JPH08235793A - データ処理方法及びデータ記憶装置 - Google Patents

データ処理方法及びデータ記憶装置

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JPH08235793A
JPH08235793A JP7327363A JP32736395A JPH08235793A JP H08235793 A JPH08235793 A JP H08235793A JP 7327363 A JP7327363 A JP 7327363A JP 32736395 A JP32736395 A JP 32736395A JP H08235793 A JPH08235793 A JP H08235793A
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眞理夫 山口
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穣 橋本
Tatsuya Sakai
達也 酒井
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ハズウェル ジョン
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクに保持されたデータとアドレスとの
対応エラーを識別し、データの信頼性を向上できると共
に、より多くの情報をデイスクに格納できる。 【解決手段】 ユーザデータDの書き込み時、レジスタ
46にユーザデータDが保持され、ユーザデータDと、
ユーザデータDのセクタ情報(ID)との両方からEC
C生成アルゴリズムArにより誤り訂正符号ECCを生
成する。ユーザデータD及び生成されたECCからなる
レコードRwをディスクに書き込み、読み取り時、読み
取ったレコードRrのユーザデータDrを一時的にレジ
スタ46に保持し、読み取ったレコードRrからECC
を分離し、ECCチェックアルゴリズムでユーザデータ
Dとアドレスに使用したセクタ情報との結合データのエ
ラーチェックを実行する。エラーチェックによりセクタ
情報中にエラーが無いと判断された場合のみ、レジスタ
46に保持されたユーザデータDrを訂正しホストに出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理方法及
び装置にかかり、特に、データ等を保持するためのディ
スクを有するハードディスク等の情報記憶装置において
ユーザデータをエラー訂正コードとともにデイスクに記
録し、これを正確に読み取る方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等で用いられる膨大
な情報を記録するための情報記録媒体として、ハードデ
ィスクドライブユニット(以下、HDD装置という。)
が実用化されている。このHDD装置では、複数の磁気
記録円盤(以下、ディスクという。)を備え、このディ
スクに定められた所望のトラック上にリード・ライトヘ
ッドを位置させて、ディスクへの情報記録またはディス
クからの情報読み取りを行っている。このHDD装置の
ディスクには複数のトラックが設けられ、各トラックは
128,256,512(バイト)等のデータセクタ
(以下、セクタという。)で分割され、各セクタ毎に自
らを表す識別子(所謂セクタID)が付与されている。
【0003】この所謂セクタIDを有するHDD装置に
おいては、記録されたデータの信頼性を向上させるため
に、情報の読み書きをする際に、各セクタ毎にディスク
上の位置識別を実行する。すなわち各セクタ毎にセクタ
IDを参照している。このようなセクタID領域確保の
ため、本来HDD装置が有する記録可能な情報領域は削
減せざるを得なかった。
【0004】この問題を解消するために、ID領域をセ
クタ毎に設けることなく、情報を記録するにあたりID
領域が不要なセクタ・フォーマットされたNO_IDデ
ィスクが提案されている(特開平5−174498号公
報参照)。
【0005】このNO_IDディスクでは、NO_ID
ディスク上の物理的な位置(ABA:Absolete Block A
ddress)と論理的な位置(LBA:Logical Block Addr
ess)とを予め対応させておき、この対応関係からディ
スクの所望のトラック上にリード・ライトヘッドを位置
させて、ディスクへの情報記録またはディスクからの情
報読み取りを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
NO_IDディスクを備えたHDD装置では、予め対応
されたNO_IDディスク上の物理的な位置と論理的な
位置とからリード・ライトヘッドを位置させ、情報の記
録または読み取りを行うため、リード・ライトヘッドの
移動中や振動等の外的要因によってリード・ライトヘッ
ドが所望の位置に位置決めされていない状態で情報の記
録または読み取りを行うことがある。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、ディスク
に保持されたデータの信頼性を向上できると共に、より
多くの情報を格納できるデータ処理方法及び装置を得る
ことが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくともデータを保持するための情報記
録用ディスクに対して当該データが保持された位置を表
す予め用意された位置情報に基づいて記録再生ヘッドを
位置させて前記情報記録用ディスクに対する情報の読み
書きをするデータ処理方法であって、前記位置情報に対
応する前記情報記録用ディスクの位置に保持すべきデー
タと、当該データ及び当該データの位置情報に基づいて
生成される誤り訂正符号とを、前記情報として読み書き
する。
【0009】また、本発明は少なくともデータを保持す
るための情報記録用ディスクに対して当該データが保持
された位置を表す予め用意された位置情報に基づいて記
録再生ヘッドを位置させて前記情報記録用ディスクに対
する情報の読み書きをするデータ処理方法であって、前
記位置情報に対応する前記情報記録用ディスクの位置に
保持すべきユーザデータ及び当該位置情報に基づいて誤
り訂正符号を生成し、生成された誤り訂正符号と前記ユ
ーザデータとを前記情報として前記情報記録用ディスク
に書き込む。
【0010】また、前記のようにして書き込まれた情報
を情報記録用ディスクから読み取り、読み取った情報中
のユーザデータと該ユーザデータアクセスに使用した位
置情報とを結合し、この結合データビット列についての
エラーチエックをECC(Error correct
ion code)によって実行し、ユーザデータ中に
エラーがあると判断された場合にはECCによるエラー
訂正を実行する。
【0011】前記ECCチェックにより前記位置情報中
にエラーが発見された場合には、読み取られたユーザデ
ータが前記位置情報によってアクセスされるべき位置の
データでないと判定することができる。
【0012】本発明によるデータ記憶装置は、データを
保持するためのディスクと情報を読み書きするための記
録再生ヘッドとを有するデータ記憶装置であって、デイ
スク上のユーザデータ位置を識別するアドレス情報を保
持するメモリ手段と、前記アドレス情報に従って前記ヘ
ッドを位置決めする手段と、ユーザデータビット列と、
該ユーザデータを記録するデイスク上の位置に対応する
アドレス情報ビット列とを結合した結合データに基づい
てエラーコレクション・コード(ECC)を生成するコ
ード生成手段と、ユーザデータと生成ECCとをデイス
ク上に記録するために出力するデータ出力手段と、を有
する。
【0013】また、他の本発明によるデータ記憶装置は
データを保持するためのディスクと情報を読み書きする
ための記録再生ヘッドとを有するデータ記憶装置であっ
て、デイスク上のユーザデータ位置を識別するアドレス
情報を保持するメモリ手段と、前記アドレス情報に従っ
て前記ヘッドを位置決めする手段と、指定されたアドレ
ス情報に従って、ユーザデータおよび、ユーザデータビ
ット列と該ユーザデータが記録されたデイスク上の位置
に対応するアドレス情報ビット列とから生成されたEC
Cとをデイスクから読み取る手段と、読み取られたユー
ザデータビット列と、ヘッド位置決めに使用された前記
指定アドレス情報ビット列とを結合し、結合ビット列を
生成する手段と、前記読み取られたECCによって前記
結合ビット列中にエラーが含まれるか否かを判別する手
段と、前記結合ビット列中のユーザデータビット列中に
エラーが検出された場合に、該ECCによるエラー訂正
を実行する手段と、を有する。
【0014】さらに、本発明の他のデータ記憶装置はデ
ータを保持するためのディスクと情報を読み書きするた
めの記録再生ヘッドとを有するデータ記憶装置であっ
て、デイスク上のユーザデータ位置を識別するアドレス
情報を保持するメモリ手段と、前記アドレス情報に従っ
て前記ヘッドを位置決めする手段と、指定されたアドレ
ス情報に従って、ユーザデータおよび、ユーザデータビ
ット列と該ユーザデータが記録されたデイスク上の位置
に対応するアドレス情報ビット列とから生成されたEC
Cとをデイスクから読み取る手段と、読み取られたユー
ザデータビット列と、ヘッド位置決めに使用された前記
指定アドレス情報ビット列とを結合し、結合ビット列を
生成する手段と、前記読み取られたECCによって前記
結合ビット列中にエラーが含まれるか否かを判別する手
段と、前記結合ビット列中の前記指定アドレス情報ビッ
ト列中にエラーが検出された場合に、読み込まれたユー
ザデータは前記指定アドレスに対応するデイスク位置に
記憶されたデータではないと判断する手段と、を有す
る。
【0015】また、これら上述したデータは記憶装置
は、さらにECCによるエラー判別によって前記アドレ
ス情報ビット列中にエラーが検出された場合に、読み取
られたユーザデータのホストに対する出力を禁止する手
段を有する構成であってもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によれば、情報記録用ディ
スクに保持されたデータの位置を表す位置情報すなわち
アドレス情報が予め用意されており、この情報記録用デ
ィスクの位置に保持すべきユーザデータ及びアドレス情
報に基づいて誤り訂正符号が生成される。このアドレス
情報には、トラック位置を識別するためのトラック情報
やセクタを識別するためのセクタ情報(所謂セクタI
D)がある。誤り訂正符号(本明細書中ではECC(Er
ror Corection Code)と略す)は例えば受信系列ととも
にシンドローム(検査系列)を計算するパリテイ検査行
列であるが、これに限らずデータ中の誤りの有無を判別
し誤り訂正可能なECCであれば適用可能である。デイ
スクにはユーザデータと誤り訂正符号(ECC)とを情
報として読み書きし、ユーザデータの誤り訂正はECC
によって実行される。
【0017】また、情報記録用ディスクの所定位置に保
持すべきデータ及び当該データを保持した位置の位置情
報に基づいて誤り訂正符号を生成し、生成された誤り訂
正符号とデータとを情報として情報記録用ディスクに書
き込むので、誤り訂正符号によって位置情報中のエラー
検出が可能となる。
【0018】このようにして、書き込まれた情報記録用
ディスクから読み取られる情報にはユーザデータと誤り
訂正符号とを含むことになる。この読み取られた誤り訂
正符号はユーザデータと対応位置情報から生成されたも
のとなる。従って、この誤り訂正符号によってユーザデ
ータと位置情報とから成る結合データ中のエラーの有無
が判別可能となる。もし、ユーザデータ中にエラーが検
出された場合には、ECCによってエラー訂正がなされ
ることとなる。
【0019】もし、位置情報中にエラーが検出された場
合には読み取られたユーザデータはアドレスされたセク
タ位置に記憶されたユーザデータとは異なる位置のデー
タを誤って読み取ったものであると判断する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。本実施例は、磁気記録円盤(ディスク)
を半径方向に所定数の領域(以下、ゾーンという。)に
区分し、セクタサーボ法を応用した、ディスクの内周か
ら外周までを所定の線密度で記録または読取するマルチ
ゾーン法によるHDD装置10に本発明を適用したもの
である。
【0021】図1に示すように、本実施例に係るHDD
装置10は、ディスク部11と、ローカルCPUを備え
たハードディスクコントローラ(以下、HDCとい
う。)30とから構成されている。
【0022】ディスク部11は、シャフト12を高速で
回転させる駆動装置14を備えている。シャフト12に
は、互いの軸線が一致するように円筒状の支持体16が
取付けられており、支持体16の外周面には複数枚(図
1では2枚)のディスク18A、18Bが各々所定間隔
隔てて取付けられている。ディスク18A,18Bは所
定の厚み寸法の円盤状とされており、各々硬質の材料で
製作されかつ両面に磁性材料が塗布されており、両面が
記録面とされている。ディスク18A,18Bの中心部
には支持体16の外径寸法とほぼ同径の孔が穿設されて
いる。孔には支持体16が挿入されており、ディスク1
8A,18Bは支持体16の外周面に固定されている。
従って、駆動装置14によってシャフト12が回転され
ると、ディスク18A,18Bは支持体16と一体的に
回転される。
【0023】ディスク18A,18Bの各々の記録面に
は、図2に示すようにディスク18の半径向に沿って複
数のサーボ領域50が放射状に形成され、残りの領域が
データトラック領域52とされている。サーボ領域50
には、データトラックの配列方向等を示すためのバース
トパターン等のサーボ信号が記録され、また、パターン
の開始を示す特殊コード(1μsec 程度の無信号領域
等)及び各データトラックのアドレス等を表すグレイコ
ード(巡回2進符号)が、データトラックに対応されて
記録されている。なお、サーボ領域50の回転方向の終
端には、サーボ領域50の終了を表す(セクタの開始を
表す)セクタパルス信号SPを発生させるための情報が
記録されている。データトラック領域52には複数のデ
ータトラックが半径方向に沿って同心円状にピッチPで
形成されており、各データトラックは、後述する磁気ヘ
ッドによってディスク18の回転方向に沿って情報が書
き込まれる。
【0024】上記HDD装置10は、ディスク18A,
18Bの各々の記録面に対応して設けられた所定ヘッド
ギャップ幅及びギャップ長の磁気ヘッド20A〜20D
を備えている。各磁気ヘッド20A〜20Dは、情報を
読取るための図示しないリードエレメントと、情報を書
込むための図示しないライトエレメントと、を含んたM
R素子によって構成されている。磁気ヘッド20A〜2
0Dの各々は、対応するアクセスアーム22A〜22D
の先端部に取付けられており、ディスク18A,18B
の対応する記録面から若干(例えば 0.1〜 0.2ミクロン
程度)離れた位置に保持されている。アクセスアーム2
2A〜22Dのの後端部は支持部24に取り付けられて
いる。この支持部24は、シャフト26を介して駆動装
置28に取り付けられている。駆動装置28は、デジタ
ルアナログ変換器(D/A)、増幅回路(AMP)、及
びボイスコイルモータ(VCM)から構成されており、
HDC30のローカルCPU(図示省略)で演算された
デジタル信号が、D/Aでアナログ信号に変換されてA
MPで所定倍率で増幅された後に、VCMにおいて供給
された信号に応じた所定角度だけアクセスアーム22A
〜22Dが所定角度旋回する。このアクセスアーム22
A〜22Hの旋回によって、各磁気ヘッド20A〜20
Dがディスク18A,18Bの各記録面上を半径方向
(図2参照)に移動する。
【0025】上記駆動装置28は、ハードディスクコン
トローラ(以下、HDCという。)30に接続されてい
る。このHDC30には、磁気ヘッド20A〜20Dの
図示しないリードエレメント及びライトエレメントにも
接続されている。また、HDC30は、ディスクに書き
込むべきデータまたはディスクから読み取ったデータを
入出力するためのホストコンピュータ32に接続されて
いる。
【0026】本実施例では、HDD装置10に対して、
ホストコンピュータ等の他の装置から情報の読み書きが
要求されるときに指定されるセクタの番号を論理ブロッ
クアドレスLBAと定義する。また、ディフェクトセク
タ等の不良セクタを含めた全セクタについてセクタの順
に付与された番号を絶対ブロックアドレスABAと定義
する。なお、以下の説明では、1セクタが512バイト
の記憶容量でフォーマットされる場合を説明する。
【0027】図2に示したように、ディスク18A,1
8Bは、半径方向に所定数nのゾーンZ0,Z1,Z
2,・・・,Znである円筒領域に区分され、各ゾーン
は位置情報等が予め定められている。例えば、製造時に
ゾーンZ0は、最小の絶対ブロックアドレス(MIN_
ABA)0から最大の絶対ブロックアドレス(MAX_
ABA)102399までの領域が確保され、ヘッドの
位置を定める等の用いられる、最小シリンダ番号(MI
N_CYL)の0シリンダから最終シリンダ番号(EN
D_CYL)の199シリンダまでを有し、1トラック
に含まれるセクタ数(SCT_TRK)が128個でか
つ1シリンダに含まれるセクタ数(SCT_CYL)が
512個でフォーマットされる。ゾーンZ1以降も同様
であり、以下の表1に示す関係になる。この表1に示す
各ゾーンに関する情報をゾーンテーブル32として予め
ディスクの所定位置に記録される。このゾーンテーブル
32を参照することにより、指定されたセクタが何れの
ゾーンから開始されるかを定めることができる。
【0028】
【表1】
【0029】なお、不良セクタは、図3に示したよう
に、絶対ブロックアドレスABAが03,08,09,
15,16,17に対応するブロック(セクタ)が不良
の場合には、論理ブロックアドレスは、この不良セクタ
をスキップするので、例えば、絶対ブロックアドレスA
BAが04に対する論理ブロックアドレスLBAは03
になる。このスキップした絶対ブロックアドレスABA
が03の不良セクタについて、不良でなかった場合に割
り当てられることが想定される値(この場合、03)を
値PLBA(PSUEDO LBA)として格納する。この格納され
た値PLBAの全てを順にディフェクトリストD_LS
Tとして記憶する。
【0030】これにより、以下の式(1)に示すよう
に、論理ブロックアドレスLBAが指定されたときに、
ディフェクトリストD_LSTに載せられた値PLBA
の個数を加算すれば、絶対ブロックアドレスABAを求
めることができる。すなわち、例えば、論理ブロックア
ドレスLBA=7が指定された場合には、ディフェクト
リストD_LSTの個数(この場合、03,07,07
の3個)を加算し、ABA=7+3=10となる。
【0031】 ABA=LBA+(LBAと等しいか又は小さいPLBAの個数) −−−(1)
【0032】図4に示したように、HDC30は、ロー
カルCPU34、ROM36、RAM30からなるマイ
クロコンピュータで構成され、各々バス40に接続され
ている。このバス40には、上記説明したテーブルを記
憶するためのテーブルメモリ44、ディスクへ書き込み
べきデータまたはディスクから読み取ったデータを一時
的に記憶するためのレジスタ46、及び上記ディスク部
11が接続されている。また、バス40には、入出力イ
ンタフェース(I/O)42を介してホストコンピュー
タ32に接続されている。
【0033】次に、図面を参照して、本実施例のHDD
装置10の作動を、データ等の誤り訂正処理と共に説明
する。
【0034】先ず、目的のセクタの物理的位置の導出及
び作動について図6のフローチャートを参照して説明す
る。ホストコンピュータ32は、データの書き込み要求
や読み取り要求と共に、HDC30に対して、セクタの
番号である論理ブロックアドレスLBAを指定する(ス
テップ102)。HDC30は、上記で説明したディフ
ェクトリストD_LSTを参照し、上記の式(1)を用
いて、指定された論理ブロックアドレスLBAに対応す
る、不良セクタを含めた全てのセクタによる絶対ブロッ
クアドレスABAを算出する(ステップ104)。例え
ば、図3の例で、論理ブロックアドレスLBA07が指
定されたとき、絶対ブロックアドレスABAは10と算
出される。次に、ゾーンテーブル32(表1)を参照
し、算出された絶対ブロックアドレスABAが属するゾ
ーンZnを特定する(ステップ106)。次に、特定さ
れたゾーンZnにおける物理的位置を以下のようにして
算出する(ステップ108)。
【0035】論理ブロックアドレスLBAの#Lから#
Mセクタの読み取りをホストコンピュータ等が要求した
とき、対応する絶対ブロックアドレスABAが#Nと算
出され、属するゾーンZnが#Zであると特定されると
共に、最初の絶対ブロックアドレスABAがMIN_A
BA(#Z)でかつ最初のシリンダがMIN_CYL
(#Z)とする。この場合、絶対ブロックアドレスAB
A(#N)は、以下の式(2)で表せる。
【0036】 #N=#ZN + MIN_ABA(#Z) −−−(2) 但し、#ZN:論理ブロックアドレスLBAの#Lに対
応するゾーン#Zにおけるセクタの通し番号 上記のセクタの通し番号#ZNは、以下の式(3)で表
せる。
【0037】 #ZN=#S +(SCT_TRK(#Z)・#HD) +(SCT_CYL(#Z)・#ZCYL) −−−(3) 但し、SCT_TRK(#Z):ゾーン#Zにおける1
トラックのセクタ数 SCT_CYL(#Z):ゾーン#Zにおける1シリン
ダのセクタ数
【0038】従って、絶対ブロックアドレスABA(#
N)を特定するための磁気ディスクの面番号(HD番
号)、シリンダ番号(CYL番号)、セクタ番号(SC
T番号)は、以下のようになる。
【0039】CYL番号 =#CYL= #MIN_C
YL(#Z) + #ZCYL HD番号 =#HD SCT番号 =#S
【0040】このようにして算出された物理的位置に基
づいて、ヘッドを切り換えると共にシリンダへ移動させ
る、所謂シーク動作を行う(ステップ110)。
【0041】図5に、ディスクに対してデータを読み書
きする際に実行される各処理を説明する図を示す。ユー
ザデータDの書き込み時には、レジスタ46にユーザデ
ータDが保持される。このユーザデータDと、ユーザデ
ータDの書き込み対象となるセクタのアドレス情報(セ
クタ番号:図5では予め設定されたIDから出力され
る)の両方を用いて、ECC生成アルゴリズムArによ
って誤り訂正符号ECCが生成される。これらのユーザ
データD及び生成されたECCからなるレコードRwを
ディスクに書き込む。
【0042】ユーザデータが例えば512バイト(1100
111...)であり、アドレス情報であるLBA(論理アド
レス)が3バイト(000110...)であるとき、これらユー
ザデータとLBAが結合され、515バイトの結合デー
タが生成される。例えば、LBA3バイトに続いて、ユ
ーザデータ512バイトを結合する。この515バイト
結合データを基礎として、ECCが生成される。この生
成されたECCを上記のユーザデータとともに、デイス
ク上に記録する。ユーザデータが、読み取り後変更され
た場合には、変更されたユーザデータに基づいてECC
が生成され、これがデイスク上に記録されることとな
る。
【0043】デイスクからのデータ読み取りの際は、ユ
ーザデータDrとECCが読み取られる。ユーザデータ
は一時的にレジスタ46に保持される。この保持された
ユーザデータはこの時点ではホストへ出力されない。こ
の読み取られたユーザデータDrと読み取りユーザデー
タに対応するアドレス情報(ID)の各ビット列がEC
CチェックアルゴリスムCArに送られ、ユーザデータ
とアドレス情報のビット列の結合ビット列についてデイ
スクからの読み取られたECCに基づいてエラーチエッ
クが実行される。このエラーチェックによってエラーが
検出されなかった場合には、レジスタに保持されたユー
ザデータがそのままホストに出力されることとなる。E
CCによるエラーチェックにおいて、エラー検出がされ
た場合は、そのエラー位置が確認される。エラーがアド
レス情報ビット列中に確認された場合は、読み取られた
ユーザデータはアドレスされた位置とは異なる位置から
読み取られた誤ったデータであると判断される。この場
合、レジスタ中に保持されたユーザデータのホストに対
する出力は行われない。エラーがユーザデータ中のみに
検出された場合はECCによるエラー訂正が実行され、
訂正されたユーザデータDr'がレジスタ46に出力さ
れ、誤りを含んだ読み取りユーザデータDrと置き換え
られて、この訂正ユーザデータDr'がホストに対して
出力されることとなる。
【0044】このように、デイスクに書き込まれるEC
Cはユーザデータと該ユーザデータが書き込まれるアド
レス情報の両者からなる結合ビット列に基づいて生成さ
れることとなる。従って、ユーザデータとそのデイスク
上の書き込み位置との関係はECCによって1対1に対
応づけられ、その対応についてECCチェックによる確
認が可能となる。
【0045】次に、目的のセクタにシークした後のホス
トコンピュータ32から要求されるデータの書き込み処
理について、図7のフローチャートを参照して更に説明
する。
【0046】図7のステップ120では、目的のセクタ
に書き込むべきデータをホストコンピュータ32から読
み取る。次のステップ122では、目的のセクタに対応
するセクタ情報としてセクタの番号である論理ブロック
アドレスLBAを読み取って、次のステップ124にお
いて、セクタ情報とデータとからなるデータ情報を生成
しこのデータ情報のECCを演算する。次のステップ1
26では、目的のセクタに書き込むべきデータと、演算
されたECCとからなるレコードを出力し、ディスクに
書き込む。これによって、ディスクには、目的のセクタ
にデータと、該データ及びセクタ情報から生成されたE
CCとが連続して記録されることになる。
【0047】次に、目的のセクタにシークした後のホス
トコンピュータ32から要求されるデータの読み取り処
理について、図8のフローチャートを参照して更に説明
する。
【0048】図8のステップ130では、ディスクから
目的のセクタのデータと、演算されたECCとからなる
レコードを読み取る。次のステップ132では、目的の
セクタに対応するセクタ情報としてセクタの番号である
論理ブロックアドレスLBAを読み取って、次のステッ
プ134においてデータとセクタ情報とを分離する。次
のステップ136では分離されたデータをレジスタ46
に一時的に記憶する。
【0049】次のステップ138においてECCチェッ
クにより、アドレス情報であるID中のエラー有無につ
いて検討される。このエラーチェックは以下のように行
われる。例えば読み取りユーザデータが512バイト
(1100111...)、アドレス情報であるLBAが3バイト
(000110...)である時、これらのビット列が結合され、
515バイトの結合データビット列が生成される。この
結合515ビット列に基づいてECCを使ったエラーチ
ェックが実行される。この時、使用されるECCはステ
ップ130において、ユーザデータとともにデイスクか
ら読み取られたECCである。このECCはユーザデー
タとそのユーザデータが記録されたデイスク上の位置を
示すアドレス情報両者の結合データビット列に基づいて
生成されているものであるため、データ読み取りの際に
使用されたアドレスと、実際読み取りユーザデータの対
応に誤りがあれば、このECCチェツクにより検出され
る。アドレス情報中にエラー有りと判断されたとき、す
なわち、ステップ138においてNoの場合がこの対応
が誤りであると判断する場合である。この場合はステッ
プ142に進み、読み取られたユーザデータは目的のセ
クタに記録されたデータではないと判断される。
【0050】一方ステップ138において、アドレス情
報(ID)中にエラーが検出されなかった場合はステッ
プ140に進む。これは読み取られたデータは目的のセ
クタ位置からデータが読み取られたとの判断が行われた
ことを示す。ステップ140は読み取られたデータ中の
エラーの有無をチェツクするステップである。このエラ
ーチエックは読み取られたユーザデータと読み取りの際
に使用したアドレス情報を結合したデータについて読み
取られたECCを使用して実行される。前述のようにE
CCはユーザデータとアドレス情報の結合データビット
列に基づいて生成されているため、エラーチエックはこ
の結合データに基づいて実行することが必要となるので
ある。ステップ140において、ユーザデータ中にエラ
ーが検出された場合は、ステップ146においてエラー
訂正が実行される。ステップ140においてエラーが検
出されなかった場合は、ステップ148に進み保持され
ていたデータがそのまま、ホストに対して出力される。
【0051】ECCによるエラー訂正の方法の代表的な
例としてインターリーブ法がある。例えばECCが3バ
イトのLBAと512バイトのユーザデータとに基づい
て生成されたものであり、生成されたECCが20バイ
トであったとき、これら3バイトLBA、512バイト
ユーザデータ、および20バイトECCによって1つの
データ列が生成される。このデータ列中の各バイト位置
をLBA:0,1,2、ユーザデータ:3,4...5
15、ECC:516,517...534とし、これ
らの534バイトを例えば3グループ、すなわち、グル
ープ0:バイト位置が0,3,6...、グループ1:
バイト位置が1,4,7...、グループ2:バイト位
置が2,5,8...のように分割する。これらの3グ
ルーブにそれぞれ属するECCによって各グループのエ
ラー検出、訂正を実行する。例えば各グループにおいて
2バイトまでのエラーが訂正可能となり、総合的に6バ
イトのエラー訂正が可能となる。このインターリーブ法
は連続するバイト中に広がるエラーについて効率よくエ
ラー訂正を可能とする方法である。ECCバイトの数に
よって訂正可能なエラー数は異なるが、それによってE
CCの必要領域が増加することとなり、適正なバイト数
のECCを選択することが必要である。
【0052】このECCによるエラー訂正法によってバ
イト位置0,1,2中ににエラーが検出された場合はこ
のエラーはアドレス情報中のエラーであると判断され、
バイト位置3から515までの間にエラーが検出された
場合にはユーザデータ中のエラーであると判断される。
ここで使用されるECCはユーザデータと該ユーザデー
タが記録されたデイスク上の位置であるアドレス情報か
ら生成されているので、これらが正確に対応して結合さ
れていない場合には、ECCチェックによりエラーが示
されることになる。従って、目的のセクタからデータが
読み取られず誤ったセクタからデータが読み取られた場
合には未然にホストヘのデータ転送を防止することがで
きる。
【0053】従って、ID領域を設けることがないNO
_IDディスクであっても、ヘッドのドリフトや振動等
で異なるデータが読み取られた場合でも、誤ったデータ
転送を防止することができる。
【0054】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこれに限らず、アドレス情報を使用してデ
イスクのアクセスを実行し、ユーザデータを読み書きす
るシステムにおいて、適用可能なものである。
【0055】さらに本発明は、例えば、ディスクへ書き
込むためにデータを保持するレジスタ又はディスクから
読み取るためにデータを保持するレジスタのみを備え、
直接ホストコンピュータとデータを授受し、ホストコン
ピュータにおいて、上記処理を行うようにしてもよい。
【0056】また、上記では、ディスクに対するデータ
の読み書き処理をソフトウェアによって実行する場合を
説明したが、誤り訂正処理を電子回路等のハードウェア
で構成してよいことは勿論である。
【0057】また、上記実施例では、サーボ領域のみが
記録されたNO_IDディスクに本発明を適用した場合
を説明したが、NO_IDディスクには単にユーザデー
タのみを保持するようにしてもよい。この場合、位置決
めのための位置情報は、ディスク以外の記憶装置から読
み取ればよい。また、ディスク上の所定位置(例えば最
内周部分)に予め書き込むようにし、これを読み取って
もよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、セ
クタに保持すべきユーザデータ及びセクタを識別するた
めのアドレス情報に基づいて誤り訂正符号が生成される
ので、アドレス情報及びユーザデータの一方が異なる場
合であってもこれを確実に検出できる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】HDD装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】HDD装置のディスクのゾーンを示す図であ
る。
【図3】不良セクタを含むトラックの一例を示す図であ
る。
【図4】本発明が適用可能なHDCの概略構成を示すブ
ロック図である。
【図5】ディスクに対して読み書きするデータを保証す
るための書き込み時及び読み取り時の処理を説明する図
である。
【図6】セクタの物理的位置の導出の流れを示すフロー
チャートである。
【図7】セクタへデータを書き込む処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図8】セクタからデータを読み取る処理の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 HDD装置 18A〜18B ディスク 20A〜20D 磁気ヘッド 30 ハードディスクコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 11/10 330 G06F 11/10 330L G11B 20/12 9295−5D G11B 20/12 27/10 27/10 A A (72)発明者 橋本 穣 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 酒井 達也 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 ジョン ハズウェル 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともデータを保持するためのディ
    スクに対して当該データが保持された位置を表す予め用
    意された位置情報に基づいて記録再生ヘッドを位置させ
    るデータ記憶装置において、前記ディスクにデータを書
    き込む方法であって、 ユーザデータビット列と、該ユーザデータが記憶された
    デイスク上の位置に対応するアドレス情報ビット列との
    結合データに基づいてエラー訂正コード(ECC)を生
    成するステップと、 前記アドレス情報に対応する前記ディスク上の位置に保
    持すべきユーザデータと、前記生成されたECCとを書
    き込むステップと、 を有する事を特徴とするデータ書き込み方法。
  2. 【請求項2】 少なくともデータを保持するためのディ
    スクに対して当該データが保持された位置を表す予め用
    意された位置情報に基づいて記録再生ヘッドを位置させ
    て前記ディスクからデータを読み取る方法であって、 指定されたアドレス情報に従って、ユーザデータおよ
    び、ユーザデータビット列と該ユーザデータが記録され
    たデイスク上の位置に対応するアドレス情報ビット列と
    から生成されたECCとをデイスクから読み取るステッ
    プと、 読み取られたユーザデータビット列と、ヘッド位置決め
    に使用された前記指定アドレス情報ビット列とを結合
    し、結合ビット列を生成するステップと、 前記読み取られたECCによって前記結合ビット列中に
    エラーが含まれるか否かを判別するステップと、 前記結合ビット列中のユーザデータビット列中にエラー
    が検出された場合に、該ECCによるエラー訂正を実行
    するステップと、 を有することを特徴とするデータ読み取り方法。
  3. 【請求項3】 少なくともデータを保持するためのディ
    スクに対して当該データが保持された位置を表す予め用
    意された位置情報に基づいて記録再生ヘッドを位置させ
    て前記ディスクからデータを読み取る方法であって、 指定されたアドレス情報に従って、ユーザデータおよ
    び、ユーザビット列と該ユーザデータが記録されたデイ
    スク上の位置に対応するアドレス情報ビット列とから生
    成されたECCとをデイスクから読み取るステップと、 読み取られたユーザビット列と、ヘッド位置決めに使用
    された前記指定アドレス情報ビット列とを結合し、結合
    ビット列を生成するステップと、 前記読み取られたECCによって前記結合ビット列中に
    エラーが含まれるか否かを判別するステップと、 前記結合ビット列中の前記指定アドレス情報ビット列中
    にエラーが検出された場合に、読み込まれたユーザデー
    タは前記指定アドレスに対応するデイスク位置に記憶さ
    れたデータではないと判断するステップと、 を有することを特徴とするデータ読み取り方法。
  4. 【請求項4】 少なくともデータを保持するためのディ
    スクに対して当該データが保持された位置を表す予め用
    意された位置情報に基づいて記録再生ヘッドを位置させ
    るデータ記憶装置において、前記ディスクに対するデー
    タの読み書きを実行するデータ処理方法であって、 指定されたアドレス情報に従って、ユーザデータおよ
    び、 ユーザデータビット列と該ユーザデータが記録されたデ
    イスク上の位置に対応するアドレス情報ビット列とから
    生成されたECCとをデイスクから読み取るステップ
    と、 読み取られたユーザデータビット列と、ヘッド位置決め
    に使用された前記指定アドレス情報ビット列とを結合
    し、結合ビット列を生成するステップと、 前記読み取られたECCによって前記結合ビット列中に
    エラーが含まれるか否かを判別するステップと、 前記結合ビット列中のユーザデータビット列中にエラー
    が検出された場合に、該ECCによるエラー訂正を実行
    するステップと、 前記ユーザデータビット列を前記指定されたアドレス位
    置に新たに書き込む新ユーザデータビット列に置き換え
    るステップと、 新ユーザデータビット列と、該新ユーザデータが記憶さ
    れるべきデイスク上の位置に対応するアドレス情報ビッ
    ト列との結合データに基づいてエラー訂正コード(EC
    C)を生成するステップと、 前記アドレス情報に対応する前記ディスク上の位置に前
    記新ユーザデータと、前記生成されたECCとを、前記
    情報として書き込むステップと、 を有する事を特徴とするデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 データを保持するためのディスクと情報
    を読み書きするための記録再生ヘッドとを有するデータ
    記憶装置であって、 デイスク上のユーザデータ位置を識別するアドレス情報
    を保持するメモリ手段と、 前記アドレス情報に従って前記ヘッドを位置決めする手
    段と、 ユーザデータビット列と、該ユーザデータを記録するデ
    イスク上の位置に対応するアドレス情報ビット列とを結
    合した結合データに基づいてエラーコレクション・コー
    ド(ECC)を生成するコード生成手段と、 ユーザデータと生成ECCとをデイスク上に記録するた
    めに出力するデータ出力手段と、 を有することを特徴とするデータ記憶装置。
  6. 【請求項6】 データを保持するためのディスクと情報
    を読み書きするための記録再生ヘッドとを有するデータ
    記憶装置であって、 デイスク上のユーザデータ位置を識別するアドレス情報
    を保持するメモリ手段と、 前記アドレス情報に従って前記ヘッドを位置決めする手
    段と、 指定されたアドレス情報に従って、ユーザデータおよ
    び、 ユーザデータビット列と該ユーザデータが記録されたデ
    イスク上の位置に対応するアドレス情報ビット列とから
    生成されたECCとをデイスクから読み取る手段と、 読み取られたユーザデータビット列と、ヘッド位置決め
    に使用された前記指定アドレス情報ビット列とを結合
    し、結合ビット列を生成する手段と、 前記読み取られたECCによって前記結合ビット列中に
    エラーが含まれるか否かを判別する手段と、 前記結合ビット列中のユーザデータビット列中にエラー
    が検出された場合に、該ECCによるエラー訂正を実行
    する手段と、 を有するデータ記憶装置。
  7. 【請求項7】 データを保持するためのディスクと情報
    を読み書きするための記録再生ヘッドとを有するデータ
    記憶装置であって、 デイスク上のユーザデータ位置を識別するアドレス情報
    を保持するメモリ手段と、 前記アドレス情報に従って前記ヘッドを位置決めする手
    段と、 指定されたアドレス情報に従って、ユーザデータおよ
    び、 ユーザデータビット列と該ユーザデータが記録されたデ
    イスク上の位置に対応するアドレス情報ビット列とから
    生成されたECCとをデイスクから読み取る手段と、 読み取られたユーザデータビット列と、ヘッド位置決め
    に使用された前記指定アドレス情報ビット列とを結合
    し、結合ビット列を生成する手段と、 前記読み取られたECCによって前記結合ビット列中に
    エラーが含まれるか否かを判別する手段と、 前記結合ビット列中の前記指定アドレス情報ビット列中
    にエラーが検出された場合に、読み込まれたユーザデー
    タは前記指定アドレスに対応するデイスク位置に記憶さ
    れたデータではないと判断する手段と、 を有するデータ記憶装置。
  8. 【請求項8】 ECCによるエラー判別によって前記ア
    ドレス情報ビット列中にエラーが検出された場合に、読
    み取られたユーザデータのホストに対する出力を禁止す
    る手段を有することを特徴とする請求項7に記載のデー
    タ記憶装置。
  9. 【請求項9】 デイスクはデイスクの各セクタごとにセ
    クタ情報を有さないNO−IDデイスクであることを特
    徴とする、請求項5、6、7いずれかに記載のデータ記
    憶装置。
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