JPH08238603A - 長尺材用フインガージョイント方法 - Google Patents
長尺材用フインガージョイント方法Info
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- JPH08238603A JPH08238603A JP8304895A JP8304895A JPH08238603A JP H08238603 A JPH08238603 A JP H08238603A JP 8304895 A JP8304895 A JP 8304895A JP 8304895 A JP8304895 A JP 8304895A JP H08238603 A JPH08238603 A JP H08238603A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】建築物の構造材用台断面大断面長尺材用フィン
ガージョイント装置に関する。従来のフィンガージョイ
ント装置においては、接着剤をタンクからポンプで接着
剤、硬化剤塗布ロール用タンクに送り込んでいたが、こ
のように接着剤などのポンプを使用する場合は装置がか
なり大きいものとなり、設備費が高くなる問題点があっ
た。また、ポンプを使用するとどうしても過剰の接着剤
を使用することになり、その結果接合の不良を将来する
恐れがある。本発明はフィンガージョイント装置の接着
剤の使用量を適正化するとともに、装置の簡素化を図ろ
うとする。 【構成】接合部3aにおいて接合材料2a,2bを対接
して接着剤、硬化剤をフィンガーfに塗布して接合する
長尺材用フィンガージョイント方法において、第1に、
対接した接合材料2a,2bにフィンガーf,fを形成
し、第2に、一方の接合材料2aのフィンガーfに接着
剤を他方のフィンガーfに硬化剤を夫々塗布し、第3
に、接合材料2a,2bのフィンガーf,fを圧接して
両者を接合する、長尺材用フィンガージョイント方法。
ガージョイント装置に関する。従来のフィンガージョイ
ント装置においては、接着剤をタンクからポンプで接着
剤、硬化剤塗布ロール用タンクに送り込んでいたが、こ
のように接着剤などのポンプを使用する場合は装置がか
なり大きいものとなり、設備費が高くなる問題点があっ
た。また、ポンプを使用するとどうしても過剰の接着剤
を使用することになり、その結果接合の不良を将来する
恐れがある。本発明はフィンガージョイント装置の接着
剤の使用量を適正化するとともに、装置の簡素化を図ろ
うとする。 【構成】接合部3aにおいて接合材料2a,2bを対接
して接着剤、硬化剤をフィンガーfに塗布して接合する
長尺材用フィンガージョイント方法において、第1に、
対接した接合材料2a,2bにフィンガーf,fを形成
し、第2に、一方の接合材料2aのフィンガーfに接着
剤を他方のフィンガーfに硬化剤を夫々塗布し、第3
に、接合材料2a,2bのフィンガーf,fを圧接して
両者を接合する、長尺材用フィンガージョイント方法。
Description
【0001】
【利用分野】建築物の構造材用台断面大断面長尺材用フ
ィンガージョイント装置。
ィンガージョイント装置。
【0002】
【従来の技術】従来のフィンガージョイント装置におい
ては、接着剤をタンクからポンプで接着剤、硬化剤塗布
ロール用タンクに送り込んでいたが、このように接着剤
などのポンプを使用する場合は装置がかなり大きいもの
となり、設備費が高くなる問題点があった。また、ポン
プを使用するとどうしても過剰の接着剤を使用すること
になり、その結果接合の不良を将来する恐れがある。
ては、接着剤をタンクからポンプで接着剤、硬化剤塗布
ロール用タンクに送り込んでいたが、このように接着剤
などのポンプを使用する場合は装置がかなり大きいもの
となり、設備費が高くなる問題点があった。また、ポン
プを使用するとどうしても過剰の接着剤を使用すること
になり、その結果接合の不良を将来する恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フィンガージョイント
装置の接着剤の使用量を適正化するとともに、装置の簡
素化を図ること。
装置の接着剤の使用量を適正化するとともに、装置の簡
素化を図ること。
【0004】
【技術的手段】第1に、接合部3aにおいて対向した接
合材料2a,2bにフィンガーf,fを形成し、第2
に、一方の接合材料2aのフィンガーfに接着剤を、他
方のフィンガーfに硬化剤を塗布し、第3に、接合材料
2a,2bのフィンガーf,fを圧接して両者を接合す
る、長尺材用フィンガージョイント方法であって、
合材料2a,2bにフィンガーf,fを形成し、第2
に、一方の接合材料2aのフィンガーfに接着剤を、他
方のフィンガーfに硬化剤を塗布し、第3に、接合材料
2a,2bのフィンガーf,fを圧接して両者を接合す
る、長尺材用フィンガージョイント方法であって、
【0005】接着剤、硬化剤塗布装置Pが接着剤、硬化
剤塗布ロール用タンク14a,14b、シリンダー11
と一体の接着剤、硬化剤タンク10a,10bとからな
り、接着剤、硬化剤タンク10a,10bの連通孔15
を穿ったシリングー11は上下方向に不動のピストン棒
12に案内されて上下動可能であり、第1に、塗布装置
Pは接合部3aより後退下位の位置にあり、第2に、塗
布装置Pは不動のピストン棒12に案内されて後退上位
の位置に上昇し、この上昇の際、シリンダー11の容積
が減少することにより、シリンダー11,11内の接着
剤、硬化剤が接着剤、硬化剤塗布ロール用タンク14
a,14bに供給され、
剤塗布ロール用タンク14a,14b、シリンダー11
と一体の接着剤、硬化剤タンク10a,10bとからな
り、接着剤、硬化剤タンク10a,10bの連通孔15
を穿ったシリングー11は上下方向に不動のピストン棒
12に案内されて上下動可能であり、第1に、塗布装置
Pは接合部3aより後退下位の位置にあり、第2に、塗
布装置Pは不動のピストン棒12に案内されて後退上位
の位置に上昇し、この上昇の際、シリンダー11の容積
が減少することにより、シリンダー11,11内の接着
剤、硬化剤が接着剤、硬化剤塗布ロール用タンク14
a,14bに供給され、
【0006】第3に、塗布装置Pはピストン棒12とと
もに水平方向に接合部3a上方部の前進上位に位置に移
動し、第4に塗布装置Pは不動のピストン棒12を案内
として接合部3a下方部の前進下位の位置に移動し、こ
の際、シリンダー11,11の容積が増加して接着剤、
硬化剤タンク10a、10b内の接着剤、硬化剤は連通
孔15からシリンダー11,11内に供給され、第5
に、塗布装置Pはピストン棒12とともに後退下位の最
初の位置に戻る、サイクルを有する塗布装置Pとピスト
ン13との組み合わせを用いたフィンガージョイント方
法。
もに水平方向に接合部3a上方部の前進上位に位置に移
動し、第4に塗布装置Pは不動のピストン棒12を案内
として接合部3a下方部の前進下位の位置に移動し、こ
の際、シリンダー11,11の容積が増加して接着剤、
硬化剤タンク10a、10b内の接着剤、硬化剤は連通
孔15からシリンダー11,11内に供給され、第5
に、塗布装置Pはピストン棒12とともに後退下位の最
初の位置に戻る、サイクルを有する塗布装置Pとピスト
ン13との組み合わせを用いたフィンガージョイント方
法。
【0007】
a.カッターヘッドボックスchを接合部3a内に挿入
し、当て板5a,5bを接合材料2a,2bのレベルに
合わせる。 b.接合材料2a,2bを当て板5a,5bに押し当
て、接合台3に接合材料2a,2bをクランプ7,8で
挟持する。
し、当て板5a,5bを接合材料2a,2bのレベルに
合わせる。 b.接合材料2a,2bを当て板5a,5bに押し当
て、接合台3に接合材料2a,2bをクランプ7,8で
挟持する。
【0008】c.カッターヘッドボックスchを引き上
げ、カッターヘッド6a,6bが接合材料2a,2bに
フィンガーfを形成する。 d.代わって、接着剤塗布ロール9aが接合部3a上方
に進入して、ついで下降し、一方の接合材料2aのフィ
ンガーfに接着剤を塗布する。これと同時に硬化剤塗布
ロール9bが他方の接合材料2bのフィンガーfに硬化
剤を塗布する。 e.最後に接合材料2a,2bをクランプ7,8で挟持
した後、一方のプッシャーpを作動せず、他方のプッシ
ャーPのみを作動して一方の接合材料2aを他方の接合
材料2bに押しつけ、両者を接合する。
げ、カッターヘッド6a,6bが接合材料2a,2bに
フィンガーfを形成する。 d.代わって、接着剤塗布ロール9aが接合部3a上方
に進入して、ついで下降し、一方の接合材料2aのフィ
ンガーfに接着剤を塗布する。これと同時に硬化剤塗布
ロール9bが他方の接合材料2bのフィンガーfに硬化
剤を塗布する。 e.最後に接合材料2a,2bをクランプ7,8で挟持
した後、一方のプッシャーpを作動せず、他方のプッシ
ャーPのみを作動して一方の接合材料2aを他方の接合
材料2bに押しつけ、両者を接合する。
【0009】f.接着剤塗布装置は次のように作動す
る。接着剤塗布ロール用接着剤タンク14a、接着剤タ
ンク10a、シリンダー11は一体になっており、その
サイクルは矩形の軌跡をとる。(図7) 接合台3に対して後退下位の位置からシリンダー11が
ピストン13をガイドとして後退上位の位置に図示しな
い駆動装置により上昇する。このとき、ピストン棒12
は上下方向に不動であるからシリンダー11の容積は減
少する。その結果、シリンダー11内の接着剤はピスト
ン棒12内の接着剤供給ハイプ16,フレキシブル供給
管17を経て接着剤塗布ロール用接着剤タンク14aに
補給される。
る。接着剤塗布ロール用接着剤タンク14a、接着剤タ
ンク10a、シリンダー11は一体になっており、その
サイクルは矩形の軌跡をとる。(図7) 接合台3に対して後退下位の位置からシリンダー11が
ピストン13をガイドとして後退上位の位置に図示しな
い駆動装置により上昇する。このとき、ピストン棒12
は上下方向に不動であるからシリンダー11の容積は減
少する。その結果、シリンダー11内の接着剤はピスト
ン棒12内の接着剤供給ハイプ16,フレキシブル供給
管17を経て接着剤塗布ロール用接着剤タンク14aに
補給される。
【0010】次に、塗布装置Pは接合台3に向けて水平
方向案内軸22に案内されて(図5、図8)移動し、接
着剤塗布ロール9aは接合部3a上面の前進上位の位置
に至る。次に、塗布装置Pはピストン棒12をガイドと
して下降し、上昇時とは逆にタンク10内の接着剤は連
通孔15からシリンダー11内に供給される。つぎにピ
ストン13、ピストン棒12と一体となって水平方向案
内軸22に案内されて水平万向に移動し、後退下位の当
初位置に戻る。
方向案内軸22に案内されて(図5、図8)移動し、接
着剤塗布ロール9aは接合部3a上面の前進上位の位置
に至る。次に、塗布装置Pはピストン棒12をガイドと
して下降し、上昇時とは逆にタンク10内の接着剤は連
通孔15からシリンダー11内に供給される。つぎにピ
ストン13、ピストン棒12と一体となって水平方向案
内軸22に案内されて水平万向に移動し、後退下位の当
初位置に戻る。
【0011】
図1:接合材料2a,2bの蓄積部1から接合台3の接
合部3aの両側から送り込む。 図2:次にカッターヘッドボックスchを接合部3a内
に下降し、その当て板5a,5bを接合材料2a,2b
をレベルに合わせクランプ7,8で挟持する。そして、
プッシャーp,pで接合材料2a,2bを当て板5a,
5bに押しつけ、接合材料2a,2bを当て板5a,5
bと接合台3に対して固定する。
合部3aの両側から送り込む。 図2:次にカッターヘッドボックスchを接合部3a内
に下降し、その当て板5a,5bを接合材料2a,2b
をレベルに合わせクランプ7,8で挟持する。そして、
プッシャーp,pで接合材料2a,2bを当て板5a,
5bに押しつけ、接合材料2a,2bを当て板5a,5
bと接合台3に対して固定する。
【0012】図3:次に、カッターヘッドボックスch
を図3に示すように接合部3aから引き上げる。かくし
て、接合材料2a,2bの端部にフィンガーfが形成さ
れる。 図4:次に、接着剤、硬化剤塗布ロール9a,9bがフ
ィンガーf,f内に接着剤および硬化剤を塗布する。
を図3に示すように接合部3aから引き上げる。かくし
て、接合材料2a,2bの端部にフィンガーfが形成さ
れる。 図4:次に、接着剤、硬化剤塗布ロール9a,9bがフ
ィンガーf,f内に接着剤および硬化剤を塗布する。
【0013】つぎに接着剤、硬化剤の塗布工程のサイク
ルについて説明する。 図5,図6,図7,図8:図5,図6,図7,図8にお
いて、接着剤タンク10a、硬化剤タンク10b、シリ
ンダー11,11、接着剤塗布ロール用タンク14a、
硬化剤塗布ロール用タンク14bは塗布装置結合板20
で結合されて一体となっている。今これらの結合体を塗
布装置Pと呼ぶ。塗布装置Pは上下方向に不動のピスト
ン棒12およびピストン13に案内されて上下動する。
しかし、サイクルの水平サイクルにおいては水平方向案
内軸22を案内として塗布装置Pとピストン13、ピス
トン棒13は一体として動く。
ルについて説明する。 図5,図6,図7,図8:図5,図6,図7,図8にお
いて、接着剤タンク10a、硬化剤タンク10b、シリ
ンダー11,11、接着剤塗布ロール用タンク14a、
硬化剤塗布ロール用タンク14bは塗布装置結合板20
で結合されて一体となっている。今これらの結合体を塗
布装置Pと呼ぶ。塗布装置Pは上下方向に不動のピスト
ン棒12およびピストン13に案内されて上下動する。
しかし、サイクルの水平サイクルにおいては水平方向案
内軸22を案内として塗布装置Pとピストン13、ピス
トン棒13は一体として動く。
【0014】今、便宜上接着剤塗布系統についてのみ説
明する。第1に、塗布装置Pは図5において接合台3か
ら後退下位の位置を占めたとする。この時点で連通孔1
5で接着剤タンク14aとシリンダー11とは連通して
いる。図5,図6において、塗布装置Pがピストン棒1
2をガイドとして矢印a方向に上昇する。かくして図6
の第2の後退上位位置を塗布装置Pがとる。ピストン棒
12は、水平方向案内軸22がその上下方向固定部21
に挿通され、上下方向は不動となっている。
明する。第1に、塗布装置Pは図5において接合台3か
ら後退下位の位置を占めたとする。この時点で連通孔1
5で接着剤タンク14aとシリンダー11とは連通して
いる。図5,図6において、塗布装置Pがピストン棒1
2をガイドとして矢印a方向に上昇する。かくして図6
の第2の後退上位位置を塗布装置Pがとる。ピストン棒
12は、水平方向案内軸22がその上下方向固定部21
に挿通され、上下方向は不動となっている。
【0015】第2の後退上位の位置では、シリンダーP
が不動のピストン13に対して第1の後退下位の位置か
ら上昇するのでシリンダー11の容量は図5に示すよう
に減少する。また第1の後退下位の位置と第2の後退上
位の間では、連通孔15はピストン13より下位とな
り、シリンダー11内の接着剤はピストン棒12内に貫
通している接着剤供給孔16、接着剤フレキシブル供給
管17を経て接着剤塗布ロール用タンク14aに供給さ
れる。もし、接着剤が余剰になるとオーバーフローチュ
ーブ19から接着剤は接着剤タンク14aに戻る。
が不動のピストン13に対して第1の後退下位の位置か
ら上昇するのでシリンダー11の容量は図5に示すよう
に減少する。また第1の後退下位の位置と第2の後退上
位の間では、連通孔15はピストン13より下位とな
り、シリンダー11内の接着剤はピストン棒12内に貫
通している接着剤供給孔16、接着剤フレキシブル供給
管17を経て接着剤塗布ロール用タンク14aに供給さ
れる。もし、接着剤が余剰になるとオーバーフローチュ
ーブ19から接着剤は接着剤タンク14aに戻る。
【0016】次に、塗布装置Pとピストン13、ピスト
ン棒12とを一体のまま図5、図6において水平方向案
内軸22を案内として矢印b方向に移動して、塗布装置
Pを接合部3a上方にもたらし、第3の前進上位の位置
をとる。次に、塗布装置Pをピストン棒12をガイドと
して図5の矢印cの方向に下降させ、第4の前進下位の
位置をとる。矢印bの下降中に接着剤は接合材料2a,
2bのいづれかのフィンガーfに塗布される。塗布装置
Pの下降により、シリンダー11の容量は増大し、か
つ、連通孔15がシリンダー11と接着剤タンク10a
とを連通するので接着剤タンク10a内の接着剤はシリ
ンダー11内に供給される。
ン棒12とを一体のまま図5、図6において水平方向案
内軸22を案内として矢印b方向に移動して、塗布装置
Pを接合部3a上方にもたらし、第3の前進上位の位置
をとる。次に、塗布装置Pをピストン棒12をガイドと
して図5の矢印cの方向に下降させ、第4の前進下位の
位置をとる。矢印bの下降中に接着剤は接合材料2a,
2bのいづれかのフィンガーfに塗布される。塗布装置
Pの下降により、シリンダー11の容量は増大し、か
つ、連通孔15がシリンダー11と接着剤タンク10a
とを連通するので接着剤タンク10a内の接着剤はシリ
ンダー11内に供給される。
【0017】最後に、塗布装置Pはピストン13ととも
に図5の矢印d方向に移動し、第1の後退下位の位置に
戻る。塗布装置Pは図8のように硬化剤塗布系統の硬化
剤タンク10b、硬化剤塗布ロール用タンク14bなど
が接着剤と塗布系統と一体となっており、硬化剤塗布ロ
ール9bが接合材料2a,2bのいづれか一方のフィン
ガーfに接着剤塗布と同時に硬化剤を塗布する。次に、
接着剤塗布装置Pはピストン13とともに水平方向に移
動し、図5の第4の後退下位の位置に戻る。
に図5の矢印d方向に移動し、第1の後退下位の位置に
戻る。塗布装置Pは図8のように硬化剤塗布系統の硬化
剤タンク10b、硬化剤塗布ロール用タンク14bなど
が接着剤と塗布系統と一体となっており、硬化剤塗布ロ
ール9bが接合材料2a,2bのいづれか一方のフィン
ガーfに接着剤塗布と同時に硬化剤を塗布する。次に、
接着剤塗布装置Pはピストン13とともに水平方向に移
動し、図5の第4の後退下位の位置に戻る。
【0018】実際には、接着剤塗布装置Pは、図6に示
すようにカッターヘッドchが接合部3aより上昇した
直後、接合部3a上部に進入するようにサイクルを調節
しておく。 図8:図8は接着剤塗布ロール9a、硬化剤塗布ロール
9bを取りつけた接着剤、硬化剤塗布ロール用タンク1
4a,14bを平面図で示している。18はドクターロ
ール、20は結合台である。
すようにカッターヘッドchが接合部3aより上昇した
直後、接合部3a上部に進入するようにサイクルを調節
しておく。 図8:図8は接着剤塗布ロール9a、硬化剤塗布ロール
9bを取りつけた接着剤、硬化剤塗布ロール用タンク1
4a,14bを平面図で示している。18はドクターロ
ール、20は結合台である。
【0019】図9:次に、図9のように、クランプ7,
8を解除した後、一方のプッシャーpを固定しておい
て、他方のプッシャーpを作動して接合材料2bの一方
を対向している接合材料2aに押しつけ、両者を接合す
る。接合された接合材料2a,2bは一体として接合部
3aから除去される。
8を解除した後、一方のプッシャーpを固定しておい
て、他方のプッシャーpを作動して接合材料2bの一方
を対向している接合材料2aに押しつけ、両者を接合す
る。接合された接合材料2a,2bは一体として接合部
3aから除去される。
【0020】
a:接合材料2a,2bの一方のフィンガーfに接着剤
を、他方のフィンガーfに硬化剤を塗布し、両者を圧接
するので接着剤の硬化が早く大量生産に適する。また接
着剤、硬化剤を別々に別々のフィンガーf,fに塗布す
るので予め両者を混合する必要もない。
を、他方のフィンガーfに硬化剤を塗布し、両者を圧接
するので接着剤の硬化が早く大量生産に適する。また接
着剤、硬化剤を別々に別々のフィンガーf,fに塗布す
るので予め両者を混合する必要もない。
【0021】b:塗布装置Pが後退下位の位置から後退
上位の位置に上昇するときシリンダー11内の接着剤、
硬化剤が接着剤、硬化剤塗布ロール用タンク14a,1
4bに供給され、接着剤、硬化剤が過剰のときはオーバ
ーフローチューブ19により接着剤、硬化剤タンク10
a,10bに還流されるので、特にポンプを用いない
で、接着剤、硬化剤を補給することなく、所定時間の作
動が可能である。また、接着剤、硬化剤の使用量が節約
できる。
上位の位置に上昇するときシリンダー11内の接着剤、
硬化剤が接着剤、硬化剤塗布ロール用タンク14a,1
4bに供給され、接着剤、硬化剤が過剰のときはオーバ
ーフローチューブ19により接着剤、硬化剤タンク10
a,10bに還流されるので、特にポンプを用いない
で、接着剤、硬化剤を補給することなく、所定時間の作
動が可能である。また、接着剤、硬化剤の使用量が節約
できる。
【図1】 第1工程の接合材料2a,2bを接合部3a
に配置するときの側断面図、
に配置するときの側断面図、
【図2】 第2工程の接合材料2a,2bを当て板5
a,5bに押し当てるときの側断面図、
a,5bに押し当てるときの側断面図、
【図3】 a.第3工程のフィンガー形成時の側断面
図、 b.同じく平面図、
図、 b.同じく平面図、
【図4】 a.第4工程の接着剤、硬化剤塗布工程の側
断面図、 b.同じく平面図、
断面図、 b.同じく平面図、
【図5】 本発明装置の第1,第2の位置のサイクル
図、
図、
【図6】 同じく第3,第4の位置のサイクル図、
【図7】 塗布装置Pの平面図、
【図8】 塗布装置Pの斜視図、
【図9】 接合材料2a,2bの接合時の平面図、
【図10】 接着剤タンク10aの斜視図、
1:接合材料蓄積部、2a,2b:接合材料、3:接合
台、3a:接合部、4:仕切り板、ch:カッターヘッ
ドボックス、5a,5b:当て板、6a,6b:カッタ
ーヘッド、7,8:クランプ、9a:接着剤塗布ロー
ル、9b:硬化剤塗布ロール、10a:接着剤タンク、
10b:硬化剤タンク、11:シリンダー、12:ピス
トン棒、13:ピストン、14a:接着剤塗布ロール用
タンク、14b:硬化剤塗布ロール用タンク、15:連
通孔、16:ピストン棒12内の接着剤、硬化剤の供給
孔、17:接着剤、硬化剤のフレキシブル供給管、1
8:ドクターロール、19:オーバーフローチューブ、
20:塗布装置結合板、21:ピストン棒12の上下方
向固定部、22:水平方向案内軸。f:フィンガー、
p:プッシャー。
台、3a:接合部、4:仕切り板、ch:カッターヘッ
ドボックス、5a,5b:当て板、6a,6b:カッタ
ーヘッド、7,8:クランプ、9a:接着剤塗布ロー
ル、9b:硬化剤塗布ロール、10a:接着剤タンク、
10b:硬化剤タンク、11:シリンダー、12:ピス
トン棒、13:ピストン、14a:接着剤塗布ロール用
タンク、14b:硬化剤塗布ロール用タンク、15:連
通孔、16:ピストン棒12内の接着剤、硬化剤の供給
孔、17:接着剤、硬化剤のフレキシブル供給管、1
8:ドクターロール、19:オーバーフローチューブ、
20:塗布装置結合板、21:ピストン棒12の上下方
向固定部、22:水平方向案内軸。f:フィンガー、
p:プッシャー。
Claims (3)
- 【請求項1】 接合部3aにおいて接合材料2a,2b
を対接して接着剤、硬化剤をフィンガーfに塗布して接
合する長尺材用フィンガージョイント方法において、 第1に、対接した接合材料2a,2bにフィンガーf,
fを形成し、 第2に、一方の接合材料2aのフィンガーfに接着剤を
他方のフィンガーfに硬化剤を夫々塗布し、 第3に、接合材料2a,2bのフィンガーf,fを圧接
して両者を接合する、 ことを特徴とする長尺材用フィンガージョイント方法。 - 【請求項2】接着剤、硬化剤塗布装置Pが接着剤、硬化
剤塗布ロール用タンク14a,14b、シリンダー11
と一体の接着剤、硬化剤タンク10a,10bとからな
り、接着剤、硬化剤タンク10a,10bを貫通した連
通孔15を穿ったシリンダー11は上下方向に不動のピ
ストン棒12、ピストン13に案内されて上下動可能で
あり、 第1に、塗布装置Pは接合部3aより後退下位の位置に
あり、 第2に、塗布装置Pは不動のピストン棒12に案内され
て後退上位の位置に上昇し、この上昇の際、シリングー
11の容積が減少することにより、シリンダー11,1
1内の接着剤、硬化剤が接着剤、硬化剤塗布ロール用タ
ンク14a,14bに供給され、 第3に、塗布装置Pはピストン棒12とともに水平方向
に移動して接合部3a上方部の前進上位に位置し、 第4に塗布装置Pは不動のピストン棒12、ピストン1
3を案内として接合部3a下方部の前進下位に位置し、
この際、シリンダー11,11の容積が増加して接着
剤、硬化剤タンク10a、10b内の接着剤、硬化剤は
連通孔15からシリンダー11,11内に供給され、 第5に、塗布装置Pはピストン棒12、ピストン13と
ともに後退下位の最初の位置に戻る、 サイクルを有する塗布装置Pとピストン13との組み合
わせを用いた請求項1記載のフィンガージョイント方
法。 - 【請求項3】夫々のフィンガーf,fに接着剤、硬化剤
を塗布した後、それぞれをクランプ7で挟持された一方
の接合材料2aに他方の接合材料2bをプッシャーpで
圧接して両者を接合する請求項1あるいは2記載のフィ
ンガージョイント方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08304895A JP3396857B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 長尺材用フインガージョイント方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08304895A JP3396857B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 長尺材用フインガージョイント方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238603A true JPH08238603A (ja) | 1996-09-17 |
JP3396857B2 JP3396857B2 (ja) | 2003-04-14 |
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ID=13791322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08304895A Expired - Fee Related JP3396857B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 長尺材用フインガージョイント方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3396857B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP08304895A patent/JP3396857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JP3396857B2 (ja) | 2003-04-14 |
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