JPH08238881A - ファイルの補強具 - Google Patents

ファイルの補強具

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JPH08238881A
JPH08238881A JP4731295A JP4731295A JPH08238881A JP H08238881 A JPH08238881 A JP H08238881A JP 4731295 A JP4731295 A JP 4731295A JP 4731295 A JP4731295 A JP 4731295A JP H08238881 A JPH08238881 A JP H08238881A
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JP4731295A
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Inventor
Yasuo Ito
安雄 伊藤
Shigeaki Ito
茂昭 伊藤
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SAKUMA FUJI KIKO KK
Original Assignee
SAKUMA FUJI KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 綴じ具を利用して書類を綴じるファイルに簡
単に装着できてファイルの倒れや背表紙のずれを防止す
ることができる補強具を提供する。 【構成】 雌雄の綴じ具6, 7を利用して書類を綴じるフ
ァイル5を補強する補強具101 を、ファイルの背表紙52
を補強するための背表紙補強板2と、ファイルの裏表紙
51を補強するための裏表紙補強板1とを直交状態で一体
的に形成し、裏表紙補強板1にはファイルの裏表紙52に
取り付けられた雄型の綴じ具6, 7の舌片部62を挿通させ
るための挿通孔11を設ける。補強具101 をファイル5に
取り付ける際には、この挿通孔11に綴じ具の舌片部62を
挿通させ、雌型の綴じ具7によって裏表紙51に取り付け
れば良い。この補強具101 はファイル5に綴じ込んだ状
態で、ファイル5を内側から補強することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイルの補強具に関
し、特に、ファイルの綴じ具に取り付けることによって
ファイルを補強するファイルの補強具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パンチ穴が開けられた印刷物
や書類を綴じ込むためのファイルは公知である。このフ
ァイルは薄板製部材を、背表紙となるまち部を設けて折
り返し、裏表紙となる方の紙の折り返し部の近傍に綴じ
具を取り付けて構成される。綴じ具は、裏表紙の外側か
ら内側に向かって取り付けられる雄型の綴じ具と、この
雄型の綴じ具に着脱可能に取り付けられる雌型の綴じ具
とから構成される。
【0003】雄型の綴じ具にはパンチ穴の長さを備えた
ベース部と、このベース部の両端部に設けられた舌片部
とがある。舌片部はパンチ穴の直径よりも細い幅を備え
た柔軟な部材で構成されており、ベース部に対して舌片
部を90度に折り曲げた状態で、裏表紙の所定部位に設
けられたスリットまたは穴を貫通させ、ベース部を裏表
紙に密着させることによって、雄型の綴じ具が裏表紙に
取り付けられる。
【0004】一方、雌型の綴じ具は両端にパンチ穴と同
じ間隔の舌片挿通孔を両端部に備えており、舌片挿通孔
の間の雌型の綴じ具の本体には、舌片部を収容するため
の溝部があり、この溝部に沿って抑え具の長手方向に移
動することができる2つの移動片が設けられている。
【0005】パンチ穴の開けられた印刷物や書類をこの
ようなファイルに綴じ込む場合には以下のような手順が
実行される。 (1) 雌型の綴じ具を雄型の綴じ具から外す。 (2) ファイルの内側に突出する雌型の綴じ具の2本の舌
片部に、印刷物や書類に開けられたパンチ穴を挿通して
印刷物や書類を綴じ込む。 (3) 綴じ込んだ印刷物や書類のパンチ穴から突出する舌
片部に、舌片挿通孔を挿通させて雌型の綴じ具を取り付
ける。 (4) 舌片部を折り曲げて雌型の綴じ具の本体の溝部に収
容し、雌型の綴じ具に取り付けられた移動片を移動させ
て舌片部を内側に折り曲げた状態でこの舌片部を固定す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなファイルに印刷物や書類を綴じ込んだ後、書庫や本
立等に立てた状態で保管する場合、表表紙や裏表紙の部
分が曲がってファイルが倒れてしまう課題や、綴じる量
が少ない場合には背表紙が表表紙や裏表紙側に回り込
み、背表紙に書かれた背見出しが外側から見えなくなっ
てしまい、立てた状態で保管したファイルを探すことが
難しくなるという課題があった。
【0007】そこで、本発明は、ファイルの綴じ具を利
用して簡単にファイルに取り付けることができ、取り付
け後はファイルを立てた状態で保管しても、ファイルが
曲がって倒れる恐れがなくなると共に、背表紙が表表紙
や裏表紙側に回り込んで背表紙に書かれた背見出しが外
側から見えなる不具合を無くすことが可能なファイルの
補強具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、薄板製部材を2箇所で折り畳んで表表紙、背表
紙、および裏表紙を形成し、2穴パンチによって開けら
れたパンチ穴間の距離と同じ間隔を有する可撓性の舌片
部が設けられた雄型の綴じ具を、背表紙の近傍で、か
つ、背表紙と平行に取り付け、前記パンチ穴が開けられ
た書類を前記舌片部に挿通した後、前記雄型の綴じ具に
着脱可能に係合する雌型の綴じ具によって綴じ込むファ
イルに使用される補強具であって、第1の形態のファイ
ルの補強具は、背表紙を補強するための背表紙補強板
と、裏表紙を補強するための裏表紙補強板とを備えて構
成され、これら背表紙補強板と裏表紙補強板とは直交状
態で一体的に形成され、裏表紙補強板には雄型の綴じ具
の舌片部を挿通させるための挿通孔が設けられており、
この挿通孔に舌片部を挿通させてファイルに綴じ込んで
取り付けることを特徴としている。
【0009】第2の形態のファイルの補強具は、第1の
形態の裏表紙補強板がほぼ裏表紙の全域に渡って設けら
れていることを特徴としている。
【0010】第3の形態のファイルの補強具は、第1、
第2の形態の背表紙補強板と裏表紙補強板の少なくとも
一方のファイルとの接触面に、両面テープが取り付けら
れていることを特徴としている。
【0011】第4の形態のファイルの補強具は第1、第
2の形態の背表紙補強板と裏表紙補強板の少なくとも一
方に、ステープルの針を挿通させるための複数の孔が設
けられていることを特徴としている。
【0012】第5の形態のファイルの補強具は第1、第
2の形態の背表紙補強板の長手方向の少なくとも一方の
端部が延長されて延長部が形成されており、この補強具
がファイルに取り付けられた時に、この延長部を折り返
すことによって、裏表紙補強板を背表紙に固定可能とし
たことを特徴としている。
【0013】第6の形態のファイルの補強具は第1、第
2の形態の背表紙補強板の長手方向の両端部に、裏表紙
補強板の反対側に180度折り返された鉤状部が一体的
に設けられており、ファイルを対向する2つの鉤状部間
に差し込むことによって、補強具がファイルに取り付け
られるようになっていることを特徴としている。
【0014】第7の形態のファイルの補強具は第2の形
態の裏表紙補強板の自由端部に背表紙補強板の反対側に
180度折り返された折り返し部が一体的に設けられて
おり、ファイルの裏表紙の自由端側の縁部がこの折り返
し部に差し込まれて固定されるようになっていることを
特徴としている。
【0015】第8の形態のファイルの補強具は第7の形
態の裏表紙補強板の残りの2辺に背表紙補強板の反対側
に180度折り返された折り返し部が設けられており、
ファイルの裏表紙の全ての辺の縁部がこれらの折り返し
部に差し込まれて固定されるようになっていることを特
徴としている。
【0016】第9の形態のファイルの補強具は第1、第
2の形態の背表紙補強板のファイルの背表紙部との当接
面に、ファイルの背表紙部を貫通してこの背表紙補強板
をファイルの背表紙部に固定するための茸状の突起が少
なくとも2箇所に突設されていることを特徴としてい
る。
【0017】第10の形態のファイルの補強具は第9の
形態の補強具にファイルの背表紙を挟んで取り付けられ
る合わせ板を備えており、この合わせ板はファイルの背
表紙から突出する茸状の突起に係合する取付孔を備えて
いることを特徴としている。
【0018】第11の形態のファイルの補強具は第5お
よび第9の形態の延長部の先端部近傍に係合孔が設けら
れており、この延長部をファイルの背表紙側に折り返し
た時に、この係合穴がファイルの背表紙部を貫通して突
出する茸状の突起に挿通されるように構成されているこ
とを特徴としている。
【0019】第12の形態のファイルの補強具は第10
の形態の合わせ板が2つの独立した合わせ板から構成さ
れていると共に、各合わせ板の一方の端部には、180
度折り返された鉤状部が一体的に設けられており、各合
わせ板はファイルの背表紙にこの鉤状部を差し込んだ状
態で取付孔に茸状の突起が挿通されることを特徴として
いる。
【0020】第13の形態のファイルの補強具は第5の
形態の延長部の先端部近傍に、茸状の突起が突設されて
いると共に、背表紙補強板の所定部位に係合孔が設けら
れており、この係合孔は延長部をファイルの背表紙側に
折り返した時に、茸状の突起に挿通されるようになって
いることを特徴としている。
【0021】第14の形態のファイルの補強具は第1、
第2の形態のの補強具にファイルの背表紙を挟んで取り
付けられる合わせ板を備えており、この合わせ板はファ
イルの背表紙を挿通可能な茸状の突起を備えており、背
表紙補強板には茸上の突起と突設位置に応じた取付孔が
設けられていることを特徴としている。
【0022】第15の形態のファイルの補強具は第14
の形態の合わせ板が2つの独立した合わせ板から構成さ
れていると共に、各合わせ板の一方の端部には、180
度折り返された鉤状部が一体的に設けられており、各合
わせ板はファイルの背表紙にこの鉤状部を差し込んだ状
態で、茸状の突起がファイルを挿通して背表紙補強板の
取付孔に挿通されることを特徴としている。
【0023】第16の形態のファイルの補強具は第8の
形態の補強具において背表紙補強板が取り去られたもの
であり、裏表紙または表表紙を補強するための表紙補強
板のみを備えて構成されるようになっていることを特徴
としている。この場合は表記補強板の一部を切り欠いて
ロ字状、或いはコ字状の補強具としても良い。
【0024】
【作用】本発明のファイルの補強具は、背表紙補強板と
裏表紙補強板とが直交状態で一体的に形成され、少なく
とも裏表紙補強板には綴じ具の舌片部を挿通させるため
の挿通孔が設けられているので、表表紙、背表紙、およ
び裏表紙を備え、裏表紙に取り付けた綴じ具によって書
類を綴じ込むファイルにおいて、この挿通孔に綴じ具の
舌片部を挿通させてファイルに綴じ込んむだけで、ファ
イルを内側から補強することができ、ファイルが倒れに
くくなる。
【0025】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明するが、本発明の補強具は、少なくとも表表紙、
背表紙、および裏表紙を備えたファイルを補強するため
のものであり、このファイルには書類を綴じ込むために
雌雄の綴じ具が背表紙の近傍に取り付けられているもの
に用いることができる。
【0026】図1(a) は本発明の第1の実施例のファイ
ルの補強具101の構成をファイル5と雌雄の綴じ具
6,7と共に示すものであり、図1(b) は図1(a) の補
強具101を取り付けたファイル5を底面側から見た図
である。
【0027】図1(a) において、5はファイルであり、
裏表紙51、背表紙52、及び表表紙53を備えてい
る。背表紙52の近傍の裏表紙51の所定箇所には背表
紙52の長手方向と平行に綴じ具取付穴8が設けられて
おり、この綴じ具取付穴8には、2穴パンチによって開
けられたパンチ穴間の距離と同じ長さを持つベース部6
1と、このベース部61の両端に設けた可撓性の舌片部
62を有する雄型の綴じ具6の舌片部62が、裏表紙5
1の外側から挿通されるようになっている。そして、印
刷物や書類をこのファイル5に綴じ込む際には、パンチ
穴が開けられた書類を裏表紙51から内側に突出する舌
片部62に挿通した後、この雄型の綴じ具6に着脱可能
に係合する雌型の綴じ具7によって抑える。雌型の綴じ
具7には両端にパンチ穴と同じ間隔の舌片挿通孔71を
両端部に備えており、舌片挿通穴71の間の雌型の綴じ
具7の本体には、雄型の綴じ具6の舌片部62を収容す
るための溝部72があり、この溝部72に沿って長手方
向に移動することができる2つの移動片73が設けられ
ている。
【0028】一方、第1の実施例のファイルの補強具1
01は、ファイル5の裏表紙51を補強するための裏表
紙補強板1と、背表紙52を補強するための背表紙補強
板2とを備えて構成される。これら裏表紙補強板1と背
表紙補強板2とは直交状態で一体的に樹脂又は薄い金属
板等によって形成され、裏表紙補強板1と背表紙補強板
2の長さはファイル5の高さ以下に同じ程度になってい
る。また、裏表紙補強板1の幅は裏表紙51に設けられ
た綴じ具取付穴8を覆う程度まで延長され、背表紙補強
板2の幅は背表紙52とほぼ同じになっている。従っ
て、裏表紙補強板1には雄型の綴じ具6の舌片部62を
挿通させるための挿通孔11が2箇所に設けられてい
る。
【0029】以上のように構成された第1の実施例のフ
ァイルの補強具101をファイル5に取り付ける際に
は、2箇所の挿通孔11に裏表紙51から突出する雄型
の綴じ具6の舌片部62を挿通させ、書類と同様に雌型
の綴じ具7で押さえれば良い。図1(b) は書類がない状
態で、雌雄の綴じ具6,7によって第1の実施例のファ
イルの補強具101をファイル5の内部に綴じ込んだ状
態を示している。
【0030】このように、第1の実施例のファイルの補
強具101は、ファイル5に雌雄の綴じ具6,7を用い
て書類と同様に綴じ込むだけで、ファイル5を内側から
補強することができ、この補強具101を取り付けたフ
ァイル5は、本棚等に収容した時に倒れにくくなり、ま
た、背表紙52が裏表紙51や表表紙53と重なって外
側から見え難くなることもなくなる。
【0031】図2は、本発明の第2の実施例のファイル
の補強具102の構成をファイル5と共に示す斜視図で
あり、図1で説明した部材と同じ部材には同じ符号を付
してある。第2の実施例のファイルの補強具102が第
1の実施例のファイルの補強具101と異なる点は、裏
表紙補強板10がファイル5の裏表紙51のほぼ全域に
渡って設けられている点のみである。このように裏表紙
補強板10がファイル5の裏表紙51のほぼ全域に渡っ
て設けられていると、補強具102を取り付けたファイ
ル5を直立させた時の安定性が増す。
【0032】図3は本発明の第3の実施例のファイルの
補強具103の構成をファイル5と共に示すものであ
る。第3の実施例のファイルの補強具103は、図1で
説明した第1の実施例のファイルの補強具101とほぼ
同様の構成をしており、第1の実施例のファイルの補強
具101と異なる点は、裏表紙補強板1または背表紙補
強板2の裏面側に両面テープ3が取り付けられている点
のみである。このようにファイルの補強具103を両面
テープ3によってファイル5の内側に貼り付けると、補
強具103を取り付けたファイル5を直立させた時の安
定性が増す。なお、両面テープ3の取り付けは、背表紙
補強板2のみでも良い。
【0033】図4(a) は本発明の第4の実施例のファイ
ルの補強具104の構成をファイル5と共に示すもので
あり、図4(b) は図4(a) の補強具104のファイル5
の背表紙52への固定方法を説明するファイル5の底面
図である。第4の実施例では、補強具104の背表紙補
強板2をファイル5の背表紙52への固定をステープル
の針22で行うようにしている。このため、第4の実施
例のファイルの補強具104には、図1(a) に示すよう
に背表紙補強板2の両端部にステープルの針22の幅に
合わせた孔21が複数設けられている。この孔21は裏
表紙補強板1側に設けるようにしても良い。
【0034】この第4の実施例のファイルの補強具10
4では、背表紙補強板2がステープルの針22によって
ファイル5の背表紙52に固定されるので、補強具10
4を取り付けたファイル5を直立させた時の安定性が増
す。
【0035】図5(a) は本発明の第5の実施例のファイ
ルの補強具105の構成を示すものである。第5の実施
例のファイルの補強具105では、背表紙補強板2の長
手方向の両側の端部が延長されて延長片23が形成され
ている。そして、この延長片23と背表紙補強板2との
接続部には、延長片23を二点鎖線で示す位置まで折り
曲げ易くするための折り曲げ用の小穴24が一列に複数
個設けられている。
【0036】図5(b) は図5(a) に示した第5の実施例
の補強具105の変形実施例のファイルの補強具10
5′の構成を示す斜視図である。この変形例では、延長
片23と折り曲げ用の小穴24が背表紙補強板2の長手
方向の一方の端部のみに設けられている点が図5(a) の
ファイルの補強具105と異なる。
【0037】第5の実施例のファイルの補強具105
は、この補強具105がファイル5に取り付けられた時
に、この延長片23を折り曲げ用の小穴24の位置で折
り返すことによって、裏表紙補強板2がファイル5の背
表紙52に固定できるようになっている。従って、補強
具105を取り付けたファイル5を直立させた時の安定
性が増す。
【0038】図6(a) は本発明の第6の実施例のファイ
ルの補強具106の構成をファイル5と共に示す斜視図
であり、図6(b) は図6(a) に示した第6の実施例の補
強具106の変形実施例の補強具106′の構成を示す
斜視図である。両者の違いは裏表紙補強板1,10の長
さの違いだけである。
【0039】第6の実施例のファイルの補強具106,
106′では、背表紙補強板2の長手方向の両端部に、
裏表紙補強板1が接続する方向と反対側に180度折り
返された鉤状部25が一体的に設けられている。この鉤
状部25と背表紙補強板2との間には、ファイル5の厚
さ程度の空隙が設けられている。
【0040】第6の実施例のファイルの補強具106,
106′は、対向する2つの鉤状部間にファイル5の表
表紙53を差し込み、この状態で補強具106,10
6′を背表紙52の位置まで移動させることによって、
補強具106,106′がファイル5に取り付けられ
る。この第6の実施例のファイルの補強具106,10
6′では、背表紙補強板2が鉤状部25によってファイ
ル5の背表紙52に固定されるので、補強具106,1
06′を取り付けたファイル5を直立させた時の安定性
が増す。
【0041】図7(a) は本発明の第7の実施例のファイ
ルの補強具107の構成をファイル5と共に示すもので
あり、図7(b) は図7(a) の補強具107のファイル5
の背表紙52への固定方法を説明するファイル5の底面
図を示している。
【0042】第7の実施例のファイルの補強具107で
は、裏表紙補強板10の自由端部に背表紙補強板2が接
続する方向と反対側に180度折り返された折り返し部
12が一体的に設けられている。この折り返し部12と
裏表紙補強板10との間には、ファイル5の厚さ程度の
空隙が設けられている。
【0043】第7の実施例のファイルの補強具107
は、折り返し部12にファイル5の裏表紙51の一端を
差し込み、この状態で補強具107を裏表紙51の他端
位置まで移動させることによって、補強具107がファ
イル5に取り付けられる。この第7の実施例のファイル
の補強具107では、裏表紙補強板10が折り返し部1
2によってファイル5の裏表紙51に固定されるので、
補強具107を取り付けたファイル5を直立させた時の
安定性が増す。
【0044】図8(a) は本発明の第8の実施例のファイ
ルの補強具108の構成をファイル5と共に示すもので
ある。第8の実施例のファイルの補強具108では、裏
表紙補強板10の自由端部に背表紙補強板2が接続する
方向と反対側に180度折り返された折り返し部12が
一体的に設けられていると共に、裏表紙補強板10の残
りの2辺にも同じ方向に180度折り返された折り返し
部13,14が設けられている。そして、これらの折り
返し部12,13,14と裏表紙補強板10との間に
は、ファイル5の厚さ程度の空隙が設けられている。
【0045】第8の実施例のファイルの補強具108
は、対向する折り返し部13,14の間にファイル5の
裏表紙51の自由端を差し込み、この状態で補強具10
8を裏表紙51の他端位置まで移動させることによっ
て、補強具108がファイル5に取り付けられる。この
第8の実施例のファイルの補強具108では、裏表紙補
強板10が折り返し部12,13,14によってファイ
ル5の裏表紙51に固定されるので、補強具108を取
り付けたファイル5を直立させた時の安定性が増す。
【0046】図8(b) は図8(a) に示した第8の実施例
の補強具108の変形実施例の補強具116の構成を示
す斜視図である。この補強具116は第8の実施例の補
強具108から背表紙補強板2を取り去ったものであ
る。また、裏表紙補強板10の中央部には切欠部15が
設けられている。この実施例のファイルの補強具116
のファイル5への取り付け方は第8の実施例の補強具1
08と同じであるが、ファイル5の裏表紙51だけでな
く、表表紙53にも取り付けることができる。
【0047】図9(a) は本発明の第9の実施例のファイ
ルの補強具109の構成をファイル5と共に示す斜視図
であり、図9(b) は図9(a) の補強具109を取り付け
たファイル5の要部断面図である。
【0048】第9の実施例のファイルの補強具109で
は、背表紙補強板2のファイル5の背表紙52との当接
面に茸状の突起26が設けられている。この茸状の突起
26は、ファイル5の背表紙52を貫通してこの背表紙
補強板2をファイル5の背表紙52に固定する。このた
め、ファイル5の背表紙52には、茸状の突起26を挿
通させるための挿通孔9を設けておくと良い。なお、こ
の茸状の突起26は、背表紙補強板2の少なくとも2箇
所に突設しておけば良い。
【0049】この第9の実施例のファイルの補強具10
9では、背表紙補強板2が茸状の突起26によってファ
イル5の背表紙52に固定されるので、補強具109を
取り付けたファイル5を直立させた時の安定性が増す。
【0050】図10(a) は本発明の第10の実施例のフ
ァイルの補強具110の構成をファイル5と共に示す斜
視図であり、図10(b) は図10(a) の補強具110を
取り付けたファイル5の要部断面図である。
【0051】第10の実施例のファイルの補強具110
では、背表紙補強板2のファイル5の背表紙52との当
接面に茸状の突起26が設けられていると共に、この茸
状の突起26に係合する取付孔41を備えた合わせ板4
が追加されている。この茸状の突起26は、ファイル5
の背表紙52を貫通した後、合わせ板4の取付孔41に
挿通され、背表紙補強板2は合わせ板4でファイル5の
背表紙52を挟んだ状態でファイル5の背表紙52に固
定される。このため、ファイル5の背表紙52には、茸
状の突起26を挿通させるための挿通孔9を設けておく
と良い。なお、この茸状の突起26は、背表紙補強板2
の少なくとも2箇所に突設し、合わせ板4側には2つの
取付孔41を設けておけば良い。
【0052】この第10の実施例のファイルの補強具1
10では、背表紙補強板2が茸状の突起26と合わせ板
4によって、ファイル5の背表紙52を挟んだ状態でフ
ァイル5の背表紙52に固定されるので、補強具110
を取り付けたファイル5を直立させた時の安定性が増
す。
【0053】図11(a) は本発明の第11の実施例のフ
ァイルの補強具111の構成をファイル5と共に示す斜
視図であり、図11(b) は図11(a) の補強具114を
取り付けたファイル5の要部断面図である。
【0054】第11の実施例のファイルの補強具111
では、背表紙補強板2のファイル5の背表紙52との当
接面に係合孔27が設けられていると共に、この係合孔
27に係合する茸状の突起43を備えた合わせ板4が追
加されている。合わせ板4の茸状の突起43は、ファイ
ル5の背表紙52を貫通した後、背表紙補強板2の係合
孔27に挿通され、背表紙補強板2は合わせ板4でファ
イル5の背表紙52を挟んだ状態でファイル5の背表紙
52に固定される。このため、ファイル5の背表紙52
には、茸状の突起43を挿通させるための挿通孔9を設
けておくと良い。なお、合わせ板4側の茸状の突起43
は、背表紙補強板2の少なくとも2箇所に突設し、背表
紙補強板2側には2つの取付孔41を設けておけば良
い。
【0055】この第11の実施例のファイルの補強具1
11では、背表紙補強板2が合わせ板4の茸状の突起4
3によって、ファイル5の背表紙52を挟んだ状態でフ
ァイル5の背表紙52に固定されるので、補強具111
を取り付けたファイル5を直立させた時の安定性が増
す。
【0056】図12(a) は本発明の第12の実施例のフ
ァイル112の補強具の構成をファイル5と共に示す斜
視図であり、図12(b) は図12(a) の補強具112を
取り付けたファイル5の要部断面図である。
【0057】第12の実施例のファイルの補強具112
は、第5の実施例の補強具105と第9の実施例の補強
具109を合わせた形態をしている。即ち、背表紙補強
板2の両端部には折り曲げ用の小穴24と延長片23が
あり、背表紙補強板2のファイルの背表紙との当接面に
は茸状の突起26が設けられている。そして、延長片2
3の先端部近傍に係合孔27が設けられており、この延
長片23をファイル5の背表紙52側に折り返した時
に、この係合孔27がファイル5の背表紙52を貫通し
て突出する茸状の突起26に挿通されるようになってい
る。
【0058】第12の実施例のファイルの補強具112
は、この補強具112がファイル5に取り付けられた時
に、この延長片23を折り曲げ用の小穴24の位置で折
り返して係合孔27にファイル5の背表紙52を貫通し
て突出する茸状の突起26を挿通させることによって、
裏表紙補強板2がファイル5の背表紙52に強固に固定
できるようになっている。従って、補強具105を取り
付けたファイル5を直立させた時の安定性が増す。
【0059】図13(a) は本発明の第13の実施例のフ
ァイル113の補強具の構成をファイル5と共に示す斜
視図であり、図13(b) は図13(a) の補強具113を
取り付けたファイル5の要部断面図である。
【0060】第13の実施例のファイルの補強具113
は、第12の実施例の補強具112の応用例であり、背
表紙補強板2の両端部には折り曲げ用の小穴24と延長
片23があり、延長片23には茸状の突起26が設けら
れている。一方、背表紙補強板2のファイルの背表紙と
の当接面には、この延長片23をファイル5の背表紙5
2側に折り返した時に、茸状の突起26に対応する位置
に係合孔27が設けられている。また、ファイル5の背
表紙にも挿通孔9が設けられている。
【0061】この第13の実施例のファイルの補強具1
13では、延長片23をファイル5の背表紙52側に折
り返し、茸状の突起26を背表紙の挿通孔9を通じて背
表紙補強板2の係合孔27に係合させることによって、
補強具113がファイル5に固定される。
【0062】図14(a) は本発明の第14の実施例のフ
ァイルの補強具114の構成をファイル5と共に示す斜
視図であり、図14(b) は図14(a) の補強具114を
取り付けたファイル5の要部断面図である。
【0063】第14の実施例のファイルの補強具114
は、第10の実施例のファイルの補強具110の応用例
であり、第10の実施例における合わせ板4が2つの独
立した合わせ板4A,4Bから構成されている点が異な
る。各合わせ板4A,4Bの一方の端部には、180度
折り返された鉤状部42A,42Bが一体的に設けられ
ており、鉤状部42A,42Bと反対側には取付孔41
A,41Bがそれぞれ設けられている。
【0064】第14の実施例における各合わせ板4A,
4Bはファイル5の背表紙52にこの鉤状部42A,4
2Bを差し込んだ状態で、取付孔41A,41Bに茸状
の突起26が挿通されるようになっている。
【0065】図15(a) は本発明の第15の実施例のフ
ァイルの補強具115の構成をファイル5と共に示す斜
視図であり、図15(b) は図15(a) の補強具115を
取り付けたファイル5の要部断面図である。
【0066】第15の実施例のファイルの補強具115
は、第14の実施例のファイルの補強具114の応用例
であり、各合わせ板4A,4Bの一方の端部には、18
0度折り返された鉤状部42A,42Bが一体的に設け
られており、鉤状部42A,42Bと反対側には茸状の
突起43A,43Bがそれぞれ設けられている。
【0067】第15の実施例における各合わせ板4A,
4Bはファイル5の背表紙52にこの鉤状部42A,4
2Bを差し込んだ状態で、茸状の突起43A,43Bが
ファイル5の挿通孔9を挿通して背表紙補強板2の係合
孔27に挿通される。
【0068】なお、第3、第4、第5、第9の実施例、
および第10〜第15の実施例における裏表紙補強板1
は、ファイル5の裏表紙51の全域に伸ばされた裏表紙
補強板10に置き換えても良い。
【0069】また、第5、第6、第12、第13、第1
4及び第15の実施例における延長部23や鉤状部2
5,42A,42Bは、背表紙52の上端部を覆って、
棚等に保管されているファイル5を取り出す際に指を引
っ掛けてもファイル5の背表紙が傷むのが防止でき、耐
久性の向上が図れる。尚、上記以外の実施例において
も、背表紙補強板2に背表紙52の上端部を覆う延長部
や鉤状部を設けるようにしても良い。
【0070】さらに、第10及び第11の実施例におけ
るファイルの補強具110,111では、合わせ板4の
背表紙52と当接するのと反対側の面に背見出しを付け
ることができ、背見出しを変更する場合にファイル5が
傷むことがなく、容易に背見出しを変更でき、ファイル
の再利用が可能となる。
【0071】なお、他の実施例における延長部23、鉤
状部25,42A,42Bや合わせ板42A,42B
を、背表紙52の見出し側表面を覆うように延長しても
同様の効果を得ることができる。
【0072】また本各実施例において、ファイル5は板
紙製あるいはPPシート等の合成樹脂製薄板などにより
成形されている。
【0073】また、本発明の補強具を用いるファイルと
しては、図16に示すように背表紙52と裏表紙51と
の間に内方へ折り返して一体形成した綴じ具取付部を有
するファイルであってもよく、上記実施例に示したと同
様に使用することができる。
【0074】さらに、本発明の補強具を用いるファイル
の綴じ具は、2穴綴じ式に限定されるものではなく、綴
じ穴が2個より多い多穴綴じ式であってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
の補強具によれば、ファイルの綴じ具を利用して簡単に
ファイルに取り付けるだけでファイルを内側から補強す
ることができ、この補強具の取り付け後はファイルを立
てた状態で保管しても、ファイルが曲がって倒れる恐れ
がなくなるという効果がある。また、背表紙が表紙や裏
表紙側に回り込みんで背表紙に書かれた背見出しが外側
から見えなる不具合を無くすことが可能になるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明のファイルの補強具の第1の実施
例の構成をファイルと綴じ具と共に示す斜視図、(b) は
(a) の補強具を取り付けたファイルの底面図である。
【図2】本発明のファイルの補強具の第2の実施例の構
成をファイルと共に示す斜視図である。
【図3】図1の補強具のファイルへの取り付けを両面テ
ープで行うようにした本発明の第3の実施例の補強具の
構成をファイルと共に示す斜視図である。
【図4】(a) は補強具の背表紙補強板をファイルの背表
紙への固定をステープルの針で行う本発明のファイルの
補強具の第4の実施例の構成をファイルと共に示す斜視
図、(b) は(a) の補強具のファイルの背表紙への固定方
法を説明するファイルの底面図である。
【図5】(a) は本発明のファイルの補強具の第5の実施
例の構成を示す斜視図、(b) は(a) に示した第5の実施
例の補強具の変形実施例の構成を示す斜視図である。
【図6】(a) は本発明のファイルの補強具の第6の実施
例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a) に示
した第6の実施例の補強具の変形実施例の構成を示す斜
視図である。
【図7】(a) は本発明のファイルの補強具の第7の実施
例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a) の補
強具を取り付けたファイルの底面図である。
【図8】(a) は本発明のファイルの補強具の第8の実施
例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a) に示
した第8の実施例の補強具の変形実施例の構成を示す斜
視図である。
【図9】(a) は本発明のファイルの補強具の第9の実施
例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a) の補
強具を取り付けたファイルの要部断面図である。
【図10】(a) は本発明のファイルの補強具の第10の
実施例の構成を示す斜視図、(b)は(a) の補強具を取り
付けたファイルの要部断面図である。
【図11】(a) は本発明のファイルの補強具の第11の
実施例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a)
の補強具を取り付けたファイルの要部断面図である。
【図12】(a) は本発明のファイルの補強具の第12の
実施例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a)
の補強具を取り付けたファイルの要部断面図である。
【図13】(a) は本発明のファイルの補強具の第13の
実施例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a)
の補強具を取り付けたファイルの要部断面図である。
【図14】(a) は本発明のファイルの補強具の第14の
実施例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a)
の補強具を取り付けたファイルの要部断面図である。
【図15】(a) は本発明のファイルの補強具の第15の
実施例の構成をファイルと共に示す斜視図、(b) は(a)
の補強具を取り付けたファイルの要部断面図である。
【図16】ファイルの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 裏表紙補強板 2 背表紙補強板 3 両面テープ 4,4A,4B 合わせ板 5 ファイル 6 雄型の綴じ具 7 雌型の綴じ具 8 綴じ具取付穴 9 挿通孔 10 裏表紙補強板 11 舌片挿通孔 12,13,14 折り返し部 15 切欠部 21 針穴 22 ステープルの針 23 延長片 24 折り曲げ用の小穴 25 鉤状部 26 茸状の突起 27 係合孔 41,41A,41B 取付孔 42A,42B 鉤状部 43 43A,43B 茸状の突起 51 裏表紙 52 背表紙 53 表表紙 61 ベース部 62 舌片部 71 舌片挿通孔 72 溝部 73 移動片

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板製部材を2箇所で折り畳んで表表
    紙、背表紙、および裏表紙を形成し、2穴パンチによっ
    て開けられたパンチ穴間の距離と同じ間隔を有する可撓
    性の舌片部が設けられた雄型の綴じ具を、背表紙の近傍
    で、かつ、背表紙と平行に取り付け、前記パンチ穴が開
    けられた書類を前記舌片部に挿通した後、前記雄型の綴
    じ具に着脱可能に係合する雌型の綴じ具によって綴じ込
    むファイルに使用される補強具であって、 この補強具は、前記背表紙を補強するための背表紙補強
    板と、前記裏表紙を補強するための裏表紙補強板とを備
    えて構成され、これら背表紙補強板と裏表紙補強板とは
    直交状態で一体的に形成され、前記裏表紙補強板には前
    記雄型の綴じ具の舌片部を挿通させるための挿通孔が設
    けられており、この挿通孔に前記舌片部を挿通させて前
    記ファイルに綴じ込んで取り付けることを特徴とするフ
    ァイルの補強具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファイルの補強具であ
    って、前記裏表紙補強板がほぼ裏表紙の全域に渡って設
    けられていることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のファイルの補強
    具であって、 前記背表紙補強板と前記裏表紙補強板の少なくとも一方
    の前記ファイルとの接触面に、両面テープが取り付けら
    れていることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のファイルの補強
    具であって、 前記背表紙補強板と前記裏表紙補強板の少なくとも一方
    に、ステープルの針を挿通させるための複数の孔が設け
    られていることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のファイルの補強
    具であって、 前記背表紙補強板の長手方向の少なくとも一方の端部が
    延長されて延長部が形成されており、この補強具が前記
    ファイルに取り付けられた時に、この延長部を折り返す
    ことによって、前記裏表紙補強板を前記背表紙に固定可
    能としたことを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2に記載のファイルの補強
    具であって、 前記背表紙補強板の長手方向の両端部に、前記裏表紙補
    強板の反対側に180度折り返された鉤状部が一体的に
    設けられており、前記ファイルを対向する2つの鉤状部
    間に差し込むことによって、前記補強具が前記ファイル
    に取り付けられるようになっていることを特徴とするも
    の。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のファイルの補強具であ
    って、 前記裏表紙補強板の自由端部に前記背表紙補強板の反対
    側に180度折り返された折り返し部が一体的に設けら
    れており、前記ファイルの裏表紙の自由端側の縁部がこ
    の折り返し部に差し込まれて固定されるようになってい
    ることを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のファイルの補強具であ
    って、 前記裏表紙補強板の残りの2辺に前記背表紙補強板の反
    対側に180度折り返された折り返し部が設けられてお
    り、前記ファイルの裏表紙の全ての辺の縁部がこれらの
    折り返し部に差し込まれて固定されるようになっている
    ことを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2に記載のファイルの補強
    具であって、 前記背表紙補強板の前記ファイルの背表紙部との当接面
    に、前記ファイルの背表紙部を貫通してこの背表紙補強
    板を前記ファイルの背表紙部に固定するための茸状の突
    起が少なくとも2箇所に突設されていることを特徴とす
    るもの。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のファイルの補強具で
    あって、 前記ファイルの背表紙から突出する前記茸状の突起に係
    合する取付孔を備え、この取付孔に前記茸状の突起を挿
    通することによって前記ファイルの背表紙に取り付けら
    れる合わせ板を更に備えることを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】 請求項5及び9に記載のファイルの補
    強具であって、 前記延長部の先端部近傍に係合孔が設けられており、こ
    の延長部を前記ファイルの背表紙側に折り返した時に、
    この係合孔が前記ファイルの背表紙部を貫通して突出す
    る前記茸状の突起に挿通されるように構成されているこ
    とを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載のファイルの補強具
    であって、 前記合わせ板が2つの独立した合わせ板から構成されて
    いると共に、各合わせ板の一方の端部には、180度折
    り返された鉤状部が一体的に設けられており、各合わせ
    板は前記ファイルの背表紙にこの鉤状部を差し込んだ状
    態で前記取付穴に前記茸状の突起が挿通されることを特
    徴とするもの。
  13. 【請求項13】 請求項5に記載のファイルの補強具で
    あって、 前記延長部の先端部近傍に、茸状の突起が突設されてい
    ると共に、前記背表紙補強板の所定部位に係合孔が設け
    られており、この係合孔は前記延長部をファイルの背表
    紙側に折り返した時に、前記茸状の突起に挿通されるよ
    うになっていることを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 請求項1又は2に記載のファイルの補
    強具であって、 前記ファイルの背表紙を挿通可能な茸状の突起によって
    前記ファイルの背表紙に取り付けられる合わせ板を更に
    備えており、前記背表紙補強板には前記茸上の突起の突
    設位置に応じた取付穴が設けられていることを特徴とす
    るもの。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のファイルの補強具
    であって、 前記合わせ板が2つの独立した合わせ板から構成されて
    いると共に、各合わせ板の一方の端部には、180度折
    り返された鉤状部が一体的に設けられており、各合わせ
    板は前記ファイルの背表紙にこの鉤状部を差し込んだ状
    態で、前記茸状の突起が前記ファイルを挿通して前記背
    表紙補強板の取付穴に挿通されることを特徴とするも
    の。
  16. 【請求項16】 薄板製部材を2箇所で折り畳んで表表
    紙、背表紙、および裏表紙を形成し、2穴パンチによっ
    て開けられたパンチ穴間の距離と同じ間隔を有する可撓
    性の舌片部が設けられた雄型の綴じ具を、背表紙の近傍
    で、かつ、背表紙と平行に取り付け、前記パンチ穴が開
    けられた書類を前記舌片部に挿通した後、前記雄型の綴
    じ具に着脱可能に係合する雌型の綴じ具によって綴じ込
    むファイルに使用される補強具であって、 この補強具は、前記裏表紙または表表紙を補強するため
    の表紙補強板のみを備えて構成され、前記ファイルの裏
    表紙または表表紙の3つの辺の全ての縁部に対向するこ
    の補強具の部位に、前記背表紙補強板に対して同じ方向
    に180度折り返された鉤状部が一体的に設けられてお
    り、前記ファイルの一方の表紙の全ての辺の縁部がこれ
    らの鉤状部に差し込まれることにより、前記表紙補強板
    が前記裏表紙または前記表表紙に取り付けられるように
    なっていることを特徴とするファイルの補強具。
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