JPH08239248A - 多層パネル板ガラスユニット - Google Patents

多層パネル板ガラスユニット

Info

Publication number
JPH08239248A
JPH08239248A JP7243009A JP24300995A JPH08239248A JP H08239248 A JPH08239248 A JP H08239248A JP 7243009 A JP7243009 A JP 7243009A JP 24300995 A JP24300995 A JP 24300995A JP H08239248 A JPH08239248 A JP H08239248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
sol
window
unit according
glass unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7243009A
Other languages
English (en)
Inventor
Hermann L Rittler
ロレンツ リトラー ヘルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corning Inc filed Critical Corning Inc
Publication of JPH08239248A publication Critical patent/JPH08239248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B5/00Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor
    • E06B5/10Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor for protection against air-raid or other war-like action; for other protective purposes
    • E06B5/16Fireproof doors or similar closures; Adaptations of fixed constructions therefor
    • E06B5/165Fireproof windows
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10165Functional features of the laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10311Intumescent layers for fire protection
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/913Material designed to be responsive to temperature, light, moisture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火窓として有用な板ガラスユニットを提供
する。 【解決手段】 2枚の透明なガラスシート16の間に形成
された空洞20に流体ゾルを封入する。流体ゾルはガラス
シート16の内側を湿らせ、ガラスシート16の内面に接着
する断熱効果のあるセルラ難燃性無機材料に熱的に転化
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱発泡性材料を囲
むように間隔をおいて配置された板ガラスからなる多層
パネル板ガラスユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】様々な多層パネル板ガラスユニットが知
られている。そのようなユニットの1つには、2個の中
空ガラス体が押し付けられてなるものがある。2個のガ
ラス体の開放面が共に密封され、ガラス壁のユニットが
形成されている。別のよく知られた例としては、接着性
高分子の中間層により2枚のガラスシートが接合されて
いる自動車のフロントガラスが挙げられる。さらに別の
例としては、間に挟まった空間を真空にして断熱性をも
たせている二重窓ガラスが挙げられる。
【0003】本発明は主にそれ以上の機能をもつ多層パ
ネル板ガラスユニットに関するものである。このユニッ
トは通常防火窓と称されている。上記板ガラスは防火
窓、または防火ドアに搭載されている。この板ガラス
は、透明であるが、火災の際に炎が急速に広がるのを防
ぐように設計されている。通常、一重の窓ガラスユニッ
トは、炎の中で粉みじんに砕ける傾向にあり、したがっ
て、炎を急速に広げてしまう。有機材料は、易燃性の傾
向があり、有害な煙霧を生じる傾向にある。
【0004】従来、自動車用の多層の安全窓ガラスに似
た構造を用いることが提案されている。この構造におい
て、ガラスはまだ粉みじんに砕けるが、中間層が砕けた
ガラスをその元の位置に保持する傾向にある。しかしな
がら、その中間層は、それ自体が急速に分解する有機材
料である。
【0005】もう1つの従来知られたこの種の防火窓
は、スペーサーを介して間隔をおいて互いに密封された
窓ガラスからなる構造である。中間にある空間は、真空
であっても、液体で満たされていてもいずれでもよい。
この構造も、防火窓の必要条件を十分に満たしているわ
けではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、効果
的な防火窓を形成する密封材料を有する多層パネル板ガ
ラスユニットを提供することにある。密封材料が効果的
であるためには、以下の5つの必要条件を満たさなけれ
ばならない: 1. 密封材料は透明でなければならない。
【0007】2. 密封材料は熱の影響を受けて発泡で
きなければならない。
【0008】3. 生じた泡は絶縁体として機能しなけ
ればならない。すなわち、断熱性でなければならない。
【0009】4. 密封材料は発泡の前後両方でガラス
に接着しなければならない。
【0010】5. 密封材料は、長期間に亘り、縮んだ
り、砕けたり、変色したりすべきではない。
【0011】これまでに製造されている防火窓の材料
は、これらの必要条件のうちのいくつかしか満たしてお
らず、全てを満たしているわけではない。絶縁性および
ガラスに対する接着性の必要条件を満たすのは特に困難
である。以前の構造は、炎にさらされたときに砕けて崩
壊するか、または窓ガラスの間で急速に熱を伝導させる
かいずれかの傾向にあった。
【0012】本発明は、間隔をおいて配置された窓ガラ
スの間に流体ゾルを封入してなる防火窓を提供する。こ
の流体ゾルは、透明であり、経時変化が少なく、熱にさ
らされると発泡する。生じた泡は、ガラスに接着し、絶
縁体として機能し、性能が低下せず、非毒性である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体ゾル、お
よびこの流体ゾルを密封するように間隔をおいた板ガラ
ス材料の少なくとも2枚の透明シートからなる多層パネ
ル板ガラスユニットであって、流体ゾルが、板ガラスシ
ートの内面を湿らせ、この板ガラスシートの内面に接着
しかつ断熱するセルラ難燃性無機材料へ熱により転化可
能である。
【0014】本発明は、流体ゾルに関する発見、並びに
防火窓および防火板ガラスにその流体ゾルを使用するこ
とに基づいてなされたものである。特に、ある透明ゾル
を2枚の間隔のあいた窓ガラスの間に封入してそれらの
間に含ませると、非常に効果的な防火窓が得られるとい
うことを発見した。このゾルは、極性溶媒、該溶媒に可
溶性であるアルミニウム化合物、および熱の影響を受け
ることによりアルミニウム化合物と反応してアルミニウ
ムの結晶材料を形成する第2の化合物から実質的にな
る。必要に応じて、毒性の煙霧を生じない他の可溶性無
機顔料並びに有機顔料をこの流体ゾルに含ませてもよ
い。
【0015】どのような極性溶媒を用いてもよい。他の
極性溶媒が必要とされる場合を除いて、一般的には水を
用いる。例えば、上述した以外の難溶性の添加剤を含ま
せる場合には、酸性溶媒が必要となる。ある場合には、
溶媒中に双性イオンを用いてゾルを緩衝することが望ま
しい。例えば、塩化アルミニウム(AlCl3 )を用い
る場合には、この双性イオンはグリシンである。
【0016】アルミニウムの供給源は、塩化物のような
いかなるアルミニウム化合物であってもよい。しかしな
がら、アルミニウムクロロハイドレート(aluminum chl
orohydrate)が、市販されており、取扱いが容易であ
り、非毒性であるので、これを用いることが好ましい。
【0017】第2の化合物も溶媒に可溶性であり透明混
合物を形成しなければならない。この第2の化合物は、
熱の影響を受けてアルミニウム化合物と熱的に反応して
結晶性のアルミニウム材料を生成するどのような可溶性
無機化合物であってもよい。第2の化合物は、前述した
必要条件を満たすものであれば、どのような酸、塩基、
金属ハロゲン化物、金属炭酸塩、金属硝酸塩、または金
属硫酸塩であってもよい。
【0018】第2の反応性化合物として可溶性リン化合
物、特にリン酸塩を使用することが好ましい。市販のリ
ン酸(85重量%)が、多量に容易に得られるので、リン
酸塩の供給源として好ましい。しかしながら、リン酸ア
ンモニウムのような他の可溶性リン酸塩を使用すること
も考えられる。アルミニウムおよびリン化合物は、熱が
加えられると、反応して結晶性リン酸アルミニウムを形
成する。
【0019】特定の特徴または特性を付与するために
は、様々な可溶性金属化合物を少量、通常は20%以下、
好ましくは10%以下加えてもよい。例えば、可溶性のホ
ウ素化合物およびリチウム化合物を含ませて、窓ガラス
のアッセンブリを熱にさらしたときに、生じた泡と窓ガ
ラスとの接着を促進させてもよい。
【0020】ホウ素化合物の例としては、ホウ酸ナトリ
ウムおよび五ホウ酸リチウムのような、ホウ酸および金
属ホウ酸塩が挙げられる。他のリチウム化合物の例とし
ては、クエン酸塩、硝酸塩およびクロム酸塩が挙げられ
る。使用されている可溶性のイオン化合物の例として
は、硫酸塩、乳酸塩およびリンゴ酸塩が挙げられる。
【0021】少量の添加物を含有する液体ゾルは、熱に
さらされると、第2の結晶相を形成する。これらの第2
の結晶相は、例えば、BPO4 、Al5 (BO3
6 、Al4 2 9 、Al6 Si2 13、Na2 Al
2 2 7 、Na2 Al2 4 10、KB3 5 、Ca
2 2 2 10、Ca2 BO3 Cl、Cu2 Al6 4
17、Cu2 AlBO5 、LiMnBO3 、LiMgB
3 、Li2 Al2 2 7 、LiAlO2 、Mn
3 (BO3 2 、MgAl2 4 およびCa2 Al2
6 であってもよい。
【0022】通常、流体ゾルは無色であり、これを通し
て物が普通に見えるものである。しかしながら、時に
は、このゾルを着色することが好ましいこともある。そ
の場合には、可溶性であり透明である、既知の無機着色
剤および/または有機染料を、所望の色とするのに必要
な量だけ含ませてもよい。
【0023】他の非毒性有機材料を添加することも考え
られる。このような材料の例としては、尿素、メラミ
ン、アクリルおよびゾルを不透明にしないガムが挙げら
れる。これらの有機添加剤はゾルの粘度を増加させる傾
向にある。このことによって、窓ガラスが、砕けて流体
を失う前に吸収できる衝撃エネルギーおよび熱エネルギ
ーの両方の量が増加する。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は構造壁10の部分立面図であ
る。壁10には本発明により構成した窓12がある。窓12は
フレーム14に搭載された2枚の窓ガラスからなる。
【0025】図2は図1の線2−2に沿った断面図であ
る。この断面図は、窓12の好ましい実施の形態の構造的
特性を示している。窓12の窓ガラス16は、部材18により
間隔のあいた状態に保持されている。部材18は、窓ガラ
ス16の縁部分の間にあり、両方の窓ガラスに接着してい
る封止小片であってもよい。あるいは、窓12は、フレー
ム14内のチャンネル(図示せず)に嵌め込まれていても
よい。
【0026】好ましい実施の形態において、封止小片18
が窓アッセンブリの周辺全体に及んでいる。このよう
に、封止小片18は窓ガラス16の間の閉じられた空洞20を
規定している。
【0027】透明ゾルを空洞20中に導入してその中に含
ませる。所望であれば、封止小片18に穿孔または通気孔
を設けてもよい。このようにすると、窓ガラスアッセン
ブリが炎にさらされたときに生成される蒸気または他の
気体がそこから逃げる。
【0028】窓ガラス16は、ソーダ石灰ガラスからなる
従来の窓ガラスのような、どのような既知の板ガラス材
料であってもよい。熱衝撃に対する抵抗が大きい必要が
ある場合には、窓ガラス16を、低膨脹ホウケイ酸塩のよ
うな特別なガラスから形成してもよい。また、透明ガラ
スセラミックシートを使用することも考えられる。
【0029】本発明を実施する際に、所定の比率の様々
な成分を混合することにより、透明ゾルを調製する。窓
ガラス16を図2に示すように間隔をあけてともに封止す
る。封止手段は気密封止であってもよい。このことによ
り、ゾルが熟成する際の割れ目および乾燥、並びに、窓
の取扱いおよび貯蔵中の漏れが避けられる。シールに孔
を開けるか、または空気に触れさせたままにするときに
は、適切な有機顔料をゾルに含ませて、熟成の際の劣化
が避けられる。
【0030】ゾルは、どのような既知の手段により窓ガ
ラス16の間に導入してもよい。すなわち、ゾルをポンプ
で注入手段に通してもよい。あるいは、注ぎ口を用い
て、ゾルをガラスの間に注ぎ入れてもよい。一般的に、
泡または空気を捕らえないようにしながら空洞20をゾル
で完全に満たすことが望ましい。
【0031】窓12を図1に示すように壁10に搭載する。
その後、窓12は、火災が発生するようなときまでその場
で機能を果たす。火災が発生したときには、ゾルが転移
して多孔性形態にある結晶性アルミニウム材料を生成す
る。これらの結晶相の形成には、溶媒の発生が伴い、し
たがって、泡が形成される。窓ガラスが熱にさらされた
ときには過度の圧力が発生するために、前述したように
封止小片18に通気孔を設けてもよい。これらの通気孔に
リリーフプラグ、または圧力により開放される他の手段
を設けてもよい。このような手段により、炎にさらされ
て実際に崩壊するようなときまで、窓20がそのまま適所
にあることを確実にする。
【0032】ゾル材料のガラスへの結合がずっと維持さ
れることが本発明の特徴である。したがって、加熱され
ていない状態において、有機添加剤を含ませることによ
り、ガラス窓の表面に対してゾルの接着性を持たせても
よい。中間の温度では、塩化リチウムおよび/またはホ
ウ酸のような反応性添加剤を含ませてガラスに対する結
合を促進させてもよい。一度ゾルを高温で完全に発泡さ
せると、アルミニウム結晶性材料(例えば、リン酸アル
ミニウム)がガラス表面にしっかりと接着する。このこ
とにより、ガラスが破壊されたときでさえも、窓が適所
にとどまることを確実にする。
【0033】本発明の別の特徴は、ゾルが発泡したとき
に形成される結晶性材料の断熱効果である。例えば、窓
の炎が生じている側のガラスが1400℃の高温に達したと
しても、反対側のガラス表面は300 −500 °F(150 −
260 ℃)ほどである。
【0034】
【実施例】本発明の効果を試験するために、いくつかの
透明な水性ゾルを配合して混合した。2枚の12インチ×
12インチ(30cm×30cm)の大きさで1/8 インチ(0.
31cm)の厚さの標準ガラス窓を図2に示すように互い
に封止することにより間隔のあいた二重ガラス窓を作成
した。各々の窓には、異なるゾル混合物が充填されてお
り、窓は試験設備の実験用耐火壁に備え付けた。この設
備に、壁の一方の側に実験用の炎を発生させる手段を設
けた。
【0035】窓12の内側表面の温度は、1時間に亘り10
00℃を越える温度まで段々と上昇した。この間中、窓12
の反対側、すなわち、炎にさらされていない側の温度を
モニタした。この温度は300 −500 °F(150 −260
℃)の範囲の最大値に達した。
【0036】この試験後に、設備を冷却して、試験を行
なった窓を検査するために取り外した。内側の窓ガラス
が軟化して流動し始めたことが認められた。このこと
は、このガラスが1400℃の近傍の温度にさらされたこと
を示している。
【0037】表Iは試験窓を充填するのに用いたいくつ
かの異なるゾル組成物を重量部で示したものである。試
験中に観察した関連データも記載する。外観は、窓の内
側に発生した発泡の程度を示すものである。
【0038】ゾル混合物を配合するのに用いた材料とし
ては、85重量%のリン酸溶液(H3PO4 )、アルミニ
ウムクロロハイドレート([Al2 Cl(O
H)5 ])、ポリビニルアルコールの3%水溶液(PV
A)、メラミン樹脂モノマー(MEL)、ポリスルホン
酸触媒(PSAC)、ナトリウムポリスチレンの20%溶
液(NaPS)、および水が挙げられる。
【0039】
【表1】
【0040】同一の設備で試験を行なうためにさらに窓
のセットを作成した。4インチ×4インチ(10cm×10
cm)の標準窓ガラスを1/2 インチ(1.2 cm)の間隔
をあけて互いに封止することにより、これらの窓を作成
した。窓に異なる水性ゾルを充填して試験のために壁に
搭載した。
【0041】表IIは、使用したゾルの組成、および試験
中と試験後に観察した状態を示すものである。
【0042】
【表2】
【0043】表Iに示した各々のゾルの一部を時計用の
ホウケイ酸塩ガラスに上に配置して、このガラスを覆わ
せて、300 ℃/時間の速度で750 ℃の温度まで加熱し
た。各々のゾルから固体の泡が形成され、それらをx線
を用いて分析した。表III は、泡中に認められた特徴、
およびx線により観察した結晶相を示している。
【0044】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】壁に本発明の1つの実施の形態による窓を取り
付けた部分立面図
【図2】図1の線2−2に沿った断面図
【符号の説明】
10 壁 12 窓 14 フレーム 16 窓ガラス 20 空洞

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な流体ゾルおよび該流体ゾルを封じ
    込むように間隔をおいて配置された少なくとも2枚の透
    明なガラスシートからなる多層パネル板ガラスユニット
    であって、前記流体ゾルが、前記ガラスシートの内面を
    湿らせ、かつガラスシートの内面に接着する、断熱効果
    のあるセルラ難燃性無機材料に熱的に転化し得るもので
    あることを特徴とする板ガラスユニット。
  2. 【請求項2】 前記流体ゾルが、極性溶媒および該極性
    溶媒により透明ゾルを形成する少なくとも2種類の無機
    化合物からなり、第1の化合物がアルミニウム化合物で
    あり、第2の化合物が該アルミニウム化合物に対する反
    応性を有し熱の影響を受けてアルミナ結晶性材料を形成
    することを特徴とする請求項1記載の板ガラスユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記第2の化合物がリン化合物であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の板ガラスユニット。
  4. 【請求項4】 前記アルミニウム化合物がアルミニウム
    クロロハイドレートであることを特徴とする請求項2記
    載の板ガラスユニット。
  5. 【請求項5】 前記流体ゾルがさらに、前記ガラスシー
    トに対する反応性を有する化合物を含有することを特徴
    とする請求項2記載の板ガラスユニット。
  6. 【請求項6】 前記流体ゾルがさらに、該流体ゾルの粘
    度を増加させる有機添加剤を含有することを特徴とする
    請求項2記載の板ガラスユニット。
  7. 【請求項7】 前記ガラスシートが周囲の封止小片によ
    り一体となっていることを特徴とする請求項1から6い
    ずれか1項記載の板ガラスユニット。
  8. 【請求項8】 前記封止小片が圧力に応じて開放する開
    口部を有することを特徴とする請求項7記載の板ガラス
    ユニット。
  9. 【請求項9】 前記ガラスシートがホウケイ酸塩ガラス
    の組成を有することを特徴とする請求項1から8いずれ
    か1項記載の板ガラスユニット。
  10. 【請求項10】 前記ガラスシートが透明なガラスセラ
    ミック材料からなることを特徴とする請求項1から8い
    ずれか1項記載の板ガラスユニット。
JP7243009A 1994-09-21 1995-09-21 多層パネル板ガラスユニット Pending JPH08239248A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/310,277 US5547720A (en) 1994-09-21 1994-09-21 Transparent, protective glazing unit
US310277 1994-09-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08239248A true JPH08239248A (ja) 1996-09-17

Family

ID=23201766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7243009A Pending JPH08239248A (ja) 1994-09-21 1995-09-21 多層パネル板ガラスユニット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5547720A (ja)
EP (1) EP0703067A3 (ja)
JP (1) JPH08239248A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9720092D0 (en) * 1997-09-23 1997-11-19 Pilkington Plc Fire resistant laminates
GB9721813D0 (en) * 1997-10-15 1997-12-17 Glaverbel Heat-swellable material
DE10155273B4 (de) * 2001-11-09 2006-03-23 Guardian Flachglas Gmbh Verwendung einer Verglasungseinheit als Brandschutzglas
WO2004083088A1 (en) * 2003-03-18 2004-09-30 Otis Elevator Company Safety system for elevators
US7922846B2 (en) * 2008-04-30 2011-04-12 Howes Stephen E Methods of making an insulated, impact resistant glass product
GB201203529D0 (en) * 2012-02-29 2012-04-11 Pilkington Group Ltd Fire resistant glazings
US9022091B2 (en) 2013-03-13 2015-05-05 Clopay Building Products Company, Inc. Impact window assembly for overhead door
US9943715B2 (en) * 2014-10-15 2018-04-17 GelTech Solutions, Inc. Cellular telephone support bed for recharge
GB2571087B (en) 2018-02-14 2020-04-22 Pyroguard Uk Ltd Fire resistant glazing unit

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4071649A (en) * 1973-03-30 1978-01-31 Glaverbel-Mecaniver Fireproof glasswork
GB1451931A (en) * 1973-03-30 1976-10-06 Glaverbel Fire screening panels
GB1451932A (en) * 1973-09-17 1976-10-06 Glaverbel Fire resistant panels
GB1451933A (en) * 1973-09-17 1976-10-06 Glaverbel Fire resistant panels
GB1590837A (en) * 1976-11-30 1981-06-10 Bfg Glassgroup Manufacture of fire screening panels
US5069889A (en) * 1988-01-13 1991-12-03 Aluminum Company Of America Crystalline aluminum phosphorus compounds
DE3918158C1 (ja) * 1989-06-03 1990-07-26 Flachglas Ag, 8510 Fuerth, De
GB2239213B (en) * 1989-12-23 1993-06-16 Glaverbel Fire-screening panels
DE4001677C1 (ja) * 1990-01-22 1991-03-14 Vegla Vereinigte Glaswerke Gmbh, 5100 Aachen, De
US5217764A (en) * 1990-06-22 1993-06-08 Eich Corporation Fire protection glazing
US5124208A (en) * 1990-06-28 1992-06-23 Artistic Glass Products Fire resistant windows
DE4226044A1 (de) * 1992-08-06 1994-02-10 Bayer Ag Verbesserte Intumeszenzträger und deren Verwendung
DE4236936A1 (de) * 1992-11-02 1994-05-05 Bayer Ag Bor enthaltende Aluminiumphosphat-Brandschutzgelbildner
DE4307631A1 (de) * 1993-03-11 1994-09-15 Bayer Ag Brandschutzgele

Also Published As

Publication number Publication date
US5547720A (en) 1996-08-20
EP0703067A3 (en) 1996-05-29
EP0703067A2 (en) 1996-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100232800B1 (ko) 내화성 패널 및 그의 제조 방법
CA2120932C (en) Transparent heat protection element
CA1038742A (en) Fire screening glazing panel and a method for forming the panel
CA1073630A (en) Laminated light-transmitting fire-screening panel
NO171540B (no) Transparente brannbeskyttende glasspaneler og fremgangsmaate for deres fremstilling
US20090317618A1 (en) Fire Resistant Glazing
US20060257668A1 (en) Fire protection glass
PL191666B1 (pl) Ognioodporny zestaw do szklenia
IE45131B1 (en) Multiple panes
JPH08239248A (ja) 多層パネル板ガラスユニット
JP2588684B2 (ja) 防火性積層ガラス構造物及びその製造方法
US5217764A (en) Fire protection glazing
SK279811B6 (sk) Transparentný ohňovzdorný zasklievací panel a spôs
JPS58120548A (ja) 防火性ガラス板
JP3654782B2 (ja) 防火複層ガラス
EP1027405B1 (en) Heat-swellable material
US20240326386A1 (en) Fire-resistant glazing
RU2205793C1 (ru) Светопрозрачная вяжущая композиция
CN214835810U (zh) 一种单面防火的真空隔热型防火玻璃
JP2003026454A (ja) 水性ゲル入り防火ガラス
JPS6336107Y2 (ja)
RU25904U1 (ru) Огнестойкая светопрозрачная конструкция
JP4091733B2 (ja) 含水ゲル入り防火ガラスおよび該ガラスを用いた延焼防止方法
RU11140U1 (ru) Огнестойкий светопрозрачный блок
JP2003012350A (ja) 水性ゲル入り防火ガラス

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990727