和後、30mmHgで単蒸留
を行い、得られた留分1550gを30mmHgの減圧
下で、実数20段の蒸留塔を用いて還流比4(蒸留物の
80.0%を蒸留塔に循環)で蒸留を行い、回収留分と
して620g、中間留分として78g、製品としてトリ
−t−ブチルフェノール含有率が4970ppmの2,
4−ジ−t−ブチルフェノール1350gを得、得られ
た製品の組成をガスクロマトグラフィーにより分析し
た。この結果を表2に示す。
【0029】次いで、この2,4−ジ−t−ブチルフェ
ノール18gを用いた以外は実施例1と同様にして経時
による着色をハーゼン色(APHA)として求めた。こ
の結果を表3に示す。
【0030】
【表1】 *1) 2TBP :2−t−ブチルフェノール *2) 4TBP :4−t−ブチルフェノール *3) 26DTBP:2,6−ジ−t−ブチルフェノール *4) 24DTBP:2,4−ジ−t−ブチルフェノール *5) 25DTBP:2,5−ジ−t−ブチルフェノール *6) TTBP :トリ−t−ブチルフェノール 尚、上記の略語は以下も同様である。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】本発明の高純度ジアルキル化フェノール
は経時着色が著しく少なく、各種の化学原料として好適
であり、本発明の製造方法により特に経済的に製造でき
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリアルキル化フェノールが混在するパ
    ラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノールであって、
    かつ該トリアルキル化フェノールの含有率が1000p
    pm以下であることを特徴とする高純度ジアルキル化フ
    ェノール。
  2. 【請求項2】 パラ位アルキル基含有ジアルキル化フェ
    ノールがジ−t−ブチルフェノールであって、かつトリ
    アルキル化フェノールがトリ−t−ブチルフェノールで
    ある請求項1記載の高純度ジアルキル化フェノール。
  3. 【請求項3】 ジ−t−ブチルフェノールが2,4−ジ
    −t−ブチルフェノールである請求項2記載の高純度ジ
    アルキル化フェノール。
  4. 【請求項4】 トリアルキル化フェノールの含有率が6
    00ppm以下である請求項1〜3のいずれか1つに記
    載の高純度ジアルキル化フェノール。
  5. 【請求項5】 酸触媒の存在下、オレフィンとフェノー
    ルとを、オレフィン/フェノールのモル比が1.2/1
    〜2.0/1となる割合で用いて反応させてトリアルキ
    ル化フェノールを不純物として含むパラ位アルキル基含
    有ジアルキル化フェノールを得、次いでトリアルキル化
    フェノールの含有率が1000ppm以下となるまで蒸
    留してトリアルキル化フェノールが混在するパラ位アル
    キル基含有ジアルキル化フェノールを得ることを特徴と
    する高純度ジアルキル化フェノールの製造方法。
  6. 【請求項6】 蒸留を、理論段数10〜50の蒸留塔を
    用い、蒸留物の85〜94重量%を前記蒸留塔に循環さ
    せながら行う請求項5記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 蒸留を、減圧度1〜150mmHg、温
    度100〜200℃の条件で行う請求項6記載の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 オレフィンがイソブチレンであって、ト
    リアルキル化フェノールがトリ−t−ブチルフェノー
    ル、およびパラ位アルキル基含有ジアルキル化フェノー
    ルがジ−t−ブチルフェノールである請求項5、6また
    は7記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 ジ−t−ブチルフェノールが2,4−ジ
    −t−ブチルフェノールである請求項8記載の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 トリアルキル化フェノールの含有率が
    600ppm以下となるまで蒸留する請求項5〜9のい
    ずれか1つに記載の製造方法。
JP4407395A 1995-03-03 1995-03-03 高純度ジアルキル化フェノールおよびその製造方法 Pending JPH08239337A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541526A (ja) * 2006-06-20 2009-11-26 ケムチュア コーポレイション 安定剤としての液体ホスフィットブレンド

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