JPH08238234A - X線透視撮影装置 - Google Patents

X線透視撮影装置

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Publication number
JPH08238234A
JPH08238234A JP7068960A JP6896095A JPH08238234A JP H08238234 A JPH08238234 A JP H08238234A JP 7068960 A JP7068960 A JP 7068960A JP 6896095 A JP6896095 A JP 6896095A JP H08238234 A JPH08238234 A JP H08238234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
photographing
ray
circuit
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP7068960A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hisayoshi
明 久芳
Keiko Takahashi
啓子 高橋
Koichi Ohara
光一 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP7068960A priority Critical patent/JPH08238234A/ja
Publication of JPH08238234A publication Critical patent/JPH08238234A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮影間隔を容易に確認できるとともに、撮影タ
イミングを逃さずに撮影でき、診断効率の向上を図るこ
とにある。 【構成】X線撮影が終了すると撮影終了検出器8より撮
影終了信号を計時回路10に入力する。計時回路10で
は、撮影終了信号の入力時点から時間計測を開始する。
また、希望する撮影間隔時間を時間設定器11で設定す
る。そして、この設定時間と計測時間とを比較回路12
に入力し、計測時間が設定時間と一致すると、ブザー1
3に信号を出力して操作者に次の撮影時間に到達したこ
とを知らせる。これにより、撮影間隔を容易に確認でき
撮影タイミングを逃すことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体に造影剤を注入
して撮影するX線透視撮影装置に係り、特に造影剤を注
入してから間隔を置いて撮影するのに好適なX線透視撮
影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】造影剤を使用して撮影するX線透視撮影
装置では、胃や腸など消化器系の撮影をする場合には被
検体自身が造影剤を飲み、造影剤を胃壁や腸壁に付着さ
せたあとに撮影を行っていた。同一の被検体に対して複
数枚の撮影をするときには、造影剤が胃壁や腸壁に付着
したままであるため、被検体の向きを変えたり撮影位置
をずらして撮影をしていた。
【0003】また、泌尿器系の造影検査や胆嚢造影検査
では、造影剤を血管に注入し造影剤が体内を巡って目的
の部位に到達したときに撮影している。つまり、血流な
どから判断して、造影剤を注入時から造影剤が目的の部
位に到達するまでの時間経過後に撮影を行っている。ま
た、複数枚の撮影を行う場合には、次の撮影部位に造影
剤が到達する時間だけ間隔をあけて撮影する。この時間
間隔は操作者が時計などで測定し、所望の時間に到達し
たとき撮影に入るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、時
間間隔をあけて撮影する場合、造影剤注入後から最初の
撮影までの時間あるいは撮影と撮影の間の時間を操作者
自らで計測し、所望の時間経過後に撮影指示をしてい
た。また、撮影時刻や造影剤の注入時刻を記録する必要
がある場合には、撮影済フィルムの余白などに記入する
方法が一般的に行われていた。また、撮影済みのフィル
ムから撮影間隔を確認する場合には、記入した時刻同士
の差によって求めていた。しかし、操作者が時刻の記入
を間違えたり忘れたりすることで正確な情報が得られな
かったり、記入や計算に時間をとられてしまい診断効率
の低下を招いていた。
【0005】また、時刻を自動的に写し込む装置などを
使用する場合もあるが、この場合も撮影間隔の確認は操
作者自身により計算して求めていた。さらに、次の撮影
時に撮影条件を変更させる場合には、その都度設定しな
ければならず時間を要するものとなっていた。
【0006】そこで本発明の目的は、撮影間隔を容易に
確認できるとともに、撮影タイミングを逃さずに撮影で
き、診断効率の向上を図ることにある。さらには、撮影
間隔をあけた撮影毎の撮影条件の設定を容易にすること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被検体にX線を照射するX線管と、このX
線管に印加する高電圧を制御する高電圧制御装置と、被
検体を寝載する撮影台と、被検体を透過したX線像を可
視像にする映像系装置と、前記可視像及び撮影情報など
を表示する表示装置と、撮影条件の設定や記憶をすると
ともに各構成部の制御を行う制御装置とを有するX線透
視撮影装置において、時間計測開始信号を出力する計測
開始信号出力手段と、前記時間計測開始信号の入力とと
もに時間計測を行い任意の設定時間経過後に報知信号を
出力する計測手段と、この報知信号を入力し設定時間の
到達を操作者に報知する報知手段とを備えたものであ
り、また上記計測手段より計測時間と設定時間を入力し
計測時間と設定時間との差を演算するとともに計測時間
と設定時間あるいは演算結果を上記表示装置に表示させ
る時間表示手段を備え、さらに上記計測手段における到
達信号に対応して上記制御装置を前回の撮影条件あるい
は予め入力した撮影条件に高電圧制御装置を自動的に設
定する自動設定手段を備えたものである。
【0008】
【作用】X線撮影が終了すると撮影終了検出回路より撮
影終了信号を計時回路に入力する。計時回路では、撮影
終了信号の入力時点から時間計測を開始する。また、予
め任意の時間(希望する撮影間隔時間)を時間設定回路
で設定する。そして、この設定時間と計測時間とを比較
回路に入力し、計測時間が設定時間と一致すると、報知
手段に信号を出力して操作者に次の撮影時間に到達した
ことを知らせる。これにより、撮影間隔を容易に確認で
き撮影タイミングを逃すことがなくなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1は本実施例の構成を示すブロック図である。まず、本
実施例におけるX線透視撮影装置の構成および動作を説
明する。泌尿器系の造影検査や胆嚢造影検査では被検体
3は通常天板2に寝載されており、造影剤注入器(図示
省略)から造影剤を注入する。そして、X線高電圧装置
6からの指示によりX線管1から照射されたX線は被検
体3を透過したあと、受像装置4に入力される。受像装
置4はI.I.やテレビカメラ、画像表示用の処理回路
などで構成される。受像装置4で得られた画像は、モニ
タやプリンタで構成される画像出力装置5に表示され
る。
【0010】次に、X線高電圧装置6の構成およびその
動作を詳細に説明する。X線高電圧装置6は、X線管1
に印加する高電圧を制御する高電圧制御回路7と、高電
圧制御回路7の制御情報から撮影の終了を判断する撮影
終了検出器8と、任意のタイミングで計測を開始するた
めの基準信号を出力する基準信号発生器9と、撮影終了
検出器8からの撮影終了信号を入力して時間計測をする
計時回路10と、撮影間隔の時間を設定する時間設定器
11と、計時回路10の計測時間と時間設定器11の設
定時間とを入力し比較する比較回路12と、比較回路1
2からの信号を受けて操作者に報知するブザー13と、
これらを制御する制御器14とで構成される。
【0011】撮影終了検出器8で高電圧制御装置7にお
ける制御情報から撮影が終了したことを検出すると、撮
影終了信号が計時回路10に入力し、計時回路10では
時間計測を開始する。あるいは、基準信号発生器9より
任意のタイミングで基準信号を発生させて計時回路10
に入力して時間計測をさせる。ここで、予め撮影間隔の
時間を時間設定器11で設定する。そして、比較回路1
2に計測時間と設定時間とを入力し、計測時間つまり経
過時間が設定時間つまり撮影間隔時間と一致するまで比
較をする。時間が一致すると、ブザー13に一致信号を
出力してブザー13を鳴らす。
【0012】以上により、撮影終了後からあるいは任意
のタイミングから次の撮影までの時間を比較しながら計
測し、設定した撮影間隔時間に到達すると、ブザーを鳴
らして操作者に知らせるため、撮影タイミングを逃すこ
とがなくなり、造影剤の写った画像を確実に得ることが
できる。
【0013】次に第二の実施例を図2により説明する。
図2は第二の実施例の構成を示すブロック図である。本
実施例は第一の実施例の画像出力装置5に時間表示を行
う時間表示装置15を組み込んだものであり、前述と同
じ符号は説明を省略する。時間表示装置15は画像出力
装置5に設けられ、計時回路10と時間設定器11とが
接続され、経過時間と撮影間隔時間あるいは次の撮影ま
での待ち時間を表示する。経過時間と撮影間隔時間を表
示する場合、経過時間は計時回路10からの時間を表示
し、撮影終了時あるいは基準信号発生時の時間からどの
くらい時間が経過したかを確認できる。撮影間隔時間は
時間設定器11からの時間を表示し、次の撮影までの時
間を経過時間と比較しながら確認できる。また待ち時間
を表示する場合、時間表示装置15により経過時間と撮
影間隔時間との減算を行い、この計算結果が次の撮影ま
での待ち時間として表示される。
【0014】以上により、経過時間と撮影間隔時間ある
いは次の撮影までの時間を目で確認することができるた
め、各種の時間を得るための計算や記録が必要なくなり
診断効率が向上する。また、撮影間隔をおいた時間の確
認を目と耳ででき、確実な撮影が行える。
【0015】次に第三の実施例を図3により説明する。
図3は本発明の第三の実施例を示すブロック図である。
本実施例は第一の実施例に次回の撮影条件を設定するた
めの撮影条件設定回路16を備えたものである。撮影条
件設定回路16は、比較回路12からの一致信号が入力
つまり次回の撮影タイミングに達したとき、前回撮影し
たときの撮影条件(管電圧や管電流など)を高電圧制御
回路7に自動的に設定する。あるいは、予め次回撮影時
の撮影条件を設定している場合は、この撮影条件を高電
圧制御回路7に自動的に設定する。撮影条件および次回
の撮影条件は、制御器14で予め設定し、撮影条件設定
回路16に記憶しておく。
【0016】以上により、間隔をあけた撮影時に撮影条
件を変える場合でも、撮影の度に撮影条件設定回路16
により自動的に撮影条件が設定されるため、操作の長時
間化を防ぐことができ、診断効率の向上が図れる。
【0017】ここで本実施例において、図4に示すよう
に時間表示装置15と撮影条件設定回路16とを組み合
わせた形で使用してもよい。この場合、各種時間の記録
および撮影条件の設定を省くことができ、さらに診断効
率の向上を図れる。また、操作者への報知手段としてブ
ザー13を使用しているが、これをランプなどの操作者
が確認できる手段に変更できることはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、撮影終了時点あるいは
任意の時間の基準信号発生時点からの経過時間を計測
し、予め設定した撮影間隔時間に経過時間が到達する
と、報知手段により操作者に知らせることができるた
め、撮影間隔をあけた撮影タイミングを逃すことがなく
なり診断効率が向上する。また、時間表示手段により経
過時間と撮影間隔時間あるいは次の撮影までの時間を表
示することで、診断に必要な時間を素早く確認できると
ともに、撮影タイミングを目と耳の両方で確認できる。
さらに、自動設定手段により撮影ごとに予め入力した撮
影条件に設定できるため、撮影条件の変更を素早くでき
診断効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図
【図2】時間表示手段を備えた第二の実施例を示すブロ
ック図
【図3】撮影条件設定回路を備えた第三の実施例を示す
ブロック図
【図4】時間表示手段、撮影条件設定回路を備えた第四
の実施例を示すブロック図
【符号の説明】
1 X線管 2 天板 3 被検体 4 受像装置 5 画像出力装置 6 X線高電圧装置 7 高電圧制御装置 8 撮影終了検出器 9 基準信号発生器 10 計時回路 11 時間設定器 12 比較回路 13 ブザー 14 制御器 15 時間表示装置 16 撮影条件設定回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体にX線を照射するX線管と、このX
    線管に印加する高電圧を制御する高電圧制御装置と、被
    検体を寝載する撮影台と、被検体を透過したX線像を可
    視像にする映像系装置と、前記可視像及び撮影情報など
    を表示する表示装置と、撮影条件の設定や記憶をすると
    ともに各構成部の制御を行う制御装置とを有するX線透
    視撮影装置において、時間計測開始信号を出力する計測
    開始信号出力手段と、前記時間計測開始信号の入力とと
    もに時間計測を行い任意の設定時間経過後に報知信号を
    出力する計測手段と、この報知信号を入力し設定時間の
    到達を操作者に報知する報知手段とを備えたことを特徴
    とするX線透視撮影装置。
  2. 【請求項2】上記計測手段より計測時間と設定時間を入
    力し計測時間と設定時間との差を演算するとともに計測
    時間と設定時間あるいは演算結果を上記表示装置に表示
    させる時間表示手段を備えた請求項1記載のX線透視撮
    影装置。
  3. 【請求項3】上記計測手段における到達信号に対応して
    上記制御装置を前回の撮影条件あるいは予め入力した撮
    影条件に高電圧制御装置を自動的に設定する自動設定手
    段を備えた請求項1記載のX線透視撮影装置。
  4. 【請求項4】上記計測開始手段をX線撮影の終了を検出
    して第一の計測開始信号を出力する撮影終了検出回路
    と、任意時点からの第二の計測開始信号を出力する信号
    発生回路とにより構成するとともに、上記計測手段を前
    記第一あるいは第二の計測開始信号を入力し時間計測を
    行う計時回路と、任意の時間を設定する時間設定回路
    と、前記計測時間と設定時間とを比較する比較回路とに
    より構成した請求項1乃至3記載のX線透視撮影装置。
JP7068960A 1995-03-03 1995-03-03 X線透視撮影装置 Pending JPH08238234A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7068960A JPH08238234A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 X線透視撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7068960A JPH08238234A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 X線透視撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08238234A true JPH08238234A (ja) 1996-09-17

Family

ID=13388761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7068960A Pending JPH08238234A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 X線透視撮影装置

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JP (1) JPH08238234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007229346A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Hitachi Medical Corp X線診断装置
JP2009022672A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Hitachi Medical Corp 医用x線高電圧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007229346A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Hitachi Medical Corp X線診断装置
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Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040729